2008年02月02日

はじめまして

ある日突然アフリカに引っ越すことになってからの悪戦苦闘ぶりを、ブログとして記録していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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2008年02月03日

予防接種

発展途上国の衛生状態は、日本より悪いことが多いです。
日本では滅多に罹患しないような病気にかかることも多々あります。

…という訳で、駐在が決まり次第、様々な病気の予防接種のプログラムを組みます。結構キツイのが多いので、一回でまとめて打つことができません。

まずは、抗体検査のための採血です。
破傷風・A型肝炎・B型肝炎・狂犬病など。
今思えば、B型肝炎の予防接種が一番つらかったです。

「安心」をタダで買うことは出来ません。
でも、予防接種にかかる費用のほとんどは主人の会社が出して下さいました。
ありがたいことです。
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2008年02月04日

旧宗主国

その昔、アフリカ中がヨーロッパ各国の植民地になりました。
どの国に統治されていたかによって、第二公用語が違います。
主人の赴任先の旧宗主国はフランスでしたので、現地語を日本でマスターするのは無理としても、とりあえず、フランス語の勉強はしておくように言われていました。

頑張ってみた時期もあったのですが…。
結果はフランス語検定5級。
英検5級みたいなものです。挨拶ができるかできないか、程度です。
苦労することぐらい容易に想像できたのに、勉強して来なかったことが悔やまれます。
赴任先では英語がほとんど通じないので、頑張るしかありません。

言葉だけではなく、宗教や文化なども、かなりフランス流でした。
フランスに行ったことのない私は、様々なフランス流カルチャーに出くわして、ショックを受けたのでした。
徐々に慣れますけど。

ほっぺたをペタペタくっつける挨拶には参りましたが、「それぐらいのことでビビっちゃいないわよ」と、余裕なフリをしてみました。
ナメられる要素は他に十分あったのだけど、なんかナメられたくなくて、無理していたのでした。
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2008年02月05日

チャッカマン礼賛

発展途上国は、停電することが多いです。結構ロウソクのお世話になります。

また、都市ガスも来ていないので、日本と全然様式の違うガスコンロを使います。

日本のオール電化住宅では見る機会がほとんどなさそうですが、「炎」が必要なのです。
私はライターを使うのがヘタなので(ジッポーみたいなのは高いから買ってないし、ギザギザの100円ライターだと指が痛い)、ライターも使いこなせない不器用な人にはマッチも難しいのでした(なんでスグに消えるの?)。

努力して現地に合わせればいいのでしょうが…日本から持ってきたチャッカマンにお世話になっております。日本ではお墓参りとかバーベキューとかでしか出番なかったのに…。

暗闇で光る蓄光式のボディ又は蓄光ストラップがついているものが、突然の停電でも大活躍です。
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2008年02月06日

お飲み物は何にいたしましょう?

外国人が出入りするレストランは、やはり旧宗主国フランス式になっています。フランス人から見たら「だいぶ違うよ!」と突っ込む要素は沢山あるのかも知れませんが、日本人から見ると、やっぱりフランス寄りです。

運転するしないに関わらず、最初にワイン1本注文するのが常識みたいです。気付くのに何ヶ月もかかりました。
日本茶なんて当然ないし、生水を飲む勇気はないし。
で、コップ一杯のジュースとかを注文してきました。

一応、注文は受け付けられますが、「…で、ボトルは?ワインですか?ミネラルウォーターですか?」と、しつこい。最初は現地語で「いらないって言ったらいらないの!」と怒っていましたが、ルールに従うことにしました。

私のお気に入りは、レモネード。高い確率でボトルがあるので、一回ボトルを注文すれば当分飲み物のオーダーを取りに来られません。
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2008年02月07日

海外駐在員夫人の人物像

会社から発展途上国に日本人駐在員を送ると、費用がかかります。
景気がいい頃は、惜しみなく送られました。
当時は、美人の新卒女性が続々入社してきて社内結婚が多かったようです(先輩駐在員夫人は美人揃い!)。

主人が入社した頃は景気も傾き始めていて、社内に女性社員が少なかったため、ヨソからお嫁さんを調達してくるのが普通になっていました。
どこの馬の骨だかわからない私でゴメンナサイ!

育ちのよいお嬢様が、海外駐在、特に発展途上国に住む可能性のある男性を伴侶に選ぶと大変です。
庶民の私でも大変ですが…。

発展途上国に住むには、お嬢様より庶民出身の方が向いているはずです。
治安の悪さ、不便さ、不潔さ…色々ありますが。
特に、人間関係で、それを感じました。

駐在前から言われていました。一番のネックは日本人同士の人間関係だと…。

私は特に運がよく、海外駐在員とそのご家族の皆様に、とても親切にして頂いています。
不景気のせいで日本人の駐在員派遣が減ったこともあり、意地悪する人に遭遇せずに済んだのかも知れません。

英語もろくに出来ず(そもそも、ほとんど使う機会がない)、フランス語は挨拶しか出来ず、現地語も知らない私に日本語以外で意地悪するのは至難の業。
数少ない日本人がみなさん親切だったお陰で、余計なストレスを受けていません。

気は利かないし、言葉も出来ないし、コレと言って特技のない、足手まといにしかならない私に、いっぱい親切にしていただきまして、本当にありがとうございます。
…お礼を言うだけで、本当に何の役にもたっていません。
庶民的で気取らない姿勢が、多少みなさんを癒すことになっていれば幸いです。
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2008年02月08日

海外駐在員、正社員と契約社員

日本からアフリカに海外駐在員としてやってくる労働者は、主人の勤務先のグループの場合、正社員か契約社員です。

主人ほか正社員は、日本の会社に終身雇用されており、原則家族揃っての駐在です。1年半〜5年ぐらい?不定期ですが、だいたい3年になるケースが多いようです。

契約社員は、日本の会社の関連会社から派遣されてくる、短期間契約の駐在員です。日本から家族を連れてくるケースはまれです。いわゆるガテン系なおっちゃんが多いです。
昔は日本人の若者も多く来たようですが、今は、第三国の派遣会社からのみ若者が集められるようです。

昔はもっとやんちゃだったであろうガテンなおっちゃんたち…契約社員の皆さんは、主人ほか正社員を「社員」と呼んでいます。私はそこに「軋轢がある」と言っていますが、当の「社員」たちは、軋轢なんかない、と思っているようです。

ガテンなおっちゃんたちの言動は、育ちのいいお嬢様には信じ難いものです。
高級レストランの静寂を破る、パスタを(うどんのごとく)吸い上げる音…最後にゲップ付き☆
話す内容も…ここには書けません。
もちろん、このカテゴリーに当てはまらない、紳士も(まれに)いらっしゃいますよ。

庶民出身の私には、なんか懐かしくて親しみ持てましたケド。
お嬢様方のカルチャーショック、お察しいたします。日本にこんな人が居るってご存知なかったでしょう。

もっとも、おっちゃんたちの話によると、昔は、もっともっと強烈なのが居た、とのことです。
その強烈な人がまだ居たとしたら、私も泣かされていたハズ、とのことでした。
おっちゃん達から、しきりに「運がいい」と言われます。
私もそう思います。
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2008年02月09日

マダム

『奥様』って呼ばれる機会、日本ではあまりありませんでした。よくて『奥さん』かな?今時のお子さんはシツケが良いので、『○○くんのオバチャン』とは呼ばず、『○○ママ』って言ってくれますね。良いことです。……。話がそれました…。

発展途上国では、自宅に『使用人』が居ます。主人の大風呂敷で主人の実家では『小奇麗な邸宅に執事を置いている』という話にまでなっていたようですが…。早めに誤解を解いておきました。実家宛愚痴メール攻撃でハードな駐在生活の実態を裏づけしておくのも妻の勤めです♪

