2009年11月01日

国際人か日本人か

子供が居ないのに教育を語らせて頂きます。無責任な発言ですが、ご容赦下さい。

日本人学校のあるような国に駐在したことがないので、その様子はよくわかりません。日本企業の駐在員の子弟が生徒のほぼ全員なのかな、と想像しております。友達とは日本語で話して、現地の言葉を外国語として学習するのではないかなと…。

アフリカでも、首都まで来れば日本人の子弟が通うような学校はあります。ただし、日本人の数が揃わないので、アメリカンスクールになります。友達とは英語で話しますが、日本人同士なら日本語で会話出来ます。子供達がお互いの家を行き来するので、家族ぐるみ(少なくともお母さんは必須)のお付き合いになるのでしょう。

そこに通うメリットとは何か?フランス語圏なのに英語が上手になります。日本語の通じる友達が出来ます。日本人会に知り合いが増えます。日本人社会に浸かることになるので、日本の常識を忘れにくくなるでしょう。そして、発展途上国の生活という不便を味わいつつ、日本人社会特有の気遣いを続けることになります。

それが日本人の気質なので仕方ないことだと思いますが、日本人独特の感性を保つことになるので、あまりお子さんが国際化しなくなる可能性もあります。どこに行っても日本人ということです。駐在中もずっと、外国人として過ごすことになります。

そこに通わずに、普通の学校(フランス語圏ではリセ)に通うのも自由です(お金はいりますが)。フランス語圏の場合、フランス語を普段から使いますから生活は便利になるはずです。日本人は滅多に居なくてフランス人が多いのでフランス語会話のネイティブになれます。日本人社会に浸からないので(フランス寄りの)国際人になれます。

日本に帰国してからどんな日本人に育てたいのかをイメージすると答えが出てくると思います。いずれにしても、『帰国子女』と呼ばれますが、日本人学校(…がなかったからアメリカンスクール)に通っていたと言えば、帰国子女仲間から、『僕も私もそうだった』って言われることでしょう。それが駐在員の子弟の多数派だからです。

少数派と呼ばれる帰国子女仲間の中でも、『あったけどそういう学校には通わなかった』って言うと、変わり者扱いされそうなのが、リセなり現地ならではの学校に通っていた子弟です。日本人社会に浸かって来なかったので日本ならではのわかりづらい気遣いにウンザリしてしまうかも知れません。ただ、閉鎖的な日本人という殻の向こう側に居る国際人になるチャンスは手に入れることが出来ます。

駐在の辞令が出た途端、ついて行くか日本に残るかを決めて、ついて行くとしてどこに通わせるのかも考えなければならないのですね。もっとも、あんまりお子さんが小さい場合は、せっかく覚えた外国語の記憶が全部とんでしまうそうなので、駐在している自宅から通いやすい所で構わないような気はします。
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2009年11月02日

自費検診の勧め

これまたご主人の勤務先によります。勤務先が同じでも、時代によっては景気の良し悪しで待遇が違ってきます。妻となって久しい今、夫の勤務先を選ぶ(…深い意味はありません)ことなど出来ないので、与えられた環境で出来る最大のことを考えるほかありません。

例えば主人の勤務先の場合ですと、海外駐在員には、人間ドックに近い丁寧な検診を駐在前と駐在後に費用会社負担で受けさせてもらえます。とてもありがたいことですね。これが、駐在員の家族となると、受けられる検査項目が減ります(…なんで?)。

海外駐在があろうとなかろうと、社員に健康診断を受けさせてくれる企業があります。主人の勤務先もそうです。景気の良い頃は、配偶者にも健康診断を受けさせてくれたものですが、いつのまにか状況が変わってしまったようです。こういう制度は、『あればラッキー』程度に思っておけば良いものであり、なくなっても文句を言うべきではありません。

また、日本ではお住まいの自治体によっては、無料で検診を受けさせてくれる制度というのがあります。歯科検診だったり胃がんだったり婦人科だったり、さまざま。だいたい婦人科の検診はあまり若い人は対象とされておらず、ある程度の年齢になってから、そのお知らせが初めて来ます。

貴女が海外駐在している間に貴女の同級生が婦人科検診を受けていたとしても、わざわざ、『私は受けてきたわよ。』って言わないものです。『どんな検査なの?』って聞かれるのがイヤでしょうから。検査の結果が悪ければ余計に他人に言わないような気がします。

本来なら、受けておいた方が良かったかも知れない検診のお知らせを、海外に住んでいるからとか、会社の景気が悪くなったからとかの理由で、受けられなくなることがあります。日本に居るなら不調を感じてから受診しても大事に至らない可能性はありますが、発展途上国だと厳しいですね(そう簡単に出国できないから)。

『海外駐在しているとお金が貯まる』って神話を疑っても良いかも知れません。赤字覚悟してでも、日本に居る間に健康のために身銭を切ってみることをお勧めします。私自身がアフリカの救急病棟でお世話になった先生が居て、パリ留学経験があるとかいうその腕は信用出来るものでしたが(どこから目線?!)、言葉がろくに通じない国で病院に行くのは不安なものです。
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2009年11月03日

誰でも取り放題の木

海外駐在全般に共通するような、ちょっとボヤけた話を書き続けましたが、アフリカ臭さが抜けてしまったので、久しぶりに私の大好きなトロピカルフルーツのお話を挟んでおこうと思います。私の中ではマンゴーが王様です!人によっては別なフルーツが王様なのだと思いますが。

日本で熱帯の物を入手しようとすると、送料がかかるため、或いは、気候が違うのに国内で育てようとして設備投資がいったりして、かなり高額になりそうです。アフリカだと国内に産地があるので、安く入手出来ます。既存の果物同士を掛け合わせて人工的に作り出したものではなく、太古の昔からずっと自然に出来ていたものでしょうから、都会を離れると勝手に生えています。

外国人駐在員が住むような市街地だと、土地は(そこそこ)きれいに区画して大きな家を建ててお金持ちを住ませるのが最も有効な使い方だと思われているので、おいしいフルーツのなる木が勝手に生えているのは見かけません。近所の家の庭にたわわに実るのはよく見かけますが、今から苗を植えても収穫の頃まで駐在しているとは思えないので指をくわえて見るのみです。

主人が、『嫁さんもマンゴー大好き』って会社でアピールしておくと、遠くから来ている人が、『会社に来る途中で誰でも取り放題の木があるからいっぱい持ってきます!』って言って、本当にいっぱい持ってきてもらえたことがありました。近所なら自分でも取りに行きたかったけど、遠いのだそうです。社内の方がいっぱい取ってもまだ余りあるみたいなので、かなりの量のマンゴーが勝手に生えているのでしょう。羨ましい…。

残念ながらマンゴーの旬は限られていて、乾季の終盤から雨季の初めまでです。マンゴーの入手が難しくなってくる頃は、大雨に冷やされるほどでもない初期の雨季なので気温が下がらず、一番蒸し暑く感じます。マンゴーが終わると雨季たけなわが旬のライチが出てくるので、寂しがる必要はありませんが(産地直送ライチも、かなり美味しいです!)。

お腹に優しいのはパパイヤらしいですが、私が初めて買ってみたパパイヤがはずれパパイヤで、冬瓜みたいな味しかしませんでした。当たりパパイヤは甘くて美味しいのですが、はずれがトラウマになってしまって二度と買う気になりません。下痢しやすいって言われても、見た目よければ必ず美味しいマンゴーが、やっぱり王様です。

なぜか一般的に王様呼ばわりされるのがドリアンらしいですが、私は好きじゃありません。美味しくない以前に強烈に臭いので。遠くまで車を出してもらったことがありますが、ドリアンがたわわに実る木を私でも目につくような所で見つけたことがあります。誰も取らないようで、木の周りには落ちて無残な姿をさらすドリアンが大量にありました。

びわの実のように無臭にして甘酸っぱい物は、本気で競争しなくては取れませんが、ドリアンだと誰でも取れます。ドリアンが好きな人には、熱帯生活をお勧めしたいです。誰も実を取らないからどんどん発芽して木が増えて、ますます周辺がドリアンだらけになりそうです。…臭いですけど。
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2009年11月04日

勘違いおじさんと勘違いおばさん

駐在マダムたちは、『おばちゃん』と呼ばれようが、『おーい』と呼ばれようが、常に誰からも、『奥様』って呼ばれている…気になっております。根拠はないけど、私たちって尊敬されるべき存在…のはず…たぶん

