2009年08月01日

ホームページの顔

顔写りがいいから?ストーリー性があるから?就職活動中の学生さん用の会社のホームページで、何度か主人は登場しました。付き合って間もない頃に私も見るように言われてチェックしたページには、このようなことが書いてありました。

『アフリカがきっかけで就職する。そんな就職のかたちがあってもいい。』書いてあるとおりです。駐在したいから御社に決めました!ってアピールしたと伺っております。『最近柔道を始めたので、黒帯を取るのが目標です。』と、締めくくられていました。

『一流の大学を出て語学系で高いスコアを持ってます!』みたいなことを言わない(言えない?)平凡な『好青年』を採用する会社ということで、会社に対しても良い印象を持ちました。その頃に入社した後輩から、『あっ、ホームページに出てた先輩ですね!』って声をかけられることもあるそうです。

結婚してから、『またホームページに載ることになったから明日写真を撮ってもらう』って言われた日がありました。就職活動をするのは1回だけだと思われ、何年か前のストーリーを追う必要はなかったのですが、『あの好青年のその後』っぽいお話になっていました。

『目標だった柔道黒帯も取れました。あとは駐在の辞令を待つばかり。』その頃に語学の勉強をもっともっともっとしておくべきだったのでは?その時に入社したという後輩から声をかけられることもあるそうです。

就職活動する時だけオープンにされるサイトなので、三部作にする必要もなかったのですが、『完結編。あの時の新入社員が海外駐在員になった姿』も、載せてもらうことになったのだそうです。ありがたいことです。※既にそのサイトは閉鎖されております。

本社からわざわざアフリカまでカメラマンが来てくれる訳がなく、自分で撮った画像を送って欲しいとのこと。仕方ないので写真の苦手な私が写しました。『アレとコレを入るようにして、ここからこの角度で…』と、詳細な指示を受けながらなので、私にしては上手に撮れました。

ロケ地を何度もかえて、炎天下、何十枚も撮りました。吟味に吟味を重ねて選ばれたのが、たったの一枚。次点もイイ線いってたんですけどね…。ま、私の撮った写真を見て学生さんたちが主人のことをそういう人だと思い、その記憶に残る写真と一致した顔の主人本人を見て話しかけてくれる若い子が居るのかも知れません。撮影者、冥利に尽きます。
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2009年08月02日

子供って残酷?-1

ぼちぼち見苦しいぐらいに私のお腹がポッコリ出てきた頃、子供たちに言われました。『サウンジャちゃーん、この中に、赤ちゃん居るんでしょ?』Yes/Noクエスチョンに対しては反射的に即答するクセがあります。『ううん、入っているのはお菓子とか果物だけだよ。』ワカンナイって顔をされました。『ううん。』で止めておいた方が良かったみたいです。

予定されていた答え、『そうなんだよー♪』ではなかったものの、予定していた質問をめげずに投げてくれました。『男の子と女の子、どっちがいいの?』私のお腹をポッコリさせているお菓子や果物にオスメスは関係ないのですが、ここは大人な対応を求められているということを理解しました。『君たちみたいなカワイイ男の子がいいな♪』大きな誤解が前提となっていることは、おうちでお母さんからちゃんと説明してもらってね。

出産経験のない妻が初めてついて行く海外駐在先が発展途上国の場合、バースコントロールするのが一般的と思われます。盲腸の手術すら、国内の病院に頼らず、先進国へ緊急出国するのが日本人というものです(各国の協力により、奥様の手術は無事に済みました)。ここはどれだけビビってると言われても、『そんなことないわよ!』って勇気のあるフリをする気にはなれない部分です。

それはさておき、やはり、お腹がポッコリ出ている状態はよくありません。運動不足になりがちですが、しっかり引き締めていきたいものです。私の場合、いつもお腹から順番に贅肉がついていくものみたいなので、特に気を付けなくてはなりません。

この手の無実の誤解は過去5回以上されているので慣れてますが。『え?違ったの?ごめんなさい!』って言うのが嫌なので誤解したまま合点しておいて何も言わない人はもっとたくさん居たのでしょう。私も無駄に謝りたくないので、あまり人に言わないことにしています。卑怯者とでも何とでも呼んで下さい。

自分がお腹ポッコリなので、私が『もしかして?』って声を掛けるかどうかの判断ポイントは、お腹だけではありません(私みたいに、そうとう出ていても違うことがあるものですから)。ちょっと前まで細かったはずなのにウエストのくびれだけがなくなってきた…とか、お腹が出てくるのに比例してお尻が大きくなってきた…とか、しばらく遠巻きに見て判断します。それを、本人により親しい人に間接的に、『もしかしてあの人って?』と、聞いて確認します。やっぱり卑怯者?
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2009年08月03日

子供って残酷?-2

『おみやげはいらないわよ。その代わり、絶対無事に帰ってきてよね!』←20代が言いそうな言葉。『会えなくて寂しいよ。早く帰ってきて!』←10代が言いそうな言葉。純粋無垢なお子様たちは、単身赴任のお父さんにどんな言葉をかけるのでしょうか?

発展途上国への駐在も、治安が良ければついていくのが当たり前という雰囲気の会社です。平和な時は選択肢が無くて、妻子は当然付いて行くものです。平和がある日突然くつがえるのではなくて、徐々に治安が悪くなっていき、そのうち徐々に平和になっていくというのをずっと繰り返しております。

駐在中に怪しくなってくれば妻子だけ先に帰ります(最近はギリギリまで粘って運搬船で緊急出国したりせずに、運行しているうちに旅客機で普通に帰るのがトレンドです)。駐在する前から怪しい時は、最初から妻子は出国しません。

そのような事情で単身赴任となってしまったお父さんの話。愛する我が子からの手紙をドキドキワクワク開封しました。『となりのいえの○○ちゃんのパパがいるから、パパがいなくてもだいじょうぶです。パパもげんきでね。ばいばい。』読んで一層寂しさが増したかも知れません。素直な子供って残酷。

それでも愛する我が子からの手紙は楽しみなものです。『ママしかいないと、おもちゃをかってくれません。パパがいるほうがいいです。』…それだけ!パパが居なくてもいいと言っていた時より成長したとは思いますが。離れて暮らす我が子を思って寂しく思う気持ち、お察しします。女手一つで子育てに奮闘している奥様のことも察して下さい…そんな心の余裕はなさそうですが。

赤ちゃんが生まれてすぐに単身赴任でやってきた契約社員さんがおっしゃってました。奥様がお父さんの写真を見せ続けて、『コレがパパよ。』って何度も言い聞かせたのだそうです。そして、『パパはどの人?』って聞いたら、『この人〜!』って写真を指差せるようになりました。厳しいしつけの甲斐があるってものです。

長らく時間がたって、本物のパパが帰ってきました。『本物のパパだよー。』『……。』『パパはどの人?』『この人〜!』当然のように、写真だけを指差したのだそうです。『パパ=とても大切な人=大好きと言うべき人』って大人の暗黙のルールを理解するのは、もうちょっと大きくなってからなのかも知れません。

小さなお子さんを男手無しで(※隣家のパパは関係ありませんから!)守りながら生活するママも大変。家族と離れて稼ぎに出なければならないパパも大変。みんなが一緒に暮らせる平和な治安が少しでも長く続くと良いですよね。
ラベル:発展途上国 駐在
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2009年08月04日

子供って残酷?-3

お父さんは、お金持ちで、とってもいい人なの。裕福でなかったお母さんがラクして暮らしていけるように、お母さん名義でビルを建ててくれたのよ。お父さんのお陰で毎月たくさんの家賃が入るから、私たちは豊かな暮らしが出来ているの。あの日お父さんに出会えてお母さんは本当に幸せだったわ。お父さんの面影の残るあなたを見ていると、お母さんはますます幸せな気持ちになれるのよ。

…とでも聞かされて育ったのでしょう。外国人の落とし子であるその子は目を輝かせて言いました。『素敵なお父さんが居ることを誇りに思っているんだ。僕がまだ小さいうちに仕事の都合で国に帰ってしまったから、お父さんのことを覚えてないんだけど。』

発展途上国には、絶対に認知しない、無責任な外国人もたくさん住んで居ます。若い子と遊びたいだけの外国人も来ます。あーあ、男の人ってフケツ!たまに、その後の生活のことも考える外国人も居るみたいですね。それが清潔なのかどうかはさておき…。

『一生懸命勉強していっぱい稼いで、一度お父さんの居る国に行ってみたいんだ。どんな素敵なお父さんなのか、この目で見てみたいから。』純粋な子供は、どうやら本気で言っています。『お父さんは今頃何をしているんだろう?』

今頃?本国で本妻と一緒に暮らしているか、また別な国で(さすがに同じ国はダメでしょう?)また別な『もう一つの家庭』を作ってのちのちまで感謝されることになるか…かな?私の読みは正しいと思いますが、偶像化された『お父様像』をかなり崇拝しているお子さんにそんなことは言えません。

