2009年04月01日

職員さんたち

先進国で暮らしている方にとっては冗談みたいな本当の話が続いております。なんでこんなタイミングでエイプリルフールなんでしょう?エイプリルフールに記事をアップすることになるようなタイミングで私が投稿し始めたのが悪いのか!たまに冗談は書いても事実無根の話は書かないことにしているので、そのつもりで読んで下さい。

第三国の大使館から、職員さんがお二人、首都から緊急出張してきて下さいました。一人は、大使じゃないけど、その次ぐらいに(?よく知りません)偉い方が来られました。すごくインテリみたいです。もう一人は助手のような役目をしている、現地人女性でした。助手みたいな人も、アフリカではかなりのエリートなのかも知れません。英語もフランス語もペラペラです。

来てすぐに真面目なお話をしていたそうです(そのために来たんだから!)。第三国として出来る限りのことはする。このことは国際問題なので…ナンタラカンタラ。交渉の窓口が月曜の朝にならないと開かないとのことでした。仕方無い…のか?

日本ほど多額の援助をしていないから、第三国は軽視されたんじゃないかなという気はしました。会社にダメージを与えたいなら、主人とか、経営陣の日本人を逮捕・監禁するのが有効でしょう。何の罪もない邦人にそんなことしていては、政府が黙って気前よく援助なんかしないと思うんです…何となく。

話を職員さんたちに戻しますが、大使館のえらい職員さんは、実はフランス語があまり上手でないのだそうです。『公用語がフランス語で現地語もあるというアフリカに駐在したら、それでは不便だろう』って思うところですが、助手さんがペラペラの英語で通訳してくれるから、苦労は無いのだとか。

首都って英語さえ喋れれば暮らせる街なの?私はビジネスなんてしないけど、フランス語が下手で苦労しているのに?主人ほか海外駐在員って一応、英会話に不自由ない人がなるものですから、第三国の方とは英語で意思の疎通は出来ました。英語がちょっとしか出来ない同士だと、難しい表現は使えなくて、時々間違ってる英語から想像して理解し合わないといけないので不便ですが、そういう苦労のいらない方でした。
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あの殿堂入りメルマガが復刊されました!

何かの間違いで、『休刊中』扱いになっていた、今年10周年を迎える殿堂入りメールマガジン、『駐在員の妻たち・・・[秘密の隠れ家]』の、本日付最新号【第113号】が、発行されました!

私の大好きな、発展途上国の大先輩、ヒマラヤの碧い瞳さんによる、【カトマンズの思い出】の連載の続きも載っていて、とても充実した内容です!

そして…当ブログ及びメルマガ版/発展途上国駐在妻奮闘記をご紹介頂きました。どうもありがとうございます!

Pumpkinさん、復刊おめでとうございます!愛読者として、とても嬉しいです!!
ラベル:駐在 発展途上国
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2009年04月02日

痛い刑務所

明らかに非合法的な逮捕状と銃による脅しで無理矢理連れて行かれた、第三国から派遣されてきた駐在員。そのままブチ込まれた刑務所というのが、宿舎から徒歩すぐの所にあるので、『業務終了時刻』を過ぎて警官たちが去ったあとから、主人たちは刑務所に駆けつけました。が、塀の向こうの様子は全くわかりません。上司に当たる日本人契約社員さんは毎日何度も刑務所まで駆けつけて、『面会させてくれ!』と、言い続けたのだそうです。

何を持って行っても、ダメでした。どんなコネも休日の役所には効き目がありません。やっぱり刑務所って特殊な所なんですね。治安維持の観点では、そこは安心すべき点?ただ、ブチ込み方そのものが無茶苦茶ですから?中も無茶苦茶になっているそうです。

女性は絶対に近寄るなと言われているので、ブチ込まれて行く様子やら一部始終を全く見ておりませんが、人権無視もはなはだしい、ひどい所だと伺っています。糞尿垂れ流しどころではない…までしか聞いてないけど、とにかく、先進国から来た女性に想像出来ないようなひどい所なのだそうです。

どれだけ交渉しても有効な手立ては無く、結局、月曜の朝一番に、会社が『全面的に訴えを取り下げる』ことにより、無関係の彼は釈放されました(どういう手続法に基づいていたのか全く不明)。その時の様子もひどいものだから、絶対に見に来ないように言われてましたので、仲間の元に戻ってシャワー浴びてスッキリしたあとの様子しか私は知りません。

デリカシーの無い質問なんて出来ませんし、どんなひどい目に遭わされたのか教えてもらっておりませんが、生きて戻って来られて良かったです!発展途上国の無秩序の中にも、無実の人を無意味に殺さない程度のわずかな慈悲は、あったようです。
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2009年04月03日

大使館の方々とレセプション

結果だけ見ると、金曜の夕方ギリギリに不当逮捕されてしまって勢いで刑務所にまでブチ込まれた第三国から来た駐在員は、月曜の朝一番に、会社が訴えを全面的に取り下げると言ったことが受理されたため、『釈放』されました。役所側から見れば、『一営業日以内の出来事』…になるのでしょう(不当な逮捕、不当な投獄、スピード訴え取り下げ…発展途上国ならではです!)。

なので、よくよく考えると、第三国の大使館の職員さんたちに首都からわざわざ来て頂かなくても良かったということになるのですが、海外において大使はその国を代表する一国のトップの方と同格で、その代理人のような偉いポジションの方(大使の次ぐらいの役職と伺ってます)が飛んで来たのです。『あっ、ども!サンキュー♪』みたいな軽い扱いをしてはならないはずです(明文上の規定がある訳でもないので、何となく)。

また、今回不幸にも連れ去られてしまった第三国駐在員さんには、いつもの宿舎のご飯ではなく、高額レストランで御馳走をたらふく食べながら、日本人駐在員一同で『おかえりパーティー』みたいなこともしてみたいものです。被害者なのに訴えを取り下げなくてはならなかった会社も一応被害者ですが、不当に身柄を拘束されてひどい目に遭わされた彼は最大の被害者ですから。

釈放直後には会うことも許されなかったので、私は特に、その晩餐会は楽しみでした。…いつも行く高級レストランと言われる所で会話しながらご飯食べてくるだけなんですが。参加したみなさんも、無事に帰ってきてもらえたので、ニッコニコ。一番の被害者だった彼も…愛想笑いでニッコニコ。

日本人駐在員(一応私も含む)は、日本語と英語とフランス語を使えますが、目的の妨げとなるので、英語とフランス語だけ使う方針で参加しております。大使館の偉い方は、ペラペラの英語と第三国語だけを使います。大使館の助手らしい方は、何でも話せるみたいです。そして、今回の主賓みたいな彼は…。第三国語のほかは、カタコトの現地語しか話せないそうです。

彼以外の全員が英語を使えるので、その場は英語で会話。普段は第三国語のほかにフランス語が話せる人とか現地語が得意な人とか、誰か居るはずなのですが、今回は、彼一人だけ招待しました。『おかえり』とか、『ありがとう』とか、簡単な言葉以外を通訳出来るのは…大使館の職員さんのみ。席の離れていた私にも、彼がとても気を遣っているというのがよくわかりました。いつもより美味しい物を食べたとは思いますが…何だかお疲れ様でした!

余談ですが、私がその場で話したことと言えば…大使館の助手の女性と、『現地語でアイラブユーって何て言うの?』みたいな小ネタを話しているうちに、その場全体が、何語のアイラブユーは…みたいな話題になりました(なぜか、サンキューと同じぐらいによく知られているフレーズですね)。『日本語では、アイシテマスって言いますが、私は一度も主人から言われたことありませんよ。』って言うと、日本人以外から、『ありえなーい!』って突っ込まれて、盛り上がりました。

…何しに行ったのか、よくわかりません。ビジネス用の接待だと本当はこんなノリではないのかも知れませんが、アフリカに何となく来てしまった駐在員夫人の場合、この程度のことしかしてなくても、許されるものみたいです。
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2009年04月04日

評価査定

主人の勤務先には、たくさんの外国人が駐在員として来ています。日本人スタッフには、主人が新卒で就職した会社の事務職員と、関連会社に所属する技術職の契約社員とが居ます。第三国何カ国かからも技術を持った方に来てもらっていて、それは地球規模で人材を派遣する海外の会社に声をかけてもらっているそうです。

主人の業務の一つに、第三国から来た駐在員についての評価報告書を英語で作るというものがあります。彼らの上司にあたる契約社員さんたちから仕事ぶりなどを聞いて、それをもとに作成します。提出する先が日本の本社及び海外の派遣会社なので、共通語である英語での作成が必要です。