いえ、本当は気付いてます。勘違いって。カタコト程度もフランス語を話せない私ですら、『マダム』と呼ぶ場合にそこまで尊敬の意味をこめないことがあることぐらいは知ってます。もっと勉強してきた先輩マダムたちだって当然ご存知でしょう。

男性駐在員のみなさんはお優しいので、『勘違いするな』って言いません…女性たちには。同性には厳しいようで、度を越えた方には、『勘違いし過ぎ!』って言ってるみたいですね。

『あの店なら俺の名前を出せば全部やっといてくれるから、任せとけ!』って言われた時には、私も必死に笑いをこらえてました。名前を出すとか出さないとかの問題ではなく、お金を出してたら仕事してくれるお店だったはずです。それが商売ですから。

でも、気持ちはわかります。海外で生活するって大変です。現地の人には外国人を尊敬する理由なんてありません。『現地語が全然わからない上にフランス語まで下手くそ!』って笑われています。尊敬されるどころか、馬鹿にされていることは、言葉がわからなくても空気でわかります。

だからこそ、『私はみんなから恐れ多いと敬われていて、尊敬されている存在なんだ!』って思い込むことでバランスを取りたいのです。幸い、言葉がよくわかりませんので、何を言われても、『あら、また誉められたわ。』って勘違いすることも可能です。
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2009年11月05日

経費精算

時代はだんだん便利になっていると実感出来ます。発展途上国でさえ携帯電話は普及しています。外国人駐在員なら持ってて当然でしょう。先進国の子女も携帯電話をアフリカで持ち歩いています。

その昔、携帯電話も普及していなくて電子メールも使われなかった時代、テレックスという伝達手段があったそうです(私は見たことがありません)。文字数が増えると通信費がかさむとかで、ビジネスの世界で略語が流行していたそうです。『ヨロオネ』と言えば、『よろしくお願いいたします』って丁寧に言っていることとみなされたそうです。

主人が入社した頃は、テレックスの名残で略語だけが残っていました。まだ個人宅で電子メールを使う人が少なかった時代、遠距離恋愛中の若いカップルの通信手段は国際電話。彼氏が海外駐在すると大変な時代でした(通信費の問題は電子メールやらスカイプやらで解決出来るようになったとは言え、今も大変は大変ですが)。

当時はまだ私と出会っていなくて、(本人いわく)遠距離恋愛の経験がなかった主人は、そういう意味では青二才だったのでしょう。『アフリカ駐在地から、やたら発信されている会社でもないこの電話番号って何なんでしょうね?』って大きな声で言ってしまっていたのだそうです。のちに奥様となる彼女さん宅への電話だったと思われます(失礼しました…)。

因果応報と言うか何と言うか。時が過ぎて元青二才にもかわいい後輩が出来、先輩として仕事を教える立場になりました。『金券ショップでチケット買ってきた時の旅費精算書の書き方は、俺の真似して覚えろよ。』親切丁寧に教えたつもりでしたが、それがあだになりました。『この欄って、さっき教えてもらった通りに、実際払った額と違う額を書き込むんですよねー』『…あってるけど、もうちょっと小さい声で言ってくれないかな?』

電子メールのない時代の国際電話代の精算をどうしてたのかについては触れてはいけません。相変わらずエアメールの到着率は50%と頼りないですが、電子メールは(電話回線がつながりさえすれば)ほぼ確実に届きます。いい時代です。ところで、アフリカではアナログのダイヤルアップ接続が当たり前なので、重たいメールの送受信だとかなりの電話代がかかります。その電話代は会社の経費で負担してもらっているようですが、あまり触れないで下さいね。
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2009年11月06日

大家さんじゃないです

白人と呼ばれる我々外国人は目立つ存在で、このアフリカの片田舎に到着した日から注目されて噂の種となります。私が来た時もそうだったのでしょうが、外国人の噂が聞こえてきました。

『日本人っぽい顔だけど、絶対に日本人じゃあないだろう。』って言われるアジア人がやってきたようです。なぜ日本人じゃなさそうなのか?それは、日本人は外国語が苦手だから。

最初に見かけた時は、我が家より家賃がずっと高い隣の空き家を現地人に案内されて見に来ているのを、窓から見ていました。日本人の顔をしていますが、動きが日本人らしくありません。オドオドしてませんし、単独行動をとりつつも柔和な応対。そして、現地人と会話がはずんでいる模様。

中国人にしては愛想が良いし?しばらくすると、二人で我が家にやってきました。門番のチェックを通ったようなので、怪しい人ではないようです。門番が私を呼んで説明しました。『この家にパトロンが住み始めた頃の…人が来てます』(←意味のわかる範囲に限定して翻訳)

住み始めた頃のナニカのおじさんは、実に流暢なフランス語で話しかけてきました。『こんにちは、マダム。私はあなたのご主人がこの家を…の時の者です。』『?あなたはベルナルドさんですか?』門番とおじさんが同時に言いました。『ベルナルドさんは先日亡くなりました!』

大家さんが亡くなったのは知ってますが、フランス語の『大家さん』がわかりませんので、私の頭の中では、『大家さん=ベルナルドさん』だったのです。もしかしたら相続した息子さんの名前がベルナルドJrとかいう名前かも知れませんし(違ったみたいですが)。

流暢なフランス語で、『〜(おそらく大家)のベルナルドさんではなくて、私は…です。今日はこちらの日本人女性を〜』って話し出すので、私は話の途中で一緒に居た女性に日本語で言いました。『あの…彼が何て言ってるのか訳して下さいますか?』私がフランス語を全く理解出来ないことにおじさんは驚いた様子でしたが、直接のコミュニケーションを諦めて通訳を頼ることにしたようです。

『こちらは不動産屋さん。そちらが入居する時にお世話したのだそうです。私は今、自分の住む所を探しています。』おじさんは日本語による通訳の横で、にこにこしながらウンウン頷いていました。

『家以外にもこれから生活するに当たって色々探さなくっちゃいけないんです。結構親切な不動産屋さんで、色々世話してくれるんですよ。』『何か忙しそうですね…うちでお茶でも飲んで行く余裕はありませんか?』『このあともっと行かなきゃいけない所があるから…』『ここは住みやすい町ですよ。是非また来て下さいね。』

実際、後日またお会いすることになります。それが良いことだったのかどうか…。
タグ:アフリカ
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2009年11月07日

アフリカで緑茶

煎茶かほうじ茶か玉露か…(よく知らないけど)茶葉によってはかけるお湯の温度も変えるのが正解なのだとか。何かの機会で茶葉を頂くことがあれば、その都度、袋に書いてある説明を読みながら、『ちょっとだけ冷ました熱湯』だの、『60度ぐらいのお湯』だのを入れて飲んでみたものです。…日本では。

海外で新たに茶葉を入手する機会は無いものと思われ、これは持って来なくてはならないと思いました。私が駐在したての時のお土産として日本人駐在員の皆さんに配ったのがお茶のセットでした。ほらほら、懐かしいでしょ?って気持ちの押し付けでした。

しかしまあ、長いこと日本を離れて、それでいて緑茶を飲みたいなどと全く思わないとは想像しておりませんでした。我が家の場合は水やビールを飲むのが好きではないので、水分補給は麦茶(又は炭酸飲料)でしてますが、麦茶がなければ(…耐えられないかも?!)、緑茶を飲みたくなったのかも知れません。

暑いのにお湯をわかすのが、まず面倒(麦茶は昼食を作りながらメイドさんが作ってくれます)。熱い飲み物を飲みたいと思えないぐらい、熱帯は暑いです。たまにお腹を壊した時なんかは温かくて刺激の少ない物を飲みたくなるものですが、そういう時は紅茶を飲みます。紅茶は首都まで出ると美味しい輸入物が何種類も入手出来るらしく、首都在住の社長から頂いたのをありがたく頂戴しています(茶葉の選択肢は減りますが、地方でもひととおりの紅茶は買えます)。

水質とか空気もあるのか?アフリカには緑茶より紅茶がよく似合う気がします。とは言うものの暑いので、基本は冷やした麦茶かペットボトル入り炭酸飲料を飲みますね。麦茶は日本から大量に送ったもので(海外では買えないかも?)、追加購入はしてません。紅茶を飲みたいタイミング(=お腹こわした時など)よりも多めにティーバッグを頂いているので、紅茶を買うこともほとんどありません。