治安が悪いので、門番は居ます。日本人にはなしえないハードな家事なので、メイドさんを雇います。使用人たちは私を『マダム』と呼んでくれます。

『奥様』をフランス語に訳すと『マダム』です。間違いありません。彼らが『マダム』と呼んでくれるたびに、日本人駐在妻の頭の中で『奥様』と、翻訳されるのです。『そうよ、私は常に様づけされる、特別な存在なのよ』とでも思わなきゃ、やってられません?!日本人社会では、『○○さん家のメイドさん、マダムをナメてるみたいなのよ〜』とか、『先輩マダムの話によると〜』という使い方をします。

フランス人観光客が屋台のおばちゃんに、『おばちゃーん、ビールちょうだい!』と声をかける時、『マダム』という呼びかけで始まっていました。

あるおうちの前でメイドのエリーと待ち合わせをしていた時、その家の門番がフランス語交じりの現地語で、『マダムエリーはまだ来てない』と教えてくれました。『え?マダム??』『マダムエリーが、まだ来てない。』何度か聞きなおしたけど、『奥様、エリーはまだ来ていません。』…ではなく、『マダムエリーがまだ来てない』のだそうです。

『マダム』には、確かに『奥様』という意味があります。それとは別に、『奥さん・おばちゃん』相当の呼びかけ語であったり、英語のミセスに相当する『〜さん』であったりするようです。ひょっとして、使用人の使う『マダム』に、『奥様』という敬愛の気持ちは含まれていないのかも知れません。

初学者向きフランス語のテキストに、『学生同士でもないのに敬称をつけないのは失礼』…と書いてあります。先方が敬称をつけてきたならこちらも敬称を付けるのが当たり前、とのことです。

…でも、歴代マダムたちは、メイドさんに『マダム』なんて付けていませんでした。メイドさんは、私を『マダム』と呼びます。私は呼び捨てしています。今更呼び方を変えるのも…他の日本人駐在員家庭に抜け駆けしてうちだけ変えるのも…。

駐在妻の都合の良い翻訳によると、周りの誰もが我々を様づけして、尊敬語で話しかけてきていることになっているのですが、そう言えばフランス語に『です』『ます』の区別はあったのでしょうか?

普段から言葉の壁に泣かされています。ちょっとぐらい都合よく誤解していても、バチは当りませんよね?
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2008年02月10日

通過儀礼

先進国の人が発展途上国についてから必ず味わう試練。
経験のない方も想像がつくでしょう。
…ハイ正解!おなかこわします。

潜伏期間を3日〜7日ほどいただけることもございます。
水分と体力を著しく消耗いたしますので、対処していくしかありません。先進国の人はお腹がヤワなのです。諦めましょう。
何ヶ月も住んでいると、徐々に慣れてきます。

駐在員夫人の通過儀礼とは?
「私、何にも悪いことしてないのに、なんでこんな所に連れて来られなきゃいけないのよー?!」
とは口に出しませんが(出す人も居ます?)、ご主人の前でしゃくりあげながら大泣きします。
到着後1週間以内の儀式です。

なんで?…海外駐在員になる人と結婚してしまったからです。後悔したところで、片道切符しか持っていませんね。
運命を受け入れましょう。

私の主人は女性の涙を見て態度を優しく変えてくれるようなタイプではなく、ものすごーく面倒くさそうな顔をする男ですが、この時ばかりは黙ってそばについていてくれました。

駐在員(ご主人たち)同士の申し送り事項。
「到着後1週間以内に必ず妻が大泣きする。どんなにうっとおしく感じても、泣き終わるまで絶対にそばを離れないこと。ここで逃げたら一生恨まれるから。」

主人が涙大キライな人なので、私は滅多に主人の前で泣きません。
それでも、年甲斐もなく…号泣しました。
アフリカで唯一涙を見せていい相手が主人だったからです。

今思えば、赴任して一週間以内に、号泣に値するカルチャーショックと試練に遭遇するのは事実です。
ただ、そのあと駐在中に遭遇することになる試練は、そんなものでは済みません。まだ手加減して頂ける時期なのでした。

不思議なことに、いい年になっていても、人間はいくらでも成長できます。手加減されていた試練を超越する大きな試練も、受け入れ、立ち向かう強さのようなものを身につけることができます。
…単に感性が鈍くなってしまっただけかも知れませんが。

ところで、男の人っていつどこで泣くんでしょう?
駐在員夫人の唯一の仕事は「無難に過ごして無事に帰国すること」です(これが案外難しい)。
駐在員の仕事は、もっと大変です。私には出来ません。
男の人って強いな…と思います。

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2008年02月11日

手づかみできるのに?!

【日本でお食事中又はお食事直前の読者様へ】せっかく来て頂いて申し訳ございませんが、今回の話は、食べ終わってだいぶ時間がたってから読んで下さい。日本人が大キライな虫の話から始めます。

噂どおり、ゴキブリがデカい!「ゴキブリと分類されるが見た目はカワイイ昆虫がいる」という噂も聞きましたが、我が家に出るのは日本で見かけるチャバネを1.5倍以上にしたものばかり。

今までギモンに思ったことはありませんでした。なんで日本人はゴキブリをそんなに恐れるのか?お口の周りにミルクがついたまま眠っている赤ちゃんには危険な存在です。でも、大人がゴキブリを恐れる必要ってありましたっけ?

この国の人々は、ゴキブリを恐れません。日本人がメイドさんに「出たんだけど、なんとかしてー!」と言うと、クスクス笑って「なんだ、ゴキブリか…」と、手づかみします。手づかみしろと命令された訳ではありません。ゴキブリを持った手から後ずさりしながら「早く捨ててきて!」と、頼む訳です。「ゴキブリごときで…」と、笑われながら。頼もしい存在です!

すっかり頼りにしていましたが、日本でスズメに遭遇するぐらいの確率で遭遇するカメレオンは、苦手らしいです。先進国の人にはカメレオンが珍しいので、見かけたら教えてくれだの掴まえといてくれだの頼みます。

ものすごく恐れられています。指差したら呪われると言われているようにも見えます。私が庭のカメレオンをつかまえていると、ゴキブリを手づかみするメイドさんを見て驚いた時の私と同じ顔を、メイドさんにされます。

カメレオンは手づかみすると暴れます。ちょっと痛いです。高い所に登る習性があるので、棒の先に捕まらせておくのが正解です。

もっとも、発展途上国では狂犬病が多発するらしいので、あまり動物に近づかない方が良いのかも知れません。一応、狂犬病対策の取れる病院は現地にあるようで、そういう病気があることを国民のほとんどが熟知しています。
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2008年02月12日

豚肉を買いに

アフリカの朝は早いです。昼間が暑いから、涼しいうちに動いておくのです。市場には遅くとも8時半までには入っておきたい…。いい物から売れていくから。エアコンも冷蔵庫もない環境、昼まで残っている物は腐っているかも知れないから。

旧宗主国がフランスだからか、市場も若干おフランスルール。肉屋は肉屋でも、豚肉屋と牛肉屋は別です。牛肉は遠くから徒歩で連れて来られる筋肉質の牛だからか、フィレでも固いので、私は豚肉がお気に入り。アバラが美味しいです。ただ、日本のスーパーのような気のきいた売り方はされません。

豚肉屋のタイル張りのテーブルの上に、右半身だったり左半身だったりする豚が横たわっています。フィレはフランス人(特にレンストラン経営者と思われる)が目をつけるから、8時までには行かないとゲットできません。私は発音が悪いので、言葉だけでは、まず欲しい物が買えません。半身の豚から覗くフィレ肉を指差しながら『フィレ』と言います。見つけたら、即買い。自前の『マイバッグ(防水)』を用意しておかないと、自前の買い物かごが肉汁で汚れるから要注意!

