2010年01月01日

お正月

明けましておめでとうございます。

若い頃は、365日の中で一番『一人で過ごすと寂しい日』は、12月24日なのだと思っていました。11月から街全体がクリスマスムードを醸し出してくれるので、ありがちな日本の若者のように(あくまでイメージ)、恋人とデートして過ごさないといけないような気がして。

しかし、最も一人だと寂しい日は、お正月かも知れません。キリスト教国と違って日本では、クリスマスだから会社休み…とかにはなりませんし、朝のニュース番組もご飯時の小学生向けアニメ番組も、クリスマスは平常通りです。一人で過ごすことになっても、普通にしていれば良いのです。

お正月が一人の場合、どんな感じなのか。キリスト教国におけるクリスマスのような感じで、1月1日は日本中がお休みムード。会社もお店も閉まってますし、友達も遊んでくれません。テレビも晴れ着姿の芸能人がいつもと違うはしゃぎ方をしている番組ばかりで、見ていても、『なんでこんな物を一人で見てるんだろう』って思ってしまいそう。

だからなのか?駐在員一同が宿舎に集まって新年会を開催します。何日も前から用意しておいたおせち料理…のみならず、当日ギリギリまでかかって主にメイドさんが、形だけお手伝いのパフォーマンスを駐在員夫人がさせて頂いて、『みんなで必死に新年会に参加しています!』ムードを高めます。

広い宿舎が狭く感じられるほど人でいっぱいで気を遣うし、暑い調理場で慣れない料理をして疲れるし、私にとっては気を遣うイベントでした。他の駐在員の皆さんも、この日は完全に絶対参加で、きっと気を遣っておられるのでしょう。それでも、『1月1日に集まる仲間が居るよね』って再認識するのに欠かせない行事です。

普段は全く使わないカラオケ機材を(マメな契約社員さんに出して頂いて)楽しんだり、普段よりよく出るカジノではしゃいだり、準備も大変ですが、『1年で1番大きなイベント』として楽しむことは出来ました。人が多いと疲れますが、そういうみんなで集まるハレの日も必要ですよね。

祝日にわざわざアクセスして頂いたのに、異国情緒のない記事ですみません。今年がみなさんにとって素晴らしい一年となりますように。
タグ:駐在員夫人
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2010年01月02日

得意分野でプレゼント

発展途上国に来るまでは、そういう分野がちょっと得意でした。パソコンとかデジカメとか使って人と違うことをするのが。1年前の情報なんて古過ぎると言われるぐらい、進化の早い分野です。帰国後は、『ただ遅れてる人』に成り下がることは必至。

そんな、時の止まった発展途上国に、先進国からパソコンの得意な私がやってきました。新人駐在員夫人ということは、先進国の最新情報を肌で感じてきたということ。もしかしたら、町で一番新しい人かも知れません。

どうも小さなお子さんのおられる方は、お子さんの写真を使ったオリジナルな物が嬉しいのだそうです。今頃日本ではもしかして当たり前に、各家庭にデジタルフォトフレームとかいう物が飾られているのかも知れませんけど(生で見たことありません)、町では私だけが唯一、お子さんの写真を使って何か作れる人かも知れません。

ちょくちょく楽しいイベントに誘って頂いてましたし、先輩駐在員さんのお子さんの写真は結構撮り貯めていました。暇とデジカメ画像とパソコンとプリンタを活かして、ベストショットを加工してオリジナル冊子を作成し、お子さんたちの誕生日会(日が近いのでまとめて開催されました)で、プレゼントしました。

フランス語の勉強が他の子供達より遅れ気味で苦労しているらしく(ヨーロッパの子供ともアフリカの子供とも全然違う言葉を普段話しているので不利です)、年齢にしては日本語の習得が遅れ気味なのが気になっていました。勉強ばかりで疲れているでしょうけど、日本語も自然に覚えていかないと、帰国してから学校で苦労しそう(何となく)。

私がフランス語の勉強をするために買った、フランスの幼稚園児がフランス語を楽しく覚えるためのイラストたっぷりの本を参照に、『漢数字とアラビア数字を一致させるために、果物の数を数えて同じ物を線でつないでみましょう』…っぽいページも盛り込んでみました(我ながら、暇なマダムです)。

学習ページがお子さんたちにウケたかどうかは微妙ですが(多分、私の自己満足)、お子さんのベストショットを星形で囲んだカラー刷り表紙など、先輩マダムが喜んでくださいました。当事者ではないけど、幼稚園ママさんの中には、『いいなぁ、私もこんなの作りたいわ』って言って下さる方もおられました。

現地の人が喜ぶプレゼントを考えるのは非常に難しいことですが、先進国から来た奥さんの喜ぶ物を作るのは得意みたいです。数少ない特技、パソコンが活かせて良かったです。アフリカでは特技と堂々と言えても、常に先進し続ける日本では、『遅れてる人』…なんでしょうけど。帰国してから猛勉強して遅れを取り返すしかありませんね。日本語の遅れを取り返さないといけない帰国子女と同じ状態?
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2010年01月03日

虫に詳しい(元)女の子

環境の変化が家族に大きなストレスを与えることになるかも知れませんが、家族が環境の変化を楽しめるようになると良いですね。一家の大黒柱が海外駐在の可能性のあるお仕事をしている場合、家族が予想も出来ない環境にさらされることになりますが、そのプラス面にも気付けるようになると良いと思います。

私は徒歩圏に田んぼのあるような郊外で育ちましたが、都会からそこへ引っ越してきた子供の頃の記憶が今も鮮明に残っています。田んぼや竹やぶなど黄緑色の多い景色は、コンクリート色の多い都会とは別世界でした。『絵本に出てきた昔の日本みたい。』

都会で見かける虫って、ゴキブリか蚊かアリぐらいしか居ないじゃないですか。田舎に住んでみると、そのどれにも当てはまらない虫らしきものをたくさん見かけました。子供の好奇心と言うより、専業主婦で時間に余裕のあった母の好奇心のためかも知れません(笑)。引っ越してきてすぐに、図鑑を買ってもらいました。母と一緒に昆虫図鑑を見て、たくさんの虫の名前を覚えました。

お嫁入りして再び、ゴキブリか蚊かアリぐらいしか虫らしい虫を見かけない都会に引っ越しましたが、主人の海外駐在についていくことで、またとんでもない田舎に住むことになりました。そこで主人より私の方が虫に詳しいことがわかりました(田舎育ち自慢?)。

ムカデ(百足と書いてもムカデと読めます)が危険な虫であることは、主人も知っていました。ミミズみたいに長い体に、百まではいかないまでも、たくさんの足の生えた虫です。日本の昔話にも巨大むかでが出てきたので、私は都会に住んでいた頃からその姿を知っていましたが、田舎育ちなために知識は都会の子より深いです。

主人が、『ムカデ!ムカデ!』って騒いでいた時に、私が落ち着いていたことがあります。『あれはゲジよ。』俗にゲジゲジと呼ばれる虫ですが、ムカデみたいに危険ではありません。ムカデは太めの足が均一に生えていますが、ゲジは細い足が、体の中心は長め、先端は短めに生えていることが多いです。ムカデと違って人を攻撃しようとしません。人が近付くと、とんでもない速度で逃げます。

見た目はムカデに負けないぐらいグロテスクなのに、女性である私は慌てることなく、どちらかと言えば懐かしがっています。そんな妻を見て主人は…より一層不気味がりました!『こんな田舎は嫌だ!』って騒ぐより、よっぽどいい奥さんだと思うんですけどね。正月から虫の話ですみません。新年会の準備で宿舎に来た時に、宿舎にゲジが出没したんです。
タグ:海外駐在
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2010年01月04日

昆虫図鑑

生態系が違うみたいです。私が子供の頃に見たような虫…とは違う虫をアフリカでよく見かけます。カバーしていない範囲の虫も、あの図鑑には載っているような気がしました。託送品の中に、使い古しの昆虫図鑑を入れてくれるように、実家に頼みました。

何ヶ月かたって、アフリカに届きました。母の予告通り、『どうしようもないぐらい、汚れている、ボロボロの』図鑑でした。本の虫って言うのか?長らく放置されていた本に挟まっていがちな白いダニも棲みついていました(灼熱のコンテナの中にあっても生きたまま!)。汚らしい図鑑でしたが、ページをめくるごとに、懐かしい記憶が蘇りました。

昆虫図鑑ですが、昆虫でない虫も後ろのページに載っています。体が3つのパーツに分かれていて足が6本…でないものは、虫は虫でも昆虫とは呼べないそうです。クモとかシロアリとかは、後ろの方です。そして、私がウンチクを傾けたムカデもゲジもついでにゴカイも、後ろのページです。見た目も、決して図鑑の表紙になれない程、グロテスクです。