しかしながら、一番もらえる機会が多いのは緑茶かも知れません。契約社員のおじさんたちが、細長い銀色の袋に入った茶葉を時々下さいます。一度、『なんで緑茶なんて持ってるんですか?』って聞いたことがありました。『派遣元の規定で、世界中の日本人駐在員にこういうのを送る決まりになっているから』…熱帯では余るのだそうです。そして、我が家では自分が多めに持ってきたご挨拶用のお茶セットも含めて、緑茶が余っています。

わざわざ不要になるような緑茶を皆さんに配ってしまいました。現地の事情を知らなかったとは言え、ごめんなさーい!と、謝りたいものです。
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2009年11月08日

おあいそ

日本に居る時は極力クレジットカード決済してポイントをかなり貯めていたのに、アフリカの地方都市ではカードを使える場所が一つもないことにガッカリしたものです。いつもニコニコ現金決済ですが、レストランのお会計は私の好きな精算方法です。

旧宗主国がフランスだからフランスのやり方をそっくり真似ているのだそうですが、両手に荷物持った状態でレジに行って財布をガサゴソ探すことを強いられることはありません。そう言えばアフリカの飲食店でレジに近づいたこともありませんね。停電の多い町なのでPOSレジに頼るお店は発電機完備のスーパー1軒を除いて無いものと思われます。

主人の場合は、ジェスチャーでサインを書く真似をします。私は物真似が苦手なのでフランス語で言います。『ラディション(勘定書)シルブプレ(下さい)』って。そうすると、荷物は椅子の上に置いたまま会計出来ます。日本ではレジの前に荷物を置く台を用意しているお店があったりもしますが、それでも財布をかばんの奥の方に入れておく癖のある私は、そこでモタモタするのが嫌でした。

フランスではお茶しただけでなくて料理も頂いたら合わせてチップを支払うのが礼儀…っぽい話を聞いたことがありますが、何か特別なことをしてもらわない限り、アフリカでチップを払った記憶がありません。物価を考えれば飲食代はぼったくりと言えるほど高いので、払う必要もないように思うのですが…自信なくなってきました…誰も払ってないから良しとしておきましょう!

追加注文したくてメニューを持ってきて欲しい時、『メニュー・シルブプレ』って言うのは間違い。なぜかフランス語で『メニュ』って言うと、『コース料理』を意味します。何を食べるか決めたかったのに突然コースが始まったら大変!『カード』や『かるた』と語源が同じと思われる『カルテ』…みたいなスペルで、『カルト』って単語がありますが、女性名詞なので『ラ』を付けて、『ラ・カルト、シルブプレ』って言うのが正解です。

目が合った店員さんに見えるように、メニューを開くという実に簡単なジェスチャーをすれば確実に持ってきてもらえるので、私は言ったことがありませんが。フランス語学習CDの中でもご飯を食べる部分の章は特に繰り返し聴いたのに、使っていないフレーズです。
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2009年11月09日

携帯蚊取り

(アフリカから見た)海外からは、『マラリア流行国』と認識されているようですが、私は罹患したことがありません。どうやら、マラリアを媒介するハマダラ蚊が、市街地には居ないからというのがその理由のようです。首都からレクレーションに来る団体が郊外のキャンプ場に来て罹患して行くようなので、流行地域と言われても仕方ないとは思いますが。

残念ながら、普通の蚊は市街地にいっぱい居ます。不衛生な所には特に多いようにも見えます。刺されてもかゆいだけで済みますが、極力刺されたくないものです。耳無し芳一さながら…とまでは行きませんが、極力虫よけスプレー(日本製の敏感肌用)や虫よけクリーム(現地性の敏感肌用)を使って保護します。…夜間は(地元の蚊は夜行性らしいので)。

それだけでなく、単三とか単四とかの小さな電池で動く、身に付けて歩き回れる携帯蚊取りを2種類持ち込みました。どのメーカーのものにすれば良いのか判断出来ずに2種類にしたのですが、替えのカートリッジを2種類も用意しなくてはならなくなったのですから、やはり1種類に絞るべきだったような気が。

最初のうちはとても効果がありました。夜間レストランに行くと、まず冷房が無いので風のよくあたるテラス部分に座ることになりますが、当然、蚊に狙われます。それが、携帯蚊取りを持っている私の周りだけ弱った蚊がどんどん落下してくるのです。

説明書には、『お知らせランプが光らなくなったら取替え時です』って書いてありました。夜間に外食する時しか使わないので、電池の消耗は少ないはず。なかなか取替え時と言われないのですが、効果はすぐになくなりました。

バカな私は、効果を感じられなくなった理由を、『最近はこの辺の蚊も鍛えられて強くなったんだろう。』と合点しておりました。それで、効果を感じられない携帯蚊取りのスイッチをオンにしながら蚊に刺され続けました。

携帯蚊取りは日本のじめじめした夏に使用されることを想定して作られた商品のはずです。私はアフリカの乾季にやってきました。カートリッジの封を開けた途端、日本では想定されないぐらいのスピードで成分が蒸発してしまったのではないでしょうか。

類似商品を熱帯に持ち込んでいる方には、効果を感じなくなってきたら変な理由を付けて合点せずに、カートリッジを交換してみることをお勧めします。…普通、他人から指摘されなくても気付きますよね。発展途上国では首都ですら売られてませんが、効き始めの頃は本当に持ってきて良かった!って思いましたよ。お勧めの商品です(替えのカートリッジがたくさんいるかも知れませんが)。
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2009年11月10日

アフリカのコーヒー

旧宗主国がフランスだから?そう言えばアフリカ産の豆を日本で取り寄せたりもしてますし?外国人も地元の人も、よくコーヒーを飲むようです。現地産と思われるコーヒーは香りが良くて駐在員には人気。主人が東京で勤めていた頃からお土産に頂いてました。お恥ずかしながら、お湯をかければ溶けるインスタントしか知らなかった私は、全然溶けない粉に首をかしげてしまいました。

コツを教わると、フィルターを使わなければならないのだそうです。残念ながら薄くしか出ないらしく、別の産地の物と混ぜて飲むと美味しいのだとか。これまた勘違いした私は、フィルターの上に溶けないアフリカ産の豆を挽いた粉と日本で売ってるインスタントコーヒーの粉を一緒に入れてからお湯をかけて飲んでいました。豚に真珠状態でした。

フランス人は熱いコーヒーをブラックで飲んでいるのでしょう。外食した時のシメで小さなコーヒーカップに入れて出されるコーヒーには何も入っていません。どちらかと言うとカフェオレが好きな私は『ミルクをちょうだい』って言うのですが、現地の牛乳事情はかなり悪いので、安定品質で安定供給されている、缶入り練乳の使いかけを渡されます。アフリカ生活を満喫したいなら、コーヒーをブラックで飲めるようにしておくべきでした。

現地の人は極度に薄味嗜好のようです。いつもよく行くスーパーの近辺で、コーヒーを飲んでいる人をよく見かけます。泥水遊びで作ったような、薄〜い色の液体で、最初は何を飲んでいるのかわかりませんでした。不純物が浮いているようにも見えて清潔感を感じません。

このコーヒー、カフェがあるとかではなくて、ウロウロ歩き回っているおじさんに現地の人が声を掛けて、おじさんの持ち歩いているコップを受け取ってついでもらい、飲み終わったらそのコップを返すシステムのようです。そして、おじさんはそのコップを洗っている気配はありません。お腹の弱い日本人は参加出来ない衛生状態と思われます。発展途上国では現地の人と同じ物を飲もうとか思わない方が良いと思います。
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2009年11月11日

回し飲みジュース

アフリカの果物は(外れパパイヤを除いて)だいたい美味しいです。この味に日本の土はよっぽどのお金を使わないと追いつけないでしょう。トロピカルフルーツ限定の話ですが…。ジューサーを持ってきたのに作るのが面倒だからって私はパック入り市販品を買って飲んでますが、絞りたてジュースは当然美味しいです。