安定供給されるのは、アバラです。キロ単位で売っていますが、『半キロ下さい』という裏技を使います。人参もじゃがいもも、何もかもキロ単位で買うルールなので、荷物を軽くするためにも『半キロ』指定は重要です(フィレとかタンは一本単位)。先輩マダムが『この人が来た時にはアバラの骨と肉をざっくり切ってから渡してやって下さい』と、上手なフランス語で話をつけて下さったので、何も言わなくても、そうしてもらえます。

その、ざっくり切って貰った豚肉も、そのままでは料理しがたいです。持って帰ったらメイドさんが料理しやすいように、ちゃんと骨と肉を分けてくれます(これまた先輩マダムがそう説明して下さったから、いちいち言う必要はありません)。お礼に、スペアリブのように味のしみるあばら骨を持ち帰らせます。

ゴミ収集の制度がないので、何でも自宅の庭で焼却します。極力、ゴミは使用人たちに持って帰ってもらうようにしています。洗って繰り返し使えるマイバッグは、実に環境に優しいのです。庭でビニール袋なんか燃やしたら、悪い空気を吸うことになりそう…。
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2008年02月13日

インターネット

日本のように各家庭でインターネット常時接続が出来る環境が世界中にあるとは限りません。発展途上国では、まれですね。
「ピーピーピーガーガーガーブッブッブッゴーーー」
…若い方は、この音をご存知ないかも知れませんが、昔懐かしアナログ回線でネット接続にチャレンジする訳です。

電話回線そのものが不通になっていることもあります。
プロバイダのサーバーが不調で、折角頂いたメールがエラーで返されたりもします。
停電のせいと言われています。プロバイダがサーバーを置いている地域の停電が続くと、自家発電で対応するのが、面倒だし?高くつくし?疲れるし?
…詳しい事情はわかりませんが、とにかく停電のせいだそうです。

それでも凝りずにネット接続を試みます。
インターネットでは、世界中とつながっています。
日本の親戚や友人たちと連絡が取れます。

「メール送ったのにエラーで返ってきたよ、大丈夫?連絡ちょうだいよ!」余計に心配をかけてしまいますが、よろしければ懲りずに再送して下さい。本人に何かあったせいではないのです。
「なかなか電気が来なくて大変?!」想像困難な愚痴メールが届くことがありますが、発信することに意義があるので、受信してやって下さい。

●日本の皆様●
日本の親戚や友人との精神的なつながりは、駐在生活を助けてくれます。ネットがつながらなくて連絡が取れないぐらいでは切れません。心配しても仕方のないことですし、無事を信じて気長に連絡を待って下さい。

●発展途上国の皆様●
血もつながらない、会ったこともない者同士ではございますが、世界中に、皆様と同じように不便な、或いは危険な、或いはその両方の、生活を送っている日本人は、沢山いらっしゃいます。
励まし合う場を提供するきっかけになれば、と思ってブログを書いています。

…だから、リンク貼って下さいね!
文章を引用する時にもリンク貼って下さると嬉しいです。
リンクを貼れ貼れ言っている割に、実は私も貼り方よくわかっておりません。やり方がわからない場合は、「そういうブログがある」とだけ書いて下さってもいいです。

ブログとネタがカブり過ぎるので私は参加できないのですが、発展途上国での生活をレポートする世界中のライターの記事が読めるメルマガがあるそうです。
例えばUSBメモリなどにインストールしておいたメーラー(メールアドレスも先進国で取得したものが望ましい)を使い、ネット環境の良いご主人の職場のパソコンで「送受信」操作してもらうだけで自宅でも読めてしまうのが、メルマガの利点だと思います。

詳細はこちら。「出たっきり邦人」というリレーメルマガです。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/3880/index.html
中南米アフリカ在住のライターがまだまだ足りないそうです。

無報酬なんですが、特に難しいことを書く必要はなく、日常生活のことなどを中心に現地の生活のことをお伝えいただければOKで、現在、1ヶ月半に1本程度(ライターさんの数によりますが)の投稿となっています。

とのことでした。
読者が多いとライターさんの励みになりますので、メルマガ読んでみて下さい。

海外生活をレポートするということは、誰にでも出来ることではありません。
書くだけでスッキリすることもあります。報酬がない分、気もラク♪ですよね?

ライターになって下さる方が増えるとメルマガも賑わって良いかと思います。
よろしくご検討下さいませ。




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2008年02月14日

日本人の定義

はっきり言って自慢です。私、目が大きいんです。本気でマスカラつけたら恐ろしいことになります。だから、いつも「薄化粧」です(公称)。

そういう自信は、アフリカで崩されてしまいました。子供たちのこぼれちゃいそうな瞳…キュートです!アフリカの人は、みんな目が大きいです。

「日本人と中国人と韓国人の区別がつきません」メイドさんに言われました。ま、そりゃそうでしょうねぇ。「みんな目が小さいから」がーん!

それは私が井の中の蛙だったということで、まぁ良いのです(生まれて初めて目が小さいなどと言われてしばらくショックでしたが)。驚いたことに、日本という国の定義があいまいなのです。

確かに昔はそうだったかも知れません。大和時代とかは…。日本って、「よくわからないけど、どうやら中国の一部らしいけど、独立しているかも知れないらしい」と、把握されているのだそうです。「ミミズの這ったような変な文字を使うし」漢字のことだそうです。

最初のうちは、アフリカ人は全員アフリカ人なのであって、みんな同じに見えました。最初の一週間ぐらいは門番がいつも同じ人だと思っていましたが、一週間ぶっ通しで24時間体制で勤務するのもおかしいと思って聞いてみると、朝6時と夕方6時に交代しているのだそうです。

「俺が○族であって△族でないのは、日本人が中国人と違うのと同じ」とまで言われ、「そこまで見分けつかないよぉ…」と言いたくなってしまいました。地方によって部族に偏りがありますし、地方によって方言もあるようで、離れた地方同士だと言葉が通じないらしいです。首都で使われる言葉は、日本での標準語と同じで、国営放送で使われるから、とりあえずほとんどの国民に通じるようです。

私がコツコツ覚えた現地の言葉も、地方の訛りでした。上京した時に使っても通じません。やむを得ず、「なんだその発音?!」と思われながら、フランス語で頑張るのです。
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2008年02月15日

フードプロセッサー

赴任前に通っていた料理教室で、「フードプロセッサーを使って自分で挽いたお肉は格別に美味しい」という噂は聞いておりましたが、ついつい合挽肉100g○円の安さに目がいってしまい、購入する気になりませんでした。先輩マダムからの事前情報により、駐在を機に買うことにしたのです。

市場のお肉屋さんで、一応ミンチは作っています。常温で放置されたお肉の売れ残りを、ハエが群がる衛生環境で挽いているのです。「絶対にアレ食べちゃダメよ」との申し送りです。

牛フィレとか豚バラを固まりで買ってきたのを、自宅で挽きます。日本では「庶民」だった私も、アフリカでは「セレブ」なのです。格別に美味しいです。合挽きの割合も自分で選べます。

ヒマのある時に、フードプロセッサーの取り扱い説明書をつたないフランス語に訳してみました。かなり目立つように「危険!電源を入れっぱなしで放置するとケガする恐れあり」と、書いておきました。こうやって使うのよ」と、実演しながら覚えてもらおうと頑張ってみました。「では、一人で使ってみてちょうだい」だいたいあっていましたが…。「そこでまず電源を切らないと…」と、言うと、「キャー!こんな恐ろしいもの使えません!」って。