ほかにも主人のする業務の中には、フランス語を使って何やらやりとりするのもありますが、私のフランス語は挨拶程度しか使えないため、何の役にも立てません。その分、数少ないこの英語の仕事を手伝うことがあります。

『まさしく彼は努力の人と言える』…みたいな、そのまま英訳するのに困りそうな日本語を読んで、近い英語を見つけておきます。それがそのまま使ってもらえるかどうかは微妙ですが、ちょっとでも役立てるのが嬉しいです。『よって、今回の休暇のあとも、再派遣を要請します。』みたいな部分は、主人が既に記入済みです(そこは決まったフレーズなので)。

『全くと言って良いほど向上心が見受けられず、部下の管理も出来ていない。もっと真面目な人材に来てもらいたかった。』みたいなことを書かれていれば、『よって、今回で契約は打ち切りとします。』みたいな締めくくりになりがちです。

評価の良かった人にはお礼を上乗せした上で、来年もまた来てねって告げているはずですが…。とても上出来だった人が、『もう来たくない。』って言ってくることも、多々あります。『妻子を残していく生活がイヤになった。』って言われますが、海外に出稼ぎに来る必要がなくなるほどお金が貯まったのでしょう。

フランス語がペラペラで頼りになった人には、『長年稼いできたから、自国ではそのお金で会社を経営していて、順調に拡大しています。良かったら、今の会社辞めて私の会社で働きませんか?』と、主人がスカウトされたこともありました。そこは丁重に辞退させて頂きましたが、休暇で帰国したあと、『カミナリを怖がる妻を残して出るのがかわいそうなので、もう行きません。』って言われました。

色んな理由で、再派遣を要請しても断られることがあるものです。不当投獄の被害にあった人は、こんな国が大キライになって二度とアフリカに来たくないと思ったに違いないと思ったのですが、『ぜひ又、ここで働きたいです!』って言っていると聞きました。ありがたいことです。楽々隠居生活目指していっぱい稼いで下さい。
ラベル:駐在員 アフリカ
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2009年04月05日

途上国について勝手に考察

第三国の大使館の方は、不当投獄について、『わが国民に対してこんな人権を無視したやり方は、許せない。国家として抗議してきます。』って言ってましたが、それがどうなったか知りません。国際的な機構からたびたび、この国の司法制度はおかしすぎる旨の指摘を受けているという噂がありますが、改善されることはないような気がします。『だって発展途上国だから仕方ないもん!』っていう言い訳がいつまで通用するのかはわかりませんが。

一番の被害者である彼は、『何も文句を言う気はないし、今までどおり働きたいです!』って姿勢を崩しません。アフリカに来てまだ日の浅い(比較的)若手ですし、損害賠償請求する権利があることすら知らないのかも知れません。フランス語も英語もわからないのですから、情報なんてほとんど持ってないでしょう。

海外の派遣会社が彼のために最善を尽くしてくれるという期待もできないでしょう。働き続けてくれるのならそれでいいよっぽい姿勢で今までと変わりなく派遣し続けるのでしょう。

こちらとしては、最初の被害者であったのに訴えを取り下げ、取り下げた事案に関して従業員への著しい人権侵害があったことについて国家を訴える…ことは考えられません。どうせまた誰か不当に投獄されて、取り戻すために取り下げるだけでしょう。被害者が増えるだけの話です。

適切な表現が思い浮かびませんが、発展途上国で何らかの被害に遭った場合、多くは、『野良犬に手を噛まれたと思って諦める』のが最善の策であることが多いような気がします。訴えてもとりあってもらえないどころか、逆に被害が増えます。日本人の気質は自力救済とか報復行為に向かないと思います。

結局、駐在中一番気を付けるべきことは、『恨みを買わないこと』に尽きます。それは諸先輩方から何度も聞かされました。被害者になる率を減らすことが出来ます。使用人に食べ物の中に毒を盛られることだけは避けたいものです。『ねたまれないこと』に徹することが出来れば標的にならずに済むのですが、貧しい国に飛行機に乗ってやってくる人には無理な芸当です。常に狙われているという自覚を持って、警戒を解かないことしか、打つ手がありません。
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2009年04月06日

駐在妻の犯罪抑止効果

アフリカ在住の外国人の中には、自力救済や倍返しの報復行為をすることで知られる、『怖い国の人たち』も、存在しています。彼らを狙うなんて恐れを知らない人…が、意外に多いようで、現地人に殺される外国人を占める割合はトップかも知れません。

日本人には殺されるかも知れないようなことをする勇気もありませんし、『やられたらやり返す』のではなく、『やられたら仕方ない』って諦める行動パターンが多いかも知れません。ナメられたくないのですが、やはり、恨みは買いたくない!絶対にナメられなくて絶対に恨みを買わない、ちょうど良いポジションに立ちたいものですが、なかなか。

幸い、専業主婦でヒマな奥さんの居る駐在員は、家の中に信頼出来る見張りが居るので、『もしかして、ちょっとずつ盗まれてる?』って疑うようなストレスとは無縁です。奥様方の中には、『そんなに甘いメニューばっかりしてないはずなのに、絶対に砂糖の減り方がおかしい!』等の些細な変化に気づいてストレスを貯める方もおられますが。

我が家は私が居ることで、コソ泥よけにはなっていることでしょう。午前中にちょこっと出掛けることがあっても、すぐに戻ってきます。人間が屋内に入ることの出来る場所は玄関一か所だけで、窓にはすべて鉄格子がはめ込まれています。玄関の施錠は南京錠でするのですが、主人も私も揃って外出する時には、唯一家族以外で鍵を渡しているメイドさんに渡している物(万が一、午前中に夫婦で外出してメイドさん勤務時間を過ぎても戻れない場合に施錠して帰ってもらうために持たせてます)とは違うゴツい南京錠を使っているので、侵入は難しいでしょう。

家にほとんどいつも妻が居ること。滅多に無人にならないこと。無人になる時にかける鍵は私と主人しか持ってないこと。この3つは、防犯効果が高いようです。

あと、舗装されていない細くて長い道にのみ接していて家の前で行き止まり、車で近付くのが難しいという立地も効果が高いです。首都にはピストル強盗も現れるそうですが、家電等を持って逃走するための経路の確保が難しい我が家のような立地だと、最初の標的になりにくい気がします。もし、それでも被害にあってしまったら、言うことを聞くしかありませんが。どう考えても、命より大切な物はありません。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年04月07日

最後に頼れるのは外貨

発展途上国の通貨は、例え最高額紙幣だとしても、価値がとても低いです。その国では最高額紙幣であっても、円に換算すると、ほとんどはした金扱い。だからって、『はした金だからバラまくぞ〜』なんてことをしては、国の経済が混乱してしまいそうなので、物価に合った払い方をします。

政情不安定になればインフレも進みます。もともと価値が低かったのに、ますます安くなります。滞在中はその国の通貨しか使うことがないはずですが、持っているお金が全て現地の通貨というのは、とっても不安。だからと言って価値の暴落しなさそうな金の延べ棒を持ってくると重たいので、外貨を多めに持ってくるのが普通です。

確か、首都の最高級ホテル(もちろん、アフリカにしては、だけど)の中には、日本から持ってきたクレジットカードでキャッシングが出来たように記憶しております。地方にはありません(私の知っている限り)。地方では取扱店が無いのでクレジットカードの出番もありません(やはり私の知っている限り)。なので、お金は手で持ってくるしかなさそうです。ただ、入国する時に持って来られる金額の上限があったような気がします。

一時帰国から帰ってくる方や出張してくる方に頼んで日本から自分の現金を追加で持ってきて下さる手配を東京の本社にお願いするという方法もありますね。持たされるのも大変ですが、選んでいる場合でない場合に頼れる色んな手段があるというものです。

この先何が起こるかわからないので、いかなるルート(はつらい!)で緊急出国するかわかりません。とりあえず、ドルやユーロがあれば、どこの国でもその国の通貨と換金する場所があるような気がします。観光地の外国人観光客相手のお店なら、そのまま使えるかも知れません。意外に銀行窓口なら日本円でも現地通貨に両替出来るものです。

全ての国がそういう制度だとは限らないと思いますが、銀行で日本円を両替してもらう場合は、パスポートの提示と署名を求められます。平日の昼間に余裕のある人が少ないので、単身赴任している契約社員さんの両替のお使いに私が行くこともあります。銀行の前に車を停めるなんて、『この車にスゴイの積み込むんです』って主張しているようなもの?怖いので、主人の会社のスタッフの同行して頂きます。

