2010年05月03日

お庭ランチ

駐在員家庭2世帯体制。よく言われます。『ちょうどいい』って。人間関係での気遣いって人が3人以上になると難易度が上がりますが、マダム2人だと普通に接しているだけで大丈夫です。特に私の先輩マダムは人格者なので、3人体制でも4人体制でも大丈夫そうな方ではありますが…。

ご主人が出張中なんて時は、家族総出でディナーをご一緒してみたりしました。家事の大半をメイドさんに任せている間におうちでジュースを飲んだりしながらくつろいだりもしました。お誕生日会に呼んで頂いてケーキを食べたこともありました。半分(以上)義務ですが、宿舎で夕食をみんなで食べた日もありました。

退去が近付いて食材のストックをやめる頃、『うちの庭でのランチっていいものなのよ。』と、昼食に呼んで頂きました。乾季は雨が降らないので天気は当然晴れでした。大きな道に面しているおうちで、海がよく見えます。時々不審な現地人が進入しているのが発見されたりというデメリットもありますが、自宅の芝生で海を見下ろしながらくつろげる生活もいいものだと思いました。

我が家は、舗装されていない入り組んだ道の突き当たりにあって、防犯上の効果はありますが、眺望は隣の家と向かいの家しかありません。庭も虫とかヘビとか出るので、じっくり座ってご飯食べたい気分にはならない所です。その分、網戸の内側のテラスに置いたテーブルセットでくつろぐのですが…。

ご実家から送ってもらったという『チヂミの素』(そんなのあるんですね!)、アフリカでは貴重品に当たります。それを使って先輩マダム自ら作ったというチヂミ、(○○の素を使った料理を褒めるのもなんですが…)美味しかったです!あと、子供たちも大好きなかにグラタンとかコロッケとか、私も大好きで、好物だらけの大満足のランチでした。

我が家のようにテラスでくつろぐ派の駐在員家庭では、重たいテーブルセットをテラスに出しっぱなしにしておいても大丈夫です。雨季でも屋根があるので一応濡れないことになっております。実際は雨漏りがひどくて、メイドさんが濡れないポイントまでずらしてくれましたが…。

先輩マダムの所みたいにお庭の芝生で食事する派の場合は、もうちょっと軽い、アウトドア用テーブルを使うことになりますね。私は自宅でどう過ごすかなんて全く考えずに準備してました。私が到着する直前に二人で住む家が決まったという連絡が入りましたが、どんな家か確認してませんでした。

眺望の良い庭でくつろぎたい方ならアウトドア用テーブルセットを持って行けば役立ちそうですし、そうしたい旨をご主人に伝えておけば、家探しの基準として考慮してくれるでしょう。私は安全な場所にある自宅を気にいってましたが、芝生で海を見下ろせるおうちに住むのもいいものかも知れないなぁ…と、遅ればせながら思ったのでした。
タグ:駐在員
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2010年05月05日

どうでも良かった発言

皆様薄々お気づきのこととは存じますが、私は嘘つきです。虚言癖レベルになると人間関係を形成するに当たって障害となりそうですが、人間関係を円滑するために嘘を付くことは多いです。駐在員の社会は狭いので、一人一人が人間関係を円滑にするための努力をはらうべきだと思っています。

男女の産み分けについて。実はどうでもいいと思っています。そういうことは創造する方だけがたしなむゲームなのではないかと。出産経験のある女性にはよく聞かれますが。『男の子と女の子、どっちが欲しい?』って。

『興味ない話ですし、あなたと関係ありません。』…と、答えたことはありません。聞いてきた方が1人目女の子さん、2人目男の子さんを出産されていれば、『そりゃあ、一姫二太郎がベストですよね♪』って答えます。

1人目男の子で2人目女の子なら、『やっぱり両方必要だと思うんです。そう思いません?』と、逆に質問してしまいます。実は私、そう思ってないんですけど。同様に、男の子ばかり出産した方には、『男の子が必要ですよ。』女の子ばかり出産した方には、『当然女の子でしょう。』って答えます。

相手によって答えが違うのですが、『仮にこの人にその質問をされていたとしたら、私はこう答えていたのだろう。』という予想は出来ます。相手の家族構成を覚えていれば。メイドさんは女の子2人産んでいるから、聞かれていたとすれば、『当然女の子でしょう。』って答えていたはずです。

メイドさんがお別れの言葉として、言ってくれました。『パトロンとマダムとの間に女のお子さんが授かりますように、心からお祈りしております。』メイドさんにその質問をされていたことすら忘れていましたが、私が適当に空気を読んだつもりで答えた嘘を、彼女はずっと覚えてくれていたようです。

