2008年10月01日

断水に備えた水

※今日もまたトイレのお話が出てきます。食べながらは読まない方が良いかも知れません。

結局、断水しなかったし、その心配もない気配だし。主人が各駐在員の家に運んだ大きな容器を近日中に会社に返却するように言われました。もともと会社で使うものだったそうです。ただ、水のありがたみが、『断水するかも…したらゴメンね〜』的情報のお陰でますます身にしみてわかったので、使わずに流して容器をカラにするなんてバチあたりなこと、絶対に出来ません。

多少は通じるようになったフランス語で、メイドさんに、『この中の水を積極的に掃除やら洗濯やらに使ってね。』って伝えました。洗濯機は停電リスクの比較的低い二層式なので、手動で蛇口をひねって給水したりする仕組みです。蛇口をひねる代わりに洗面器かバケツですくって水を入れれば良いはずです。

バスタブにもお水をたくさん張っております。栓を抜いて流すなんてもったいないことをする自分が許せません。でも、バスタブに水を張った状態ではシャワーの使用もままならないので、早く使い切りたいものです。

極力、大きなバケツやタライに水をくみました。まずはバスタブを空けたいので。洗濯機のある場所までちょっと距離があるので、それを運ぶよりは、室内で消費したいものです。バスルームはバスとトイレが併設してありますので、トイレ使用時にも積極的にくみ置きした水を使うことにしました。バスタブとトイレは近いので、洗面器でくんで移動しても負担に感じません。

今まで知りませんでしたが、トイレの水ってチョロチョロと小さく流すだけでは意味がないみたいですね。ある程度の勢いである程度の量を流さないといけないようです。バッシャーンバッシャーンと便器に向かって(一応、便座はあげた状態で)、水を流し、くみ置きした水はムダに捨てることなく使い切りました。
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2008年10月02日

ゴカイしてました

※今回は虫のお話が出てきます。なにぶんアフリカなもので、寛容に願います(虫が苦手な方は飛ばして下さいね)。

庭に置いてある、不完全な貯水タンク。邪魔と言えなくもないけど、別に庭を広く使う義務もないので、何だか大きな物があるなぁと思っていただけでした。断水騒ぎになって、その存在を気にするようになりましたが、危機感が薄かったので、使いこなし方もよくわかっておりません。底から出た部品から水がだだ漏れしているのなら…と、適当に栓をしてみましたが、適当過ぎて意味がありませんでした。

雨が降るとフタのない貯水タンクに水が入り、だらだらと漏れ出てくるので、貯水タンクの周りはジメジメしております。なんとなく近づいてみると、そこからたくさんの虫が。黒褐色で足の多い虫…。ムカデは人に攻撃してくるので危険です(ムカデに刺されて命に別状があったって話は聞きませんが)。硬い素材のゾウリを履いていた私は、うごめくそれらを踏み潰しまくりました。

その数の多いこと、多いこと。それにしても、日本でもたまに見かけたムカデと比べて、何だか弱過ぎます。よく見ると、足の形状があまりグロテスクではないような…。おや?……。冷静に考えて、ソレはムカデではなくてゴカイでした。ゴカイに刺されたって話を聞いたことがありません。ムダな殺生、ごめんなさい!

一連の私の奇行を門番は、『またマダムがおかしなことやってるなぁ』っていう目で見ていました。雨季だから大量発生するっていう虫に一生懸命殺虫剤をかけてみたり、私はムダに殺生し過ぎです。虫の多い所に人間があとから移り住んできたのですから、安全第一は重要ですが、互いに干渉し合わずに共存することを目指したいものです。

ところで、ゴカイを踏み殺しまくった硬い素材のゾウリですが、おそらく底にゴカイの死骸のカケラがいくらかついていたでしょう。わんぱくざかりの小さなお子さんが泥の中で遊んだあとの靴をそうするのと同じように、セメントで固められた地面のヘリにこすりつけてきました。そのまま自宅の玄関に入り、特に境界線はないけどなんとなく境界線になっている部分で室内履き(わらじスリッパ)に履き替えて室内に入り、石鹸で手を洗っていつも通りに過ごしました。
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2008年10月03日

粉乳

お食事中に読めないとか24時間女性にはムリ…って感じの記事ばかり書くのもなんなので、比較的清潔な記事も書いておきます。

私は日本のホームセンターで、『日曜特価広告の品』になっていた、かなり廉価なパン焼き機を船便で送っておりました。ドライイーストは現地に売ってないということを聞いていたので、ドライイーストも分包されたものをまとめ買いして送っておりました。パンを焼く材料となる、砂糖や塩、バターなどは現地で簡単に買えます。

脱脂粉乳は現地で買えるとのことでしたが、そう言えば、脱脂粉乳ってフランス語で何て言うのか知りません。料理用語をフランス語で解説した本(ちょっとした文法の解説も書いてあって便利です)も送っていたので、調べておきました。つまるところ、脂肪抜きの粉ミルクってことみたいです。単語を知らないと正体不明の白い粉を買ってしまいそうですから。

何軒か回ってみましたが、脱脂粉乳、見つかりません。牛乳で代用して作れないものかと考えてみましたが、タイマーをかけておいて自動的に混ぜてもらう機械に常温放置はキケンかな〜と。もう一度、脱脂粉乳を探しに行くことにしました。

それでもやっぱり見つかりません。牛の絵が描いてある袋(時々穴があいて中身がこぼれてますが…この国ではよくある話、あまり気にしません)に、脂肪分アリの粉ミルクって書いてあるのしか、見つかりません。日本では、脱脂粉乳はよく見かけますが、脂肪分アリの粉ミルクなんて見かけませんよね?

よーく考えてみると、食パンを焼くのに乳脂肪分が予定より多くても特に問題はないと思われます。以後、現地で脂肪分アリの粉ミルクを脱脂粉乳とみなして、パン焼き機の取り扱い説明書に書いてある脱脂粉乳の量と同量を入れて使うことにしました。

もともとは常備しておく牛乳として使うものなのでしょうか?舐めてみると甘くてまずくはなかったですが、粉を水で溶いたものを、『牛乳』として飲むのは…ちょっとイヤかも。もともと私は牛乳を飲む習慣がないのですが、水で溶いた粉乳を飲むぐらいなら、普通の牛乳を飲む方がいいですね。
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2008年10月04日

ロングライフ牛乳

日本のスーパーでは、決して腐っていない牛乳1リットルが、だいたいは200円以下で各種買えたはずです。舌が肥えてくると、どこそこのが美味しいからソレじゃないとイヤだ…とか言うようになりますよね。アフリカではそんな贅沢は言えないかも知れません。

私は特にお腹が弱いので、牛乳を飲むという習慣がありません(朝一番に飲むとお通じがよくなる…みたいに言いません?)。が、主人は牛乳が大好きらしく、出来れば毎朝飲みたいとのこと。幸い、年中【夏】なので(一応、冬呼ばわりの季節もありますが、私の感覚では、半袖で過ごせる季節は常に夏です)、温めて飲みたいとか言われることもなく、張った膜にてこずる心配はありません。

日本で見かけるような形の牛乳パックは全く見かけません。直方体の容器に1リットル入りの飲料が入っているのは、よく見かけます。アフリカの中でも先進しているイメージの国から輸入されてくる美味しいジュースも、直方体容器入りです。直方体の容器に入っているものは、『ロングライフ』仕様になっており、何ヶ月か常温に置いてあっても、未開封なら大丈夫みたいです。

直方体の容器の牛乳の銘柄は1種類しかありません。主人いわく、味が薄くてイマイチなのだそうです。私もハンバーグを作る時などは使うので買ってみましたが、舐めてみると、なるほど、薄くてまずい!ハンバーグに混ぜてしまえば牛乳が美味しいかまずいかなんてわかりませんけど。在庫しておけるから欠品に備えられますし、開けてみて腐っていた!って経験はないから、重宝するのですが、味が不評で残念です。
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2008年10月05日

袋入り牛乳

『私は飲まないですけど、ここは牛乳がまずいらしいですね。』って先輩マダムに言ってみました。先輩マダムのお気に入りは、値段が1割ほど高いけれどアフリカの中では先進気味な国から輸入している直方体のジュースだそうです。小さなお子さんは、やはり牛乳が好きらしく、牛乳を飲みたがります。そして、私の主人と同じく、ロングライフ牛乳の味はイマイチだと言われるそうです。

発展途上国に住みながら、味にもこだわるミルク飲みさんにお勧めなのは、袋入り牛乳!アルミっぽい袋に密封されていて(さすがに中身が漏れているものはほとんど見かけません)、くた〜っとしています。日本のものに例えると…水で戻す必要のない白滝の袋…もっとクタクタです…中身は液体ですし。3日ぐらいしか持たないようです。

そのまま買っても使えないとのこと。先輩マダムがお店に連れて行って下さった時に、コレを使うと便利よって教えて下さいました。例によって極彩色のプラスティック製ですが、運よく、まだ許せるオレンジ色のを買えました。直径10センチ高さ15センチほどの円柱状のフタのない容器に持ち手がついています。

この容器に、封を切ったクタクタの袋入り牛乳を入れます。立てて保存出来るのでこぼさずに済みます。袋に体温を伝えることなく持ち手部分にだけ触れて注げます。開封前も開封後も袋をその容器に入れた状態で、常に冷蔵保存しなくてはなりません。

