2008年12月01日

派手なTバック

社長が、『よし!気にいった!』…って、ロクに見ても居ないのに言うので驚きました。最初から決めていたのでしょう。駐在初心者の私でも滞在していられるのですから、小さなことに目をつぶれば大丈夫に決まってますし。『あの〜、うちの社長がここを気にいって泊まりたいって言ってますので、手配お願いしまーす』…などと気のきいたことを私の語学力では言えないので、社長がフランス人のように美しいフランス語でホテルの人に自分で言ってました。

3部屋のうち真ん中の部屋に私たちは泊まっています。その日は両端が空いてました。『奥の部屋は片付いているみたいですけど、一番のお勧めは手前の部屋です。ここだけバスタブがあるんです。ほら!』…と、一緒に覗いてみると、ド派手な色のTバックがバスタブにぶら下がっていて、周囲に色んな色のマニュキュアの瓶が転がっていました。

私がシャワーを浴びる時に水の出が悪いのは、ホテルのママさんがバスタブ付きの部屋で同じ時間帯にシャワーを使っているからなのかも知れないな〜と、なんとなく悟りました。『イイ年して随分派手なパンツ履いてるなぁ』…とは言ってませんでしたが、社長がホテルの人に、『こっちの部屋に入るから準備しといて』…とか言うと、ホテルのメイドさん総出で部屋を片付けていました。

アフリカでも派手なTバック、売ってるんですね。人の勝手ですが、脱ぎっぱなしのパンツやら散らかしたマニュキュアをメイドさんに片付けてもらうってどうなんでしょう?女性は何歳になっても恥じらいは忘れたくないものですね。本当に余計な御世話ですけど。

社長の部屋に不満はなかったみたいですが、一度お風呂を試してみて気付かれたようです。『お前ら、あんなシャワー、どうやって使ってるんだ?床が水浸しになって困るだろう?』って。『飛び散らないようにチョロチョロと出して、小さくしゃがんで使ってるんですよ。』このお風呂事情には納得いかなかったようです。意外と私、ガマンしてるんですよ。
ラベル:駐在 アフリカ
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2008年12月02日

リスクヘッジ

発展途上国の駐在員と言うと、ひょっとして、『危険かどうかもよく調べないで飛び込んでしまう人』…というイメージを持たれるかも知れませんね。日本に居るより危険が多い生活を送るのですから、意外にそういう駐在員は少ないかも知れません…職務を全う出来なくなりますから。神経の繊細過ぎるA型駐在員は珍しい存在ですが(特に理不尽なアクシデントの多い発展途上国は向いてないと思います)、凝り性の多いB型駐在員は、結構慎重です。

我らが社長も、例外ではありません。この安ホテル滞在を決めた上で、私の意見も聞いて下さいました。『ご飯は美味しいです。特に夜は全く問題がありません。朝食は私だけがとっていますが、気をつけるべき点があります…。』男性には珍しく、人の話をちゃんと聞いて下さるのです。特別慎重なのかも知れません。

社長は現場仕事をしなくても良いので、主人たちが早朝に会社に行ったあとでホテルの担当者が出勤してきてから朝食をとっていましたが、絶対に卵はいらないって言ってましたね。ほぼ100%の確率であたるけど、美味しいですよって私はお勧めしたのですが。砂の町滞在中、社長は全くお腹を壊さなかったそうです。

滞在中ほぼ毎朝お腹を壊しつつも、私は美味しい朝食を食べてきました。冷めたフランスパンとジュースとヨーグルトだけ…社長の朝食メニューだと味はイマイチだったと思います。高級ホテルに泊まった方が安全で温かくて美味しい朝食を毎朝堪能出来たと思うんですけどね。

日本人1人だけで高級ホテルに泊まるより、みんなと同じ安いホテルに滞在する事で、色んなリスクを回避出来ているのかも知れませんが。絶対に美味しくて絶対に快適で絶対に安全な所…あっても良さそうなのに、無いんですよね。
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2008年12月03日

ご縁

私自身が、アウトドア好きでもなく、見た目は虫とか苦手そうで(意外にそうでもない)、冒険なんか絶対しなさそうなタイプなので、私を知っている人は、『サウンジャごときでも務まるぐらいなんだから、発展途上国の駐在員夫人なんて誰でも出来るんだ』…と、思っていたようです。

ま、ほとんど事実ですが…無事に帰って来れるかどうかは運次第、という世界です。夫の転勤に子供の居ない妻がついて行くのは当たり前のことだという周囲の圧力に抵抗することが出来ず、付いて来ただけで、私にその適性があると判断されたからではありません。一応、健康診断は受けてきましたけど。誰が行っても苦労するはずですよ。ブログに詳細を書き綴ってきたから、ご理解頂いたとは思いますが。

ほとんどの歴代駐在員やそのご家族は、好きで来たのではなく、辞令だから仕方なく来たような感じです。普通に日本に生まれ育って、『アフリカに住みたいなぁ』って思うきっかけは、なかなか無いでしょうし。ただ、主人は違います。学生の頃にこの国に来て、とても気にいったので、『社会人になっても又ここに来たい!』と、思ったのだそうです。

当時、首都ではなく、私たちと同じ州で駐在していた駐在員さんに出会ったそうです。その方が、のちに社長として首都に駐在する上司となりました。今回の出張でも、地方では手に入らない紅茶やお菓子をお土産に下さいましたが、学生の頃からお世話になっていました。

色々とご馳走もして頂いたようですし、『日本人なのに時計を携帯してないなんて!』と、腕時計を下さったそうです。ご縁が続いているみたいですね。私も、何かの偶然でこのブログを発見して下さった方々と、良いご縁が続くといいな…と思っています。

夫の上司のことを、『社長なのに安いホテルに泊まる人』…みたいに書いて終わると後味が悪いような気がするので、ちっともケチじゃないってことを書いておきました。経費の無駄遣いは控えているけど、ポケットマネーは惜しみなく出して下さる方です。肩書が立派だからって天狗にならずに、経費とポケットマネーを混同しないでケジメをつけることの出来る社会人で居て欲しいな、と、自分の夫にも望んでいます。
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2008年12月04日

ノートパソコン持参

今回の出張は長くなる上に、いつ終わるかわからないということだったので、時間を持て余すことが予想出来ました。志半ばで挫折しかけておりますが、パソコンを使ってしたいことがあったので、A4型ノートパソコンを持って移動してきました。冒険し過ぎ?

日本人にとっても、パソコンは高価なものです。使っている所を人に見られないように気を遣うものです。特に、このホテルのメイドさんの人となりは、全然信用出来ません。…さすがに、宿泊客の荷物をゴッソリ持ち帰ったことはないみたいですが。

留守にする時は、ノートパソコンを自前のバスタオルや衣類で包んで、棚の中に突っ込んであるスーツケースの中にカギのかかるガラガラ引っ張るキャリーバッグに入れて、しまっておきます。無意味に広い、玄関〜便器〜シャワーのタイル貼りのスペースの片隅にスーツケースを置いていたら、洗濯女が無造作にスーツケースを突然横に倒して掃除しだすのを見て、動かされたくないものは棚にしまっておくべきだと思いました。

窓からも誰も見ていないのを確認して、寝室の片隅にある小さな机でパソコンを使います。主人の仕事のお手伝いをしたことが、1回だけあったように記憶していますが、ほとんどは趣味でした。

