2008年08月20日

学校との契約

学校は、家から歩いてすぐの所にあります。朝の早い時間に市場に行かないと新鮮な物が買えないので、私が外に出る時間は午前の早い時間に限られます。…が、学校は昼前になってようやく開くようです。午前中は生徒となる人が学校に居る時間だったり働いていたりするから…でしょうか?授業が始まるのも午後で、そのための準備を事務所の人がするようです。

そういう仕組みを知らずに行ってみると、早い時間だったせいで学校は閉まっていました。学校の前に居たおじさん(生徒だと思います。この学校でレベルの高いフランス語の資格試験を受験することも出来るので…)に、『失礼します。ちょっとお聞きしたいのですが、この学校の入り口はどちらか教えて頂けませんか?』って聞いてみました。

丁寧に質問する例文だけは、日本でちゃんと習いました。…が、その他の文章はよくわからないので、結局、指差して教えてもらうことになりました。おじさんは、『私は医者で、フランス語もわかるから、教師を探しているのなら私が教えてあげましょう』…っぽいことを言ったようにも思いますが、私のレベルではきちんと理解できませんでした。学校がまだ開いてないようなので、パンフレット(普通のA4コピー紙に黒い字で印刷して3つ折してある)だけもらって出直しました。

お昼に出直すと、併設の図書館の見学などを許されました。学校に通っている間は、蔵書を借りて持って帰っても良いそうです。全部フランス語…読めません。教室が3つあり、土曜の夕方なら英語でフランス語を教えてくれる教師が居るから個人レッスンが受けられるということを確認しました。学校、日曜休みなんですよね。閑散期の間に限定して、レッスンをお願いすることにしました。

音楽祭っぽいイベント(外国人は参加していない様子)があったり、映画鑑賞会(許可とってるんでしょうか?DVD鑑賞)があったり、色々と楽しめそうな学校ではあります。主人の仕事の拘束時間が長いので、主人は授業以外の利用は全くしておりませんが。

外国人が教室に通いたいなどと言うケースはまれです。交通費さえ出せば、先生を自宅に呼べるからです。ただ、主人が、『地元で有名な会社の部長の自宅の内部』を、メイドさん以外の現地人に見せるのを警戒しているため、学校も近いので通うことにしたのです。エアコン設備がなくて薄汚い教室なので、普通は嫌がるのかも知れません。

契約は、期間の半分の額を最初に一括で支払い、残り半分を最後の授業のあとで支払うという話でした。おかしな制度だと私は思ったのですが、主人が言うには、それがフランス式なのだとか。アフリカ式なのかフランス式なのか知りませんが、主人が会社で取り交わす契約にありがちなスタイルなので、全然怪しくないそうです。

正式な契約書を学校側が作っておくので、学生証を作るための証明写真を持って、最初の授業が始まる前に持ってくるように言われました。証明写真はたくさん用意しているので、大丈夫です。
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2008年08月19日

フランス語を習う

学生の時は、まさかフランス語圏に住むことになるとは思っていなくて、両親が学んだフランス語には全く興味を示しませんでした。今更な年齢になってしまいましたが、結婚してからフランス語の勉強を始めることになったのです。資料請求もしてみましたし、ネットで検索もしました。

学校に通って文法からキッチリ教えてもらうのが王道だったかも知れませんが、主人と一緒に通うとすれば主人の仕事の都合で行けなくなることも多いので、教室に通うのがもったいないように思いました。だから、日本では家庭教師してくれる外国人を斡旋してくれる会社に登録して、フランス語の勉強をしました。文法は本とNHKのラジオ講座で補いました。このスタイルだと、発音はよくなるという計算でした(残念ながら、ネイティブの発音を聞くだけではうまくならないようです)。

夫婦二人一組で…というのが、若い女性の先生にも安心感を持って頂けたようです。最初の面談は駅前の喫茶店(待ち合わせ場所には10分以上前から、フランスから観光に来ていたご両親と一緒にいらしてました)で行いましたが、次からはご自宅に入れて頂きました。急にバカンスに行くと言われて男性の先生にバトンタッチされている間は、主人がアフリカ出張で不在の時は外の喫茶店でレッスンを受けましたけど。

アフリカではフランス語に堪能な人を探すのは簡単そうですし、家庭教師をお願いしてみようかとも思っていました。先輩マダムに聞いてみると、家庭教師を頼むと、かなりの確率で、給料の支払いでモメるそうです。ドタキャンされた日も来たと主張されて、給料が足りないって言われたことが何度もあるとか…その都度日給制にするのが揉め事回避のコツでしょうか?

