2009年07月01日

託送品

海外駐在員は、日本からの荷物が届くのを楽しみに生活しています。現地では面白い物が調達出来ません。物資が無いのです。アフリカの場合、3〜5ヵ月に1回程度(不定期)の船便が頼みの綱となります。会社が出すコンテナの隙間に、個人用の荷物も載せてくれるそうです。この日程が比較的突然に決まり、受付期間も短いため、送ってくれる人(だいたい実家)に迅速かつ正確な対応を求めることになります。

サービスで余計な仕事をしてくれているのですから、当然、着払いで送るのはご法度です。送料を立て替えてもらうことになるので、やはり実家に頼ります。私は引っ越し作業のため主人が出国したあとも日本に残っていましたが、バタバタと忙しく命令調で細かい注文をされるものです(駐在員は毎日多忙)。同じことを友達にしてはいけないと思ったものです。

いつまでも実家に頼れない方の場合は、海外向けサービスに特化した企業にお金を払って依頼すると良いと思います。先進国限定と言われるかも知れませんが、アフリカ直送ではなく日本国内の港に送るだけなら、例え発展途上国用の荷物であっても、特別に引き受けてもらえる気がします。

インボイスも作ってもらいます。託送品の受付は東京の本社ですが、業務上船便を送る必要になった時にサービスでするついでの業務なので、まぁ、残業代ぐらいは出ているはずですが、本社担当者の負担になっているみたいです。

実家からは、『説明がわかりづらい』などのクレームが来ることもあり、板挟みになります。本社と実家の両方の協力なくして日本からの荷物を受け取ることは出来ないので、期限内になだめすかさなければなりません。電話やメールがなかなか通じない、アフリカ側が双方を特にイラ立たせている存在みたいですが。

海外向けの荷物には、インボイスが必要です。これは英語で書くのが決まりですが、駐在員向けに送る荷物のインボイスは、日本語のものを本社が英訳してくれます(本業で忙しいのに、ありがたいことです)。日本語の部分は、実家に書いてもらうことになります。内容と量と値段。荷物を送る時に全部の内容をリストにするのは結構面倒なことです。

肉類の輸出入は控えたいものらしく、ただ、『カップラーメン』(首都はどうか知りませんが、全く買えないのです)って書くのではなく、『肉の入ってないカップラーメン』というアピールをするのがコツみたいです。そこは本社の担当者がうまく訳して下さっている模様。

実際より高めに値段をつけると、本社から嫌がられます(関税の関係?)。主人の実家が丁寧に焼き増ししてくれた姪の写真が1枚100円と書かれていたりします。何十枚も入ってませんが、『1枚1万円以上の価値があることは私たちもよくわかってますが、こういう書類では50円未満と書くルールなので、よろしくお願いしますネ』…と、嫌がられないように念押ししてきました。毎回、突然リストアップしたものを締切厳守でインボイスをつけてココに送って!ってお願いするのですから、それだけで十分嫌がられそうな話ですが。

近所のコンビニに一回買い物に行けば済む範囲内のお願いリストとも限りませんし、買い物でも負担をかけています。インボイスも急いで作ってもらいます。そして、かなり雑に扱われるらしいので、壊れないように梱包しなくてはなりません。箱に隙間があると中身が動いて壊れやすいので、詰める作業が大変そう。箱の用意も必要ですよね。かなり面倒臭い負担を強いております。
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2009年07月02日

コマーシャル

各実家から海外駐在員にテレビ番組を録画したものが届きます。ビデオだったりDVD-Rだったり。地上波だったり衛星だったり。何でも大歓迎です。少なくとも、一人で同じ物を3回は見ます。それを駐在員同士で貸し借りします。そこでも何度も見られます。

宿舎では図書館のように、ビデオやDVDがストックされています。何度も何度も再生されるため、ビデオの画質はかなり悪くなっています。それでも貴重な存在で、テープがちぎれるまで見るつもり(ちぎれたという話は聞きませんが)。

日本では、テレビを聞き流しながら何か別のことをする…なんてことを平気でしていました。見る画像があって、見るための電力が来ているというせっかくのチャンス、何かしながら聞き流すなんてもったいないことは出来ません。気持ち、テレビデオの前で正座して、まばたきもせずに見ます(ソファで足組んでいても、気持ちだけは)。

見る物があるだけでも嬉しいものだから、特番に限らず、みんなが当たり前に見ている当たり前のも録画しておいてって実家に頼みました。託送のお知らせが来ていなくても、時々録画してくれます(いくつになっても手の焼ける子供です)。おやおや、私の実家ではビデオテープのみならず、DVDも併用出来るようになってきたようです。繰り返し再生に強くていいですね〜♪

!!最新のDVDってそういうものなのでしょうか?編集機能でもあるのかしら?コマーシャルCMがカットされていて、番組だけになっています。これは困りました…。

常時接続可能というより、常時ほぼ接続不可能なネット環境。動画にアクセスするなんて出来ません。物理的に送られてくる動画を待つのみの生活。日本で聞き流していると珍しく感じないのでしょうが、コマーシャルも、一つの時代を作ります。

しつこいほど繰り返し放送されたコマーシャル、国内に住んでいれば誰でも知っているはずですが、長期間外国に居ると、全く知らないのです。お味噌屋さんとか仏壇屋さんとか不動産屋さんとか、生身のイメージキャラクターが時々入れ替わりますよね。そのうちの一人(か二人か?三人か?)を全く見たことがないまま時間が経過するのも不安なものです。

『新しい○○○○ガール、かわいいよね〜』なんていいながら、コマーシャルだけを巻き戻して再生したりして、隅から隅まで堪能します。加工とか編集とかしないで、全部まるごとそのままで、送ってもらえると嬉しいです。
ラベル:海外駐在員
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2009年07月03日

大量の素

もともと薄味が好きですし、私はお料理するのが好きでした。だから、『○○の素』っぽい物は買わない主義でした。歴代マダムは、再三、そういう物を大量に送っておくといいわよって助言して下さったものですが。

コンビニなんてコンビニエントな物は発展途上国にありえません(少なくともアフリカには)。唐突に祝日が出来て、飲食店が全て休みになってしまうことも多々あります。そんな日でも家族にご飯を食べさせるのは、駐在員の妻の務め。…が、負担になることもあります。

仮に体調を崩していても、宿舎に手料理を持ち込むのが義務という日もあります。平日ならメイドさんに甘えることも出来ますが、日曜日なら、万事休す…。そんな時に、『○○の素』は、大活躍です。日本で使ってこなかっただけに、あまりにあっけなく簡単に、しかも、間違いなく美味しく出来るので感動しました!

実家には、『よく知らないけど、入手しやすい材料と混ぜ合わせて作れるような、○○の素っぽい名前のを送って』ってお願いしました。実に色んな素があるものですね。日本のスーパーでこんな便利なものがいっぱい売っているのに、私はそのコーナーを素通りしていたようです。

送ってもらうには、ちょっとコツがあります。間違っても、一個だけなんてのはダメ。すごく美味しかった時に、『こんなに美味しいものを、次の船便が届くまでずっと食べられないのか…』って落ち込みそうじゃないですか(そこまでネガティブ思考なのは、私だけ?)。

家族が4人だからって同じ味を4人分だけってのも、少ないと思います。『○○の素』のありがたみを一番感じるのは、体調が悪いのに宿舎に手料理を持って行かないといけない日。宿舎にたくさんの人が集まる日ですから、4人分しか持って来られないとなると、義務を果たしたことになりません。

同じ物ばかりでいいと思います。『○○の素』を使えば、間違いはないはずですし。『○○と言えば、サウンジャの得意料理だよな〜』ぐらいに言って頂けるといいですよね(元気だったら手料理も張り切りますよ♪)。

先輩マダムの所には、麻婆豆腐の素が大量に届いたのだそうです。味加減の指定をしなかったせいで、全て激辛味(よりによって!)。小さいお子さんに食べさせることが出来ず、ご自宅用に使えません。我が家も(大人なのに)辛い物が苦手なのでトレード拒否。ほかで使う所がないので大量の麻婆豆腐を宿舎に持ち込んでいた期間がありました。最初のうちは真相がわからず、『よっぽど辛い物が好きだから麻婆豆腐もこんなに辛い味付けなのかしら?』って思っていました。

そんなことを踏まえた上で、『○○の素』で全く同じ味のを多めに数をまとめて、辛さは無難なものを指定して、実家から送ってもらうのが良いと思います。身内が海外駐在員になると、聞かされるのは面白い話ではなく愚痴ばかり。『何日までにアレとコレを何個買ってどこそこに送って。』って頼まれまくります。親不孝ですみません。でも、すごく助かっています。いつもありがとうございます!
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2009年07月04日