主人の学生の頃にお世話になった方で、会社とは関係ない日本人が、現地語ペラペラです。その方が、現地語の単語の一部をアルファベット順に並べて簡単な日本語訳をつけた冊子を印刷されたものを、主人が駐在に行くと聞いて送って下さいました。『現地語→日本語』では、使い勝手が悪いかと思い、データを入力して並び変えることで、『日本語→現地語』でひけるようにしたいのです。現地語について書かれた辞書が、日本語版では見当たらなかったので、自分で編纂してみようと、企ててみたのでした。

英語版とかフランス語版の現地語辞書は首都に売ってるんですけどね。私たちのような民間企業の駐在員ではなくて、ボランティアっぽい作業をしながら住んでいる方々は、日本語版の辞書なんかなくてもペラペラに話せるみたいですけど。現地語がカタコト程度も使えない私は、形から入ってみようと思ったのでした。せっかくアフリカまで来て、ずっと単語の入力ばかりしているというのも、おかしな話ですが。
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2008年12月05日

現地調達品

砂の町に来たばかりの頃は、非常食を途中で食べてしまったのでお菓子を買い足しに行ったり、ホテルのコンセントだけでは足りないのでタコ足配線してくれる延長コードみたいなのを電気屋さんまで買いに行ったり、色々と出かけました。

延長コードは、8つほど穴があるうちの6つが有効で、まぁまぁ当たりでした(多分、中国製)。差し込み口に曖昧な切れ込みがいっぱいあるので、世界各国のプラグを差せるように出来ています。曖昧過ぎて使えない穴もある…というアバウトさですが。使えない部分には、油性マジックでバツXを付けておきました。毎回間違えて差してしまうと、イライラしそうなので。

携帯用MDプレーヤー(いまどき…)や、ノートパソコンや、主人のひげ剃りシェーバーは、電圧フリーなので変圧器がいらなくて、旅先でも便利です。室内にもともと冷蔵庫や電気スタンドがあったし、洗濯女が気を利かせてテレビを入れてくれたし、やはりタコ足配線しておきたいのです。

一通りの物は揃ったし、散歩し飽きたらホテルに長く留まるようになりましたが、それでも時々は買いに行くものがあります。ホテルに長く留まっていると、特に乾燥している町ですし、喉が渇きます。ペットボトル1.5リットル入りの飲み物が必要です。自宅でなら、駐在員夫人の特権でメイドさんに煮出してもらった麦茶を飲めるのですが…。レモネードばかり飲むので、カロリー摂取し過ぎです。

部屋には小さな冷蔵庫があるから、毎日買わなくても、1.5リットル入りならしばらく大丈夫です。最初はホテル備え付けのコップを使ってみたのですが、そのコップを洗う水道水も怪しいような気がして…。コップは歯磨きの時専用に格下げ。レモネードは1.5リットルだけど、ラッパ飲み!するようになってしまいました。太った分、腕力もついたのでしょうか?他の駐在員の方の目もありますし、ご飯を食べる時は、出された瓶ごとラッパ飲み…じゃなくてちゃんとコップに注いで飲みますけど。
ラベル:駐在員夫人
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2008年12月06日

現地語コミュニケーション

散歩にも飽きてホテルに引きこもるようになってから、パソコンを使って、『日本語→現地語』の辞書編纂にチャレンジ…は、しているのですが、客室をルームメイドが掃除している間は、パソコンが出せません。フランス語学習用に持ってきた、携帯用MDプレイヤーも隠しています。

アフリカではMDを見せても何に使う物なのか理解されないかも知れませんけど。自宅の若いメイドさんが通勤バスの中で聴いているのは携帯用カセットテーププレイヤーですし。携帯電話とカセットテープが併存する国なんです。

ちょうど廊下の隅の、自分の部屋の中も覗ける所にテーブルと椅子のセットがあるので、そこで本を読んだり、自宅のメイドさんに作ってもらいたいと思っていた、薄力粉を使って餃子や焼売を作るためのレシピをフランス語で書く習慣になっていました。美味しいのを作ってほしいから、正しく伝わるように、一生懸命調べます。

だから、日本語のレシピ本とか、仏和辞書や和仏辞書、筆記用具などをそのテーブルに広げるのですが、一緒に、『現地語→日本語』の冊子も持ってくるように心がけました。フランス語がほとんど通じない洗濯女が、よく話しかけてくるので、現地語で何を言われたのかわかるようにするためです。

口を締めろ』とか、『洗濯する』とか、限定された単語でしかフランス語が使えないので、今まで宿泊客とコミュニケーションがほとんど取れなかったのでしょう。時間はかかるけど、会話の通じる客が居るので喜ばれているようにも見えました。

ある朝、聞いたことのない現地語の単語を1つだけ言ってきました。『?』って顔をしたら、『あなたが』って現地語で言って、『現地語→日本語』の冊子を指差しました。はいはい、辞書で調べろってことですね。冊子を出すと、洗濯女が自分でその場所を開いてみせました。

この国の言葉、例えば、『布』という意味の単語が、『民族衣装』も、『衣類』も、アバウトに何でも指し示します。が、時々、一単語だけで、長い日本語にしか訳せないような細かい意味を持つものもあります。洗濯女が指差したのは、『いつもここにいる』…という意味の動詞でした。私が、『ああー、なるほど!』って顔をすると、ニタ〜ッと笑って、別な場所の掃除に行きました。
ラベル:アフリカ メイド
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2008年12月07日

州ごとの特徴

貧しい州だからか、特に発展の遅れた州だからか、砂の町は、首都とも私たちが普段駐在する州とも違う雰囲気でした。一番違うのは首都ですけどね、国内で一番発展しているから。

滞在していたホテルの敷地は、『先進国の人が望む南国リゾート』っぽい飾り付けで、生活感を消している感じがします。2階の廊下のテーブルで本を読んだりしている時、フと低い壁の向こう側に目をやると、周辺で普通に住んでいる人たちの住まいが見えました。ヤシの木によじ登っているおじさんの服が、結構ボロボロです。

到着して間もない頃、日没頃に周辺を散歩してみたら、たくさんの人が道端にドラム缶を改造した手作りコンロのような物を出して、直火で料理しているのが見えました。外国人駐在員の住む高級住宅街と言われる町では、道端で料理する人は見かけません。

一番気になったのは、日が沈んでも街灯がつかなくて視界が悪く、歩きにくいということでした。それは町が貧しいからみんなが電気を使うのをケチっているのだ…と、思っていたのですが。国全体を襲う停電地獄の始まる時期が、州ごとに差があっただけだったことを、当時の私はまだ気づいていなかったのでした。
ラベル:駐在員 停電
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2008年12月08日

あいのりタクシー

停電の始まりは、砂の町からだったか、以前に出張で行ったトロピカルフルーツの産地からだったか。ほかの州より私の駐在する州の方があとだったと記憶しています。首都が最後だったはずです。州によって住み心地が全然違うと思います。

そう言えば、タクシーの乗り方に限定すれば、トロピカルフルーツの産地だけ、変わった乗り方でした。ほとんどが小さな車なのでお客様定員は3名だと思いますが、とりあえず1人で乗るとします。目的地に向かう途中、手をあげてタクシーを止める人が居れば停車し、目的地と一人あたりいくらか商談して納得したら、そのお客さんも同じ車に乗ります。

タクシーなのに貸切じゃないことに違和感を覚えながら戻ってきたものですが、いつもの駐在地に飛行機で戻ってきた時、同じようなことをしました。

大雨で迎えの車が出せないと言われ、タクシーでないと自宅に戻れなかったのですが、空港で待機していたタクシーの最後の1台に、出張で来ているらしいフランス人が乗りこみました。その時にタクシーの運転手が、『もうここにタクシーは来なくなるから、一緒に乗っていきなさい。』って声をかけてきたので、あいのりすることになりました。