首都ではATMや銀行の前で外国人が襲われる事件は時々起きているそうです。近所でそんな物騒なことが起こったとは聞いてませんが、怖がりなので…。だいたい、英語の通じない人との高額取引を一人ですること自体、怖いですね。お金を数える時も、スタッフの方に見ていてもらいます。くたびれたヨレヨレの現地通貨、日本の銀行員さんみたいな鮮やかな数え方は不可能なので、時間がかかりますが。
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2009年04月08日

外貨対策で取り戻せるもの、無理なもの

この国でしか通用しない方法かも知れないことを、最初に謝っておきます。外貨をそのまま使える場所がなく、なお且つ、外貨を両替する際に身分証明書の提示が必要という制度のある国でのみ、使える手段です。

空き巣又は強盗によって盗まれてしまった物のうち、外貨だけは取り戻せるかも知れない方法があります。捨てるしかなさそうに見える物でも喜んでもらってくれる人が多いので、高価な家電はスグに闇に出回りそうですね。ただ、外貨は国内で流通しにくいのです。

外国人駐在員は現地の紙幣をたくさんまとめてホッチキス留めした状態を1単位と数えたりするので、現地の通貨一枚一枚にはかまってられません。ただ、滅多に両替しない外貨は一枚一枚大切にしておくと良いです。

外貨を置いているのとは別な場所に、外貨の記号番号を控えた記録を保管しておきます。トラベラーズチェックじゃないから亡くしたからって再発行はしてもらえませんが、換金しに来た犯人を逮捕してもらえるかも知れません。

テレビドラマに出てくる誘拐犯は、『新札はダメだ。何時までに何百万円用意しろ!』なんて主導権を主張して来るみたいですが、いつやってくるかわからない泥棒に対して、事前に主導権を握っておくことが可能です。枚数も先進国で用意する身代金よりはるかに少ないので、しっかりメモメモ!

たまには警察も警察らしい仕事をしてくれるのか、単に銀行がまともだっただけなのかはわかりませんが、盗んだ外貨をまとめて両替しに来た空き巣がつかまったことがありました。そのお金および犯人の手元に残っていた物は回収可能ですね。ただ…空き巣の多くは内部に詳しい者の手引きによって起こります。信用していた者に裏切られたショックからはなかなか立ち直れないものです。

何となくの感覚ですが、発展途上国なら一年あたり50万円も日本円を置いてなくても何とかなりそうです。50万円置いていたとして、日本人の感覚では、50万円のために今まで築いてきた自分の信用を失うようなことをするのがおかしいような気がしてしまいます。そこが物価のかなり違う者どうし、温度差のある部分なのでしょう。私たちなら、友情の価値はプライスレス…少なくとも50万円以上の価値があると考えがちですが、アフリカには私たちとの友情の価値が50万円未満と考える人はたくさん居ます。
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2009年04月09日

誘拐される子供

私が主人のアフリカ駐在について行くと聞いて、友達が心配してくれたのは、このことでした。『発展途上国って奥さんが誘拐されたりする事件とか起きるじゃない?すごく心配よ。』勝手な想像ですが、中南米の方がそういう事件が多いイメージです。アフリカほど貧困でもないから、キチッと正装…じゃなくて、武装している人が多そうです。

首都ぐらい治安の悪い所に行くと、ピストル強盗は押し入ってくるし、欧米から来た観光客が無意味に襲われたし(強盗致死傷ってところ?)、危ないことこの上ないイメージです。もっとも、首都に駐在している邦人の過半数はそこまで危ない目には遭ってないみたいですが。

やはり、大人をさらうとなると、武器とか車とかアジトとか、それなりの装備が必要でしょう。駐在員夫人の運転する車ごと襲う輩が政情不安になったドサクサに紛れて現れたりしますが、身代金目的で大人が誘拐される事件の話は聞きません。

その変わり、小さな子供の誘拐は多発しているそうです。目的は、身代金ではありません。臓器だそうです。噂ですが。

先進国からやってきたご両親は、子供の一人歩きなんてさせません。車の運転の下手な人も多いです。走っている車で整備不良でない物の方が少ないです。交通事故のみならず、犬が恐いですね。薄っぺらい野良犬はまだいいけど、たくましい大型犬がお金持ちの家の庭から逃げ出してきて人に噛みつきますから、極力歩いてはいけません。

先進国からやってきた子供は現地水準では過保護と言われかねないぐらいに厚く保護されているので、意外に大丈夫かも知れません。この国の男の人は、妻子を養わずにブラブラしているのが多いです。女手一つで子供たちを養うお母さんは多く居ます。そのお母さんに何かあったのかな?身寄りのないらしい小さな子供が時々居ます。そういう子が狙われるのだそうです。

ある意味、身代金目的で誘拐する人の居る国より、危ないかも知れません。身代金目的誘拐犯につかまっても生きて帰って来られる可能性はありますが、臓器目的だと、かなり難しそうです。

かと言って、身寄りのなさそうな小さな子どもたちが、『お金めぐんでー!』って寄って来たら、かなりの確率でポケットの中をまさぐられるというオマケ付き(スリです!)。危ないなぁと思っても、民間企業から派遣されてきた外国人がどうにか出来る問題でもなさそうです。大人であっても先進国の人は、犯罪被害者となりうる子供たちによる犯罪のターゲットですから。
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2009年04月10日

鍵を誰に預けるか

先輩駐在員さんの住んでいる家は、昔の先輩駐在員さんが住んでいた家です。以前は私の住んでいる家に住んでいたことがあったそうですが、ある日突然、寝室のベッドの真上の天井にぽっかり穴が開いて、大量のネズミの糞が落ちてきたというアクシデントを受け、トラウマ気味なので、二度目の駐在ではこの家を選ばなったようです。

天井の穴はふさがっているみたいですね。不幸中の幸いにして、ベッドの上には蚊帳をつるすのが普通ですから、蚊帳がワンクッション置いてくれたようで、ベッドに直接大量のネズミが落ちてきた訳ではなかったそうです。それにしても、蚊帳は万能のバリアではないのですから、さぞかしその後が大変だったでしょう(現場なのにひとごと?)。

昔の先輩駐在員さんは、海を見下ろせるリビングダイニングなどお気に入りだったみたいですし、日本の電化製品を変圧器無しで直接挿せるコンセントが各部屋にあるという住み心地の良さも気にいっていたようでした。確かに、開口部が多いので、広い庭から出たり入ったりする小さなお子様たちも遊びやすそうで、良いおうちです。

ただ、残念なことに、一時帰国からアフリカに戻ってきた途端、空き巣にゴッソリ家の中の物を持って行かれてたことに気付いたそうです。門番に聞いても、『気付かなかった。』、鍵を預けていたメイドさんに聞いても、『知りませんでした。』とのこと。開口部が多いだけに、昼間1人しか居ない門番(よく昼寝してる)が、誰か侵入してきても気付かなかったと言えば、『確かにそうかも知れない』って言わざるを得ません。

日本で英気を養って、厳しい発展途上国での駐在生活をまた一年頑張るぞ!って戻ってきた途端、家の中を荒らされた状態からスタートですからね、その落胆ぶり、経験がなくても想像出来ます。2度と同種の被害を出さないようにしたいというのが全員の願いです。

証拠もないのになんですが、門番と結託しがちなメイドさんを信頼しすぎないことにして、不在中に室内に入るための鍵は日本人駐在員にのみ渡すことに決めました。眺望良好物件と狙われやすさは紙一重。別に今のメイドさんを信用出来ないって言ってる訳じゃないのですが、立地が立地だけに、用心しているだけなのよ〜…って説明したのかどうかはわかりません。先輩駐在員さんが一時帰国している間は、メイドさんではなく私たちが鍵を預かっていました。
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2009年04月11日

戸締り用心

アフリカの地方で、外国人などお金持ちが住む家となると、窓には必ず鉄格子がついてますし、当然、しっかり施錠出来ます。日本の家屋のような、サムターンがあったり、ディンプルキーであったり、ドアに設置された鍵穴に鍵を突っ込むような形状は多くないようです。

鉄格子状の扉をドアを締めた上から二重に締めて、重なった所で、南京錠を掛けます。何カ所も南京錠を使っているので、鍵ばかり持ち歩きます。軽い鍵だと金ノコで簡単に切断されてしまうでしょうから、ゴッツイ南京錠用の、ゴッツイ鍵を使います。…重たいです。

先輩駐在員さんは、一時帰国中の空き巣対策に凝っていました。『今のままでは、また入られるかも知れない!』という危機感を持ったようで、家中の開口部を工事することになさいました。普段使っているドアの上に、鉄格子を更に追加…を何カ所か。眺望の良い側のドアの部分の鍵を外側から開けたとしても、内側から回って来ないと開けられない鉄格子が中にあるため、そこから入ろうとしたら時間がかかります。泥棒が来てもそこで諦めるでしょう。