結局、私が挽肉を使いたい時はフードプロセッサーで挽き、メイドさんが挽肉料理を作ってくれる時は、包丁でたたいてくれます。それが一番美味しいのですが…面倒くさいことさせてごめんなさい。
「この国の人はお肉屋さんで挽いてくれたのを買うのが普通ですけど、なんで日本人は自宅で挽くんですか?」と、聞かれ、「それは日本人だから」と、言葉が苦手なのを生かしてごまかしておきました。
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2008年02月16日

敬虔な信者

日本では、「お正月に初詣、お盆とお彼岸に墓参り、クリスマスとバレンタインは何となく祝い、たまに結婚式とお葬式に参列する」以外の宗教行事に参加しない人は珍しくありませんね。私もそういう人なんですけど…。どうやらそれが、日本以外の国(全て、とは言い切れませんが)では、通用しないようなのです。

とっても若い頃、アメリカで「宗教?何も信じてません。」と答えて、かなり驚かれたことがあります。あとで、世界中の多くの方が何らかの宗教の信者らしいことを知りました。そもそも私は何の信者なんでしょう?お葬式を出してもらうとしたら主人の実家がお世話になっているお坊さんにお願いするのでしょうから、仏教徒かな…?数珠、日本に置いてきたけど…。

クリスチャンとムスリムの多い地域ですから、そのどっちにも属してないことはバレているはずです(クリスチャンは日曜日に礼拝する義務があるらしいし、ムスリムは一日何度もお祈りしています。私にはお祈りの習慣がありません)。

敬虔な仏教徒の皆様すみません。「仏教はそんなにマメにお祈りしない宗教なのよ」と、バレる可能性が低いのをいいことに、自分が「平均的な仏教徒」だと主張しています。神道の信者だと言い張る方が、ニセモノであることがバレにくいのですが、よく知らないのにフランス語で「神道とは…」と、説明できません。世界中で通用するらしい「ブッダ」を隠れ蓑にさせて頂いております。「ブッダとは何だ?」とは聞かれたことがありません。

私のイメージでは「アフリカ在住インド人の大半がムスリム」という印象なのですが、私がインド人だと思っている人がパキスタン人やスリランカ人である可能性もあります。「多分、ムスリムのインド人なんだろうな」と思っていた商店主に「もしかして、日本人か?」と聞かれたことがありました。そうだと答えると、「じゃあ、仏教徒なんだ」と言われ、肯定すると、握手を求められました。握手してきましたが…。詳しい仏教論議にならなくて、助かりました。多分、アフリカでは少数派の仏教徒だったんでしょう。私は、仲間ではないかも知れませんが。

毎週日曜に教会に行く義務のあるクリスチャンの方が海外に引っ越すとなると、教会探しも大変そうで苦労しますが、何の義務もない「平均的な日本人」も、海外では宗教がらみでちょっと苦労しています。

世界中で日本の知名度があがって、「信仰心の薄い国民性」というのが理解してもらえれば、ラクなんですが…。中国の一部だと思われている時点で、その望みは薄いでしょう。私のような嘘つきが海外で演技してくるので、ますます国民性が理解されなくなっていますね。

「平均的な日本人像」を理解してもらうことよりも、「アフリカに暮らす人」として受け入れてもらうことに力を注ぐことにしました。
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2008年02月17日

運転免許証

発展途上国に駐在が決まったら、「国際運転免許証」の取得をするのが望ましいです。車の免許のある方なら、発行してもらうのは簡単ですが、忘れないうちに発行してもらいましょう。有効期限が1年と短いですが、それさえあれば運転できるという国が多いです。治安の関係で徒歩での外出を控えるべき環境である場合、運転手を雇うのが困難である場合、自分で運転することになるので、私は「必要」だと思っています。主人の会社がらみの駐在員夫人はみなさん運転しています。

出来ればAT限定ではなくマニュアル車を運転できる方が便利です。日本ではほとんどの乗用車がAT車ですが、現地で見かけるAT車は日本から持ってきた車ばかりです。一応、駐在員夫人を優先的に状態のいいAT車に乗せようという風習になっていますが、景気が悪くなってからは日本から車が来なくなっています(日本で使ってきた愛車を持ってくるように何度か勧められましたが、新車でもすぐに調子が悪くなるという環境に愛車をさらす気にならず、断りました)。私の場合はマニュアル車も運転できますし、自宅が市場から徒歩30分以内で治安のマシな所なので、AT車がなくてもなんとかなりますが…やっぱりある方がだいぶいいです。

国際運転免許証の期限が切れる前に(駐在期間が1年以内ということがまずないので、駐在中に失効するのが普通)、その免許証を持って現地での運転免許証を発行してもらいます。国にもよりますが、「無期限」だと、一生物なので重宝します。運転免許証は無期限が当たり前だと思っている国のおまわりさんは、先進国の人間が運転する車をみつけると無理矢理進路をふさいで誘導して停車させ、検問をする習慣がありますが、車検証と国際免許証の存在だけ確認して「行ってヨシ」と言います。期限が切れていることに気付いていないようです。それは構わないのですが、一方通行の道に無理矢理誘導されて検問を受けさせられると目的地に着くのに余計な時間がかかるため、私は検問ポイントを極力避ける裏道を走るようになりました。

発展途上国の警察を信用してはいけません。単なるカツアゲ目的の人ばかりです。こっちが悪くなくても「罰金を払え」と言って一歩も譲らない…という話をよく聞きます。私は発音が悪いのともともと言葉が苦手なのを利用して「ぜーんぜん意味わかりませんけど?こんにちはー!お元気ですか〜?」と、とことんバカになって、話し合い不可能であることをアピールします。一方通行の道を逆走した時は私が悪かったのですが、それで諦めてもらいました。逆走は、もうしません…。
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2008年02月18日

ガスコンロ

確かに、赴任前から「日本とは全然違うから戸惑うと思う」ということは聞いていました。しかし、ここまで違うとは…。

都市ガス13A専用の幅60センチ程度の日本製ガスコンロが使えないことぐらいは想像できましたが、日本の「ガスコンロ」とは似ても似つかない代物を使いこなさないといけないというのは、正直重荷です。先輩マダムからの情報で、「もしもの時に備えて鍋用のカセットコンロとガスを持ってきた方が良い」というアドバイスに従ったお陰で何度か助けられました。

インフラの整備がおよそ期待できない国なので、当然、都市ガスは供給されません。「町のガス屋さんが定期的に台所の外側に置いてあるプロパンガスボンベを定期的に交換に来てくれる日」すら永遠に訪れないように思います。

一般庶民は、戸外で焚き火をして調理します。ちょっとゆとりが出てくると、ドラム缶を再利用して作ったコンロで凝った料理を作るようになります。火はマッチでおこすようです。

先進国から来た駐在員は、町の何箇所かで買えるプロパンガスに対応する、コンロを持っています。ガスをひねるタイミングで火をつけてやるとガスコンロとして使えるのですが、短いマッチだと不器用な私の場合、着火前に炎が消えてしまいます。チャッカマンの出番です。炎が出なくなったチャッカマンでもパチパチ言ってくれれば良いようで、捨てずにとっておきます。

ガスの炎、どういう仕組みかわかりませんが、ものすごくススが出ます。鍋ややかんの底が毎回真っ黒に汚れます(キャンプ場で使う飯ごうみたいに)。最初は神経質に磨き粉で落としていましたが、だんだん「底はすすで汚れているもの」と諦めるようになります。その炎のせいか、チャッカマンもよく詰まります。メイドさんはマッチをうまく使えるので、やたら詰まってメンテナンスが必要なチャッカマンより、マッチを愛用しています。