自分で忘れてしまうような発言を相手がずっと覚えてくれることがあるのだということを悟りました。その場しのぎの答えだったのに申し訳ない気もしましたが、私たちのために祈ってくれる気持ちはとても嬉しかったです。おそらく、駐在中ずっと祈ってくれていたのでしょう。
タグ:駐在員
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2010年05月07日

はなむけの言葉

カタカナ発音でひどく聞き取りにくい私のフランス語を、メイドさんは根気良く理解に努めてくれました。『メルシー』(ありがとう)や、『オールボワール(私はオーバーと発音)』(さようなら)ぐらいの頻出単語の場合、パターンで覚えてくれたようです。本当は私の口がパターンを覚えなくちゃいけなかったのでしょうが。

込み入った話の時は、頻出単語だけではまかないきれないので、誤解を防ぐためにも私は紙に書いてそれを読む方法で通達してきました。書く時は時間をかけて調べているので、正確に作文出来ていたはずです。そうすると、単に書かれた紙を読めば意味が通じるので私の声は必要なくなります。

退職金や次の勤め先の話は既についています。あとはお別れの挨拶を言うだけですが。いつものように、『さようなら』だけではまずいでしょう。しかし、『二人のお嬢さんを立派なレディに育てあげつつ、健康に気を付けてよく働くのですよ。』…レベルの長文(短い?)ともなると、おそらく私が何を言っているのか聞き取れないと思います(情けない…)。

私は知恵を絞って…語学CD(仏検3・4級必須単語集―petits pois)を利用することにしました。最後の方の例文で、なかなか良い言葉があったのです。その発音だけは何度も繰り返し聴いて、バッチリ出来るようになりました。

『あなたの今後が幸多い未来となりますように、心からお祈りしております。』美しい発音(あくまで自己評価)のせいか、前向きな意味のせいか、メイドさんは即時に理解して感動してくれたようです。しかし…例文そのままで良かったのかしら?という後ろめたさはありました。最後の最後に言ったセリフの意味が未だにわからない…というよりは後味良かったと思いますが。

メイドさんのお勤めが終わり、翌日私はホテルに引越しです。まだアフリカ駐在員としての仕事は残っていますが、私たちの残る市街地にメイドさんはもう来ないと言いました。『最後の見送りはしません。悲し過ぎますから。』私も泣きそうになりました。
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2010年05月08日

訪問歓迎です

駐在中のほとんどの期間、家に住んでいたのですが、途中で賃貸借契約期間が満了してホテルに引っ越しました。それまでの間、自宅にもお客さんは何組か来て下さったものです。

ホームパーティーで日本人駐在員ばかり10人以上は来ました。ご訪問頻度が一番高かったのは、歩いても来れる所に住んでおられる先輩マダムとそのお子さんたちです。他にも、普段は首都に住んでいる駐在員の奥様とお子さんとか。日本在住の主人の知り合いが仕事でアフリカ出張してきた時にビジネスパートナーと一緒に市街地に来られた時、お招きしました。東京の本社からの出張者もお招きしました。これからメイドさんがお世話になる日本人駐在員さんも、お部屋探しの内見の時などに入って頂きました(何のお構いもしてませんが)。

メイドさんも1度、2人のお嬢さんを連れて遊びに来てくれました。門番が奥さんとお子さんを連れて、庭先で『写真撮ってよ』って声を掛けてきたこともありました。私、特に積極的には友達を作らなかったので、主人の仕事関係と使用人関係ばかりですね。それでも、『上司の家』には、主人の部下たちが来ることはありませんでした。呼んだことなかったはずですし(外国人駐在員ってこんな広い家に住んでいるんだーって思われないように、気を遣ってました)。

ホテルに移ってから、主人の部下とか取引先とか、色んな人が、『そっち行っていいですか?』って言ってきたそうです。自宅だったら遠慮してたけど、ホテルは公の場所だからいいよねってことでしょうか?間もなく何の権限もない外国人になるのに、わざわざ会いに来てくれるなんて嬉しいですね。主人は常に『対等目線だけど厳しさは貫く上司』っていうスタンスで居たようですが、人物として好かれていたようです。
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2010年05月12日

アフリカ名品

主人の取引先の人、袖の下を渡そうとしたのを拒否するに当たり、まずい発言をしてしまった方から連絡があったそうです。ホテルまでは来なくていいからって言うと、会社で会うことになり、主人は客室におみやげをいっぱい持って帰ってきました。