『たまに中に入って様子を見てきて』って言われたので、主人と一緒に入ってみましたが、まんまと罠(笑)に引っ掛かり、3分以上かけて表の鉄格子を開いたところで、『こっち側からは入れない』ってことに気付き、2分ほどかけてもう一度鍵を掛け、裏口に回りました。メイドさんに預けている鍵は、私たちの預かっている鉄格子用の新しい鍵がないと使えないので、メイドさんが仮に何か(忘れ物でも?)とりに来たとしても、1分で諦めて帰ったことでしょう。
ラベル:駐在員 アフリカ
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2009年04月12日

帰国直後のご自宅に

私が入国して来る前に主人が住む家を決めていました。主人はメイドさんを雇ったことがないため、他の駐在員の皆様に色々教えて頂きました。とりあえずは、毎日塩素系の消毒薬で水ぶき掃除する習慣をメイドさんに付けていて頂きました。

私が来た初日は、主人の車でランチを食べられるお店に連れて行ってもらいました。一応、小麦粉とか砂糖とか、主婦の目線で欠かせないと判断された基本的な調味料などを買ってきたのを台所に置いておいて頂きました。どこで何をどうやって買えば良いのか全くわからない状態での専業主婦デビューですから、とても助かったことを、よく覚えています。

それに似たことを、一時帰国から戻って来られる直前にお返しとしてしたいと思いました。とは言え、日持ちのする調味料なんて物は既に在庫していますよね。そこで、日持ちのしない物で勝負してみることにしました。

お料理上手な先輩マダムは、色んなパンを手作りしておられます。カスカスの堅いフランスパンが平気という人でない限り、パン焼き機は持ってきてみると良いかも知れません…停電が多いと使い物になりませんけどね。

私は凝ったパンは作れないので、食パンを1斤、まるごと持ち込んで、台所に置いておきました。パン焼き機に炊飯器を使う時みたいに材料を入れてスタートボタンを押しさえすれば、時間がたって(停電しない限り)食パンが出来上がります。一晩じっくりかけて焼くので、日本から来たばかりではすぐに食べられないと思ったのです。きっと、食パン一斤がお役に立てるはず。

それできっと、アフリカでの生活も快適に再スタート出来るはず…って思ったのですが。先輩駐在員は、毎朝必ずバナナを食べることにしているそうです。日曜になると市場が閉まって生鮮食品を何も買えなくなって困るからって、大慌てて市場に行って、土日月曜分の食材を買いまくったのだそうです。

肉とか魚は冷凍保存が当たり前ですが、野菜や果物は買って数日以内に食べきるものですよね。本当に必要だったのは、日持ちのしない生鮮食品だったのかも!相変わらず、私は使えない後輩マダムです。ま、もともと期待されている感じというか、プレッシャーを全く感じておりませんけど。
ラベル:駐在員 アフリカ
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2009年04月13日

油断バージョンの戸締り

昼寝する時ですら、金属製の腕時計を外しません。何十万もしてませんが、何万もした時計、間違いなく、発展途上国では、『金目の物』です。私たちが昼寝している間、メイドさんは食器を片づけたあと…昼寝してるみたいですけど。自宅と言えど、家族以外の人が居る間は、完全に気を抜いてはいけないと心得ております。

私が救急病棟で点滴を打たれていた時、主人が私の手首に巻いてくれた腕時計が、上下さかさまで文字盤が読みづらかったのでした。点滴中で片腕しか使えないので巻き直しに苦労していると、メイドさんが巻き直してくれました。おそらく、『親の形見か何かでよっぽどお気に入りの時計なんだろう』って思っているのかも知れません。…金属製って汗をかいたら手首がかぶれてかゆいんですけどね。

そんな具合で、いつも完全にはリラックスしてませんが、メイドさんの居る時間の戸締りは、かなりユルユルです。日本の家屋にありがちな、ドアの鍵穴にキーを挿して回すような形状ではなく、南京錠を使ったり、日本の公衆トイレの個室のドアを締める時のように(もっと簡単な形状だけど)横にスライドさせて締める仕組みになってます。メイドさんは洗濯物を干しに行ったりゴミを出したり、何度も出たり入ったりするのですが、片側から鍵をかけると、閉じ込み状態になってしまいます。

だから、網戸状のドアは、脱ぎ散らかした靴で押さえておくことにしています(家が傾いているのか、何もしないと観音開きに外側に開いてしまい、蚊が入ります)。靴が置いてあるだけだと、外側から締められていても、内側から簡単にドアごと靴を押して外に出ることが出来ます。

それじゃあ、強盗が押し入ってきた時に困るって?トイレの個室のドアの鍵みたいなのを締めていても、網戸を手で破れば内側から鍵を簡単に開けられますし、一緒だと思うんです。逃走しづらいという不便な立地を生かして、我が家も昼間は油断気味です。
ラベル:発展途上国
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2009年04月14日

モザイクもボカシも無し

私が初めて行った外国は、アメリカでした(ありがち?)。そのせいか、『世界基準=アメリカの基準』という感じで捉えてきたような気がします。日本より自由なイメージですが、喫煙習慣のある人には不自由な国かも知れませんね。アメリカに『自由の女神』を送った国、フランスこそが自由な国だと思います。

だいたい、ヨーロッパでは女性でも喫煙習慣のある人が多いようです。喫煙者の多さに、日本とアメリカしか知らなかった私は驚いたものです。特にフランスでは、散歩させていた犬が道端で粗相をしてもお構いなし…が当たり前のようです。いいように言えば、自由な国です。

州によるのかも知れませんが、アメリカでは子供を置いて親が遊びに行くと罰せられることがあるそうで、そんなこともあってベビーシッターの制度が流行っているのだとか。フランスでは子供を過保護にしない…と言うと聞こえがいいのかな?放任主義です。子供を家に置いて親がデートに出掛けてしまっても、叱られない…そうです。

特にフランスの自由さを感じる点は、日本人から見れば、『表現し放題?』ってぐらい、表現の自由が…自由過ぎます!フランスのキオスクで買った雑誌をそのまま日本に持ち帰ると、入国時に叱られてしまうかも知れませんよ。

アフリカにあっても、旧宗主国がフランスなので、おそらく基準はフランス寄り。フランスの雑誌が、昔は首都でしか買えなかったけど、だんだん地方のスーパーにも並ぶようになりました。私が『アメリカの水準=世界水準』だと思っていたように、こちらでは、『フランスの基準=世界基準』だと思われるんでしょうね。

現地人の小さな子供が誘拐されて殺されるという話は珍しがられませんが、首都で珍しい誘拐殺人事件が起きました。被害者が白人で、10代の女の子でした。臓器販売が目的でもないようで、『ここも治安が悪くなったなぁ!』と、首都では騒がれたそうです。地方に居て言葉も理解しないしニュースも見ない私は知りませんでしたが。

私が首都にお邪魔した時、わざわざ、『そうそう、この国の新聞ってすごいのよ。衝撃的だったから、捨てずに大事にとっておいたの!』って見せて頂いたのが、その殺人事件のご遺体の写真でした(おそらく発見直後の)。トップ記事でかなり大きく写ってましたが、遺族の承諾を得るなんてこと、してるはずがありません。小さなお子さんが、こういう種類の写真をモザイクもボカシも無しで見慣れて育ってしまって大丈夫なのでしょうか?

現地の人とフランス人は、そんなこと全然思わないのでしょう。…どこに行っても、私は日本基準のままのようです。
ラベル:アフリカ
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2009年04月15日

養子について

日本では、何かお金持ちの人たちが縁組しているらしいね…という風の噂を聞くことがたまにあっても、なかなか庶民には養子という制度は普及していませんね。もちろん、養子縁組するということは、扶養の義務が発生したり、相続権が発生したり、とても重要な法的効果をもたらすので、何も考えずに気軽にするものでもないのですが。

おそらく、親子関係に血のつながりを強く求める民族だからだと思います。個人的には、養子縁組がもっと広まれば良いと思います。子供の出来ない夫婦の、特に奥さんを、文字通り、死ぬほど追いつめる人が多すぎますよ。ひょっとすると、弱い者いじめすることでストレス解消するのが趣味の人が多いだけなのかも知れませんが。

(またしても、初めて行った外国だからって知ったかぶりしてしまいますが、)アメリカでは日本より離婚する夫婦が多いらしく、ついでに再婚する人も多いそうです。お父さんの連れ子とお母さんの連れ子が一緒に暮らすこともよくあるそうで、その夫婦がまた離婚した時に、前のお父さんの連れ子だった子を連れて…?血のつながらない家族が増えたりするそう。