そんな懐かしい図鑑を熟読しましたが、私がわからなかった虫は結局、わからずじまいでした。やっぱり生態系が違うらしく、日本の子供たち用に編纂された昆虫図鑑では、熱帯の虫の詳細まではカバーされていなかったようです。

ええーっと、アフリカでちょくちょく見かける虫で、日本の図鑑に載っていたのは、図鑑を見なくても理解出来ていた…という自慢でした。子供の頃の記憶力ってすごいですね。あの時点でフランス語も勉強していたら、今頃…。言っても仕方ないですけど。
タグ:アフリカ
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2010年01月05日

虫以外の図鑑も

都会から田舎に引っ越してきた経験のある方ならお気づきでしょうが、珍しい物は虫だけではありません。植物も鳥も、珍しい物だらけです。形のバリエーションの多いのが虫だと思うので、昆虫図鑑はどうしようもなくボロボロでした。最初に買った図鑑ということもあって、珍しくて特に使い込まれた感じもあります。

都会から越してきたばかりで昆虫図鑑を買った勢いで、植物図鑑と昆虫図鑑も買いました。植物図鑑もいい感じで傷んでいます。植物って逃げないじゃないですか?だから、ゆっくり観察出来ます。鳥の図鑑は綺麗です。丁寧に使っているというより、空中に逃げてしまう鳥を観察するのは大変で、図鑑と照らし合わせる機会が少なかったのです。

ついでなので、実家には植物も鳥もまとめて図鑑を送ってもらいました。広い庭にたまに舞い降りる鳥の名は?やっぱり載ってませんでした。アフリカと日本の生態系は違うので仕方ないですね。

しばらく、懐かしく図鑑を堪能してきましたが、それらを宿舎の本棚に寄付することにしました。…しようとしていたのですが、先輩駐在員のお子さんが欲しいと言うので、お母さんには、『本当に申し訳ないぐらい汚いですよ!』って断ってから、差し上げました。カブトムシの中で一番強いのがコレ!とか言って、図鑑を見る前から特定の昆虫には詳しかったのですが、知らない虫がいっぱいなので新鮮だったみたいです。

昆虫図鑑ってどんなにボロボロになっても、いつまでも(のべ)何人もの好奇心を満たしてくれますね。男の子さんがおられる家庭には必ず一冊必要だと思います(偏見?)。

植物図鑑を大人になってから見直して、一つ気付いたことがあります。幼稚園で読んだ植物図鑑には絶対に載ってたと言って譲らなかったのが、『コレがタテワリ』って主張する、りんごの実。ちゃんとひらがなで、『たてわり』って書いてありました。りんごの実を縦に切った断面図を載せていただけなのですが、幼くて頑固だった私は、りんごの正式名称がタテワリだと思い込んでいたのでした。いくら母が、『コレはりんごよ。』って言っても聞かなかった私が間違っていたことに、今更ながら気付きました。
タグ:アフリカ
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2010年01月06日

アゲハチョウ

アフリカは日本とは生態系が違います。当然、日本に居ない生物とも出会います。山育ちの私は、トンボとか蝶とか、飛ぶ虫を素手で捕まえることも出来ました(相手とタイミングにもよりますが)。トンボは見かけませんが、蝶は見かけますね。ただ、発展途上国の知らない虫に万一の毒があっては怖いので、手づかみはしません。

虫じゃないけど、テレビで見たことがあります。アフリカに生息する一部のカタツムリには猛毒があって、素手で触ると皮膚から何か有機的な物が神経に入ってきて脳炎になるとか。怖いので、ネバネバ系の生物には触れないのが賢明です。狂犬病も怖いので、哺乳類も避けるべき。結局、知らない国で素手で生物に触るのは避けるのが一番ということになりますが。

私が家の中でその揚羽蝶を見つけた時も、素手で触ろうとは思いませんでした。綺麗でしたが。虫取り網が家にあれば良かったのですが、昆虫採集するほどの昆虫好きでもありません。よく観察して、チャンスがあれば写真を撮って、そして、元気なうちに逃がしてやるのが理想です。

私の定義するその黄金パターンで、写真撮影後、玄関の網戸を開けて逃がしてやった蝶の写真。図鑑で確認したら載っていました。後ろの方のページで、『世界の珍しい昆虫』の例として。『アフリカには、こんな珍しい柄の蝶も居ます』だって!(こっちでは平凡な柄?)

主人の知り合いで虫の好きな方が居て、『是非、アフリカで見つけた虫の画像をどんどん送ってね。』っておっしゃるので、時々会社のパソコンからメールに添付して送っていたそうです。追加として私の蝶の画像も添付してもらいました。…誉めてもらいたくて。

『虫に詳しくない人には珍しい柄かも知れないけど、そういう蝶は居るものです。』と、そっけない返事が来たとのことで、ガックリ来ました。アフリカでは全然珍しくないみたいだけど、日本在住の虫好きな方には、『こんなの見たことない』って言って頂きたかったものです。まぁ、珍しい柄の代表として子供向けの図鑑に載るぐらいですから、よっぽどの定番だったのでしょうが。
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2010年01月07日

新種の名前

メイドさんが本気で怖がるカメレオンを見てはしゃぎ、昆虫を熱心に追いかける私を、門番が呼びつけました。『いいもの見せたげる。』そう言われて本当にいい物があったことはあまりないものですが、その時ばかりは本当にいい物でした。

葉っぱに擬態する昆虫…いくらでも居ますよね、日本にも。でも、アフリカにしか居ないと思われるもので、初めて見るものでした。体長7センチ前後高さ3センチぐらいの帆のような羽を持つバッタで、全身が鮮やかな黄緑色です。バナナの葉の上に載っていると見分けが付きません。門番、でかした。

多分、葉っぱを食べて生きていますね。フンが黄緑色だから。門番が、『また写真撮ったりするんでしょ?何か棒みたいなの使えば捕まえられるかもよ。』って言うので、デジカメと30センチ定規を家に取りに帰りました。飽きるほど撮影しましたが、バックが黄緑色の葉っぱなので、よくわからない写真です。

定規を下から差し出すと、何の抵抗もなく渡ってきてくれました。カメレオンも木の枝なんかを差し出して捕まえるのが一般的です。この国では虫取り網はいらないのかも(売ってるの見たことありません)。定規の上に載った虫を満足顔で眺めていると、よっぽどリラックスしたのか?もりもりもり…と、定規の上にフンをされました。門番に爆笑されてしまいました。

色のコントラストの出来る所に持って行ったりして、また飽きるまで撮影しました。そう言えば、(私にとっては)新種の名前を知りません。『ねぇ?この虫、何て言う名前なの?』この国の人、鳥は鳥だし花は花だし、細かい名前で呼ばない習慣です。『虫。』私が不満そうにしているので、こういい改めました。『バナナの葉っぱ虫!そう、バナナの葉っぱ虫っていう名前なんだよ、アハハ!』…絶対うそ!

仕方ないので、私の心の中では、『バナナの葉バッタ』と呼んでいます。絶対うそだとわかっているのにそのまま従うのが悔しかったから。鉄製の柵で囲まれた庭の中でも、アフリカならではの楽しみ方があります。一応、バッタ及びその糞と接触したプラスティック製定規は、石鹸を付けてよく洗っておきました。多分、大丈夫。
タグ:アフリカ
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2010年01月08日

名付けておいてなんですが

『アフリカって(日本人にとって)珍しい虫がいっぱい居るね♪』と、大はしゃぎの妻のために、主人が得意顔でおみやげを持って帰ってくれました。『会社の中でスゴイの見つけたんだ。捕まえるの大変だったんだから。』

葉っぱに擬態する蛾…もありがちですが、今まで見たことのない柄で、日本には居ないような気がします。それを生け捕りにしてきてくれました。『飛んでごらん。』と、放すと、ちょっと元気がありませんでした。家のカーテンの低い位置に止まりました。

また撮影を楽しみました。飛んでる姿をもっと見たいなぁ…と、カーテンを揺すってみると、元気なく飛びかけて、落ちました。捕まえようとすると、何とか逃げようとするけど、うまく飛べません。…死にかけ?

玄関から高く上げて放してみましたが、ひらひらひら…と、落下。這い出て行きました。私のために持ち帰られたことで、寿命が短くなってしまったようです。悪いことをしました。

その後、ユニークな画像を集めているアメリカ人へのメールに私の虫写真コレクションを添付しました。『葉っぱ系バッタ』とか、『葉っぱ系蛾』とか、私なりに英語で命名しておきました。

多分ですが、英語の名詞の後ろに『y』を付けると、『系』っぽい形容詞の造語に見えるような気がします。バッタも蛾も、名前はリーフィーです。本当の名前は永遠にわからずじまいです。
タグ:アフリカ
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2010年01月09日

プールバーなど

駐在妻というのは、夜は自宅に引きこもっているのが普通みたいです。発展途上国は治安が良いように見えて急に悪化したりしますし。それに、大して面白い物が屋外にある訳でもありません。自宅でテレビゲームでもしていれば機嫌がいいのかも。

私もテレビゲームが嫌いな訳ではありませんが、アフリカまで持って来る気はありませんでした。結婚してから持ってきていなかったというのもあります。主人が家に居るのに嫁さんがゲームしているという状況も嫌いらしく、ゲームする習慣がなくなっていました。

夫たちは接待やら社内の付き合いやらで、夜よく出かけます。その間暇な主婦が自宅でテレビゲームしていても良かった気もします。停電が多くなければの話。ロウソクの灯りの下、紙のパズルゲーム(ナンクロとか)を解くのが正解かも?