『お父さんに会いに行かない方がいいと思うよ。』とは言えず、『今はお勉強を頑張ってね。』としか言えませんでした。偶像化されたお父様は、多分、いいことをしたのでしょう。純粋なお子さんを見つつ、人の妻という立場で本妻さんのことを考えると、複雑な気持ちです。やりきれない思いで、悶々と悩みました。
ラベル:発展途上国
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2009年08月05日

アフリカの地図

カードとかカルテと語源が同じかも知れません。フランス語で『(ラ)カルト』と言えば地図という意味で通じるみたいです。男性名詞の『プラン』も、辞書では『地図』って訳されてますが。消えたハガキ』の時に触れましたが、私は町の地図を買いました。小さく折りたたんでありますが、広げると、畳半分帖ぐらいかそれ以上の大きさになります。

徒歩で行ける範囲は全てカバーされております。郵便局や救急病院は載っております。スポンサーの関係で、どうでもいいような(!)会社に大きな目印が付いていました。そのライバル会社である主人の勤務先は、州で一番大きな目印のはずなのに、印無しです。地形が正しく書かれているので、それでも地図として役立ちますが。

主人の勤務先、宿舎、先輩マダムの家、穴場のお店などなど、地図にマークされていなくても、私にとっては重要な場所です。そういう書き込みのほか、車は通れないけど人なら通れる近道など、自分で書いてみたいと思いました。ま、暇だったってことですね。

私が重要と思うスポットを網羅した手書きの地図は完成しました。一応、市販の地図を見ながらとは言え、フリーハンドで書いたせいか、かなり歪んでいます。記憶スケッチより不正確かも知れません。でも、せっかくなので、正確な地図と手書き地図のコピーは先輩マダムに差し上げました。

アナログ接続環境で使いこなすのは厳しいと思いますが、googleマップでマウスを上手く操作すると、アフリカの地図が見られます。航空写真もチェック出来るので、正確な地形や幹線道路などが確認出来ます。そこそこ大きな街ならRue(通り)とかAvenue(大通り)の名前も見られます。

ブツブツ接続の切れるネット環境で快適に閲覧するのは無理だと思うので、日本に居るうちに準備をするのに役立てるのに向いているかも知れません。地方になるほど、詳細ボタン(+)を押しても拡大されずに、『恐れ入りますが、この地域の詳細画像は表示出来ません。ズームアウトして広域表示をご利用下さい。』っておことわり文句の出てくるタイミングが早いかも知れませんが。

無事の帰国を祈りながら居てもたってもいられない日本の家族が、空から駐在地を見降ろしている気分で眺めるのには、かなり役立つサイトだと思います。もしかすると、住んでいる家の屋根まで写っているかも知れませんよ(地域によりますが)。
ラベル:アフリカ 駐在
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2009年08月06日

どういたしまして?

海外駐在をするのなら、何はなくとも語学の勉強をいっぱいしておくべきでした。なのに私は、ツアーでパリにでも行く時に求められそうなレベルのフランス語しか習得してなくて、最初はとても言葉で苦労しました。どこの国へ行くにしても、『こんにちは』と、『ありがとう』ぐらいは覚えていくものではないでしょうか。それは、準備不足の私でも言えました。

よくよく考えてみると、『ありがとう』って言われて無反応だと感じ悪いですよね?フランス語で、『メルシー(+ボークー)(+マダム等)』って言われれば、『ジュブザンプリ』って言うべきだと思います。この発音が結構私には難しいのですが。あと、『別に』っていう意味の『ドリアン』でも、御礼を言われた時の返しの言葉になるのだと、フランス語の教本には書いてありました。

挨拶言葉もままならない、駐在初期の頃、車のない私のために先輩マダムが幼稚園の送り迎えの合間を縫って、私の買い物の送り迎えをして下さっていました。入り組んだ、舗装もされていない道の突き当り一歩手前の我が家、車一台通るのもやっとこさという立地です。ご迷惑をおかけしました。

そんな先輩マダムに、ちょっとだけご迷惑をかけた車が居ました。隣家に住む人のお客さんが道の真ん中に車を停めてしばらく離れていたのです。先輩マダムは流暢なフランス語でその家の門番に、『この車をどかしてくれるように家の人に言ってきて下さい』って言って下さいました(まだ言葉がわからなかったから、意味は想像)。

恐縮しながらお客さんが車を動かしてくれたので、先輩マダムの車が通れました。通りすがりに、しきりに恐縮して、『すみませんでした。』って言われました。謝られっぱなしも申し訳ないと思い、無言だった私が重たい口を開きました。『ドリアン!』『……?』

思いっきりはずしたようで、慌てて先輩マダムが訂正するように、『スネパ、グラーヴ!』と、声を掛けました。『それは大げさなことではない』っていう意味ですが、フランス語で謝られたら、こう答えるのが正解みたいです。

初学者向けフランス語学習用CDを貸して頂いたのは、この直後だったかも知れません。確かに、『スネパ、グラーヴ』が、出てきました。何度も何度も再生して、私は基本文を一つ覚えました。フランス語圏に住むなら、絶対に役立つフレーズです。『サヌフェリアン』(=何でもない)でも良いかも知れませんが…むしろ後者の方がよく耳にするけど、馬鹿の一つ覚えなので、私は使った覚えがありません。
ラベル:海外駐在
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2009年08月07日

計量カップ

実家では、銀色のアルミ製と思われる物を使っていました。200ccまで量れます。そんなのでお菓子を作ってました。結婚する時に、主人のお父さんがお料理好きで、計量スプーンとか計量カップとかお料理に必要な物を色々見立てて買って下さいました。計量カップがやはり200ccですが、透明のプラスチック製で、『透明って使いやすいなぁ!』と、感動したものです。

そのプラスチック製計量カップは、駐在の直前まで私が社宅で使っていました。なので、スタメン入りしてなかったのです。幸い、先輩マダムが連れて行って下さった雑貨商で良い物を見つけました。透明で、500mlも入るガラス製です。水の計量だけでなく、『砂糖をここまで入れれば何g』なんて目盛も何種類か付いていました。

ほかの外国をよく知らないので、いつもフランスとアメリカの対比になってしまいますが、またまた比較。度量衡はどうやらフランスと日本は同じものを用いるようです。憶測ですが、アメリカよりフランスの方が日本人は暮らしやすいかも知れません。マイルとかポンドとか言わず、メートルとかグラムとか、どれほどと想像しやすい単位を使います。アフリカですが旧宗主国がフランスなので、こちらの度量衡も日本と同じ感覚のようです。

日本と同じ単位の目盛入りで透明。この計量カップは帰国しても使い続けよう!…というぐらい、お気に入りでした。ある日、メイドさんが昼食の準備をしている時に先輩マダムと一緒に家に帰ってきて、『この太ねぎの緑の部分は切って持って帰っていいから…白い部分をよく洗って冷蔵庫に入れる習慣にしてね。』とか何とか、指示して頂いていた時、事件は起きました。

『パリーン!』派手な音が響きました。石の床ですから、私のお気に入りのガラス製計量カップは木端微塵。すっごく悲しかったけど、悲しんでいる場合ではありません。メイドさんは番町皿屋敷のお菊さんのように(お会いしたことはないけど)、今にも泣きそうな顔をしています。『申し訳ございません……』

そんな顔で謝られたら、私がすごく怖い奥様みたいじゃないですか。『スネパ、グラーヴ♪』覚えたてのフランス語もひけらかしました。『ガラスがこんな所まで飛んでるから、足、気を付けて片付けといてね。』必要な時にすらすらと言葉が出てくると気持ち良いものです。

実は私も悲しかったのですが、『この割れない計量カップがあるからお料理するのに全然問題ないのよ。』とまで言ってしまった以上、ガラス製のを買い直すと感じ悪いかなぁ…と。以後、絶対に落としても割れないプラスチック製計量カップを愛用し続けております。
ラベル:アフリカ 駐在
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2009年08月08日

消えたワイングラス

沖縄県では、玄関先とか土産物屋さんとかでよく見かけると思います。狛犬よりもユーモラスな顔の置物。当たり前のようにみんながそう呼ぶので、たまたまそういう名前だと思ってましたが…あだ名だったようです。そう言えば、顔がソックリでした。

業務上、宿舎の経費はメイド頭が主人から預かり、(死にかけの)ニワトリだの、足りなくなった食器だのを買います。以前から、宿舎に住んでいる契約社員さんたちが、『宿舎のメイドたちは備品や食材を盗んでいる』って指摘をしていて、よく怒鳴ってきたのですが、あまりにひどいので主人からも叱ることにしました。

だいたい、お皿もプラスティック製、ワイングラスですらプラスティック製。割れる訳がないのに、『ワイングラスだけ10個割れたから追加で買うお金下さい』ってのがおかしいです。『こら!シーサー…?じゃない?アレ?ここに書いてある名前は誰の?』『シーサーは本名ではありません。あだ名です。』『なんでシーサーなんて呼ばれてるんだ?』『知りません。』(アフリカにはそういう置物が無いので本人には意味がわからないのでしょう)

割れる訳のない物が割れて、その破片もなくして、『追加で買うからお金下さい』というのは絶対におかしいのですが、何度問い正しても、『知りません。』…とのこと。だいたい、いつも数の足りないワイングラスが駐在員のために使われているのを見ません。お金は出せません。