面倒なのは、ガスボンベです。台所近くの戸外になんて置きませんよ。「とってくれ」と言っているようなものじゃないですか。使う分だけ、台所の中、ガスコンロの横に置いています。突然ガス欠になるので(残量が見えない)、替えのガスボンベも家の中に在庫しています。

ガス欠状態のガスボンベでも、かなり重たいです。私の力では持ち上げられません。玄関先までゴロンゴロンと転がして、玄関から数メートル、車までの距離を、門番(セキュリティ・プラス・サービスとかいう派遣会社から交代で通勤してくる20代男性)が運んでくれて、後部座席の足元に置いてくれます。

ガス欠状態のガスボンベは、かなりガス臭いです。洩れているのでしょう。すみやかに商店へ向かいます。お店の前に停めた車のドアを開けて「コレ下さい」と言うと、満タンになったボンベと交換してくれます(もちろん有料)。すみやかに帰り、門番に玄関先まで運んでもらいます。私はボンベの交換の仕方がわからないので、外すのもつけるのも、メイドさん任せ。メイドさん不在の間のガス欠時には、日本製のカセットコンロのお世話になります。

置いてあったガスコンロは、カナダ人駐在員夫妻が使っていたお古でした。五徳は4つありますが、1つ故障しているので同時に使える鍋は3つまで。その下がオーブンになっているようですが、使い方がわかりません。取扱説明書が、日本語でも英語でもフランス語でもないのです(数ヶ月経過後、イタリア語だと判明し、解読を諦めました)。日本で使っていたガスコンロは五徳が2つしかなかったので、調理の効率があがった…とも言えます。
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2008年02月19日

振り込め詐欺にご用心

信用できるのは現金です。手段は指定しません。多目に持ってくるべきです。日本円でもパスポートを提示すれば銀行で両替できます。

「必要と思われる現金」が、思ったより高くて、実はお金がなくて焦りました。メイドさんのお給料や食費、ガソリン代のほか、「先進国から来た駐在員」としての出費が色々あります。物価は高騰中。一時帰国される方に無理を言って、多めの現金を持ってきて頂いたりで、何とかしのいでおります。

日本大使館からの通達がございまして、「海外駐在員の親族を狙った振り込め詐欺があるので注意するようお伝え下さい」とのことでした。特に、日本以外の国で起きた事件が全て「うちの息子が住んでいる近くかも知れない」と思うタイプの親御さんには注意して頂かないといけませんね。「海外でトラブルを起こされたので、解決のため、この口座に振り込みを…」とか言うのかな?

発展途上国の地方ではありがちな話ですが、日本からの送金を受け取る手段はありませんので、私のためによかれと思って送金頂いても全く私のためになりませんのでご注意下さい。

首都ではクレジットカードでキャッシングが出来るそうです。羨ましい…。地方では、クレジットカードを使える場所がありません。
ATMもありません
銀行口座を開いておりません

しっかりした会社なので、日本人駐在員が餓死するのを黙って見ているようなことはありません。政治的混乱で駐在員家族を海外脱出させる際も、企業の政治力等裏技を使って第三国経由でヨーロッパに逃がして無事帰国させたという実績があります。何百万か費用がかかったのでしょうが、それぐらいは何とかしてくれます。心配いりません。緊急避難にかかった費用を会社が親族に請求してくるはずもございません。…違う心配、してしまいましたか?海外脱出劇は、そんなにしょっちゅうありません。緊急避難前に家族だけ通常手段で逃がすように努めていますから。もちろん、費用は会社負担です。

発展途上国駐在中は、領収証のもらえない出費が色々とあります。物価があがったとしても、気軽にキャッシングできる環境でない場合もあります。お金は、あるにこしたことがありません。せめて、持ち込める上限ぐらいは持参すべきだと思います。…あればあるで、保管・管理に気を遣うのですが。気を緩めることなく、力強く生きていきましょう。
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2008年02月20日

身に覚えのないエビ発見

今回は、女性が苦手な生き物の話です。
ご主人の手を握りながらでも読んで下さい。男の人なら平気だと思います。

我が家の話ではありません。
ある駐在員夫人が自宅の台所で調理中、床に「出した覚えがないのにエビが落ちていた」から、覗き込んでみたそうです。
遠目に見たらエビっぽかったそうです。
よく見たら、サソリでした。
ホウキで掃き出して、とりあえず戸外へ追いやったそうです。

別の駐在員夫人も、ご自宅でお子さんの背中(のTシャツ)にサソリがしがみついていたのを発見したそうです。
咄嗟にはたいたら、お子さんが気付いて大騒ぎ!になることもなく、落ちてどっか行ってくれたそうです。

地域格差があるのかも知れませんが、刺されても命に別状のないサソリしか出ないという噂です。刺された人を知らないので、真偽の確かめようはありませんが。

なぜ我が家にサソリが出ないのか。
立地のせいだと思います。
多分、サソリは乾燥した所に生息しているのでしょう。

小川の近くの我が家の庭には大きなシマヘビが住んでいます(日本に生息しているのと同じサイズ)。みんなが「別に大丈夫」というので、どうもしません。触りたくはないです。
どっかの庭で、人間のウエストほどの太さのヘビが出たという話を聞いたことがあります。ソレは見たくないです。

シマヘビについては、「ヘビが居るよ」と教えてくれた門番は、私が「キャー!」と言うと笑っていましたが、メイドさんも「私もヘビは苦手です」と言っていました。門番いわく、「シマヘビは危なくないけど、真っ黒の小さいのが危ない。時々居る。」とのことです。

メイドさんが、「大変!見て下さい!!」と呼ぶので見てみると、直系1センチ前後長さ50センチ前後の真っ黒なちびヘビが、我が家の廊下をあの独特な横揺れで歩いていました。それを「美しい」と思える程は私の懐は大きくありません。「キャー!」と言うと、ヘビの苦手なメイドさんが、ホウキで掃き出して追い出してくれました。「このヘビは危険なんです。気をつけて下さい」とのことでした。

ヘビに噛まれたという話は聞いたことがないので、どの程度危険なのか知りませんが、現地の人がそろって「危険」というぐらいなので、危険なのでしょう。

噂によると、我が家は鉄筋が組まれた丈夫な作りだそうです。床や壁は石のような素材です。防犯対策で全ての窓に鉄格子が溶接されています。人間が出入り出来るのは、玄関一箇所だけです。玄関部分には鉄格子の扉2枚と網戸1枚があり、南京錠で施錠します。
だから人間の出入りは勝手にできないのですが…。
あちらこちらに隙間があり、虫はもちろん、シマヘビぐらい容易に出入りできそうです。
要は人間に押し入られなければ良いのだ、と、動物の侵入についてはあまり神経質にならないことに決めました。
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2008年02月21日

バッテリーの意外な使い道

景気が悪くなってからというもの、駐在員が使わせて頂く車の状態は悪く、なかなかメンテナンスして頂けません。一応、車検らしき制度はありますが、お金を払うだけで終わってしまい、実際に検査を受ける訳でもないのです。

自動車のバッテリーには寿命があります。

主人の使う車の状態があまりにひどく、必ず<押しがけ>(=誰かに後ろから押してもらった状態で勢いよく動きながらエンジン始動すること)でないとエンジンがかからない、という事態に陥りました。バッテリーに希硫酸を足してみるとか色々試してもらいましたが、停車中にホーン(クラクション)を鳴らそうとしても全く鳴らないなど、充電状態が余りにひどいので、やっと新品のバッテリーを買って頂くことになったのです(ガソリン代は駐在員の個人負担ですが、貸与されている自動車の修理代は会社が出してくれます)。

寿命の切れたバッテリーが余ったので、しばらく放置していたら、メイドさんに聞かれました。『いらないんだったら欲しいんですけど』『別にいいけど…何に使うの?』

庶民の家の様子というのを教えてもらいました。各家庭に(時々)供給される交流電源を使うのは、家の中に一つだけある裸電球だけで、コンセントはないそうです。

アフリカでは携帯できるラジオが人気ですが、テレビを自宅で見ている人は結構いるようです。以前メイドさんに聞いた話では『バッテリーで見ているから停電していてもテレビは見られる』との話でした。私はフランス語で単1とか単2とかの<乾電池>という意味でバッテリーと言っているのかと思っていましたが…。どっかから拾ってきた車のバッテリーをどうにかしてテレビと接続して、それを電源としてテレビを見るのが普通なのだそうです!