アフリカの小国に外国人が喜ぶような気のきいた土産物は無いはずですが、強いて言うならば、刺繍のほどこされた土産物は、時々良い物があります。多くはただの真っ白い綿布に、小学校5年生が初めて施してみました!って感じで、ただ刺繍がしてあるものです。30cm×30cmサイズなら、ランチョンマット、2m×3mならテーブルクロスという感じ(防水加工なし)。えんぴつで下書きした跡がそのままで売られています。

時々、プロとして評価されうる腕のお針子さんもおられるそうです。私のメイドさんは何か縫う仕事に就いていたことがあると言っていましたし、繕い物が上手でした。

そういうのと比べると…そんなに上手でなかったかも知れません。刺繍の出来栄えは小学校6年生レベルかな?全体のイメージから察するに、魚とか魚介類のモチーフらしいのですが…。そんな、ランチョンマットとテーブルクロスのセットをどっさり頂きました。多くて驚きました(ちゃぶ台1個置くのがやっと、2Kの社宅に引っ越すのに…)。

そんな物を貰って帰ってきて、量の多さに私が驚きました。主人は、くれると言ってるのに汚いお金なんていらない!なんて感じ悪いことを感じ悪く言ったので、取引先から好かれているとは思ってなかったそうです。餞別の品を持って来られるなんて夢にも思ってなくて、驚いていました。
タグ:アフリカ
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2010年05月15日

手渡し

主人の部下に当たる人が、『妻も滞在先のホテルに連れて行って挨拶したい』っておっしゃったそうで、それでは…と、私も同席することになりました。立場上、ディナー時間帯にご一緒して何かごちそうを食べさせてあげると喜ばれそうな気がします。そういう時間にお招きしました。

…が、なかなかホテルに現れませんでした。お腹ぺこぺこ…。そう言えば携帯電話の番号とか教えてなかったし、何か来れない事情でもあったのかな?と、レストランで軽食を食べてみました。そうしているうちに、ご夫婦で現れました。

多分、手土産を選ぶのに時間がかかり過ぎたんじゃないでしょうか?外国人が買うのに相当の覚悟を要する…というほどの高額商品ではないけれど、おそらく土産物屋さんで高く売られていそうな置物を頂きました。

高級な宝石ではない鉱石(土産物屋さんで宝石を使った高級品を見たことがあります)を、国の形に並べて敷き詰めたものです。州ごとに色分け出来ているのか?美しい出来栄えです。小学校低学年の児童が夏休みの宿題として持ってきたものレベル…より不器用なものが平気で売られていることもある国で、よく見つけてきてくれたものだと思います。

『この州の思い出を忘れないように、是非ともこれを受け取って下さい!』この州…国内ではベスト5に入る大きな州ですが、アフリカでも他の国の方はその名前を知らないと思います。別にコレと言って特別有名なものがありません(だから観光地でもありません)。その州の部分に、ちゃんと州の名前が入っていました。

『なかなか州の名前が入っていないものが多かったんですけど、これはちゃんと入っていたんです!』私が見たことのある、『国の地図再現宝石バージョン』では確かに駐在地の名前が入ってませんでした。首都とか観光名所は当然目立つようにされていたのですが。

お土産も頂いたことだし、『そのお礼も兼ねて…』と、食事に誘いやすくなりました。ただ、私も主人も軽く食べた直後で、あまりお腹はすいてませんでした。『俺たちはあまり食べない体質だから気にしないで、遠慮なく食べて。』…バレバレの言い訳ですが、何とかご夫婦に遠慮なくご馳走を食べてもらえました。
posted by サウンジャ at 23:46| 発展途上国アフリカ駐在の小道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月18日

アフリカだから

お腹もいっぱいになってきた頃、主人の勤務先の人は熱く語るようになりました。『部長がクビになって帰国しなくちゃいけないなんて、おかしいです!だって、部長は一生懸命働いています。みんな知ってます!』嬉しいことを言って下さいますね。

『いや、この不景気だから人を減らして節約するしかないんだ。仕方ないんだよ。』『現地人で働きが悪いのはいくらでもいるじゃないですか!そいつらが残って、なんで部長が帰らなくちゃならないんですか。』『あぁ、そりゃあ当然…。』

日本とアフリカの合弁企業、日本人駐在員の手当てが一番高くついています。次に高い第三国駐在員に引継ぎをしました。これで主人にかかっていた人件費が3分の1ぐらいになるでしょう。現地人の管理職はまだコストが安いです(物価の安い国なので外資系企業が給料の額のことで文句は言われません)。そりゃあ当然、現地人は給料が安いからクビにしても対して節約にはならないんだよ…とは言えません。