問い詰められるのが嫌になったようで、彼女は『辞めたい』と、言ってきました。もはや年少のメイドたちの横行を止める力がなくなってしまったのでしょう。結局、メイド頭という地位を辞任し、頭手当のない普通のメイドになりました。こうして、横行しているメイドさんがメイド頭に昇格し、今まで通りのことをしつつ、手当ももらえるようになりました。

当然だと思いますが、宿舎ではのちにベテランのメイドさんたちとの雇用契約を更新せずに、新人を雇っていくこととなります。その判断が遅すぎたので、横行がエスカレートしていたような気もします。
ラベル:アフリカ
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2009年08月09日

写真の人と再会

学生の頃から何度もアフリカに来ていた主人には、ビジネスとは無関係の知人友人が何人か居ます。連絡の取れる方の一部とは私もお会いしました。そして、再会の場に偶然居合わせたことも。

『現地ではキリスト教式の挙式をする人が多いんだよ。』と、写真を見せてもらったことがありました。首都のホテルを出る時、その写真の新郎と同じ顔の人が正面からやってきました。『あっ!』『ああっ!』

主人が現地語もフランス語もほとんど話せない頃からの知り合いです。彼は日本語がペラペラなのです。治安が悪化すると商売あがったりになるのでしょうが、世界中に観光旅行に行けるのは、経済大国から来たアメリカ人や日本人。英語だけでなく日本語を話せると商売になるようです。

主人が話しかけました。『久しぶり!私は今、会社員で海外駐在員として○○州に住んでいます。今日は出張で首都に上京してきたところです。』スラスラとフランス語が出てきました。駐在し始めの頃は現地語ばかり使っていたのですが。

『まあ!ずいぶんフランス語が上手になられて…』相手が日本語で話しているのに全く聞かず、主人は夢中でフランス語を喋りまくります。『○○州では今…』仕方がないので相手はフランス語で相槌を打っていました。

あとで、『フランス語が上手いって誉められてたね!』って主人に言うと、『全然日本語は聞こえてなくて、夢中で喋ってた』のだそうです。今日も日本人相手の通訳兼ガイドの仕事をしているところだというのは聞いていたようですが、別れたあとからフランス語を褒められたことを知って、ニヤニヤしながら喜んでいました。

もうちょっと上達すれば、相手の話が聞こえないぐらいに夢中で喋らなくてもよくなるかも知れませんが。語学を十分勉強してから来る人の多い中、主人だけは着任してからどんどん上達していくのに、周りの人は気付いていたとは思いますが。『使用前・使用後』みたいに、上達してから初めて再会した人の驚きぶりは、最高でした!ちゃんと自分の耳で聞いておけば良かったのに、話すのに夢中でもったいない話でした。
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2009年08月10日

独身気分じゃないけれど

言い訳しておきます。もともと私はおっちょこちょいで、物忘れも多いです。メイドさんの給料日であることを忘れて朝から微妙な空気が流れた日もありました(そわそわ給料日)。緊張の糸が切れてしまうとダメみたいですね。手帳を使う習慣は完全になくなってしまい、ただただ消化するだけの日々をおくっていると、大事な日を忘れがちです。

主人も誕生日にトシの数だけ深紅の薔薇の花束を買ってきてくれるようなタイプの人ではありません。そもそも発展途上国ではお花屋さんを見かけませんが。どちらかと言うと…似た者夫婦かも?

常に主婦であるということを意識している…つもりでした。そう、私はある年のある日を境に主人の妻となったのです。そのことは忘れたことがないはず…だったのですが。

数年後のある日、いつものようにトーストを食べ、いつものように出勤し、いつものように昼食をとりに戻ってきた夫が言いました。『なんか昨日の晩も多かったし、今晩はシンプルにラーメンでも食べようか?』

そして夫を見送った私はノートパソコンに電話線をつなぎ、ピーピーガーガー音をたててメールチェックをしました。『!!』実家の母からのメールが入りました。電話線を電話機につなぎ直してしばらくすると、会社でメールチェックした主人から電話が入りました。主人のお母さんからのメールを読んだそうです。『今日が何月何日か知ってる?』

お互い、母親からのお祝いメールを読んで、今日が結婚記念日だったことを思い出しました。ラーメンをすすっている場合ではないので、(比較的)高額レストランで贅沢なディナーを食べに出掛けました。カレンダーも手帳もろくに意識しない生活、たるんでますね…。実家のお陰でその日のうちに思い出せて、ギリギリセーフって気分です。
ラベル:発展途上国
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2009年08月11日

コンコンブル

何かの化粧水の成分表示に書いてありました。『キューカンバーエキス』って。英語の得意な方ならおわかりでしょう。キューカンバーとは…語感が似てません?キュウカンバー…。きゅうりのことです。子供の頃は冷蔵庫の中にストックされていたきゅうり揉みを日焼けで火照った顔に並べてみたりしたものです。肌に良いのかも!

私がアフリカにやってきて最初に覚えた野菜のフランス語は、『コンコンブル』でした。主人の大嫌いな食べ物なので。青臭いとか、キリギリスかカッパしか食べないハズの物をなんで人間が食べなきゃいけないんだとか言われてしまう、キューリのことです。

首都の空港から非常に遠い州に駐在するため、首都のホテルに1泊しました。ホテルの朝食はビュッフェスタイルで、特に目玉はオムレツ。注文を聞いてから好きな具を入れて焼いてくれます。『全部混ぜて入れといてね、きゅうり抜きで!』って主人がフランス語で言ってました。『サン コンコンブル』のうち、『サン』(〜抜きで)だけ聞き落とされたら困るので、用心のため、現地語でも言い直し、更には、『きゅうり嫌いだから入れないでね。』と、念押し。

私は結婚してからきゅうりを買う機会に恵まれません(臭いもダメなのだとかで、食卓に並べられません)。結婚する前は実家に居たので野菜なんて買いませんでした。…ってことは、私は一生きゅうりを買わないのかも?

宿舎には出てくるから見たことはありますが。アフリカのきゅうりは、日本にある、普通のキュウリとは全然違う外見ですが、味は大差ないと言われています。大きさがへちまよりちょっと小さいぐらい。直径8センチぐらい。皮の色は薄い黄緑色。皮は硬いので、必ず剥いて使います(調理が面倒臭そう)。内側はほぼ白色。お酢に漬けておけば生で食べられるということで、宿舎ではサラダとして出されています。

宿舎のご飯、時々当たります。『日本人のお腹はヤワだから気を付けてね』って特にお願いしている自分のメイドさんにだって、生で頂く野菜の塩素消毒は任せないで自分でします。生で頂くものにはナーバスです。宿舎のサラダは消毒してから出しているそうですが、マヨネーズ何時間常温に出してた?疑い始めると怖くなり…実は、宿舎のサラダを食べたことがありません。

宿舎のある場所が街の中ではかなり不衛生な場所で(ペスト発生地点)、お皿の上にハエがよく飛んできたりしてますし、ネズミもよく出ますし、お腹を壊す原因が野菜の消毒の仕方だけにあるとは限らないのですが。宿舎でご飯を食べるとお腹を壊しやすい気がするので、選べる限りは口に入れる物を厳選します。…無駄な抵抗かも知れません。
ラベル:アフリカ 駐在
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2009年08月12日

お酢

英語のビネガーに似てちょっと違うスペルを書いて、ビネーグル。『e』で終わる単語にしては珍しく、男性名詞のようです。日本人慣れしているせいか、アフリカの一部地域では冠詞をつけなくてもフランス語を理解してもらえるので、あまり名詞の性にこだわらなくても何とかなりますが。

日本では、臭いはキツイけど掃除にも使えてエコな一品!っぽい評判を確立しつつあるようですね。石の床に酢をぶちまける人はなかなか居ないようです。塩素も安く買えますし、その方が強烈に消毒してくれそうです。私も生野菜を食べたい時は塩素で洗いますが、漬けた塩素は洗い流します。最後にミネラルウォーターで流せば、大丈夫…なはず。

生野菜を酢に漬けておけば、酢ごとお腹こわさずに食べられるって噂はあります(水道水だって飲める現地の人にはどうでもいい話ですが)。多少の殺菌効果は期待できそうですが…やはり自分のお腹を実験台にする気にはなりません。

そう欠品するものでもないので(日本人ほど酢の物が好きな人は居ないせい?)、いつでも買えると思います。別に高くもないです。でも、駐在するのなら日本から持ってくることを勧められます。日本の物の方が味が良いとかよく言います。私はお酢の味までわかりませんが、色がドぎついオレンジってのが、ちょっと気持ち悪いです(使うけど)。

買いに行くので、お酢のことをビネーグルっていうことは知っていました。私がフランス語を使う機会って買い物をする時がメインで、買うものは食材ばかり。なので、『料理の単語ならサウンジャも知ってる』というイメージが出来ていたようです。