あいのりなのに、貸切の時と同じ料金ですが、浸水して通れない道を上手に迂回しながら目的地まで送ってもらえたのですから、全然文句は言えません。
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2008年12月09日

メルシー

トロピカルフルーツの産地の出張に同行して帰ってきた時は、美味しいものをいっぱい食べて、前から買いたかった防水のテキスタイル(テーブルクロスとして使用)も見つけたし、ただ機嫌よく戻ってきたものです。

砂の町では、心身ともに不快な目に遭って(砂ダニらしきものは、毎日押し出したり抗生物質入り軟膏を塗ったりした甲斐あってか、治った模様)、いつもの駐在のありがたさを身にしみて感じました。自宅の使用人の一挙手一投足に、あらためて感謝するようになりました。

気がついたら、『メルシー』(=ありがとう)って言う回数が増えていました。でなければ、言う時に心がこもるようになったのかも知れません。固定給で雇っているので、ボケ〜ッと過ごしていても構わないはずです。それでも、私たちのために色々と気を利かせて何かしてくれているのですから、ありがたいことです。

たまに、『一番よく使うフランス語って何?』って聞かれますが、ダントツ、『メルシー』(相手によっては、『メルシーボークー=ありがとうございます』)です。自宅のメイドさんに対して1日あたり、『ボンジュール』(=おはよう)が1回、『オールボワール、アドゥマン』(=じゃ、また明日)が1回、『メルシー』は…数えきれないぐらい、使っています。
ラベル:駐在 メルシー
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2008年12月10日

素人の投薬

主人の手の爪の周りで、もともと荒れていた所が化膿したらしく、ひどく傷むと言ってきました。私がなんとなく砂ダニらしいものを適当にしていて治ったから、同じ方法をとりたいとも言いました。今回は、もともと傷があった所だし、この州で砂ダニが居るなんて聞いたことないし、もっと大変な病気なんじゃないかと警告したのですが…。

何しろ、発展途上国の病院は怪しいです。ヤブじゃなさそうな所は救急病院1軒しか知りません。救急病院に、手の爪の周りがネ…って行くのはちょっと気がひける?『ラベンダーの香りの石鹸でよく洗ってみる』などの迷信めいた民間療法は全く効果がありません。

『あの…本当に、ちゃんと治療した方がいい!みたいなこと、ネットで検索したら書いてあったよ。』放置すると爪を剥がないといけなくなったり、切断しなくちゃいけなくなったり、シャレにならない病気、『ひょうそ』かも知れません。ペニシリン系の抗生物質が効くとか書いてあったので、手持ちの薬から試してみることにしました。

会社の事務所に、『なんだか知らないけどよく効くらしい、クラビット』が大量に、『これもすごかったらしい、タリビット』も、結構な量、『お腹こわしたりしたら効果あるという噂の、サワシリン』も、まとまった量、在庫されているようですが、誰も抗生剤の使い方を知りません。それだけでも恐ろしい話ですが、期限が5年以上切れています。恐ろし過ぎます。

でも、3択で一番アタリっぽい名前の、『サワシリン』を飲んでみることにしました。それで、治ったようです。運が良かっただけかも知れませんが。

医者でも看護師でも薬剤師でもないので、自分の体のことをよくわかっていないんです。再認識しました。日本なら、日帰りで行ける場所に必ず専門の診療所が見つかったはずなので、自分の体のことをよくわかってないことが問題とは思いませんでした。

先輩駐在員のお子さんは、私よりもひどいぜんそく持ちなのだそうです。先輩マダムが、『咳とかはひどくないけど、痰だけひどいんだよね。よくわからないから、お薬全部まとめて飲ませてるけど…。』って言うので、見せてもらいました。『私もムコソルバン、飲むことがありましたけど、たぶん、これが痰のお薬ですよ。』医者でも看護師でも薬剤師でもない私の言う通りに、私の指定したお薬を飲ませることになりました。

発展途上国の駐在、恐ろし過ぎます。無知な我々が恐ろしいのかな?でも、何とか手を打たないと、病気は待ってくれないんですよね。救急病院でお邪魔にならないように先生にスラスラ説明できるぐらいにフランス語を話せるようになっておくべきだったと思います。大使館じゃないのですから、日本人医師が一緒に駐在してくれることはあり得ません。医師団の巡回は、『だいたい1年に1回』のペース。1年も病気は待ってくれないでしょう。
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2008年12月11日

カドー

自分で使うことは少ない単語ですが、『カドー』という言葉を耳にする機会は多い気がします。『プレゼント』と理解していますが、何かにつけて、『何かくれ』って言われます。

一応、平均的な日本人のつもりである私の認識としては、お中元、お歳暮、家族又は恋人の誕生日プレゼント、家族又は恋人のクリスマスプレゼント、友達の出産祝い、結婚式の引き出物…ぐらいが、ありがちな贈答品だと思っております。お子さんが居ると、もっと色んな付き合いがあるのでしょうが。

犬を預かっていた頃は、お話し好きな門番が色んな話を聞かせてくれました。彼は現地語を教えてくれていたつもりだったようですが…。とにもかくにも、外国人駐在員に雇われる人の気持ちというのは、よく聞かされました。

『何かにつけて、カドーが大事なんだ。ノエル(=クリスマス)のカドーとか、ボナネのカドーとか。みんなソレを楽しみにしてるんだよ。』…ホントかよっ!?確かめる手段がよくわかりませんが、頭の片隅には入れておくことにしました。あまりに熱心に話してくるので。

クリスマスは12月25日。ほとんどの人がクリスチャンらしいので、クリスマスにはそれなりに配慮がいるのでしょう。ボナネというのは、『謹賀新年』という意味のフランス語。1月1日です。この国の2大ボーナス、近すぎません?

日本の会社のボーナスみたいに、月給の2倍とかを現金で渡すような習慣はないようです。古着とかお下がりでもだいぶ喜んでもらえるので、何か家にある物をプレゼントすれば良いのだろう…みたいなことを、主人と話し合いました。

メイドさんにボロTを着るのを辞めてほしくて何度も古着をあげた時は喜ばれていましたし、やっぱり古着には価値があるんだ!という認識です。日本の実家に船便で何か送ってもらう時に、『古着は喜ばれるからいらないのがあったら送ってね。』ってお願いして、在庫しておきました。
ラベル:外国人駐在員
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2008年12月12日

クリスマス気分

日本では12月ともなると、どこもかしこも赤と緑の飾りが施され、クリスマスソングが流れるようになりますね。クリスチャンであるアメリカ人にクリスマスカードを書く時に、『…みたいな感じで、聖なる赤ちゃんのことを思い出す風潮ではありません。』って書いてみると、『商業主義のクリスマスになってしまうのは悲しいですね。』ってお返事をもらったことがありました。

クリスチャンの多いこの地域はどうなのかと言うと…。やっぱり赤と緑でお出迎え!です。もちろん、本当にミサに行ったりするのでしょうから、日本人とは違う感覚だと思いますが。お金に余裕のありそうなスーパーでは、クリスマスツリーが飾られます。無難なオーナメントもついてます。が、雪代わりの脱脂綿は付けないようです。氷点下にならない、アフリカの熱帯ですから?