背徳の味

託送品に入れて欲しい物を、あれやこれやと書いて実家にメールしました。開けてみると、頼んだ物以外の何かが入っていることがあります。期間限定の高級路線のお菓子とか、まあ、日本のお菓子の造作の精巧なことと言ったらありません。久しぶりに見ると感動も格別です。自分で精巧なお菓子を作る能力があったら、そこまで感動しなかったかも知れませんが…。

母が洋菓子好きな私へのプレゼントを入れておいてくれたようです。『たまには小さな贅沢をしたいでしょ?』とのこと。泣けました。そんなこと言ったことなかったけど、たまにはそんな、『極上のおやつタイム』を味わいたかったのです。一つ一つをちびちび味わいながら頂きました。

これが2個入っていたら、確実に1個を先輩マダムの所へ持って行って、幸せのおすそわけしてみるものですが、1個だけでした。1個だけってのが3種類ほど入っていました。分けられません。主人には声をかけました。でも、『いらない』って。主人と私とでは、好きなお菓子の路線がちょっとだけずれています。母は主人用にって『柿の種』もたくさん送ってくれましたから(辛い物が苦手な私は食べられません)、主人はそれで満足とのことでした。

ろくな物資が入手出来ないアフリカで、日本の技術を集約させた極上のおやつ(…って言っても、一個500円はしないと思いますが)を私だけが頂く。ありがたいような、みんなが不便な暮らしをガマンしているのに私だけ贅沢して申し訳ないような。複雑な気持ちで、泣きそうになりながら食べました。もちろん、美味しかったです!ご馳走様でした。
ラベル:アフリカ
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2009年07月05日

日本の雑誌

『振り付けも衣装もメロディーもすごいのよ〜!』日本で流行っているとかいう歌が気になりました。その様子が見られるURLというのを教えてもらいましたが、クリックしても…見られない!テキスト形式のメールの送受信が関の山ってところのようでした。

日本の流行を押さえるべく、そういう情報を配信しているメルマガを購読していましたが…そのいくつかが廃刊となりました。もっとメルマガにも頑張ってもらいたいものです。私も頑張ります!

やっぱり雑誌の定期購読をしておくべきだったと思いました。本社に届くように手配しておくと、本社の方が毎月アフリカまで送って下さるのだそうです(優しい会社ですよね)。わざわざお手数をかけるのが申し訳なく思い、私はそのサービスを享受しないことにしました。

日本では、毎月欠かさず読む雑誌というのがなくて、3ヵ月ぐらいごとに行く美容室で数冊流し読み、たまに書店で、『これは!』っていう特集とか付録とかあれば、その号だけ買うような生活でした。これは、テレビを毎日自由に見られてインターネットに必ずつながる生活だったからこその余裕のスタイルでした。…ちょっと頭を使えば想像出来たのに、それがなくなったらどうなるのか、何も考えていなかったのです。

…で、また実家頼みなのですが。『主婦っぽい雑誌とピアノ用の雑誌とかが読みたい』って事前に言っているので、時々買ってストックしておいて、託送品の呼びかけが本社から入った時にまとめて入れてくれます。母も私も全く読む習慣がなかった、芸能界の噂話とかが載ってる週刊誌も、そういう時だけ買って入れてくれるように頼んでいます(3ヵ月前の週刊誌を最低5回は読み返しています)。

ピアノ雑誌は趣味性が強いですが、意外な巧妙がありました。楽器とか演奏家の話もたくさん書いてありますが、必ず流行っている歌の楽譜が載っているのです。ダウンロード出来かねる環境ですが、楽譜を見れば、どんな曲かわかります。メロディーがすごくいいなぁと思ったら、難しそうでも弾いて雰囲気を楽しめます。
ラベル:アフリカ
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2009年07月06日

カレンドリエ

アフリカ訛りなのかも知れませんが、カレンダーのことを、フランス語で、『カレンドリエ』って呼んでいます。首都はどうだか知りませんが、発展途上国の中でも地方では、今年のカレンダーというものが入手出来ません。パソコンとプリンタがあるので電気さえ来ていれば、自作は出来ます(笑)。あと、一年以上たったカレンダー(一応未使用)なら、買えます(いらないってば!)。

実家から送ってもらった雑誌で、特に助かった号というのがありました。基本的には、夏の主婦向け家事雑誌は多めに買ってもらうようにしております。常夏で夏野菜だけ充実しているので夏レシピが重宝します。それ以外にも暑さ対策の工夫とか、そのまま役立つ情報が多いのです。でも、特に助かった号は、秋のものでした。

他の雑誌に先駆けて、異様にカレンダーの付録が早くついていた雑誌がありました。年末になれば日本中で入手出来る最新カレンダー、アフリカで入手出来る手段が他に(自作以外)なかったのです。なんでそんなに気が早かったのかは不明ですが、託送品の締切に間に合うタイミングで付録を早々につけてくれた出版社に感謝です。

主人の勤務先は、一応、地元では大きな企業なので、販促用のカレンダーを作っていて、取引先に配るぐらいのことはしています。ただ、『景気が悪いから経費を節約しましょう』って言っている立場の主人が、自宅用に会社用のものを横領する訳にはいかないそうです。コッソリ持ち帰ったとしても、メイドさんはおしゃべりですから、家で使っていればそのうちみんなにバレます。バレる・バレないの問題というより、職業人としての主人の美学なのでしょうけどね。
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2009年07月07日

お誕生日

私は特に、『誕生日を祝わない』っていう信条がある訳ではありません。でも、結婚してから人の誕生日を祝うという習慣がなくなりました。独身の時は、友達にプレゼントをあげたりもらったりはしました。特に彼氏募集中の友達の誕生日を忘れないというのが、女のたしなみだと思っていました。

結婚してからふるさとを離れまして、それから出会う人は主婦ばかり。誕生日に予定を入れたいなどと申し入れること自体がヤボなことです。もっとも、主人の転勤が多いので、出会う人々の苗字と顔はわかっても、誕生日を知らないことが多くなりました。短いサイクルで、『新人です、よろしくお願いします。』から出直し続ける生活なので、人間関係で深入りする機会に恵まれません。ある意味、恵まれていたりして?

そんなに派手にイベントをこなすカップルでもなかったので、夫婦となっても、誕生日は地味にしか祝ったことがありません。いくつになっても自分の誕生日を忘れられたら悲しいものですが、覚えてくれていたらそれでヨシという感覚です。

アフリカの中でもキリスト教国の影響を強く受けている地域です。クリスチャンの多い幼稚園ママたちだって、お誕生日会をしていますし。その延長だと思うのですが、この国では、大人でも誕生日はとても大切らしいです。…って言っても、『みなさん勝手に祝っといて下さい』って気分で傍観してきましたが。

私の誕生日の時は、何となくやり過ごされてしまって、夫婦で地味に外食した程度でした。が、経済的に余裕のある雇用者として、メイドさんの誕生日にプレゼントをあげたら、感激して私たちの誕生日を聞かれました。私の誕生日が過ぎたことが残念そうに見えました(自意識過剰?)が、主人の誕生日が近いことを喜んでいたようです。

バースデーカードぐらい作ってきてくれるつもりなのかと思ってましたが、当日は立派な置物を持ってきてくれました。帰国したら狭い社宅で生活する身とは言え、その気持ちが嬉しかったです。海外にでも行かない限り、いい歳して大きな誕生日プレゼントをもらう機会なんてないような気がします。

しかし、普通は使用人から誕生日プレゼントってもらうものなんでしょうか?これまた自意識過剰かも知れませんが、『うちだけ特別かも』って思っております。あまり『何月何日が私の誕生日なんです』って言わないので、そもそもそういう話題になったことがありませんが、『昨日誕生日だったからメイドさんがプレゼントくれた』って話を他の駐在員さんから聞いたことがありませんので。
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2009年07月08日

パン屋さんとケーキ屋さん

食文化に若干フランスの香りが漂うアフリカです。当然、バゲットと呼ばれる硬いフランスパン(さすがにフランス人はフランスパンをこう呼ばない)やクロワッサンがパン屋さんで売られています。歯が丈夫だからに違いありません、主人は硬いフランスパンが大好きですが、私はそうではありません。私はクロワッサンが柔らかくて大好きですが、歯ごたえが足りなくて主人の好みではないそうです。

翌朝に食べるために菓子パンを買うことがあります。冷凍すると味が落ちそうなので、翌々日の分はバゲットを冷凍しておいたのを出してチンしますが。甘い物好きな主人も、菓子パンなら喜んで食べてくれます。フランス語でパン屋さんのことを、『ブーランジェリー』って言います。パンは、そのまま『パン』なのに(英語では『ブレッド』だったような気が)、なんでパン屋さんはそんな長い名前なのでしょうね?パンのほか、ケーキも売っています。