小さなお子さんが、『うわっ!味がヘンだよ!!』って言ったことがあったそうで、それは変質していた模様。よくよく調べてみると、100%液体であるはずの牛乳が、一部分ボテッと固まりになって出てきたそうです。アフリカで体の丈夫でないお子さんに牛乳を飲ませる時には、たとえお腹が弱いから飲む習慣がなくても、お母様が先に毒見した方が良いのかも知れません。

そんな話を聞いて以来、要冷蔵の商品をベタベタ触るのは反則だと思っていた私も、袋入り牛乳を買う時には、袋の上から押してみて、100%液状であるかを確認してから買います。…そういうことをする人が居るから、変質したのでしょうか?袋入り牛乳には、よくある話らしいです。ハズレを引く確率、10%以上!
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2008年10月06日

宅配牛乳

※ここ3日ほど比較的清潔な牛乳のお話を続けましたが、今日のは牛乳飲みながら読めないかも知れません。

停電が続くと、隣に住むインド人と思われる家の人が、宅配牛乳を頼むようになったようです。大きな銀色のミルク缶を担いだ人が出入りするようになりました。袋入り牛乳は冷蔵保存が鉄則ですので、停電に弱いのです。それを見ていて思い出したエピソードがあります。

かなり昔の話ですが、ご出産後まもなく入国してきた駐在員夫人が苦労したお話です。日本ではいくらでも出た母乳が、ストレスのせいでしょうか?全く出なくなったそうです。乳飲み子を抱えて困り果ててしまいました。そこで、宅配牛乳を頼むことにしたそうです。

最初に自分で味見してから赤ちゃんに飲ませる方針を貫いていたのですが、ある日、味が変わったことに気づきました。その駐在員夫人は、アフリカでも日本でもない国の牧場に滞在したことがあり、牧場経営者目線で物が語れます。日本の牧場が同じ手法をとっていたと断言している訳ではありません。

まず、絞ってスグの牛乳の味を知っているそうです。そして、時間はたったけど何も混ぜていない状態の牛乳の味も熟知しています。更に、カサを増やすために、牛の尿を混ぜて薄くなってしまった牛乳の味もご存知なのです。それでも食中毒になるとは限らないそうですよ、毒は入っていないから(でも、恐ろしいですよね!)。

『コレはそういう味がしているわよ、私は騙されないわ!ちゃんとお金を払っているのだから、ちゃんとした物を持ってきなさい!!』ってクレームをつけて、悪戦苦闘しながら乳飲み子を育てたそうです。味のわかるお母さんでよかったですね…あまり牧歌的なエピソードでもありませんか?

さて、お隣さんの家に来ている牛乳ってどうなんでしょう?知らない幸せってあると思うので、干渉しませんが。それ以外でも、よく出ていた母乳がストレスで出なくなったという話はよく聞きます。乳飲み子を連れて海外へ引っ越す場合は、色々と対策を考えておく方が良いかも知れません。
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2008年10月07日

エクセル添付

おそらく若い方は、昔日本で言われた『ネチケット』が今と違うものであることをご存知ないでしょう。日本ほか先進国では接続回線がブロードバンドで当たり前だと思われます。発展途上国では当たり前の、ピーピーガーガーと騒音を立てる『アナログ回線』で接続するのが普通だった時代とは全く違う世界になってしまったように思います(もちろん、いい変化なんですけど)。

昔はHTML形式のメールすらマナー違反と言われていました。Microsoft社ほか、メーラーがデフォルトでHTML形式になっていることが多いので、昔でも全てのメールがテキスト形式で送信されてきた訳ではありませんでしたが。HTML形式が重たいんですよ…って言っても理解できないようなマイノリティになってしまった以上、自衛手段は自分で取る必要があります。

ブロードバンド同士では、ファイルの添付も平気でしていると思いますが、それも手加減して欲しいものです。私もメイドさんの給与明細はエクセルで作成しておりますし、そこでは簡単な関数も使っています。半月分の給料なんて関数使わなくてもいいぐらい簡単な計算ですが…半分は自己満足です。レイアウトを美しく整えるためにもエクセルは便利ですよね?

受信に10分もかかるようなファイルを送って来られるぐらいなら、レイアウトなんてどうでもいいな〜というのが、アナログ回線側の意見です。ただ言葉の羅列なら、メール(当然、テキスト形式)に書いてあるだけでも済むように思います。エクセルよりワードの方が若干軽いです。それよりメモ帳(ワードパット)が軽いですが、用件はメールに書くだけで済むのではないかと…。

どのセルに何が入っているのかが重要である場合はエクセルを添付するしかないかも知れませんね。出来れば圧縮して下さると助かりますが、ほかにも工夫の余地があります。まず、エクセルファイルはデフォルトでシート3まで入っていると思いますが、シート1にしかデータが入っていないのであれば、シート2とシート3は削除してから送ると喜ばれるでしょう。

関数はかなり重たいです。必要なのが数値だけであるとすれば、セル幅とか文字の色の設定とか関数とか計算式を省いたファイルにすると、かなり軽くなります。

『名前をつけて保存』する時に、下段で『ファイルの種類』が選べます。そこで、『CSV(カンマ区切り)』を選択すると、関数とか計算式ではなく、数値や文字だけが表示される形式のファイルになります。シート1枚分ずつしか保存出来ないので、その旨の警告が2度ほど出ますが。

CSVファイルになったエクセルも、再度、『名前をつけて保存』する際に下段で『ファイルの種類』を『Microsot Office Excel ブック』に指定すれば、関数なり計算式なりを入れていつもどおりに使えるエクセルファイルになります。

現実問題として、圧縮ソフトを使ってくれだの、保存形式を工夫してくれだのと、他人に期待することには無理があります。せめて、シートを減らすぐらいの工夫はお願いしたいものですね。最低限、『ファイルを添付するなら事前に大丈夫か確認の連絡が欲しい』ってことはアピールしたいものですが…私の場合は、意味がありませんでしたね。

やはり、マイノリティは理解されないのです。大丈夫かの確認なんかされたら当然、『ほかのメールが全部読めなくなるリスクを抱えてまで欲しいファイルなんてない!』って断りましたけどね。『発展途上国に居るからサウンジャにはこの画像を送らないでおこう』…ぐらいのはからいをしてくれていた人が居ても気づいてないだけなのかも知れませんが。
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2008年10月08日

やもり

※最近こんなのが多くてすみません。虫とか苦手な人が苦手そうな記事です。

中学生の頃、必死で覚えました。イモリは両生類、ヤモリは爬虫類。実物を見たことがなかったのですが、井戸を守るイモリ、家屋を守るヤモリ…って理解しておきました。そう覚えると、少なくとも試験の時に困りません。アフリカの家には当たり前にヤモリが出没します。全然なついてくれないから、かわいくないな〜なんて罰あたりなことを思っていました。守られているのに。

主人と一緒に映画のビデオを見ておりました。立派なビデオディスクは日本の倉庫に預けてきました。主人が独り暮らししていた時のテレビデオを捨てるのがもったいないので捨てずに居たのを、持ってきているので大丈夫です。小さいですが、活躍しています。テレビデオだとDVDが見られませんが、パソコンでDVDが再生できるから不便に感じません。また画面小さいですけどね。大きな家の中で大人2人が小さな画面にかじりつくのです。せっかくの空間がもったいないですが。

映画館じゃないのでマイペースに映画観賞しても良いのですが、一応、トイレは事前に済ませておいて、食べ物飲み物は手元に置いてからの連続再生が暗黙のルールです。そうして夢中で見ていたところ、突然室内に【バリボリッ】って激しい音が響きました。天井が高いから音はよく響きますが、何でしょう?

電圧が不安定らしく、変圧器に負担のかかるらしい、バリバリッって音は突然することもありますが、今回の激しい音はいつもと違います。映画の再生を止めて、室内の様子をうかがうことにしました。我が家の変圧器は、コンセントの位置等の都合上、廊下に置いてある冷蔵庫の上にあるのですが、音は床の方から聞こえてきました。

音のした方を見てみると、大きなヤモリが太さ2センチ長さ30センチほどの大きなムカデを丸呑みしているではありませんか!カワイイ顔していかつい物を食べるんですね〜。あんなでっかいムカデに刺されたらかなり痛いと思います。私たちがのんきに映画を見ている間も、ヤモリに守られていたのです。

それ以来、ヤモリがかわいくて仕方ありません。塀を越えてお隣さん家へ侵入していくのを見てしまった時は、『待って!行かないで!!』って思いました。現地の人にとっては物の名前はどうでも良いらしく、『これ、なあに?』って聞いても、『大丈夫、安全ですよ。虫みたいなものです。』…と、なります。ヤモリは虫ではなくて、爬虫類です!
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2008年10月09日

各種ヤモリ

特大ムカデに襲われそうなところ(そんなに危険は迫っていませんでしたが)をヤモリに救われて以来、私はすっかりヤモリファンです。一番のお気に入りは、大きなヤモリです。ものすごくカワイイです。愛想はないけど、黙って守ってくれるからいいんです。

もっとも、数の多いのは、日本で見かけがちなトカゲとかカナヘビと同じサイズと思われる、小さなヤモリです。特にかわいくもなく、地味な存在です。あちこちにフンを落として歩くとか、夜間突然キュッキュッキュッと泣くとか、迷惑行為も多いため、あまりありがたみを感じませんが、何らかの害虫をエサにしているはずなので、小さく感謝しておきます。

テラスでヤモリを発見すると喜んで近づきます。触ると怒りそうなので、決して触れません。『ねぇ、コレっておかしくない?』って近くに居たメイドさんにも見てもらったヤモリが居るのですが、何かにつかまりそうになったんでしょうか?しっぽがないのです。ヤモリの体長のほとんどを立派なしっぽが占めていたので、しっぽの無いヤモリはヤモリらしくなくて面白かったです。メイドさんも笑ってました。

日本では夜行性が普通だったかも知れません。私のお気に入りのは昼間も起きているみたいです。だからと言って、アフリカのすべてのヤモリは夜行性ではない…とは思いません。日本にも居てそうで数が多くて地味なのは夜行性みたいです。鳴き声が聞こえるのも夕方以降ですから。
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2008年10月10日

蜘蛛を手づかみした女

※記事タイトルのとおり、虫の話です!