日本ではわざわざ鉢植えのポインセチアを取り寄せて、赤と緑で気分を高めたりするものですが、この国では鉢植えで取り寄せるようなことはしません。自生していますから…このへんでは見たことないけど。熱帯では常温で育つ植物なのだそうですよ。

私がクリスチャンでないことは周囲にバレていますが、『それでもクリスマス歓迎ムードなんです!』と、アピールしてみることにしました。わらの中の七面鳥、サンタがママにキスをした、あわてんぼうのサンタクロース…私がまっさきに思いつくクリスマスソングを、笛で吹いてみましたが、全然クリスマスソングと気づいてもらえないようです。

伝わらないもどかしさは、言葉で十分に経験済み。音楽ですら、伝わりません。文化が違うんですね。今まで、『日本人=仏教徒』という説明をしてきたので、『なんか変わったことしてるみたいだけど、宗教が違うんだから仕方ないよなぁ』って思ってもらってきたのですが、決してクリスチャンではないのですが、本当は私も、クリスマス歓迎しているんです。ま、理解されないでしょうけど。
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2008年12月13日

リアルにサンタ

私にクリスマスカードを送ってくれたクリスチャンのアメリカ人が選ぶカードが、わりと厳粛な感じで、『聖夜』って雰囲気の図柄が多かったのです(御年配だから?)。だから、商業主義のサンタさんには用がないのが普通なのかと思っていました。

クリスチャンだらけの町に、ちゃんと居ていいみたいです、サンタさん。孤児院とかにサンタの格好してプレゼントを持って行くと喜ばれるそうです。日本の子供たちみたいに、両親に申告したおもちゃをもらう訳ではなく、もらうのは食料品だったりしますが。

よく知らないけど、サンタクロースは、イエス=キリストが生まれた時にはまだ生まれてなくて、北欧のおじいさん(…になるまでは赤ちゃんだったり子供だったり青年だったりしたのでしょう)らしいですね。『クリスマスにプレゼントくれる人』という認識は世界共通かも知れません。

もちろん、わざわざ北欧から呼び寄せる訳にいかないので、現地の人が例の赤い衣装を着て扮装します。そこまでは日本でありがちなクリスマスパーティーと同じ。あとは、長いあごひげつけて…で、許してはくれないらしいです。

北欧っぽい顔で白いひげが生えていなければならないらしく、顔面はお面で覆わなくてはならないそうです。一応、『アジア人=白人』と認識されているようですが、白人と言っても、顔がサンタさんの顔でないと、ニセモノとみなされるそうです(…だから、本物なんて来ないってば!)。

真夏にあの衣装ってだけでも大変ですが、お面(プラスティック製)までかぶると、ものすごく暑いでしょうね。アフリカ中の(ニセ)サンタさん、今年もお疲れ様です!
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2008年12月14日

古着のペアルック

女性用の古着はメイドさん用、男性用の古着は門番用、色々と貯めました。実家からも捨てづらいけど今時じゃないデザインの服とかを送ってもらっています。駐在している間にくたびれた服も、プレゼントすることにしました。

どうせ強い日光で、すぐに色あせてくたびれるんです。クリーニング屋なんてありませんし、スーツの汚れをなんとかしてくれそうな場所は、首都に1軒ある高級ホテルの中だけという噂です。高級な服なんて発展途上国に持って来なくて結構です(首都でのコミュニティに参加する方々がどの程度のクオリティの服を着ているのかは、よく知りませんが)。

そういう訳で、廉価なことで有名な、大型量販店の衣類を愛用します。毎年新しいデザインのを出すから、意外に駐在員同士が全く同じ柄でハチ合わせることは、ありません。そういう意味でも、頼れるメーカーです。日本じゃ恥ずかしくて着づらかった、企業コラボTシャツの目立つ柄も、アフリカでは正々堂々と着られますよ。

私がずっと愛用しているレインコートは、雨季に大活躍します。それを着て宿舎に行くと、首都からやってきた社長に言われました。『おっ!コレ、○ニクロだろ?俺も色違い持ってる。』日本ではありえないセリフです…。実はコレ、主人と色も柄もお揃いなのです。

主人のレインコートが駐在中にくたびれてきて、主人は他にも丈夫なレインコートを持っているので、門番にお古をあげました。ある日、まだくたびれてないレインコートを着て私が出掛けようとした時、私服の門番に会いました。私とペアルック姿の彼が、満面の笑みで、『ボンジュール、マダム!』って挨拶してくれました。…ちょっとイヤ。
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2008年12月15日

設営

普段は、みんなが何となく夕涼みにやってくる場所ですが、12月になると、徐々にキオスクぐらいのサイズの小屋らしき物が場所を取り始めます。小屋だけでなく、1箇所あたり畳3〜6帖ほどのスペースを使うことになるのですが、場所取りでしょうか?日本のテキヤのルールも知らないので、アフリカのルールなど全く理解しておりませんが。

我々のような外国人駐在員の家は、日本で例えるなら、当然庭とか屋根に電線を引っ張ってきて夜通しカラフルなイルミネーションで通行人の目を楽しませなければいけないようなポジションの家ですが、アフリカでは個人の家がそこまで頑張る必要はないようです。なんか面倒臭いので、探せば買えるかも知れないクリスマスツリーも飾ってません。ノリが悪いのは、『仏教徒』ということで、許してもらうことにします(だいたい、クリスマスの正しいノリ方というのがわかりません)。

みんなが何となくやってくる場所に生えている大木には、ささやかな電灯が飾られます。大統領ぐらいのえらい人がパレードしに来るとなると、国旗模様の布をかけられますし、少なくとも樹齢百年以上たってそうなのに、イベントごとにこき使われる木です。むやみやたらと触らないように?一応、柵で囲まれてはいるのですが、その割には政府の扱いが雑なような気がします。

クリスチャンだけが集まる場では、クリスマスに向けて何か話し合ったりしているのでしょうか?関係ない我々ですら、『なんだかワクワクするイベントが近づいているらしい』っぽい空気は感じます。独身の時は街中が赤と緑で綺麗に飾られて、デートする相手が居ないと罰せられるような脅迫感を味わったというのに、(結婚した余裕から?)ぽかぽかするような、ウキウキとした気分になります。日本のクリスマスと違って暑いせいかも知れませんね。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2008年12月16日

撮影

何日も前から場所取りしていた『ブース』は、クリスマス当日、撮影スタジオに変身します。本格的に賑わうのは、熱帯の蒸し暑さがマシになった日没後なので、電気代が高いというのに、全てのブースが明るく照らされます。

ブースの内部には、それなりにクリスマスを連想させる手書きの絵が書いてあります。そこに、暑苦しいのに御苦労さま!サンタさんの格好をして待っている人が居ます。それなりにクリスマスを連想させる小道具も置いてあります。

決してそんなに清潔なスペースではありませんが、小さなお子様を記念に撮影してもらいに行く写真スタジオみたいな雰囲気を醸し出しているようです。せっかく屋外なのに、澄んだ空なんか見向きもせず、手造り感漂うクリスマスっぽく描かれた絵を背景に家族で写真を撮るのが、クリスマスならではの贅沢のようです。

やはり、絵が上手で小道具の雰囲気が出ているブースは人気のようです。絵もイマイチなブースだと、お客さんが来ないみたいですね。せっかく設営したのにね。でも、比較して選べるなら、雰囲気の出る所がいいでしょうね(せっかく屋外なのに絵が背景?なんて言ってないで)。

それでも安くは撮影してくれないらしく、たくさんの人が芋を洗うようにゾロゾロと歩いて来る割に、撮影を頼む人は多くありません。スリが怖いので極力荷物を減らした上で、主人と一緒ということと地元という安心感から、カメラを持って出てきたら、主人の会社の部下一家に会ったことがありました。まさかお金を撮るブースを勝手に背景にしては写せませんでしたが、電飾された木を背景に家族写真を撮ってあげると、喜ばれました。

