2011年02月06日

スパゲッティ/Spaghetti(レシピ)

日本の家で急に主人から『今日はご飯いらない』って電話があった時など、夕食を作る手間を省くために簡単にパスタを茹でて済ますことがたまにあります。特にソースを茹でずにからめるだけのたらこスパがお気に入り。水と一緒にパスタをレンジに入れるだけで茹で上がるという容器を愛用しています。もっとも、停電しない国だからこそ役立つのですが。

発展途上国では停電が日常茶飯事。通電することの方がイベント扱いにもなっていました。洗濯機が回っている最中とか電子レンジ使っている途中なんかに止まられても困ります。電気に比べるとガスの方が安心できました。インフラの整備なんて興味なさそうな政府でしたし、ガス管なんて当然ありません。プロパンガスボンベは自宅に予備まで在庫してましたから、止まる心配もありませんでした。

最初はメイドさんは私の指示通りにガス火を使ってパスタを茹でてくれていたのですが。妙なアフリカ風アレンジを加えてうどんみたいなブヨブヨに仕上げられてしまったことがありました(前から言おうと思っていたそうだ)。今でも私が茹で過ぎようとしていると、主人に『サウンジャ・アレンジを食わせる気か!』って言われます。あのブヨブヨがトラウマになっているようで、気持ち固めのアルデンテが好みになってしまいました。

ボロネーゼ(ミートソース)の時は…とか、ナポリタンの時は…とか書いておいたけど、私はナポリタンよりミートソースが好きなので、結局、ミートソース以外のスパゲッティを作ってもらった覚えがありません。日本人の感覚では当然にスパゲッティと言えばフォーク使用でお箸なんて使いませんよね?(特別にお箸でパスタ食べさせて豆腐の入ったスープを飲ませるという和洋折衷のチェーン店もありますが。)メイドさんはレシピに『フォークと一緒に出す』って書き込んでいました。『普段はお箸だけどパスタの日だけフォーク』というのは特筆すべきルールだったみたいです。

パスタは世界中で愛されている食べ物なのか?当然にスーパーにパスタが置いてありました。だいたい500g入り。たまに全部イタリア語?読めない言語で説明の意味がわからないものもありますが。見た目の太さで茹で時間を推定していました。よく注意しないと、落として全部バキバキに折れた物をつかまされたりします。お箸で頂く時は別ですが、長さ3分の1になってしまったパスタをフォークに絡めて食べるのは大変です。

とりあえず今回は、麺のゆで方だけ書きます。日本料理をフランス語で教えますって宣言しておいたけど、これは例外的にイタリアンでした。

【日本語版/スパゲッティ】

1.湯を沸かす

大きめの鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させる。

2.麺を入れる

熱湯の中にひとつまみの塩と麺を入れる。茹で時間は麺によって異なる(袋に書いてある)。※間違えられても困るので(トラウマ気味)、毎回、本日の献立を書くメモ用紙に麺の量と茹で時間を指定して書いていました。

3.ソースを温めておく

瓶入りのソースをかけたい場合、小鍋で温めておく。※瓶入りのソースなんて買ってきたことありませんが。

4.盛り付け

ミートソースの場合→皿に盛った麺にかける
ナポリタン・カルボナーラ・ボンゴレの場合→フライパンで麺を一緒に炒め合わせてから盛る
※張り切って色々教えようと思って書いていましたが、やっぱり私はミートソースが好きなのでそれだけでいいやという気分になってしまいました。

(メモ用紙の例)
麺350g、茹で時間3分

(メイドさんによる加筆)
フォークと一緒に出す

【フランス語版/Spaghetti(Itarienne)】

1.FAIRE BOUILLER DE L'EAU

Mettre beaucoup d'eau a grosse marmite.
Faire bouiller de l'eau.

2.METTRE DES PATES

Mettre des pates et une pincee de sel dans l'eau chaude.
Combien de temps.... Ca depend ( Regarder le sac de pates).

3.CHOUFFER D'AVANCE

Si vous versez de la sauce en verres, la chauffez a la casserole.

4.SERVIR

Sauce Bolognaise → La verser sur des pates dans des assiette creuse.
Sauce Napolitaine → La cuire a sec avec des pates.