アフリカに住む欧米人が現地の孤児を養子に迎えていることが、時々あります。お母さんは白人…。『あまりに親子が似過ぎてなくて、あとで困らないのかしら?』って思ってしまった私こそが、血のつながりに異様にこだわる、いじめっ子民族の権化なのかも知れません。

ヨーロッパで駐在していた方に教えて頂きましたが、白人夫婦が黒人の孤児を養子に迎えるのは、とてもよくある話なのだそうです。当然、子供に、『あなたはお母さんがお腹を痛めて産んだ子なのよ。』なんて嘘は言いません。それを聞いた時にはとても驚きましたが、驚かない自分に早く成長したいと思います。
ラベル:駐在 アフリカ
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2009年04月16日

ノリノリ

よっぽどの努力でもしない限り友達の出来ない環境ですし、そもそも治安等で厳しい環境ですし、屋外に娯楽がないので、発展途上国の駐在員夫人は引きこもりがち。もともと地味で大人しい私は、引きこもってボ〜っと過ごすことそのものを苦痛と感じませんが。

冷たいお茶を飲みたいだけなのに、インフラがだんだん整わなくなってきたので(発展途上どころか、衰退している気すらします)、それすらままなりません。停電している中、冷蔵庫の中の生鮮食料品を腐らせないことに必死の生活です。楽しいことなんて、まずありません。

そんな、単調で、当たり前のことが当たり前に出来ずにイライラするだけの日々を送っていると、たまのイベントがとてもありがたく思えるものです。首都から日本人駐在員さんやその家族が来て下さるとなると、大歓迎です。インフラが衰退していく環境では、宿舎への手料理の持ち込みも簡単ではなくなりましたが、それでもウキウキです。

特に主人の会社関係で首都にお住まいの方は、かつてはこの田舎で駐在していた経験をお持ちです。初めての海外駐在をこんな所で経験してしまったという私の気持ちをよく汲んで下さって、よく楽しいイベントに誘って下さいます。

社長の奥様が誘って下さったのは、海水浴。『私、泳ぐの大好きです!』……。そうだっけ?もう、反射的に食いついていました。
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2009年04月17日

車での移動

社長の奥様とそのご子息(小学生)、先輩マダムと小さな兄弟(幼稚園児)、そして私が、水着を持って海辺に向かいます。社長の奥様は首都で駐在しているので、車を持ってません。私の車はボロいので雨季の遠出は無理ですが、海水浴シーズンは雨季ではありません。

日本人の、夫の勤務先の縦のつながりなのですから、当然に一番下の立場である私が車を出して皆さんの所にお迎えにあがるべきなのでしょう。ですが、そんな社風なのか、たまたまなのか、皆さん優しいので、無理な人材に無理を強いるようなことは言いません。そう、私は運転がヘタなんです!

車と運転の労力とガソリン代を全て、近所に住む先輩マダムが出して下さいました。『私の車のあとについてくる?狭くて良かったら一緒に乗ってもいいけど…。』当然、『大丈夫!そちらの車は5人乗り。日本ではお子さん3人で大人2人とカウントしますので、ちょうど定員、私も乗れます!!』と、便乗することにしました。

後部座席にお子さんたちと4人並んで座ってました(お尻の大きなおばさんでゴメンね)。普段は小さな兄弟のやりとりを見てきましたが、たまに大きなお兄ちゃんが出てくると、変わるものですね!いつも、『オレが仕切ってやらないと!』って肩肘張ってたお兄ちゃんの様子がいつもと違います。

遠く離れた首都から、【ネ申】のように降臨してきた大きなお兄ちゃんを、【イ言イ卯】しています。小さな兄弟が些細なことでケンカし始めたら、実にうまく収拾してくれるのです(ん?本来は良き隣人である私の役目?)。そんな様子をほほえましく眺めていること30分強、何の努力もしないまま、海辺に到着しました。…世界中の下っ端マダムの皆様、私の真似しちゃダメですよ!
ラベル:駐在
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2009年04月18日

本当の海の家

場所は、主人の勤務先が使っている、『海の家』の近くです。海岸は誰でも、たとえ野良犬でも、好きに歩けるのですが、道路から海岸までの土地を排他的に使って良い人というのがそれぞれ居て、主人の勤務先のそういう場所からそう遠くない場所を、排他的に使って良い人のお誘いで、今回の海水浴が実現しました。

社長のご子息は首都のアメリカンスクールに通ってますが、そこでお世話になったアメリカ人の先生が、今はこの田舎に住んでいるのだそうです。先生は、現地人男性と結婚して、ご主人のお母さんや自分の子供たちと暮らしているそうです。

先生の産んだお子さんは一人。1歳前後らしいです。確かに、白人とのハーフというだけあって、どことなく白人っぽい顔です。アフリカではハーフの子供をよく見かけます。インド人の落とし子と思しき眼鼻立ちの整った人は実に多く見かけますが(インド人は絶対に入籍も認知もしてくれないそうです)、白人とのハーフは珍しいなと思いました。

私のメイドさんから聞いた話ですが、この国では、親が誰だからとか、あるいは親が誰かわからないとか、そういう理由で人を見下すことは全然ないそうです。親の収入が良いと、高い教育を受けるチャンスには恵まれますが。特に女の子は、顔の出来の良し悪しで人生もだいぶ変わってくると思います。私と主人は、インド人の落とし子と思しきかわいい女の子を見かけるたび、『あの子は勝ち組になるね〜』って言っています。

話がそれましたが、先生の子供はたくさん居ます。現地の子を何人も養子に迎えて一緒に育てているそうです。先生は現地語が話せますので、子供たちは現地語しか話さないようです(人見知りしてるだけかも?)。先生のお住まいが、海岸と道路との間にありがちな掘っ立て小屋…ではなく、道路の向こう側にある立派な住宅です。そこで着替えさせて頂きました。着替えたら、海岸まで歩いてスグです!愛用のいかだとそれに空気入れる道具、そして飲み物やお菓子を持って、みんなで海に向かいました。
ラベル:アフリカ
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2009年04月19日

子供たちのお腹

先生の子供たちの数が多かったので、ええーっと何人居たっけ?思い出せません。4人以上居たと思うのですが。1回ぐらい名前を聞いたと思うのですが、覚えられませんでした。元気よく走り回ってましたし。

『○○が昔着てた水着を△△が今着てるのよ。』みたいな話を、先生が英語でしてました。生まれて間もないお子さんは男の子だったと思いますが、まだ小さいので、肩ひものついたワンピースタイプでした。走り回っている子は、小学生が体育の授業の時に履いているタイプの水着を着ていました。

あまり水着姿の子供と接する機会がなかったので、今回は驚いてしまいました。みんな出べそなのです。その出べそのレベルが、日本ではありえない出かたなのです。そうですね、例えるなら、宅配便を受け取る時に押すような、朱肉のいらないハンコぐらいの長さでしょうか。

おへそが出るとしても、1cmも飛び出ないものだと思ってました。あれだけ出てたら、生活で色々不便そうな気がします。服とか引っ掛かりそうです。慣れれば平気?それが1人だけなら、何かのアクシデントでそうなったのかなぁ?とも思えるのですが、みんながみんなそうなので、もしかしたらアフリカではそれが普通なのかも知れません。

日本人は、おへその形が縦長じゃないというだけでコンプレックスを持ったりするものですから、おへその話題をすることが、まず、ありません。『なんでこんなに出べそなんですか?』って聞きたい衝動には駆られましたが、やはり触れてはいけない気がして、ひょっとすると日本人以外は大きな出べそが標準的なのかも知れないし(違うとは思うけど)、聞けませんでした。そもそも…『へそ』という単語を、日本語以外で知りません!
ラベル:アフリカ
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2009年04月20日

女だらけのビーチ

私たちには夫が居ますが、平日の昼間なので、みんなお仕事中です。夫の留守中に子供たち連れて(ほぼ)プライベートビーチで歓談。発展途上国の駐在員夫人は優雅に見えますか?子供たちがいずれもまだ年少なのがいけなかった…。

私が持ってきた愛用のビニール製いかだは、何かの景品でタダでもらったものです。畳1帖ほどもない大きさで、普段は浮輪代わりにコレにつかまって泳いだ気になります。オマケでついてきた安っぽい空気入れでアッサリ膨らんだので、それを渡すと子供たちが喜んで持っていって海に入りました。『ボートとして使うと危険です』って書いてあったと思うけど、あんな不安定な物をボートとして使えないと思います。

もう一つ、とてつもなく立派なゴムボートがあります。それをビーチでふくらますことにしました。…が、なかなか先に進みません。安っぽい空気入れではらちが明かないようです。小さな子供たちを見張る役と空気を膨らませる役と休憩する役(?)とに分かれ、クタクタになりながらの作業です。

ここで使った、とっておきの英語♪『It's my turn!』私の番ですよ=交代しましょう。フランス語しか通じない相手より、アメリカ人との会話はラクです。体が疲れてきたので、頭だけでもラクさせてもらえると助かります。専業主婦はご主人の勤務中に遊びに行くことが出来ますが、悪いことは言いません。海にはお父さん無しで行くべきではありません。海に入る前にくたびれるから!