確か、『蜘蛛の子を散らしたように…』なんて言葉があったはずだし、蜘蛛の子供はすごく小さいのでしょう。実家の近くで見つけたカマキリの卵を持って帰ったら玄関の中にものすごく小さなカマキリがいっぱい出てきたことがありました(私は平気)。そんな感じで蜘蛛の子供も小さいのかも知れません。

子供の頃は小さかったのかも知れませんが、熱帯の暑さのせいでしょうか?大人のクモはが大きいです。脚のヒザ?みたいなのを曲げた状態で10センチぐらいの、直径5ミリぐらいの厚さの脚に毛の生えたのが時々家の中に居るのを見ました。門番もメイドさんも1回ぐらいは見ているでしょうが、小さいけど危険だという黒ヘビが出た時みたいには誰も何も言ってこないので、特に毒があるとかでもないクモなのでしょう。

クモの巣に蚊が引っ掛かってくれれば儲けもの。見かけても好きにさせております。見た目が全然かわいくないので、あまり見たくはないのですが。

『最近、家の中に大きなクモがいるなぁ』…という認識はありましたが、寝ている間、あまり意識していませんでした。ベッドは蚊帳で完全に包囲されているので、安心して眠れますから。

停電にも部屋の配置にも慣れてきました。慣れるまでは、夜間の停電で、『懐中電灯はどこ?』って慌てたりしたものですが。また、部屋の照明は日本で売られているような最先端のリモコン式なんてありえません。壁のスイッチを上げるか下げるかすると、つくか消えるかします(このルールがスイッチごとに違って統一されていないのが、発展途上国らしいでしょう?)。

暗い時間、スイッチをつけにいったり消しに行ったりするのに懐中電灯は必須だったはずですが、部屋の配置に慣れているのでなくても平気になってきました。『確か、だいたいこのへんだったはず…』ってスイッチを触った時に、【何か】に触れた気が。

懐中電灯で確認すると、例のクモでした。『あ…お怪我がなくて何よりです。』…なんてクモに言う余裕はなかったです。気持ちわる〜い!(ごめんなさい)ここで妙に叫ぶと門番たちが本気で心配しそうなので、言葉を飲み込み、ただ背筋がゾゾッと寒くなっただけでした。罰ゲームでもなかなか触らせられないようなものを自分から触るとは、不覚!
タグ:蜘蛛 クモ 熱帯
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2008年10月11日

おっかなびっくり

※今回も微妙に虫系のお話です。昨日ほど気持ち悪くないと思いますが。

気がつくと珍しく、お気に入りのヤモリがテラスの壁伝いに降りてきているようです。かなりゆっくりと、慎重に。人が居るとあまり寄って来ないのに…って思ってよく見ると、私の触ったかも知れない大きな蜘蛛がテラスの隅に居ます。どうもヤモリはそれを食べたいみたいです。

クモは、私のせいではないと思うのですが、すでにだいぶ弱っています。動きが鈍くなり、常に折り曲げていたはずの脚が徐々にだら〜んと伸びてきて、とうとう動かなくなってしまいました(じっくり観察している私はとってもヒマな人です)。ここで油断するのが素人の甘さでしょうか?相手は死んでいるか死にかけかだと言うのに、まだまだ慎重に、ゆっくり近づいております。

奥にしまっているデジカメを出してきてピントの調節をしてみても、まだまだヤモリは遠い所から、おそるおそる、死んだと思われるクモに近づいております。『もう大丈夫だよ、ほら!』って教えてやりたいものですが、私が近づくとヤモリに警戒されそうなので、離れて見ていました。あんまり動きが遅いので、何枚も写真が撮れます。

ゆっくり、ゆっくり。時々止まりながら。驚くほど慎重なヤモリです。ものすごく近づいたら、突然クモにかじりつきました。なるほど、その瞬間だけは速かったです。クモは死んでいるので無抵抗。じらされたせい(自業自得?)でお腹がすいていたのか、夢中で食べていました。

まだ動いている大きなムカデを頭から食べている時のヤモリは、ものすごく頼もしく見えたのに。こんな私でも生きているクモを触ることが出来たのに(偶然だけど)。今日のヤモリはなんでこんなに臆病なのかな?ちょっとガッカリなヤモリでした。人間と同じで、性格に個体差があるのでしょうか?
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2008年10月12日

アリの仕事

※こんな話が続いてスミマセン。今日は特に不快な虫の話です。

今思えば、蜘蛛を触ってしまったことなんて、まだ大したことありません。…見えてたら絶対に触りませんが。もっとイヤな物に触れてしまいましたよ。あぁ、よく見えてないって恐ろしいこと!ホント、停電ってやーねー。発展途上国で停電するのは当たり前。色々と怒りの矛先を探してみましたが、要は私の不注意でした。

夕食を作る時間に停電したので、ロウソクの明かりを頼りに料理していました。鍋や食器は翌朝出勤したメイドさんに洗ってもらうことになっていますが、菜箸を何組も出して使うほど面倒なことでもないので、私もスポンジに洗剤をつけて洗い物をすることがあります。

ロウソクの明かりってそんなに強くありません。住み慣れた家だからそんなによく見えなくても大丈夫だし、使い慣れた包丁だからあまり見えなくてもケガなんてしないし…って油断していたのでしょうね。ロウソクの本数を増やせば十分明るくなったはずなのですが。

洗いながらまたスポンジを…って手を伸ばした時、指が何かギザギザした物に触れました。その感触で、見る前から触れた物の形がわかりました。残念ながら、正解、ゴキブリの足でした。ショック…。

この国の人に、『ゴキブリに触っちゃったよ、しょぼーん!』って言ってみても、同情してもらえません。カブト虫よりも楽勝な様子で、誰でも手づかみ出来るものですから。私は…もし見えていたら、お金くれるって言われていたとしても手づかみしてなかったです。バッタとかカマキリは平気なんですけど、心理的にゴキブリはガマン出来ません。日本人の不思議なサガですね。

しかし、なぜ食器洗いスポンジのそばにゴキブリの足が?そう言えば、まだ明るい時間、アリの大群が流しのそばの隙間からゴキブリの死骸を一生懸命運んでいるのを見たことを思い出しました。隙間が小さくてゴキブリの体が入りきらなかったようです。日本に居る程度の大きさだったら入ったのでしょうが、アフリカのは大きいので。なんか苦労しているなぁと思いながら見てました。

本体が結構なボリュームだったからでしょうか?あるいは、途中で暗くなったから?全部を収容しきれなかったけど、諦めてアリが帰ってしまったものと思われます。

『仕事を最後までキッチリしてから帰れ!』って文句を言いたかったのですが、アリは1匹残らず帰ってしまったあとだったので、何も言えずじまいです。残っていたのは、ゴキブリの体の一部だけ。そんなものが台所に放置されているのも気持ち悪い話ですが、再度手で触るのはもっと気持ち悪いので、アリが落し物を取りに来てくれるのを待つことにしました。
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2008年10月13日

ロウソクの使い分け

発展途上国で停電するのは当然のこと。私がロウソクをうまく使いこなせなかったのは、発展途上国に住み慣れていなかったから当然のこと。住み慣れてきたからには、ロウソクぐらい上手に使いこなせなくては、です。

入居した頃から、スタンダードなロウソク(高さ20センチ以上、直径3センチぐらいで白色)を数本とマッチをたくさんご用意頂いてました。アフリカならどこのホテルでも、この手のロウソクとマッチを備えつけてあるのではないでしょうか?偏見ですかね?バースデーケーキに刺すような小さいものと違ってある程度の風に耐えますし、そんなに高いものでもないし、これが標準と言われても納得出来ます。…と言うか、地方都市では、このタイプじゃないロウソクを売っているのを見かけないように思います。

首都には、お風呂に浮かべて使うようなものとか、花の香りがするものとか、先進国に行かないと買えないと思っていたロウソクが買える、かわいくて清潔そうなお店もあります。どうせ地方都市にはないと思っていたので、その手のロウソクは日本でたくさん買い込んで持ってきましたけどね。

主人はいいロウソクを持ってました。学生の頃はアウトドアしていたらしく、雪山で遭難した時用ですか?片手で握っても指が円周に届かないぐらいの極太タイプ。風にものすごく強いし、なかなかロウも減りません。使い切るまでだいぶ日数かかりました。

