2015年01月09日

撤退という英断を称えます

3度ほど新年のご挨拶を辞退させて頂いてまして、すみません。アフリカから離れていると書くことがなくなってしまったせいであり、私サウンジャは元気に過ごしております。

私がアフリカ駐在妻でなくなってから何年も経過し、だいぶ変わったこと、変わってないこと、それぞれ色々あると感じたので今回久しぶりに筆をとりました。


変わったこと、特に日本が、ですが。科学の進歩というか文明の利器というか…大げさな言葉を使わなければ、『色々便利になりました』。目を見張る進化はIT分野で、昔の高速接続と言われたインターネット回線は遅すぎて日本ではほとんど使われてないとか。

接続環境がそこまで良くなってない国又は地域にお住まいの海外駐在員、駐在妻のみなさまには、アクセスすることすら出来ないサイトやブログが増えたことでしょう。そのためにと完全テキスト形式のメールマガジンを発行してきたのですが、ネタ切れのため続けることが出来なくなってしまって申し訳ございません。

スカイプ、ライン等のサービスを利用して、お互いがオンラインの時には通話も無料(ネット環境により課金あり?)で出来る時代になりました。特に発展途上国ではご主人だけ長期滞在するケースがよくありますが、離れて暮らす家族間のコミュニケーションがとりやすくなりました。お金をかけてもこれが適わない所にお住まいの方もおられるでしょうけど、可能であれば家族との連絡は積極的にとれるように環境を整えることをお勧めします。


変わらないこと。やはり世界には日本よりかなり危険な場所はたくさんあります。私が過ごしたのは、『世界最貧国の一つ』(体感として、世界一貧しいとまでは思いません…知人に餓死しそうな人は居なかったので)と呼ばれる発展途上国で、周囲に命を落としたりトラウマになるような怖い目に遭ったりする方が何人もおられました。そこまでと呼ばれていない国でも、報道されている国、特に気にされてない国、色々あると思いますが、日本よりははるかに危険な国又は地域はたくさんあるようです。


帯同していく場所が危険かどうかとは無関係に、駐在妻に向いている人、向いていない人も変わらず存在することでしょう。

(1)海外生活によるストレスの少ない人…言葉の問題が大きな壁にならない、引越し先=アウェイでも平気、日本での習慣に固執する必要がない。
(2)帯同する妻に向いている人…転勤族の嫁という立場にネガティブイメージを持たない、サラリーマン社会になじめる、会社員がお嫁さんにしたがるタイプ。

矛盾することの多い二つの条件(サラリーマン社会ではヨメが語学力を発揮してご主人より前に出る…という絵は滅多に見かけません)を備えている人はそう多くないと思いますし、多くの駐在妻さんはどこか弱点を抱えながら悪戦苦闘しているのではないでしょうか。

大なり小なりストレスを抱えていると思いますが。私のようにつまらないこと(楽器を吹いたり、灯したロウソクから溶け出たロウを使っての別なロウソク作りを楽しんだり、一人チェスしたり…)に夢中になることを趣味と豪語してストレス解消する奥さんは少ないようですね。みなさんもうちょっとマシな趣味を持ってストレス解消しておられると思いますが。


帰任してから色んなメールを頂いて気付いたのですが。数少ない邦人仲間であるはずの駐在妻さん同士で意地悪することをもってストレス解消するタイプの奥さんもおられるそうです(怖いよ〜〜!)。距離を置けるような仲なら攻撃されない所まで逃げることも出来るでしょうけど、ご主人の上司の嫁から逃げるのはかなり難しいでしょう。インフラの不備等のイヤな思い出とセットで、ひょっとしたら一生恨まれるのかも知れません。今時はスカイプ等で海外とも連絡が取りやすいですし、他人を苛めるほど追い詰められる前に、そういう怖い奥さん方には帰国することをお勧めしたいです。そこで頑張らない方がいいです!

(自慢話を挟みます。先輩駐在妻さんみなさん優しくして下さり、人間関係の悩みゼロのアフリカ生活でした。ありがとうございます、ありがとうございます…)

実際は海外だけでなく、他人を苛める奥さんは日本国内にも居るはずです。『自分に落ち度がないのに自分は世界で一番不幸だ、だから世の中を呪ってやるし、自分より幸せな他人に意地悪する権利があるはずだ。』って思い込んでいる人は国内の方が多いでしょう。あと、そう思い込む傾向の少ない人の方が泣き言を控えるので、そういうタイプの人から、『この人は不幸な目に遭ったことないからこそ、意地悪してやるべきだ。』などと思われがちな気がします(ウラは取ってません)。うまくかわして下さい&他人を妬んで苛める側の人間には化けないで下さい…という役に立たない助言しか出来ず、すみません。

生命の危機とか、インフラ不調で暮らしづらい(イラッと来ますよね?)とか、ぶっちゃけ人間関係とか、自力ではどうしても改善できない問題に直面している駐在妻の皆様。その決断は大変だと思いますが、帰国されたら良いと思います。体験していないことだけに日本の人たちに理解されなくて、なんだか妬まれて意地悪されるとしても、私ほか多数の理解者が世界中に居ます。お役に立てないかも知れないけど、たまには役立つかも知れない味方です。


(c) .foto project
皆様の人生がより幸せになるようにお祈りしています。
posted by サウンジャ at 13:58| 発展途上国アフリカ駐在員と家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

脅しだったのか

必ずや、必ずや年内に…と、出来もしない約束をしていたことも…忘れておりまして、失礼しました。刑務所の話を書ききるの忘れていました。今日こそ書きます。

駐在が終わってから何年かたってから、主人が例によってアフリカに居た話を人様にしていた時に言われました。『発展途上国で働くなんて色々大変だったでしょう?』ネタ的には救急病棟に運ばれたのに一泊もせずに帰ってきた話が気にいっているのですが、主人のお気に入りは、銃を突きつけられた時の話です。実弾が入っていると思われる銃を突きつけられる恐怖?怖いんだろうなぁとは思うけど、経験がないのでイメージしづらいんですよね。