コーヒーだけでなく手作りジュースでも、洗っている気配のないコップで回し飲みさせて若干の料金を取るという商売があるようです。確実にお腹をこわすと思われるため、自分で試す気はありません。そのジュースの色が果物の汁にしては薄いのです。当然、水(煮沸していないに違いない!)で薄められているのでしょう。水道水は無色透明無臭で、煮沸すれば日本人にさえ飲めるぐらいに清潔ですが、他人の用意した水は信用しないことにしています。

話がジュースから逸れますが、首都の老舗高級ホテルの場合、ボイラーの錆が出てきたまま補修工事をしていないため、水道水が赤く濁っています。臭いはさほど気になりませんが、強いて言うなら鉄臭い?お腹の弱い私がポットで沸かして紅茶を飲むなどしても、深刻にお腹を壊すことはありませんでした。それが気持ち悪いと思う方には、水なりジュースなりのペットボトル入りを買って飲むことをお勧めします。

日本人で、回し飲みジュースを飲んでみた人が居るので感想を聞いてみました。『味は薄かった。お腹の弱い人が飲んだらしばらくピーピーで大変。』もちろん安価で飲めますが、発展途上国での回し飲みを日本人にはお勧めしません。

かなり安価で移動出来る交通手段は乗り合いバスです(乗車する時に行き先を告げて料金交渉してから乗る仕組み)。途中下車して待たせておいて再度乗るとかいうのは反則のはずですが、お腹の弱い日本人はトイレ(山道とは言え道端…)のためにたびたび止めてもらったそうで、到着まで苦労したそうです。情報元は、一緒に飲んで大丈夫だった若き日の主人なので、この情報は確かです!
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2009年11月12日

アフリカのハム

これがまた美味しかったのです。どこで何を買って何を食べれば良いのかわからない状態だった駐在間もない頃、先輩マダムが連れてきて下さった雑貨屋さんが、多分、町で唯一ハムを売っているお店です。

よく言われます。『社長が首都から出張して来る時は、宿舎の和食じゃなくてここで買ったハムでサンドイッチ作ってもらって昼食にするんだって。』って。ハムでも卵でもチーズでも、日本と変わりないクオリティの物が買えそう(なイメージ)な首都在住の方が、連日召し上がるのだから、その美味しさは折り紙付きと言えます。

私も買ってみることにしました。お店の方に、『ハムが欲しい』って言うと、スライスしてもらえる仕組みですが、『どっちにする?』と、選択を迫られます。2種類あるようです。私には違いがわかりません。毎回、何となくで選びます。

味は、日本で売れるぐらいの美味しさでした。賞味期限とかお構いなしに売るお店なので、賞味期限を聞く気はありません。日本で買った主婦向けの本には、『ハムは冷凍しちゃダメです!』って書いてあったはずですが、発展途上国で細かいことは言ってられません。若干風味が落ちるかも知れませんが、買ってすぐ冷凍しておけば、しばらくしてから取り出して食べることが出来ます(食べることが出来るかどうかってのが最重要課題ですから)。

最初のうちは、スライスしてもらいたてハムを買って食べることが出来て、ロースハム(と思われる)事情に全く問題はありませんでした。ところが、連続何日間とかいう停電が起こるようになり、食糧事情がガラッと変わりました。

ハムは、カビ付きバターの入っていた透明な冷蔵ケースに一緒に入っていたものです。カビ事件直後はハムが入っているのを見かけましたが、取り扱いをやめてしまったようです。バターは紙箱の中に入っているのでカビても見苦しくはなりませんが、ラップにくるまれて丸見えのハムが傷んだら、ものすごいビジュアルになりそうです。あまり想像したくありませんが。
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2009年11月13日

アフリカでもハム(気分)

発展途上国に住んでいると、ハムを入手出来ないことはよくあります。買えないなら作れば良いと思います!多分、燻製にするのが正式のやり方でしょうが、民間人の家でそこまで出来ないので、気持ちだけハムを食べている気分になれるような物を作ります。

【必要な材料】
豚バラかたまり肉…500g
A・細かくちぎったローリエ…2枚分
A・塩…小さじ2杯
A・砂糖…小さじ1杯
A・こしょう…小さじ1/2杯
サラダ油…大さじ2杯

【必要な道具】
まな板、包丁、バット2枚、フライパン、1リットルのジュース又は水、通電している冷蔵庫

1) 豚肉に調味料をすり込む。
4つに切った豚肉をバットに載せ、Aをふりかけ、指の腹ですり込む。この上にもう1枚バットを載せ、約1kgの重しを載せて冷蔵保存する。

2) 豚肉の4面を焼く。
フライパンに油を熱し、豚肉の4面をキツネ色に焼き、中まで火を通す。薄く切って器に盛る。

日本で入手出来るものに例えるなら、お歳暮に送られてくるハムのような味で、とても美味しいです。ロースハムを買えないことなんて全然悔しくなくなります。

そうそう、大事なことを書き忘れるところでした!

【必要な時間】
24時間

お暇な時にどうぞ♪ 2)で焼く前に、1晩冷蔵庫で寝かせて下さいね。
タグ:発展途上国
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2009年11月14日

クッキングシート

例えば、魚のホイル焼きを作る時。アルミホイルで材料全体をくるんで焼けば良いのですが、クッキングシートを使う方がレモン汁等かけても変質しなくて済みます。だから、クッキングシートを駐在地に持ってくる価値はあります。

私はアフリカで専業主婦すれば暇で仕方なくなるという計算で、手作りお菓子をたくさん作る気でいました。日本から送った電子レンジには、オーブン機能や、『おまかせケーキ』ボタンや、『おまかせクッキー』ボタンが付いています。クッキーを焼くのにクッキングシートが必要なはずです。

決して安くはないクッキングシートを大人買いしてきました。多少押し潰されても問題なく使えますし、軽いし細長い紙箱(アルミホイルより細め)に入っているので、収納にも困りません。これでどんどんクッキーを焼けば、どんどん消費する…はずでした。

実際にはトースター以外のオーブンを使えないため、クッキーを焼く機会がありませんでした。そんなにホイル焼きばかり作ることもないので滅多に使いません。全然使わないこともないし、アフリカで売ってるのを見かけたことはありません。だから、持って来るべきでなかったとは言いません。

オーブンをいくらでも使える日本に持ち帰ってから使い切ることになるのでしょう。クッキングシートの在庫を見るたびに、『初めての海外駐在って失敗も多いよね!』って思ってしまいます。軽いし省スペースですし、お金を払って買ったものですから、捨てる気にもならないんですよね。

クッキングシート大人買いについては失敗でしたが、現地で使える日本製の持ち物が余った場合は、帰任時に現地に残っている日本人駐在員に買い取ってもらうという方法が考えられます。常識的に考えて、物を入手しづらい仲間の足元を見て高値を付けることは出来ませんし、ドサクサに紛れて絶対にいらないであろう物を押し付けることも出来ません。

ただ、狭い社宅に戻るから荷物は少ない方が良いという帰任者と、日本製の物が入手出来ない所に残る人とがお互いにプラスになる話ですし、残る駐在員に買い取ってもらうという習慣は続けたいものです。いらない物を引き取ってもらうのですから破格の値付けをしておいて、お互いに、『ありがとう』って言えるようにしたいですね。
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2009年11月15日

焼けなくても手作るクッキー

アフリカでさえ、リアルたこ焼きは老若男女に好評でした。そして、国籍を問わず、たこ焼き器で作った甘いお菓子はお子様に好評でした。やはり、たこ焼き器は持って来て大正解でしたね。…とは言うものの、毎回たこ焼き系の手料理しか持って来ないという訳にはいきません。

先進国の駐在員夫人たちは舌が肥えているものと思われ、砂糖とバターと卵を惜しみなく使っただけのクレープなどではごまかしが効きません。そこで私は、幼稚園ママたちの集まりに呼んで頂いた時に、手作りクッキーを持参することにしました。

諸事情が絡み合い、オーブンが使えません。でも、私のやり方ではちょっと停電している間であっても手作りクッキーが作れます。オーブントースターすら使いません。旧宗主国がフランスなので、フランス人が好みそうな食材が輸入されているお陰です。

【必要な道具】
大きなボウル
すりこぎ
クッキングシート又はアルミホイル又はラップ
包丁
まな板

【必要な材料】
クリームチーズ…8p入り三角形のを1つ分
チョコレート…60g
市販のビスケット…50g

1) 砕く
フランス製の美味しいビスケットをボウルの中で粉状になるまですりこぎ等使って砕く。

2) 溶かす
チョコレートとクリームチーズをレンジを使ったり湯煎したりして溶かす。熱帯の場合は常温でもいい感じに溶けるので、長らく放置したあと手の熱だけでも何とかなるかも。