カジノには私も付いていきます。ギャンブルは嫌いな方ですが、停電でもエアコンがフル稼働していて、お姫様扱いしてもらえるので居心地が良いからです。よくよく見ると、カジノに女性客は滅多に居ませんね。ちなみに、ディーラーは全員女性です。

食事処でもなく夜に行くお店としては、他にプールバーがあるそうです。ビリヤードの台が置いてあるお店のことを言います。日本がバブル期のはしりの頃に流行ったそうです。通っていた大学の周囲にその名残で安く遊ばせてくれるお店があったため、私もちょっとはビリヤードをしたことがあります。でも、海外では行ったことがありません。

主人がそういう遊びに全く興味がなくて、アフリカに来て会社の方に連れて来て頂き、初めて知ったのだそうです。それなりに楽しんだそうですが、点数計算っぽいことまではマスターせず。私も点数計算が出来ません。2人で行ってもうまく遊べなさそうなのです。

先輩駐在員さんは、仕事がらみでないとあまり夜は外出しないみたいです。小さなお子さんがおられるので、なるべく一緒に過ごしたいということで、夜に出かけるとしたら、ご飯を食べる所になりますね。

主人の場合は事情が違うので、よく夜誘われます。接待以外で誘ってくるのは、単身赴任中の契約社員さんで、ギャンブル好きが多く、カジノがメインとなります。プールバーには滅多に行かないみたいです。多分、この国では主婦がビリヤードする習慣は滅多にないのでしょう。なかなか、『プールバーに通っている』って言う女性に会いません。
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2010年01月10日

ディスコ

昔はクラブのことをディスコと言いました(現役の若者向け解説)。ここでいうクラブとは、体育会系だの文科会系だのと分類されるクラブ活動のことではなく、昔でいうところのディスコのことを言います(バブル以前の若者向け解説)。

日本に点在する繁華街の夜、今風の格好をした若者が集まって、お酒を飲んだり踊ったり、知らない人に声を掛けたり掛けられたりする場所、クラブが開かれています。毎晩かどうかはわかりませんが、ディスコも日本国内にあるそうです。それをディスコと呼ぶ世代の人向け音楽を流してそういう世代のお客さんが集う場所なのだそうです。

純粋に踊りたい人、純粋に踊りながらお酒を飲みたい人…は、少数派なイメージです。知らない人に声を掛けたり掛けられたりするのが一番の目的ではないのかな?と。そう勝手に解釈していたので、私はディスコもクラブも行ったことがありません。声を掛けられに来たつもりなのに誰からも話し掛けられなくてカワイソウ…って遠くから見られるのは悔しいですから。

発展途上国の田舎町にも、ディスコがあるそうです(驚きました)。垢抜けているはずがないので、クラブとは言わないのでしょう。海外から来た男性客一人を接待するために連日主人が夜間出歩いていた時、『今夜はディスコに行きましょう』って話になったそうです。どんな所だったのか、主人に聞いてみました。

『お客さんは少なくて、誰も踊ってなかった。ちょっとお酒を飲んですぐに出た。』…とのことでした。バカンスの時期なら、若い女の子を引っ掛けて仲良くなりたいフランス人のおじさんが、出会いを求めて入っていたのかも?季節に関係あるのかないのかは確かめていませんが、アフリカの地方都市のディスコは、さびれているみたいです。都会に出ると違うのかも知れませんが。
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2010年01月11日

アフリカで接待

アフリカ在住じゃない方を主人が接待するのを、今まで何度も見てきました。宿舎に駐在員の家族も勢ぞろいして日本料理でお迎え。あと、発展途上国にしては高額なレストランで食事。

食べるお店以外のご招待と言えば、夜はカジノ。滅多に勝てませんが、勝つ気のない私でも機嫌よく帰れるぐらい、気分よくサービスが受けられます。冷たいドリンクやおつまみも無料(本当はチップが要るものと思われますが)。

お客さんが少な過ぎてあまり効果がないかも知れませんが、ギャンブルでない店と言えば、ディスコやプールバーまで連れて行くほかありません。効果がなさそうなので、よっぽど長期間連泊するお客さんでないと連れて行かないみたいですが。

先進国なら、隣に綺麗なお姉さんが座ってくれるお店とか、連れて行くだけで『貸し』になるようなお店も多数あると思いますが、アフリカでは、『連れて行きさえすれば大丈夫』という類のお店は見かけません。

誠心誠意、時には、『家族総出で歓迎しています!』って姿も見せて、慣れない外国語でアピールするのみです。『精一杯でこの程度のお店しかない所で、日本人よく頑張ってくれてるなぁ』って、お客さんに思って頂ければ接待は成功。

日本で営業職として接待するよりずっと疲れそうな話ですよね。それでも、アフリカで接待している方が接待疲れ度が低い気がします。言葉が通じないし、警察すら信用出来ない国。頼れるのはこの日本人たちだけ…という状況に居れば、何となく信頼してもらえるような…。

ただ、有給とか主張して穴を開けられるほど人材に余裕がないので、翌朝どんなに疲れていても仕事を休めません。二次会、三次会まである接待が続くと睡眠不足で疲れているように見えます。お疲れ様です。
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2010年01月12日

婚活する上であまり参考にならない話

最近の日本では、適齢期と自覚する独身の方がパートナーを探すことにつながる行為全般を、『婚活』と書いて、『コンカツ』と呼ぶそうです。日本はどうやら、積極的に活動しないことには入籍につながらない時代に入ったようです。その背景にあるのは、不景気で経済力の落ちた男の子が恋愛や結婚について消極的になっていることが考えられるそうです。そういうパワーの無い男の子たちのことを、『草食男子』と呼ぶのがトレンドらしいです。

将来の夢がお嫁さん!と言ってはばからない女の子はいつの時代にもたくさん居ると思いますが、男の子が全体的に消極的になってしまって困ったことになっているそうですね。悪い既婚者の場合、『プロポーズする勇気のない草食男子』を装って独身になりすましたりして、女性の婚活の邪魔をするので注意して下さい。あ、ちょっとはためになる警告でしたね。

私の時代は…なんて言うとオバサンっぽいですが、敢えて言うならば、私の時代は今と違いました。出会って1年たたないうちにプロポーズで、すぐ結婚しました。全く参考にならない話ですが、海外駐在員になるかも知れない男の子にとっては意味のあるエピソードかも知れません。

主人が私と出会ったのは、アフリカへの長期出張から帰国してきて間もない頃。そして、次期アフリカ駐在員と呼ばれていたようです。前任者の帰国まで1年半ぐらいという時期でした。順調に引き継ぎをするなら、その帰国よりも先に駐在を始める必要があります。

その前に結婚しておけば、『20代のうちに結婚しておく』というノルマ的な物は果たせます。『明日から海外駐在に行くから結婚しておいてくれ』…とは唐突に言えるはずがなく、逆算していくと話が自然ととんとん拍子に進んだ訳です。

本物の草食動物のようにおとなしく過ごし、気にいった女の子が居ても思いを告げることもせずに時間だけたって駐在に行くと…国際結婚という高そうなハードルを越えないことには、駐在中は結婚出来ないでしょう。一時帰国中は多忙なので、日本で勤務している間に婚活しないといけないので、海外駐在を控えている男の子には活動の時間が少ないという覚悟をした方が良いかも知れません。

そんなこんなで何かに押し出されるような感じで手早く私たちは結婚しました。その後、徐々に景気が悪くなり、日本人駐在員の数を減らす方向に向いたため、主人は長らく日本で足止めされました。主人にとっては残念な待機期間でしたが、私にとっては良い期間でした。社会人経験の浅いうちに駐在妻をすると苦労も倍だったと思います。若いうちは元気があって良いですが、人生経験のない若者だと人間関係でつまづきがちです。

私の場合は、先輩マダムが超の付く優しい人だったから、相当無礼な若者だったとしてもかわいがって頂けたとは思いますが。私は運が良かったから熱心な活動をせずとも手早く結婚出来て、私は運が良かったので海外駐在中に人間関係ストレスを感じずに済みました…という自慢でした!ほとんど全ての人にとって参考にならない話で失礼しました。
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2010年01月13日