菓子パンは、ケーキ屋さんでも買えます。フランス語で、『パティセリー』って言います。パティシエと似た感じの綴りです。どちらかと言うと、ケーキ屋さんの方が甘い物の品数が多い感じがしますが、お店も徒歩1分もしない所にありますし、あまり違いを感じません。

この国の洋菓子はだいたい今一つなので、ケーキ屋さんのケーキも今一つ。私は菓子パンばかり買います。メイドさんのお嬢さんが誕生日とか言ってた日に今一つな(ごめんなさい…)ケーキを家族4人分買っておいて、『冷蔵庫に冷やしてるから忘れずに持って帰ってね』って言ったら感激してくれました。今一つなのに(笑)高いから、絶対に自分じゃ買えないと思ったので。本当に優しいマダムは手作りするのでしょうが、不器用な私はお金で解決です。

とても気になっているケーキがあります。祝日になると必ず、『Bonne fe^te!』(←ブログでフランス語表記出来ないので微妙)ボンフェットって書いてある大きなケーキが一つだけ売られています。『謹賀新年』は、『良い年』っていう意味で、『Bonne anne'e!』(←やはり、フランス語表記が微妙)ボナネと言いますから、『祝・祝日』?休日で浮かれた人が一人ぐらいは買うかも知れませんね。翌日・翌々日でも売られっぱなしのを見かけます。…売れ残り??

普段から、『Bon anniversaire!』(良い誕生日=誕生日おめでとう)って書いてある大きなケーキが売られているのを見かけます。毎回同じデザインです。メッセージは手書きですが、同じ字に見えます。祝日用が3日間売られっぱなしでも、祝日の朝かその前の晩に焼いたケーキなんだろうなぁと予想はつきます。誕生日ケーキはいつ焼いたのか想像出来ません。さすがに1ヵ月もたってないはずですが、怖いですよね。誰があんな危険(そう)なケーキを買うのでしょう?予約しておけば、名前入りのを誕生日に合わせて作ってくれるそうです。そういう意味では、使えます。
ラベル:アフリカ
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2009年07月09日

誕生日接待

たまに、もちろん治安も気候も良い時限定ですが、取引先がはるばるアフリカまで日本から来て下さいます。『せっかくお越し頂くっていうのに、こんなに娯楽のない町でいいのだろうか』って駐在員一同、悩みました。社内の出張者で、英語が通じないとか娯楽がないとかお腹をこわすとか虫が出るとか、こちらで対処しようのない事情で不機嫌になる方も多いようで、困るところです。ましてや、取引先…気を遣わなくては!

事前情報に目を通していた社長が、良いことに気付かれました。到着の初日が、お客様のうちのお一人の誕生日だったのです!メインイベントを初日に持ってきてしまってお茶を濁す作戦にしました。日本人同士で誕生日会なんてしてきませんでしたが、接待を兼ねたバースデーパーティーを開催します。

…とは言うものの、こんなところで気のきいたコンパニオンなんて出てきませんし(気のきかない駐在員夫人=私なら居ますが)、クラッカーも電飾もありません。でも、宿舎のお料理には自信があります。別名『料理長』と呼ばれる契約社員さんが仕切って下さいました。

ほとんど自分たちだけで消費(=横領)されている気配を感じてはいますが、洋菓子作りの得意なメイドさんが宿舎には居ます。売っているケーキよりもよっぽど美味しいスポンジ、よっぽど繊細な味のクリームなどなど、かつての雇い主だったマダムに丁寧に仕込まれて、安心して任せられます。『とても大切なお客様の誕生日ケーキを夕ご飯の時に出すように』って指示を出されたようです。

とても美味しいケーキでしたが、材料を入手しやすい日本で100円で売られているショートケーキとそう変わらない味だったかも?そんな恵まれた国から来られたお客さんも、『大人になってこんなに大勢の人に誕生日を祝ってもらえるなんて!』って喜んで下さいました。

良かった、良かった。久しぶりに美味しいケーキを食べることが出来て。みなさんお若かったからか、もともと性格の前向きな方々だったせいか、『仕事とは言えこんな所に来ないといけないなんてついてない』…っぽいことを全く言わない方々で、終始上機嫌だったので、こちらも助かりました。
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2009年07月10日

大歓迎

終始ご機嫌な日本人のお客様たちは、本当に私たちから歓迎されました。『いやいやこんな所まで来てやったんだ!』って顔をされながらの接待だとこちらのストレスが増大してしまいそうですが、『アフリカってホント、楽しい!』って毎日言われると、自分が誉められているかのように勘違いしてしまうものです。

先輩駐在員さんが、『会社の(なんちゃって)海の家ぐらいしか遊べる所がないから仕方ないなぁ…』と、不安ながらご案内していました。『ずっとノリノリで喜んでもらえた!』と、元気をおすそわけされたような感じで戻って来られました。お仕事で来られているので仕事の現場も見て回られたそうですが、『○○さんっていかにも用心棒って感じ♪あんなイカツイ人見たことないなぁ〜』と、ご機嫌(一応、○○さんはエンジニアだったはずですが)。

発展途上国での不便な生活で我々は身も心もクタクタでしたが、元気で機嫌の良い方々の登場で、我々の気持ちまで明るくなりました。最後はお仕事のことで熱い思いを語られ、何でも楽しむという姿勢だけではなく、真面目な一面も見せて頂きました。駐在員一同も初心を忘れず、そういう気持ちで仕事に打ち込みたいものです。こんなに遠くまで来て頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです。慰問じゃなかったはずですが

喜んでいたのは、大人たちだけではありません。幼稚園に通う兄弟が、口ぐちに言っていました。『今日もあのカッコイイ髪形のお兄ちゃんたちに会えるの?』顔もカッコイイですよ!気の利いた美容室なんて国内に一軒もありませんから、カッコイイ髪形をしている駐在員は皆無です。久しぶりに、人の頭の上に『都会』を垣間見て、子供たちまで懐かしがっていました。

疲れないどころか、かえって元気になれる接待。滅多にないことだと思います。数日間のご滞在でしたが、良いご縁に感謝です。『現場を自分の目で確認出来て良かった!』って言って頂けて、ひと安心でした。
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2009年07月11日

散髪セット

歴代マダムからの申し送りで、私も散髪セット一式を送りました。髪を切る専用のハサミとスキバサミ(使い方よくわからず…)のセットのほか、電動バリカンも。主人は丸刈りが似合うので、駐在前から持っていて、たまに(サラリーマン特有の無難なスーツ姿で)丸刈りにしていました。

もともとショートヘアだったので、私は絶対に人に切らせないって決めていました。主人は、『いくらでも切ってあげるよ』って言ってくれますが、日本の美容室できれいにシャギーだかレイヤーだか入れて頂いた髪に余計な細工は無用!…暑いのに、強気に出ました。細い三つ編みをいっぱい作ると、頭の風通しがよくなります。使用人たちから、『現地の人より現地人らしいですね〜』って言われますが(今時そういう髪型をしているのは、よっぽど田舎の人ぐらいみたいです)。

申し送りによると、現地でプロに散髪して頂く際、万一のアタマジラミ感染を防ぐために、自前の道具しか使わないように頼むために持って来るべし…とのことでした。ご自分で髪を切られるマダムもおられました。確か背中ぐらいまであったのに、肩ぐらいの長さのワンレングス。まっすぐに揃えるのは大変だと思うのですが、もともと器用だったのでしょう。不器用な私が挑戦した場合、長さを揃えようとして、丸刈りに限りなく近くなるかも?その前に諦めてまとめ髪とかにするかな?

主人は器用なもので、自宅のテラスで自分でバリカンを使って刈ります。もちろん、停電していると出来ませんが…。真後ろは自分でするのが難しいからって私が担当します。過去に一度、バリカンの向きを間違えて『ジョリ』っと直接刈り込んでしまい、頭髪に大きな剃り込みを入れてしまったことがあります。以後、警戒されて二度と触らせない!って言われるのかと思いきや…懐の広い人だったようです。毎回緊張するので、本当はバリカンを二度と持ちたくなかったのですが。
ラベル:駐在
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2009年07月12日

アフリカの床屋事情

上機嫌のお客様たちは、『せっかくアフリカまで来たんだし、体に何かその記念を残したいなぁ〜』って言い出しました。サラリーマンなんだから気軽にタトゥー(刺青いれずみのこと)を入れようとするなら、必死で止めたと思いますが、そういう人を町で見かけないのでその必要もありませんでした。褐色の肌に彫っても目立たないから流行ってないのかも?