『当然、何ですか?』『当然…ここはアフリカだろ?アフリカの人が働くべきなんだよ!』『部長はこんないい人なのに、私は本当に悔しいです。』…いい人ではないかも知れませんが。失言が未遂に終わって良かったです。
posted by サウンジャ at 22:40| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

発展途上国のトホホな観光対策

行列の出来るアトラクションでいっぱいの広大な遊園地を作る余裕はありません。そういうのに行きたい方は、フロリダとかパリとか香港とか千葉とかに滞在しそうです。そんな大都市と勝負出来るような魅力的な観光地でないことぐらいは知っています。

アフリカまでの高いチケットを買って有給を使って来てくれる観光客が発展途上国に求めるもの、それは『自然』でしょう。自分の国ではなかなか見られないような珍しい動植物に外国人観光客が期待しているに違いありません。

絶滅の危惧すらある珍しい動物が居るので、それを囲った公園の入場料をタップリとるという手段は既に講じています。しかし、各国の旅行社は言うでしょう。『もっと見どころはないのか?それだけではツアーを組みにくいのだけど』…と。

それで、どこか別の国から仕入れてきたみたいです。国内にそんな野生動物居ないはずですから…。ワニとダチョウ。何となくアフリカっぽいイメージですが、住民から見れば、『全然らしくない』。そういう動物が育つような環境とも思いません。気温の高さだけは適しているので、飼ってエサを与えれば育つみたいですが。

ダチョウは観光客との記念撮影に付き合ったり、『珍しいオムレツ』を観光客に提供したりするのに貢献しているようです。全滅したらまた輸入するみたいです。育てにくいのかも知れません。ワニに至っては繁殖が容易らしく、見世物として十分な数を確保出来ています。更に大量に増やして皮を剥いで売り物にしたり、肉を怖い物見たさの観光客に食べさせたり、非常に投資効率の良い生物のようです。

全然この国らしくない。…そう思いつつも、最後の思い出観光旅行のプランを練るに当たり、ついでに寄れそうな場所というのがほかにないので私も仕方なくワニを見に行きました。住んでいる州では外国人が珍しい存在なので、デジカメを持ってウロウロするのは危険でした。ワニの周辺は観光客だらけなので、堂々といっぱい写真が撮れました。日本に持って帰る写真の大半がアフリカ駐在生活と無関係のワニの写真だったりして。とほほ…。
posted by サウンジャ at 12:21| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

ニオイが強烈なワニ革

無理矢理作った感のある観光地で一応私たちもワニを見てきましたが、特に心を打たれるものは何もなく、単純に休暇を楽しんできました。当然、それに関連する土産物を買う気にはなりませんでした。

ところが、主人の仕事関係の方が大量にお餞別として下さったのが、ワニづくしとでも言うべき、ワニ革製品盛り合わせでした。きっと高かったんだろうなぁ…と思うとありがたいのですが。カバンとか財布とか、日本じゃ製品化されないようなグロテスクなデザインで、きっと使えません。それでも、捨てる訳にはいかないので持って帰ることにします。

革を剥いでから乾燥するまでの時間が短かったのでしょうか?強烈な生臭いニオイを放っています。こんなクサイ物を飛行機の中に持ちこんだら異臭騒ぎが起きるかも知れません。…って言うか、スーツケースと手荷物と1年以上預けておいたトランクルームの家具だけで新生活を始めなければいけない私たち。貴重なスペースをワニ革で占領されるのは不満です。

それでも、余裕がありました。船便出荷用のコンテナは融通が利くので、首都に上がるまでのホテル滞在中に使った衣類やら何やら、まだあとから足せるのです。追加荷物のインボイスを作るためのプリンターもホテルに持ち込みました。このプリンターも、追加荷物になります。

借家を出る時にまとめてトラックで出荷してもらって身軽になったつもりでしたが、何やかやとお餞別を何度も頂きました。そんな追加荷物を箱にまとめて船便用に出せば済みます。そんなことをしていたので、私はホテル滞在中もノートパソコン(これは預ける気にならないのでバスタオルでぐるぐる巻きにして大事に抱えて帰ります)を打ち続けました。

ホテル滞在中のわずかな期間に、一時期回復したかに見えた停電地獄はますますひどくなりました。市内には滅多に電気が来なくなってしまいました。ホテルに居て良かった…と思ったのはこの点で。州の市街地内最高級クラスを自称しようとしているだけあって(中身は普通ですが…)、発電機完備のホテルです。突然停電しても1分としないうちに電気が来ました。