ボトルのお作法

礼儀知らずな私は、大人になってもしばらく知りませんでした。きちんとしたお店に食べに行く時に知っておくべきルール。まだまだ知らないことだらけだけだとは思いますが、その一部だけ知りました。

何らかの飲み物を注文しなくてはならないようです。スープが汁物だから水分はもういらない!なんて言うのは反則みたいです。また、飲み物はボトルで頼まないとボトル入りの水を注文しろとかしつこく言われるみたいです。アフリカだけのルールかも知れませんが、せっかく高いフレッシュオレンジジュースをグラスで頼んでやったのに水なんている訳ないでしょ!気分悪い!って最初は思いました。

発展途上国では気にしなくても良いと思います。開栓するのも恐れ多いような、希少で高級なワインボトルを頼んだ時は、グラス1杯分ぐらい残しておくと気の利く人だと思われます。修行中の料理人が味を覚えるのに使ってもらえそうだからです。先輩の作ったソースの味を覚えようとしても、味見されないために?お客さん用のを出したあとは鍋にすかさず洗剤を入れられたり、料理の修業は厳しいそうです。

私はアルコールが苦手なので、レモネードなどのジュース類をボトルで注文します。2人でボトル1本は飲みきらないのが普通です。お母さんが焼いている屋台の焼き鳥屋を小学生ぐらいの女の子が手伝っていたりするので、帰る前に呼んで、『コレあげる』ってジュースの残った瓶を渡したりします。レモネードが小学生好みの味かどうかはわかりませんが、結構甘いと思うし、何だか喜んでもらえるみたいなので、私も嬉しくなります。

以上のことは、義務ではありません。最低限、ボトルは注文しないとしつこく言われて気分悪くなるとは思いますが。料金があまりに高くてそのわりに…って納得いかないお店だった時は、飲み残したジュースの入った瓶を自分で持って帰ったりします(首都の高級レストランではご法度かも?)。自宅で残りを飲んだあと、その瓶をメイドさんにあげると喜ばれます。
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2010年01月14日

自宅でジュース

本来、先進国からやって来た駐在員夫人なら、果物をジューサーにかけて自宅でフレッシュジュースを作るべきなのかも知れません(…そう聞いていたので、ジューサーを買って送っておきましたが)。意外に美味しいジュースがいくらでも買えるので、私は買って済ませる派です。美味しくて1リットル100円ぐらいなら安い?

発展途上国の物価の安さを無視した私の金払いの良さが、メイドさんの主婦としての感覚を刺激していたようです。『今日はマダムにいいものを持ってきました。この国、便利で安いものがあるんです。見ていて下さい!』駄菓子屋さんで売ってたような、水で溶くジュースの素でした。

『あのっ、私、水道水は飲めないからね!』しつこいほどクドクドと主張し続けているポイントですが、メイドさんには聞き飽きられたようです。『はいはい、わかってますとも。』手作り豆腐を漬けておく水も、買ってきたミネラルウォーターですから。慣れた手つきでミネラルウォーターの入ったペットボトルを開け、ジュースを溶いてくれました。

思ったまんまでしたが…駄菓子屋さんで売ってたような、安い味がしました。『ね?ちゃんとジュースでしょ?コレが1包み10円で1リットル出来るんです。今日は私からプレゼントします。安いのでお代は結構です。マダムの買ってるジュースよりずっと安いんです。』『いいことを教えてくれてありがとう。』

主人にも飲んでもらいましたが、『まずくて飲みたくない味』…とのことでした。義理堅く、粉状のジュースを少しずつ買ってみて一人で味を試しました(主人は嫌がるので)。オレンジジュースは美味しいのがいくらでも買える環境だとまずさが際立ちます。私の味覚では、レモンスカッシュっぽいシトロン系の粉ジュースはギリギリセーフでした。

たまに溶いて使い、『ジュースの在庫がなくなったらいつでも使えるように出しているのよ』っぽいアピールとして、ジュース在庫を入れてある冷蔵庫の中の、かなり目立つ所にシトロン系粉ジュースの袋を置くことにしました。安いのは確かですが、せっかく物価の安いアフリカに来たのだから、普通の値段で美味しい物を飲むのが普通の感覚のような気もします。…せっかく教えてくれたメイドさんにそんな反抗的な意見は出来ませんが。
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2010年01月15日

地層の見える山

昼間に接待する時にお客様をご案内すべきスポットの一つが、(日本人の間での)通称、『アフリカのグランドキャニオン』です。州の中にある数少ない見せ場の一つです。わざわざこんな物を見るために飛行機を乗り継いでこんな州に来るような人は居ないと思います。それもあって、乾季でも道がひどく悪く、四駆を運転の上手な人が乗ってやっとこさ、来られます。

私は一度だけ来たことがあります。主人たちが本業で多忙な時に医師団の接待をしなくてはならなくて、役には立たないけど、『参加することで存在意義をアピール出来る』チャンスだと思い、先輩駐在員さんの車に便乗させて頂きました。

本物の、アメリカのグランドキャニオンも見たことがあるのですが…規模が違い過ぎます。あんな感じで、縞模様の地層があらわになった山が見える場所があります。でも、山と言うか丘と言うか、ずっと小規模な物がちょこっとあるだけです。美しいと言えなくもない眺めですが。

道路が全く整備されておらず、観光名所でもありません。知る人ぞ知る、風光明媚な場所…と呼べば大げさすぎ。当然、『ヤスイヨ〜』と、みやげ物を売りつけてくる人も皆無ですし、トイレも喫茶店もありません。そもそも、道が悪いことが特に問題です。

1時間以上かけて悪路を運転し、『ほらっ、すごい眺めでしょ?』ってアピールして、こちらの頑張りは見せることが出来たはずです。現地到着後は単に縞模様が見えるだけで、『しばらく接待よろしく』って交代する人(店員さんなど)も居ません。『のど渇いてませんか?お水ありますよ!』『いい写真に収めますのでシャッター押させて下さい』…みたいな感じで、接待し続けます。

往復に時間がかかるので、ご案内出来る時間を(埋める)浪費してしまうことに、残念ながら、なってしまいますね。何日も滞在するお客さんが居る時には、『使える場所』です。もともと、案内出来る場所が少ないので、このように時間のかかる場所は(ノルマ達成しやすくておトク)遺憾ながらお勧め!です。
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2010年01月16日

最上級だらけ

アフリカのグランドキャニオンと呼ばれる縞模様の見える山は、その道では世界一と言われるグランドキャニオンの次に美しい!と、言われています。あまりその手の山に興味がなかったので、類似の山を全く知りませんが、もうちょっと美しいものがあっても良いような気がします。別になくてもいいけど…。

『ここは本当に世界で一番美しく太陽を見られる場所』と、現地の人が口々に言っている場所もあります。海外に行ったことのある人なんてほとんど居ないのに、世界中の太陽を見たことがあるの?根拠が怪しいですが、まぁ眺めは良いですね。太陽を眺めるスポットを探す趣味もなかったので、これ以上の所があるのかないのかは知りません。

あと、日本では、『世界最貧国の一つ』と、紹介されているようです。たまに日本でテレビを見ていて、『貧しい国で生活するのは大変そうだな〜』って思うこともありましたが、その、最上級?実際に住んでみて思うことは、『テレビで見たり話に聞いたりする国は、もっともっと貧しかったはずだ』…ということ。

幼稚園はもちろん、小学校にも通わせてもらってなさそうな子供が、賃金をもらって働いているのを見かけます。物乞いになったり盗人になったりする道を選ばず、労働すれば対価を受け取れるということを学ぶのは良いことだと私は思います。

先進国の人たちは、『子供に労働させてはならない。させられている発展途上国の子供はカワイソウ』って言うみたいですが、私の見た感じ、子供たちに悲壮感はありません。大人と同じような顔で、働く楽しさを知っているように見えます。

テレビで見た、『最貧国』という称号が付いているのかどうだか知らないけど貧しそうな国の子たちは、家が貧乏、国が貧乏、ゆえに病気になっても治療されず、多くが子供のうちに死んでいく…という世界でした。そんな国があることぐらい知っているだろうに、なんでこんなに余裕のある国まで『最貧国』なんだろう?と、疑問に思います。
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2010年01月17日

捨てない生活

発展途上国での物資現地調達は難しいものです。たいていの駐在妻はリサーチしてそういう情報は仕入れているものです。どのように手を打つか?ですが、事前に日本から大量に送っておくのが普通でしょう。私も色んな物資を大人買いしてまとめて送ったりしました。

現地で買えなくもない食品を包むラップ。噂を超越するクオリティの低さでした。一応、日本から10本ほど船便で送りましたが、私はラップにあまり頼らない生活を目指してみることにしました。