カメラなんて持っているのは、よっぽどのお金持ちか外国人駐在員ぐらいでしょうし、撮影スタジオもどきがあるだけの人ゴミの中に好き好んで入っていく外国人は私たちぐらいのものですし、多分、浮いた存在だったかも知れません。ほとんどの人が家族団欒をしていて、他人の動きは気にしてなさそうですが。
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2008年12月17日

プレゼント計画

毎日の配給ビスケットは、地味ながら、欠かさないことにしています。小さいことですが、ちょっとは期待されている気のする習慣です。『食べようと思って開けたら、勢いで中身をこぼしちゃったんだ。見て見て〜、カワイソウでしょ?だからもう1袋ちょうだい。』とか、『お願い、隣の家の門番が、ものすごーくお腹すいてるんだって、ビスケット1袋ちょうだい。』とか、言われたら、余計に1袋あげます。多分、好評です。

外国人駐在員夫妻からのクリスマスプレゼントとかボナネ(=新年あけましておめでとう)のプレゼントは、ビスケットをあげるタイミングで一緒に渡すことにしました。同じ人を1日に何度も呼んで、『ありがとう』って何度も言わせるのも悪いですし(私が面倒臭がりなだけかしら?)。

で、ビスケットと一緒にプレゼントを渡すタイミングを検討してみました。昼は1人で夜は2人です。クリスマスはイブも含めてクリスマスとみなすことにします(プレゼントあげるから全員25日に出て来なさい、なんて言えません)。シフトを考慮しました。【イブの昼間1人にプレゼント、イブの夜間2人にプレゼント、クリスマス当日の昼間1人にプレゼント】完璧♪

クリスマスプレゼントを完璧なタイミングで渡せた気の緩みで、ボナネのタイミングを誤ったことがありました。反省しています。その…つまり…ビスケットも何もかも忘れて寝てました!
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2008年12月18日

ボナネ

『謹賀新年』と訳すべきでしょうか?英語の、『A Happy New Year!』に非常に近い感覚かも知れません。このフランス語を直訳してしまうと、『良い年』ですけど。クリスマスほどは、カドー(=プレゼント)を期待されていないかも知れませんが、日本在住小学生がクリスマスとお年玉の両方を期待しているのと同じで、みんなが両方を期待している可能性もあります。

昼間は良かったのですが、夕方にビスケットを渡すことも忘れて、なんとなくそのまま電気を消して寝てしまい、新年を迎えることになりました。ええ〜っと、疲れてたんです、多分(言い訳にしか見えませんね)。

寝付きが悪いので、私は横になって目を閉じているだけの状態でした。日付が変わって年が明けた瞬間…当然、真夜中ですが…花火が連続で打ち上げられる音がしました。クリスマスごときではなかったはずの花火が、よりによって真夜中に?

『相変わらず近隣住民の迷惑なんて顧みない、アフリカならではのヘンな習慣だなぁ。日本じゃありえないよ、お正月の真夜中に花火なんて…』って思った瞬間、思い出しました。『しまった!ボナネのカドーどころか、ビスケットすら渡してなかった!!』

飛び起きて、夜勤の門番2人分のプレゼント(…に比べるとかなり小さいいつものビスケットを一番上に載せて)を持って、玄関の戸を開けました。急に電気をつけてゴソゴソしだしたから?門番が2人ともこっちを見ていたので、『ボナネー!』と、上機嫌で挨拶し、プレゼントを渡しました。

『年が明けた瞬間に新年のあいさつをするための演出』だと思ってくれたでしょうか?或いは、『マダム、うっかり寝てしまったのをうまく誤魔化したな。』ってバレちゃったでしょうか?長く働いていると私がおっちょこちょいだということは気付いているはずです…バレてたかも?
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2008年12月19日

マダム総出

1月1日は、駐在員家族が宿舎に集結して大宴会です(…と言っても、手作りなので限界がありますが)。社長一家も首都からやってきます。こういう大きなイベントでは、駐在員夫人はエプロン持って早めの絶対参加です。参加することに意義があるってだけの気はしますが(何せ、実力がないので…)、肝心なのは、『私たち女ども、頑張ってまーす!』というアピールでしょうか。

宿舎のメイドさんたちは、本気で宴会のお料理の準備をしています。そのお手伝いをするのが、我々マダムの仕事です。…わかってます、邪魔しに来ています。居ない方がはかどると思います。

宴会の準備を仕切っている、お料理上手な契約社員さんが時々『現場』である厨房を訪れます。メイド頭を呼び付け、『ほら、マダムに仕事を説明しろ!』と。私が仰せつかったのは、八幡巻きにして煮込むための昆布に爪楊枝を差していく作業(それだけ)。これによって、誰かが八幡巻きを食べる時に、『これはサウンジャが作ったんだぞ!』って言われます。みんなわかっているはずですが、『へー、すごい!』って言ってくれます。

大変なのはメイドさんたちですが、『居ても邪魔なだけなのにな…』って思いつつ、邪魔な場所を陣取って楊枝を刺すというのも、決して快適な時の過ごし方ではありません。メイドさんたちは、『このマダム、使い者になりません。』って言えません。マダムが地味な皿洗いだけをしていると、仕切っている契約社員さんにメイド頭が叱られます。

様子を見に来た契約社員さんに、『サウンジャ、そこはいいからこっち来い!』と、呼ばれました。戦力外通告?私に巻き寿司の作り方を教えるように、と、二番手のメイドさんも呼ばれました。日本語も英語もフランス語も通じない相手とのコミュニケーション…意外となんとかなります。

『こんな感じに』=『コムサ』(基本フランス語)のほかは、笑顔!(時に相手は苦笑い)おかげ様で、細巻きは海苔が半分サイズということを学習しました。一応、『いやっ、そのっ、そうじゃなくって!』って言いたくても言えない立場のメイドさんの顔色を伺いつつ、頑張りました。あんまりひどくて人前に出せないらしく、あとから来た主人が呼び付けられました。『サウンジャの寿司を食っていいのは、お前だけだ。今のうちにコレ全部食っとけ。』

非常に足手まといだけしてきましたが、『マダムだって一生懸命に頑張ってまーす!』ってアピールをすることには、成功しました。なんで誰も言わないんでしょう?『なんで最近の女は主婦になっても料理が下手なんだ?』みたいな、『最近の若い者は』的ボヤキ。みなさん、お優しいです!

うまく仕切って頂いた甲斐あって、出てくるお料理はいずれもご馳走です。味も見た目も、最高!全く問題ありません。メイドさんたちの技術の賜物です。また、メイドさんたちにご馳走の作り方を教えた契約社員さんの長年のご指導の賜物です。
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2008年12月20日

カラオケ…バブル期の遺物?