私が一人で駐在の準備をしていた時に見つけたのは、ホームセンターのアウトドアコーナーで見つけた、蚊を寄せ付けない香りの出るロウソク。百円ショップで見つけた小さなバケツ入り類似品は途中で芯がロウの中で溺れてしまい、私のロウソク再利用工作の材料に。アウトドア用のは、ある程度耐えてくれました。ロウソクを使う状況だと必ず蚊取り線香(日本製)を使っていたので、香りの効果なのか蚊取り線香の効果なのかはわかりませんが、爽やかな香りを楽しめました。

意外に台所に最適なロウソクは、高さ1センチ程度直径3センチぐらいのアロマを楽しむタイプのものです。もちろん、光が弱いので、スタンダードなもので明るさのサポートは必要ですが。高さのあるロウソクだと、その周辺が影になって暗くなります。低いロウソクの方がすぐそばが明るくなって便利です。

鍋の中身を混ぜたり、フライパンを覗き込んだりするような作業は、ロウソクだけでは足りません。屋内に入れたプロパンガスを使うコンロなので、当然停電には強いのですが、危険過ぎてガスのそばにロウソクは置けません。鍋を覗き込むと当然、真っ暗です。本物のロウソク(フランス語でシャンドル)をいっぱい並べた昔風のシャンデリアなんて気のきいた照明、ありませんから。

調理する時は、左の脇に懐中電灯をかかえ、それでうまく照らしながら左手で鍋の柄を持ち、右手でかき混ぜます。当然、通電している状態での調理より腕が落ちるかも知れませんが、『まずい!』なんて言わせませんよ。
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2008年10月14日

瓶入りマヨネーズ

日本から送っておかなくて非常に後悔しているものがあります。マヨネーズです。日本で一般的に売られているチューブ入りではなくて瓶入りだとか、味が違うとかいう話は、事前に頂いていた情報から聞いていました。また、主人からの情報によると、味は違うけど食べられないこともない味だと聞いていました。主人はマヨネーズが嫌いらしいのですが、私はマヨネーズが大好きです。なぜ、マヨネーズが好きなのに食べ慣れた日本のマヨネーズを用意しようと思わなかったのか…。

日本で一般的に売られている形状も、送るのを躊躇する理由の一つでした。容器がやわらかく、そんなに丈夫でもなさそうで、重ねづらいです。箱詰め作業が大変そうなので、調味料ぐらいは現地で買えばいいやと思ったものです。

日本で売られているような、生で食べられる卵があれば、その都度(面倒だと思うけど)マヨネーズを自作することも出来たかも知れません。発展途上国の卵は生で食べてはいけません。特別なエサを与えて自分で大事に育てたニワトリが産んだ卵以外は。

仕方がないので市販のマヨネーズを買ってみることにしました。瓶入り未開封なら常温で永く置いておける…という話を聞いたことがありますが、ひどいものです。ほとんど痛んでます。詰め方が悪いのか、未開封ではなかったのか。痛んでない部分を見つけて食べていますが、味がやっぱり違います。

瓶から出すとしたらスプーンですくうことになりますが、デコレーションとしてマヨネーズを使えなくなります。首都で買ってきた調理道具の中に、細い絞り口からマヨネーズを出せるような、プラスチック製の容器があるので、それを使います。もともと痛みかけなので、その入れ物に放置しておくのも危険。都度、よく洗います。効率の悪い使い方です。
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2008年10月15日

ぼったくり雑貨商

現地の人からは、『ぼったくり雑貨商』と呼ばれるお店があります。歴代日本人駐在員の間では好評でした。オーナーとオーナーの長男は英語が通じるので、英語での交渉が出来る、数少ないお店であることは確かです。また、日本人のお客様には、『あっ、ソレは痛んでいるからやめておいた方がいいですよ。こっちの方が高いけど、ご主人にお世話になっているから安くしておきますね。』とか言ってくれます。

店頭に並んでいる品物以外の物を、この店のオーナーに大量に発注するのが主人の仕事なので、主人と一緒に来店すれば、そう言ってもらえます。また、町で一番の高値ですが、卵は良いものを置いています。日本より高いぐらいですが、生では食べられませんが、日本人が加熱調理するのに困らない程度の品質です。

卵を買うのにはよく利用する雑貨商ですが、私はあまり好みません。英語はほとんど忘れたので極力フランス語を使いますし、日本人がよく買う物を買わないせいですか?もっとハッキリ言えば、日焼けしすぎで日本人だと思われていないってことなんでしょうね。私は日本人と認識されていないようで、普通、日本人駐在員夫人が来店するとオーナーやオーナーの長男が出てきて対応するのですが、私の場合は、現地人スタッフが対応します。

カビの生えたものとか期限内だけど明らかに痛んでいるものとかをつかまされる確率が他の行きつけのお店と比べると高すぎるので、他のお店で欠品していた物を買うためにしか私は来店しません。だから余計に、『日本人駐在員夫人はよく来るはず』っていう定義から外れて、覚えられないようです。

主人に、『なんであの店を会社で使うの?毎度毎度、ひどい物をつかまされているわよ、高いのに。』って言ってみたら、主人が店のオーナーに会った時に言ってみたそうです。『なんでウチの嫁さんに傷んだものばっかり売るんだ?』って。オーナーは、『いつもごひいきにありがとうございます。奥様には、ソレはダメですよってちゃんと言ってますけれど?』『ウチの嫁さんの顔、覚えてるのか?』『当然ですよ。身長はこのぐらいでこんな髪型で…。』

主人の先輩の奥様の容姿そのものでした。まぁ、買い物に行くたびに、国籍やら氏名やら名乗るのも面倒なので、名乗らなくてもマトモな物を売ってくれる店で私は買い物しますよ。会社での発注は、当然名乗ってするものですから、大丈夫な品揃えみたいですし、問題ありません。
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2008年10月16日

カビ付きバター

今日という今日は、もう許さない!って私はプンプン怒っていました。例のぼったくり雑貨商で一番高いバターを買ってきたのですが、それがひどかったのです。記事タイトルの通り、カビ付きってことですが。

アフリカに限らず海外ではそういう国も多いです。店頭に並んでいる商品を勝手に触れてはいけないルールです。オーナーではない従業員さんに言って、冷蔵庫の中のバターを出してもらいました。買ったあとすみやかに帰宅し、冷蔵庫へ保存。使おうと思って出してみました。

日本で買うのと同じ、200g入りの四角い箱から銀紙に包まれたバターの塊を取り出し、銀紙をめくると…緑色でした!気持ち悪かったです。バターって常に冷蔵保存するべきものだと思いますが、どうやってカビなんか生えたのでしょう?

交換してもらった時には、会計前に銀紙をめくって見せてもらいました。その手がキレイかどうかも心配ですが、何度も交換してもらうのは面倒ですから。理由を聞いてみると、停電が多かったから冷蔵庫がただの虫よけ箱になってしまい、その間にバターが溶けて?カビが生えたのだそうです。

ますます、発電機を積極的に使っているスーパーがお気に入りになりました。暗くて店内が見えづらいっていうのはお客さんにガマンを強いても良い話ですが、食品の保管環境だけは、例え停電でも妥協しないで頂きたいのです。これを教訓に、冷蔵保存が必要な食材を買うお店を選ぶ時は、発電機を積極的に使っているお店に限定すべきことを学びました。
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2008年10月17日

チキン

※カビどころじゃ済まないお話です。女性向けじゃないかも?

日本在住の主婦が頼りがちなお肉は鶏肉ではないでしょうか?特に給料日前なんか…。お子さんは鶏のから揚げが好きと相場は決まっておりますし(私もから揚げ大好きですが)、豚肉や牛肉と比べると安いのがありがたいものですよね?

アフリカの人も鶏肉を食べることがあります。だから鶏肉は市場で買えます。私は市場では買ったことがありませんが、宿舎で出すごはんの材料として市場の鶏肉は購入されているそうです。

市場の鶏肉の売り方が、先進国から来た主婦にはつらい光景です。何羽ものニワトリを担いだ無店舗販売のオジサンが、市場の内外をウロウロしています。珍しい光景に注視してしまうと、オジサンが、『一羽どうよ?』って話しかけてきますので、あまりジロジロ見ないように。

そのニワトリが、生きているのです。元気ハツラツなニワトリを何羽も連れて歩くと賑やかで大変そうなので、ちゃんと弱って死にかけになっています。その死にかけのニワトリが、縄で縛られていてさかさまにつるされた状態です。思わず見てしまいますよね?