3) 包む
1,2の材料を混ぜてホイル等に包んで海苔巻きを作るようにまとめる。

4) 切る
常温がそんなに暑くない場合は硬くなってくるので、すみやかに切り分ける。

5) 冷やす
冷蔵庫で冷やし固める。持ち込む直前まで冷やしておき、到着後早めに配る。

うまく混ぜないと市販品を砕いて混ぜて固めただけだということがバレそうですが、砕く作業を根気よくすれば、お菓子作り上手だと思ってもらえるはずです。私の場合は、『どうやって作ったの?美味しかったわ!』って言われたので、多分、バレてません。
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2009年11月16日

ピーラー

駐在前から使ってきたのがセラミック製の良質な皮むき器で、何年たっても切れ味が良いです。じゃが芋とかにんじんの皮を早く剥くことが出来ます。これは出国ギリギリまで使ってきたため、スタメン入りしてませんでした。現地調達したピーラーでも問題なく使えたものですが。

切れ味に特に不便を感じませんでしたが、耐久性に問題があったようです。ある朝突然メイドさんが、『マダム、私は皮むき器を壊してしまったので、中国製のを買いました。こっちと交換してもいいですか?』と、自慢気に自前のピーラーを見せてくれました。乱暴に扱ってきた訳じゃないから壊れたならこっちで替えを用意するのに、安いものだし自前で構わないと言ってききません。

実はピーラーはたくさんありました。引越し荷物と共に船便で遅れてやってきたセラミック製の良質の物は、わざわざ新品を買ってきてくれたメイドさんに申し訳なくて出せません。あと、日本で入手した別な新品も持ってきていました。

深夜でも営業している激安ショップの入り口前に、『持ってけ泥棒!』っぽく並べられていた、30円の安物。コレを試しに使ってみると、切れ味が悪くて使い物になりませんでした。こんなので料理しろと言われたらつらいものがありますね。包丁で皮を剥く方がマシです。もちろん、現地製の『叩きつぶすだけの鉄の塊』みたいな切れ味の悪い包丁は論外ですが。

メイドさんは、中国製であることを、『オーダーメイドで職人さんに作ってもらいました』…に相当するぐらい、得意気に言いました。日本ではだいたい何でも日本製ならしっかり出来てそうで、中国製は100円ショップに並んでいる=安物?ってイメージですが、アフリカでは違うみたいです。実際、30円の安物と違って、きちんと仕事してくれました。

発展途上国ではマトモに切れる包丁を探すことが困難ですが、なぜか、マトモに剥けるピーラーは簡単に買えるみたいです。そして、中国製であることが品質の証みたいです。
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2009年11月17日

毛嫌い?

一種の毛嫌いではないかと思っています。アフリカでよく見かけるアフリカ現地の人も、インド人も、日本人も、中国人も、みーんな髪の色は黒ですが(私は入国当初は美容院で染めてもらったこげ茶色でしたが、伸びてきて黒くなりました)。

外国人駐在員夫人という立場では、インド人店主にはよくしてもらっているので(自分で言うのもなんですが、いいお客さんですから)、日本に居る時よりも、インドの『好きな国』度合いみたいなのが上がりました。英語が通じるという安心感もあって、何となく心を半開き出来るのです。

主人はそうではないようで。商売上手な人が多いそうで、ビジネスでもたびたびパートナーになったり競争相手になったりして、苦労するのだそうです。それでも、主人の勤務先の立場は比較的良い方なので、嫌な思いをさせられるばかりではないでしょう。

主人が赴任間もない頃、取引先の人が会社に来ました。ニコニコと愛想よく。『はじめまして、ムッシュ。』口頭では普通に挨拶をしつつ、紙切れを同時にコッソリ渡されたそうです。『I give you money.』袖の下って言うのでしょうか?担当者に裏金を渡してインチキさせてもらおうっていう考えをする人が、主人は大嫌いなのだそうです。

『俺をバカにするな。俺はインド人じゃないんだから、そういうやり方は嫌いだ。正々堂々と見積もり出してビジネスしてくれ。』言ってのけた主人に対して、慌てて助手さんが走り書きメモを見せました。『He is Indian!』相手の国籍がわからないまま特定の国を非難するなんて大人のすることじゃありません。若い助手さんにたしなめられながら、主人は海外駐在員として少しずつ成長してきている…はず。
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2009年11月18日

一種の個性?

昨日の記事。インド人は黒人ではないはずで、なぜ現地人とインド人の見分けがつかないのかと思われます?私も区別がつかないことがあります。いかにもムスリムがしそうな格好(アフリカでは暑そう)をしていれば確信が持てますが、そんなに厳格な宗派ばかりでもないらしく、服装はみなさん普通。日本人よりだいぶ目が大きいのも同じ。

インド人男性の落とし子やその子孫が多く、混血児もたくさん居ます。入籍してくれないらしいので、現地人女性はシングルマザーになって現地人として育てますので、見た目がインド系の顔で生活習慣が現地人という人も珍しくありません。

それで同じ日差しを浴びて日焼けしますから、生粋インド人なのか現地人として育った混血の人なのか、見分けが付きにくいのです。人を何人か使う立場に居てお金持ってそうな人は、生粋である可能性が高いようです。

マイカーやタクシーをあまり使わず、英語をほとんど話さず、目が大きく、日本人離れ級の日焼けをした私のことを、日本人と認識してくれない中国人店主も居ます。日本人には過剰にサービスしてくれる店らしいけど私は日本人だと思われてないので、期限切れしているものを平気で渡されたりします。何となく気分が悪いのでそのお店は使わなくなりました。

単にひいきしてくれない中国人が居たっていうだけの話ですが。駐在をしてから、中国に対する『好きな国』度合いみたいなのが下がりました。そんなこと言ってる日本人は私以外に見かけないので、私が変わっているのでしょう。なんで他の日本人駐在員は日本人だとわかってもらえるのでしょうね?
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2009年11月19日

ナンパされた話

昔、繁華街を美人の先輩達と一緒に歩いていると、何分間隔か?かなりの数、ナンパされました。相手の男性が、『今ダメならせめてポケベルの番号教えて』って言うので(昔すぎ?)、ナンパ慣れしていない私は丁寧に、『すみません、ポケベルは…』持ってないんですって言いかけて立ち止まる私を、先輩の一人が引っ張って行って、慣れた感じでナンパ師を無視しながら先へ先へと進む最前列の先輩のところに連れて行きました。

『先輩ってスゴイですね!こんなにナンパされるなんて!』と、息を切らして小走りしながら賞賛していると、『ナンパなんかされて喜んでちゃダメよ。安く見られたってことなんだから、怒りなさい!!』と、たしなめられました。自分史上、一日にあんなにナンパされた日はほかになく、とても怒る気になりませんでした。アフリカに来るまでは…。

アフリカ国内某ホテルにて、私は夫と共に宿泊していました。ナンパされてない暦何年か?それを結婚指輪をしているせいにしておりましたが、指輪は関係なかったのか?朝早くから仕事のある主人と違ってゆっくり出来る私が一人で朝食ビュッフェを堪能している時に、初対面の宿泊客から声をかけられました。

日本人なら年齢もわかりやすいのですが、インド人かパキスタン人かスリランカ人っぽいおじさんで50代ぐらい?(推定40歳〜70歳)ニヤニヤしながら話しかけてきます。海外なので日本に居る時よりは社交的に、『ボンジュール、ムッシュ(おはようございます)』と、笑顔で答えると、まだ話が続きました。…何かヘン?!

『お嬢さん、朝食ご一緒しませんか?』何の義理があって知らないオッサンと一緒にご飯食べなきゃいけないのでしょう?『ごめんなさい、先にご飯を食べ終えた私の夫が部屋で待ってるから、私も今から戻らないと。』そう答えたら普通、諦めるでしょう?結婚指輪が目に入らぬか?