途中、小さい子供たちの面倒を見ていたお兄ちゃんが戻ってきました。『ママたちまだそんなことやってるの?泳がないの?』思わず言ってしまいました。『あと5歳ほど大人だったら戦力になったのになぁ。』『?!』いえいえ、小さい子供たちが機嫌よく遊ぶためによく見てくれてますよ。立派な戦力です…ママたちは疲れました!
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2009年04月21日

緊張の一瞬

私が、『ゴムボートの空気を膨らませるのに疲れて休憩する』役だった時(まだ海水に触ってません!)、先輩マダムの下のお子さんが砂浜を歩いてきました。遊び疲れたのかな?子供の体力では水遊びだけでバテちゃいそうですね。早くボートに載せてあげたいんだけど(早く私も海水に触りたいなぁ…)。

ぐったりした顔で体育座りしていた私も、子供に愚痴は言いません。ニッコリ笑顔を作った上で、顔を上げました。『一緒に休もうよ〜♪』って明るく言うつもりだったのですが。急ごしらえの私の笑顔が凍りつきました。

発展途上国の野良犬、だいたいは紙みたいに薄っぺらくて、魚の開きみたいにあばらが透けて見えそうな、弱いのがほとんどのはずなんです。たまに例外もあるけど…。その例外らしき、たくましく大きな野良犬が、小さなお子さんの真後ろに居ました。

身長も子供の背丈ほどあったでしょうか。ついでにこの子、極端に怖がりで、動物が特にダメなんです。ぬいぐるみみたいに大人しいマルチーズすら怖がります。怖がって走り出したら…きっと危険。狂犬病発症中には見えなかったけど(なんとなく)、キャリアかも知れない野良犬なんかに噛まれたら、かなり危険。走らせないためには、私が取り乱してはダメ。落ち着け、落ち着け…。

相当量の何か食べたあとだったでのしょうか?そんなに興味を持っている様子でもなく、ただついてきているだけの野良犬を、私は完全に無視してゆっくり立ち上がり(犬よりかなり背の高いことをアピールしてみた)、おそらく今まで生きてきた中で一番ぎこちない笑顔で、『はい、こっちおいで〜』と、明るく言って(みたつもり)、犬を見せない角度のまま、お子さんをビニールシートの上に招き入れました。

だいぶ疲れていたらしく、周りにあまり興味なさげなお子さんは、そのまま無言で座りました。そして、犬は私たちのそばをそのまま通過していきました。ただそれだけのことだったのですが、精神的には一番疲れた一瞬でした!お金持ちの外国人が、ビーチではなくホテルの管理するプールで泳ぎたがる理由を、今更ながら理解出来ました。
ラベル:発展途上国
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2009年04月22日

ボート遊び

一応、主人には事前に釘を刺されていました。『もう大人なんだから、本気で泳いだりしないように!』って。ここで言う、『本気で泳ぐ』は、通常の成人が真剣に水泳するレベルで泳ぐことを意味しておりません。私は浮輪かいかだかビーチボールが無いと、海面より上にとどまれないのです。そんなレベルのクセに、一応子供たちを引率している立場なのに、『苦手な水泳で体力限界ギリギリに挑戦するな。』という意味で言われました。

だから、クロールは絶対にしません(しぶきが迷惑ですよね?)。でも、ちょっとぐらいは泳ぎたい。マダム同士で、『見張る役』『一緒に泳ぐ役』『休憩する役』って役割分担はしませんでしたが、私はボートが完成するや否や、ゴムボートを持って海に向かって走りました。いかだもビーチボールも、面白そうな物は子供たちに預けてあるので、苦手な平泳ぎ覚悟です。

ボートを浮かべると、子供たちが寄ってきました。みんな乗りたがるので、1人ずつ持ち上げて中に入れました。その周りで泳いでましたが、『もっと速く進め!』とか、ボートに指示しているようなので、ボートを引っ張って犬かきしてみました。浮いている物を引っ張る方が、ラクですね♪

途中で降りたいとか言う子が居ると、浅い所に行っておろします。また乗りたいと言うと、中に入れてやります。そんなことを繰り返していたのですが、1人、乗りっぱなしの子が居ることに気付きました。アメリカ人の養子となった現地人の女の子です。

あまり現地語は得意じゃないのですが。『大丈夫?』声をかけてみると、無言でガタガタ震えています。濡れた体でボートに乗ってじっとしていて、寒かったのかも!『寒い?』ウンとは言わなかったけど、明らかに寒がってます。ボートを砂浜に座礁させて、彼女の体をさすりながらママたちの所に戻りました。

これがお父さんなら、道すがら抱っこして温めてやれたんだけど…米袋より重たいものは持てません、ごめんなさい!『大きなタオルとか無いですか?』私が彼女のお母さんに声を掛けても、無言。タオルにくるまったまま震えてました。心配でしばらく様子を見てましたが、人見知りしていただけらしく、無言のままお菓子を食べていました。

やっといて言うのもなんですが、小さいお子さんいっぱい連れての水遊び、一歩間違えたらとっても危険かも知れません。大人のクセに一番泳いでいたのは私ですが、おぼれた子供を助ける能力は無いと思います。おぼれかけている子供につかまられたら、一緒に沈みそうです。やっぱり、海水浴のマストアイテムは、『ボート』ではなく、『お父さん』です!

ゴムボートに子供たちを載せて引っ張って、体力の限界ギリギリまで泳ぎまくって楽しかったですけどね。『寒がっている子が居たのにしばらく気付かなかった』…程度で済んだのは、運が良かったからに過ぎないかも知れません。

楽しい時間はあっという間に過ぎ(本来は大人同士でビーチでの会話を楽しむべきだったのに…私はボートを引っ張って泳ぎまくって過ごしました)、苦労して膨らませたゴムボートの空気を抜いて畳む時、寂しい気持ちになりました。あんなに海ではしゃいだことって、今までなかったような気がします。板きれも平気で流れてくる小汚いアフリカの海に、楽しい思い出ばっかりで済んだことを、感謝します。
ラベル:アフリカ
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2009年04月23日

慌てるマダム

海水浴(と、事前の運動?!ゴムボートの設営)で疲れてしまいましたが、我々駐在員夫人たちの仕事は、これからです。気を引き締めていかなくてはなりません。このあと宿舎に18時集合で、たくさん人が集まります。

普段は何のイベントもなく、仮にあれば無条件に飛び付くぐらい、単調な日々を過ごしてますが、この日はよりによって、大きなイベント(私にとっては大きな…)が重なっていたのです。アメリカ人の海の家の招待も、この日が良いと言われましたし、宿舎でのイベントはこちらの都合は優先されません。海水浴は昼間にするものだから、夕方にイベントが入っていても平気だと判断したのでした。

もしかして、ほとんど泳いでなかったかな?私が泳ぎっぱなしだったので、ほかのマダムの動きに無関心でしたが、先輩マダムは往復の長距離運転と、していたとしたら泳ぎで、かなりお疲れだったことでしょう。あまり心に思ってないけれど、一応は言ってみました。『帰り、運転変わらなくていいですか?』(←かなり消極的)慣れてるから平気とのことでした。それより、予定より長く泳ぎ過ぎて時間が押しているのです。急ぎましょう。

私の家は舗装されていない小道の突き当りにあって、狭い庭で何度も切り返しをして方向を変えないと車が出られないという不便な立地です。強盗除けには便利なのですが…。『ここでいいです!』と、舗装されている所でおろして頂きました。タダで便乗して往復運転して頂いておきながら、『いいです!』も何も、あったものじゃありませんが…。舗装されていない小道に寄らなかったことで、少なくとも3分は浮いたと思います。

そこから自宅まで、3分もかかりませんが、私は坂道を駆け上がりました。時間は押しているけれど、三つ編みにした髪の毛の中にまで砂が入っているし、どうしてもシャワーは浴びたい!余裕があれば化粧も直したいし、とにかく急がなくては…。いつもなら重たい買い物かごを持って歩いても平気な道ですが、水着やビーチボールぐらいしか持っていないのに、とても疲れました。泳ぎ過ぎでしょうか?