なぜか真っ白い体に赤いトサカ…ではなくて、キジみたいな茶色ベースのまだら模様のばかりですが。それを買って帰ったら庭でさばくのが普通なのだそうです。宿舎の女中さんは平気で出来るのだとか。最初に首を切るらしいですが、血が飛ぶので庭でするのが良いとか。

自宅の庭に血が飛ぶのが恐ろしく感じられ、私は死にかけのニワトリを買ったことがありません。でも、から揚げ食べたいんですよね。子豚のバーベキューやら七面鳥やらを用意してくれた、駐在歴の長い奥様は英語が通じるので聞いてみたことがあります。『鶏肉ってどこで買ってますか?』って。例のぼったくり雑貨商に言えば奥から冷凍肉を出してくれるとの情報でした。
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2008年10月18日

冷凍鶏肉デビュー

先進国出身駐在員夫人でも鳥料理にチャレンジするチャンス到来です。例のお店で、『鶏のモモ肉を半キロ下さい』って言ってみました。『すみません。バラ売りしてないから丸ごとでないとお売り出来ませんが?』あら〜。市場の豚肉屋ではアバラを半キロとかわがままを言ってその場で上皿天秤で量って売ってくれるのに、ちょっと不便ですね。でも、鳥料理のチャンスなので、丸ごとというのを買いました。

色のついた薄いビニール製の袋(日本のコンビニでくれる袋よりだいぶ薄いです)に入れた状態で凍っているその固まりを購入しました。結構重たいですね。から揚げが食べたくて、ワクワクしました。

帰宅して、とりあえずは冷凍庫に保存です。メイドさんがお昼ごはん作るからお邪魔にならないようにして、午後から夕食作りにそのお肉を使ってみようと思ったのです。袋を開けてびっくり。そのまんま!ニワトリの羽とかむしって首から上とモモより下を切り落とした状態のが凍っていました。

1日かけて冷蔵室で緩慢解凍することにして、1日かけて対策を練りました。私は魚ですら本を見ながらでないとおろせません。ニワトリのおろし方なんて聞いたことないんです…普通だと思いますが。日本からたくさんレシピ本を持ってきたから載っているかも知れないと思って全部調べてみました。

体験入学のパンフレットをもらいに行った(だけに終わった)料理教室で頂いたダイジェスト版のレシピ本に、牛と豚とニワトリの部位の説明が図解されていました。さばき方は載っていないので、図が正しいものと信じて、モモとムネとササミと手羽と手羽先とに分けていくことに決めました。

解凍に一番時間がかかりましたが、結構体力も使いました。さばいている最中に心理的につらいと感じることはなかったのですが、丸ごと(頭部と足は除く)を切り分ける作業は大変でした。おかげ様で、モモ肉でソテーを、手羽と手羽先でから揚げを、ムネ肉で鶏挽肉を、ササミであっさりスープを、作ることは出来ました。
タグ: 駐在
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2008年10月19日

理想の冷凍鶏肉

新鮮な死にかけ鶏肉を買えないからこそ、冷凍鶏肉を買い求めているというのに、『首と足と羽さえなければいいでしょ?』的な、まるごと冷凍鶏肉って不親切じゃありません?発展途上国に住みながら、贅沢を言い過ぎなのでしょうか?

贅沢だったのかも知れませんが、ちゃんとありました。なんて外国人に親切なお気遣い!別のお店の冷凍庫には、手羽と手羽先合計4本入りのパック、モモ2本入りのパック、ムネ肉のパックが、ニワトリ版と、それよりやや大きな鳥(水鳥?)版とで小分けされて売られています。私はクリスマスパーティーで初めて食べた七面鳥の味が期待外れだったので、食肉の冒険はせずに慣れ親しんだニワトリしか買いません。

全く力を必要とせずにちょっと常温(暑いから…)に放置しておくだけで、鳥のから揚げが作れてしまいます。どう調理しても美味しいのはモモ肉だと思いますが、真っ先に売り切れるのもモモ肉のような気がします。から揚げなら手羽と手羽先でも十分美味しく食べられるので、モモ肉が売り切れていても平気です。

ムネ肉は骨をとる手間がいらないので、挽肉をフードプロセッサーで作るのに便利です。完全に解凍しきれない状態でも出刃包丁で切れますので、チルド状態のままミンチにします。ミンチにした肉は、日本の100円ショップで多めに買ってきた、100gずつ3〜4個に仕切られたプラスチック製保存容器に詰めます。100gずつ取り出せるので、後日解凍して使うのに便利です。

ところで、小分けされたムネ肉には、ササミがついていません。小分け冷凍鶏肉を作るにあたって何羽ものニワトリが殺されたはずですが、私の大好きなササミはどこへ行ってしまったのでしょう?そう言えば、頭とか足の部分ってどうするのでしょう?日本国内で鶏肉をさばいたらササミは単価が高くなるので絶対に捨てないと思いますが、なかなか店頭で見かけない頭とか足ってどうしているのでしょうね?

子供の頃から普段から食べてきた肉のこともろくに知らなかったことに気づきましたが、深く考えることはやめてしまいましょう。自力ではなかなか体力を無駄遣いしてしまって出来ない、部位ごとに分ける作業をどなたかがやっていて下さっていたことに気付きました。又、自力ではまず出来ない、頭や足を切ったり羽の部分を捨てたりする作業もどなたかがやっていて下さったことに、本当に今さらながら気付きました。
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2008年10月20日

フランス人のサイドビジネス

私はフランス料理が大好きで、蒸したり焼いたりした豚フィレ肉に生クリームの入ったソースをかけたような献立を好みます。どれだけ頑張っても泡立たないみたいですが、ソースの材料になる生クリーム(…って書いてある、生クリームらしきもの)は、よく買えます。旧宗主国がフランスで、フランス料理を好む人が多いせいかも知れません。日本のスーパーで見かけるよりも目立つ所にたくさん並んでいます。

鶏肉のササミが一羽から2本しか取れないのと同様、豚肉のフィレも一頭から2本しか取れません。ここは市場でも競争率が高く、食べたくても買えないこともしばしば。

『なかなか豚フィレ肉が買えませんねぇ』…って先輩マダムに言ってみると、又、色々と教えて下さいました。『明日、絶対に買いに行くから私の分、とっておいて下さい。』って言うのもアリだそうです。実際に試してみて、来店するのを忘れた次の日、豚肉屋のオヤジに文句を言われたとか。…なんか面倒くさいですね。『お取り置きして』ってフランス語を作るのも面倒になってきました。

しばらくはそのことを忘れていて、時々市場で見つけられたらフィレを買うような生活を続けていましたが、先輩マダムが、『いい所を見つけたから連れてってあげる。』って車に乗せて下さいました。夫の会社の先輩の奥様に車で送迎して頂く…普通はありえない話ですが、私にはよくある話です。厚かましくてすみません。

ついた所は、外国人が住むような大きさの、普通の一軒家。外国人が住むにしては門番を雇っていないようですが…。先輩マダムが、『すみませーん』って呼ぶと、フランス人男性が出てきました。『お肉を買いにきたんです。』って!ストッカーと呼ばれる大きな冷凍庫(日本の駄菓子屋さんでアイスクリームを保管しているぐらいのサイズ)がガレージみたいな所に置いてあって、そこに小分けされた冷凍肉が色々とありました。

豚のあばら肉は4本セット。豚のフィレ肉は1本売り(ラップに包んでから冷凍しているみたいです)。先輩マダムはハエの飛び交う市場の豚肉屋を好まないので、もっぱらこのフランス人から買うことに決めたそうです。私は解凍が面倒なのであばらは市場で買い続け、いくら買っても欠品しないフィレ肉の供給を、このフランス人を頼りにすることにしました。

本業はフレンチレストラン経営者なのか、フランスで定年してからなんとなくアフリカに移住してきただけなのかは、よくわかりません。かなり長いこと、この地に住んでいる方のようです。先輩マダムは、清潔そうな環境で肉を買えることを喜んでいて、私は、豚フィレ肉が安定供給されることを喜びました。
タグ: アフリカ
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2008年10月21日

イチオシのスーパー

そのスーパーは、私のお気に入りです。あらゆる軽微な病気と闘うためにも、栄養のありそうな鶏卵を1人1個食べる生活を心がけておりまして、そのための鶏卵が買えるというのがミソです。市場でウッカリつかまされた汚いお金は、ヨソで使おうとすると汚すぎて拒否されたりしますが、このスーパーではにこやかに受け取ってくれます。インド人経営なのになぜか乾燥梅干しが売られていて、日本人には嬉しいです。私の知る限り、この州で唯一、鶏肉がパーツごとにバラバラで買える場所です。何と言っても発電機をすぐに使うので食料品を安心して買えます。

ほんっとにそれだけです(?)。やはり、食の安全は、お店の人にも徹底してもらわないことには、始まりません。こういうお店とは末長くお付き合いしていきたいものです!

入口には棚が並んでいて、その前には小僧さんみたいな人が雇われて荷物番をしています。雑貨商や市場では、お客さんがお店の人に、『〜をいくらほど欲しい』って伝えて、会計が済んでから初めてお客さんが商品に手を触れることが出来るシステムです。スーパーの場合、お客さんが勝手に商品に触れてカゴに入れていくシステムです(日本と同じですね)。だから、万引き防止のために、財布以外の手荷物をすべて、入店前に預けないといけないらしいです。

…みたいなルールは知らずに、そのままズカズカ入っていきました。荷物を預けるシステムになっていることに気づいたのは、何か月もたってからです。特にとがめられなかったので、そういうものだと思っていました。それならそうと言ってくれれば、財布以外の手荷物を車の中の目立たない所に入れてから入店したのですが、外国人だから?見逃してくれていたようです。

なかなかの品揃えに機嫌よく買い物をした時、インド人のおじさんがレジ打ちをしていました。『どちらからお越しですか?』毎回、何か話しかけて下さいます。『日本です。主人がそこの会社で働いているんです。』地元では有名な日本出資の企業なので、『夫がそこで働いている』って言えば、だいたいの説明がつきます。外国人で、性格が温厚で、言葉が通じなくて、空気は読めない…って理解されるはずです。