宿舎には、自動マージャンやレーザーディスクのカラオケセットが置いてあります。マージャンは契約社員さんたちが集まれば時々使っているようですが、カラオケはお正月以外出番がないような気がします。セッティングの仕方がよくわからないということと、不景気になってからは、ゆっくり娯楽する余裕がなくなってしまったということが原因だと思います。日本人駐在員の人数を減らして、残っている人の滞在日数も減らして、やりくりしています。

最低限、1年に1回は使わないと…。セッティングを確実に出来るのは、滞在日数の少なくなった契約社員さんです。ちょうどお正月シーズンは駐在している時期なので、頼りになります。コードが何本もあって、取扱説明書らしきものは見当たらなくて、それでもうまくセッティングして下さいました。みんなで集まってきて、『おー!すごいなぁ!』とだけ、言いました。

少々の間があってから、『では、僭越ながら、私の声で試運転してみます。』っておっしゃいました。かなりカラオケお上手でした。ホントは、『ぜひ!最初の1曲を歌って下さい!』って誰かが言わなきゃいけませんでしたよね。あ…、私がですか?毎度、気が利かなくてすみません。

このカラオケをフル稼働させる時は、解散して日本人駐在員だけになってからです。日本人は経費が多くかかるので(私みたいに全く戦力にならないのもくっついてきますし)、人数を大幅に減らした分、第三国の派遣会社から代わりの駐在員を派遣してもらい、その割合が増えています。

新年会をするからって一同終結すると、駐在員のほとんどが第三国から来た人でした。『こんなふうに、日本人の居場所がなくなってきてるんだな…』って思うと、微妙な気持ち。派遣会社から言われるままにやってきた彼らは、とても丁寧に、そんな習慣はなかったはずなのに苗字に日本語で『さん』を付けて、きちんと敬意を払って呼んで下さっていますが。

『昔は比率が逆で、ほとんどが日本人だったんだよ。』って言われると…ゾッとしました!昔は圧倒的多数の契約社員さんたちが駐在員夫人にイヤなこと言ったりして、その場で泣かされるマダム続出だったそうです。私はアフリカに来て、自分の弱さに泣いたことは何度かありますが、他人に泣かされたことはありません。そういう意味では、いい時代にやってきた…のかしら?
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2008年12月21日

唯一の休日?

発展途上国だからだと思いますが、駐在員に24時間休日は、ありません。熱帯だからだと思いますが、毎日、昼休みは長いです。家に帰ってきて、昼寝が出来るぐらい…。国中が真昼は眠りこけていますが、時差のある海外から携帯に仕事の電話がかかってくると…寝不足に。外国人だから仕方ないですね。

閑散期だと、土曜の午後は休めるし、日曜は朝だけ仕事してれば済みます。でも、24時間休める休日はありません。どうしても、例えば出張で抜ける時は、ほかの駐在員にフォローをお願いすることになります。ほかの駐在員のご迷惑をかけることになるので、よっぽどのことがないと、休めません。(遊びに行くからって交代して頂いたことはありますけど)

私にとっては、元旦は朝から駆り出されて昼も夜も気を遣う一日ですが、主人にとっては、『唯一元旦が、仕事を忘れて休める日』…なのだそうです。たくさんの人が集まって、気を遣う相手が一年で一番多い日だと思うのですが…。

駐在員夫人にとって一番大切な仕事は、日本人に気を配ることかなと思います。だから、お正月が一番重労働(みなさま、親切にして下さっているのに、すみません!)。駐在員は、もっと高次元のお仕事で頭を悩ませているようです。…そりゃ、そうですよね!気を遣い合うためだけに駐在させているとしたら、事業は大赤字ですから。
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2008年12月22日

度付きサングラス

社風が地味(あくまで私の主観)なせいか、社宅でサングラスを愛用する方は、見たことがありませんでした。でも、アフリカ駐在生活の必需品と聞いていたので、持って行くことにしました。主人は何度か出張で来ていますが、その都度、『あっ!サングラス入れてくるの忘れた!』って言って、成田で高そうなのを(免税で?)買ってました。

そんなこんなでサングラスは家にいっぱいあったのですが、私は駐在する前に別途買いました。近視なので、裸眼で普通のサングラスを掛けても運転出来ません。コンタクトレンズを目に入れてから掛ければ良いのかも知れませんが、極力コンタクト装用時間は短くしたいですし、いっそ度が入っている方が良いと判断したのです。

私は度付きサングラスを2種類持っています。一つは、一応、夜でもかけて良いと日本の警察が認めてくれる程度の明るさを保ったものです。コレは地味な社宅敷地内をウロウロしても大丈夫なレベルだと自負しております(お洒落なつもり)。

もう一つは、夕陽に向かって運転出来る程度に濃い物。欲を言えば、真横から光が入ってもカットしてくれるような大きく横に曲がったフレームを希望したのですが、『度を入れるとなると特注で時間もお金もかかるし難しいですよ。』、と、メガネ屋さんで断られました。

駐在の準備を1人でするに当たって、夕方4時から特売サービスの始まるスーパーまで車を出していたものです。濃いサングラスは運転していても西日の眩しさを感じることなく、便利でした。ただ、そのサングラスをかけたまま社宅敷地内をウロウロすると、小さなお子さん連れの奥様方から怪訝な目で見られたものです。『濃いサングラス=不審者?』が、社宅の常識だったようです。

それ以後、社宅敷地内では普通のメガネを掛けて歩き、運転席に座ってから濃いサングラスに掛け替えて駐在に必要な物を買いに行くようになりました。たとえ国内に居る間でも、気持ちが海外に居ると日本の常識を忘れがち。帰国してから、『海外帰りだからって非常識よね、あの人!』って後ろ指さされることのないように、常にTPOにあった格好を心がけていきたいものです。
ラベル:アフリカ 駐在
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2008年12月23日

レストランでのサングラスルール

国内で最も高級と言われる首都の高級ホテルですら、消毒不十分な生野菜を出されます。アフリカの田舎のレストランなんて、信用してはいけません…『猛毒は入ってないだろう』程度には、信用していますけど。

自分の手で塩素消毒した野菜でないと生で食べないようにしておりますが、他人の作った氷も疑っています。当然、日本人用に私が作る氷はミネラルウォーターを使いますが、レストランの氷は全く信用していません。一旦煮沸したものなら大丈夫ですが、生水そのままなのか、生水を煮沸したのか、ミネラルウォーターなのか、見た目では判断出来ません。当然、聞けばウソでも、『ミネラルウォーターで作った』って言われるに決まっています。

だから、外食する時にジュースを注文する時は、『氷ナシで。』って念押しします。時々、生ぬるいジュースを持って来られることもありますが、それでも氷はいりません。冷たいジュースを飲む瞬間は気持ち良くても、生水にあたるとしばらくつらい思いをします。

フランス語で、『〜なしで』は、『サン』、氷は、『グラス』なんです。普通は、『ラ』とか『レ』とか、名詞の前に冠詞をつけないと通じないものです。そのせいかも知れませんし、『R』だか『L』だか判別出来ない発音をしますし(区別せず、『ra』も『la』も、同じ、『ラ』で発音している…日本人慣れした方にしか通じません)、『〜ジュースをサングラスで。』って注文して一回で通じた覚えがありません。

『?』って顔をされたり、或いは完全に無視された(意味わからないこと言われたから気にしないことにしよう!という決意の表れ?)場合、現地語で言い直して、『とにかく氷はいらないんだ!』と、伝わった確信があるまで、ウェイターを帰しません。そのお陰で、氷の入った飲み物が来たことはありません。外食して飲み物には当たったことがないつもりです。
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2008年12月24日

バイリンガル

私のトシになると、手遅れです。日本語しか使えません。本人の必死の努力により、出身地の方言を自在に操れる(当然)ほか、標準語圏内でも通用する日本語(訛っているが、出身地のカモフラージュには成功)を話せるようにはなりました。が、外国語は、『話せません!』って言い切るのが正解のようです。

お子様たちの吸収スピードには、頭が下がります。旧宗主国がフランスである場合、アフリカにあっても外国人の子女が通う幼稚園や学校はフランス語が共通語。『フランス語ってこんなに美しい響きなのね!』って聞き入ってしまう、蝶の舞うような美しい発音で喋っています。あんまり小さい子に、『フランス語で喋ってよ。』って頼んでも、『やだ!』って言われますけど。友達同士、あの美しいフランス語でコミュニケーション出来ています。慣れるの早いです!