普段は門番は門の内側に居るものですが、たまたま、よく働く子のシフトの日で、本当に門の番をしてくれていたようです。足音も立てない私に気付いてくれたようで、走って荷物を受け取りに来てくれました。『メルシィ(ありがと)…はぁはぁ』息も絶え絶え、荷物を持ってくれた門番に先導される形で、走りました。ちゃちゃっと最低限の身支度を済ませ、慌ただしく車で飛び出しました。

宿舎に駐在員一家が集合する日は、子供たちがはしゃぎ回り、マダムたちが気の利いた受け答えで契約社員さんたちの話を上手に聴くのが普通ですが(もともと私は期待されてないので上手に聴かなくても良いのですが)、この日は様子が違いました。

子供たちは疲れ気味で、着いたそばから早く家に帰って寝たいモード。普段は、『あら〜!そうなんですねーっ♪』って感じ良く話を聞き出すマダムたちも、『…え?今、何かおっしゃいました?』と、お疲れモード。髪の毛が半乾き状態の私は、『出来れば話しかけないで!』モード。

何時になったかは忘れましたが、この日は、女子供が退散するのがいつもよりだいぶ早い時間だったように記憶しています。家に放置してきた水着を早くちゃんと洗いたいし、帰ることばかり考えていました。どういう大義名分で宿舎に集合したのだったかも、忘れてしまいました。かなりやっつけ仕事な晩餐会!有閑マダムが1日2つのイベントをこなすのはきついみたいです。
ラベル:駐在員夫人
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2009年04月24日

インド料理店

アフリカでの食生活、ワイルドな自然食ばかり食べていると思われがちですが、旧宗主国がフランスである限り、違います。もちろん、現地の人は現地の食生活を守っていても問題ありません。が、世界一かも知れないと言われる美味しいフランス料理のない生活を、フランス人がガマン出来るはずがありません。

やはり世界一かも知れない(世界一だらけ?)イタリア料理店も多いです。スパゲッティってあんまりハズレないですし。でも、フランス料理店の方が多いかも知れません。ねっとりしたソース系の料理が好きな私には嬉しい環境です。世界一かも知れない(三つ揃いました)中華料理のお店も多いです。世界中どこに行っても見かけそうなほど人数の多い、中国人とインド人が住んでいますから。

小さなお店の経営者は決まってインド人(と思しき人々)なので、需要が多いのか、街はカレー屋さんだらけです。多分、アフリカだとどこも同じだと思いますが、カレー屋さんだらけの街の様子を書いてみます。お店ごとのカレーの味の違いはよくわかりません。辛い物が苦手な私でも食べられる程度の辛さです。

頼まなくてもちゃんとスプーンをつけてくれます。本場インドではカレーライスも手で食べなくちゃいけないそうです。カレーは素手で触るには熱いでしょうし、それは難しいと思います。一応、外国なので、インド以外の国籍の人に配慮して下さっているようです。

たいていの経営者がムスリムなので、ムスリムの家に飾ってそうな写真(宗教上で地位が高いと思われる、中年男性の顔写真)などが店内に飾ってあります。テレビモニタには音声無しのインド映画が繰り返し映っています。世界一の美女揃いの国はインドなのではないかと思うほど、美しい女優さんがいっぱいです。滅多に見かけないけど、住民である若いインド人女性も美人ばかりです。

それが、なぜなんでしょう?ほとんどの女性がオバチャンになる頃には太っています。胸囲と胴囲がヒップと同じかも知れません。宗教上の理由で、常に夏という気候なのに常に暑い格好をしているせいか?出歩かないのが原因かも知れません。余計な詮索ですが、せっかくの美人がもったいないです。あるいは、厚着のせいで太ってみえるのか?いや、しかし…。

多分、カレーを食べても痩せません。それでも、暑いとカレーが食べたくなるものです。どのお店もつぶれずに経営が成り立っているように見えます。私は駐車しやすい立地の所にしか行きませんが。味の違いがわからないので、好きなサイドメニューのあるお店をひいきにします。サモサとかアイスクリームとか…。

日本人駐在員は、サモサのことを、『サンボス』と呼んでいます。ひき肉とか野菜と何種類かの香辛料の混じった具材を、揚げ春巻きの皮のような材料を使って正三角形に包まれた揚げ物です。ケチャップ色の何らかのソースをつけながら食べます。結構おいしくて、好きです。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年04月25日

『中華スープ』の正体

日本で、『中華スープ』って言われたら、中華だしの素の入ったスープの中に、卵といりごまなんかが入ってそうな、高級だったらフカヒレまで入ったスープをイメージしません?アフリカではそうじゃないみたいです。

時々、中華料理店を見かけます。中国語とフランス語のメニューは必ずと言って良いほど見かけます。日本語は無いと思います。英語は…半々も無いかも知れません(観光地は違うでしょうけど)。そこに、必ず載っているメニューがあります。『スープ・シノワーズ(中華スープ)』です。

私が初めて入ったアフリカの中華料理店で、『じゃあ、スープ飲みたいなぁ』って言うと、主人に言われました。『あっ、ソレ、スープじゃないから!』大きなボウルの中に中華風に味付けされた液体が入ったもので、具だくさんです。早く食べた方が良いと思います。具のほとんどが、ラーメンですから。スープスパとかラーメンという観念がないらしく、ラーメンをスープの一種として説明するものみたいです。

同じく必ず載っているメニューで、『リ・カントネ(広東風ごはん)』が、あります。チャーハンのことです。日本で『すっごく美味しい』って言われるお店ぐらいに美味しいお店は、首都に1軒あるだけかも。でも、中華料理店に来てとりあえず注文すべき無難メニューなので、必ず注文します。

私はワンタンメンをよく注文します。当然、市販されてませんから、皮から手作りです。お金を数えたあと手を洗っているのかどうかは未確認ですが、お店の人が作っています。自宅では薄力粉をこねて作る餃子やシュウマイをメイドさんに作ってもらえますが、ワンタンは教えてないのです(そもそも私が知らない)。せっかくアフリカには珍しくワンタンを食べることの出来るお店があるのですから、注文しておかないと損!みたいな気持になります。

この国でお箸を売っているのを見たことがありません。日本人も中国人も住んではいるのですが、やはりアジア人は少数派。そのせいか?田舎の中華料理店ではラーメンをフォークで食べることになります。ボウルに入った液体の中からフォークですくいあげているうちに、確かにスープを頂いているような気分になってきます。
ラベル:アフリカ
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2009年04月26日

ロッシーニ

そんなに音楽に詳しい訳ではありませんが、そんな名前のイタリア人作曲家が居たということは、何となく知っております。音楽室に似顔絵が貼ってあったような、なかったような。その名前を、アフリカに来てから何度も呼ぶようになるとは…。

何度か書きましたが、牛肉はフィレでも結構安く買えます。が!この地方で売っている牛肉は筋肉質なため、フィレでも結構硬いです(これも何度か書きましたね)。自宅ではミンチにするとか、よっぽどでないと牛肉を使わず、もっぱら豚バラ肉を使って料理してますが。

でも、牛肉と豚肉の味は違います。主人は本当は牛肉が好きなのだそうですが、やっぱりフィレ肉でも硬いのです。そんな地方なのに、フランス人の経営するお店で、柔らかい牛肉を食べることが出来ます。

一度、メニューを真剣に読んでみました。すると、『フォアグラを塗った牛肉ステーキ』という説明のついたメニューを見つけました。その料理名が、『ロッシーニ』でした。フランス料理の材料の買いやすい国ですから、フォアグラも入手できることは知ってます。でも、生臭い物が苦手なので、私は買ったことがありません。確か、フォアグラって脂肪肝だから柔らかいですよね?

注文してみると、硬い牛肉に惜しみなくフォアグラが塗ってあるステーキが来ました。もしかすると、トリュフも混ぜてくれているのかも知れません。美味しくて、硬すぎず、最高のメニューだと思いました。

場所を覚えるのが苦手な私は、主人の運転でないとそのお店に来られません。そして、物の名前を覚えるのが苦手な主人は、自分の好物の名前が覚えられません。主人が、『アレ食べに行こうか?』って言うと、私が、『ロッシーニのある店?』と答え、そこについたら、『アレなんだっけ?』って言われるので、再び、『ロッシーニ』と、答えます。

硬い牛肉にフォアグラを塗るなんて発想、あの作曲家が思いついたのでしょうか?或いは、硬い牛肉に困ったフランス人がアフリカに来て思いついたのでしょうか?とってもカロリーの高そうなメニューですが、もっと色んなお店で食べられるようになればいいのに、と、思います。硬い牛肉にお困りの方は、ぜひ、フォアグラ(と、何か)を塗ってみて下さい。お勧めです!
ラベル:アフリカ
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2009年04月27日

灰ワイン

もともとお酒は苦手ですが、『たしなみ程度に飲みます』って言える程度に、知識だけは詰め込みました(飲めない体質は改善出来ません)。発展途上国と言えど、旧宗主国はフランス。ワインの勉強もしなくては?