『おや!その会社の株主の1人がうちのオーナーなんですよ。マダムなんとやらって言うんです。会ったことありますか?』サァ?主人が『欲ボケのなんとやらのババァ』って呼んでいる人と同一人物とは気付きませんでした。私のフランス語会話能力はかなり低いのですが、それでもめげずに丁寧に話してくれるので、気持ちよく買い物が出来ます。…そこが一番のお気に入りの理由なんです、たぶん。

主人が会社で、この店のおじさんに怒鳴ったことがあるそう。『お前のところのババァ、ケチ過ぎるんだよ!』主人の言い分では、株主であることをいいことに有利な取引をしようとしている欲ボケなのだそうです。『あなたの奥様には親切にしているのに、なんで?』って言われても、私が『お店の人がすごく親切で気持ちよく買い物できるお店がある』って言っているお店のおじさんと同一人物であることに気づかなかった模様。

珍しく2人でおやつを買いに入った時に、このおじさんが居て、『前から言ってる親切なおじさんよ』って言うと、主人はものすごく驚きました。『おじさんは親切かも知れないけど、ババァはほんとにケチなんだよ。』以後、欲ボケのマダムなんとやらのババァに腹を立てても、このおじさんにきつく当たることはしなくなったみたいです。

ぼったくり雑貨商と言い、お気に入りスーパーと言い、私の行動範囲は何から何まで主人と関係のある人ばかり居るみたいな気がします。
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2008年10月22日

牛フィレだらけ

豚フィレ肉は入手するのに多少苦労しますが、牛フィレ肉は市場の牛肉屋でいつも売っています。フィレでもあまり柔らかくなく、違う部位となるとものすごく硬いので、牛肉を買うお金があれば豚肉を買おうと思うものかも知れません。

この国の牛肉は、だいたい硬いと言われておりますが、牛肉が柔らかくて美味しい地方もあると聞いております。車で1時間ぐらい走った所で肉牛にすべき痩せた牛が集団で歩かされているのを見かけました。どこで殺されるのか知りませんが、あの勢いで市場まで歩くとしたら、『脂肪分ほぼゼロ』とか、『体脂肪率1%未満でヘルシー!』とか言われそうな、肉になってしまう気がします。

肉質のこともあって不人気の牛肉屋ですが、自家製あいびきには豚肉のみならず牛肉を使いたいので、挽肉にするために牛フィレ肉を買います。1本単位で売っていて、豚と比べてずいぶん重たいです。2キロぐらいあると思います。豚肉屋では半身の解体された豚がデンと置いてあって、なるほどフィレがあるなぁって見られるのですが、来店時間帯の問題なのかも知れませんが、牛の半身は見たことがありません。

たくさんのフィレがぶら下がっています。豚も鶏もフィレは2本ずつしかなかったと思うのですが、なんで牛のフィレはこんなに余るのでしょう?フィレと一緒にタンもぶら下がっています。色が怖いのであまり見ないようにしています。主人はタン塩が食べたいと言うのですが、私は『タンの買い方がわからない』って言っています。フランス語と英語は似ているので、タンは、『ラング』だと思うのですが、買い方は知りません!

噂によると、フランス人ママたちは赤ちゃんに離乳食として牛の脳みそを食べさせるのだそうです。牛肉屋には、何だかわらかない部位が台の上に色々と並べてありますが(例外的に、タンとフィレはぶら下げて)、その中に脳みそもあるのかも知れません。私は日本の焼肉屋さんに行っても、ロースとカルビとタンと野菜ぐらいしか食べないので、ホルモンは見るのも苦手。極力フィレしか見ないで、『フィレ1本!』と言って買って、そそくさと牛肉屋から離れます。

アフリカの中でも違う国では、ヤギの首が血を流した状態で(黒魔術じゃなくて食肉として)机に置かれている…という情報を頂きました。ヤギ屋は見たことありませんけど、この国の中にもありそうな光景です(怖いので肉屋さんではキョロキョロしません)。

首都の外国人が行くような高級スーパーでは、冷房の利いた店内に、ちゃんと冷蔵された状態でパックされた少量のお肉が売られているそうです。首都にしか駐在したことのない方は、国内にこんな市場があることもご存じないかも知れません。私も国内でヤギ肉屋の存在を知りませんが、『無い』…とも言えません。放し飼いなのか野生なのか、ヤギがうろうろしているのは見かけます。
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2008年10月23日

フランス人のセカンドライフ

時々、渡航の是非を検討するように言われることもあり、政情不安定になることもあるアフリカの一国ではありますが、治安の良い時期もあります。政情不安定になると駐在員だけ残して女子供は緊急脱出することもありますが、そうでない時期にはフランス人がバカンスを過ごしに来ることもあります。

定年後に移住してきてレストランを経営するフランス人も多く居ます。商売をしているせいか、愛想よくて親切なおじさんが多いように思います。美しいフランス語で、『おや?もしかして日本人ですか?こちらの暮らしはいかがですか?』…なんて聞かれると嬉しいものです。

交流は全くありませんが、フランス人女性も見かけます。定年している男性は愛想のいい方が多いのに、フランス人駐在員夫人は、そっけなくてちょっと怖い感じの人が多い気がします。日本でお会いしたフランス人女性は感じよかったのですが…。ご主人のお仕事の都合で嫌々来ているからストレスが貯まって機嫌が悪いのでしょうか?そう思われないように自らの態度も改めようと思うのでした。

中年フランス人男性が観光にフラッとやってくるのも、よく見られます。永く住む気で居る訳じゃないことは、見てすぐにわかります。現地の若くてケバい女の子をとっかえひっかえ連れて歩いているから。ドライな関係で遊んで帰るみたいです。主婦の立場では、『そういう目的でこの国に来ないで欲しいわね!』って思ってしまいます。たまたま、『若くてケバい女の子に道でも尋ねたら意気投合してお酒をおごらせてもらった』…だけなのかも知れませんけどね。いずれにせよ、関わりたくないなぁと思います。

レストランで、感じのいい光景を見かけたことがあります。ちょっと緊張している地味な30歳前後の現地人女性と、中年フランス人男性と、かなり高齢のフランス人女性の三人でのお食事です。現地人女性がフィアンセでフランス人女性は祖国のお母さん。会わせたい人が居るんだ…って、こんな所まで連れて来たに違いない!と、勝手に想像しました。遊びだったらわざわざ親に会わせたりしないでしょうし、きっと国際結婚するつもりなんだわ…と、これまた勝手に想像しました。

母国語の通じる物価の安い国で、彼の第二の人生が始まるのでしょう。幸せな生活になりますように、勝手に願ってしまいました。
※特に親しいフランス人は居ないのでウラはとっておらず、以上は全て私の推測に基づくお話です。
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2008年10月24日

アナログ時代

くどいほど繰り返しますが、日本も『ちょっと前』までは、インターネットに接続するのにピーピーガーガー言って時間がかかるクセに接続時間に比例して課金されるようなアナログ回線が主流だったんです。その、『ちょっと前』までは、私も若くて駐在員の卵(現在の主人)と婚約中でした。

当時でもよっぽどの用事があれば、何らかのサイトにアクセスし、調べものをしたり質問したりすることもありました。今ほど画像だらけのサイトは少なくて、アナログ回線でも閲覧に耐えるような軽い(読み込みに時間のかからない)サイトばかりだったと思います。とは言うものの、接続時間に比例して課金されるものですから、接続は極力控え目に、知りたい情報があればメールマガジンを購読してメールで受け取る日常でした。

海外駐在員の妻になるということは、何らかの覚悟が必要に違いない!と、私は、『駐在員の妻たち…[秘密の隠れ家]』というメルマガを8年前から購読させて頂いております。色んな国の情報が満載なので、ご存じなかった方は過去ログも見てみて下さいね。

読み始めた頃は海外駐在員夫人どころか、夫人ですらなかったので、あまりピンと来ませんでしたが、そのサイトの中で管理人のPumpkinさんが書かれている、『駐在員の妻って?』などのプロフィール、経験してみるとうなずける部分がいっぱいです。海外駐在経験をする人はマイノリティーなので、色々と理解されなくて苦しみます。孤独感は自分だけじゃないんだ!と、本当は仲間が世界中に居ることを感じることが出来るはずです。

…で、とても良いサイトがあってメルマガのバックナンバーも公開されているので、私は黙って読んでいれば良いはずでした。でも、海外駐在員の中でもとりわけ発展途上国の駐在員はマイナー過ぎる存在です。マイノリティーの中のマイノリティーとして、私でないと公開出来ない情報もあるはずなので、ブログを書いて情報発信を始めました。

Pumpkinさんは、とても良い方らしく、海外での話を心置きなくできる場所「秘密の隠れ家」をみんなに提供して下さっています。私は全然良い人じゃないので、気のきいたサイトも立ち上げませんし、抽選でプレゼント企画!とかもしませんけど。毎日書き殴る愚痴を聞いて頂くばかりでなんですが、副作用的に私のばらまいた情報が何かのお役に立てればラッキー♪…ぐらいには思っております。『私と同じだ!』って思える愚痴を発信している人が居ると思うだけで嬉しいでしょう?(押し付け!)