半分以上本気で考えておられたのが、床屋さん。『記念にアフロヘアにされてみるのもいいかも♪』よくないかも!ヘアアイロンみたいなので縮れた毛を伸ばしているのは見かけましたが、アフロにしてくれって注文をされることもあるのでしょうか?ごくまれに、勇気ある日本人マダムが、『この散髪セットを使ってカットして、パーマかけて下さい』って注文しますから(私じゃありません!)、縮れさせる技術はあるはずです。

『首都にある一番高級なホテルの中にある美容室なら信頼出来るらしい』っていう駐在員間の噂もあります。根拠はよくわかりませんが、『国内に一軒ぐらい信頼出来る美容室があって欲しい』って願望がいつのまにか噂になっただけかも知れません。

意外に自宅から徒歩圏に、『信頼してもいいかも』って床屋さんはあります。私もこの目で、アフロっぽい頭髪だった女の子がつやつやのストレートヘアになっていく様子を見ましたし(伸ばしたら肩下)、腕を信じても良さそうです。自分でバリカンを使うばかりもなんなので、主人もお世話になっております。

ただ、細かく注文し続けないと、もみあげ部分をテクノカット(昔、日本で流行ったらしい)にされかけたり、とんでもないアレンジを施されるそうなので、油断は禁物です。散髪されている間中、主人は何か喋っています。

シラミの感染は特に感じなかったそうです(わいたら坊主にすればいいや…ぐらいの発想!)。町で唯一のお勧め美容室とも言えますが、すぐに日本で仕事しなくちゃいけないお客様たちには、『そんなに上手じゃないし、やめた方がいいですよ』って言っておきました。テクニックは信用してますが、センスが古いのが、ちょっと…。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年07月13日

かーちゃんの店

日本人からはもちろん、現地の人にも絶大な人気を誇る散髪屋さん。3席あるけど3席ともあいている日を見たことがありません。特にヘアアイロンみたいなのでつやつやストレートに伸ばす様子は圧巻でした(ヘアアイロンみたいなのがスゴイのか?)。

日本人は、『ナイーブのかあちゃんの店』って呼んでいます。主人の勤務先にナイーブさんという人が居て、その人の紹介です。知り合いの身内が経営しているということで、何となく信頼出来ます(技術の証明にはならないけど)。

日本人駐在員が『かーちゃん』って呼ぶ時には、独特のルールがあります。それを知らずに来店した日本人マダムが、美容師さんにフランス語で聞いたそうです。『あなたの息子さんが、あの日本系企業にお勤めなんですよね?』急に不機嫌になられて混乱したのだとか。『あの人は、私の主人です!』

そもそも数多く居る契約社員さんがみなさんそうおっしゃるので普及した言葉らしいのですが、妻のことを、『かーちゃん』って呼ぶのだそうです。私は主人の『かーちゃん』となります。…何かヘン?!
ラベル:駐在員
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2009年07月14日

ウェルカムな人物像

お世辞にも、よい町とは言えません。来れば長生き出来なくなるとも言われます(ストレスにさらされるからとも危険にさらされるからとも)。美味しいトロピカルフルーツが格安で食べられること以外に来るメリットがないかも知れません。来るのに要する費用や日数等を考えれば、日本の自宅で最高級フルーツ盛り合わせでもお取り寄せする方がよっぽどおトクですし。

事前に、『そんなにいい所じゃないです!』とは聞いているものの、『それでも無理して来てやった!』っぽい態度を取る日本人は居るもので、『ここまでつまらない所とは聞いてなかった!』って八つ当たりする相手が、そこまでつまらない所に駐在し続けている私たちになります。

だから、『来てやったから感謝しな!』っぽい態度の人には来て欲しくないものです。もてなすのも疲れますし。『構ってる暇なんてないほど忙しいです。』って言うのは感じ悪いので、『暇してますよ〜』って言いますが、私たちは旅行会社の添乗員さんでもないので、添乗するために待っている訳でもありません。

でも、発展途上国を積極的に楽しもうとしている方に来て頂くと、かなり嬉しいです。ガマンするばかりの日々で、ちょっとウツ入っています。…が、心から元気な方々と接することで、こちらも元気になります。そういう方には何度でも来て頂きたいものです。

ただ、繰り返しますが、こちらは添乗員さんではありません。だいたい私は日本の国内便ですら、一人で飛行機に乗るのが大変なのです(一人旅も苦手)。ツアーじゃない海外旅行をした経験はありますが、しっかりした主人のおんぶにだっこ。自分の世話すら自分で出来ません。だから、頼りない方に来られても、私が困ります(海外駐在員は普通、シッカリしているものですが、仕事で多忙なため、突発的な接待をマダムが担当しがち)。

●英語の通じない国でも一人で行動出来る。
●海外一人旅の経験がある。
●入管で手荷物をカツアゲされるような国に来るのがイヤではない。
●エコノミー席でも何十万かする渡航費用を出せる。
●片道24時間以上かかる国へ旅行するための休暇がとれる。
●ビザ発給、出来れば予防接種をする時間的余裕がある。

このような人物像なら、滞在を楽しめるような気はしました。出国前に、『絶対に行くね!』って言ってくれる旅慣れた友人は何人か居たので、詳細な情報をメールし続けました。必要な情報を隠すのはズルイと思います。特に必ず通ることになる首都でのスリやカツアゲには要注意。最近はナイフやピストルを使った強盗も居て、観光客も駐在員も犠牲になっています。一瞬たりともスキを見せてはいけません。

『楽園のような国に旅行しませんか?』ってノリで良いことしか書いていない旅行会社のパンフレットとは違い、誠実に正しい情報を送り続けた結果…誰も、『絶対に行くね』って言ってくれなくなりました。

『サウンジャ程度の頼りない女でもアフリカに行けるんだ』って思われがちですが、私の場合は、特別待遇でした。ビザや航空券は会社が用意して下さいました。他社の駐在員さんに日本出国からトランジットホテルへのチェックイン、アフリカに到着してからの入管まで、付き添って頂きました。私に限らず、女子供だけで出入国する時は、誰か男性の駐在員又は出張者が付き添うことになっています。そうして頂いている分、駐在員の妻たちは、一人旅経験のある日本人よりよっぽど頼りないのが実態です。

結構楽しみにしていたんですけどね…。かと言って、『私でも来られたんだから何とかなるわよ、絶対大丈夫!』って騙したら、友情とか信頼とかを損ないそうですし。この町に、日本人駐在員の親戚とか友達が観光旅行に来たって話は聞いたことがありません。急に私の友達に例外を作ってもらうのは無理な話だったのでしょう。
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2009年07月15日

入国する時

よっぽどの特権を使わない限り、誰もが一人で受けることになるはずの儀式があります。日本人は滅多に警戒されないし、先進国なら、『サイトシーイング』しか言えなくても大丈夫かも知れませんね。ツアー旅行でない場合は、もうちょっと英単語を知っている方が便利だと思いますが。

友達(女の子)がド定番のビーチリゾート地に入国する際には、スーツケースを開けさせられたのだそうです。彼女はごくごく普通のOLさん。警戒されたというより、ナメられたのでしょうね。制服を着たノリのいいおじさんが、荷物の中から彼女の三角ビキニを見つけて、びよ〜んと伸ばして、『すごいねー!こんなの着て泳ぐんだ♪』…されるがまま!

発展途上国への入国なら、スーツケースはほぼ確実に地べたで開けさせられると思います。日本人なら特に。怪しいからではありません。ナメられているし、カモにされているのです。一人だけ別室に連れて行かれることもあります。そこで身体に危害を加えられるとかいうことではありませんが、相手が盗む気マンマンであることは確実です。現地語に自信があるなら、『なぜ別室に移動しなくちゃいけないのか理解できない。私が誰だか知っているのか?』って言うと良いかも知れませんが…咄嗟には出ないかも知れませんね。

人目に触れる場所の場合でも、油断してはいけません。なぜ開けさせるのかと言うと、盗みたいからです。先進国の人間から見ると、『他人の使い古しの、そんな物を欲しがる人なんて居るはずないだろう』って物でも盗まれます。ベテラン駐在員でさえ、被害に遭います。

簡単な予防策として考えられる方法は、長旅でどんなに疲れていたとしても、監視の目を光らせ続けることでしょう。プロの手品師ほど器用には袖の中に隠したり出来ないと思います。『疲れてなくてシッカリ見張り続けている人』をカモにせずに次の人のを狙おう!って思ってくれることが期待出来ます。その方が、お互い時間の無駄がなくていいと思います。
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2009年07月16日