お皿に載せた食材をレンジでチンする時にかぶせるラップ…は、もったいないので、100円ショップでそれ専用のプラスティック製フタをサイズを色々揃えて購入しておきました。繰り返し使えます。

こま切れ肉なんて入手出来ない環境で、半身になった豚を見ながら、『ココの部分ちょうだい』って言って切り分けてもらう生活です。骨のついた肉を持ち帰りメイドさんに渡し、出刃包丁で使いやすいサイズのブロックに切り分けてもらいます。それを小分けして冷凍保存しますが、ラップではなく、繰り返し洗う、ジッパーの付いた袋に入れてもらいます。

この袋、初めて見たメイドさんは、『日本人はなんて便利な物を贅沢に使うんだ!』って驚いたようで、使用済みの物を持ち帰ったようなのです。1袋減っています。私もたまには洗い物をします。そして、私の洗ったジッパーの付いた中古袋が干してあるのを見て何かを悟ったようです。以後、ちゃんと洗って再利用出来るようにしてくれました。

それはありがたいことですが、ぺらぺらに薄いラップもそうすべき物だと思っているらしいです。なんか期待されているみたいなので、中古ラップを使ってみます。お陰で日本で持ってきたラップはなかなか減らず、追加購入する必要はないようです。
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2010年01月18日

エコ

現在海外駐在中の方は、日本での流行語に興味ないかも知れませんね。帰国すればセレブ妻から一転、一般人復帰する準備として、多少は情報を仕入れておくことをお勧めします。流行語大賞にはなってないようですが、『エコ』という言葉が流行っているみたいです。昔流行った『省エネ』みたいな感じで、政府が率先して流行らせている模様です。

環境に配慮し、もったいない精神を持って、物を捨てずに大切に使いましょうというキャンペーンみたいなものです。環境に配慮した家電を買った人には、(その金額に応じて?)『エコポイント』という権利が付与されるそうです。『景気対策貢献度』ではなく、『環境に優しい製品をひいきしたご褒美』なのだとか。

現代の日本風に言うならば、ラップを消費せずに繰り返し洗って使う行為は、『エコ』と呼べるでしょう。駐在中の家で使う光熱費は会社負担です。ラップは自費。会社負担の水道代を使って洗い流すことによって自己負担のラップ代をセーブ出来ます。その部分だけ注目すると、『エコ』というより、『エゴ』(わがまま)なのかも?

たぶん、日本政府の推奨している『エコ』は、『エコロジー』(環境)のことであって、露骨に『エコノミー』(経済性)を意味しているのではないと思われます。『お金いっぱい使って納税してちょうだい!』って言うより、『環境に配慮している企業さんを支援してあげて!』って言う方が、いい政治家っぽく聞こえますし。
タグ:海外駐在
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2010年01月19日

ボックスティッシュ

先日、『ラップ、そんなに買わなくても良いのでは?』っぽいことを書いてしまいましたが、今回は、『ボックスティッシュだって、そんなに買わなくても良いのでは?』って書いてしまいます。

このブログを始めたばかりの頃は、『色んなメーカーさんが、広告載せて下さいよ〜』っぽくスポンサーを名乗り出てくれたりして♪と、淡い期待を抱いていました。だから、最初は、ラップのメーカーさんとかティッシュのメーカーさんとかに、遠慮していたのです。ところが、そんな濡れ手で粟っぽい儲け話は全く来ませんでした。誘って下さらなかったので、遠慮なんてもうしません!

もともと住んでいた社宅が、少々不便な所にありまして。都会だから、近所のスーパーに駐車場がなかったり、あっても90分で2000円以上の買い物をしないと使えなかったり(2000円もノルマがあれば、全然お買い得でもない物を買わざるを得なくなる)、車での買い物には向かないエリアでした。

大物でなければ徒歩でスーパーに買い物に行ったものですが、歩くには遠いんです。生鮮食料品は欠かせませんから、頻繁に買いますよね。そうすると、ボクスティッシュとかトイレットペーパーとか、かさばる物を買うと両手がふさがって帰りが大変。…なので、ボックスティッシュを買うのは嫌だったんです(背に腹を変えられないからトイレットペーパーは仕方なくかかえて帰りました)。

駅前に出れば、ポケットティッシュをたくさん無料でもらえました。持って帰りやすいサイズで助かりました。それを使うようにしていたので、ボックスティッシュが減らなかったのです。駐在前の私がボックスティッシュをあまり買わずに済んだのは、ポケットティッシュ配りバイトの人たちのお陰です。

さて、発展途上国で無料で清潔なティッシュが配布されるとは夢でも思えません。むしろ、清潔なティッシュが町中から欠品して消えてしまう心配の方が現実的です。ポケットティッシュがもらえないなら現地でボックスティッシュを買うしかないなぁ…と、思いましたが、私より先に現地入りした主人から相場を聞いて驚きました。日本の倍以上の値段で、とても買う気になりません。

それで、あんなに買うのが嫌だったボックスティッシュを大量に買出しして船便で送ることにしたのでした。でも、私がポケットティッシュを使っていたような感覚で湯水のように使ってしまうと、あっという間になくなりそう。そうなれば、日本の倍以上の値段のを買うしかありませんが。

冷静になってみれば、ティッシュっていらないんですよね(あーあ、これでティッシュのメーカーさんは永遠にスポンサーになってくれなさそう!)。温暖ないし猛暑という気候で、風邪をひきません。花粉らしきものも飛んでいないようで、鼻水も出ません。幸い、鼻血も出ませんから鼻栓も不要です。

それ以外にティッシュが必要な場面ってありますか?汚い物をつかまないといけない時?手づかみしてからあとで手を洗えば良いのです。液体をこぼした時?台拭きか雑巾で拭けば良いでしょう。日本にお住まいの方も、試してみて下さい。繰り返し洗って使える物で、消耗品の代用が出来る機会は多いですから。
タグ:発展途上国
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2010年01月20日

砥石

私は包丁の切れ味が悪くなって困るということがないようです。若い頃、飲食店でアルバイトしていて、そこの先輩が教えてくれました。包丁の切れ味が悪くなると、瀬戸物の裏側の高台の部分を刃でこすってやると良いのだそうです。言われたとおりにすると、切れ味が復活しているような気がしました。ところが、そういう小手先のテクニックでは、文字通り、『はがたたない』事態にアフリカでは陥りました。

魚を三枚におろす訳でもないのに出刃包丁を所有している私ですが、これはアフリカでは大活躍です。骨のついた状態で買ってきた肉をメイドさんに調理しやすくさばいてもらいますが、ぶった切るのに出刃包丁が役立ちます。

現地でも、クトー(フランス語で、『包丁』の意)と呼ばれる刃物らしき物は売っています。が、『ままごと用のおもちゃか?!』と疑ってしまうほど、全然切れないものばかりです。なぜあれが包丁の形をしているのか不思議で仕方ないものですが…オノとかナタの小型版として叩き割るための道具なのかも知れません。それが調理する上で全然役立たないので、現地の道具に慣れていたはずのメイドさんも出刃包丁愛用者です。

最初のうちは、メイドさんは私がなぜ包丁を何種類も使い分けているのか知らなかったようです。いかにも頼りないルックスの柳刃(刺身)包丁や果物ナイフは難を逃れたようですが…。

普通の包丁が発展途上国の洗礼とも言うべき受難を受けてしまいました。現地のクトーのような使い方でもって、普通の日本製包丁で豚のあばら骨を叩き割ろうとしたのでしょう。あっと言う間に歯ブラシのようにでこぼこに刃こぼれしてしまいました。

契約社員さんが宿舎で砥石を使っているのを見つけました。私には使い方がよくわかりませんが、大きな黒っぽい石に水をかけて、その上で包丁の刃を前後させるようです。『私の包丁もお願いしていいですか?』と、強引にお願いしてしまいました。

徐々にメイドさんも、切れ味の良い包丁は、力を入れたり重力をかけたりせずに、単に引くだけで物が切れるということを理解してくれたようですが、最初は傷み方がひどかったです。それをなめらかにして頂きました。

その欠け方には驚かれました。『サウンジャ、一体、何を切ったらこうなるんだ?!』豚の骨です♪驚かれたというより非難されたというニュアンスでしたが、『ここまでするのも大変だったんだぞ!』って言いながらも、綺麗に研いで頂きました。瀬戸物の高台ではどうにもならないレベルの刃こぼれでも、砥石ならなんとかなるみたいです。
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2010年01月21日

所変われば研ぎ方変わる

偏見ですが、中華料理ってまずい物がほとんどないように思います。辛すぎて食べきれないってのはありますが(四川風の麻婆豆腐とか)、どれも美味しいです。かなりの偏見ですが、中国人は舌が肥えていて、まずい物を食べることにガマン出来ないのではないかと…。

(私の行く範囲で)どこの国に行っても中華料理屋を見かけるのは、美味しい物好きな中国人の皆さんが、『この土地に求める味がないなら自分で好きな料理を作ろう!』と、お店を開くせいではないかと思います。※もともと中国人の世界に占める割合が多いせいで見かけがちなだけという説もありますが。

私の(包丁が?)お世話になっている料理好きな契約社員さんは、得意分野は日本料理みたいですが、カルパッチョとか国境を越えたお料理も美味しく作って下さいます。いつもの駐在地だけでなく、(アフリカ)国内の別の地方都市にも会社が拠点を置くことになった時、滞在する宿が決まったら、そこの厨房に彼は入っていったのだそうです。

そして、自分の好きな料理を現地人シェフに徹底的に教え込んだのだそうです。なるほど、そのホテルで出されるお料理はいずれも美味しかったです。『ここのお料理は美味しいですね!』って言うと、得意気に、『全部俺が一から教えてやったからな♪』っておっしゃっていました。面倒臭いお客さんかも知れませんけど、他の宿泊客にもお料理が好評みたいですし、教えてもらうメリットの方が多いでしょう?