どんな食べ物とも相性の良い、『辛口の白』を常に選べばハズレはないと思います。先進国でそこそこのレストランなら、当然、『シャブリ』ぐらいは置いているでしょう。わからなかったら、そこに逃げれば問題ありません(私はその銘柄しか知りません)。

フランス人が住んでますから、ワインは色々買える環境です。フランスから輸入してきたものも買えますが、輸入物って高いんですよね。で、現地産の安いワインの方が売れているように見えます。味もいいみたいです(唯一知ってるシャブリとどう違うのかわかりません)。

ワインと言えば、肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワイン、折衷的にピンク色のロゼワインって言いません?ごくまれに、灰ワインってのがあるそうです。辛口の白しか注文する気はなかったのですが、せっかく珍しいのが飲めるというので、頼んでみたことがあります。色が恐い?

出てきたのは、濁ったピンク。灰色というより、ピンク。『濁ったピンク色ワイン』って呼ぶよりは、『灰ワイン』って言う方がかっこいいかも知れませんが…コレってロゼワインでは?!現地産とフランス産の味の違いもわからない私に味を語る資格はありませんが、『1回飲んだからもういいや。』って感想でした。

どのワインも、安いわりに、まあまあ美味しくて、それぞれの味の違いは私にはわからない。…頼りない情報ですみません。ワイン好きなら毎日安く飲み比べの出来る環境です。フランス人なら毎日しているでしょう。

ただ、日本人はそんなにワイン好きではありません。だいたい常に暑いですから、主人の会社関係の人も大半はビールを飲みます。物価が安いので現地産ビールが安く買えますし。たまに、ウィスキー(多分、輸入品)を飲む方もおられますが、私にはウィスキーの何がいいのかわかりません。今まで宿舎でワインを飲む人を見たことがありません。つまり、ワインの勉強なんてして来る必要はなかったみたいです。

あまり使う場面のなさそうな豆知識ですが、ワインはフランス語でヴァンと言います。赤はルージュ、白はブラン、ピンクはロゼ、灰色はグリです。赤ワイン=ヴァンルージュ、白ワイン=ヴァンブラン、ロゼワイン=ヴァンロゼ、灰ワイン=ヴァングリです。※カタカナ発音では絶対に通じません!
ラベル:発展途上国
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2009年04月28日

チーズの商標

日本ではちっともセレブと呼ばれない私ですが、たまには美味しいチーズを食べたい…。だから、美味しい『kiri』というクリームチーズが特価の時には、無理して買ってみたものです。うまく説明出来ないけど、この銘柄のは美味しいと思うんです。

アフリカでも、売ってます。日本で売っているのと同じ絵の箱に入っています。でも、輸入物だから高価です。だから、私はもうちょっと安いチーズを買います。箱の絵はお世辞にも上品とは言えないけど、中身はどことなく『kiri』に似た味なんです。

お上品なイメージの飲み物であるワインのつまみにするには品のなさすぎる、歯を見せて爆笑する赤い牛(フランス語で『め牛』は、『ラ・バシュ』)の絵。フランス語の関係代名詞の主格は、『キ』です。そして、フランス語の『声を出して笑う』は、『リ』です。『笑う牛』=『ラ・バシュキリ』が、商標。…『kiri』と間違えられるのを狙ってのネーミング?

発展途上国だからこそ許されるギャグみたいなネーミングだとばかり思っていましたが、たまに日本でも、『ラ・バシュキリ』が売られているそうですね。名前は英訳して、『ラフィング・カウ』になっているそうですが。チーズなんてわざわざアフリカから輸入しないでしょう?ってことは、『笑う牛』というギャグみたいなネーミングは、フランスで付けられたものと思われます。

私の感覚では、『おフランス=美しいフランス語を話す国=お上品な人の集団=飲むワインもお上品』ってイメージだったのですが。ちょびっとガッカリ(勝手な先入観ですが)。

私は飲み物にも偏見を持っていて、『ワイン=お上品なフランスの淑女が飲む物』で、『ビール=野球の試合を見ながら日本のおっちゃんが飲む物』だというイメージでした(根拠は特になし)。でも、フランス語ではワインが男性名詞。ビールが女性名詞です。

私はおフランスを過剰にお上品なものだと認識しているかも知れません。ひょっとすると、私がイメージするよりずっと、ワインは庶民的な飲み物なのかも知れません。
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2009年04月29日

両頬に、ブッチュゥ!

駐在した場所がアフリカっていうだけでも、大変そうなのは理解して頂けるとは思いますが、元おフランスの植民地っていうのも、それなりに大変な要素です。…フランス料理は安くて美味しいですけどね。

自由な国だからですか?親しい人同士の挨拶が、あまりに丁寧過ぎる…。接触を極度に嫌う日本人には厳しい環境です。普通に挨拶するなら、『ボンジュール(+ムッシュ又はマダム又はマドモワゼル)!』ってにこやかに言っていればいいのです。アフリカルールらしく、『ボンジュール(こんにちは)』の代わりに、『ボンソワール(こんばんは)』を使うべき時刻が概ね15時ぐらいからと早いのですが。

親しくなった人と一緒にご飯を食べるなどの別れ際、これが厄介。みんなやってるから参加しないと仲間はずれみたいで寂しいものがあるけれど、日本人間ではありえないようなスキンシップ!本当はお作法があるのでしょうが、『私、外人だから何も知らないので全部お任せします〜優しくしてね!』って姿勢を貫くことにしています。

まず、両肩を抱き寄せられます(そこだけで、キャー!ですよね?)。私は直立不動状態から上体が傾いた状態。多分、この受け身過ぎる態度は間違ってます。それから、右の頬に、『ブッチュゥ』と、すごい音。そのまま両肩を両手で一旦離されたと思ったら、また抱き寄せられて、左の頬に、『ブッチュゥ』。続けて右の頬に戻って、『ブッチュゥ』。フランス流の挨拶らしいです。

発展途上国で親友を作る気などさらさらないのですが、駐在員夫人という立場上、主人の親しい人とは親しそうにしておく義務が時々発生します。先輩マダムの幼稚園ママつながりの集まりに呼んで頂いた時にも、この儀式が発生しますが、主婦同士なら、まだ平気(…気持ち、成長しました!)。

しかし、シェイクハンズを超える親しげな挨拶は、作法を覚えるのが難しいというか、『そんなもの別に上手くなりたくない!』って思ってしまうのです。確か、フランス語のテキストには、『アンブラッセ』っていう名前のついた挨拶だと書かれていたように思います。
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

初めての、ブッチュゥ!

私の、『夫以外の人とブッチュゥ!』デビューの相手は、10代前半の美少年でした。トラウマにならないような、かわいらしい相手で何よりです。

私たちが、『勝ち組』と勝手に呼んでいる、お金を持った外国人に見染められた女性のご子息で、なるほど、『勝ち組』になるだけあって、お母さんが美人なのです。恵まれた暮らしが出来るのも外国人のお父さんのおかげ!ということで、外国人に対する警戒心の低い少年でした。

かわいらしい顔で愛想がよく、母性本能くすぐり系の男の子。『日本の伝統料理でーす』ってたこ焼きを持って行ってあげたら、望んだ以上の良いリアクションで大喜びしてくれて、『え?何?意味わかんなーい!』状態の私に、例の、『ブッチュゥ!』を施してくれました。

それが最初で良かったです。その次の相手は、自宅の門番でした。普段は普通に、『ボンジュール、マダム!』って声をかけてくれる真面目な門番だったのですが。クリスマスプレゼントが豪華だったので感動してくれたらしく(余っている物を量で勝負しただけだったのですが)、感極まって寄ってきました。…で、『ブッチュゥ!』を3回。

ルールを知らない時期にされてたら、逃げてたかも!すっごくびっくりしたけど、『ふふーん、平気よ!』と、ナメられたくなくて無理してました。出来れば外国人駐在員夫人には、『アンブラッセさせて下さい』ってひとこと断って欲しいものですが、郷に入れば郷に従えってやつですね。

なんでアフリカまでこんなにフランスかぶれしちゃってるんでしょう?…とは文句を言わず、郷に従います。多分、この国の人、全員がこの挨拶をしていると思います。舞い上がっている上にされるがままなので正しく認識出来てないかも知れませんが、頬のブッチュゥ!は、寸止めと言うか、音だけという気がします。女の人にされても口紅とかついてませんし。何回経験すれば、日本人の私でも平気になれるのでしょう?ふーっ。
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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