払うべきなのか否か

発展途上国で強いのは、外貨をたくさん出せる人とも言えます。どうしても手荷物検査を受けたくないなら(検査官にはドルやらユーロやらを換金するルートがないかも知れないので)、外国産の高級なお酒やらタバコやら渡すと見逃してもらえる可能性もあるかも知れません。どっちがトクかわかりませんが。

何も渡さず、何も盗まれずに無事に通過出来る人もいます(本来の姿でしょう)。日本人特有の不安そうな愛想笑いをしないとか、臆せずに話せるとかいう条件が揃っていると強いと思います。

最大級の援助国である日本に対する態度を改めよう!って方針に変わる時があるので、その時は、日本人だとわかった途端に、『どうぞどうぞ〜』ってニコニコ応対されることになります。そういうタイミングで入国出来れば楽勝だったでしょうね。

『毎回、私物を盗まれはしない』って方は、毎回、現金(チップ?)を払いまくっているそうで、つまりはソレってカツアゲされているようなものかも知れません。先方にスーツケースを開けさせる権利があるにしても、中身を盗まれない権利がこちらにはあります。現金は必要ないかも知れませんね。

どうやら、『お金持ってそうだから現金くれそう』って思われたらしく、出張者として入国した主人を別室に連れだそうとした不心得な係員が居たそうです。人目の多い所では『(多額の)金を出せ!』って言いづらいでしょうから。※当然、現金は分散して持ちます。

毅然とした態度で、『その必要はないはずだ。』って言うと、『行ってヨシ』って諦められたそうです。カモにされる人も居ます。おかしな生活に慣れてしまうと、カモにされる方がおかしいんじゃないかと思うようになってしまいます。私がこの国がキライだと思ってしまう場面です。
ラベル:発展途上国
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2009年07月17日

巧妙化する手口

私物の運搬を人に頼んでしまう人と頼まれてしまう人とは、何となく決まっているようです。スーツケース1個で1週間〜3ヵ月弱分の着替え等持ってくる出張者は、一方的に頼まれる人となります。同じ部署の部下の場合、絶対に断られません。他部署の方には勤続年数に関わらず断られることもしばしば。

駐在員にとっては、とても必要なものなのに、『この人は短期間で日本に戻れるのにも関わらず、日本でないと入手出来ない物を持ってきてくれなかった』って印象を与えることになります。だからと言って誰も意地悪しませんが、関係ない駐在員にまで、『荷物の運搬を拒否した出張者』を迎えに行かなきゃいけないな〜とか言われます。帰ってからも半永久的に言われ続けますが、直接文句は言われません。断る権利があることぐらい、本当はわかってますから。

ま、断るも断らないも自由ですが。日本から持ってきて頂けるととても助かります。私は自分の過失により化粧品が途中で切れてしまい、他部署の出張者に助けられました(主人の上司が数日の出張で来られてましたが、上には絶対に頼めないルールなのです)。その節は、ありがとうございました!その化粧品はインターネットでメーカーに注文してカード決済、商品は東京の本社に届けてもらうので、あとはよろしくお願いします…と、事務の女の子にお願いしたものです。世話が焼けてすみません。

必要性は疑問ですが、帰国する契約社員さんに、私物の入ったダンボール1箱、先に持って帰って欲しいって頼んだ方がおられました。女子供が同伴していると荷物がいっぱいいっぱいになるので、さすがにダンボール箱は預けられませんが、単身赴任の方は融通が利くとみなされているようです。

ダンボール箱なんて機内に持ち込めませんから、預けますよね?ダンボール1箱分のバッゲージクレームタグを受け取って出国、軽い手荷物と一緒に乗り込みました。降りてからターンテーブルで待っていても…出て来ない!代わりに、誰も引き取る気配のない薄汚れた袋がグルグルと回っています。

どうやら、預けた荷物がゴミ袋だったことにされていたようです。インボイスを付けて送る船便よりも、旅客機で預ける荷物の方が盗まれる確率が高いみたいです。貴重品でなかったのが不幸中の幸いという感じです。商売柄、本当に必要な物をダンボールに入れて預けることもたまにありますから、困ったものです。
ラベル:駐在員
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2009年07月18日

一時帰国か否か

当然の権利だと思ってましたが、ひょっとすると、組合が交渉の末にもたらしてくれたことによるものかも知れません。海外駐在をしている途中、任期が終わってなくても途中で一旦日本に帰国しても良いことになっております。この時の交通費は会社の経費で出してもらえます。

それで、当然のように駐在員は一時帰国していくものですが、もう一つの選択肢があるそうです。『家族の元へ帰るか、家族を駐在地へ呼び寄せる』権利があり、どちらかしか選べず、どちらを取るにせよ、経費で交通費を出してもらえるそうです。

この選択肢で、『自分が帰国』以外を選んだという話を聞きません。よっぽど現場を離れられないほど多忙な駐在員が単身赴任している場合に、日本の家族を呼び寄せてしばらくしたら、『じゃ、帰ってね』って言うのでしょうか。

サラリーマンがよく、『ボーナスもらうために働いている』って言いますが、駐在員は、『一時帰国するために駐在している』って気分。…本末転倒?『一時帰国したら○○行くぞ』とか、『一時帰国したら○○買うぞ』とかは、よく言います。それだけ帰国を楽しみにしているので、アフリカから出国することなく家族だけ日本から呼び寄せるって考えには至らないはずです。

照れるからか?『一時帰国したら○○に会えるから楽しみ』っていうセリフは一度も聞いたことがありません。マザコン呼ばわりされそうですし?治安の悪化により妻子だけ先に出国している時の駐在員が、『子供に早く会いたい』ってしきりに言っていたという話は聞きます。
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2009年07月19日

ツアー客歓迎

治安の悪い時にまで無理に!とは言いません。でも、大丈夫な時は、特に乾季は居心地の良い気候ですし、日本人観光客にたくさん入国して頂けると助かります。

色んな方から聞きますが、入国出来る路線がどんどんなくなってきているそうです。人数が少なすぎて、採算が取れないのだそうです。私が入国した時は、『渡航の是非を検討するように』って言われていた頃で、一人で3〜5席使えそうなガラガラの座席でした。よくわかってない私は、『こんなにすいてるなんて嬉しい♪』って喜んだものですが、私を連れてきて下さった他社の駐在員さん(一時帰国から戻るところ)には、『喜ぶところじゃないんです』って言われました。採算が取れなくなると、また路線が減ってしまうから。

『この航空会社は絶対に避けたい!』って思ったとしても、選べなくなってしまいます。今の所、外国の航空会社だけを利用して入国出来ますが、その選択肢が全部消えるのはイヤです。治安が悪くなってくると、その国の航空会社を使わないような選択をすることがあるので。

日本語はもちろん英語がほとんど通じない国なので、個人旅行で来るには難易度の高い国ですが、添乗員さんが日本からずっと付いてくるツアーなら、歓迎します。もっとも添乗員さんが居るなら交渉ごともお支払いも全部お任せ、歓迎しているとしても駐在員との接点はなさそうですが。
ラベル:駐在員
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2009年07月20日

最高級ホテルにて

実際、日本からずっと添乗員さんが付いてくるツアーというのが(もちろん、治安の良い時限定のはずですが)、あります。旅慣れた人が自分で全部交渉するよりはお金がかかってそうです。当然、安全最優先にしているはずなので、常に一番いいホテルを使うはずです。

国の中で最高級と言われる(…だけでなくて、誰もそれを疑わない事実)ホテルがありますが、治安の良い時限定の風物詩として、日本人団体客の行儀の悪さが不評です。世界中を探せば日本人より行儀が悪いと言われる国の人も居るのでしょうが、最高級ホテルに宿泊出来る経済力を持っているのにマナーを知らないという条件に該当する国の人はあまり居ない模様。

日本でもそういうルールだったはずなのですが…。飲食店で、『食べ放題』ってルールの場合、当然、お持ち帰りは禁止です。或いは、ちょっと日本を離れているうちにルールが変わったか?否、そんなことを認めてしまうと、お店が採算取れなくて潰れます。日本でも、食べ放題のお店では持ち帰り禁止のはずですとも。

ホテルの朝食ってビュッフェ形式になることが多いですよね?好きなだけパンとかジャムとかお皿にとって食べ放題になります。最高級ホテルでも、ビュッフェ形式の朝食を選べます。ほとんどの宿泊客がそれを利用するはずです。もちろん、ツアー客も…。

で、どの国の人もそんなことしてないのに、日本人だけが、堂々とパンをたくさんとってお持ち帰りするのだそうです。『添乗員さんがツアー客に、【とれるうちに好きなだけ持ち帰っておくのがオトクですよ!】って説明しているのを聞いた』っていう情報すらあります。それが本当だとしたら、お客さんが悪いのではなくて、添乗員さんの説明の仕方が悪いのかも知れません。