気をよくしたおじさんは、『そうだ、見せてもらうといいよ。』と、ホテルのママさんに私を厨房に連れて行かせました(やっぱり面倒臭い客か?)。現地語で、『包丁研ぐの見せてやれ』って言ったみたいです。ママさんが、初めて見る道具を包丁と一緒に出してくれました。

鉄製の、左手で握るように出来ているらしい、小さな刀みたいな道具。その、刃にあたる部分(直径3センチ程度の円柱形で根元にツバとツカがついている)にママさんは包丁の刃を擦りあわせました。しのぎを削るような感じで、西洋では包丁を研ぐのだそうです。砥石ほどは減らないみたいなので、便利かも知れません。持ち上げながら使うと両腕が疲れそうですが。

…と、色んな研ぎ方を見せて頂きましたが、私は瀬戸物の裏側を使うばかりです。和風の砥石も、洋風の刀みたいな形のも持っていません。仮に持っていたとしても、使わない気がします。

頻繁には使わないものって奥にしまいこんでしまいますよね。奥にしまいこむことで、ますます使わなくなってしまいます。実は、結婚する時に電化製品をまとめ買いすると、電動の包丁研ぎ機を電気屋さんで頂きました。最近引っ張り出して調べてみると…一度も使わないまま、サビて動かなくなっていました。せっかくのプレゼントなのに、すみません…。
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2010年01月22日

鯛を頂いた

私には魚を三枚におろすという技術がありませんでした。日本では主婦として炊事もこなしていましたが、魚は切り身を買っていました。家庭科の授業でも、魚のさばき方なんて習わなかった気がします。ちゃんと自炊していても必要ない技術…でした。アフリカに来るまでは。

主人が、何らかのコネで大きなタイを頂いてきました。お食い初めの写真に写っていた大きなタイよりも大きかったです。全皿百円のお寿司屋さんに行った時ぐらいしか食べない食材ですが、多分、鯛は高いんですよね。あんまり滅茶苦茶なさばき方してはいけない気がします。

アフリカ駐在が決まってから引っ越すまでの期間が短くて、荷造りはやっつけ気味にしていました。持っている本はひととおり送りました。その中に、新聞屋さんが毎月くれるカラーの冊子も入っていて、凝った料理をする人向けの特集があったのです。その中に、魚のおろし方が書いてありました(若い主婦向けの簡単な料理本では切り身を買ってくることが前提なので書いてありません)。

そうそう、料理の得意な契約社員さんが時々お刺身を披露して下さってました。頭部と背びれと尻尾はそのまま真ん中の魚の骨らしい形の骨とつながった状態で、表側と裏側の肉をゴッソリ取って、裏側が透けるような状態にするのが正しいさばき方のようです。ピチピチ感を漂わせるために尻尾の下に爪楊枝を入れていて、躍動感溢れる素晴らしい出来栄えでした。

見た感じ、そう難しいとは思わず、私も気軽にチャレンジすることにしました。難しいと思わなかったのが良かったのかも知れません。実は(初めての人にはとても)難しいのですが、駐在妻という立場上、こういうのを頂いたら料理しない訳にはいきませんから。

精神的な敷居が低かったのは結構ですが、写真入りのおろし方解説本を持っていたのが良かったと思います。何度も料理好きのおじさんに見せてもらってきたけど、まな板からはみ出る巨大な鯛を前にして、いざさばいて見ろって言われたら、何から始めたら良いのかわからず、途方にくれてしまいそうです。

初心者ならではの悪戦苦闘ぶりは日を改めて書きますが、これから発展途上国もしくは、魚の切り身が当たり前に売られていない国に行かれる方、今時入手しづらそうですが、さばき方の解説本を持ち込むことをお勧めします。メイドさんを雇える身分なら、メイドさんがさばき方を教えてくれるかも知れませんが(保証は出来ません)。
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2010年01月23日

おさかなですもの

何度も何度も実演して頂いたから知ってまーす!頭部を出刃包丁でぶった切って身と切り離し(その下の魚らしい形の骨は、とんでもなく硬いのでちぎれる心配ご無用です)、それから身の下に刺身包丁をスルーっと入れて身を綺麗に取り出すのです!おじさんは毎回簡単にさばいていました。

都合の良いことに、解説本は鯛をさばいている写真入りでした。私の持っているタイの方が大きいぐらいですが、小さいのをチマチマさばくよりは、大きい方がわかりやすそう。前向きに受け止めました。アフリカでこんな立派なタイを食べることが出来るなんて、贅沢な話ですから。貴重な経験をさせて頂いていることにも感謝!

頭部をぶった切るのは力仕事でした。おなか部分は内臓ばかりでにがいので取り出して捨てます。哺乳類ほどではないけど、内臓ってグロテスクですね…文句を言ってはいけません!黙々とかき出します。途中で壁にぶち当たりました。エラのあたりから引っ張り出すと、勢いよく色んな臓器っぽい物がくっついて出てきました。なんだか顔の裏側の筋肉みたいなものまで…。アレは哺乳類レベルのグロさでした。ちょっとめげました。

一生懸命格闘していて気付いたのですが、台所がウロコだらけです。そう、魚には鱗がついているものらしいのです。切り身ばっかり触ってきたから忘れていました。うろこを食べる習慣は無いし、全部捨てて、食べる身と混ざらないようにしたいものですね。そう言えば…と、思い出しました。

主婦向けの月刊誌で家事のコツなど書いてある本は、実家に居た時に母が読み終えた物を何となく見ていたので、ちょっと古い情報も頭に入っております。『魚のうろこの取り方のコツ』って載ってましたね。野菜の皮をむくためのピーラーで一気に逆向きにはがしてしまえばいいとか何とか。うろこの付いた魚をさばくのは今回が初めてで、忘れてましたが。

どうやっても、まな板の上だけにはおさまらず、流し台から台所の床から、あちこちに跳んだウロコだらけになってしまいました。さばく前に庭でウロコ全部をはがしてから室内に持ち込むべきだったかも。生臭いのが飛び散って、またアリを召集してしまいそうです。もうアリには慣れましたけど。
タグ:アフリカ
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2010年01月24日

刺身とアラ

魚の背骨部分、『魚』という漢字のなりたち図解…っぽい絵になりそうな形の、魚らしい骨のことですが、その骨ギリギリの所に尻尾側から刺身包丁を入れてスルーッと頭部に向かって身を切り離す様子を、私は何度も見せて頂いてました。

魚を三枚におろした経験のある方なら想像出来るでしょうが、初心者の私がスルーッと簡単におろせたはずがありません。まず、刺身包丁が簡単には骨ギリギリのスタート地点に入りませんでした。尻尾に対して垂直方向に出刃包丁を入れて、スタートラインを確保しました。

今度こそスルーッ…っていかないんですよね。魚の身もさばかれるためについている訳じゃないらしく(よく考えたら当たり前?)、なんか言うことを聞いてくれないんです。力を入れないとつっかかります。あんまり力を入れて勢いよく飛び出したら手を切りそうで怖いですし。

頭部まで到達した時には、せっかくの鯛の身がためらい傷だらけになってしまいました。表面はボロボロです。周囲には食べたら美味しいに違いないタイの身のかけらがいっぱいあります。包丁の切れ味のせいにする気はありませんでした。かなり高度の技術を要する行為だったはずです。

おじさんが綺麗に三枚におろした魚を見て、いつもみなさんおっしゃってました。『あーあ、こんなにしたら猫が怒るぞ。』って。頭部と尻尾と背びれだけの残った、魚らしい骨には、食べられそうな部分なんて残ってないじゃないかってこと。最上級の誉め言葉だったみたいです。