首都だけだと思いますが、アメリカンスクール(略してアメスク)があり、共通語が英語で第一外国語としてフランス語を学習します。何年も通っていると、英語がペラペラになります。これまた完璧な発音でカッコイイです。行きの飛行機ではアメスクに通う日本人小学生に通訳をお願いしてしまいました。頼りない大人でごめんなさい…。

お父さんの仕事の都合で何度もアフリカ駐在している小学生が居ます。赤ちゃんの頃もアフリカで育ち、門番が庭で遊んでくれたため、現地語がペラペラだったそうです。現地語と日本語の両方がペラペラに話せるって、とっても頼もしいです。その後、日本に帰国したら、完全に現地語を忘れてしまったそうです。

再度駐在して、アメスクに通い、英語がペラペラに。帰国する日が必ず来るのですから、日本人として生活するのに欠かせない、漢字の勉強をお母さんに言われて嫌々(…にしか、見えなかった)しています。もともとお利口さんだから、日本で育っていたら、もっと漢字が得意だったかもね。二つの言語を同時に習得して読み書き出来るようになるのは大変です。

フランス語がペラペラの幼稚園児と一緒に居たら、急に人数を数え始めました。『1ぴき、2ひき、3びき…僕たち、6びき居るね!』ツッコミたい部分は色々ありましたが、数字部分は日本語で正確に数えられたことを称え、『そうだね。』って言っておきました。日本語ってかなり難しい言語かも知れませんよ。


英語かぶれしててすみませんが、メリークリスマス!

ちょっと気が早い?海外子女・帰国子女のための学校検索サイト
海外子女.com(帰国子女「体験談」が更新されたところです)
ラベル:駐在 アフリカ
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2008年12月25日

トックトック

駐在中は大人も子供も大変ですが(日本語の全く通じない集団の中で何時間も過ごすお子様の方が大変?)、帰国してからのお子様の苦労を思うと、泣けてきます(…いい人のフリしました!)。本人たちは必死で生活しているのでしょうが、日本語でもフランス語でも会話出来る子供たちと喋っていると、楽しい発見があります。

機嫌がいいと、『ごっこ遊び』をひとりでに始めてくれます。急に空中のドアをノックしてくれました。『トントン』以外のドアの音を私は知りませんでした。私がそれぐらいの年齢の頃って…『ガラガラ〜』だったかも知れません。引き戸をノックする習慣はなかったはずです。

『トック、トック』っていうのが、フランス語でドアをノックする時の擬音語だそうです。大人用のフランス語のテキストには載ってなかったような気がします。子供同士では、そんな言葉を使って遊んでいるのかな?

帰国したら、『トックトックなんて変な言葉使って!』って、ひがみ半分で言われるかも知れません。そうならないようにって一生懸命に、『日本ではノックの擬音語をトントンと言う…』って覚えることになるかも知れません。或いは、何となく日本人と遊んでいるうちに日本語に馴染んでフランス語を忘れていくのかも知れません。

苦労しながら覚えたフランス語をすっかり忘れて日本語に馴染んでくれても構いませんが、異文化に馴染んで得た、『何か』は、せっかくだから忘れないで欲しいな、と思っています。…ヒトのことは言えませんね!アフリカに来ることで失う物は多いですが、駐在生活で得た、目に見えない『 何か 』は、(人生の肥やしという意味で、)一生の宝物になると思います。


メルマガ版と全く同じ挨拶ですみません。
☆★☆ Je vous souhaite " Joyeux Noe"l ! " ★☆★
増減しつつもメルマガ読者様がついに3ケタになりました♪ありがとうございます!
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2008年12月26日

帰国子女(きこくしじょ)

幼稚園とか小学校低学年なら、字を一生懸命覚えれば、帰国してもそのまま馴染めるかも知れませんね。学年が進むと…特に日本は算数・数学のレベルが高いらしいですし、年齢相応の学年では馴染めないことがあります。そういう場合は、年下の子と机を並べて勉強することもあります。

それで馴染んでいけるものらしいですが、勉強する期間が長いって大変です(若返りたいとは思っても、もう一度数学の勉強をやり直したいとは思いません!)。景気が悪すぎると、現役の新卒でも就職が難しいみたいですね。例えば公務員試験は、年齢制限があったはずですし…帰国子女って苦労してきた上に、帰国してからも余計な苦労をしそうです。

昔は楽観的に、『海外で○年以上生活してきた帰国子女は、いい学校に優先的に入れるらしいし、おトクだよね〜』…なんて言っていたものですが、そこらじゅうに帰国子女の定員枠がいっぱいある訳でもないですよね。もしかしたら、普通に受験しなければ進学出来ないかも知れません。そうでなくても、日本で生活していくにあたって必要な日本語の習得、特に漢字の書き取りには、かなりの労力を費やしますが。

帰国子女の枠が狭すぎて、一般生徒たちと同じように進学させることにする場合、私は私学の方が良いような気がします。特に、似た環境に居た生徒さんの多い所がベストですね。ムラ意識の極端に強い地域にある公立の学校で、帰国子女がひどくいじめられたという話を聞いた時、自分のことじゃないのに泣いてしまいました。『日本語会話は問題なく出来るのにアルファベットでしか筆記出来ない…』という子は、気の毒がられることが全くなく、威張っているように見られるみたいです。

海外駐在の経験がある者同士、お互いを理解することはたやすいかも知れません。海外へ行ったことがないばかりか、ムラから出たことすらない子供たちいっぱいの所へ、日本人として当たり前に身についているはずの習慣がついていない子供が混じることを想像してみて下さい。大人ですら(…大人のクセに努力が足りないせい?)、帰国してきた人は変人扱いされます。経験のない方に、『理解して下さいよ。』って頼めないぐらい、特異な経験をしてきたので、ある程度は仕方ないと思って諦めてますけど。

一生ムラから出ることなく、異文化を完全に拒絶し続けて一生を終える日本人も居るのでしょう。そういう人たちとの相互理解なんて難しいことは目指さなくて良いと思います。特異な経験を生かして、『外務大臣になって下さい!』…とまでは言いませんが、世界のかけ橋になる一員を目指してみても良さそうですね。周囲の人から理解されなくて寂しい思いをしている人は、世界のどこかに、本当はいっぱい居るような気がします。

(多くは帰国してからより一層、)苦労してきた分、何かの力が付いたと思います。少なくとも、人の痛みのわかる人間に、早いうちからなれるでしょう。良いことに活かせるといいですね。強くて優しい大人に成長してくれることを、影ながら祈っています。
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2008年12月27日

留守家庭

個人的には、国内であっても転勤の多い方が家を買うことには反対という考えを持っています。転勤リスク回避のために会社が社宅を用意してくれているので、乗っかってしまっているのです。かなり古いので、あまり快適な住まいは約束出来ないかも知れませんが…主人と2人ならガマン出来ます。

社宅に物理的に住めないとかいうこと以外にも、個々の事情があるでしょうし、家を買ってはいけない!とまでは言いません。住民票を移した場合の住宅ローン減税とか考えると、トクにはならない気がしますが…。留守の間、管理して賃貸しておいてくれたりする会社もいくつかあるようなので、興味があれば、『リロケーション』で検索してみると良いでしょうね。

アフリカの中でも比較的治安が良いので、特に居住区は地方だから首都ほど危ない訳でもありません。妻子を連れて駐在するのが普通みたいですね。そうでない国への駐在の場合は、ご主人が単身赴任で、母子家庭みたいな家族構成で奥様が世帯主として生活します。男手のない生活は、ハッキリ言ってタイヘン!私は3か月ほどしか経験していませんが…地方出身なので遠方にしか身寄りがないのはキツイんです。当然、お子さんを育てながらの生活の方が大変だと思いますが。