後日、車のバッテリーと接続したテレビの前で親族が集合する写真を持ってきてもらいました。車のバッテリーが、テレビの横にインテリアのごとく堂々と鎮座していました。いいなぁ…停電に強いテレビ…。
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2008年02月22日

和食主義

好きな食べ物はハンバーグ、オムライス、カレーライス…。大人なのにスミマセン。主人は『結婚したら、嫁さんが味噌汁を作るためにまな板をトントン鳴らして包丁使っている音で目が覚める日々』を夢見ていたそうです。あいにく、私の実家は代々朝はパン食です。すみません。

こんな洋食大好きな私ですが、アフリカでは和食を食べることが多いです。食料にとても気を遣ってくれる会社なので、現地で入手困難な和の食材を支給して下さるのです。業務用の資材を運搬する船に、駐在員のための荷物も年に何度か載せてくれています。本当にありがたいです。

白米。国産を輸出するのは難しいらしく、オーストラリア産。結構美味しいです。この供給が途絶えると、アフリカでたまに入手できる、中国米を買い求めます。形がくびれなくふっくらしていますが、結構美味しくて日本のお米に近い味です。ネズミにかじられない様、細心の注意をもって保管します。

味噌。「白味噌」とパッケージに書いてあるわりに、受け取る時には、合わせもしくは赤味噌に近い色をしています。これを頼りに、我が家の昼食はほぼ毎回お味噌汁を用意します。しばらくは、中華スープにしてみたり卵スープにしてみたり、色々と汁物をアレンジしていましたが、「結局普通のお味噌汁が一番好き」と言われては、献立の工夫意欲も激減です。

しょうゆ。日本人にはなくてはならない存在です。コレがないと和食にならない料理が多いですし、逆にコレさえあれば…というシチュエーションも多いです。それとは別に、めんつゆを沢山買って送っています。ぐったり疲れている日でも、先進国のように宅配ピザは呼べませんし、コンビニもありません。何らしかの食料を一日三回供給する義務があるのです。そんな時には、めんつゆが強い味方です。そうめんなら、主人もゆがけます。頼もしいです♪

なぜか、酒・みりん・だしの素などは、和食を作るのに必要なのに、カバー範囲外なのです。現地で入手できるのは…小魚ぐらいでしょうか?気長に干して煮干として使えるかも知れません。先輩マダムからの情報により、だしの素など十分な数、送っておきました。

あと、豆腐を作るための粉末とか、冷凍納豆などを、会社経由で購入することが出来ます。ほぼ毎日お味噌汁なので、豆腐の素は大人買い。

どういう訳か、まれにアフリカでも「azinomoto」とか「乾燥梅干」を売っているのを見かけます。味の素はちょっとあれば十分なので買う機会はありませんが、乾燥梅干は見たら即買いです。梅なんか咲いてるの、見たことないけど…輸入品でしょうか?

アフリカでは、日本で普通に売っているお菓子が、とっても貴重です。日本のスーパーで100円前後で買える普通のポテトチップスの美味しさと言ったらありません。フルーツ味を色々揃えた喉飴の気遣いに泣けてきます。大事に大事に、消費します。駐在員同士「トレード」したりもします。

フランス製のお菓子は入手できるので、お金さえ出せば、まぁまぁイケてるビスケットとか、ブリングルスのポテチとか、コーヒー味のキャンディとかは、買えます。でも、やっぱり、ノスタルジックな「普通の日本」を感じさせるお菓子の価値には、かないません。海外に住むようになって、「私、日本人だったんだ」と自覚することができました。
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2008年02月23日

カビとの付き合い方

乾季の頃は清潔感いっぱいだったおうちの真っ白な壁も、雨季になるとホラー映画のようにイヤな色のカビが降りてきます。

雨漏りがひどいです。乾季でないと修理してもらえないので、雨季の間にどことどこが雨漏りポイントかを覚えておいて、乾季になってから修理して貰うのですが、不十分であることが多いのです。完璧なんて求めるのが間違っているのかしら?運が悪いと寝室が『ぴっしゃんぴっしゃん』雨漏りの音で快眠できません。幸い(?)我が家で一番雨漏りがひどいのはテラス、次にメイドさんの家事室で、寝室は無事です。窓から聞こえる雨音はすごいけど。

きっとこの雨漏りが原因なんでしょう。天井からカビてくるのです。
『なんとか掃除して欲しいんだけど』と、メイドさんに言ってみました。『どうやって?』『水拭き?かな?』カビに水分を与えるなんて正気の沙汰ではない!と、逆に怒られてしまいました。熱帯だから?天井がすごく高くて、椅子に登ったぐらいでは届かないのですが、メイドさんが乾いたモップで極力こすり取ってくれましたが…やっぱりホラー映画みたいな壁です。

雨漏りの補修が中途半端だったから?天井が雨の重さで見た目に明らかにしなっているおうちもあります。乾季までもつのでしょうか?…頑張って。>天井!

乾季は毎日絶対に快晴で過ごしやすいのですが、雨季はイヤな季節ですね。とは言え、雨季の雨量が大河を形成し、自然の恵みを生み出すことで成り立っている生態系もあります。感謝しなければならないのかも知れません。…雨季の間だけ数ヶ月間、帰国させてくれてたら嬉しいのですが。

何をするにもウンザリ!の、雨季が終わりに近づくと、恐る恐る、奥にしまってある荷物を出してみます。特別な日専用お気に入りパニエ(買い物かご。野菜用とかパン屋用とか使い分けています)がカッビカビの緑色!しょんぼりしていると、メイドさんが『簡単です。任せて下さい』と、カビ退治をしてくれました。

雨季の真っ只中では一日中見られませんが、乾季が近づくと徐々に日差しが降り注ぎます。ここの日差しが強烈で、カビなんか2時間もしないうちに死滅してしまうのです。カッビカビだったパニエも、直射日光に当てたあと、パンパン払うとカビがなくなりました。『これはすごい!』と、何でもかんでも直射日光干ししていると、またメイドさんに怒られます。『日光はキツいんです。何時間も放置していたら、パニエそのものがボロボロになってしまいますよ』3時間以上の直射日光干しは厳禁ですって。

そう言えば、乾季のTシャツが直射日光で色あせるスピードが異様に早かったです。『いい服は持って来ると後悔する』と教えて頂いていたので、Tシャツも500円〜1500円ぐらいのものばかり。原色だったTシャツも色違いの白いTシャツと入れ替わったと思うことにしています。雨季で日光消毒作戦が使えないからと言って、Tシャツの色が戻ることはないんですよね…。

喘息持ちの私にはもちろん、人体にとってカビはあまりよくないと思います。せめてマメに風を入れて、繁殖を防ぐ努力をしてみましょうか。風も結構、湿気ていますが。
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2008年02月24日

マドモワゼル

マダムが、英語のミセスに相当するように、マドモワゼルは英語のミスに相当します。大雑把に言えば、ですが。英語のミズに相当する言葉は無く、女性への敬称はマダムかマドモワゼルのどちらかです。入籍の事実よりも、<未婚だと確信できる>若いお嬢さんにはマドモワゼル、<分別がついていそうな>ある程度以上の年齢の女性にはマダムを使いなさい。…と、フランス語のテキストに書いてありました。これは、現在のフランスのルールです。

そもそも、身分の高い女性には若くてもマダム、身分の低い女性には年配でもマドモワゼルを使っていた時代があったそうです。『そういう差別はいけない』と、年齢で分けるようになった経緯があるようです。

日本では『あら♪お若いから、てっきりまだお嬢さんだと思っていましたのに〜ご結婚なさってたんですね!』と、若作りしている主婦を誉める場合がありますが(かつて図に乗りました)、フランスでは『若い独身女性に見えた』というお世辞はあまり評判がよくないそうです。トウがたった大人の女性を高く評価するお国柄…なのかな?