何度も停電しましたが、私はホテルの照明を使って手元のノートを見ながら、パソコンでデータを入力してインボイスを印刷するという作業を続けることが出来ました。まだ帰任出来ない駐在員一家のおうちは停電続きで大変とのことです。自分たちだけラクなホテル暮らしをし、間もなく常に通電している日本で暮らすということが、とても申し訳ない気持ちになりました。

【追伸】
Seesaaブログがメンテナンスのため、日本時間5月25日(火)午前2時から午前10時までの間、当ブログの閲覧が出来なくなります。ご面倒をおかけしますが、よろしくご承知下さい。
タグ:駐在員
posted by サウンジャ at 20:00| 発展途上国アフリカ駐在の小道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

和風だしの素

ほとんどの荷物を借家から出してホテル住まいを始めてから、かさばる土産物が届けられても、問題ありませんでした。そういうこともあろうかと(…たまたま?)箱を余分に持ってきてますし。プリンターが手元にあるからいくらでもインボイスを追加出来ます。

結構、計算通りに帰任の引越し準備が出来ているつもりでした。特に家事はメイドさん任せとは言うものの、献立作りだけは私の責任。食材の使い切りとか、最後に食べておきたいアフリカならではのメニューとか、計算ずくで考えました。

最初の誤算。日本人なら誰もが敬遠する現地の生卵なんかを平気で食べてしまう主人が、何に当たったんだったか、退去間際にお腹を壊したそうです。嘔吐等の激しい症状がないので、特別な処置はせずに塩分と水分を補給する程度で普通に過ごしてきました。それはよくあることだったのですが。

私は最後に、メイドさんの手作りミートスパゲッティを食べたかったのです。うどんみたいな太い麺にされたり、色々と思い入れのある献立でした。意外に下痢が続いているようなので、食べさせる訳にはいきません。無難な和食とお味噌汁というメニューに変更しました。

次の誤算。和風だしの素は、常にいっぱいありました。絶対に現地調達出来ないと聞いていたので、日本からたくさん送っていました。半端に余った小袋は既に船便引越し荷物のダンボールの底に入っています。密封されていて未開封なので、帰国後も使えることでしょう。駐在中、切らしたことの無かった和風だしの素でしたが…。

『マダム、DASHIがもう有りません!』いつも食材が切れそうな時には事前に教えてくれていたものですが、帰国するから補充する必要もないと思って最後には言わないことにしていたようです。だしが無いとお味噌汁に味が付きません。主人の体調、スカスカの冷蔵庫に残った計算され尽くした食材。どれを取っても、お味噌汁を作るしかない状況でした。

自分で掃除してない駐在妻歴1年以上とは言うものの、元は日本の料理教室に通う主婦です。『了解。DASHIは私が作るから、MISOを入れるところから続きをお願いね。』最後の最後に、専業主婦らしい炊事を自らすることになったのでした。まさかこんな所でだしを取ることになるとは…。
posted by サウンジャ at 22:59| 発展途上国アフリカでの食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月30日

伝説のだし

日本では当たり前に入手出来た物も、発展途上国ではいくらお金を積んだ所で絶対に買えない…というのはよくある話です。私の発想では、『買えないんなら日本で大人買いして大量に送るしかないなぁ。』っていうのが普通だと思うのですが。

そもそも私レベルの主婦だと、顆粒の和風だしの素を目分量でふりかけるだけで、『だしを取った』気分になって料理出来ます。もっとレベルの高い主婦は、自力で天然のだしをとるのだそうです。その駐在員夫人が愛用されていたのはいりこでした。

いりこ(小魚を煮干したもの)でだしをとる習慣のある国を私は日本以外に知りません。少なくともアフリカには無いでしょう。当然、いりこなんて売ってません。だから、小さな生魚を買いまくって自宅で干していりこにして使っていたのだそうです。

その駐在員夫人はそれが当然のことだと思い込んでいたのだそうです。それにしては他の駐在員夫人が小魚を買う様子がないので聞いてみたのだとか。『和食のだしはどうやってとってますか?』聞かれた方は私レベルの主婦だったのか、当然に顆粒のを使っていると答えたそうです。伝説の駐在員夫人は、その時初めて、そんな手抜き食材が市販されていたことを知ったのだとか。

私も乾めんなんて便利な保存食の存在を知ったのがアフリカに来てからです。駐在準備中に、日本のスーパーの端から端までくまなく見てみると、世間の常識的な便利食材が見つかるのかも知れませんね。
posted by サウンジャ at 14:49| 発展途上国アフリカでの食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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