メイドさんに、『このおかず、酸っぱ過ぎるぞ!』って言いたかった契約社員さんが、ほかに居ないので私に聞いてきました。『酸っぱいって何て言うんだっけ?』さぁ?『お酢はビネーグルですよ。』指差しながら、『あまりにビネーグル!』って言うと、笑われましたが、メイドさんには通じました。

acide…英語とほとんど一緒じゃないですか。多分、『酸っぱい』は、基本単語です。
ラベル:駐在 アフリカ
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2009年08月13日

飛び入り参加

日本のカラオケボックスでフランス語の歌を歌いたい場合。古めかしいド定番のシャンソンばかり目につくと思いますが、お勧めは、『無造作紳士』。ジェーンバーキンがカワイク歌っています。近年、日本のテレビドラマの主題歌になったとかで、懐メロっぽいく聞こえないはずです。フランス語のタイトルは、L'aquoiboniste、アクアボニストなんて単語がそもそも造語らしく、歌詞も大した意味はありません。

外食している時に、主人に言われました。『アクアボニスト、歌ってきて。話はつけたから。』え?本当?アフリカに不釣り合いな大人しい曲なのに、歌っていいの?主人に背中を押されて、私はお店に作られたステージに上がりました。大好きな曲なのでちょっと嬉しいです。歌うこと自体が久しぶり。

外国人マダムの登場で、来客何十名かほぼ全員が、義理難く拍手してくれました。ステージに居たバンドが前奏を始め、ボーカルの方がマイクを私に渡してくれました。しかし…。『コレ、L'aquoibonisteじゃないわよ!』ボーカルの人が言いました。『コレはA〜(忘れました)の前奏だけど?』『私はL'aquoibonisteしか歌えないのに。』『そんな曲は知りません。』

何だか知らない曲(Aで始まるタイトル)の前奏ばかりが繰り返されます。コーラスの方が私に聞こえるように何か歌って下さったので、その声に合わせて適当に声を出して取り繕いました。『何なんだ、今のは?』というお客さんたちに向かって、観光客が習う『ありがとう』ではない、現地語の、『どうもありがとうございました』という単語を発すると、またまた義理の拍手を浴びました。

以上が、私から主観的に見た経緯。客観的には、次のとおりです。

生演奏の聞けるレストランで、バンド演奏中に突然東洋人の女が乗り込んできた。マイクをもらって歌うかと思ったら、自分の知らない曲だと文句を付けた。諦め悪く舞台に居座り、何やらひどく下手くそな曲を披露して帰って行った。

しばらくの間、客観的に見て自分が何をしてきたのかわからなかった私は、主人にずっと、『フランス語では冠詞を付けてラクアボニストって言うのに、あなた発音を間違えたでしょう!』と、文句を言っていました。私はお客さんたちや、バンドの皆さんに謝るべきだったのに、そのことに気付いたのは何日もたってから。

今更ですが、こんな所からですが…すみませんでした!なぜ主人が私をステージに上げたいなどと思ったのか、理解出来ないままです。私はアドリブで歌を歌うことなんて出来ませんし、そもそも目立つのが好きではありません。『妻が積極的に歌うと場が盛り上がると思った』とのことですが…。下手なのに飛び入り参加、我ながらイタイ…。
ラベル:アフリカ
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2009年08月14日

町内の殺人事件

治安は回復したり悪くなったり…もとい、治安は安定したり不安定になったり?何と言うのが適切なのかわかりませんが、発展途上国では永遠に続くかと思ってしまいそうな平和な時期もあるのに、政府から要請されなくても夜間外出なんてとんでもない!と判断出来るような時期が訪れたりします。

かなり平和な晩のはずでした。外国人は暇とお金に余裕もあるので、飲みに出たりカジノに行ったりスロットをしたり、夜間に遊びに行く人が多かったはずです。私は全然スロット好きではありませんが、付き合いで町の中心部にあるスロット屋さんに来ました。

店の入り口付近にインド人(…と思しき人々。パキスタン人とかかも知れません)男性たちが深刻そうな顔で立ち話していました(ムスリムと思しき女性たちは全く夜遊びしない習慣らしいので、そもそも見かけません)。ちょっと入りにくいなあ…と思いながら店内に入ると、お客さんが極端に少なくてガラガラです。混んでいると座る所がないぐらいになるのに。

カジノに行っても、ガラガラ。インド人のお客さんが全然居ないようです。経営者だけは、インド人だけど残っている人。『何があったんですか?』町内でインド人が殺されたのだそうです(おそらく使用人に)。同胞同士だからか、ギャンブルなんて不謹慎な遊び方をして過ごしてはいけないと思って、みんな自制したようです。経営者はお店を開ける義務があるから開けていたようですが…売上はサッパリだったでしょうね。

別な州で知っているインド人が殺された…という知らせを聞いたこともありました。地方なら、同じような感じでその日は町全体が落ち込んだような雰囲気になっていたのでしょう。首都の場合は多国籍ですし、街の雰囲気までは変わってなかったのかも知れません。町内の被害者は知らない人でしたが、知っている人の訃報を聞いた時はとてもショックでした。
ラベル:発展途上国
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2009年08月15日

儲かってなくても要注意

知り合いが殺人事件の被害者になってしまった。…発展途上国駐在歴が長いと驚かなくなるのかも知れません。しばらく住んでいると、『被害男性はインド人らしい』って言われた時、『さもありなん』って思うようになるとかならないとか。彼らは皆、商売上手らしいので、使用人には金払いよくないから恨まれてた?…と、勝手に推測してしまいます。

そんなに儲かってなさそうな会社の経営者(フランス人)が殺されたと聞いた時には驚きました。旧宗主国はフランス。現地の人はフランス人にもフランス文化にも慣れているはずで、『しばらく我慢していたけど突然こらえきれなくなって殺す』ってことにはなりにくいと思っていました。国籍に関係なく、油断しない方が良さそうです。

アフリカではありませんが、過去に海外駐在事務所を畳んだ時に、日本人駐在員が襲われました。しばらく駐在事務所を置いていたことで地域に雇用創出してくれてありがとう!…とは思ってもらえなかったようで。『この国を見捨てて行くのか?』と、別れ際が修羅場になったような感じでしょうか。

不幸中の幸いで、ボコボコにされて回復に相当時間がかかるぐらいのひどい怪我を負いましたが、何とか死なずに済みました。撤退する時は、まず家族を自然な理由で(旅客機にて)帰国させることにしています。安全確保のためというか、足手まといにならないためと言うか…。

そして、極力、『日本の本社は手を引こうとしている』って気付かれないようにし続けるのが得策と思われます。『なんか経営状態よくないらしい』…って噂も流れないようにしなくては。私の場合は単に準備不足(インフレで物価が上がっていることを認識していなかったため現金が足りなかった)なのですが、お金が苦しい時もバレないように気を遣いました。
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2009年08月16日

さん付け

かなり昔のこと、同級生が先輩と付き合っていました。先輩の学年でないと知り得ない情報をたくさん持っている彼女が、かなり格好良く見えたものです。媚びるのも嫌なので、『私にもコッソリ先輩情報教えてよ!』とは言えませんでした。

情報狙いで先輩と付き合ってみる気にもならず、『情報なんて私は興味ないわ!』ってフリだけしてました。そこまで必死になる必要もなかったと思いますが、情報収集は駐在の準備でも必要な努力ですし、もうちょっと情報を欲しそうにする習慣を持っていても良かったような。

彼女は常に先輩目線で物を見ていました。同級生が恐れるような先輩も、彼氏の友達ということでヘンなあだ名で呼んでいました。例えば、私たちが心の中で『ガメラ先輩』と思いながらも本人の前ではさん付けで呼んでいた怖い先輩のことも、『ガメラが言ってたけど〜』…なんと恐れ多い!

アフリカまで来て同じような状態に私も陥りました。主人目線で物を見るので、主人がファーストネームで呼び合う人のことは、私の頭の中でもファーストネームで呼んでいます。しかし、日本人社会における駐在員夫人には一歩下がって付いてくるという姿勢が求められ、初対面で年上の男性に突然呼び捨てなんて許されません。

英語で話す時は頭にミスター、フランス語で話す時は頭にムッシュを付けます(相手が男性の場合は)。主人が『ジョージ!』と呼びかける相手を、私が同じように呼んではいけません。しかし、ついクセでうっかり、『ジョー…』まで言ってしまって気付くことがあります。後ろにミスターを付けるとヘンですね(ムッシュを付けるなら同じスペルをフランス語読みでジョルジュと呼ぶ方がしっくり来ます)。

日系企業で良かった〜と思える部分ですが、『ジョー…』まで言ってしまっても大丈夫。『ジョージさん!』と、日本語の敬称を付けて、日本人にありがちな頬笑みをたたえておけば、敬意が伝わります。日本人と付き合い慣れた方は、結構こちらに合わせて敬称を最後に『さん』付けしてくれるものなので、問題ないみたいです。
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2009年08月17日

ちゃん付け

新婚時代を日本で過ごしました(ありがち)。ビヤホールやらカラオケやら、あちこち行きました。主人の先輩やその奥様と。『明日は主人の会社の人たちと飲みだからね〜』って話をすると、既婚の友達に驚かれたことがあります。『普通、夫の会社の人たちとそう頻繁に会わないでしょう?』

社内恋愛で奥さんになった人々が社宅に住んでいれば、かなり頻繁に行き来すると思われます。不景気時代入社の主人の世代、社内恋愛にこだわっていると、女子社員の数が絶対に足りません。…男性同士?恋愛観は人の勝手ですが、主人は社外の私を妻として迎えたので、社宅は知らない人だらけで、ほとんど交流はありませんでした。

結婚して間もない頃は世間知らずもいいところだったので、夫の会社の飲み会に妻が同行するのが普通だという認識でした。でも、行ってみると、主人が会社の先輩の奥様のことを下の名前でさん付けで呼んでいるのです。どういうこと?!