フランス語圏の全てで『だからわかりにくい時はマダムと呼ぶ』というルールだと思っていましたが、ご当地ルールがあるようです。

40歳近い独身女性を、みなさん『マドモワゼル』と呼んでいます。未婚既婚の別で呼び分けているようです。主人と一緒に居る限り、当然私は『マダム』と呼ばれるのですが…。

暑くてやってらんないし、こっちの美容師さんは信用できないし、伸び放題の頭髪を…年甲斐なく三つ編みしています。大抵は一日2本の<昔の女学生風おさげ>(日本では絶対に出来ません)、気合入れて泳ぐぞーって日は、細いのを10本以上(自称レゲエ系)編みます。運転するからポニーテールだと不便なのです…。

主婦にあるまじき<女学生風おさげ>姿で一人歩いていると、ボールが転がってきました。遠くの女子高生たちが『マドモワゼール!』と叫んでいます。私に関係のない言葉だと思っていましたが、私以外に誰も居ない?ますます声が大きくなるので振り向いてみました。『マドモワゼル、転がったボール取って下さい!』シワもシミも結婚指輪も見えませんか?見える距離なら自分でボール取るもんね…。つべこべ言わずに投げてあげると、『メルシーボークー(ありがとうございます)、マドモワゼル(お嬢さん?!)』と女子高生たちに言われました。

私は違うのよって訂正したかったです!本当のマドモワゼル時代にフランスに行ったことがなかったので、一生言われるはずのなかった敬称でした。トクしたなぁ…ぐらいにとらえておくことにします。
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2008年02月25日

トロピカルフルーツ

日本で食べられるトロピカルフルーツも色々ありますよね。<あまりに高価>か<味がイマイチすぎる>ものが多いですけどね(上から目線)。アフリカでは色んなトロピカルフルーツが安価で入手できます。首都はどうだか知りませんが、地方では季節外れの野菜・果物は見かけません。

私が一番好きなトロピカルフルーツは、マンゴー♪かなり美味しいのです!マンゴーに何かを加えてプリンだゼリーだ作りかえるなんて罰当りな!そのまま食べるのが絶対美味しい。

マンゴーの木が庭にあるという羨ましいお宅もあります。上からボッタボタ落ちてくるそうです。マメにとらないと腐敗して大変って。私が居れば毎日何回でも拾いに行くのに…。『うちの嫁さん、マンゴー大好きなんだ』と、会社の人に主人が言うと、『通勤途中にマンゴー取り放題の木があるんですよ』と、山盛り持ってきて下さったことが。大感激!

マンゴーは、涼しい乾季の終わり、『最近蒸してきたような…』と思う頃から出回ります。食べ過ぎると下痢するそうです。ほぼ日常的に下痢しているので、マンゴーのせいかどうかは知りません。

次に好きなのはライチ。日本に来ているのは冷凍物でドス黒いですね。とれたてのライチ、赤くて(中は白い)甘くて美味しいのです。日本では全然ライチ好きじゃなかったんですが。旬の頃にライチの産地に行って、市場で枝ごと買ってきました。20〜30個ついてたかな…?3時間ぐらいで一人で食べ尽くしてしまい、そんな生活を送っていたら一週間弱で見た目明らかに太りました。年末年始の雨季の一番辛い頃がライチの旬です。自然の恵み、かな?

ほとんどのおうちの庭に、バナナの木があります。雨季は、<夜中に大雨が降ったらしい>から<夜の9時から明け方まで大雨が降る>へと、更に<日が沈むと間もなく大雨が降り朝8時ぐらいまで続く>…という具合に、段階を踏んで降雨時間が長くなっていきます(シャワーをひねったかのように、急に降り、シャワーをとめたかのように、急にやみます)。夜中に降ると、その都度バナナが成長します。いつのまにか花が咲いていたらしいけど、いつのまにか落ちています。

正しいバナナの収穫の仕方は、そのまま成長した順にちぎって食べるのが一番美味しいようです。12本セットのバナナが何房も順に出来ていくのですが、トータルするとすごい量。『バナナが収穫できたから』と、毎日一本ずつおすそ分けってのもセコいですよね?12本セットずつ切り落として袋に入れ、家の中で熟成させます。おすそ分けするなら、完熟でなくてもいはず。

自宅の庭で出来た果物を食べるなんて初めて☆ワクワクして皮をむいてお猿さんのようにガブリ★…甘くない。美味しくないよ…?メイドさんや門番に、『このバナナは調理用だから生で食べるものではありませんよ』と、言われました。<野菜>と認識すればいいようです。サツマイモ(滅多に出回らない)代わりにふかして食べるとか。ホットケーキの素で作った系のケーキの表面に輪切りにしたバナナを並べてそれなりに見た目のいいお菓子が出来たけど…バナナ部分が甘くなかったです。

美味しいバナナのなる木があるおうちもあるのに、なんで我が家のバナナは野菜なの?まさしく<隣の芝生は青い>状態。時々美味しいバナナをおすそ分けして頂きますが、『今日バナナ食べたくなったから下さい』と、こちらの都合でもらいに行く訳にはいかず、食べたい時は自分で買います。少なく見積もってもバナナの種類は5種類以上あります。ウチのが見た目が日本で普通に売ってるバナナに似てるのですが…。異様に細長いのとかモンキーバナナっぽいのとか色々あります。モンキーバナナっぽいのが味にハズレがなくてお気に入り。

<一番>好きでもないのに、バナナの話ばかり長くなってしまってすみません。
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2008年02月26日

台風あなどることなかれ

雨季だから来るのです。逃げることも出来ないので、耐えるのみです。

何年かごとに、ひどい災害をもたらします。日本で台風がよく直撃する所では、建物を丈夫に作るとか、あらかじめ対策がとられているようなのですが…。強烈なのが時々来る場所のわりに、対策が甘いような気がします。

こちらに強烈な台風が直撃すると、死者の数もおびただしいです。船乗りさんとか、海に出る方は特に犠牲になりがちです。

『なんで台風が来るのに船なんて出したんですか?』と、聞いた私は世間知らずでした。日本の台風は南西の方からやってきて、北東へ抜けていくものですよね?

『台風一過』したと思って、船を出します。漁船だったり運搬船だったり…。通過したはずの台風が、引き返してくることがあるそうです!海に用事のない人は、台風の季節、やたらと海に近づかない方がいいです。

駐在員夫人は、台風の季節にわざわざ海に近づく必要はありません。交通が遮断されることが多いため(首都を往来できる道路の途中にある橋が、雨季にはよく通行不可になり、イカダで渡してもらうしかなくなったりします。もちろん、台風直撃中は渡れません)、物資の輸送が途絶えることがよくあります。消耗品の買い溜めをしておく必要があります。町中の商店からモノがなくなる可能性が高いのです。

買い貯めは、台風が来るだいぶ前に済ませておきたいものです。乾季ですら、砂糖が町から消えたとか、ガソリンスタンドに行ってもガソリンがないとか、やたら『欠品』する所ですから、『使うことがわかっている物』は、日ごろから多めの在庫が当たり前です。そのために広い家に住ませて頂いているのだと思っております(ちょっと違う?)。
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2008年02月27日

宿舎はオアシス?!