なんか時間に余裕があったらしく、刑事手続法なんてマトモに施行されていない実情やら、司法制度が崩壊しているから刑務所の中も当然無法地帯でひどい状態という話やら、色々していたのですが、私はその時初めて、詳しい解説を横で聞くことになったのでした。程度が違うのかも知れないけど、気持ちは銃を突きつけられたぐらいの気分で冷や汗をかきました。

『これは一種の脅しだったんです。』いや、脅しじゃなくて第三国の駐在員さん本当に不当逮捕されてそのまま投獄されて3日間ひどい目に遭ったじゃないのよ?あの気の毒なおじさんの顔(覚えやすかった)と名前(ややこしかった)、未だにちゃんと覚えてるわよ?『そういうことが簡単に出来るということは、私の妻をどうすることも出来るんだぞって脅しなんですよ。』……そうか。(汗×100)

駐在員さんやご家族が日本に帰国出来ずに亡くなってきた事業地です。もしかして私も殉職するのかも知れないけど行ってみるか、ぐらいの覚悟はして帯同しました。でもちょっと待って下さい。主人が役人から目障りだと思われる度に、突然銃を突きつけられて衆人環視の中自分だけが泣き叫びながら連れ去られて日本政府の圧力すら通用しない所で3日間何らかのひどいこと(想像したくない)されるかも知れないなんて、事前に聞いてなかったです。なんかそう思うと今までと違う種類の怒りがこみ上げてきたのでした。(炎×100)

私たちが帰国してからは治安が更に悪化。司法制度どころか国家そのものが体をなしていないんじゃないかと言われるような状態にまで陥りました(個人的にはなしてないと思ったのですが、国連での一票が無効票になるかも知れないという大問題なので、断言は避けました)。その後、こちらも日本で食べていくことに必死で外国の様子を見ている余裕はなくなってしまったのですが、一番ひどい時よりはマシになったと聞いたような気もします。

アフリカには治安がもっと悪い国がいくつも有って、そんな所で色々耐え忍んでいる駐在妻さんもおられることと思います。私に言われる迄もなく既に実行しておられるとは思いますが、戸締り用心、外出時は身の周りをよく警戒して安全第一で過ごして頂きたいと思います。

ろくに更新もしていないブログなのに毎日ご訪問頂いている理由の一つとして、色んなサイトさんからリンクを貼って頂いているということが考えられます。いささか緊張感のないタイトルからのご訪問も多いので、こちらからもリンク貼っておきます。色んな国がある分、色んな過ごし方をする駐在妻さんが居るということですよね。

マレーシア駐在妻に適切な退屈

毎日一生懸命働いて時間足りない気分の人たちから反感買いそうな名前ですが、もうDon't mindです。
posted by サウンジャ at 23:51| 発展途上国アフリカ駐在員と家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

明けない夜は無い

お久しぶりです。ブログの更新が久しぶり過ぎて、ログインの仕方がわからなくなっていました。私がこんな調子ですが、ちょこちょこ訪問して下さった方がおられたそうで、アクセス総数が大台(5月5日に10万超)に乗ってしまいました。いつもすみません。

5文字でまとめると、『色々あった』ってことになりますが。どこでどこまで書いたかも忘れてしまいましたが、その後、色々変化しました。海外駐在妻であった経験を生かした仕事…は難しいとしても、何か生かせる仕事で就職出来ないかと頑張りましたが、結局私は自分を正社員として雇ってくれる会社を見つけることが出来ませんでした。勤務先には事情をお話しして、社会保険に入れてもらえることにはなりました。それだけでも大助かり。

一番大きな変化は、その後主人が就職出来たことです。何社も当たって砕けた私の体験からも、このご時勢に中途採用して下さる会社に出会えたことがどれだけ有り難いことだったか、しみじみ感じます。更に良いことに、やりがいを持って仕事に集中しているようです。

今までは主人の実家滞在も数日程度でした。例年は日数分の【コーセーコスメポート】ソフティモ 2泊おとまりセットを持参しているけど、いつか洗面所で洗顔できるようになればいいなーって話をどこかで書いたと思います。最近は特に長い期間お邪魔していました。

このことでも小さな変化が有りました。日数分買ってくる訳にもいかず、トイレの中にある手を洗う所でレギュラーサイズの洗顔料を使って洗うことにしていました。おいとまする日の朝は出発の時刻が早くて、勢いで主張しました。『私、今から洗面所で顔を洗わせて頂きます!それから着替えて出かけます。』絵馬じゃないけど、書いてみると案外早く叶いました。

滞在中、主人のお母さんが話して下さいました。何十年も会ってなかった友達と、最近はしょっちゅう会えるようになって楽しいって。主人の実家から私の故郷は結構近いのですが、今回も地元の友達の誰にも言わずに帰省しました。帰宅してからメールのやりとりを復活させましたが、あと何十年かしたら、しょっちゅう会えるようになるのでしょう。

早く叶わなくて構いません。あと何十年、希望を持ち続けて長生きし続けたいものです。友達にも元気で長生きして欲しいものです。ブログ読者の皆様にも長生きして頂いて、100万アクセス、1,000万アクセス達成にご協力頂きたいのでよろしくお願いしますね。皆様の健康をお祈りしております…って話だけじゃなくて、もうちょっとアフリカに関係のあるお話を、次は書きたいと思います。今日もご訪問ありがとうございます。
posted by サウンジャ at 14:26| 当ブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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