海外駐在を通じて本当の意味での家族ぐるみのお付き合いをする部署だから、『○○さんの奥さん』ではなくて、『○子さん』になるのだそうです。奥さんも奥まってはいられないものみたいですね。だから、主人も私も、主人の上司の奥さんも先輩マダムも、下の名前でさん付けします。

駐在中の先輩マダムは私にとって、主人の次又は主人と同じぐらいの頻度で日本語で話す相手なので、いちいち『奥さん』なんて付けません。『近くの他人』かも知れませんが、精神的にかなり近い存在です。人格対人格のお付き合いに、『奥さん』は不要な気がします。

ところで、駐在員全員から私は、下の名前にちゃん付けで呼ばれます。家族ぐるみのお付き合いをしつつも、ここは日本人。年上の方にはさん付け、年下ならちゃん付けとなるルールのようです。この習慣は帰国してからも永遠に残るようで、私から見て大先輩であるさん付けマダムのことを、社内の方々がちゃん付けで呼んでいるのを聞きました。

誰かから初めて『サウンジャさん』って呼ばれる時、私は先輩マダムとなった実感を噛みしめるのかも知れませんね。ごまめ扱いっぽい『ちゃん付け』ポジションが、今のところはお気に入りですが。
ラベル:海外駐在 駐在員
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2009年08月18日

敬語

別に外国語が得意な訳ではありませんが、私は日本語も得意ではありません。地方から嫁いできたので、思ったまま話すと別の意味にとられてしまいます。NHKのニュースを見ながらアクセントを覚えたお陰で、出身地をごまかせる程度にスラスラ話せるようになりました。

主人の会社の方々とお会いする時は常に一番下の立場。かなり自信のついた標準語気味日本語で簡単に受け答え出来ます。ボキャブラリーに差こそあれ、英語しか通じない方と話す時も、フランス語しか通じない方と話す時も、同種の緊張感を覚えます。日本語会話に辞書は不要なので、緊張はしても不自由ないつもりでした。

駐在のだいぶ前に、フランス人家庭教師にフランス語を習っていました。先生は上品そうな女子大生だったのですが、バカンス中は代理の男の子が見てくれました。そして、流暢な日本語で言われました。『若い者同士、敬語で話すのはヘンだよ。ですとかますとか付けないで話そうよ!』『……はい、わかりました。』『……。』私、タメ言葉の標準語を使えないのです。そんな自分に軽く落ち込みました。

フランス語には、二人称を『あなた』と翻訳される『vous』とする、vouvoyerという、他人行儀とも言われる会話方法と、二人称を『君』と翻訳される『tu』とする、tutoyerという親しみを込めた会話方法の二種類があります。学生さん同士は当然tutoyerを話すもので、若い私がオジサンオバサンが使うような言葉づかいをするのがヘンだと思われたようです。

偏見かも知れませんが、ペラペラに話せない外国人は、ですます調を貫く方が良いと思います。『ふつつか者ではございまちゅが、何とぞよろしくお願いもうしあげまちゅ。』…って言うと、笑われるかも知れませんが、言われた側は一生懸命に頭を下げられている気になります。『ババァに見えちゃうからvouvoyerなんてヤメちまえ☆』っていくら上手に言われても、何かカチンと来るものです(そこまで砕けた表現ではありませんでしたが)。

要はフランス語会話の半数を占めるtutoyer及びそれに伴う活用を覚えるのが面倒だっただけですが、私は外国人としてvousvoyerのフランス語だけを話します。敬語でしか標準語を離せない日本語と同じ?

アフリカでのフランス語の先生には、項目の漏れがないように、色んなことを教わりました。tuの活用も覚えなくてはなりません(苦手…)。活用のテストをすると言われた時は、丸暗記してきたのですが。今度は、臨機応変にtuかvousを選んで使う練習になりました。

確かに言われました。『相手が子供だったら、vousなんて使ったらヘン!必ずtuを使うこと。』外国人には却って面倒臭い話ですが、仕方ないので従いましょう。『逆に、相手が、例えばお医者さんなどの地位のある人の場合は、必ずvousを使いましょう。』

職種順にどこからどこまで偉いなんて基準はないかも知れませんが、やっぱりお医者様は偉いものだそうです。どことなく、日本語の敬語を使う使わない基準と似ています。言葉の苦手な私は、日本語は全部敬語、フランス語は全部vouvoyerで話したいものですが。小さなお子様方におかれましては、私が他人行儀に話し掛けてきたとしても、温かいお心を持って受け入れて下されば幸いです。
ラベル:駐在 アフリカ
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2009年08月19日

送信メールの内容

毎日のメール交換は、海外駐在中の健康な精神状態を保つための生命線…だと思ってました。停電地獄でインフラが恒常的にダウンするまでは。吹っ切れると何とかなります。けど、毎日つながっていた時はかなり依存していました。

愚痴っぽいブログの管理人が言うのもなんですが、極度に愚痴っぽくならない方が良いと思います。ブログの場合は不特定多数の方が自らアクセスしてきて下さるものですが、メールは元々友達だった人へ一方的に送りつけるものです。開くたびにウンザリするような内容では、帰国してからの友情にヒビが入りかねません。駐在中は精神的な生命線ですし、大切にしましょう。

かなり昔のことですが、結婚するまでバリバリ働いていた私が突然専業主婦になりました。久しぶりに里帰りして友達と会った時、言われました。私は久しぶりに話をタップリ聞いてもらえる機会があって、とても楽しい時間を過ごしたつもりだったのですが。『サウンジャ、早くこんな愚痴を聞いてもらえるような友達を新居の近くで見つけるんだよ。』…相当迷惑だったようです。ずっと家に居ると、愚痴が貯まる一方です。お勤めに出る方がストレス発散も出来るし、家計の足しになるし、お勧めです。

発展途上国に先進国から来た奥さんが職を見つけるのは難しいでしょう。職場の同僚なんて出来ません。駐在員夫人同士の人間関係も微妙にストレスが貯まる場合があります(相手によりますね。私は恵まれてますが)。かなり愚痴っぽくなる環境ですが、生命線を相手から切断されないように、気を付けたいものです。

自分の親が心配するような愚痴をこぼすのも考えもの。『そもそも結婚する前から言ってたじゃないの!』と、逆切れされる恐れもあります。私の場合、格好の愚痴メール相手は…主人の実家(すみません)!親思いの主人ですので、2割増しに誇大表現して安心させようとする傾向があります。で、私が2割増しでラクしているように思われる恐れがあります。

『救急病棟で点滴を受けました。今は投薬だけで快方に向かっています。』とか、『停電が続いて扇風機もエアコンも使えません。常に頭がボーッとしている毎日です。』とか、割増なしで事実だけ伝えることに決めました。…気の利かない甘え過ぎた嫁ですみません。
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2009年08月20日

メール送信時刻

日本在住の社会人さんからこんなボヤキを聞いたことがあります。『海外駐在員の妻で暇してる友達が、どうでもいいようなメールを夜中の3時に携帯で送ってくるから寝不足気味…』その方は直接文句を言わずに耐えることにしたそうですが、ちょっと頭を使えばわかることです。最低限の思いやりは忘れないように。

自宅でメールが送れない時、USBメモリに入ったメーラーを使って主人に託して会社で送受信してもらうことにしています。携帯電話宛てのメールが日本時間の深夜送信になる場合は、託さないことに決めています。当たり前でしょう?

1週間ほど連絡手段が途絶えてしまった時、私はいたって健康で、ただ暇を持てあましていました。電気がないとどうしようもありません。ただ暑いだけ。久しぶりにメールの受信が出来たと思ったら、『サウンジャ、どうして返信くれないのよ?何日たったと思ってるの?』…っぽいメールが同じ人からドッサリ来ていました。

そんなこともあるので、深夜送信になろうが絶対に24時間に1回は送信してやる!みたいな気構えをしない方が良いかも知れませんね。『発展途上国に住んでいるからスグにはメールが来ない人』って認識されると良いですね。既に、『ネット環境が悪くなってきているから、連絡出来なくなることもあるけど心配しないでね。』って何度も言っておいたのですが…毎回メールの最後に書くべきだったのかな?

返信が来なくても気にしないこと、添付ファイルを付けないこと、出来ればHTMLではなくテキスト形式で送ること…等の気遣いをしてもらえると、アナログ接続環境に居る者は大喜びです。そんなこと、毎回のようにしつこく言わないとわからないですよね?変わった環境に居る側が気を遣うことにして、日本に居る生命線にあまり迷惑をかけないようにしたいものです。
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2009年08月21日

スト!