『ここに泊まってるの?何号室?私の部屋の番号はね…』キモイよー!『私の主人は○○社に勤めている日本人です。ビジネスで忙しいので時間がありません、失礼!』って夫の社名(一応ここでは、水戸黄門の印籠とか、遠山の金さんの桜のいれずみぐらいの威力があるはず)を出しました。社名で全くひるまなかったので、彼は地元の人ではなくて観光客だったのでしょう。

あとをつけられていないか確認しつつ逃げ切りました。いい感じに焼けた肌と下手なフランス語で、私は現地の女の子と間違われたようです。実際、女の子と仲良くする目的で一人で来る外国人のおじさんに、ホイホイ寄ってくる現地の女の子も居るみたいです。外国人みんなお金持ちだから、普段食べられないような贅沢な物も食べさせてくれそうですし。

この国の物価を鑑みて、気持ち悪いおじさんの見積もりでは…私は500円ぐらいでホイホイついて来ると思われたのか?自分史上最低に安く見られました。キーッ!一人怒り狂いました。おっしゃる通り、ナンパなんかされたら怒るべきですとも>先輩。
タグ:アフリカ
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2009年11月20日

流行地域

発展途上国では、日本でメジャーではない病気が流行しています。メジャーだけどそんなにブームでもないのが狂犬病。怖いですね。怖い病気だとみんな知ってますから、野良犬か何かに噛まれてすぐに病院に運び込まれたら助かる見込みがあります。

何やら大流行しているみたいに言われているのがマラリアです。知っている方でこの州の僻地に行って感染して危なかった…という方もおられるので、病気があることを知らなくはないです。ただ、流行しているのが州の僻地なので、市街地に住む私たちとは関係ないかなぁ…と。首都在住の方からは、『マラリアの流行ってる州』呼ばわりされます。そうやって遠まきに見ている首都の人も、日本に帰国すれば、『マラリア流行国から帰国してきた人』呼ばわりされ、しばらく献血出来ませんよ。

以上がこの国ならではの病気…と思っていましたが、それだけではなかったようです。住み慣れてからしばらくして出会った日本人に教えられました。『この州はエイズがとても流行ってるんですよ。知らなかったんですか?』知人に患者だという人が一人も居ないので知りませんでした。

他の娯楽が少ないせい?貞操観念の低い人が多いような気はします。父親不明な子供を育てるシングルマザーも多いですし。不在がちな駐在員の寝室が、門番(妻帯者)とメイド(やはり家庭持ち)の浮気現場として使われた痕跡発見!という事件があったことも聞きました(この場合、何から順に怒るべきなのでしょう?)。

流行しそうな条件が整っているのに、流行地域呼ばわりされているとは夢にも思っていませんでした。もっと流行地域であることをアピールしておいた方が、妙な目的でやってくる気持ち悪いオジサンが来なくていいのかも知れません。

日本人男性がツアーを組んで海外でみっともないことをしてくるという話を聞いた日本人女性が、『同じ日本人として恥ずかしい!』って言いますよね。同じ国籍の人でなくても、そういう目的で入国してくるオジサンを見ると、私も情けない気持ちになります。
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2009年11月21日

ジョーク

アフリカの日本人駐在員の中で最もジョークのセンスが優れているのではないかと言われているのが実は…社長の奥様でした!夫の上司の奥様をお笑い芸人みたいに言うのも気がひけますが、頭の回転の早さ故か、ちょっとしたひとことがウィットに富んでいて面白いです(別にひょうきんキャラってこともないけれど)。

そんなギャグのセンスを見習いたいけどうまくいかない…って悩んでいる駐在員夫人もおられました。一応、ひょうきんキャラ。日本に住んでいる年数よりもアフリカにいる年数の方が長くなってしまったので、冗談の感性が少し日本人離れしてしまったのかも知れません。

私がわがまま言って大量に買った物をお店のおばちゃんたちが包んでくれていた時。ぐるぐる巻きにしたひもの一部をおばあちゃんが押さえていて、それをナタみたいな包丁みたいな刃物でおばちゃんが切ろうとしていました。

おっと!手がすべり、もうちょっとでおばあちゃんの頭に包丁が当たりそうになってしまいました。危なかったー!みんなシーンとしていたところ、その駐在員夫人は言いました。

『あなたダメよ〜♪いくらママが大好きだからって、ナイフで割って2倍に出来るものじゃないんだから☆』おばちゃんとおばあちゃんは笑っていましたが、私は全然笑えませんでした。これってアフリカンジョーク?!他人のギャグにダメ出ししておいて、あの場面でみんなを笑わせられるジョークの例を出してみろって言われても、思い浮かびませんけどね。
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2009年11月22日

発展途上国でポーカー

アフリカにおけるカジノでの代表的な遊びは、ルーレット…だと私は勝手に思っています。地元のカジノではブラックジャックの台がなくなってしまい、本当にルーレットが主体です。それとは別に、ポーカーの台もあります。賭け金の最低額が(ケチな私にとっては)高すぎるため、付き合いで誘われでもしない限り、私は参加しません。

ルールは普通のポーカーと同じような感じですが(ちゃんと説明されたことはないので空気を読んで理解しました)、どうやら二回勝負までしか出来ないようです。気のせいか、店側が負け続けるとディーラーの札が都合いいことになりがちで、何か面白くありません(インチキ出来るほど器用な人を雇っているのかどうかはわかりませんが)。

一回の勝負で動くお金が(ケチな私にとっては)大きいので落ち着けませんが、参加してみると全体的に勝つことが多い気がします。ディーラー1人に対してお客さんが5名まで来ることが出来るテーブルで、5席全部を日本人で占領出来た時です。

フランス人は行儀よく、入場料を支払い、ディーラーにもドリンクボーイにもチップを支払い、私に言われたくないでしょうがケチケチと小さく賭けて、それ故に負けてしまい、コソコソと帰っていきます。悪いお客さんじゃないけど、お店の儲けはそう大きくありません。

日本人は行儀悪く、ガヤガヤとやってきて入場料もチップも一切支払わず、顔パス状態。無計画に大金を賭けて、わかりやすく喜怒哀楽を示します(多分、軽蔑されてます)。ちょっと恥ずかしくなりますが、みんなが払わないので私もチップを払いません。

その延長でドヤドヤとポーカーの席を占領します(5人に足りない時の人数合わせにバクチ嫌いな私が呼ばれるのです)。カードが配られている間も行儀悪く日本語で喋り続けます。そこで、『俺は全部バラバラだ!』『ハートの8が来たらストレートになるぞ!』と、勝てそうな度合いなどを報告しておいて、ディーラーが何を持っていないから勝負に出てしまおう…っぽい計算が出来るようになるという訳です。

多分、ポーカーのルールとしては、手持ちの札が何であるかを報告するのは反則なんじゃないかと思いますが、ディーラーには日本語がわかりませんから、行儀悪い日本人たちが行儀悪く喋っていても阻止出来ないようです。一度、『ほら、こんなんだよ。』って札をみんなに見せたおじさんが居て、その時はさすがにお店の人に叱られていました。何だかお恥ずかしい!
タグ:アフリカ
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2009年11月23日

妻のTバックですと?!

最初に謝っておくべきは、google等で検索して来られた方へ。発展途上国とりわけアフリカの駐在情報以上の何も得られません。毎度すみません。当ブログに色気のある描写は全く無かったはずです。時々出てくる下ネタは、お腹ピーピー系の話(…このへんで引き返されたでしょう)。

次に謝っておくべきは、中南米はコロンビア在住のエスペランサ様。以前書かれたブログ記事のネタ完全パクリです。すみません(…怒って帰らないで下さいね)。

おそらく、こんなブログにリンク貼って下さっているせいなのでしょうが(当ブログはリンクフリーですのでご自由にどうぞ♪)、駐在妻でもないのに、『駐在妻 途上国 最低 帰りたい』という検索フレーズでのアクセスがあった!というお話でした(アクセスした方のお気持ち、よくわかるような気がします)。

そんなことをブログに書いたことはなかったのに、『まるで潜在意識を読まれたかのようだ』…とのことです(笑)。私の場合はその手の潜在意識を持った覚えはありませんし、『妻のTバック』なんて書いた覚えもありません。唯一Tバックのことを書いたのは、生涯独身のママさんの下着の話(派手なTバック)でした。

時々、『妻のTバック』って検索して来る方がおられるので、特定の人が時々私をからかうつもりで繰り返し検索して来るのかと思ってました。が、よくよく調べてみると、毎回違う方のようです。そうやって検索してこんなブログにたどりついてしまったら、まあ2度と来る気にならないでしょうね。