そういう訳で、ネコちゃん大喜びのさばき方をしてしまった初心者の私ですが、残骸をそのまま猫に寄付する訳にはいきません。ボロボロになりながらも、猫が喜ばない程度にかき出しました。『刺身として使える身』と『申し訳ないからあとからかき出して集めた身』とを比較すると、刺身部分は3分の1以下という悲しい結果に。

アラだって美味しい鯛には違いないのですから、全部お料理に活かしましたけど。せっかくまるごとのタイだったのに、もったいない食べ方をしてしまって、やっぱり申し訳なかったです。でも、まるごと料理上手な契約社員さんに持ってって、『三枚におろしてから私に返して下さい』って言うよりは、駐在妻としての誠意を見せた(←誰に?)つもりなんです。

とても他人には見せられないさばき方でしたが、主人には激戦の結果を伝えました。『ちゃんと取れた身はこれだけ。で、アラになったのがこっち。全部ありがたく頂くからね。』あんなに大きかったタイから、これだけしか刺身が取れないのか?と、驚かれました。私も自分で驚きましたからねぇ。ほんと、三枚におろすのって難しいんですってば。
タグ:駐在妻
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2010年01月25日

刺身にはならず

とっても貴重な鯛ですが、一尾しかない物を私一人が頂いてさばいた訳ではありません。仮に一尾しかなかったなら、宿舎用として持ち帰った物を料理上手なおじさんに代表してさばいて頂くことになったでしょう。たくさん頂いたらしく、各駐在員家庭に配られただけに終わらず、宿舎には何尾も届いたそうです。

宿舎では、タイづくしメニューが振舞われました。何度も注意されたのは、尻尾を持ち上げて綺麗に盛られた鯛が二種類あることです。一つはお刺身としてそのままわさび醤油で頂くためのもの。もう一つは(当然鱗を取ったあとの)皮がついたままなので、それは湯引きして食べるようにとのことでした。

二人世帯ではお刺身だらけで食べ飽きるだろうから覚えておくといいよ、と、振舞われたタイのカルパッチョのレシピも教えて頂きました。とんでもなく大量の醤油を使うみたいです。特に鮮度の怪しい物でもこうすれば生で安全に食べられる(かも)とのことでした。

こうやって宿舎で久しぶりの鯛をたくさん生食し尽しました。なので、主人は言いました。『そもそも冷凍されていたものだし、ちょっと日も経ってるし、生も食べ飽きたし、家では火を通して食べた方がいいと思う。』って。私が三枚におろすのに(熱帯の常温で)格闘していた時間も長いですし、生で食べない意見に大賛成です。
タグ:駐在員
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2010年01月26日

鯛と素麺

私が自力でおろしたタイのお刺身を生で頂くことを躊躇している主人は、『タイならしゃぶしゃぶをしても豪華で美味しそう!』と、主張しました。タイのエキスの染みこむおじやも美味しいかも知れません。宿舎で鯛の湯引きは食べましたが、そのお汁は頂けませんでした。

しかしながら、私は主張しました。『鯛は素麺と合うのよ!』そんな贅沢なそうめんなんて食べたことありませんが、自信がありました。私がタイをさばくのに参考にした冊子で、さばき方の次に載っていたのが、鯛の素麺レシピだったのです。贅沢品で、お祝いの席とか特別な時に出すものなのだそうです(日本の一部地域に独特の料理らしい)。

使い慣れていない食材で創作料理するのは一種の賭けになりますが、正々堂々と本に書いてあるのなら、鯛とそうめんは相性が良いに違いありません。魚介類の場合、産地によって味が違うことが多いですが、アフリカで獲れたらしいタイは、日本で食べてきたものより美味しい気がします。シンプルな味の素麺と合わせれば、より美味しさもひきたつことでしょう。

だから、タイのそうめんは絶対に美味しく出来るはずだから私にまかせてちょうだい!と、主人に主張しました。主人は、『なんかいい予感がしない』って反対しましたが。熱帯の常温放置時間が長過ぎたとは言え、ギリギリ大丈夫そうなお刺身をきちんと加熱。日本から船便で大量に送っておいたいつものそうめん。不安要素なんてありません。私は主人の反対意見を無視することにしました。
タグ:アフリカ
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2010年01月27日

麺の常識

統計をとっている訳ではありませんが、読者の大半は主婦だと想像して書いております(主婦の目線のブログなので、共感しやすいのではないかと)。なので、みなさんは料理の基本ぐらいご存知でしょう。

芋とか人参とか、土の中にあるべき野菜は、水から茹でることが出来ます。カレーとかシチューとか野菜を煮込むようなメニューの場合は、いもやらにんじんやらを鍋の中で炒めてからそのまま水を足して煮込むと良いのだそうです(結婚する前から一人暮らしして自炊もしていたという主人に教えてもらいました)。

ほうれん草とか白菜とか、土の上にあるべき野菜は、水から茹でてはいけません。お湯が沸騰してからでないと入れてはいけないのだそうです。又、麺類も水からではなく、お湯が沸騰してから入れなければいけません。他人の失敗談から学習した私は、その手の失敗を自分でしたことがありません(自慢…か?)。

だから、素麺をゆがくことには自信がありました。主人は得体の知れない不安を抱いていたそうですが、そうめんぐらい私はゆがける気でいました。私は一人の時に麺類を茹でることがほとんどありません。何らかの事情で主人と一緒にご飯を食べることが出来ない場合、麺類でない物を作って一人で食べてきました。二人で麺類を食べる時は、いつも主人がゆでてくれました。お恥ずかしながら、私はアフリカに来るまで素麺をゆがいたことがなかったようです。

麺の基本にのっとり、お湯が沸いてからそうめんを入れ、アルデンテっぽい茹で具合になってから麺をあげて水でしめました。ミネラルウォーターで作った氷で冷やします。しっかり冷えたらのびないような気がします。そのそうめんと、熱を通した鯛のコラボレーションで、鯛麺は美味しく出来上がるはず…。

レシピ本には、そうめんを冷水でしめたら湯を用意してタイに火を通すように書いてありました。書いてある通りにすれば良かったのですが、私は横着してしまいました。『お湯ならここにあるじゃない。』そうめんをゆがいたあとの茹で汁の中に鯛を泳がせ、更にそのお湯にしょうゆ味を付けて、『タイ入りにゅうめん』を完成させてみたつもりでした。

『微妙に美味しくない!?』その理由がしばらくわかりませんでした。そうめんを茹でたあとの汁は白濁しています。アクなのか何なのか知りませんが(知ってたら使わなかったでしょう)、余計なものが茹でる段階で落とされていたようです。それを捨てずにタイに染みこませ、更には味をつけて素麺を入れたために、麺の中にも余計な何かが戻ってしまったようです。

鯛をさばく所以外に何ら難しいコツのない献立でした。味の失敗は、茹で汁の再利用にあったものと思われます。『そうめんを茹でた汁を料理に使ってはいけない』ってことを私は学習しましたが、その後、タイを頂く機会もなかったため鯛麺でリベンジすることは出来ませんでした。また、普通の素麺はやっぱり主人がゆでてくれます。学習の成果を発揮する機会がありませんが、また大きなタイを頂く機会があれば、必ずや、美味しい鯛麺を作ります!…お待ちしております。
タグ:アフリカ
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2010年01月28日

乾麺

おそらくベテラン主婦から見れば相当世間知らずだったのでしょうが、私は人並みにものごとを知っている主婦のつもりでした。常識的と思われる知識量をもってして買い物出来る範囲の物を買って送るのがせいいっぱいで、物資の欠乏した発展途上国で駐在して不便な思いをするのは仕方ないのだと…。

1玉百円もしないうどんを買ってきて、冷蔵庫で冷やしていたものです。日本のスーパーなら置いてない所は無いように思います(地域にもよるのかも?)。アフリカではうどんを売っているのを見かけません。うどんを食べる習慣が現地ではないからです。私は自分で製麺したことがないけど、薄力粉ではなくて強力粉を使っているという話は聞いたことがあります。国内に強力粉は存在しないという噂も聞いており(確かに、売っているのを全く見かけません)、パンを自作するために大量の強力粉を送っております。

そんな環境なので、うどんを駐在中に食べることは諦めていました。でも、料理上手な契約社員さんは食べさせてくれました。食べてみるとうどん。要冷蔵の生物をアフリカまで空輸することなんて出来ないでしょう?どういうこと?