私が社会人になってから、通勤電車が不通になったことが数える程度ありました。天災で。地下鉄なら大丈夫だったのでしょうが、大雪や暴風で線路がふさがれたりしたものです。たまにしかないのでよく覚えています。

学生の時は、路線を変更せざるを得ないことが、もっと少ない頻度でですが、ありました。幸い、2線使える所に実家があるので、私鉄のストの時にJRを使いました。社会人になってから電車のストがあった覚えはないのですが…ありましたっけ?なんか、流行りませんよね?2線以上使えない所に住む人だったら困りません?

困る人がたくさん出るのがわかっているから?日本でそんなにストってありませんよね?ストをする権利はあるものみたいですが、そんなに行使されてないような気がします。ところが、旧宗主国がフランスであるアフリカでは違います。『使える権利は主張して当たり前』って風潮があります。多分、自由な国、フランスの影響(決めつけ)。

必須単語じゃなかったと思います(少なくとも仏検5級では)。でも、フランス語圏に駐在するなら覚えておいて損はないかも。グレーブ(カタカナ発音では通じません)って言うと、ストライキのことです。もちろん、私は知らずに来ました。

先輩マダムが幼稚園ママ友達の集いに私も呼んで下さった時です。みなさんが、『またグレーブだったのよね〜』って言っている意味がわかりませんでした。『全然わからない』顔の私に、先輩マダムが教えて下さいました。『幼稚園が年少組だけストだったのよ。』『スト?!』すっとんきょうな声を出した私を見て、幼稚園ママ友達の一部は笑っていました。日本人は驚いた時に、『スト!』って叫ぶものだと思われたことでしょう(面倒なので誤解は解きません)。

私の記憶では、自分の通う幼稚園がストで休みになったことはなかったと思います。皆勤したら褒める制度もあったぐらいですし(病弱な私には無縁ですが)、先生は休まなかったはずです。それが、たびたびストで休みになるそうです。所変われば…。

幼稚園の先生全体のストがあった直後なのに、今度は、『現地人の先生がフランス人の先生と比べて極端に給料が安いことでのスト』もあったそうです。年長組はフランス人の先生、年少組は現地人の先生なので、そんな時はお兄ちゃんだけ幼稚園に行きます。

マイカー通園させている先輩マダムは大変です。片方がストでも片方は通園ですから、結局、車を出します。そして、下のお子さんだけ預かってもらえないので、家に帰って自分で子守りします。お子さんを置いて習い事に行っている場合ではないので、習い事のある日だったらキャンセルしなくてはなりません。
ラベル:アフリカ 駐在
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2009年08月22日

他薦

私が気になっていた雑誌は実家で買ってもらっておいて託送品として送ってもらえます。託送品のコンテナがもうすぐ入国って聞くだけで、みんなウキウキです。自分の好きな雑誌を読むのは5回どころじゃありません。何度も何度も読み返します。

暇だけ持て余していて、日本語の活字に飢えてますので。活字だけでなくて、アフリカで見られないような写真(名所の風景写真だけでなく、オシャレな雑貨とか洋服の写真とか含めて)も久しぶりに見ると嬉しいです。読んでいる間だけ気持ちが日本にトリップしてしまいます。

主人の実家がサービスで、頼んでないのに雑誌を1冊送ってくれたこともありました。読者層は定年退職した方を想定していそうな、ちょっと高尚な感じの雑誌。読んだこともなかったものですが、暇があるので読んでみました。なるほど、面白いですね。狭かった自分の世界が広がった感じがします。その号はたまたま、フランス語の絵本が綴じ込みのオマケになっていて、何度もその部分を音読しました。

穴があくのではないかと思うほど読み返した雑誌を、やはり実家から送ってもらった雑誌を何度も読み返した先輩マダムと、まとめて交換します。下手すれば発行されてから半年ほどたっているようなのもありますが、新鮮な感動を覚えながら楽しく読ませて頂きます。

駐在前は残業ばかりしてよく働いてきた私。せっかく専業主婦にならざるを得ない環境なので、主婦用の雑誌を隅々まで読もうと思っていました。だから、私が実家に頼んで送ってもらっているのは、主婦向け雑誌ばかりでした。それを先輩マダムにお渡しします。

結婚している女性が読みたい雑誌のジャンルって、大別すると、3種類あると思います。(1)家事のコツとか安くて簡単な献立のレシピとか載っている主婦向け本。(2)芸能人が離婚しただの逮捕されただの書かれている週刊誌。(3)会社での振る舞い方のコツとかファッション情報とか家族との調和のとり方のコツとか書いてあるワーキングウーマン向けの本。

私は、お会いしたことのない先輩マダムへのお土産として、1冊ぐらいは当たるだろうと思って上記分野から1冊ずつ買ったのをスーツケースに入れて持ってきて、3冊お渡ししました。駐在前も駐在してからも専業主婦なので、主婦向け雑誌が本命だとは思っていましたが。

交換で先輩マダムからお借りしたのは、定期購読されたワーキングウーマン向け雑誌でした。当分はお子さんが小さいので厳しいけど、職場復帰したい気持ちがおありのようです。十分お料理上手なのに、違うスキルも活かしたかったのですね!

読んでみると面白いです。特にエクセルの応用的な使い方特集の説明がわかりやすく、まとめてコピーさせて頂きました。確かに、ずっと専業主婦していると、『働きたいっ!』って気持ちも強くなってくるようです。自分の知っている雑誌の名前を挙げて送ってもらって読むのも良いですが、人の好きな雑誌を偏見というフィルタでシャットアウトせずに読むのも良いものです。
ラベル:駐在
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2009年08月23日

大人借り

発展途上国駐在中に年に数度だけ訪れる嬉しいイベント、『 託送品 到着』のあとしばらくして、先輩マダムが雑誌を3冊持ってきて下さいました。何か…珍しい雑誌でした。

『この前、一時帰国した時にね…』『だーいぶ前の?』『そう!もう私、今しか無い!って思って、その時に本屋さんに並んでた雑誌を片っ端から買ったのよ。当然全部はスーツケースに入らないから、託送の時に送ってもらうことにしてたの。』それが何ヵ月もたって大量に届いたから、急いで読んでいるところなのだそうです。『読み終わったのから順に3冊ずつ渡していくね!』

日本国内には読める雑誌がこんなに豊富に並んでいるのか…と、驚きました。おそらく何万円も支払ってご購入だったはずです。かなり重たいはずなので、それを会社の託送品として送ったご実家も、かなりの送料を負担されたのかも知れません。おこぼれを漏らさず頂いて、ありがたい限りです。

『ところで、貸して頂いた雑誌、何かスゴイ世界じゃないですか?セレブの金銭感覚って…』ご主人の年収が何千万とかいう奥様方が贅沢な暮らしぶりを自慢する雑誌でした(タイトル忘れました)。アフリカでは私たちもセレブなんですが…ある意味、日本の庶民階級未満の生活レベルですよ。

『あっ、何かスゴイの混じってるけど気にしないでね。急いでまとめて買ったから、中身全然確かめてなかったのよ。いつもそんなの読んでる訳じゃないからね。』主人がどれだけ出世しても、そんな贅沢な暮らしはさせてもらえないでしょう。同じ会社にお勤めの先輩駐在員さんの年収は知らないけどおそらく無理…勝手な想像ですみません!

狭そうに見える日本の中にも色んな世界があって、それだけ色んな雑誌があって、それを買う色んな人が居るってことですね。こんな所にまで来てようやく知りました。そして、贅沢なことにあまりに雑誌の種類が多く、全然興味の持てない雑誌を読むスピードが遅くてお返しするのがかなり遅くなってしまい、すみませんでした。

9冊借りっぱなしなのに更に3冊追加で持ってきて頂いている…なんて延滞状態に陥ったりもしましたが、若干の収穫もありました。贅沢自慢セレブ妻雑誌の中で、微妙に私より年上っぽい奥様が語ってらっしゃいました。『小娘のような派手なメイクは気恥かしいけど、夜のパーティーに薄化粧だけで参加すると夫に恥をかかせることになります。』ってことで、目元は紫色のアイカラーでメイクアップをするのが大人のたしなみなのだそうです。それを読んでからしばらくの間、私が宿舎に行く時は紫色メイクしていました(誰にも気付かれなかったけど)。
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2009年08月24日

大人買いもしてました

もともと私は活字を読むのが好きでした。タダで楽しめるので図書館で借りては読み、返しては借り…色々楽しんできました。アフリカに図書館があるとは知らなかったけど(現地語の絵本ばかりで、しかも寝室に持ち込むには不潔過ぎるのだとか)、図書館の存在は全くアテにしてませんでした。

日本の図書館で借りていたような類の本を古本屋で大量に買いました。駐在の準備期間中は読書をしている余裕は全くなく、荷造りと買い出しで、語学の勉強もおろそかになり、忙しくて疲れるだけでしたが、大量に送る古本をあとで読むのを楽しみにしていました。

