3部屋のうち真ん中の部屋に私たちは泊まっています。その日は両端が空いてました。『奥の部屋は片付いているみたいですけど、一番のお勧めは手前の部屋です。ここだけバスタブがあるんです。ほら!』…と、一緒に覗いてみると、ド派手な色のTバックがバスタブにぶら下がっていて、周囲に色んな色のマニュキュアの瓶が転がっていました。
私がシャワーを浴びる時に水の出が悪いのは、ホテルのママさんがバスタブ付きの部屋で同じ時間帯にシャワーを使っているからなのかも知れないな〜と、なんとなく悟りました。『イイ年して随分派手なパンツ履いてるなぁ』…とは言ってませんでしたが、社長がホテルの人に、『こっちの部屋に入るから準備しといて』…とか言うと、ホテルのメイドさん総出で部屋を片付けていました。
アフリカでも派手なTバック、売ってるんですね。人の勝手ですが、脱ぎっぱなしのパンツやら散らかしたマニュキュアをメイドさんに片付けてもらうってどうなんでしょう?女性は何歳になっても恥じらいは忘れたくないものですね。本当に余計な御世話ですけど。
社長の部屋に不満はなかったみたいですが、一度お風呂を試してみて気付かれたようです。『お前ら、あんなシャワー、どうやって使ってるんだ?床が水浸しになって困るだろう?』って。『飛び散らないようにチョロチョロと出して、小さくしゃがんで使ってるんですよ。』このお風呂事情には納得いかなかったようです。意外と私、ガマンしてるんですよ。