よくわからないけど、検索順位で一度だけ上位を狙いたいなら選ぶフレーズはコレってことみたいですね(多分、過疎フレーズ)。それでいっぱい検索して来られたとしても、内容がこんなだと、今後のアクセスは結局増えませんが。…エッチでもないのに上品でもない話題で失礼しました!(これでは誰も喜びません。)
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2009年11月24日

とことん前向き

まだ国際的に国家と認められているみたいですが、発展途上国の中でもギリギリな感じがします。過去に書いたのは、裁判官を含む公務員の買収がたやすいので司法制度が実質崩壊していることぐらいだったかも知れませんが、他にも根拠は色々あって、統治機構が根本的にダメだと思います。国家でないと海外からの援助が受けられなくなることも多いようなので、言っちゃいけない話みたいですが。

日本人なら自国がここまでひどい状態になれば皆、悲観的になるでしょう。半官半民の電力会社が原油代を一切払う気配がないせいで、火力発電に必要な原油の供給が止まってしまいました。停電地獄の始まり。これを受けて、先進国から来た外国人駐在員一同は、絶望的な気持ちになったものです。

国際的には『世界最貧国の一つ』と呼ばれているらしいので、同情はしてもらえるらしく、救急病院等の電力まで止められると死人が出るから…ということで、その分ぐらいは供給し続けられるのだそうです。絶対にそのお金を支払わないと思いますが、人の命に関わる分だから損得勘定抜きの原油カンパですね。

その後、発電に必要な原油以外の問題も出てきました。発電所の発電機が壊れてしまったのだそうです。統治機構がほとんど機能していない国家の予算なんて無いようなもので、新しい発電機を買うことなんて出来ないでしょう。またまた外国人駐在員一同は憂鬱な気分になったものですが…。

ドイツだったか?先進国が発電機を寄付してくれることになりました。海路はるばる到着し、その貴重な発電機をクレーンで上げている最中、余りの重さに…ドボン!海底に沈みました。祖国でもないのに海外駐在員一同は、このニュースを聞いて絶望感を覚えました。

その時、現地民はどう感じたか?先進国の人のように落ち込んだりはせず、皆さんこう思っていたようです。『じゃあ今度は日本から1台寄付されて来るだろうから、それを待とう!』そんな約束はしたことがないし、だいたい、せっかく貴重な発電機をくれたドイツ(…だったか?)に悪いと思うべきでしょう!と、私は腹を立てました。

自分が落ち込んでいる時に前向き過ぎる人を見ると、羨ましかったり妬ましかったりすることもありますが。自力でどうしようもないようなスケールの大きなトラブルが多発する国では、いちいち落ち込んでいては身が持たないのかも。きっと彼らが異様に前向きなのは、大きなトラブルに慣れてきたせいで、自国で解決出来る見込みの無い時には当然他国が助けてくれる…という過去の先例にも慣れ過ぎたせいなのでしょう。
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2009年11月25日

逃げ道はありますか

生まれ育った気候が違うせいでしょうか?日本人の気質はえてして湿潤なのでカラッと晴れ続きになれません。桜が舞い散るだけで億通りの歌が作れそうな勢いの、繊細な神経を持ち合わせているものです(アフリカの陽気な人たちと比べてみれば…)。

ガラス細工のような傷つきやすい私たちも…外国から見れば、単に『暗い』だけかも知れませんね。こういう生まれながらの気質のようなものを根本的に変えてしまうのは難しいものです。そこは自覚しておいた方が良いでしょう。

全く青空の見えない雨季、いたるところにカビが生え、停電続きで先進国から持ってきた娯楽アイテム(テレビゲームであったり、コンピューターであったり)を使えない日が続いていると、うんざりするものです。既に愚痴を聞いてもらうためのメールも使えなくなってしまったりすれば、はけ口もなくなります(※あまり停電が続くとプロバイダのサーバーコンピューターも落ちるそうです。余りの頼りなさに泣けてしまうのは先進国から来た駐在員だけなのでしょうけど)。

赴任したての時点では、パスポートを預けたまま、なかなか居住者としての長期滞在許可証のようなものが発行されず、下手すればビザの期限が切れてオーバーステイ状態になってしまうかも知れません。インフレ率等の計算を誤って現金が不足する状態が続くなら、出国するための書類が揃ったとしても航空券が買えなくなるかも知れません(※首都にある航空会社まで行けばクレジットカードが使えるとは思います)。

赴任したてでどうしても書類が揃わない時は仕方ないですが、そういう時期を過ぎた時、『帰ろうと思えばいつでも帰れる』状態にしておく方が良いと思います。逃げ場のない状況には違いないのですが、自分が本気で帰りたいと思えば発展途上国から抜け出すことが出来る…そう思うだけでも心の余裕が出来、逃げ道があるというだけでストレスに負けずに済むかも知れません。

『家族は離れて住むものじゃない』っていう価値観と、いつまでたっても慣れないハードな海外生活に、心が押しつぶされそうになることもあるかも知れません。夫の辞令に必ず従ってついて行くということも大切ですが、自分自身の命や心の健康も大切。無理だと思ったら好きな時に帰国してもいい…ような気がする…多分。

次から次へとぶつけられる困難に、毎回全身で立ち向かわなくてはならない訳じゃないってことを、頭の片隅にでも入れておくと良いですね。よけたり逃げたりするのもアリです。要領よく生きていきましょうよ。(自費にならざるを得ませんが)自主的なリフレッシュ帰国休暇の取得、推奨しています。
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2009年11月26日

駐在地でのいじめについて

伝説としては時々聞きます。『○○さんは一世帯駐在員だったから苦労したのだそうだ』っぽい話を。私のように恵まれた駐在妻は珍しいでしょうから、優しい上に頼りになる先輩マダムのような方の居ない海外駐在なんて、想像するだけでも恐ろしい…。日本人の居ない世界で何でも自力で解決していかなくてはならないのは、よく知らないけど大変そうです。

日本人が集まっても、余計に大変になることがあるのだそうです。人間関係というか、いじめの問題ですね。持論(もしかしたらどこかで聞きかじったのかも?)では、『幸せな人は意地悪なんてしない』ものだと思い込んでおります。不幸な人の全員が意地悪という訳ではありませんが、八つ当たりしたくなってしまいがちということは理解頂けると思います。

日本に居るより不便な生活をしている訳ですから、日本で出会う日本人よりも海外駐在中の日本人はストレスを抱えているものと思われます。『私だけはストレス解消法をよく知っているから平気よ!』って新人駐在妻がウキウキしていると、それだけで妬みの対象となり、いじめられる可能性だってあるのです。…ま、男の人にはわからない話かも知れませんが、日本で暮らしたことのある女性ならわかるでしょう。

外国で暮らすということは外国の文化を受け入れるための努力も必要です。それプラス、日本に居る時よりもより高度の気遣いをもって日本人会の皆さんと接する必要があります。社交スキルを上げるチャンスと思って頑張るしかないのかも?

『私の時はもっとひどく苛められてきたんだから、これぐらいしたって構わないわ!』という思想の女性が多いことは否めません。ただ、私の先輩マダムのように、相当ストレスを受けていても誰にも八つ当たりせずにみんなに優しく接することの出来る人もおられます(少数派かも知れませんが)。

なかなか経験することのないような生活をすると、何年もたってから思い出すことが何度もあるでしょう。その時に、『ただでさえ憂鬱な駐在生活だったのに、あの時あの人にあんな意地悪をされた!』と、繰り返し思い出される人になるのは賢明ではありません。『先輩マダムのお陰でつらい状況を何度も乗り越えられたなぁ!』って思い出し方をされるような駐在妻になりたいものですね。

残念ながら、新入りマダムは先輩マダムを選べません(お互い様ですが)。私のように出会い運のいい人ばかりでもないと思います。外国語の勉強も大事、家族の健康管理も大事、異文化を受け入れる努力も必要ですが…日本人社会で嫌われないために常に用心することも大切かも知れません(私は全く用心してませんでしたが)。

ねたまれないようにすること、何か迷惑をかけたら即座にきちんと謝ること、目に見えない『順位』が日本人社会の中で決まっているはずなので、それを無視しないように気を遣うこと。全然気にしてこなかった私が言うのもなんですが、それだけ気にしておけば、いじめの対象にはなりにくいような気がします。