それを受け取った時はとても嬉しかったです。読んだらもったいないような気もするけど、読まずにはいられません。朝の買い物から帰ってきてから、日陰になっているテラスで涼しい風にあたりながら読書を楽しみました。

お勤めしていた時は、電車の中で30分とか、短い時間だけ集中して読んだものですが、専業主婦は読書に集中すると早いものですね。大量に送った本を読み切るのがあっという間でした。推理小説なんてなかなかもう一度読む気にもなりません。集中するものがなくなった喪失感がすぐに来てしまいました。

『猫ちゃんが殺人事件の解決に一役買うシリーズ本なんですが…』あまり私の好んで読む本は奥様向きではなかったかも知れません。先輩マダムには、新刊で買ったとかいう楽しいエッセイを貸して頂けました。今まで全くエッセイを読む機会がなかったので、良いエッセイストを見つけることが出来たのが大きな収穫でした。

勢いが付くと活字を追う目のスピードも訓練の甲斐あって上がります。お借りした次の日にお返ししたりで、これまたあっという間の消費でした。探してみれば、歴代駐在員の置いていった小説などの本が宿舎にたくさんあったので、そこを図書館代わりに使わせて頂き、たくさん読みました。

残念ながら、雨季に停電するようになると、活字を目で追う習慣をやめてしまいました。読書するためだけに発電機を動かしてガソリンを無駄遣いするのははばかられますが、雨季の室内は暗いので目によくない気がします。特に私は近視が進んでいく過程にありますから、メガネの度が合わなくなると運転が出来なくなって困りそうです。
ラベル:駐在員 アフリカ
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2009年08月25日

マンガはどこへ?

先輩マダムに言われました。『宿舎に置いてあった、〜ってマンガ、結構面白いんだよ。夢中で何回も読んでるの。』もともとマンガに詳しくない私ですが、聞いたことのないタイトルですね。『有名じゃないマンガだからね。漫画家も新人みたいだし。でも、面白いのよ。お勧めするわ。』見落としでしょうか、言われてから何日間か探してみましたが、見当たりませんが?『あっ、ごめん、面白くて私がずっと持ってるのよ。』…納得。

どうやら先輩マダムはマンガがお好きなようです。私は子供の頃でもあまり読まない方だったと思いますが、マンガ好きでもない私が珍しく買ったのが合計10冊ぐらい実家にあったような気がしました。次の託送の時に私の漫画在庫を全部送ってもらうことにしました。誰にも読まれないより、喜んでくれる人に読まれる方がマンガにとっても幸せなはずです。

ついでに、家中にあるいらないマンガを全部送ってもらうことにしました。『アフリカでは日本のテレビも見られないし、娯楽がないから、私たちもみんなも喜ぶと思うので、よろしく♪わら半紙みたいな汚い紙に印刷された太いコミックスでも大歓迎!』弟の部屋に色んなマンガが転がっていたのを覚えていました。

主人も実家に頼んでいました。『俺のマンガを全部…』実家の更に遠くにあるお父さんの実家の本棚に移動されていて、やはり誰にも読まれていないのがたくさんあるのだそうです。届いてから、私も少年向け格闘マンガを読みました。頭を使わずに娯楽が出来るので、小説よりも楽にストレス解消できそうですね。

小学生の頃に従姉がくれた小学生の女の子向けマンガ本10数冊も届きました。もらった本って売りづらいし捨てづらいし、何となく実家に積んでおいたものでした。懐かしい!3回読み返しました。先輩マダムには、『一応、宿舎に置いておきますが、小学生対象なので面白くないかも知れません。』と、ことわっておきました。

だいぶたってから、先輩マダムや先輩駐在員さんにも確認してみたけど解けない謎が出来ました。小学生向け少女マンガを先輩マダムは1回持ち出して読んで、宿舎に戻したのだそうです。私はもう読んでません。主人も先輩駐在員も読んでません。だけど、数冊減っているのです。日本語で書いてある本ですし、40〜60歳ぐらいの契約社員さん(全員男性)の中の誰かが読んでいる?

宿舎に置いてある本は勝手に持ち出していいですよってことになっているので、悪いことではありません。でも、小学生用の少女マンガなんて読んで面白いのでしょうか?『絶対に私たち4人じゃないもんね…』悪いことでもないので犯人探しみたいなことはしませんが。やはり、駐在中の日本人は全員マンガ本に飢えているみたいです。あんな漫画しか持って来れなくてすみません…誰かわからない方に無言で謝っておきました。
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年08月26日

成人男性専用漫画

私が宿舎に小学生の女の子向けマンガを持ち込んだのは、託送品を受け取ってからしばらくしてからです。まず10数巻を自分でまとめて読みました。それを反芻し終えてからすぐに読み始めたのは先輩マダムです。2人の少女マンガのブームがやんでしばらくしてから、減っている(=おじさんの誰かが読んでいる)ということに気付いたのです。

おじさん(決めつけ)がそんな物でも読みたいと思ったのは、ちょうどその時に読むべき物がなかったからなのでしょう。おじさんの年頃なら、もっと大人向けのマンガを読みたかったものと思われます。それが、無いことも無いのです。

かなり昔にアフリカに単身赴任で駐在していた契約社員さんが、今は関連会社の社員として事務仕事を担当しているのですが、託送の機会があるごとに、プライベートで集めてきた物を現役契約社員さんたちのためにたくさん送って下さいます。

特に喫茶店を経営しているお友達とやらに頼んで在庫してもらっていた週刊誌は大人気のようです。何ヵ月かに1度という頻度で毎週分を捨てずにいた物をまとめて送って頂くのですから、かなりの量です。これは当然に契約社員さんたちが最初に読むべきものなので、私は『またたくさん届いてるなぁ』って思ってもしばらく触りません。

1ヵ月以上たつと、ほとぼりも冷めるようなので、私もちょっとは読んでみようかなと思うようになります。でも、週刊誌の漫画って毎回短いみたいです。そして、たくさんのおじさんたちが堪能したあとで順番がグチャグチャになっているので、1冊読んでも続きを探すのが大変…。で、なんか敷居の高さを感じてなかなかマンガを楽しむに至りません。おじさん向けマンガをそこまでしてまで見たいとも思いませんし。

喫茶店の漫画は、『これでもかっ!』ってぐらいの量ですが、やはり読み終わると読み足りないのでしょう。だからこそ、小学生の女の子向けマンガにもたどりつく…と。漫画の嫌いな人は少ないみたいですし、娯楽の少ない所に居る人にかなり喜ばれるプレゼントになるみたいですね。いつもありがとうございます!
ラベル:駐在 アフリカ
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2009年08月27日

紅白のビデオ

宿舎には十年以上も前の紅白歌合戦の録画ビデオテープがたくさんあります。それを今更ながら再生して楽しむのが発展途上国の駐在員というものです(ネット接続環境の良い国の人はWeb上で色々楽しめるのでしょうから、そんなことはしないのでしょう)。これはもちろん、喫茶店経営者とお友達という、元契約社員さんが毎年送り続けて下さっているものです。

一年分の日本で流行った曲がまとめてチェック出来るのですから、実にありがたい存在です。私は実家に、紅白のみならず、類似の全ての番組を録画して送ってくれるようにお願いしておきました。なぜか気を利かせて、アイドル少年たちの年越しカウントダウンライブ中継まで録画してくれていたようです(私と先輩マダムしか喜びそうな人が居ませんが)。

この実家からのビデオテープのお陰で、ほとんど役に立ってない私が初めて英雄扱いされることになりました。現役ベテラン契約社員さんの所に、悲しいお知らせが入ったのだそうです。『ごめん、年末年始が出張だったから、紅白の録画出来てないし、今年は送れないよ。』みんながとても楽しみにしていただけに、ショック。

そんな時に、私がたまたま持っていたのです。喜んで宿舎に寄付してきました。日本から送られてきたものって日本人にとても喜ばれるものですから、テレビで放送された映画の録画とか、ドラマ全シリーズ録画DVD集(東京で一人暮らししている主人の先輩が送って下さったもの)とか、色々置いておいて、みんなで宝物を共有することにしました。

首都に住んでいる奥様が宿舎に来られた時、『今年は紅白のビデオ無いんだって?』って言われました(正確には、去年の紅白?)。そこで私が得意顔で、『私の実家で録画したので良ければ(なぜか謙遜)、ここにありますよ♪』と、もったいつけて出しました。…駐在生活で唯一の威張れる場面だったかも知れません。
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2009年08月28日

託送品まつりの光と影

今回の記事のタイトルは、『駐妻の光と影』(殿堂入りメルマガ『駐在員の妻たち』管理人さんのブログです)のパクリです(厚かましくてすみません)。みんなが大喜びする、『託送品到着』というイベントの影の部分にも、敢えてスポットライトを当ててみます。

私たちの世代はどちらかの親のどちらか、又は両方が元気です。かわいい孫がアフリカに居れば、おじいちゃんおばあちゃんとして色々とプレゼントしたい物を送ってくれそうですね。色んなプレゼントの詰まった箱がもうすぐ通関するって聞くと、ウキウキします。本当にお祭り騒ぎです。