350g de pates 3minutes

Avec fourcette
posted by サウンジャ at 22:42| 発展途上国アフリカ駐在でのレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

手作りミートソース/Sauce Bolognaise faite a la maison(レシピ)

発展途上国の駐在妻ならご主人にメイドさんを雇ってもらうのが普通でしょう。特に地方では、日本みたいに白色トレイに行儀よく収まった豚バラスライスを買えるはずありません。半身に解体された状態で寝かされている豚を指さして買って帰った骨付きの肉塊を、器用にさばいて料理出来るようにしてくれる人の存在は欠かせません。

家事のほとんどを他人任せにしていると、『ハテ、私は何しにアフリカまで来たのかしら?』って疑問に思うようになってしまいます。ご年配の方と同居している人が、『ボケないようにわざと頼んでるの。』とか言って、料理とか送迎とか育児とか役割分担しているのを見受けられますが、それに似た感じかも知れません。駐在中の私の担当は、献立作りと買出しでした。

言葉もろくに出来ないまま、よく欠品する地方で材料を探すという苦労も考えると…たくさん持っているレシピ本に書いてあることを総合的に見て、安定供給されない材料の代わりに何を使うべきかとか、私なりのアレンジを加えて作ったレシピです。そういうことに注力することで、生きがいのようなものを感じていました。

余談ですが、息子世代と同居しているお年寄りで、『私がボケないように気遣って仕事をくれてるの。』なんて言ってる人は見たことありません。『居候みたいにコキ使われてる』って外では言ってる…可能性大です。私には息子も娘もおりませんが、なんとなく気持ちがわかる気がします。献立作りと買出し。少ない任務だからこそ、手を抜けなかったんです。

【日本語版/手作りミートソース(伊)】※1時間近くかかる

1.みじん切り

約50gの玉ねぎ、約30gの人参を非常に細かくみじん切りする。

2.炒める

大きなキャセロールの中で、バター大匙1、サラダ油大匙1を使って、玉ねぎと人参を弱火で15分間焦がさないよう傷める。コショウ・ナツメグ少々と牛ひき肉100〜150gを加えて、パラパラになるまで炒める(木べらを使う)。

3.煮込む

トマト3個を木べらでよくつぶしながら加える。100ccの水、ひとつまみのコンソメスープの素、赤ワイン50cc、ローリエ1枚、塩ひとつまみを加えて、弱火で30分〜1時間煮込む。時々アクを取ること。

4.仕上げ

ケチャップ大匙1杯、ウスターソースをスプーン0.5杯、醤油少々(小さじ1/2杯ぐらい)、塩コショウ少々を入れる。

【フランス語版/Sauce Bolognaise faite a la maison】
(Italiennne, demander plus de 1 houre.)

1.HACHER MENU

Hacher 50g de oignon et 30g de carotte.

2. FAIRE CUIRE

Les faire cuire a 1 cuilleree du beurre et 1 cuilleree de l'huile dans grande casserole a petit feu 15 minutes.
(Utiliser une spatule de bois.)
Mettre 100〜150g de la viande (boeuf) hachee, une pincee de poivre et muscade.
Faire sauter jusqu'a ce que la viande devient seshe.

3. POCHER

Mettre 3 tomates, les ecrasser avec la spatule de bois.
Mettre 10cl. de l'eau, une pincee de consommer et sel, 5cl. de vin rouge, 1 feuille de laurier.
Les pocher a petit feu 30〜60 minutes.
De temps en temps, ofer AKU.