周りの空気を読めば、また、常識的に考えて、『それはおかしいだろう!』って思ったら、その行為はやめて頂きたいものです。…って期待は空しいものでしょうか?仮に駐在員がその現場に出くわしたとしても、『恥ずかしいからやめて下さい!』って説教はしません。極力日本語を使わないことにして、日本人(=仲間)であることを隠します。
ラベル:駐在員
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2009年07月21日

親しき仲での礼儀

どちらかと言うと、怖がられたり憎まれたりするタイプではないと思います。ナメられてる気がしますが…。我が家の門番も気軽に話し掛けてきます。何か呼ばれたので振り返りました。

『あのさぁ、マダム…』相変わらずヘンな癖のあるフランス語ですが、人のことは言えません。『わかんない』って顔をすれば何度も(時には現地語にさえ)換えて言い直してくれるので、言いたいことがだいたいわかります。言葉はいいのですが…。

右手だったか左手だったか…人差し指を片方の鼻に突っ込みながら、私に話し掛けて来るのです。小学校低学年までならアリかも知れないけど、ハタチを過ぎた妻子持ちのすることでもないような。

日本ではそんな大人は見たことなかった気がします。誰も見てないと思って油断して?日本でティッシュを一枚挟んで人差し指を鼻の穴に突っ込んでいる人を見てしまった時には、『見てはいけない物を見てしまった!』って思って、慌てて目をそらせたことがありましたっけ。今回もやはり、見てはいけない物を見てしまった気になって目をそらせると、門番は言います。

『ちょっとー、ちゃんと聞いてる?さっきから言ってるけどさー…』ハッキリ言って聞いてない!話に集中出来る訳ないでしょうが。私が『はぁ?』って顔をしていても、突っ込んだ指を動かしながら喋り続けるので、諦めて顔を見ながら話を聞きました。

日本では絶対に居ないと思うのですが。アフリカでも、彼以外にそんなことする大人を見たことがありません。日本人駐在員をナメる現地人はそう多くないでしょうし、ナメてなければ絶対にしないでしょう。逆に、ナメてかかれる相手になら誰でもそういう態度をとるものなのか?誰に聞いて正解が得られるかわからず、一人で悩みましたが、結論は出ません。

トイレのあとでも手を洗ってないような気がするし、鼻に突っ込んだ指を洗っているとは到底思えません。その手でどことどこを触ったのだ?!などと細かい(普通?)ことまで考えていると、やってられません。気にしないことにします。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年07月22日

有段者

国際交流に欠かせないもの。最低限の語学力?当たり前過ぎますね。むしろ、『英語だったら完璧に話せるのに』ってスネた態度でフランス語圏で過ごす方が感じ悪いぐらいです。語学力が足りなくても、何とかなります。そりゃあ、話せれば話せるほど良いとは思いますが。

国際交流するのなら、自国ならではの文化的な物を身につけておくと強いと思います。手っとり早いのは、日本だからこそ安く大量に入手出来る和小物(百円ショップの扇子でもOK!)をプレゼントすることです。珍しいのでもらった相手は喜んでくれます。

私はホームステイ直前に盆踊りを覚えたこともありました。人前で踊りたい衝動にかられないので、披露出来ない隠し芸のまま封印されることになりそうですが。あと、実は書道有段者です。字が汚いのに…アレは年数さえかければ誰でも取れる段だったのかも知れません。

主人は海外出張をした時に、確信しました。『俺に必要なのは柔道だ!』フランス人が柔道好きということを知り、『日本人こそ柔道をしなくては!』と、決意。社会人になってから道場に通い始め、結婚してから初段に合格しました。

書道の場合、10級下から始まり、10級中、10級、10級上と合格し続けたのち、9級下となります(所属する団体によってルールは多少異なると思いますが)。有段者となるまでにかなりの年数がかかりました(なぜ、字が上手くならないのかしら?)。私の段は、それだけ長い時間墨を磨り続けたことを証明する年輪のようなものです。

主人が黒帯をとった時、私も一緒に喜びましたが、あまりのあっけなさに驚きました。柔道で試験を受けるのはその時が初めてだったそうです。どうやら、柔道には10級下からチマチマ合格し続ける手間は必要なく、他の武道のような色帯も必要ありません。今まで白帯だった人が、一度の合格で有段者、黒帯を締めることが出来るようになります。

アフリカでもフランス文化の影響を受けているので、judoが武道であることは知れ渡っています。接待飲み会で主人が得意気に、『私は柔道の心得があって、黒帯を持っています。』って言うと、全員一斉に頭一つ分ずつあとずさって下さいました(半分サービス精神によるリアクション?)。『武道で黒帯=怒らせたら怖そう』…わかりやすい図です。

私が身につけてきた日本ならではの趣味・特技は、こんな場で披露しようがなく、ただ年数がかかっていただけ。一発合格しただけの柔道初段の主人は、飲み会を盛り上げつつ自慢出来ています。横で聞いていて、ちょっと嫉妬しました。

これから、『日本ならではの何か』を身につけようとしている方には、是非とも柔道をお勧めします。稽古で体が痛くなったりするみたいですし、洗濯機に入れるとかなり重たくなる柔道着を干すのは奥様にとっての重労働なので相当文句を言われるに違いありませんけど。
ラベル:アフリカ
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2009年07月23日

難民に求められた礼儀

駐在員の妻たちの間では、『つらい時代をよく耐えた!』ということで、英雄扱いになっております。治安がどうしようもなく悪化して危険な状態なので、小さなお子さんを連れて奥様方が海路にて緊急出国されたというエピソード。そんな目に遭っても再度アフリカで駐在しに来るのですから、本当に主婦の鑑です。

被害者気分を共有しうる私たちとは違った思いで物事をとらえている方もおられる事を、最近知りました。『難民をエスコートしてきてやった』方の知り合いからのお話を伺っているうちに、話がつながりました。

そう言えなくもないのかも知れません。駐在中に治安が悪化したために逃げてきた奥様方は、会社関係の方から、『難民』って呼ばれていたそうです。私は奥様目線で物を見てしまうので、『会社のせいで命を危険にさらされた被害者たち』なので、安全な所まで丁寧に送り届けてもらってしかるべき…と、思います。

当時安全だった所に居た会社関係の方の立場で見ると、『会社のせいで外国の難民の世話を(忙しいのに?)頼まれた』ということみたいです。奥様目線を忘れて客観的に見ると、他人が外国で受けた被害ですからね…。

この時は奥様方は何とか日本に帰れたのですが、緊急の帰国ではその後の生活を持ち直すのも大変だったと思います。それだけで十分だと思うのですが、『難民』の仕事は、そこで終わりではなかったそうです。

『突然難民の世話を頼まれた時、○○さんの奥さんはあとで御礼を言ってきたけど、△△さんの奥さんは言ってこなかった。』って言われ続けるものみたいです。銃弾を浴びている建物で籠城中のご主人から会社関係の方の連絡先を聞き出すのはひと苦労(たぶん)。だけど、それはしなくてはならなかった礼儀だったのかも知れません。

被害者気分を共有しえない方々の求めるレベルって高いのですね。私はただ、『その節はお疲れ様でした』って奥様方に声をかけたいです。
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2009年07月24日

東南西北

コタツの天板を裏返してフエルト状の柔らかい面を上にし、お正月には家族揃って…遊びませんでした?私はそれが普通だと思っていたのですが、主人の実家ではコタツの天板はツルツルした面しか使わない習慣だったようです。実家の常識は世間の非常識?そんな家庭で育った主人はルールを全く知らないのだそうです。

(常識的な?)友達の実家では、『女の子が麻雀をするなんて、はしたない!』と言われていたそうです。だから、ルールも何も知らないままお嫁に行ったのですが、ご主人の転勤でヨーロッパに引っ越しました。そこで語学学校に通うと、『アジア人はアジア人同士で仲良くしなさい。』と、先生にまとめられてしまい、何も知らないまま雀卓を囲まされたそうです。やはり、国際交流のためにはルールぐらいは知っておくべき?