普通、ブログと言えば、気の利いた写真を公開して、お互いにコメントを書き合ったりして他のブロガーさんと交流を深めたりするものなのでしょうが、このブログは独自の道を進んでおります。目的は情報公開(するから愚痴も聞いてね)っぽいものなので、私にとってはそれで十分なのです。絵心がないので良いと言われる写真を見ても特に何も感じませんし、気の利いたコメントも出来ませんし、頂いたコメントに対する適切なレスポンスも出来ません。得意分野だけで勝負させて下さい。

いつの間にか、常時接続(接続時間にかかわらず料金は一定)は当たり前、回線も速くて当たり前。『速い』の定義もずいぶん進化したものです。…あくまでコレは、日本ほか先進国でのお話。

アフリカ諸国をはじめ、発展途上国では、未だにピーピーガーガー遅いし高いしスグに落ちる(…日本でスグ落ちることはなかったかも?)、アナログ回線は当たり前。しつこく言いますが、世界が違うんです。発展も遅れております。

なので、メルマガの制度はずっと続いて欲しいと思っております。以前にも書きましたが、他にも海外情報発信メルマガはたくさんあります。私のように大量に字を打つのが大好き!っていう人なら1人で毎日の原稿を書くのもアリですが、1か月半に1本程度がちょうどいいって方には、出たっきり邦人さんのようなリレーメルマガに参加するのもお勧めです。

今日は記事が長いばかりで、前から言っている、『接続環境が悪いんだ』ってお話と、良いサイト様の宣伝に終わってしまいましたね。すみません。たまにはこんな日もあります。
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2008年10月25日

連なる洗剤

フエラムネ…ってわかります?日本の大型スーパーのレジの前に置いてあったような気がするのですが、細長い袋に小分けされたお菓子が入っていて、ミシン目で切って配ったりできるおやつ。初めて見た時に私はそういうのを思い出しました。この国に限らず、発展途上国ではよく見かけるものらしいですが、ミシン目で切ってちょっとずつ使うような縦長の袋に入れて売られているものが多いです。

キオスクぐらいのサイズの小さな店舗で日用雑貨を売っているのをよく見かけますが、そちらではミシン目で切って使うタイプの袋がよくぶら下げられています。それがお菓子なら、なんとなく納得できますが、洗濯用洗剤もそんな様子です。

それに限らず、『日本製は世界一!』って思う物は多いのですが、洗濯用洗剤もその中のひとつかも知れません(専門家ではないので細かい比較はしませんが)。この国で売られている洗濯用洗剤は、あまり良いものはありません。汚れが落ちにくいのに、服がすぐに色あせます。

フランスから輸入してきたものは、ヨーロッパで通用しそうなクオリティですが、輸送コストのせいか、ものすごく高いです。そこで、駐在の準備をする段階で、安心納得ハイクオリティの日本製を1年以上分買い貯めして送ってしまうか、高い輸入物を現地で買うか、安いイマイチなのを現地で買うかを決めておくことになります。私はアフリカで高級な服は着ないと心に決めたので、安い現地製のを買うことにしました。

私が自分で洗濯する訳ではないので、通関の手間をかけて持ってきた高級な日本製をメイドさんの裁量で使うことになります。それを無駄遣いしているのを見たとしたら、心穏やかでいられないような気がしましたので。食器洗い洗剤についても、同じ方針です。

安い現地製同士を比べてみると、お徳用サイズとも言うべき大きな袋に入っているものが、私が暗算(←苦手)した感じ、小さく分けてミシン目を入れた長細い袋のものより安くならないみたいなのです。雨季の湿気も考えると、小袋の方が使い勝手が良いような気がして、私はミシン目の入った洗剤を買うことにしています。

使い方は任せているのですが、なぜかメイドさんは、普通サイズの箱の中に、小袋をハサミで切ってまとめて入れて使っています。袋を破るのはギザギザカットの部分を手で引っ張るだけで済むような気がしますし、使うたびに洗濯機に直接振りかければ良いような気もしますが、洗剤の袋を開けるタイミングにまでケチをつけると感じ悪いかなぁと思って、納得いかないやり方だとは思いながら、特に何も言いません。
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2008年10月26日

海外駐在員の月給

よく知りませんが、会社は権威ある所が決めた水準に従って、勤務地の生活費を算定しているそうです。そのせいで、海外駐在員の月給は日本で働く時より下がります。権威ある所の判断で、日本は世界で一番物価が高いと考えられているからだそうです。なので、生活費の安い国で働く分、月給を減らすのが当然でしょって考えです。

思い出して下さい。駐在の準備として、現地で調達出来ない日常雑貨や調味料、食材などを、ものすごく大量に(少なくとも1年分以上は)買い込む必要がありました。スーパーやホームセンターにツケで買う訳にいかないので、前払いです。生活、苦しいです…。

ネット代、ガソリン代…。自腹で払うべきお金が日本より高いものもあります。電気代の高さったらありません!…ので、電気代と抱き合わせで請求される水道代は、会社が負担してくれます。特別サービスですね。電気を止めると脅されて不当に理不尽な請求をされてかなりムダに二重取りされた分は、自腹でしたけど(常識の通じない相手から取り返すことを諦め気味です)。

ものすごく広いから仕方ありませんが、家賃も高いです。外国人でないと払えません。あんまり高いので一部会社負担になっていますが、日本の社宅より高額の住居費が、毎月給与から天引きされます。駐在員の中には住宅ローンを組んでいる方もおられ、その引き落としもあることでしょう。

駐在すればするほど、大赤字?そうなるとみんな海外駐在に行きたがらなくなりそうなので、危険な場所に行くからということで、危険手当が支給されます…主人の勤務先の場合は。こちらは本当に生命のリスクが高い勤務地なので、当然、支給されます。逆に、先進国の駐在員にはその手当がつきません。月給が減るそうです。国際電話代とか色々、日本で働くよりお金がかかると思うんですけどね…。

知り合いの知り合いの駐在員さんは、かなりリスクの高い国での駐在だというのに、その会社の方針で、危険手当がつかなくて日本に居る時より月給が減るだけなのだそうです。同じ国でも、色んな条件で駐在している方がおられるようです。

自腹で海外留学するとなると、経済的にはもっと大赤字になるはずですし、それと比べればおトクでしょう。外国語の勉強のみならず、ほかでは出来ない貴重な人生経験も出来ます。…とでも思って納得しておきましょう。会社員の妻なのですから。
タグ:海外 駐在 月給
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2008年10月27日

NHK

日本に居る間は受信料を払いますが、海外に居る間は払いません。だって見られないもん。…とは言うものの、宿舎のテレビは高い(…と、思われる)衛星放送代を払っているので、NHKの海外向けチャンネルの視聴が出来ます。受信料はどうやって払っているのか知りません。

宿舎は契約社員さんのために建てられたものなので、駐在員夫人が大きな顔をしてテレビを見ることなんて出来ません。でも、一緒にテレビを見ることもあります。NHKを。

海外向けニュース番組もあるようで、よっぽどの凶悪犯罪が起これば報道されます。なぜか非常におおざっぱな世界の天気予報も報道されます。アフリカ全体で3つぐらいの国の天気がおおざっぱに報道されます。北海道の天気予報を沖縄に居る人が見てもあまり関係ないのと同じですよね。

こちらは、乾季は全く雨が降らなくて雨季は雨が降って、その中間は夜中ほど雨が降るものですから、構いませんが。台風の季節は台風の動きが非常に気になりますが、なぜか唐突に引き返してくることもあるようで、その動きは誰にも予想出来ないものらしく、やっぱり天気予報は関係ありません。

朝のテレビ小説と大河ドラマも見られます。日本と同じ時間ではないらしいです。それを知らずに日本から主人の見ていない回の話をメールで書いて、叱られました。ドラマが見甲斐のある力作だったりすると、嬉しくなります。何と言っても、日本語で楽しめますし。

スポーツの報道は、ほぼ映像なしで音声だけのひとこと解説です。スポーツを見ている気がしませんね。映像を出すことに何らかの問題があるみたいです。残念。

オリンピックもNHKでは結果だけ読み上げられることになります。フランスの衛星放送(いろんなチャンネルがあるみたいです)に切り替えると、映像がちゃんと映っています。『あっ、今の、日本が一位だったよ!』と、宿舎の中で盛り上がれたりします。焦点はフランスなので、一位になった日本人選手は全くクローズアップされませんし、フランスが負けると放送局が盛り上がっておりませんが、宿舎の中で日本人同士こじんまりと盛り上がることが出来ます。
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2008年10月28日

音楽番組

駐在中、やはり気になること…。『帰国してから日本でやっていけるだろうか?』無事に帰国するだけで、100点満点中80点ぐらいのノルマを果たしたことになるんだと思います。無事に帰国することだけに細心の注意を払うとしたら、叶う可能性も高いでしょう。ただ、問題は、日本での社会復帰です。そうなること間違いナシですが、『浦島太郎さん状態』になるのは寂しいかも知れません。

『極力、日本の状態をメールで詳しく教えてね』って友達に頼みました。新しく出てきた歌手とかお笑い芸人とか、『日本人なら誰でも知ってるはず』って友達の判断に基づいて、猛勉強します。売れてるCDのランキングを無料で配信しているメルマガも出国前にいっぱい申し込んでおきました。途中で終わってしまったものもあります。悲しかった…。メルマガ頑張って下さい!!

実家には特に、音楽番組を録画したものを送ってくれるように頼んであります。続々と届きましたが、普通の日の普通の音楽番組は、大したことなかったです(ごめんなさい)。有名になるかも知れない新人ってことで出てきて緊張しながらトークも頑張っていた歌手…そこで終わってしまったようです。一生懸命『勉強』したのに、残念!