海外駐在事業は、契約社員の皆様が現場で汗を流して働いて下さっているお陰で成り立っています。会社は、皆様が常に健康で文化的な生活が送れるように、設備投資して参りました。

…という訳で、会社まで歩いて行けなくもない所に、専用の宿舎があります。当然、門番も雇っています。専属のメイドさんが複数居て、食事を作ったり掃除したりしてくれます。日本食が得意です。業務用の立派な発電機を備えており、停電もへっちゃらです。どんなに暑くてもエアコンが効いているので、常に涼しいです。テレビは衛星放送で、フランスの色々なチャンネルや、NHKの海外用番組が視聴できます。麻雀するコーナーもあります。点数計算のルールが手書きで大きく書いて貼ってありますが、私は麻雀しないので意味がわかりません。歴代駐在員の置き土産の本(雑誌・マンガ・小説など)や、日本から送って頂いたビデオやDVD(紅白歌合戦やフーテンの寅さんが人気)も在庫しています。

食堂は、つめれば100人近く入れるかも?駐在員で何らかのイベントをする時は、ここです。契約社員さんには2階の個室が割り当てられています。合鍵を使ってメイドさんが常に掃除してくれているようです。

契約社員さんのために建てられた施設ですので、社員やその家族が我が物顔で過ごしてはいけません。みなさんが働いていらっしゃる間に駐在員夫人が入り込んでくつろいで帰るのも、反則?

貯めたお金で収益物件を建設された契約社員さんなんかは、必ずしもここで寝泊りするとは限りません。3階建以上のホテルとかアパートとかを建築して、最上階に住んで階下を貸してビジネスするとか…。色々なリスクがありそうで、私は投資しかねますが、それで採算が取れている、というお話をよく聞きます。

この宿舎、「働かざる者、食うべからず」のルールがあるので、駐在員夫人が来る時は、何か食べる物を持ち込むべきなのです。小さいお子さんがいらっしゃるとか、台風直撃でニッチもサッチもいかないから逃げてきたとか、免責事由があれば別ですが。気のきいた使い捨て弁当箱なんて、この国で見つけるのはほぼ不可能。多めに持ってきたタッパーが大活躍です。

昼間でも蚊が異様に多いし、ネズミも多いし、ペスト発生地点だし(今は大丈夫)、治安があまりよくない地域だし、道が悪いし。…ですが、停電に強くて設備が充実(衛星放送&蔵書&エアコン)しているので、オアシスと言えなくもありません。

でも、すごーく、気を遣うんです。ホントはミネラルウォーターなんかじゃなくて、もっと美味しい物が飲みたいのですが(アルコール除く)、アルコールの飲めない一部の契約社員さんのために買ってあるジュースを私のために出してくれ、とは言えません。自宅なら日本から持ってきた麦茶を沸かし放題なんだけど…。

主人は、歴代駐在員の中でも比較的、宿舎が好きな人間と言われています。それでも、立ち寄る回数は、少ないような気がします。
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2008年02月28日

発展途上国駐在のスターティングメンバー

ハッキリ言って、発展途上国の駐在をなめていました。これから自分がどんな生活をするのか、想像力が欠けていたのかも知れません。コンビニがないとか、生活必需品が町中から欠品するとか、停電するとか、色々聞いていたのに…。

会社の好意で、出国に先立って航空便2ケース送って良いと言われました。また、船積み締め切り間近の便があるから急ぐ分だけその締め切りに間に合わせるように言われました。

特に深く考えずに…なんとなく送りました。転勤も本当に急で、心の準備も出来ていなかったし…。インボイスなんか見たことなかったし(関税とかの関係で?送る荷物の内容と数量と単価を表にして申請しなければいけません)。…とは言え、ちょっと考えればわかる話ですよね。どちらかと言うと、夫婦揃って楽天家すぎるきらいがあります。

マンガ、テレビデオ、辞書、ホットプレートなど、日本で準備する間になくても困らない…というか、あっても邪魔になる物かつ数日でパッキングできる物を、とりあえず船便用に送りました(私は一人で引越し作業にあたるため、何ヶ月かたってからの出国。引越し作業をしながらもマイペースに自炊を続けていました)。

航空便には、少量の医薬品や衛生用品など、日本でなければ入手できない必需品を少々。あとは主人が現地から『大至急詰めてほしい』と連絡してきた文房具などを同封しました。

この選択には、とても重大な意味があったのです。…いえ、普通に考えればわかりそうな話だったのです。

私が発展途上国で生活し始めてから何ヶ月間か、辞令が出て一ヶ月たたないうちに送ったこの荷物だけで、『無難かつ無事に』過ごさないといけなかったのです。船便は入港するだけでタップリ1ヶ月以上かかります。会社の費用で運搬してくれる資材船は、何ヶ月かに一度しか出ません。なかなか本当に必要な物を受け取ることが出来なくて、とても苦労いたしました。スターティングメンバーの選出に慎重にならなかった自分のせいですが。

とりわけ困ったのは、調理道具です。初日はお土産持参なので、何か作って持っていく必要はないのです。それ以降は、宿舎に手料理を持っていかないといけないのです。

私が赴任した当時、どういう訳か町中からラップ(サランラップの足元にも及ばないおそまつな物しか取り扱っていない)が欠品している時で、食べ物を差し入れするのに不利な状態でした。現地で入手できる包丁は、およそ刃物とは言えないような、切れ味の悪いものばかり。

フォークとボウルとタッパーは買えました。ホットプレートと、現地で購入した変圧器(旅行用のではなくて、ホットプレートとか冷蔵庫とかが動かせるような大きなもの)は使えます。小麦粉と卵と砂糖は欠品していませんでした。

結局、私はクレープばっかり作って持って行っていました。

人生のどこからやり直したい?と聞かれると、真っ先に思い浮かぶのが、この、スターティングメンバー選出シーンです。
posted by サウンジャ at 07:00| 発展途上国アフリカ駐在の準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月29日

大ざっぱ

私が到着して間もない頃は、主人から、『しばらく何もしなくていいから休んでていいよ』と言われました。

それで、『家の近所を見てみたい』と、メイドさんと散歩に出ることに。…著しく会話困難な外国人のお守りで、メイドさんも大変です。肌身離さず携帯用のフランス語の辞書を持っているので、じっくり時間をかければ意思の疎通は出来ますが。

『これ、なぁに?』という意味のフランス語は、カタカナ発音で『ケスクセ』。とても通じやすいです。あまりフランス語単語を知らないので、連発です(辞書を見ないと答えを理解できないけど)。

珍しい鳥とか虫とか色々聞いてみたけど、どれも<鳥>とか<虫>との返事。あーフランス語は第二公用語だからなぁ…。メイドさんはフランス語をあまり知らないのかも?『現地語では何て言うの?』『現地語では当然、全部<鳥>と<虫>です!』

現地、とても暑いのです。細かいことに気を遣う気になりません。芋虫も蝶も、全部<虫>でいいじゃないですか、細かい名前なんか覚えなくても。そういういい加減な気持ちになってきます。

私は日本では『大ざっぱな人』と言われるのですが…。ちょうどいいんじゃないかなぁと思います。熱帯の適当さに馴染んでいて。
posted by サウンジャ at 07:00| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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