そんなエピソードを聞いていたので、結婚してからすっかりご無沙汰なゲームの勘を取り戻すべく、100円ショップでソフトを買って持ってきています。パソコンにインストールして使うタイプのものです。通信環境がかなり悪いので、オンラインで楽しむタイプの物は使えません。

ただ、主人に言われました。『ルールを知っているなんて誰にも言うな。』と。正方形のテーブルを東西南北の方角から4人で囲むゲームで、2人打ちとか3人打ちもアリだと聞いておりますが、4人集まるのが常識なのだそうです。私の持ってるパソコンソフトも4人打ちですね。宿舎でその人数に足りない時には手当たり次第、招集をかけられ、一旦参加するとなかなか出られない(4人全員が『親』を経験しないと終わらないルールだったような)らしく、関わったら大変なのだとか。

つまりは持って来なくて良かったってことですね。駐在員でもゲームに参加する人しない人、さまざまです。絶対に参加するか絶対に参加しないかのどちらかになるみたいです。夫が絶対に参加しない場合は奥さんは当然に参加しないものらしいので、ルールを知っているか否かを問われたことはありません。

停電の夜のお留守番で暇な時は、テラスで風にあたりながら一人チェスをして遊ぶことがありますが、一人麻雀はしません。牌一式も持ってきていますが、テラスのテーブルは硬いので並べづらいと思います。アフリカにコタツは無いと思われます。本当に持ってくるなら、フエルトの布なども一緒に持参すべきでしょう。駐在地によっては宿舎に立派な自動麻雀が既に用意されております。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年07月25日

独立記念日

日本では、『○年前の今日、この国が独立したんだよなぁ』って感慨にふけるような習慣がなかったと思いますが、外国ではよくあるみたいです。東南アジアの某国から来ている駐在員さんが、『○日は独立記念日だから休みたいんです』って言ってた時に、何も知らない(社会の授業で習ってたかも?)我々日本人が聞きました。『別にいいけど、そちらはどの国から独立したんだっけ?』

まさか、『日本』って言われるとは思ってなかったので驚きました。『知らなかった』顔の我々の反応はとても失礼だったはずですが、そこは怒らずに、上機嫌で話を続けられました。『そう、その頃に日本にあの大きな爆弾がどっかーんって落とされて、それで日本が敗戦したから私たちは独立したのです!』あの大きな爆弾が落とされたことを喜ぶ国が多かったことにはショックを受けました。我々のショック顔を見て、急にトーンダウンして、彼は喋るのをやめました。不謹慎だとは思っていたようです。

国際交流するのなら、最低限、自分の国が他の国からどう見られているのか知っておくべきでした。海外駐在する前に歴史の勉強はおさらいした方が良いでしょう。海軍は結構色んな所に足を延ばしていたみたいです。発展途上国では、たくさんのお金を落としていく日本人は歓迎されがちですが、現地の方々が本当はどんな感情を持って迎えているのか、知っておいて損はありません。

東南アジアの方が、『どっかーん』って言った時の嬉しそうな顔、忘れられません。観光客相手の現地の方々は、『この国で楽しい休暇を過ごして下さいね〜』って言っているのでしょうが、私たちは、その国を占領していた『悪者』の子孫なのです。何も知らずに観光客として休暇を過ごしてきても楽しめるのでしょうが、やっぱり知っておいた方が良い気がします。占領されていた方々の子孫は、みんな知っていることですから。
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2009年07月26日

アフリカの花火

私は自分の目で見たことがありません。この国がフランスから独立したということは知っているので、独立記念日に日本人が出歩いても問題ないと思いますが。わざわざ出歩かなくてもいいかなぁって思って。主人は、自分の目で見たことがあるのだそうです。

国内に花火工場はなかったはずです。売ってるのを見ませんし、そんな工場があるという話を聞きません。アフリカの中では比較的先進的な国が、独立記念日にお祝いするためにくれたって噂があります。もちろん、線香花火とかねずみ花火とかみたいなご家庭用のじゃなくて、打ち上げ花火です。

日本の打ち上げ花火は見事ですね。上中下と高さにも気を配って咲かせる大輪の花。りぼん?の形だったりネコちゃん?の形だったり。しだれ桜のように咲いてみたり、菊のように咲いてみたり。発展途上国の花火にそこまで求めませんけど(だいたい、国内で作ってませんから)。

私はボナネの時に音だけ聞いたことがあります。その時は、ぽんぽんポンポンうるさいなー!って感想を持ちましたが、花火目当てに見に行くと、そうでもないのだそうです。

まず、打ちあがり、普通の打ち上げ花火を見ることが出来ます。そのあと、長い沈黙。『あれ?もう今ので終わり?』帰っていいのかなぁって思ったところで、もう一つ打ちあがります。普通の打ち上げ花火のあと、また長い沈黙。

妙な緊張感(帰るべきか留まるべきかの判断を毎回求められる)を味わいながら、『打ちあがり→花火を見る→沈黙』の繰り返しで、長すぎる沈黙が続いてからは、『あっ、やっぱり帰っていいの?』って気付いて、帰ったのだそうです。

日本の花火大会みたいに民族衣装をその時だけ着るという習慣もないようです。年間を通して、家の近所でこの国の民族衣装を着ている人は、私以外に見たことがありません。自分で言うのもなんですが、結構かわいい格好なので、そういう特別の日ぐらいみんなで着たらいいのに!って思います。
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2009年07月27日

合同ハイキング

夜間に合コンして若い男女が出会う時代よりも前の時代に流行したとかいう、昼間の合ハイ…とは関係ありません。昼間の話には違いありませんが。

主人は毎日仕事です。日に何度か定期的に顔を出さなくてはなりません。それは自宅から車で5分程度の会社敷地内でのことであり、そんなに不便を感じていなかったので、そんな日常を受け入れていました。よく考えると、それでは遠出が出来ないんです。

せいぜい、海の家で海水浴。それでも仕事が忙しくない時期ならではの贅沢だと思っていました。そんな平凡な生活を送り続ける我が家に、先輩駐在員さんから、ありがたいご提案が。

家族総出で一緒にハイキングしようってお話でした。自分で運転出来る範囲よりもずっと遠く、州の端っこに、国立だったか国定だったか、公園があります。簡易トイレは汚い上に大渋滞だから極力トイレを使わないように言われていて…ガマンしました。外国人とかお金持ちが遠足にやってくる場所です。そう言えば、トイレに並ぶのも外国人ばかりでした。現地の人は市街地の道端でもしてますから…。

プライベート利用なので、自力で車と運転手を手配しなくてはなりませんが、先輩駐在員さんが、押さえておいて下さいました。立場上、『遊びに行くから交代して下さい』って頼みづらい主人のために、会社の方が交代してくれやすそうな日程にして頂きました。こうして、仕事の心配もなくハイキングに便乗することが出来ました。

何もない所に居続けなくてはならないので、それを受け入れ続けてきましたが、たまに遠出(明るい間の日帰りですが…)出来ると嬉しいですね。わざわざ首都のリセの生徒さんたちが遠足で来たりする場所です。そこは山間部なので、キャンプしていて蚊に刺されてマラリアになることもあるのだとか。明るいうちならハマダラ蚊に遭わないかも知れませんが、虫対策は念入りにしておきました。
ラベル:駐在員
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2009年07月28日

記念写真

幼稚園児でも歩ける程度の山道(坂道程度)。日本人総勢6人で、ゆっくり喋りながら通りました。私はもともと歩くのが遅くて、特に登り坂では元気なお年寄りに抜いていかれることもしょっちゅう。なので、子連れはいいですね。『待たせている』っていうプレッシャーを全く感じません。

大人4人で子供2人だと、かなり余裕ですが、一応、集団行動の基本として、先頭と最後尾は大人になるように心掛けました。歩くのが遅い私が先頭に躍り出ることは、まず、ありえませんが。上のお子さんは元気よく先頭に出たがるので、体力余りある主人が時々小走りして合わせます。数少ない、『日本語の通じる人』ということもあって、他人なのに私たちによくなついてくれています。

たまに思いついたように小走りになるものの、やはり下のお子さんが一番遅いですね。ゆっくりと歩くお母さんを抜かしたり、抜かされたり。そんな様子を見ながら、私は後ろからゆっくりついて歩きました。『まだ?』って言われずにゆっくり歩くのって気楽です。

道幅が狭くなって、2人並んで通るにはきついかなぁという感じになった時、突然、下のお子さんが振り返りました。『サウンジャちゃん、迷子になったらダメだよ。』私は幼稚園児にとって『保護すべき存在』だったようです(笑)。心配だからって私を先に通してくれようとしたのですが、小さなお子さんを見ずに先を歩く気にはなりません。手をつないで引っ張られるような形で狭い道を通りました。

生まれつき優しい人って子供の頃から優しかったんですね!新たな発見でした。あ、別に優しい子を見たのが初めてだと断言した訳ではないのですが(汗)。いい感じで仲良くなったところで、アフリカならではというか、日本に絶対生えてなさそうな形の木の下で、記念写真を撮りました。先輩駐在員ご一家を主人がパシャリ。そして…子供たちが木から離れずにカメラ用ポーズを取り続けるので、私たち夫婦が合流して4人でパシャリ(撮って頂きました)。