宿舎の台所の裏側で見せて頂きました。すごく熱い上に量が多いから、庭の洗い場を使うのが良いのだそうです。茹でたうどんを洗っていました。絶対に洗わないといけないのだそうです(たぶん、私が取り除くことに失敗したアクか何か余計なものを落とすため)。

冷蔵庫が停電しないという環境では1玉百円もしない生のうどんを買うのが当たり前だったので気付かなかったのですが、日本のスーパーのどこかに、乾麺と呼ばれる、パスタとか素麺みたいにカラカラに乾いたうどんも、普通に売られているのだそうです。

珍しがる(=ありがたがる?)私に、貴重な乾麺を分けて下さいました。それをありがたがりながら頂きつつ、実家に、『こんな感じでカリカリに固まってて常温保存出来るうどんを大量に買って送って下さい』…と、メールを送りました。正方形の透明の袋に入っている要冷蔵のものだけがうどんではなかったんだ!と、アフリカまできて嬉しい発見をしたものでした。
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2010年01月29日

そうめんと冷麦

我が家では、駐在前から夏にはそうめんを大量に食べる習慣がありました。主人が麺類好きらしく、積極的にゆがいてくれました(一回ぐらい自分でやっていれば、鯛麺の失敗もなかったものと思われますが)。エアコン代が惜しくて滅多に冷房を使わない家庭なりの、涼しい習慣です。

一応、雨季と乾季の違いはありますが、アフリカは常夏の国、年中暑いと言えます(乾季も半袖ですが、その時期の暑さはだいぶマシです)。メイドさんの居る平日及び土曜日は昼食を作ってもらうので、だいたい(現地調達出来る材料限定の)普通の献立になりますが、日曜日は時々主人がそうめんを茹でてくれます。

日本では山芋をおろしたり、うずらの生卵を入れたりして楽しめました。発展途上国では生卵を食べるなと言われており、おなかの弱い私にはそんな冒険は出来ません(おなかの丈夫な主人は、鶏の卵を素麺の時だけ生で食べています)。あと、山芋は入手出来ません。素人が手を出すと毒に当たりそうなキャッサバとかいう芋っぽい食べ物が怖いので、芋系の食材探しは怖いので自制します。

アレコレ恐れていると、めんつゆと錦糸卵(日本のスーパーで長期保存出来るタイプのも売ってるみたいですが、私は卵焼き器に卵液…に片栗粉少量を混ぜておくと破れにくい…を流してその都度作ります)ぐらいしか楽しめなさげですね。あまりに寂しいので、生の細ネギのみじん切りで自分で塩素消毒したもの(大量に用意して冷凍保存したものを小出しに使う)で彩りよく頂きます。

主人の実家が、『お中元の時期の終わりにデパートで高級贈答品が安売りされてたわよ!』って送って下さった素麺は最高に美味しかったです。添付のめんつゆも高級なお味でした。せっかく日本に住んでいながら粗食に慣れてしまっていたのか、『そうめんなんて夏なら百円ショップで買えるわよ。』って、安いのを何度も大量に買って送っていました。それでも美味しいのですが…デパートのとは味が違います。

ところで、百円ショップでも一丁前に、そうめんレパートリーがありました。同じぐらいに見えるけど、『そうめん』か、『冷麦』かを選べます。違いがよくわからないので、両方送ることにしました。太さが違うだけなのだから、素麺に統一しておけば良かったような気がします。

麺の太さが違うと、茹で時間も違ってきます。『普段は2パック茹でるけど、今日はそんなにおなかすいてないから1パック半だけ茹でよう!』なんて思って時に余りが出来てしまいがち。それで茹で時間の違うものを混ぜると…タイマーを何度も鳴らすことになり、面倒です(主人のしてくれることではありますが)。

暑い国に引っ越す方、特に停電が頻繁に起こってエアコンを使わない生活になる予感のする方には、素麺もしくはひやむぎのどちらかに統一したものをまとまった量、持ち込むことをオススメしておきます。個人的には、茹で時間の短くて済む細いそうめんの方が便利そうで特にお勧め。そうめんとひやむぎの味の違いはわかりません。高級な素麺と百円のそうめんの味が違うのはわかります。

【追伸】
日本時間2月9日(火曜日)午前2時〜12時まで、Seesaaブログがメンテナンス予定で、当ブログの閲覧が出来なくなるそうです。ご不便かけますが、よろしくお含みおき下さい。
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2010年01月30日

めんつゆに習ったこと

日本では二人暮らしで主婦としての余裕がありました。特に私はドレッシングとか麺つゆとかは買わない主義でした。特にドレッシングなんかは2人で使いきる前に味に飽きそうですし、自分で『調合』して作る方が美味しいし、安上がりです。

めんつゆについては、主人が頻繁にそうめんをゆがくことで、常時冷蔵庫に入れておくことにしました。鍋に基本的な和食の調味料を入れて火にかければいつでも作れるはずですが、主人はそういう部分は手作りしたくないのだそうです。

あまりに準備の悪い状態で、必要な物資よりも先に私が到着して駐在生活を始めてしまいました。慈悲深い先輩マダムがそんな私のために色んな生活必需品を分けて下さいました。和食を作るための調味料は現地調達出来ず、日本から送っておいたものを消耗しながらのサバイバルゲームです。日本の10倍以上の価値があると思います。

みりんは、ミネラルウォーターの入っていたペットボトルの空き瓶にメイドさんが『milline』と書いた物に入れて分けて下さいました。船便引越し荷物が到着するまで十分にもつ量でした。『ごめんね、めんつゆは分けてあげられないのよ。』そうめんを美味しく頂けるアフリカで家族4人お住まいですからね。『平気です、私、めんつゆ自分で作れますから。』

おそらく先輩マダムは心の中で首をかしげておられたことでしょう。さんざん、めんつゆを大量に持って来るように言っておられました。普通の主婦並みの繊細さがあれば、最初に高級麺つゆ(高級おそばとかに添付されているようなイメージ)でも手荷物として持ち込んで、ご挨拶代わりに手渡しするぐらいのことが出来たはずなのに。

魚を煮付けたり、和風の料理をするのに麺つゆは便利です。プロの考えたバランスで和風調味料がうまく混ざっているので、味を調えることなくスピーディーに和食を作ることが出来ます。そういうテクニックがあることは、主婦向け雑誌の愛読者であった私は知っていました。でも、なんか手抜き=悪い主婦ってイメージがあって、そういう贅沢はしちゃいけない気がしていたのです。

誰でも元気さえあれば、限られた材料を使って料理を作ることが出来ます。発展途上国の駐在妻は暇もありますから、作る時間に困る心配もありません。ただ、元気のない時でも料理を用意する義務があります。コンビニや出前のない国なので、病気になった主婦の逃げ場がないのです。

立っているのもつらいような時、めんつゆ等の便利食材を駆使すれば、短時間にパパッと美味しい料理を用意出来ます。絶対に病気しないという自信があるなら別ですが、今まで『主婦が手抜きして!』って見下していた物を大量に買い込んで、有事に備えておくべきだったのでした。
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2010年01月31日

ドレッシング不要説

別に議論を戦わせる場がある訳ではありませんが、発展途上国に野菜サラダ用ドレッシングなんて持ってこなくていいと私は主張します(何でも買いそろえられる日本に居るのにドレッシングは自作する人でした)。駐在してから、『あー、アレも持って来れば良かった〜!』って後悔して、慌てて実家に泣きついて送ってもらったこと数知れず…ですが、ドレッシングは欲しいと思ったことがありません。

産業としての農業は存在しているようです。野菜なんてわざわざ輸入していないように見えます。でも、ビニールハウスで野菜育ててるのは見たことがありません。一年中が夏ですから、ハウスに閉じ込めて温める必要はないとは思いますが。

人参とかたまねぎとか、必要最低限の野菜は年中売ってます。年中とれるのでしょう。サニーレタスっぽいものを見かける時期は短いです。日本でも『夏野菜』『冬野菜』と呼んでいる物の値段が季節によって変動していますが、年中買えますよね?でも、アフリカではレタスが買えない時期というのがあるようです(この時点で、野菜サラダに依存する気が失せます)。

あと、発展途上国では葉物の野菜を煮沸又は自分で塩素消毒しない場合、高確率で当たります(例え高級ホテルの中であっても)。宿舎ではキュウリにマヨネーズやお酢をかけたものを出してもらえますが、これもよく当たります。食べ物に当たっても語呂合わせっぽくカジノ運がよくなるとかいう効果はありません。

生野菜を食べようと思うと塩素で洗うしかないのですが、ヒラヒラした野菜をくまなく洗うのって結構面倒です。それに、ヒラヒラした野菜の産地から駐在地が遠いらしく、一年中、そんなにいい状態のは来ません。野菜サラダを食べたい欲求も下がります。野菜サラダを食べない結果、それ用のドレッシングは必要なくなります。

もともと私は野菜サラダを毎日食べなきゃ落ち着かない!って人ではなかったから大丈夫ですが。どうしても野菜サラダを食べないけどレタスが年中入手出来ない国に来てしまった駐在妻さんなら…温野菜サラダなんてどうでしょうね?キャベツを柔らかく茹でて、マヨネーズとケチャップ(日本からチューブ入りのを持ち込んでおくと安心)を混ぜたソース(オーロラソースと呼びます)をかけても、一応サラダです!
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