たとえ意地悪な人であろうと、『祖国を離れて面倒な生活を強いられている先輩』であることには違いないのですから、尊敬の念は表明しておいた方が良いでしょうね。脅すようなことを書いてしまってすみません。海外でも国内でも、転勤で引っ越す時は期待と不安でいっぱいになりますよね。そんな感じです。

どうしようもなくなったら、行き詰る前に逃げ出すという選択肢があることも、忘れないで下さいね。皆様の良い出会い運を祈っております。
タグ:駐在妻
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2009年11月27日

強力粉を大人買い

日本の台所では、普通の薄力粉しか在庫しておりませんでした。天婦羅とかシチューとか、小麦粉を使うようなお料理の時に出して使っていました。凝った料理を作りたい人向けの本には、中力粉とか強力粉とかについての説明があると思いますので、読んでみて下さい(ネットで検索しても解説してくれているサイトが見つかりそうですね)。

主人がご飯好きでパンは苦手というので、私はパンを焼く気にはなれませんでした。私はパン好きですが、社宅徒歩圏内にパンを安く買えるお店はいくらでもあったので、そこで買えばいいかなという程度の認識でした。確か、実家で母が時々パンを焼いていたように記憶しております。専用の材料がいろいろ必要なので面倒臭そうだなぁと思って遠巻きに見てました。

たまには薄力粉でも焼けるパンもあるそうですが、強力粉を使うのが普通なのだそうです。事前情報として、『現地で売っているパンはイマイチなので、パン焼き機があると便利』って聞いていたので、私は生まれて初めてのパン作りをアフリカで経験することにしました。日本のホームセンターの特売品で安いのを買えましたので、その説明書を読みながら、必要な材料を用意しました。

強力粉は現地で売ってないと聞いていたので、大量に買って船便で送りました。パンの材料の大半は強力粉と水ですから、結構な量です。強力粉は見かけませんが、現地スーパーでは何種類かの小麦粉を見かけます。おそらく全部薄力粉と思われますが、私は一番高い、『製菓専用』って書いてあるのがお気に入りです。

駐在したての頃に先輩マダムが事前に買って台所に置いておいて下さったもので、日本の薄力粉を使う感じと比べても違和感がなく、現地で普通に買う塩や砂糖と違って小石等の不純物も入っていたことがなくて、安心して使えます。他の小麦粉を試したことはありません。

日本のご家庭にある小麦粉と大差ないように感じる薄力粉…なら現地調達出来ますが、強力粉は現地調達出来ないというお話。…ですが、結果だけ見ると、そんなに強力粉を買っておかなくて良かったとも言えます。長くなってきたので、続きはまた明日。
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2009年11月28日

停電とパン焼き機

停電が続くと冷蔵庫がただの虫除け箱に成り下がりますので、開封後は要冷蔵とされるドライイースト(発展途上国での入手は困難)は、小分けパックが便利です。使いさしは過剰に買い貯めしてきた小さなタッパーに入れて、冷蔵保存です。塩とか砂糖とかバターも製パン材料として欠かせませんが、現地調達出来ます。

朝起きてすぐに焼けたての食パンを食べるためには、寝る前にパン焼き機のタイマーをかけておく必要があります。それが途中に停電するとアウトです。機種によっては停電しても復旧出来る高級パン焼き機もあるそうですが、普通は途中で停電していると今までこねてきたのが水の泡となります。寝の浅い時に停電して、すぐに復旧した場合は、タイマーが作動する前だったからセットボタンを押すだけでパンがいつも通りに焼けるということもあります。夜通し停電するとアウト。

最初は炊飯器の横に(日本製電化製品用電圧のプラグを差込みやすい場所なので)パン焼き機を置いていましたが、アリの大群に見つけられてしまい、タイマーが作動するずっと前にたかられてアウトになったことがありました。それ以降は延長コードを使って置き場所を変えて、アリに見つからないように気をつけるように工夫しました。作動すると高温になるのでアリも近寄れないでしょう。それまでの時間を稼ぐために、毎回、場所を変えました。

水に浸って混ぜられている途中で停電でアウトになった小麦粉(不潔ではない)とか、アリにたかられてアウトになった小麦粉(キタナクないですか?)とかは、メイドさんが『仕方ないので豚のエサにしまーす♪』と、喜んで持って帰ってくれます。

停電が『たまに起こる不運なイベント』だと思われていた頃はそうしていたのですが、通電こそが『たまに起こる幸運のイベント』と思えるようになった頃、私はパン焼き機を使うことを諦めました。何時間も通電し続けないと焼き上げることが出来ないので、発展途上国では朝から焼きたてパンを食べられる可能性が低いのです。
タグ:発展途上国
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2009年11月29日

異臭のする小麦粉

旧宗主国(フランス)から偉い人が来るとかいう日には絶対に停電しないと確約されて電気使い放題(料金は従量制)。そんな日こそパンを焼かねば!と、奥から取り出しました。予定していたよりも消費するペースが遅くなり、在庫過多となってきた強力粉。『?!』ニオイが変でした。

控えめに言うならば、懐かしいにおい。昔住んでいた家の押入れの中のにおい?習字道具のニオイ、酸っぱく湿った臭い、カビ臭い感じ…。虫に見つからないように隠していたせいで、通気性が悪くなって変質してしまったようです。うーん、またメイドさん家の豚のエサになるのか?

パン焼き機の説明書を読み返してみました。『材料となる強力粉は新鮮なものをお使い下さい。異臭のし始めたものは変質していますので、使うと、ふくらみが悪くなることがあります。』どこにも、『お腹こわしますよ』って書いてありませんでした。

しつこく書きますが、アフリカまで来ると容易に強力粉は入手出来ません。また、電気は滅多に来ないのです。なんか…もったいないじゃないですか。発展途上国まで来たことで蓄積した下痢の経験値は、自慢出来るほどになっています。下痢が怖くて駐在妻やってられるか!と、開き直り、カビ臭い強力粉でパンを焼いてみることにしました。

見た目はまあまあ。気温が非常に高い時期だと、はみ出てしまいそうな勢いでパンがふくらみますが、乾季で特に涼しい時期だとおとなしい焼き上がりになります。おとなしい焼き上がりでしたが、ふくらみの足りなさは特に気になりませんでした。

偏見があってはいけないと思い、主人には何も言わずにシレッと出しました。当然、私も同時に食べました。味は美味しかったし、特にコレが原因と思われるような体調不良もありませんでした。物資の入手が容易な所にお住まいの方にまではお勧めしませんが、ヤバそうに見えても大丈夫なことって時々あるってことは知っておいて損しないかも知れません(得もしませんけど?)。
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2009年11月30日

期限切れ食材

発展途上国では商店主が何食わぬ顔で賞味期限の切れた物を売りつけてくることがあります。日本企業の城下町のような所では、日本人だと認識されていると大丈夫みたいですが、私のように日本人に見られない人の場合は、相手を疑うことから始めなくてはなりません。

古い物や傷んだ物をつかまされてキーキー怒ることは何度かありました。とは言うものの、もともと小さなことにはこだわらない主義なので、賞味期限切れでも気にしないことがあります。缶詰ならもともと2〜3年もつことが前提なのかな?と思い、2〜3ヶ月過ぎても問題ないような気がします。2〜3日しかもたないものが2〜3ヶ月過ぎてたらダメだとは思いますが。

駐在してくるまでは、いくらなんでも1年以上の期限切れはダメだと思ってましたが、私を日本から連れてきて下さった一家のお子さんたち(小学生)に言われました。『知ってる?食品って古くても全然平気なんだよ。ウチで使ってるわさびチューブなんて期限1年以上過ぎてるけど、普通に使えるよ。』

正直、百円そこそこで買えるものでそんなことするのが驚きでしたが、暮らしてみてわかりました。わさびは現地で買えないので、日本に居るうちに多めに買い貯めして送ります。その消費量が計算より少なかった場合、在庫が古くなっていきます。日本でなら古い物は捨てても問題なさそうですが、入手出来ない国でそんなバチ当たりなことしていいのか?って思うと、捨てられません。

それが海外駐在員として当たり前の共通認識なのですが、当たり前に認識出来るようになるについれて、日本在住の日本人との感覚が大きくずれていくことになってしまいます。
posted by サウンジャ at 22:50| 発展途上国アフリカでの食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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