とてもいい感じの写真が出来て嬉しかったです。それをそのまま年賀状として使おうかとも思ったものですが、夫婦プラス小さいお子様2人が仲良く写っている写真は誤解を招きそう。『なんで子供が生まれてるのに何年も報告して来なかったんだ!』ってお叱りをたくさん受けそうな予感もしたので、その写真は公開せずに、大切に保存しておくことにしました。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年07月29日

抱っこ不可

駐在に行くよりだいぶ前。友達が産後落ち着いたというので数人で遊びに行ったことがありました。首の座り始めた赤ちゃんとの接し方がよくわかりませんでした。弟にもそういう時期があったはずですが、私の記憶では、気がついた時には弟は生意気な中学生になっていたもので…。

未婚の友達のあやし方が上手いのに驚いたものです。なんで?って聞くと、『お姉ちゃんの子供としょっちゅう遊ぶもん。』って。自分の子供を他人に抱っこさせるのを嫌がるお母さんは多いけど(気持ちぐらいは理解出来ます)、自分の妹なら嫌じゃないのでしょう。

女兄弟の居ない私が、接し方のわからない、小さなお子さんに触れた記憶と言えば…駐在に行くちょっと前に、主人のお姉さんが産んだ赤ちゃんを抱かせてもらったこと。まだ産院に居てグッタリ気味だったのに、遅ればせながらお見舞いに来た私に大切な赤ちゃんを渡して、主人と一緒に写真を撮ってもらうように勧めてくれました。

軽くて小さい新生児が、私が体験として記憶している『小さなお子さん』の全てだった訳です(なぜ、弟がかわいかった頃の記憶がないのかしら?)。色んな所で小さなお子さんは見かけましたが、他人である私との接触はありませんでした。

海外駐在員という閉ざされた社会で、徐々に慣れていってくれた先輩駐在員さんのお子さんたちは、自然と警戒心を解いて私の手をとったり、スキンシップをはかってくれます。なんと小さい手(…に、油断)。

ある時宿舎で、比較的軽いと思われた下のお子さんを抱き上げてみたのですが…腰が抜けるかと思いました!椅子に座った状態で何とかひざの上に抱っこ出来ましたが、自分からしておきながら、『重たい…』と、言ってしまいました。そばで見ていた先輩マダムは、『だいたい10kgぐらいあるからね〜米袋ぐらいの重さだよ。』って教えて下さいました。

ぬいぐるみよりずっとかわいいけど、ぬいぐるみよりはるかに重たい…あなどれません。『疲れたからもう歩けない!』とか言われたら大変だな〜。そう遠くへは行けないな〜。と、心配しつつ、無理のないハイキングで済むことを祈りました。今回は大人の男性が2人も居るから、私がそう心配しなくても良いはずですが。
ラベル:海外駐在員
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2009年07月30日

吊り橋と恐怖

はじめにことわっておきます。海外駐在員は決してビビっている訳ではありません。また、行きあたりばったりで自分や家族の命を危険にさらす集団でもありません。ヤバそうな所に住んでしまっておりますが、入念な準備をした上で、食べていくために就職した会社の辞令に従ってやってきただけなのです。それは任務を全うするのに必要だからです。

発展途上国では、極力病気やケガを避ける必要があります。医療体制が不十分なので、なるべく病院の世話にならないようにしたいものです。日本では想定されていないような物に感染する可能性も高く(私が実証しました)、傷を作らないように心がけなくてはなりません。

ハイキングのコースは先輩駐在員さん任せでした。小さなお子さんの体力の範囲内におさまることは確実なので、何の心配もいりません。だいたい、先輩駐在員さんはアフリカ駐在も二回目のベテランさん。かなり慎重で、石橋を叩いて渡るタイプの方なので任せて安心です。

小川を挟んで向こう側が、珍しい植物を見られる広場だとか。見た感じ、川底まで高さ3mぐらい。水深およそ10cm、ほとんど流れてません。20cmぐらいの石がゴロゴロあるので、ここから落ちたら膝から血が出るでしょう。

幅1.5m長さ10mぐらいの吊り橋が掛かっていて、それを渡らないと向こう側へ行けません。迂回路もなさそう。作り方も雑なので、あんまりたくさんの人が通行すると落ちるかも知れません。舗装されている道でも非常に危険な所が平気であるような国ですから、無謀な挑戦をする人は居ないはずですが。吊り橋には縄で作った手すりのような物がありました。大人の腰ぐらいの高さです。それより高い所には何もありませんでした。

『こんな国の吊り橋だから、シャレでジャンプなんかしたら大変なことになるかも知れないなぁ』とは思いました。普通に渡ることにします。すると突然、下のお子さんが言いました。『ここ渡るの、怖いよ…。』大人の私でも、橋ごと落ちるかも知れないなぁってチラっと思いましたが、大人の半分未満の体重のお子さんなら問題ないと思いますが。

彼の恐怖心は増す一方で、ますます不安がります。色々励ましてみましたが、『怖い』の、一点張り。『平気だよーほら〜』と、恐怖が伝染しつつあった上のお子さんの手を取り、勇ましくグングン進んでみました。お兄ちゃんもちょっとビビってた感じでしたが、『やったね!一番に渡りきれるね!!』って言うと、偉業を成し遂げたような顔をしています。

『見てたでしょう?大丈夫だよ〜』って呼びかけても、『怖いよー』って。ごめん、体重10kgもあるお子さんをおんぶして渡りきる体力はオバチャンにはないよ…。咄嗟に思いました。『体力のあるお父さんが、ひょいと担いで渡ればいいんじゃないかなぁ。』ところが、お父さんは言い切ります。『こんなに揺れて不安定な所で、こんなに手すりの低い所で何かあったら本当に危険だから、それは出来ない。』『……。』

吊り橋周辺で私たちが立ち尽くしていると、後ろから現地人の子供たちの集団(小学校低学年ぐらいに見えます)がやってきました。その集団が一斉に橋の上に乗ると本当に危険だと思いましたが、定員(数名?)及び順番を守って、彼らは後ろで待っています。見た目明らかに怖がっている下のお子さんに向かって、声援を送ってくれています。

声援の甲斐あってか、勇気が恐怖心を打ち負かしたようで、お母さんの手をしっかり握って下のお子さんは自力歩行で吊り橋を渡り切りました!すると、待っていた現地人の子供たちから喝采の声。私たちはしばらく橋のあたりで休憩して、子供たちの集団を先に通してあげました。

帰りはたくさんの声援もないし、どうしたものか?と心配しましたが、一回打ち勝ったら平気なのか、全く怖がりもせず、スイスイと歩いて戻れました。ちょっと成長したみたいですね。生まれつき慎重な人って子供の頃から慎重なのかも!橋一本で私も勉強になりました。
posted by サウンジャ at 22:50| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月31日

物乞い対処ルール

ほのぼの楽しいピクニックとは違って、そんなに明るくもない話。地方には少ないですが、都会に出ると必ず居ます。お金をくれくれと、小さな子供たちが外国人を取り囲みます。油断しているとナメられて、ポケットの中の財布や腕時計を盗まれます。

そういうことをずっと聞かされてきたので、私はくれくれ言うだけの子供にお金をやりません。空き缶を置いて上手に歌っている子供が居たら、ちょっとだけお金をあげたことはあります(夫の承認を得てから)。何かしてくれたらお駄賃ってのが、私の決めたルール。

首都の大渋滞の中で、車の後部座席の人に電話用のカード(外国人の必需品、携帯電話のチャージに使う物)を売っている子供が居て、そういう子にだけお金を(対価として)渡すことにしている人も居るみたいです。お金を欲しがる子供との接し方には自分なりのルールを決めておくのが良いようです。

私への『しつけ』のため(笑)、主人は私と一緒に居る時には、絶対にくれくれ言うだけの子供にお金をやりませんでしたが。一人の時は、『仕方ないなぁ、ちょっとだけだぞー』ってお小遣いみたいなのをやっていたのだそうです。主人なりのルールがあるみたいです。そう言えば、日本でも『小さなお子さんの見える所では、車が全然通ってない時でも信号待ちをする。』って主人なりのルールがありましたっけ。『妻が見ている時は物乞いに絶対にやらない』ってルールなのでしょう。

発展途上だけどアフリカより先進気味のアジアの都会では、くれくれ言う子供が外国人観光客の足にしがみついて離してくれないことがあるって聞きました。それを無理に振り払おうとすると、すねに噛みつかれたのだそうです!衛生状態が悪いのに、傷でも作ったら大変!!こっちの子供、スリも多いけど、離してくれないとか、噛みつくとか、凶暴なことはしないみたいですよ。
posted by サウンジャ at 23:23| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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