知り合いで家庭教師したいって言う人もおりませんので、家庭教師は探さずに、現地の人にも評判のよい、フランスに本社があるらしい語学学校に行ってみることにしました。この国はフランスの植民地だったせいか、フランス語の語学学校がいくつかあるようです。

現地の人になら現地語でフランス語を教えることが出来る分、かなり割安になるそうですが、私たちはフランス語があまり通じなくて英語ならかろうじてわかる…という程度なので、高いそうです。とは言え、物価が安いので(心なしか、ガソリンや光熱費、卵など一部の物は日本より高いような気もしますが…)、授業料は日本の語学学校より安いようです。ちょうど主人の会社が閑散期に入ったので、通学してみる気になってきました。
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2008年08月18日

バナナがいっぱい

以前(今年2月25日)にチラッと書きましたが、雨季の始まり、眠っていたようにも見えた我が家のバナナの木が急成長しました。日本では4本100円ぐらいで売られているのをよく見かけたので、イメージとしてはそんな生え方だったのですが、実際は全然違いました。

12本まとまって生えてきます。うまく説明できませんが、下から上に向かってバナナの実がなっている感じ。日本の食卓にはさかさまに置いていたということです。もっとも、バナナはじかに置くよりぶら下げる方が長持ちするっていうのは、アフリカでも同じ。

普段は仕事をサボることを考えているか居眠りしてるかおしゃべりしてるかのどれかだった門番が、甲斐甲斐しくバナナのお世話をしたがります。まず、『マダム、バナナの実が大きくなってきたけど、このままでは重みで木全体が折れてしまいそうだから、何か紐を持ってきて。』…と来ました。3本ほどあるバナナの木を紐で引っ張り合うようにしかけてくれました。

そして、今度はナタでバナナの葉を刈ると言ってきました。『葉が邪魔で日光が当たらないのは実の成長のためによくないから是非刈り取りたい…』と。ん?日光は緑の葉に当たってこそ光合成が出来て意味があるのでは?よくわからないけど、あまりに熱心なので、好きにさせました。そのお陰かどうか知りませんが、バナナの実はより一層成長しました。

すると、『大きくなった実を切り落とすから家の中で熟成するように』…とのことです。茎が太くて重労働だと思いましたが、12本セットを3房ほど収穫できました(ものすごく重たかったです)。10Kgの米袋とか紙袋とかに入れて、室内で蒸らしてみました。あんまり硬いのは熟成に時間がかかりましたが、同時に蒸らすとだいたい同時期に熟れます。

本来は、『房を切り落としたら、室内でぶら下げる』→『1本ずつ自然に熟してきた物から折って消費する』…というのが、ムダのない方法だそうですが、私の力でぶら下げるにはバナナは重た過ぎますし、門番の言うとおりにまとめて袋の中で熟成する方法をとりました。

相当期待されておりますので、自分たち用に少々とっておいたあとは、メイドさんと4人の門番にまずおすそ分けしました。門番の、『これは調理用のバナナだからね』って言う意味がなかなか理解できませんでした。だって、日本では 『 バナナ=生で食べる果物 』 ですからね。日本で見かける普通のバナナにものすごく見た目も似てますし。

縦にスライスして砂糖を混ぜた衣をつけて揚げるのがベストらしいですが、『蒸すとか焼くとかしないといけないのが面倒 』…というのが日本人の感覚で、日本人にはほとんどおすそ分けしておりません。駐在生活の長い人には、『あっ、野菜バナナね』って言われましたが。現地の人ならなんとかうまく使ってくれるだろう…と、家で働いている人や、習い事の先生などにおすそ分けしました。

野菜も果物も安く買えますし、バナナだったらどこかに生えていそうです。そんなに喜ばれないと思っていましたが、意外に好評でした。生で食べられないバナナなのに。私にとっては見掛け倒しなんですけど!入居前から生えていた木から生えてきたものを苦労なく収穫してもらって、その一部を持っていって感謝されるのですから、ものすごくトクした感じはします。でも、バナナの長所って、小腹が減った時にすぐにおなかいっぱいにしてくれる所じゃありません?野菜バナナと果物バナナを同一視するのが素人の甘さというものでしょうか?
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国での食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

シンク(流し)

シンク(流し)は、大きければ大きいほど良いような気がします。最低限、『あとで洗っておきたいもの』を入れて水を張ったボウルと、野菜のアクを抜くために水を張ったボウルが同時に置ける大きさは欲しいものです。

ヨーロッパ基準なのでしょうか?流し台はあちこちで売られていますが、どれもものすごくシンクが小さいのです。大きめのボウルなら1つも入りません。洗面器ぐらいの広さ?深さは一応ありますが…。深すぎないお陰で鍋は柄がはみ出た状態ならシンクの中に入ります(シンクが深かったら柄が引っかかっていたでしょう)。フライパンは斜めにすれば入りますが、当然柄ははみ出ます。…洗いづらい…。

現地の人は、市販のシンクを使わない人も多いので、広々と料理しているみたいです。町によっては、ドラム缶を半分に切ったものを道端に出して何かを焼いている(煮ている?)姿が見られます。宿舎の調理場はプロ仕様なので、シンクは家庭用より大きいのですが、日本人に頼まれて茹でたうどんを洗う時は、『こっちの方が広くてやりやすいから…』と、屋外の大きな洗い場(洗濯とかする場所では?)に移動していました。やっぱり広い方が使いやすいですよね?