いち早く自宅に持って帰り、開いて中身を確かめ、お菓子なり本なりビデオなりを堪能します。そのウキウキが持続している間に、駐在員同士の交換会も始まり、ウキウキが2倍に増えます。しばらくお祭り騒ぎが続きます。

契約社員さんの中には、『娘の嫁ぎ先が家に送ってくれてた物』が届けられたりする方もおられます。気を利かせて奥様に、『宿舎で全員で食べられるようなもの』を送るように頼んで下さってたりもします(ありがたく頂戴しております)。

そうやってみんなが浮かれている中、日本から託送品を送ってくれる家族が居ない方もおられるそうです。その方は、みんながウキウキしているのを見ないようにして過ごしているのでしょうか?託送品は宿舎にまとめて運びこまれるため、しばらく宿舎にダンボールが積まれているのが目立ちますが…。

喫茶店の雑誌やら紅白のビデオやらをいつも送って下さる元契約社員さんが、その方のためのプレゼントを送って下さっているのだそうです。ただ感じ良さそうな人っていうだけでなく、本当に優しい方みたいですね。私に身内でもないのにそんな事をして下さる方が居たら、ほろりと泣いてしまうかも知れません。

実際は、届く前からウキウキして、届いたら大慌てで持ち帰って、ただ浮かれているだけの子供みたいな私ではありますが。『みんなで見てね』ってテレビで放送されていた映画やドラマを録画したDVDを送って下さる先輩とか、色んな方の善意に駐在員は支えられています。物質的にも、精神的にも。いつもありがとうございます!
ラベル:アフリカ 駐在員
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2009年08月29日

日焼けクリーム

私も主人も日焼けサロンに通う趣味はありません。私はどちらかと言うと美白に興味があります。『日焼け』の時にも触れたお話ですが、日焼け止めクリームはいっぱい用意してきました。紫外線を浴びることを避けることが一番大切だと考えていたからです。

だから、『日焼けし過ぎてヤケド状態になった肌を冷やすクリーム』があることも知りませんでしたし、もちろん持ってませんでした。海水浴をし始めた時だったと思いますが、私も主人も背中が真っ赤でヒリヒリした時に、『何か塗って炎症を抑えたいな』と、思いました。

家の中に、触れてはならないと言われている小さなダンボール箱が2つあります。1つは、元駐在員である主人の先輩の置いて行った荷物。サンダルなど、次に出張に来た時にスグ使えるような物が入っていたそうです。もう1つは、もっと前の駐在員である主人の先輩の置いて行った荷物。その中に、現地製かも知れない謎のクリームが入っていました。

『いい物が入っていたような気がする!』と、主人が取り出していました。ヤシの木の絵が印刷されたプラスチック製透明容器の中に、深緑色のドロッとしたゼリー状のクリームがありました。説明文を読んでみると、日焼けした肌に塗ると良いみたいなことが書いてあります。

まずは主人の背中に塗ってみました。かなり気持ち良いのだそうです。私が塗っても気持ち良かったです。心のどこかに、『1回使ったぐらいじゃバレないだろう』って気持ちもありましたが、あまりの効果に、『正直に話して残り全部下さいって言おう!』と、思うようになりました。主人が先輩にメールを送ると、『全部あげるよ。』とのお返事でした。

冷蔵庫に入れて冷やしておくと、余計に気持ち良く使えます。色んなお店で探してみましたが、州内では売っていませんでした(プールや海で泳ぐ人だって居るはずなのに!)。便利な物が首都では買えるのに地方では買えないっていうのはよくある話。上京した際にスーパーに立ち寄り、日焼けした肌に塗ったらほてりが緩和されるクリーム(正式名称を知りません)をまとめて買っておきました。

多分、日本ではもっと皮膚に塗っても安心そうなものが安く買えそうな気がします。これから熱帯に駐在される方は、原則日焼け止めクリームで防ぐとしても、焼けてしまってから塗るべきクリームも多少は用意しておいた方が良いと思います。現地製と思しき物、妖怪人間みたいな緑色が、ちょっと怖いです…。
ラベル:駐在員
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2009年08月30日

借りパク

私の郷では、『借りパチ』と呼びますが、『借りパク』とは、借りたものをパクること、すなわち、他人から借りている物をいつのまにか自分の物だと思いこんでしまう状態のことを指します。俗語なので知らなくても問題ありません。

本とかCDとか、2〜3回は必ず催促するのですが、どうしても返してくれない子というのが友達の中に何人かいます。『顔を見るたびに返せと言ってくる人』だと思われるぐらいなら、今後の友情継続のために、その子に貸した本なりCDなりは、やった物だと思うことにしてきました。

かなりお気に入りの本の時は、結構悩みました。10回貸しても1回ぐらいしか返してくれない友達のこと、取り返せる見込みはありません。もう誰に借りたのかも忘れている…というか、自分で買ったのだと思っているのかも知れません。私は何度か読み返したいので困ります。結局買い直すことにしたのですが、一度新品を買ったのにもう一度新品を買うと損した気持ち。大事に読み返してきたので綺麗だったのですが…。結局、古本屋で見つけた時に安く買い直しました(買い戻しました?)。当然、アフリカでも読み返しています。

借りた物を、他人の物なのに返さない人の心理が理解出来ないものだと思っていたのですが、結婚してから、わかりました。主人の荷物の中には、ケースのないCDとか、CDのないケースとか、妙な物がありました。『誰かに借りたんだったか、貸したんだったか』忘れた片割れなのだそうです。貸すことにも借りることにも無頓着なので、簡単に忘れてしまうのでしょう。友達の記憶の中では、私が本を貸したシーンを、『貸してた本を返してもらったシーン』ということになっているのだと思います。潔く諦めました。

そんな主人ですが、会社では先輩たちからかわいがられてきました。だから、信頼されていた?出張に行く時に使うための荷物を預けられていました。出張者のスーツケースの中は会社の書類やら駐在員の家族が会社に送ってきた荷物やらに占領されがちで、あまり自分の物を持ち込めないものです。だから、現地に置いておけば便利なはずです。

雨季でバケツをひっくり返したような大雨の中、主人が屋外の仕事をしていた日がありました。履いていた靴は洗濯機に入れられたかのように水浸しで、二度と履けない状態になってしまいました。そのままでは家に帰れないので、『会社の戸棚の中に、俺の出張した時用ダンボールがあるから見ておいてくれ』って言った元駐在員である先輩のサンダルを拝借して帰ってきました。

主人が先輩にサンダルを返すことはないと思います。サンダルをアテにして出張に来られたら先輩がお困りになると思うので、先輩が出張して来る時までには、『草履を勝手に頂きました』って言うようには言っております。手癖が悪くてすみません。この手のタイプの人には、しつこいぐらいに催促するのがちょうど良いぐらいなので、返し忘れている物があれば、何度でも言ってやって下さい。
ラベル:駐在員 アフリカ
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2009年08月31日

四角い枕のカバー

日本から枕を持ってきませんでした。私も主人も枕が替わっても眠れる自信がありましたので。デリケートな方が海外駐在するなら持参すべきだと思います。日本製の枕は世界一の出来栄えのような気がします(アフリカ製もしくはフランス製としか比較してませんが)。

新生活を始めるにあたり、極力初期投資がいらないように、色んな方の協力を得て、色んな物資が我が家に集められていました。その中に枕もありました。新品と思われる立派そうなもの2つと、中古にしか見えない小さめの1つ。

フランス映画にもそういうのが出てきたので間違いないと思ってますが、フランスでは正方形の枕を使うのが普通のようです。旧宗主国がそういう習慣なので、アフリカでもそれに習います。全然習いたくないのですが、国内で入手出来る全ての枕が正方形のようです(仮に首都にマニアックなお店でもあればこの限りではありませんが)。

小さめのがちょっと気持ち悪いので、新品っぽいのを夫婦で使うことにしたところ、枕カバーをつけたいので、重たい思いをして買いに出かけた所は書きました(コブ付き散歩道)。しかし、その日は持ち帰れませんでした。

メインは洋服の仕立て屋さんという感じのお店でしたが、見本として枕カバーが出ていたので入らせて頂くことにしました(犬と一緒に)。『こんなのが欲しいんです。中身じゃなくてカバーの方を。』って言うと、わかってもらえた模様。商品の引き渡しを待っていた所、『これは見本で、こちらの布を使って今から作るから、後日取りに来て下さい』って言われました。

せっかく、注文を聞いてから作り始めるスタイルなのに、何の注文もつけずにお願いしてしまいました。後日、そのことで多少後悔することになりますが、さんざん重たい思いをして歩きまわってきた私は、枕カバーを買えるお店を見つけたことで任務を終えたような気持ちになっていたのでした。

自分の意思は全く尊重されずに異国の知らない街に連れて来られて、言葉もろくに出来ないのに枕カバーを買って来いだなんて、言うことを聞いて成し遂げただけでも偉いと思います!ほとんど全ての商店が『雑貨商』で、入ってみなければ何を扱っているのかわからない発展途上国において、枕カバーなんて高尚な物を売っているお店を見つけるのは大変でした(以上、言い訳)。
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカ駐在の小道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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