アフリカには珍しくせっかくのマシな治安でも、お子さんの進学の関係で、妻子だけ首都で駐在、ご主人は地方で駐在というケースも多々あります。1世帯分の住宅費は会社が負担してくれますが、妻子の分は自費。月1回程度の国内往復交通費、家賃、電気代、運転手代などなど、物価の高い首都だと、発展途上国に居るのに日本で生活するより高くつくかも知れません。

特にお子さんの学年が上がると受験もしたいでしょうし、発展途上国にはご主人一人で駐在することになるかも知れません。会社によっては、妻子だけでは社宅に住めないって規定があって追い出された奥さんが居るそうですよ。住まいの問題は甘く見ない方が良いかも知れません。

幸い、主人は、『女子供を呼んではならない!』なんて言われるほどの治安の悪い国には呼ばれてませんし、『かすがい』になったり、『くさび』になったりする存在の子供も居ません。なので、当然に私は主人に付いてきました。悩みの原因の少ない駐在員夫人だと、我ながら思います。
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2008年12月28日

ちょっとだけ留守番中

一緒に駐在するために妻子がやってきても、ご主人が不在になることもあります。家族同伴しない出張もあります。私の主人は駐在中は国内出張しかしておりませんけど、私が同伴しないこともあります。

ヨーロッパの駐在員が海外出張してきたこともあります。色んな国を回っているそうです。一番行きたい国は日本だと思いますが…(ヨーロッパから見れば、アフリカは時差も少なくて、物理的には日本より近い国です)。その出張期間に奥様が日本の実家に(自費で)里帰りしているってお話を伺いました。一人で出入国出来るなんて、カッコイイですね!…大人だったら当然ですか?

国内ですら一人で移動出来ないっていうのは、私が大人なのに特別頼りないということも一因ですが、日本のように当たり前のことが当たり前にならない発展途上国ですから、家で大人しくひきこもっていても、そんなにおかしな話ではありません。

『ご主人が出張で不在だから、アフリカの片田舎に一人で暮らしている』…ってことを知っていたら、放置しないのが駐在員同士の結束というものです。家族ぐるみで何度も会っていますし、そういう時こそ、『一緒に夜ごはん食べに行きましょう。』ってお誘いするものみたいです。

行きつけのお店のお勧めメニューを教えて頂いて、ご馳走になったこともありました。戻ってきた主人と一緒に、又、行ってみました。情報交換にもなりますね。先輩駐在員の出張中は、先輩マダムや子供たちと一緒にご飯を食べました。同時に別方向に走り出す子供たち…。一人で引率するのが大変ということも、体験出来ました!
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2008年12月29日

ベッド

会社が調達してくれておいたベッドが2つありました。シングル寄りのセミダブルベッドと、ダブル寄りのセミダブルベッドで、一応、1人1つずつ使えるようにとの配慮だったようです。ベッドも蚊帳も1人1つずつ使うのが普通の駐在員のやり方と言えます。

でも、私たちは日本ではセミダブルの布団で一緒に寝ていたので、2人で1つのベッドで十分だと判断しました。狭い所での生活に慣れていたようです。ベッドに対して蚊帳の大きさも十分あるので問題ないような気がしました。それで、ダブル寄りのセミダブルベッド1台だけ寝室に入れました。

しばらく使ってきて、背中が痛くなりました。私が来る前に主人が作らせておいたベッド用のスポンジが、人間の形に凹んでしまったようです。裏返してみたり、色々しましたが、買ったばかりのフワフワな感じは全くしません。『もっと寝心地の良いベッドって無いの?』

メイドさんの家事室に置いてあるベッドが、スプリングの利いた良いものだということに気付きました。今まで使ってきたのと入れ替えることにしました。背中への負担がありません。フワフワ過ぎるベッドはダメみたいですね。それで寝心地は良くなったのですが、シングル寄りのセミダブルで、狭いです。暑いからってあまりに両端に離れ過ぎると、蚊帳の外側から血を吸われます。

せっかく広い家に住めるようになったのに、寝る時は窮屈…だけど、ちょっとだけ、広く眠れた日がありました。主人が国内短期出張で居なかった日です。セミダブルサイズなら、1人なら大の字になったって外側から刺されることはありませんでした。たまには広々と眠るのも良いものですね!
ラベル:蚊帳 駐在員
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2008年12月30日

甚平

『海外駐在に着物を持って行くべきかどうか?』については、即答は出来ません。ただ、アフリカには持って来るべきでは無いと言えます。…暑いから!だいたい、発展途上国に高価な物を持って来るという発想が危険な気がします。

浴衣はどうでしょう?何万もするような高級品はリスクが高いけど、5000円しないぐらいのなら、喜ばれるかも知れません(日本人じゃないと高いか安いかなんてわからないでしょ?)。アイロン掛けにはコツが居るので、自分で洗って自分で干して自分でアイロンすることになると思いますけど(日本製の糊も必要?)。

我が家には姿見が無いし、畳もヨガマットも無いし、浴衣を着る場所の確保が課題になりそうです。持って来てないし、そのことを全く後悔してないから構いませんけど。

新年会の時、甚平をサラリと着て来た方が居て、なんかカッコ良かったです。無理をしないで日本の民族衣装を着るって素敵ですね。アイロンは面倒かも知れないけど、難しくもなさそうだし、メイドさんに洗ってもらっても大丈夫そうです。

甚平を見て日本の民族衣装だと気づくのは日本人だけですし、アフリカに大層な物を持って来られない事情は日本人なら全員わかってますから、着るのは義務ではありません。だから、わざわざ買ってまで持って来る必要はないけど、あってもいいなぁと羨みました。

浴衣で車を運転すると大変そうですが(着物はもっと…)、甚平なら足さばきもラクそう!新年会気分が(自分だけ?)盛り上がりそうですし、千円ぐらい(ケチ?)なら、欲しいアイテムです。自己満足に終わるかも知れませんけど。
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2008年12月31日

ひな人形

年末にする話題でもないのでしょうが、着物について先日触れたので、着物を着たお人形についても書いてしまいます。私はあの面倒臭い階段の設営とか、それぞれに小物を持たせてみたりとか、ひな祭りの前にする準備が好きなのですが…主人は興味ないみたいです。

まさかアフリカで同じイベントをしようなんて思っておりませんし、蒸し暑いなんてものじゃない過酷な環境のコンテナに詰めて送る気もないので、日本の倉庫に預けております。ちゃんと、『ひな人形』ってことわっておくと、適した温度と湿度の所で保管してもらえるんです(念のため、防虫剤も一緒に入れておきました)。

ぼちぼち、ひな祭り前の設営に飽きてきた方は、この機会に発展途上国に寄付してみてはいかがでしょう?そういう窓口は見たことありませんけどね。首都では時々、先進国から来た駐在員が主催するチャリティーバザーがあるそうです。そこにバラ売りで出品すれば良いのです。

日本人でも、『勘弁して!』って言うボリュームなので、まとめて持って帰ってくれる人は居ないでしょう。セットだったことを忘れて見てみると、一体一体がよく出来ています。調度品もバービー人形にちょうど良いサイズ(シャレではありません)。お人形さんの着る着物の美しいこと!小道具の繊細なこと!

…で、欧米人が喜んでバラバラに買っていってくれるそうです。その売上が、発展途上国で何かいいことに使われるそうです。多分、階段が余るかも知れませんね。人形用の階段だから、小さなお子さんがふざけて上った時には危ないかも知れません。…どうしましょ?金属製なら原料として、現地の人に喜ばれそうな気がします。何とかなるでしょう。


それでは、みなさま、よいお年を!
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