調理するにあたって水は必須(マメに手を洗わないと!)。出来れば調理用具を洗いながらお料理していきたいものですが、ちょっと置いておくのも邪魔になります。我が家の夕食の食器洗いは翌朝のメイドさんのお仕事になるのですが、シンクの向かいに置いてあるガス台の上に、大きなボウルに洗い物を入れて水を入れて置いておきます。『出勤したらまず、手を洗いなさい』って言ってますから、シンクの中は常にスッキリさせておきたいのです。

使用済みの食器を水につけておくのは、もちろん残飯がこびりついて洗いにくくなるのを防ぐという意味もありますが、アリやゴキブリがたかってこないように、堀の中のお城のようにする意味もあります。わざわざ泳いで食料を持って帰ろうと思うアリは居ないみたいです。

ヨーロッパの人ってなんでこんな小さなシンクで平気なんでしょうね。よっぽど小柄なのかと勘ぐってしまいそうですが、全体的にかなり高身長用の高さに出来ております。日本の(特に古い)台所では低過ぎてよく腰を痛める私にはちょうど良い高さです。高さだけは大満足です。

前評判で、『部族によっては、すごく小柄な人も居る』って聞いておりましたが、メイドさんは私とちょうど同じ身長と思われます。ちょうど我が家サイズです。そう言えば、日本の古い社宅では、ガスコンロの上に水平に設置されている換気扇にしょっちゅう頭をぶつけました(昔の日本人も小柄だったのでしょう)。アフリカの一般家庭に換気扇はあまりないようですが、特に我が家はあちこちすきまだらけで締まりがない家なので、換気扇は必要ないみたいです。屋内に入れたプロパンガスが終盤は漏れてきて結構臭くなりますが、通気性の良いお陰で大丈夫ですから。
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国駐在の小道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月16日

にんじんのクオリティ

年間を通じて安定供給されている野菜があります。にんじんです。特に好きでも嫌いでもないけど、安いし無難なので、主人が『毎日でも食べたい』というお味噌汁の具に必ず入れることにしております。主人の実家のルールでは、えのきを必ず入れなきゃいけなかったのですが、えのきは、アフリカにも生えてくるのでしょうか?少なくとも、この国にはありません。

もともとにんじんは日持ちする野菜で、しかも冷蔵庫で保存しておりますが、毎日のお味噌汁で消費していくので、しょっちゅう買うことになります。最初は、『にんじん半キロ下さい』って言うだけだったのですが、極力、『このにんじんが欲しい』って指定するようになりました。

にんじんなんて、鮮度がいいか悪いか(日持ちする野菜ですから、鮮度の悪いにんじんってよっぽどぼったくりのお店でない限り存在しないハズですが…)以外の問題は特にないと思っておりました。が、アフリカでもあるんですよ。正しい見分け方は模索中ですが、切ってみれば、『はずれ』ってわかります。

日本で買ったにんじんは、葉が生えていたあたりから1センチ未満だけ切り落とし、あとは皮をむいて消費するはずです。…私は西洋にんじんしか買ったことがないので、金時にんじんのことは知りませんが。こちらの『はずれ』にんじんの場合、『このへんならいいでしょう』って所で切っても、また使えないのです。

だんだん伸びていくものなのでしょうか?不自然に細長いにんじんに多いパターンですが、葉が生えていたあたりから直径1センチ以上の黄緑色の硬い芯があります。『大はずれ』にんじんの場合、3分の2以上が芯つきだったりします。それも見越して多めに在庫しておきます。新鮮そうで短いにんじんだと、芯がほとんどないことが多いですが、葉に近い部分から最低2センチは芯があるのが普通です。

『アフリカだから特別なにんじんなのかなぁ?』…と思ったこともありましたが、フランスに住んだことのある友達が、『にんじんごときでクオリティを見極めないといけないなんて…って思いながらも、厳選してにんじん買ってたものよ。』って言っています。ひょっとしたら、日本のにんじんが特別クオリティ高いのでしょうか?
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国での食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする