2009年06月01日

専用トイレ

主人のオフィスに長時間籠っていると、トイレを借りたくもなります。『女子トイレどこ?』って聞くと、『管理職専用トイレが向かいにあるからカギ開けて入ってね。』とのこと。男女兼用みたいです。もちろん、内側から鍵を掛けられますが、外側から鍵の掛かるトイレって初めてです。

仮に『大』であっても紙を使ってない疑惑もあり、公衆トイレを全く見かけないし、男女を問わず屋外で平気で(一応、人通りの多すぎる場所は避けている様子)用を足すのが庶民の感覚らしいので、会社には特別に専用トイレというものを作ることになったのかも知れません。

外国人駐在員等お金持ちしか入らないカジノにあるトイレは、外から鍵をあけて入るシステムではありませんでした。そこで見かけた大きな水がめとプラスチック製極彩色の手桶に似たようなものが、会社のトイレにもありました。

カジノの経営者はインド人(っぽく見える外国人)なので、『キレイな物は右手で触り、キタナイ物は左手で触る』習慣だから手を洗うためにあるのだろうと最初は理解しておりました。手を洗うために汲んであるにしては水に虫の死骸とか浮かんでいて汚いですし、貯めてある量が多すぎますけど(水がめが洗濯機ぐらいの大きさ)。

主人の勤務先は日系企業なので、管理職に、『キレイな物は右手で触り、キタナイ物は左手で触る』習慣のある人は居ないと思われます。これまた虫の死骸が浮かんで汚いので近寄らないようにして、蛇口の水で手を洗い、再び鍵を外側からかけて出てきました。

管理職専用トイレの鍵をかけておく所が、棚の向こうの壁に打たれた釘なのですが、棚と壁との間に3センチぐらいの隙間があり、落としたら棚を動かすようなおおごとになりそう?背伸びして棚の上に腕を伸ばして…使う時にいつも緊張します。そもそも、トイレもそんなに清潔そうに見えません(日本の公衆トイレ程度)。ないと困るので、ありがたい存在ですけどね。

特にあの水がめには、絶対にボウフラが沸いていると思います。長い間全く使われてない感じがしました。そう言えば最近断水してませんね…万一断水しても水洗トイレを使えるように、水を大量に貯めているのかも知れません。
タグ:駐在員
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2009年06月02日

ボウリング

今も日本に点在はしてますね。昔、ボウリングのブームがあったとかで、日本中ボウリング場だらけでした。『だらけ』だった記憶は薄いのですが、子供の頃よりだいぶ減ってきたような…。ブームの頃、祖母は特に凝っていたので、家の中にかなり重たい『マイボウル』があります。子供の頃は持ち上げることも出来ませんでした。

今はこの国に一つもないとは思いますが…昔は宿舎のすぐそばに、ボウリング場があったのだそうです。アフリカでもブームが来ていたのでしょうか?或いは、ブームの国からやってきた日本人客用に建設したのか?昔は第三国から派遣されてくる駐在員は少なめで、日本人だらけだったそうですし。

祖母のようにストライク(10本のピンを1投で全部倒す)連投の人は別として、私のように8〜9割狙い(?100点満点が目標のゲーム??)の人は、1フレームにつき2度ずつ投げて10本倒そうとするゲームです。日本のボウリング場なら、2度投げたあとは機械が倒れ損ねたピンとボウルを回収して、ピンを綺麗に10本並べ、ボウルを手元に戻してくれる仕組みのはずですよね。

そういう機械は高額で輸入出来なかったから?アルバイトの子供が素早く回収して並べてくれたのだそうです。見たことないけど、なんかカワイイ感じがします。(※何度か主張しておりますが、先進国の自称正義の人たちが言うように、子供が働くことを全面禁止すべきという考えに私は反対です。貧しい発展途上国には親の居ない子も多く、働くなと言われれば、盗むか物乞いするかしない限り、多くの子供が死にます。机に向かって勉強している場合じゃなくて、早く勤労する術を学ばないといけない国なのです。)

手動レーンはまだいいのです。ボウルが問題だったようです。重たいボウルも輸入出来なかったらしく、球がヤシの実を加工して作られた物だったそうです。当然、手作り。どんなに上手いこと転がしてみても、絶対に思った通りに転がらなかったとかで…。

日本人のおっちゃんたち、とうとう上手投げでピンに向かって飛ばしてしまうようになったそうです。…それでお店が物理的に潰れた…のかな?まだ残っていれば、ヤシの実ボウリング、一度は経験してみたかったものです。余談ですが、日本のボウリング場の一番左端のレーンを使っていた時、大幅に外してお店の壁を壊したことがありました。そのせいでお店が潰れた訳じゃないはずですけど。
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2009年06月03日

排水溝がない

まず、日本の下水道について書きます。古くからある街を歩いていると、突然側溝からバキュームカーみたいなニオイがして驚いたことがありました。よく利用するバス停がそんなニオイのポイントで…バスが待ち遠しかったです。その側溝はトイレの排水とつながっていたのかな?

おそらく新しく整備された所だと、家庭のトイレからの排水を下水処理場までつなぐ水道管は、側溝の雨水を流す水道管とは別にあるのではないかと…。だって、田舎の側溝からそんな臭いしませんでしたから。バキュームカーが持って行ってくれる場合は、雨水を流す水道管にトイレの排水は流れて来ない気もします。

我が家のトイレは発展途上国にありながら、水洗トイレです。浄化槽もなければ汲みとりもしません。水を流せば下水としてどこか遠くに流れて行きます。日本でも下水道が完備されていない所があるので、そこと比べれば意外に進んでる…のかと思ってました。それは誤解です!

あまり違和感がなかったのです。側溝とか排水溝とかマンホールを全く見かけないことに。乾季は何の問題もありません。全く雨が降りませんから。雨季の始めも気になりませんでした。真夜中に短時間、シャワーのように降って、日が昇る頃には路面も乾きかけてます。雨季もたけなわとなった頃、『これは問題だ!』って思ったのです。

我が家の家の前の道は舗装されていないので、土がむき出しです。雨が降れば道そのものが全体的に水を含みます。人力車は確実にめりこみますね。…家の前まで来てくれないけど。

舗装をしている道路の方が、雨で大変なことになります。側溝がないので雨水の逃げ場がありません。あまり道の状態がよくないので、陥没してしまっている部分に最初に水がたまり、水たまりになり、池になり、湖になり…と、進化します。

乾季のうちに水のたまるポイントを覚えておく必要があります。車がはまったら大変そう!政府は通行止め等の案内をしてくれませんが、通行不可になる道が多いので回り道を強いられます(自分の目で要確認…前の車について行くのが賢い走り方です)。

かいつまんで言うならば、『排水溝がないから雨季は大変』って話ですが、詳しく説明しないと理解してもらえませんよね。毎年確実に大雨の降る時期がやってくるのに、なぜ雨水を処理することを考えないのでしょう?雨水を道路に貯めておいても何の得にもならないと思いますけどね。
タグ:発展途上国
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2009年06月04日

当ブログについて

今日もご訪問ありがとうございます。(1日あたりアクセスして下さった数の累計で)4万ヒットを超えました。みなさまお一人お一人のお陰です。ここに御礼申し上げます。

ところで、よく似たご意見を何度も頂戴するなぁ…と思ってきたのですが、それは私がわかりやすい所に書いてこなかったせいだということに、ようやく気付きました(遅過ぎです)。そのために、『当ブログについて』というカテゴリーを作っているのに、『○万アクセスありがとうございます』っぽい話ばかりになっていましたね。

【ブログの目的】
アフリカで生活する日本人の暮らしについて情報発信出来る人が少ないみたいなので、マイノリティーの一人としてその役目を担いたいと思っております。

【ブログ全体のテーマ】
『決して自らの意思ではなく、ご主人の転勤で発展途上国に引っ越すことになった奥さんが、駐在地でどんな経験をすることになるのか』を、赤裸々に情報発信します。

【想定していた読者層】
これから初めて発展途上国に行くことになりそうな奥様(お気の毒様です…心中お察しします)。日本語のわかる方ならどなたでも読んで頂けるようなわかりやすい文体を心がけてはおります。意外に海外駐在経験者からのご連絡をよく頂きます。どなた様でも大歓迎です。

【駐在地】
アフリカのどこかにある発展途上国。国名を書けば個人が特定されてしまうような狭い社会に属しております。『海外駐在で一番気を遣う相手は日本人ですよ!』なんて当たり前の情報も、匿名でないと書けません。ブログの面白さよりも保身に重きを置いております。

【ご意見・ご感想】
私自身がインターネット上に交流の場を設ける意思がないので、ブログにコメントを書きこめない設定にしております。常に表示される所の左上の方に連絡先へのリンクを貼っておりますので、そちらからメールを送って頂ければ、一週間以内には読みます(予定)。

【管理人の立場】
サラリーマンの妻というだけで、アフリカに引っ越さざるを得なくなりました。語学力のなさや人生経験の乏しさ等、不利な条件でもがきながらも何とか生活を楽しむという体験談を披露します。想定していた読者層の皆さんとは同じ立場だったはずです(実際の読者層が想定していた感じと違う気もしますが)。特殊な経験ゆえ周囲に理解されないもどかしさも共有して下さいね。
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2009年06月05日

大きなゴミかごの話

発展途上国では当然のことなのか?ごみ収集車は来ないものみたいです。ダイオキシン問題とか環境問題とかに興味のない国なのでしょう。各家庭で燃やすのが当たり前みたいです。家の庭に灰がたまりますが、乾季は風に載ってどこか飛んで行くし、雨季は雨に打たれてどこかへ流れて行きます。問題ないと言ってしまえば、ないのでしょう。

首都の場合は、ちょっと別世界のようです(地方が特殊すぎるのかも?)。各家庭にゴミ収集車は回って来ませんが、ごみ収集車らしいものはあるようです。トラックとかダンプカーの荷台ぐらい(より大きいぐらいかも)の大きさの、巨大な鉄製の器が道の脇に置いてあります。そこにゴミがいっぱい入り、そのうち収集車がゴミを回収しに来る仕組みなのだとか。

タクシーで首都の街中を移動していた時、主人がそのゴミかごを見て言いました。『うわっ!ゴミのかご…俺、アレ嫌い!』車の中から見ているだけだと、何が問題なのかよくわかりません。かごの回りで子供たちが遊んでいるのが見えます。『あんな所で遊んでたら危ないかもね。』

日中遊びに来るだけならまだ見てられるのだそうです。その中に住んでいる子供が居て、出入りしているのを見ると、やるせない気分になるのだそうです。『親が居ないから家が無くて、そんな所に住んでるの?』って聞いてみましたが、主人が見たのは、親子でその中に住んでいる子供だったそうです。

地方の田舎だったら、マンゴーやらライチやらバナナやら勝手に取り放題の木が生えてますし、他人の土地でも勝手に占有し続けたら比較的短期間で所有権を時効取得出来ますし、ほったて小屋を作る材料も簡単に見つかりそうです。ごみと一緒に連れ去られそうで危ないし、首都に住むことにこだわるのやめて欲しいなぁと思いました。物乞いの多さからして、働かない人が住みやすいのは首都なのかも知れませんが(外国人観光客が来るからそれで食べていけるのかも)。どこに住もうと、人の勝手ですけどね。

やるせないお話ですみません。時々、地方から首都に上京して一旗あげてやろう!って人は居ますが、首都から移住してくる人はあまり居ません。首都は都会的な暮らしが出来ますが、地方はほぼ未開の地。来たくないかも知れません。あと、国内に複数の部族が居て、首都に多い部族の人はこの地方の人とあまり仲良くないのだそうです。
タグ:発展途上国
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2009年06月06日

昼ドラ

見る習慣がなかったので多くを語れませんが、おそらく、家に籠っているタイクツな主婦が刺激を求めて、『ありえない泥沼のアバンチュール』の光景を見るものではないかと。ご主人が見ると気を悪くするような内容に違いなく、平日の昼間しか放送されないもの。

土日専用のレギュラー番組は出来あがっているのでしょうが、週の真ん中に突然祝日が来ると、そのまま何もなかったかのように平日用の番組が放送されていたりします。それを、祝日在宅していて何となくテレビの電源を入れた主人が見て、『主婦って昼間からこんなものばっかり見てるの?』って言った時は、かなり気まずいもの…。もともと私はあまりテレビを見ないのですが、主婦の全員がそういう昼ドラを見ていると思われるのが不満でした。

発展途上国ではかなりのお金をかけて衛星放送の契約でもしない限り、テレビを見る習慣のある駐在員には面白くない生活を強いられることになります。もともと3チャンネルしか映らなくて、そのうちの1つは、電波が悪くてほとんど読み取れません。残り2つも、子供たちが牛をいじめる様子をダラダラ流しているだけのつまらない番組だったり、テレビがかなりイマイチです。

どうせつまらないだろうな、と思いつつ、日曜の昼間に主人がテレビをつけました。現地人だけが出てくるドラマです。『この国でもドラマを制作するんだね〜』と、見てみることにしました。舞台は、そこそここぎれいな家。庶民はもっともっともっとボロい家に住んでいるので、お金持ちの家という前提かも知れません。

そこの主婦(とりたてて美人でもない普通のおばさん)の所に、若いお兄ちゃんが遊びに来ていて…現地語がわからないので想像ですが、主婦がけしかけて、お兄ちゃんをタンスの中に急いで隠しました。で、玄関から別な男性が現れて…浮気してたのか!さっき現れたばかりの男性を、今度はベッドの下に隠して、また、男性の来客…浮気し過ぎ!最後のオチは、天井裏に実は隠れていた男性含めて隠していた浮気相手が一斉に顔を出して、今度こそご主人と思しき人が驚くというお話でした。

なんてレベルの低いコントなんだ!と思って主人の方を見てみたら…『ギャグのセンスまで古い!さすが!!』と、何となくウケてたみたいです。…良かった!夜は映画を見られるチャンスも多いのですが、昼間にテレビを見るのは、リスクが高いような気がします。現地人の主婦はそんなに浮気をするものなのか、コントだけでは憶測できませんが、休日にギャグとして笑いに出来る程度に寛容な国なのだと想像しました。
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2009年06月07日

ウーラーラー

初心者向けフランス語講座で習いました。『おやまぁ、困ったな!』ってシチュエイションに出くわした時には、『ウーラーラー』と、低い声でゆっくり言うのだと。日本語に例えると、『がびーん!』とか、『あっちゃー!』って感じだと解釈しておりました。

私は主人より3ヵ月遅れてアフリカに来ました。一人残って引っ越し荷物をまとめている間、時差もあるので主人との連絡は電話ではなく電子メールですることが多かったものです。メールには、『件名』を付けるのが普通ですが、それなりに毎回考えて付けていました。『Re:渡航手続の件』…みたいなタイトルにしたことはありません。

『また、やらかしちゃったよー』って内容のメールの時には、何度か(使いまわし?)『うーらーらー!』って件名を付けてました。主人には、意味わかってなかったかも?

アフリカに来て、一度も、『ウーラーラー』ってフランス語を聞いたことがありません。だいたい現地人はフランス語ペラペラな人でもプライベートでは現地語を使いますし。フランス語の自転車は、『ベロ』とも『ビシクル』とも言うはずですが、『ベロ』としか言わないみたいですし。フランス全体で使われる(らしい)フランス語がアフリカでも使われる訳ではないこともあるのでしょう。

現地の人は、『ウーラーラー』って言うべき場面では、息を吸いながら『あ〜〜〜!』って言います。その時は、大きくあけた口の中に握りこぶしを入れる真似をします。ついでに目も大きく見開きます。言葉(あ)の意味がわからなくても、見ていれば何となく通じるものです。

フランス語より現地語を使う方が絶対にウケが良いので、主人は積極的に、『あ〜〜〜!』って言いながらゲンコツを口に入れる真似をします。評判らしいです。私は余裕がないのか、そういう表現があるということを知りながら、一度も使ったことがありません。
タグ:アフリカ
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2009年06月08日

右側通行

交通量の多い首都とは違い、アフリカの地方都市では運転が比較的ラクに出来ます。信号なんて一つもないけれど、平気。幅員10m以上の車道に片側1車線ずつゆっくり通ってもクラクション鳴らされる心配がないぐらい、車が通らないので。

センターラインは昔はあったのが消えてなくなったのか、もともと無いのか、見えません。普通はセンターラインを越えないと思います。遅い車を追い越すのに十分な幅員であることも一つの理由です。あと、車道の真ん中には立派な電信柱が立っているので、ど真ん中を走ると確実に電柱にぶつかります。

そんなこともあって、車道の真ん中は駐車してもいいことになっているようです。車上荒らしとかメロン売りに遭遇したくない時に便利な場所です。何キロにもなる重たい買い物かごを持って車道を横切ってセンターライン(の引いてあるべき場所)に来ることが出来るのも、交通量が少ないお陰なのでしょう。

極力、日本で車を運転していたことを思い出さないようにしています。左側通行の感覚は忘れたいのです。出国直前まで日本で運転していた私も、意外に右側通行にはなじめました。みんながそうして走っているので、流れに乗ってみると、自然と右側を走れます。それも多すぎず少なすぎずの交通量だから、簡単になじめたのだと思います。

ある日、ちょっとボーッとしながら運転していたら、いつもと景色が違うような気がしました。体が左側通行の感覚を覚えていたようで、他の車が居ない時に気を引き締めていないと、私は左側通行してしまうらしいです。特にガラすきの道に曲がってきた時に左端を走ってしまうようです。道路の左端に停めようとした時に思いました。『何か停めづらいな…。』

日本製の右ハンドル車で右肩に寄せるのは楽勝ですが、左肩に寄せるのは(私にとっては)難しいです。私にしては珍しく、いい位置に寄せられたのですが、他の車が来た時に私だけ逆向きの縦列駐車になっていたら面倒だと思い、センターラインの上まで出て、また道のど真ん中に駐車することにしました。せっかくうまく寄せたのに、もったいない気がしました。

このことを主人に話すと、『危ないなぁ!事故にならなくて良かったよ。』って言われました。確かに、暴走族でもない普通の乗用車が、正面から向かってきたら怖いですよね。あ、逆走の暴走族も恐いか!運転手を業としている人か、よっぽどのお金持ちでない限り、現地人で自動車を運転している人は居ません。そのせいか、暴走族は一人も見かけません。
タグ:アフリカ
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2009年06月09日

真正面

アルファベットの『Y』(あえて全角英数で、ワイ)の字の、一番下からなぞって右上まで行く時のような角度…120度ぐらいでしょうか?そんな感じの道を運転していました。アフリカでも旧宗主国がイギリスなら左側通行だと思いますが、残念ながら、こちらは元フランス領、右側通行です。右ハンドル車での右折は楽勝ですけど。

私は広い車道の中でも、特に右端を通ります。人力車が居るかも知れないのであまり端に行ってもよくありませんが。先進国からやってきた海外駐在員(主に日本人?)は、せっかちな方が多いので、信号のない道なのに時速80kmぐらいでとばして来ることがあります。そんな時に、私のように時速30kmぐらいでノロノロ走っている車が居ると邪魔でしょうから、寄っておくことにしています。減速せずに抜いてもらえます。

そのY字の部分に入る時、私は右端を時速30kmから更に減速して走っていました。T字ほどではないけど、見通しが悪くなりますから。曲がってきたら赤色灯を付けないパトカーが見えました。それがわりと速いスピードで近付いてきます。

私は車間距離を長めにとりたい主義なので、車間距離を縮めるためにこちらのスピードをもっと落としたくてアクセルから足を離しましたが、それでもパトカーが迫ってくるのです。しかも、こちらを向いて。すれ違った時の速度は、こちらが時速10km程度、パトカーが時速60km程度という感じでした。一車線の幅員が広いので仮にこちらが時速60kmでもすれ違い出来たかも知れませんが、逆走なんてしたら危ないと思います。実際、私は急ハンドルで車道の右端ギリギリに寄せました。

パトカーの運転手は悪びれる様子もなく、日常茶飯事という感じですれ違いました。全然緊急の用事には見えませんでしたが、なぜ、大きな道を逆走なんて危ないことしていたのでしょう?私のようにもともと左側通行の国から来た人ならウッカリミスもありえますが、現地人にそれは考えられません。

仮に正面衝突で事故になっていた場合、こちらの過失割合を10割にされることは間違いありません。裁判官はお金で買収されるのが当たり前の国ですが、警察が無意味に民間人をカツアゲするのも当たり前。交通事故になれば警察の都合の良いように事実を曲げるに決まっています。

だから、発展途上国で運転する時は慎重に慎重に、極力ゆっくり走るべきなのです。それでも、飛ばし過ぎてブツけてくる人が時々居ますね。なぜかこの国の人、輸入物の洋酒に弱いのだそうです。『何かあったら酒持って行け!』って言われています。裁判官ぐらいになると現金しか受け付けないと思いますが、警察ならお酒でカタがつくのかな?民間人はお酒で大丈夫という噂ですが、もちろん、明確な基準はありません。
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2009年06月10日

台風の爪あと

毎年来るものなのですが、時々、たくさんの方が命を落とされるような大きな災害になります。進路の予想が出来ない地域なので船に乗ってしまっては逃げようがありませんが、陸上に居る人を守るような対策は事前にとっておけないものなのでしょうか。

世界最貧国(世界中の国家のうち4分の1ぐらいがこう呼ばれますが、その大多数がアフリカの国です。)の一つと言われるだけあって、確かに国家予算に余裕はなさそうです。絶対に今年来ると言われない限りは、予防的な工事をする気にならないのかも知れません。

暑い日に夕涼みするのにもってこいの、海沿いの道があります。舗装されていない自宅前とは違い、広くコンクリートで覆われています。通行人の9割以上が現地人ですが、主人と一緒に涼みに出ることがあります。エアコンの風に当たるより健康的な気がしますし。

歩ける年齢の子供をベビーカーに乗せることはありません(そもそも、ベビーカーをこの国では見かけません)。小さい子供がヨチヨチ自分で歩いています。日本の子供なら幼稚園児ぐらいの身長の子供が妹だか弟だかを背負っていることもあります。

ヨチヨチ歩きの子供の手は引いて欲しいなぁと思います。意外に大丈夫みたいですが。時々、前回の台風で軽く道が寸断された部分とか出てきます。海面までの高さは少なく見積もって10m以上、水深もおそらく10m以上、潮がキツイので常に荒れています。落ちたら確実に死にそうですが、ロープで囲うこともなく、そのままにしてあります。覗きこむと、とんがった岩に激しくぶつかる白波が見えます。

常にリアルな危険と隣り合わせの方が、たくましく育つものなのでしょうか。私は先進国という温室育ちなもので、ボ〜ッとしていると穴に落ちてしまいそうです。緊張して真下を向いて歩くか、リラックスしたい時は主人の手なり腕なりシャツの裾なりを掴んで歩きます。

つまり、涼しいけど、軽い緊張感を保っていなければリラックス出来ません。結局はリラックスしたことにならないから、外国人は滅多に夕涼みに来ないのかも知れませんね。確かに、小さなお子さんのおられる駐在員家庭にはお勧め出来ません。
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2009年06月11日

唐突に工事中

普段通りに車を走らせていると、前を走っていた車が突然右折しました。見ると、夜なのに熱心に道路を掘り起こす工事をしているようです。何の予告もなく突然道路を工事して、迂回路の案内もありません。右折するしかない道なので、あの場では誰でも右折しますが。

そこだけでなく、色んな所で夜なのに突然工事していました。昼間は全然工事してなかったのに、夜からスタート?お陰で迂回しっぱなし。前に車が居なければ、どっちに進んだら抜けられるかわからなくなっていたかも知れません。

逆方向から迂回してきた車も同じ道を通ろうとしていました。私は道に迷いたくないので前の車から離れずについて行きました。前の車もその前の車にベタ付きしてますし、私の後ろにもベタ付きの車が居ました。細い路地なので飛ばせないので車がたくさん貯まっているようです(そもそも、道案内もせずに通行止めをいっぱい作るのが悪い!)。

何度も路地を右折して左折して、無駄な遠回りをしていたのかも知れませんが、『ココなら抜けられたハズ!』って思って当然の道が、突然通行止めになったりしていました。徒歩なら回れ右して引き返すことも出来るのでしょうが、どんどん後続車が来るので、前進するしかありませんでした。

かなり気になったのが、反対方向から来た車のこと。幅員4mもない路地に路上駐車が一台あることで、その部分はすれ違いが出来なくなっていました。普段から路上駐車はありましたが、滅多に車が通らないから問題なかったのです。その晩は私たちが遠慮なく進み続けるので、反対方向から来た車は進むことも戻ることも出来ず、すれ違い通過待ちです。まぁ、一時間も二時間もそこで待っていたのではないでしょうが、かなりイライラしていたんじゃないでしょうか(ごめんなさい)。

予告も無しに突然道路を掘り返すとか、通行止めにしておきながら迂回路を教えないとか、工事で通りにくくなっているのに交通整理しないとか、日本でしてしまったら、どっかソレ専門の所(よく知らないけど)に苦情の電話が殺到しそうですね。発展途上国ではありがちな話なので、私は文句を言う気にもなりませんでしたが。

多分、誰もどこにも文句を言いに行かなかったと思います(絶対に謝ってもらえたり補償してもらえたりしないから)。あぁ、子羊のように大人しくて従順なドライバーたち!
タグ:発展途上国
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2009年06月12日

突貫工事

発展途上国は、何もなくても先進国から多額の援助を得ています。それがなくては国家を維持出来ないようです。何かあった時用にお金を貯めるなどということはしていないと思われ、何かあれば、いつもの援助とは別の多額の援助を要請します。それが当たり前のように支払われ、当たり前のように受け取ります。

台風などの自然災害の時もそうです。多額の援助を受け取っていたのです。その金額が足りないせいで、遊歩道に穴があいていて危険なのも放置されているものだとばかり思っていました。

例えば日本国内で何かあったとして、『来てもそんなに危険ではなくなったけどまだ安らげない』段階で、偉い方が『視察』に来ることがありますね。援助する外国は、わざわざ災害に遭った外国の『視察』はしないみたいです。ただお金だけくれます。

災害のあと、ずいぶんと時間がたちました。とっくの昔に落ち着いていますし、とりあえずは安心(道に穴さえあいていなければ、もっと安心)。それで解決していたはずだったのですが、援助していた国から偉い人がやってきて、ついでに災害の被害のあった地域も見に来るという話になったそうです。

絶対に、『なんだ、あれだけ寄付したお金を活かさず、この国は何やってたんだ?!』って怒られないためにだと思うのですが。空港を綺麗にするとかいうことは全く優先されず、台風の被害が出たところばかり綺麗にしていました。

夜を徹しての工事なんて出来る国だったんですね。『視察』が来ないなら使われなかったはずの工事費は、今までどこにプールされていたのでしょう?かなり前にもらったお金で工事したにしては、道が新し過ぎるような気がしますが、特にバレてなかったみたいです。
タグ:発展途上国
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2009年06月13日

空気を読めなきゃ走れない

もともと広い道でした。私は台風で道路が寸断される前の様子を知りません。スピードを出している車同士が問題なくすれ違えるその道が、災害で片側がなくなるまでは1車線扱いだったという話を、一回ぐらいは聞いたことがありますが。

そう言えば、突貫工事で海側に新しく広い車道が出来たなぁとは思っていました。そんなに新しいもの好きでもないので、私はいつものようにいつもの道を走っていました。もともと交通量が少ないので、それで全然問題なかったのです。

しばらく往復しているうちに気付きました。海側の新しい道を通行している車が時々居て、それは必ず一方通行しています。そして…もともとスピードを全然出さずに車道の右端に居る私は危ない思いはしてきませんでしたが、いつもの道を走る時は、誰からも抜かされず、誰にも追い付きません。

私がアフリカに来た時には、『センターラインが無くてすれ違いに問題ない車道』だったのが、工事のあとは、『センターラインから右側だけ』に変わってしまったようです。私は昔の(暫定的な)ルールで反対車線を逆走していたのでした。

もっと早く誰か何か言ってよ〜って思いました。すれ違う車からは、『まだルールのわかってないやつが居るなぁ』って思われていたと思いますが、車に話し掛けることが出来ないので、本人が空気を読んで気付くのを待つことにされたのでしょう。最低限、交通ルールが変わったのなら、看板でも立てておいて欲しいものですね(私は読めないけど)。
タグ:アフリカ
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2009年06月14日

車版・外出禁止令

治安が悪くなってくると、『夜間外出禁止令』が、しかれます。発展途上国では普通のことだと思います。もっとひどくなると、『戒厳令』になるのでしょう。自給自足している家は少ないと思われ、これが長く続くとつらいものがありますね。

そこまでいかなくても、観光客の置いていくお金に頼っている地域や、遅くまで飲んでくれる外国人に頼っているレストランは、治安が悪化するととても困るみたいです。治安が悪くなって喜ぶのは、お金持ちを狙いうちする火事場泥棒のような民衆だけかも知れませんけど。

治安がかなり良い頃ですが、小さな外出禁止令が突然しかれました。先進国の偉い人が『視察』に来てくれるというので、この国の首相も国内を同行するそう。どっちを守るためだか知りませんが(両方かな?)、要人の身を守るために、自動車が街に居てはならないのだそうです。

そんな日も、主人は仕事。歩けなくもない距離に住んでいるので、徒歩で出掛けました。いつもよりちょっと早く出ました。昼休みは2時間以上ありますが、往復が徒歩の分、休める時間がいつもより減ります。それでも更に休む時間を縮める提案が。『要人たちが近所まで来るらしいから、一緒に見に行こう!』

昼食をスパゲティミートソースにする時は、私が指示するまで絶対に麺を茹で始めてはならないと、メイドさんにきつく伝えております(経験上)。『主人も私も何時に戻るかわからないから、麺を茹で始めるのは私たちが帰ってきてからにしてね!』とだけ伝えて、私も徒歩で待ち合わせ場所に向かいました。

20分ぐらい、主人と一緒にそこで待っていましたが、あまり人が集まっていないし、いつもは居ない警官が立ってたけど知らないって言われたし、要人が来る気配もないので戻ってきました。この国でありがちなデマだったみたいですね。結局来なかったみたいで、オープンカーで要人が並んで手を振るパレードは、道をキレイにしたばかりの所とは無関係な、昔からある幹線道路だけで行われたようです。

その様子は、オープンカーで要人2人が手を振る様子をダラダラ映しているテレビで見ました。結局通らないのなら、主人は車で通勤しても良かったんじゃないの?って思いました。結局通らないのなら、突貫工事も必要なかった気がしますが、せっかくの援助金が誰か悪い政治家の私腹を肥やして終わりになるより、道がキレイになって良かったのかも知れません。
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2009年06月15日

オープンカー

私が初めてオープンカーに乗せてもらったのは、高校生の時。ホームステイ先のホストファミリーがオープンカーで迎えに来てくれました。降雨量の極端に少ない気候らしく、滞在中は確かに一度も雨に降られませんでした。最初は緊張したけれど、慣れると楽しいドライブでした。

日本でオープンカーを所持するのは難しいでしょうね。『絶対に雨の降らない時期』というのが特にない気候です。暑い時にはエアコンをつけずに気持ちよく走れるのですが、梅雨とか雪の季節にドライブすることを考えると、オープンじゃない車が一台は欲しいもの。私には車を2台所持する余裕がありません。買うのは無理ですね。…ってことは、一生で最後のオープンカードライブも高校生の時だったのかも知れません。

日本の地方都市では、時々偉い方が来られます。事前に歩道橋が通行止めになったり車両通行禁止になったりした上で、おそらく防弾ガラスの入ってそうなお車で来られるようです(残念ながらその場面に居合わせたことはありません)。スポーツ選手でない限り、有名な方がオープンカーに乗ることは滅多にないのでは?

アフリカの中には雨季と乾季とがハッキリ分かれる地域があります。乾季は絶対に降りません。雨季も、何月頃なら夜間しか降らないとか、決まっています。だから、オープンカーでドライブしたければ出来る気候のはずです。でも、私の知り合いでオープンカーに乗る人は居ません。常に見張っていてくれる運転手を付けているのなら別かも知れませんが、ラジオとかハンドルとかを駐車中に持って行かれること間違いなしです。わかりきっているので、誰も試さないと思いますが。

外国の要人と国の首相が並んでオープンカーに乗って手を振っている様子をテレビで見た時は、驚きました。かつてケネディ大統領だって撃たれたのに、この国レベルの警護に委ねて大丈夫なのかしら?ピストル強盗が居るということは、民間人が銃を隠し持っているってことだけど、銃を持っている人に警察は対抗出来るのかしら?

幸い、天気も治安も良い時期だったため、オープンカーでのパレードは無事に終えることが出来たようです。ニコライ(2世)の命に別条がなかったとは言え、大津事件で日本は大わらわしたとかいう話を学校で習ったことがあります。要人が射殺でもされたら、外国に対してお詫びのしようもなさそうですが、そんなリスクって誰も考えなかったのでしょうか。

終始にこやかにしてましたが、外国の要人も内心怖かったのではないかと思います。届かない声で、『御苦労さまでした!』と、つぶやいておきました。目立つ職業の方ってある程度の覚悟は出来ているものかも知れませんけど。
タグ:アフリカ
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2009年06月16日

夫婦仲

主人が宣伝してくれたおかげで、主人の知り合いがこのブログを見ることもあるみたいです。主人がいつもお世話になっております。こんなブログですみません…。素人が道楽で書いているものなので、多めに見てやって下さいね。

そういうこともあって(これでも)控え目に書いているので、夫婦喧嘩をしている場面が滅多にありません。ブログだけ読んでいると、結婚してからずっとおしどり夫婦だったかのような印象を受けられるかも知れません。私は『模範的な妻』像からかけ離れているので、言いたいことはスグ口に出してしまいます。当然、喧嘩にもなります。

夫婦ごとに特別の理由があるのでしょうが、ほとんどの夫婦に言える、『夫婦喧嘩の原因』は、夫婦が男と女だからということに尽きると思います。男性にも女性にもそれぞれ(比較的)良い部分があり、それぞれに(比較的)足りないものを補い合いながら生活していくのですが、異質の存在同士が生計を共にすることには犠牲が伴うものです。

男性の悪い部分。気が利かない!女性なら当然に相手の気持ちになって考えるべき状態になっていても、考えてくれません。相手の気持ちを考える能力の欠如した、女性とは全く別の生物だと最初から諦めておかないと、喧嘩の原因となります。

女性の悪い部分。気が利かない!男性なら当然に論理的に結論を出して解決済みであるはずの話題を、百万回ぐらい蒸し返します。無駄にリピート再生する機能を外すことが出来ない、男性とは全く別の生物だと最初から諦めておかないと、喧嘩の原因となります。

男性の場合は、後遺症となるようなケガをした場合でも、心のトラウマにならないことが多いそうですが、女性は違います。肉体的苦痛を受けたという記憶は一生消えません。男性には理解できないでしょうが、そういう生き物なのです。

私の場合、結婚を機に初めて離れることとなった故郷が新居からかなり遠く、ほぼ孤立無援状態で駐在の準備をしました。他の経験者に聞いてみると、奥さんだけ置いて行かれた場合の力仕事は、そう遠くない所に住むお父さんが引きうけてくれるのが普通みたいです。そりゃあ、自分の娘が、『重たい物を狭い社宅で積み上げていたら腰を痛めてつらいよー』って言えば、飛んでくるのが普通でしょう。

バカだった私は、自分がハンディを背負っていることに気付いてませんでした。父が亡くなっているとか、かなり遠い所へお嫁に行ったせいで今までの付き合いが一瞬にしてプツンと切れてしまったので父親に代わる男手を招集出来ないとか、そういうハンディを背負っているのに、定期預金を解約してお金で解決するという簡単なことが出来ませんでした。ごくごく普通の主婦である近場の友達に、さすがに腰を痛めるほどの力仕事は任せられませんが、色々と助けてもらいました。今思えば、申し訳なかったです。私がバカだったばかりに…。

慣れない肉体労働で体のどこそこが痛いという愚痴メールばかり毎日送りつける私と、タイクツだから本ばかり読んでるというメールしか送ってこない主人が大喧嘩したのは当然のこと。『もう口もきかない!』と、最高潮に達していたのが、一番肝心の、私の出国間際の時でした(なんでそれでもアフリカなんかに行こうと思ったのか理解できませんよね)。情報戦で大敗して散々なスタートを切ることになったのも、そもそもは私がバカだったからです。

発展途上国への引っ越しなんて、人生に1回あれば充分と言えるぐらいの珍しい経験、トラブルは大金払ってでも回避すべきです。海外駐在も、当然ご主人の勤める会社の出して下さる額にもよりますが、最初の半年ぐらいはずっと赤字経済が続きます。それでも、夫婦仲に亀裂が入るような原因はお金で解決出来るなら、取り除いておくべきです。お金があっても、夫婦仲が良くても、どうしようもない理由で苦労することだらけの生活が待っているのですから。

1,000,001回目の、孤立無援で力仕事を強いられたという愚痴を書いて、また夫婦喧嘩の原因となるかも知れません。この広い地球上に、私と同じぐらいバカで、私と同じようなハンディを背負っているプレ駐在妻さんがお一人ぐらいおられるかも知れません。無駄な夫婦喧嘩をしてますますハンディを大きくしないように、事前に警告させて頂きました。みなさん、賢く生きて下さい。夫婦円満のコツは、力仕事をする能力のない側が賢くなることだと思います。
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2009年06月17日

妻が夫に求めるもの

男と女にありがちな誤解シリーズ。見苦しいものが続いてすみません。誰かが声をあげるべきだと思うので。

男の人が、『悪』と認める基準は、まぁ論理的に考えれば正しいのかも知れませんが、女性にとっては間違っています。『悪意をもって人を傷つけるのは悪いことだ』っていう認識は持っていると思います。当たり前です。『悪気なく傷つけるのは仕方ない』とか、『傷つけるという行為に加担してなければ良い』とか、男性は思いこんでしまっているようです。

そりゃあ、『たまたま言った自分のセリフを聞いた人が繊細なばかりに勝手に傷ついた』から死刑とか、『他人が傷つけているのを見た瞬間にかたき討ちしなかった』から死刑とか、そんな法律は発展途上国にすらありません。女性だって知っています。

でも、女性にとっては、それすらが、『悪』なのです。ご主人の実家と同居したばかりに残念な結果になってしまった女性がよく言うセリフです。『旦那は私を助けてくれなかった。』つまるところ、ご主人は何もしていないのですが、何もしないのが悪いということです。それが女性にとっての正義感です。

これは誰に気遣ってことわっているのでもなく、事実なのですが、私の場合、たまたま運が良かったのです。先輩マダムは『超』のつくいい人で、リストラでどんどん第三国派遣社員にシフトされていっても残っている日本人の契約社員さんが、優しい人ばかりでした。だから、私が宿舎で日本人ばかり集まっている時に泣かされたことは一度もありません。『私の亭主に何言うのよ!』と、ブチ切れて言い返したことはあります。かなり例外的に恵まれた環境でした。

昔は、駐在員夫人が契約社員のおっちゃんたちに泣かされるという事件が多発したそうです。そのことを語る時、男性陣は、『怖いおっちゃんが多くてあの頃は大変だったなぁ。』と、他人事のように笑いながら言います。

女性陣は、『あなたは見ていたのに私を助けなかった!』と、全く笑わずに言います。それを笑って聞き流す男性、『また蒸し返しかよ!』と、面倒臭そうに顔をしかめる男性、色々居ますが、『あの時は、本当にすみませんでした。』って言う人を見たことがありません。言ったことないと思います。女性陣が待っているのは、そのひとことだと思いますけどね。

男性に女性の気持ちを理解する能力はないと、私は気付いておりますので、私はそのひとことを待ちません。もっとも、私を泣かした契約社員さんが最初から居ないので、主人が私を『助けなかった』という罪をおかしたこともありませんが。たまたま人的環境が抜群に良かったことで、私たちが夫婦喧嘩をする原因が一つ、最初から取り除かれていました。
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2009年06月18日

娘を嫁に出す親心・前編

私は20歳を過ぎてもコドモでした。今でもコドモであることに間違いはありませんが、自分がコドモであったことにようやく気付いた段階です。人生経験が乏しいのに大人になれるはずがなく、そのことを最近知ったのです。見た目は立派なオバサンなのに。

他の駐在員さんが何と説明して奥様となる方のご両親に挨拶したのかわかりません。主人の場合は付き合う前から、『そのうちアフリカ駐在員になると思う』って話していました。私は、主人がどこで働くことになろうと、どうでもいいなぁ、と、正直思っていました。だって、転勤先を選べる立場じゃないんだもん!

本人が相当気に入っているので、将来とんでもない所に住むことになるかも知れないけど結婚したいというので、私の親族はみな祝福してくれたものです。主人としては(メリットのみを誇大広告していたきらいもありますが)、アフリカ駐在予定があるということを誠実に話していたので問題ないと考えていたはずです。私は好きで結婚するのだし、好きでついて行くのが当たり前で問題ないと考えていました。

海外駐在員の妻となったことで、肉体的にも精神的にもダメージを受ける機会が何度もありました。好きで選んだ人生なので、その結果被る損害は享受するのが当たり前ととらえております。『〜してたら・〜してなければ』って感じの空想をするのは好きではありませんが、違う人生を歩んでいても、何かの機会で大損害を被って人生が今より早く終わったかも知れないのだし、結果は何でも受け止めなければいけないと思います。…あくまで、コドモの発想。

親想いの主人のことなので、心配をかけないように、いいことしか報告していないに違いありません。ほかでもなく主人のせいで苦労させらている私の話は、自分で伝えないと一生知られることがないと思い、『こんな目に遭って散々でした。』って報告するメールをその都度、主人のお母さんに送ってきました。私はそれだけで満足だったんですけどね。

(長くなってきたので、続きは明日…)
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2009年06月19日

娘を嫁に出す親心・後編

(昨日のつづき…の方が長いです)

『自分で言うのもなんですが結構カワイソウな目』に遭うと、主人のお母さんは、その都度、『うちの息子のせいでごめんなさいね。』って謝って下さいました。主人には一度も謝られていないっていうのに。私がカワイソウな目に遭ったのも、そういう人生を選んだ私の宿命だと思って私としては納得しているというのに。しばらくの間、なんで絶対に関係ないはずのお母さんが謝るのか、私には理解出来ませんでした。

奥様ご本人が周りに一切愚痴をこぼしていなかったとしても、その友達や親族は、『そもそも結婚していなければ…』という目でご主人を見るみたいです。奥様にふりかかる災難の一切は、ご主人がもたらしたと感じるようです。たとえ奥様自身がそう感じたことがないとしても。

『好きだからこの人と一緒になります、さようなら〜』と、娘は今までの人生を捨てて行ってしまいました。薄情なものです。行かずに実家に残り続けられると永遠に子育てが終わらないような気分になるみたいなので、娘を嫁に出すということは、親にとっての子育て卒業式みたいな晴れやかな一面もあるようです。

コドモの発想では、『私が好きで選んだ人なんだから放っといてよ、さようなら〜』なんです(本当に娘って薄情!)。両親は、大事に育てている娘を通わせる学校を慎重に選びました。夜道に一人歩きさせないように、残業で遅くなる日は駅まで迎えにも行きました(女の子を育てるって大変…)。子育ての卒業こそ、一番厳選すべき場面です。今まで大事に育ててきた娘の今後の人生を託す相手は、本当に間違っていないか…。

主人にはお姉さんが居ます。主人のお母さんは、娘を嫁に出した経験から、私の、『自分で選んだ結婚相手だから宿命は当然受け入れる』っていう受け止め方ではなく、より大人の、肉親の気持ちに立って、主人の代わりに謝ってくれたのでしょう。

主人のお母さんは、主人はまだコドモだから、『娘を嫁に出した親の気持ち』がわかるはずがないので、絶対に謝っていないことを確信したのでしょう。なんでお母さんが私に謝ったのか。それは、まだコドモである息子の親として、息子の代わりに大人としてしなければならないと思ったから。

謝る相手がまだコドモの私で、何かもったいない謝罪だった気もしますが。私は今になってようやく、『好きで選んだ相手なんだし、放っといてよ、さようなら〜』という考えがコドモだったと反省し始めたところです。今後の人生で何かあれば、例え自分がそう感じないにしても、主人のせいだと感じる人が居ることを、肝に銘じておくべきだと思いました。

発展途上国駐在妻の皆様におかれましては、あなただけでなくご主人の今後のためにも、くれぐれもご自愛下さい。
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2009年06月20日

先進国からのお客様

時々、先進国から出張者が来られます。それが発展途上国に慣れてない方だと、気配りが必要です。マラリア発生国なので、国内旅行に行くようなお気楽な気持ちで来る方は居ないはずですが…。

『英語の通じない国なんて初めて!』と、おっしゃる医師団に何かあっては大変!と、気を遣いながらアテンドしてみましたが、過剰なまでに対策して来られたので(お医者さんに長生きする方が多いのも納得)、病気やケガの心配は無用でした。

どなたかが来られる時は、当然、『歓迎してます!』って態度で示すものです。宿舎でご馳走を用意して下さる契約社員さんがおられるので、食べ物で私が張り切る必要はありません。ま、何で張り切っても成果は上がりませんが、『歓迎してます!』って顔を見せに来るだけですね。

社内の別部署の方がこの国に初めて出張に来る時は、はたしてどうやって歓迎しようか悩みました。観光地なら先進国の人に喜んでもらえるような物がありますが、ただ不便なだけですから。やはり観光に来ている訳でもないので、スケジュールに余裕もありませんでした。我が家に寄って頂いて、『海外駐在員の日常』を見せてお茶を濁す作戦にしました。

もっと時間に余裕があれば、海水浴に行ったり遠方の観光名所を案内したり出来たのですが、普通の家で申し訳ない…。でも、意外に喜んで頂けたようです。星空観測スポットにノートパソコン持参の上やって来て、『このソフトで照らし合わせると星座がわかるんですよ』って言うと、星空そのものよりも、『わー!このソフトすごい!絶対に俺のパソコンにも買おう!』と、パソコンに夢中になっておられました。

この方に限って言えば、見た目は都会的なのに特別虫の好きな方だったので良かったみたいです。昼間は、ここでは当たり前に見かけるようなハエを見かけるたびに、『うわっ!アフリカまで来るとハエも違うもんだなあ!』と喜んでおられたようです(私には違いがわかりません)。『こんな所にまでハエが来て、汚いなぁ…』と、嫌がる方が多いのですが、こうして喜んで下さる方のアテンドはラクなだけでなく、楽しいものでした。
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2009年06月21日

オブリガード

『ありがとう』っていう意味です…ポルトガル語では。フランス語とよく似ているらしいですが、私にはポルトガル語がわかりません。ただ、音楽をたしなみ未満(とても、『たしなみ程度』なんて言えません)かじっているので、その言葉を使います。

曲が盛り上がってきて最高潮になる部分で、『じゃじゃ〜ん♪』って派手に演奏する箇所では、楽譜に、『オブリガード』って書いてあることがあります(クラシックでは無いと思いますが)。聴いて下さったみなさんへのありがとうの気持ちを込めて?華やかに賑やかに盛り上がって見せましょうという意味です。

今度は東京本社から、偉い役職の方が出張で来られるとのこと。宿舎でご馳走が用意されるのはもちろんのこと、高級な(日本人の感覚では高額とは言えないけど)レストランでの食事もします。主人の人事権を掌握する立場の方の前で絶対に粗相があってはなりません。本来ならプラスアルファの内助の功も求められるはずですが、私に過度な期待をしない程度に主人は私のことを知っています。

『○日までこの町に居るから、駐在員の家族は絶対参加だから。これは、オブリガシオンだからね!』そう主人に言われた私の頭の中では、オブリガード的なファンファーレが鳴り響きました。家族が歓迎のオブリガードしなければならないのなら、私も何かで張り切らなくては。みんなから止められている、『差し入れ料理』以外で。

いい色に日焼けしてしまった私には、周囲から絶賛されてしまう(気を遣わせてる?)程、この国の民族衣装が似合います。現地の人でも普通はTシャツに短パンと言った、先進国の学生が普通にしてそうな格好を誰でもするものですが。『布を巻いただけ』という民族衣装は、外国人である私でも簡単に入手出来る布を巻くだけで、完成します。パーティードレスなんて持ってないし、そんなこっ恥ずかしい格好は出来ないし(暑いし)、華やかな色の民族衣装でオブリガードしてみることにしました。

『こんなに駐在生活を心から楽しんで地域に溶け込んでいる奥さんは初めて見た!』と、好評でした。本当は言葉を覚えて会話を楽しんで溶け込むべきですが、変な形でだけ、溶け込んでますね…。私がそんな格好で宿舎にやって来るとは思っていなかったらしく、主人も驚いていました。

だいぶあとになって知ったのですが、フランス語で、『オブリガシオン』とは、『義務』という意味なのだそうです。主人は、『音楽の盛り上がる部分みたいなオブリガードをしろ』って言ったのではなく、『絶対参加するのが駐在員夫人の義務だよ』って言っただけなのでした。ま、早トチリした結果がウケたからいいんですけど。
タグ:駐在員夫人
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2009年06月22日

酔って勢い付け

歴代マダムたちが契約社員のおっちゃんたちにワンワン泣かされてきたというのは事実らしいのですが、今の契約社員さんにはそんな怖さを全く感じません。『昔はすごく怖くてみんな泣かされてきた』って名指しで伝説になっているおじさんですら、私に親切にして下さいます。加齢と共に丸くなってきたのか、どんどんリストラされていくので常に緊張感を持たれているのか、『憂鬱になるほど付き合いづらい集団』とは思いません。やっぱり、私はいい時に来ました!

その日は宿舎に行くのがむしろ楽しみでした。先進国からの出張者が来られるのですが、昔、ここで駐在していた方なので、過保護にアテンドする必要がありません。それどころか、こちらより地理に詳しいぐらいなので、色々と教えてもらえます。本社で机を並べていた時に主人がとてもかわいがってもらったと聞いております。優しい先輩がやってきて、優しいおっちゃんたちと一緒にもてなすのですから、楽しい会食になるのが当然だと思っていました。

普段は、主人の車に乗せてもらってきて、主人と一緒に帰ります。たまに、『男同士で話が盛り上がってるし、女子供だけ先に帰っててもいいよ、遅くなるから。』って言われることがあり、そんな時は、お子さんたちと一緒に先輩マダムの車で送って頂きます(←良い後輩マダムは真似しないように!)。その日は先輩マダムとお子さんたちが来られなかったので、私は主人の車に乗せてもらって帰る以外の選択肢はないと考えていました。

こんな日に限って、普段優しい契約社員のおっちゃんが、ぐびぐびお酒をあおって、出張者にからみ出しました。普段から思っている愚痴を、かなり攻撃的に言うのです。『今日に限って悪酔いしてるなぁ…』って思いながら、軽く30分は気まずい空気の中、私はチビチビ水を飲んで黙っていました。終わる気配はなく、主人が後ろ手で車のキーを渡しながら言いました。『俺は当分帰れないから、先に帰ってて。』

私にとって車高の高いMT車は運転しづらいのですが、気まずい空気の中、黙って水ばかり飲んでいてもお腹を壊すだけでしょうし、私だけ家に帰ることにしました。主人の車を私が運転するのを初めて見た門番たちはビックリ。更に、主人が乗ってないからビックリ。

その後、自宅待機すること数時間(玄関扉は南京錠で開閉するので、私が中から鍵をかけている時は、内側から開けないと帰宅した主人が入れなくなるので、起きて待ちます)。主人は先輩駐在員さんの車で送って頂きました(←これも良い後輩駐在員さんは真似しないように…左ハンドル車を運転する自信がないので、運転して頂いたそうです)。

話を聞いてくれそうな方が外からやってきたら、契約社員さんたちがお酒をあおってからんで取り囲むという図は、よく見られるものなのだそうです。後日、『サウンジャはおっかなくなって途中で帰ったけど、俺はちゃんと言いたいことを全部言ってやったんだ!』と、得意顔で話していました。それを義務だと思っているフシも感じられます。出張者を宿舎で歓迎する時は、自分の車を持ってくるのがベストだったみたいです。
タグ:駐在員
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2009年06月23日

カレーライス

日本の子供は、カレーライスが大好き!なので、週末の献立がカレーライスになりがちというご家庭は日本国内に多いのでは?実は、日本の大人だって、カレーライスが好きなはず。日本人駐在員の大半は年齢層が高いですが、カレーライスを好んで食べております。

町内にはインド料理屋さんが多数あり、カレーライスを食べることが出来る機会は多いです。スーパーでターメリックほか様々な種類の香辛料を買うことが出来ますし(料理専門用語まではフランス語の辞書に載っていないのが残念…何かよくわからない名前のスパイスを買うには勇気がいります)、アフリカで普通に買える物だけを使ってカレーライスを作ることは不可能ではありません。

ただ、インド料理屋さんの店主(インド人っぽく見えます)はムスリムが多く、ポークカレーは出しておりません。日本で食べ慣れた豚肉風味って、本物の豚肉が入ってないと出ないと思います。そのせいか、単にカレールーなんて便利な物をスーパーに並べている国が日本だけだからという理由からか、代々駐在員の妻たちは、『カレールーを日本から送っておくこと』と、申し送りされております。

宿舎での夜ごはんがカレーライスだったことは、私の記憶が正しければ今までなかったと思います。たまに昼に訪れると、カレーライスの日があります。昼ごはんは前の晩のおかずの残りを出されたり、あまり力が入っていないメニューであることが多い気がします。

この国ではカレールーは売っていないはずです。宿舎に住んでいる契約社員さんたちが日本の家族に送ってもらったものを寄付して下さっていて、『明日の昼はカレーライスにしてね』って言っているみたいです。敬虔なムスリムの第三国駐在員さんは、カレールーが誰かの私物を寄付した物とは知らずに、砂の町に持ってきたのでしょう。クリスチャンの次にムスリムが多いと予想されるこの国で、しれっと豚肉の混じっている食品が販売されているとは思えません。
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2009年06月24日

身辺整理

はるばるアフリカまでやってきて働く人は様々。主人のように、本社の事務職が転勤した途端に海外の会社で管理職になる人も居ます。関連会社から技術を見込まれてやってくる契約社員さんも居ます。一年を超える契約はなく、都度更新する制度のようですが、コストの高い日本人を減らす時代なので、アフリカ駐在員歴10年以上というベテランさんばかりです。昔はやんちゃざかりの若い衆がいっぱいだったそうですが、同じ人たちがおじさんになったみたいです。

あと、日本人に代わる人材として、海外の派遣会社に登録されている、技術を持った第三国駐在員さんが多数居ます。派遣の契約も一年を超えないようで、都度、更新するものみたいです。もちろん、往復の交通費のかからない現地人スタッフが人数は一番多いはずですが。

主人の業務の一つは、第三国駐在員さんの派遣期間終了時に派遣元に報告する英語の文書を作ることのようです。『部下を全く統率出来ていなくて、がっかりでした。』とか、『周囲のやる気を引き出してリーダーシップを発揮してくれて助かりました。』とか、書いているのですから、『来年もよろしくね!』とか、『これでもう一生会えないんだろうな〜』とか、思いながら、帰国のチケットを用意したりするのですが、『契約を更新するかどうかは知りません』って通すことにしているそうです。

第三国駐在員を増やすにつれて日本人を減らしてきているのは、誰の目にも明らか…と、思うのですが。主人には、日本人契約社員さんの人事に介入する権限がありません。ただ、明らかにその人の引き継ぎをするために来たと思えるような技術者が第三国からやってきた場合は、『次はないんだろうなぁ』って気付くようです。

高い技術を持っていて、職に困らない方々なので、アフリカへの駐在が終わったとしても、すぐに別の国に駐在されるみたいです。人を増やそうとしている所の景気は良いはずで、かえって別の国に行く方が良いように見えます。ただ、長年働いてきたので愛着があり、離れるのは寂しいみたいです。

『またスグに戻って来るから』って、気楽そうに帰国する方もおられました。日本に帰国した直後に別の国で駐在することが決まったそうですが、馴染みの店への通い収めとかして来られたのか、いらぬ心配をしてしまいました。自費で来るにはお金も時間もかかり過ぎるので、二度と戻って来ない気がします。

身辺整理をして行く方もおられました。きちんと仕事の引き継ぎをした上で、置いて行く荷物の引き継ぎを私たちにされました。『そのまま置いておくとメイドが勝手に持って帰ってしまうから、箱ごと預けておきますが、クリスマスとか機会があれば、メイドたちに一個ずつ配ってやって下さい。』なんて。クリスマスはだいぶ先なのに…。

『この人は、自分がもう戻らないことを確信してるんだ。』って思うと(よく知らないけど、本人が確信しているのなら、そうなのでしょう)、とても寂しくなりました。『何言ってるんですか、クリスマス頃には戻って来られるじゃないですか〜』って、普通は言うべきかも知れませんが、覚悟の決まった方の前でそんな白々しいことを言う気力がありません。ただ、『はい』『はい』って荷物の引き継ぎを受けることしか出来ませんでした。
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2009年06月25日

標準の味

主人も私も、年齢の割には、気持ちだけ幼いかも知れません。昔、主人の会社の先輩が買ったばかりの新居での昼食会に招いて下さった時、奥様が食後のコーヒーを出して下さいました。私たち以外にも招かれた人は居ましたが、全員がコーヒーに何も入れないで飲むことが出来たみたいです。そこで砂糖やミルクを入れたい私たちは、少数派だったのですが、少数派という自覚がありませんでした。

私は喫茶店に来た時のような当然の言い方で、『お砂糖とミルクがありません。』と、奥様に言いました。台所には当然お砂糖はありますが、奥様は困った様子でした。『コーヒー用のミルクは置いてないわ、困ったわねぇ…。』困らせているという自覚すらありませんでした。『別にコーヒー用でなくても構いませんよ。』(←どこから目線?)牛乳を入れて頂きました。

アフリカの中でも旧宗主国はフランス。ワインがいたる所で安く買えるように、飲み物全てがフランス流…ではないようです。フランス人は朝食の時にカフェオレをガブ飲みするって聞いたことがありますが、この国でカフェオレを見かけません。大丈夫そうな牛乳を見かけないから仕方ないのでしょうけど。

(たぶん)フランス人がそうであるように、コーヒーにはミルクも砂糖もついてこないのが普通です。お店の人に言うと、ミルクはつけてもらえます。砂糖まで入れるのは控えるべきです。…というのも、ミルクが缶入りの練乳で、ものすごく甘いのです。ちょっと入れるだけで十分、普通のコーヒー用ミルクぐらいの量を入れると、甘過ぎて飲めなくなる恐れがあります。

コーヒーに関しては主人と同じレベルで幼い味覚の私ですが、カレーは、もっと幼いです。主人は皆様と同様、『辛口』のルーが好きです。それが私には辛すぎます。引っ越しの準備は私がしたので、当然、日本から送ったカレールーは、『中辛』ばかり。我が家以外は、『辛口』を選んでおられるそうで、うちだけ違う辛さだと、良さげな物とトレードするための札になりません(物資の不足しがちな発展途上国では、現金よりも、日本から送られてきた品物の方が交換価値が高いのです)。

平均的な駐在員の普通の味覚を身につけておくべきだったと思います。練乳を入れてもらわないとコーヒーが飲めないとか、みんなの食べるカレーを食べるのがつらいとかだと、ただでさえ生活が不便なのに、皆さんとの共同生活でも支障をきたします。
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2009年06月26日

カレーがほろ苦かった日

主人の予感が的中したというより、状況から判断すれば、当然でした。『もうここで会えないだろうな。』仕事を離れた部分で私もお世話になった契約社員さんが、帰国されます。契約の更新の有無が不明なので、『さようなら』って言えませんが、最後の見送りはすべきだと主人は判断したそうです。

帰国する人を空港まで送るのは、駐在員ではなく、会社の雇った現地人運転手です。そこをあえて私たちがしたいなんて言い出すと、変な感じ。自然に最後に会える場所は、宿舎だと思ったので(車も宿舎に呼んでます)、あまり料理に凝っていないとはわかっていつつも、休日のお昼に宿舎に出てきて宿舎のご飯を頂きました。

私のちょっと苦手な、辛めのカレーライスでした。『次がないと思っていても、またすぐ会えますよねーって顔をするのが義務』って言われたので、寂しそうにしてはいけません。辛いカレーを食べながら、今までお世話になった思い出を回想しつつ、つとめて明るくしなくてはならないという覚悟を決めました。辛いけど、なんとなく苦みを味わいました。

契約社員さんの出入国を一人でするような事態は、極力避けています。下手すれば、長い人生の中で日本滞在時間よりアフリカ滞在時間の方が長いぐらいの方たちなので、国内では問題ないでしょう。が、現地語もフランス語も通じない空港での乗り換えで失敗するという危険を回避しようとしています。過去に、どこかとんでもなく関係ない国の空港まで行ってしまった方がおられたそうなので(それでもなんとか日本に帰してもらえる…という伝説になっています)。

今回は、すっかり身辺整理を済ませてきた方が、先に宿舎に現れました。『あとはよろしく頼む』とか、『今まで本当にお世話になりました』とかいう言葉は、お互い口に出せないのですが、目で通じ合ったような気になりました。にこやかな顔を作っていましたが、切ない時間でした。

時間ギリギリに現れた、一緒に帰国する方は、『ちょっと買い物してくる』ってノリで、しんみりしたムードが全くありません。状況から判断して、契約更新は無いと…思ってなかったようです。そう言えば、この人は常に前向きで明るかったなぁ…と、今までのエピソードを色々思い出してしまいましたが、こちらだけしんみりするのはダメです。前向きな方なので、全く気にしないとは思いますが。

身辺整理を済ませた方と主人と私は、引き締まりムード。お一人だけ『ちょっと買い物してくる』ムードなのを見ていると、余計に悲しくなります。4人が立ち話していられる時間はそう長くありませんでしたが。それぞれの思いは違ったと思いますが、全員がにこやかな顔をした状態で、お別れしました。主人と私は、走り去った車に向かってずっと頭を下げていましたが、『日本でアレやらコレやら買い足してこよう♪』ってウキウキしていた様子だったので、気付いてなかったでしょうね。
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2009年06月27日

駐在中に飼うペット

私たちは日本に居る時は社宅で暮らし、海外駐在をしている間は、一戸建ての借家で暮らします。一戸建てではペットの制限をされることは少ないと思いますが、集合住宅は通常、ペットの飼育を禁止されます。主人の勤務先の場合、社宅でのペット飼育は禁止されています。まぁ…小鳥ぐらい飼う人は居たかも知れませんが、犬とか猫を社宅で飼っているという話は聞いたことがありません。

国内では狭い社宅で小さくなって暮らす身分ですが、海外だと気が大きくなってしまい、家も広いので寂しくなりますし?ペットを飼おうとする方も居るようです。以前に長々と書きましたが、私は大反対です。連れて帰れないのに、絶対にそのペットの寿命が来る前に引き上げることがわかっているのに、一時の寂しいという感情で飼育するのは無責任な気がします。

未だかつて、借家にペットを放置したまま帰国したという話は聞きません。誰か飼ってくれる人を探すものみたいです。任期満了にあたって知り合いの知り合いに犬の世話を頼んだ駐在員(当時は奥様と二人暮らし)が、もう一度駐在員になった時に引き取りに来なかったことに驚きました。ほかの方から、帰国するから犬を引きとって欲しいって頼まれた時も、『小さい子供が居るから』って断ったそうです。

最初の犬を押しつけられた(…という感じで、かなり迷惑そうでした)知り合いの知り合いが、あっせんした知り合いに、『エサ代はかかるし、なつかないし、迷惑してるんだから何とかしてよ!』(現地語なので、意味は顔ぶりから想像)って言っているのを見た時、『前の飼い主がまたアフリカに戻ってきたなんて言わない方がいいんだろうなぁ』って思いました。

身辺整理をキッチリして行った方は、早い段階で、犬の引き取り先を見つけていました。『お嫁に出した』…のだそうです。引き際でけじめを付けて行かれる姿は、切ないけどカッコイイと思いました。スグまた戻ってくるつもりで全く身辺整理をせずに帰国して行かれた方が、次は別の国に行くと聞いた時、そのペットたちのことを真っ先に思いました。
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2009年06月28日

波乱万丈

日本に居る間はお子さんを甘やかしがち…とは言ってました、確かに。単身赴任の海外駐在中はお子さんと会えませんから、代わりに犬を飼ってました。犬を子供のようにかわいがっていたとかで、ベッドの中に、土足で庭を駆け回ってきた犬を入れて毎日一緒に寝ていたのだそうです(アレルギー体質の私には出来ないかわいがり方です)。

日本に帰国している間は、メイドさんに犬を連れて帰ってもらって預けるって言っていました。海外駐在員なら外資パワーで何とかなりますが、メイドさんには犬のエサ代は生活費を圧迫するのでは?エサ代は事前に払ってるって言ってましたけど…いつまでのエサ代だったのでしょう?

この国の人、猫を食べることはあり得ますが、犬の肉は食べないそうです。犬の死体に触ると呪われるって言われているみたいなので。だから、日本人から子供のようにかわいがられてきた犬が、預かっていたメイドさんに殺されることはないとは思いました。

それとなく様子を聞いてもらったところ、メイドさんは、元の飼い主が戻って来ないとわかってからは、自らのペットとして飼い続ける覚悟をしたそうです。日本人のベッドの中で寝ていた犬も、庶民の暮らし…。でも、養ってもらえて良かったね…。

エサ代が経済を圧迫することを心配していましたが、カワイイつがいの犬なので、飼うことで商売になるのだそうです。繁殖させて、子供をどんどん売りに出すのだとか。サイクル半年未満で5匹ぐらいずつ出産するので、どんどん産ませれば黒字なのだそうです。

働かざる者、食うべからずの原理は犬の世界にも通用するのですね。日本人に子供のようにかわいがられていた頃をなつかしく思ったりするのでしょうか?環境の変化に負けず、たくましく生き抜いて欲しいものです。主人は、『犬の世界の小公女セーラ』って言ってます。
タグ:海外駐在員
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2009年06月29日

駐在のあとは?

『夫が海外に転勤になったので辞めます』って言った会社が、とても好きでした。純朴な社風で、『ウチは○○銀行さんと取引があるんです!』って目を輝かせて言う社員さんが多くて、『○○銀行さんから融資を受けられるなんて、すごいですね!』って言うと、とても嬉しそうにされたものです。ごめんなさい、その、○○銀行さんからお金を貸してもらえることがどれだけすごいのか、実は知りません…。

たまに、社風の違う社員さんが、管理職の中に混じっていました。純朴というより、お上品って感じ。『なんでココで働くことになったんですか?』って聞きたくなるぐらい、浮いた存在でした。会社の飲み会で席が隣になって、そのいきさつを知ることになりました。

社風と違うお上品な社員さんは、最近まで○○銀行に勤めていたのだそうです。海外駐在をしていた所、支店が廃止になり、帰国するように言われたそう。で、もともと居た国内の支店に戻るのではなく、融資先の社員になったのだそうです。

ビジネスの世界ではよくある話なのかも知れませんが、私はあまりそういうことに関心がありませんでした。会社の都合で転勤したのに会社の都合で呼び戻されたあとに別の会社の社員になるように言われる制度があるなんて知って、ショックを受けました。なんか、ツイてない気がしてしまいます。

海外駐在員は、国内人事みたいに一斉に4月1日付けで入れ替わることはありません。現地で引き継ぎをする期間が必要なので、しばらく前任者と一緒に居ます。複数の駐在員が居る所では、一時帰国を同時にしないように気を使うので、ますます出入国の時期はバラバラにするものです。駐在が終わるのも、国内人事とかなりずれた時期となります。4月1日を基準に動いている日本に途中で入ってくるタイミングが、あまり歓迎されない時期になってしまうこともありえます。

海外転勤することのリスクを、私は深く考えておりませんでした。主人に、○○銀行の元駐在員さんのことを話すと、別に驚いた様子もなく、『海外駐在して帰ると、そんなこともあるだろうね。』って言われました。知らなかったのって、私だけ?妻の立場では会社の人事をどうこう出来ませんし、無難に過ごして無事に帰ることしか目標に出来ませんけど。
タグ:海外駐在員
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2009年06月30日

メルマガ版について

毎晩だいたい日本時間22時台に送信設定しているメルマガですが、本日分は14時50分と、普段よりだいぶ早い時間に配信させて頂きました。まぐまぐ!さんがシステムのリニューアル作業をするらしく、作業前で配信予約出来る一番遅い時間が14時50分だったからです。

早くて7月4日に配信出来るようになるそうなので、それまでの間、メルマガを(予定では3日間ほど)お休みさせて頂きます。発展途上国など常時接続じゃない環境の方でも読んで頂けるように、ブログの3ヵ月遅れでメルマガを発行しているのですが、すみません。しばらくお待ち下さいね。

重たい接続環境の方でも何とか読めるように、私なりの工夫をしながら当ブログを運営しておりますが、最近はとてつもなく重たいですね。一番上のアクセスカウンターだけ他社さんのを借りていたので、それが原因かと思い、アクセスカウンターを別の会社さんのに換えてみましたが、やっぱりダメですね。

Seesaaブログがもともと重たいようです。パソコンとかインターネットの詳しい仕組みはよくわかりませんが、そういう仕様だったみたいですね。深く考えずに選んでしまったせいで、ただでさえ不快な環境にいるのにネットでまた不快な思いをさせていることと思います。申し訳ありません。

毎日欠かさず新しい記事が出るように予約設定しているのですが、それが反映されないことが多くなりました。記事は全部で522ほどあるはずですが、それをまるごとサクサク動きそうな他社のブログ(よく知らないけど)へ引っ越すべきか、軽量化の工夫をもっとすればまだ使えるのか、悩んでいるところです。

当ブログにリンクを貼って下さっているサイトさんも多数おられるみたいなので(ありがとうございます)、引っ越す時には事前にお知らせしたいと思います。接続環境の厳しい所からブログを書いてみようと思われる方には、重たいとか操作性が悪いとかいう情報が入手出来るようなら、それを参考に選ばれることを強くお勧めしておきます。

メルマガはテキスト形式にこだわっているので、重たくなることはないはずです。まぐまぐ!さんのリニューアルを楽しみにして下さい(私が一番リニューアルを楽しみに待っているかも知れません)。メールマガジンなんて今ドキじゃないから仕方ないのでしょうが、購読しているメルマガで廃刊になっていくものが増えています。寂しいものですね。
タグ:発展途上国
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