紅白歌合戦とか、それより前に行われる類似の音楽特別番組の録画は素晴らしかったです。その年に流行した人とか歌とかがよくわかります。それを繰り返し見ておけば、帰国してから知ったかぶり出来るはず…。ドラマは見てなくても何とかなりますが、日本中で流行った歌は全部知っておきたいものです。

船便ほどの時間差もなく見られるNHK。かなり昔から海外でも見られる音楽番組があります。のどじまんです(地方で地元の方が歌って、『チーン』とか『キンコンカンコンキンコンカンコン…』とか鐘の音で評価される番組)。昔からの定番の演歌を歌う方が多いですよね。契約社員さんたちは、何十年もの間、人生のほとんどを外地で過ごされています。何十年も前に流行した演歌、機嫌よく聞けるようです。

たまに比較的若い出場者がお友達と一緒に10年前に流行った(当時の)若い歌を歌われます。それは懐かしいなぁと思って、微笑ましく見ているのですが…。聞きながら、『…で、今、現役で若い人の聴く歌ってどうなのよ?!』と、焦ることがあります。

『…と、いう訳で、今、現役ですごくヒットしている曲をいっぱい入れたCD送ってよ!』って頼んでみたのですが、それは負担が大きすぎるみたいですね。もっとも、海外に居る間は、日本で今流行している曲を知らなくても不便しません。帰国した瞬間に空港で聞かれる質問でもありません。

帰国してから自分の力で、不在の間に流行った曲(メルマガでタイトルとアーティスト名はリサーチ済み)を借りまくって(あるいは、買いまくって?)、にわか仕込みで頭に詰め込んでから社会復帰すれば良いだけのことです。無謀にも、アナログ回線なのに1曲ダウンロードに挑戦して長時間つないでみましたが…途中で落ちました。無理は禁物ですね。
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2008年10月29日

墓標

何しろ絵心がないものですから、芸術を理解する感受性というものがありません。でも、みんながいいって言うからいいんでしょうね?現地で古代から使われてきたとかいう、素朴だけど味がある(らしい)デザインの墓標が、外国人に人気らしいです。土産物屋さんにレプリカが売られてますし(主人が学生の頃おみやげに買って帰ったそうです)、観光客の来るお店にオブジェとして飾られていることもあります。

結婚してそのレプリカを初めて見た時は、『何これ?』って聞きました。で、『墓標のレプリカ』って答えられたので、『はぁ?なんで墓標を買って帰ったの?』アフリカの原始宗教の話をされても、『だから、なんで墓標なの?』って疑問は消えません。…私の第一印象がよくなかったんです。

そのデザインのペンダントも売られているらしく、先輩マダムが買って愛用なさってました。オシャレな方ですし、よくお似合いです。でも、私にとっての第一印象が…。

『それ…』『わかる?お土産屋さんに売ってたんだよ。…ヘン?』『いえ、よくお似合いですけど…。それって墓標なんですよね?こっちでは。』『ええっ?現地の人から見たらヘンなのかな?』『いえ、デザインとしてはステキですし、日本でも十分に通用するクオリティだと思います!』…絵心がないクセに適当なことを言ってしまいました。

『古代の死刑台、十字架が、宗教のシンボルになったり、それから転じてアクセサリーのモチーフになったりもしてるんですから、墓標だって立派なモチーフですよ!!』言えば言うほど、苦し紛れに聞こえてしまうのは、なぜなんでしょう?もう絵心がないクセに他人の持ち物にコメントなんてしません。すみませんでした。ハイセンスでよくお似合いです(たぶん)。
タグ:アフリカ
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2008年10月30日

お好み焼き

私の実家のお好み焼きは、かなり美味しいです。材料にもこだわりますが、決め手は調理方法です。手抜きせずに美味しさを追及したいものです。お嫁に行くにあたり、我が家の伝統料理を継承せねば…と、あわてて覚えました。私が母から料理を習うのにメモをとることなんて珍しいことなのですが。

主人の実家ではお好み焼きを自宅で焼く習慣がなかったようですが、自宅でいっぱい作る喜びや楽しみを伝えたところ、主人の実家でもホットプレートを出して焼くようになったみたいです。そんなにお金もかからないし、美味しいし、栄養もあって、いいメニューだと思うんですよね。

私が母から習ったばかりのお好み焼きの焼き方を、忘れないうちに主人に伝えて、主人独自のセンスで工夫を加えて上手に焼いてくれるようになりました。自宅のお好み焼きがあんまり美味しいので、外で食べるとガッカリすることが多いです。首都圏で美味しいお好み焼きを探すこと自体が無謀だったと思いますが。

地方出身者はコンプレックスを持っていて、『トーキョーなんて…』というセリフを言ってみたいものです。首都圏はだいたい何でもそろっていて、物も良いことが多いのですが、お好み焼きに限って言えば、ひどいものです。まれに例外もありますが、『よくこんな物を食べさせてお金なんか取るね』って言いたくなるお好み焼きが多いんです。フン、トーキョーのお好み焼きなんて…。

先輩マダムの体調が悪いとうかがった時、万能の献立、お好み焼きをお持ちしました。私の持ち込むさしいれ料理は、期待できないことが多いのですが、その時のお好み焼きは大好評でした。主人の味付けだったことも原因ですが。

『お好み焼きっていいもんだねぇ!』って喜んで下さったので、宿舎にも持って行ってみようと思い立ちました。スペシャルな物を持ってきてほしそうな日だったので。主人の仕事がスペシャルに忙しい日だったので、私が一人で焼いて持って行くことになりました。結婚して以来、一人でお好み焼きを焼いたことなんて、なかったような気がしますが…。

海外で日本料理が食べられるっていうだけでも喜ばれるのが普通ですが、首都に行けばありそうな、海外でも日本料理が食べられるレストラン…ですら、お好み焼きは、出してないでしょう。だいたい、日本でもお好み焼きを焼ける人は、そう多くないはずなのです。

ジャーン!と、私がお好み焼きを出すと、日本人駐在員の皆様に喜ばれました。もったいつけて鼻高々に、『ま、トーキョーのお好み焼きとは全然違う焼き方してますからね。』って食前の講釈もたれました。皆さんが、『美味しい!』って連呼して下さるのを見届けて、私もひとくち、食べてみました。…トーキョーのお好み焼きの味がしました。

常識かも知れませんが、人に手料理をお出しする時は、事前に味見をしておく方が良いのかも知れません。
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2008年10月31日

てこ、又は、こて

メイドさんは左利き。仮に一緒に和食を食べるとしたら、彼女の左側に座っちゃいけない(私は右利き)等の配慮がいるのでしょうが、メイドさんとは同じ卓を囲まないので、その心配はありません。パイナップルまるまる1個を主人と2人でたいらげるのは多すぎるだろうと思って気軽に、『一緒にどう?』って呼んでみたら、一笑されました。

私たちが昼寝している間にメイドさんが目を覚ましてヒマだったら、リビングのテレビを見ていることがありますが、ソファには決して座らず、テレビとソファの間で三角座りしています。8人ぐらいで囲むような大きな食卓の端っこ(昼食の準備の邪魔にならないよう配慮)で、『現地語の語順ってどうよ?』って聞いてみたところ、色々紙に書いて説明してくれた時のメイドさんは、椅子がいっぱい余っているのに立ってました。ホームパーティーの時以外は、主人と私しか使わないのに、メイドさんは決して座らず、椅子が余るんです。

ヘンな感じですが、それが駐在ルールなのだと思ってあまり深く考えないことにしておきます。左利きのメイドさんと一緒に和食を食べる機会がないから席順を気にしなくて済んでいます。そもそも、メイドさんはお箸が使えません。和食を食べる習慣もないので、問題はなさそうです。

ただ、メイドさんに和食を作ってもらうので、新しい献立を教える都度、そこで悩みます。私は何でも菜箸を使うのですが、同じようにしてねって言えません。麺類は一律、パスタを作る時の道具(ブラシみたいな形のとトングと)で何とかしてもらえます。特に悩んだのは、卵焼きです。

たまたま、私は一般的な卵焼き専用のフライパンを持っておりませんでした。新婚で入った社宅が狭いから、大きな調理用具が邪魔になるのです。で、幼稚園児のお弁当専用っぽい小さなもの(15cmX10cmぐらい)を愛用してきました。狭いところでチマチマ作るので、菜箸が大活躍すべきところ…。

お好み焼きを焼く時に使う、テコとかコテとかいう道具(もんじゃ焼用のヘラよりだいぶ大きなもの。鉄板焼きを作る時とかにも使えそう)の中に、ちょっと小ぶりのがあって、それが幅10cm弱で、卵焼きを巻くのにちょうど良いサイズです。一気に巻けるから、私がお箸で作るより失敗も少なくていい感じ。もっとフランス語がペラペラだったら、『日本人はこんな道具を使わないのよ』って豆知識も説明出来たのですが、『コレをこう使って巻くのよ』…とだけ言っておきました。

今まで日本文化としてかなりウソを教えてきたような気もしますが、悪気はないんです!ただ、わざわざフランス語の作文をするのが面倒くさいだけ…ごめんなさい!メイドさんの定義する、『日本人とはこういうものだ』…は、かなり偏った情報になっているはずです。私も知識を吸収しようとする時は、気をつけようと思いました。自分のフリみて我がフリ直す?!
タグ:駐在 和食
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