4. FINITIONS
Mettere 1 cuilleree de Ketchup, 0.5 cuileree de sause DOG, un peu de SHOYU, une pincee de sel et poivre.

宿舎に大量にあったウスターソースが、ブルドックの絵の描いてある日本製で、宿舎のメイドさんたちに『ソースドッグ持ってきて!』って言うのが契約社員さんたちの慣例でした。だから、日本人がソースドッグって言えばウスターソースを意味するということにしていました。その他、醤油やアクなど、フランス語に翻訳しがたい日本語はそのまま使っていました。
posted by サウンジャ at 16:17| 発展途上国アフリカ駐在でのレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

本当にあった玄関がトイレという部屋

海外情報を発信するブログだと言うのに異国情緒溢れる写真が一枚も無いというご指摘は何度か受けてきました。当初の予定では、メルマガではテキスト形式一徹、メルマガが軌道に乗ってからはブログは重たくするつもりでしたが。メルマガが軌道に乗ってからもアナログ接続環境からのブログアクセスが増え続けるので、重たくするのはやめました。

写真を見やすく加工するとかする作業が面倒臭そうだなぁと思っていた私には好都合だったとも言えます。写真満載のサイトはたくさんあるでしょうから、写真を見たい方はそちらへ行って楽しんでこられたらよろしいかと(他人任せ)。

NHKの番組『熱中スタジアム』が明日BS2で放送されて、無言ですが、当ブログ管理人サウンジャもゲストさんの帽子に顔が重なりつつ映ることになります。その番組、本日のハイビジョンでも放送されていました。もうちょっと見苦しくなくなろうと…ダイエット決意しました(笑)。

今週は間取りの特集がメインですが、オンエアを見ていて思いました。『アフリカでこんな部屋に滞在したこと、あったなぁ。』って。テレビではそんな部屋の写真が出ていなかったので、代わりに公開しておこうと思います。続きを読む
posted by サウンジャ at 23:33| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

海外帰り=ヘンな訳

サウンジャの声、NHKで初公開中です。主人のお母さんから早速お電話を頂き、緊張していたのよね…的ななぐさめの言葉を頂戴しました。見た目ほど緊張してなかったんですけど…。オンエアを見てみると、やはり芸人さんとか声優さんとか女優さんとかミュージシャンとかしてきた方の声はとても聞き取りやすいですね。そんな中でも素人がよく頑張りました>自分に励まし。

主人のおばさまの嫁ぎ先のご主人のお母様まで、先週の声なし出演をテレビでご覧頂いたのだそうです。親族の範囲を越えての番組宣伝に恐縮しております。※親族=3親等内の姻族及び6親等内の血族(私は3イン6ケツという語呂合わせで暗記しました)

収録の一部始終を見ていない立場の視聴者目線での感想速報も主人のお母さんから伺いました。『なんかヘンな話だなと思ったんだけど…。』確かにヘンかも知れません。番組の中で海外駐在の話は出て来なかったのですが、帰国子女やら元海外駐在員夫人やらが何人も居ました(私も隠れ元駐在員夫人ですが)。そのへんの説明が省かれたから違和感を与えてしまったようです。

番組をご覧になってヘンと感じた方のために余計なお世話的な解説。小学生の作文の中に、やたら隊長とか中尉だったか少佐だったか(興味のないジャンルの用語にうとくてすみません)やらが出てくる違和感。それは、軍隊を持つ国に住んでいたからこそ出てくる単語だったんですって。主人が番組を首かしげながら見ている横で、同時通訳のように、『インターナショナルスクールだったか日本人学校だったか忘れたけど(またまた興味が薄くてすみません)、海外の学校に通っていたからなんだって。』と、解説し続けて、今は喉が痛いです。

この解説を飛ばしてしまうと、『ヘンな作文を書く小学生だったんだねー』って思われてしまうでしょう。海外旅行なんて贅沢な趣味持ちません&仕事の特権で海外に行くなんてとんでもない!…っぽい、庶民的(=いい人?)な集団という役割を出演者たちは担うことになったのかも知れません。全員の個性を強調すると番組として統一感がなくなるので、一律そういう色を付けることにされたのでしょう。

『自分はこんな人なんです!』とか、主張したいことがあれば、自分でサイトを立ち上げるなりして自分の管理するところで好きに書くなり言うなりすべきなのかも知れませんね。私はどんな人?『この人、海外帰りだから変わっていらっしゃるの。』…とでも解説してもらわないと、『何かよくわからないけどヘンな人』って言われるような人みたいです。テレビに映る自分を見て初めて気付きました。※実際は海外帰りでもヘンに見えない人の方が多かったですが、軽く言い訳させて頂きました。
posted by サウンジャ at 23:32| 発展途上国アフリカ駐在から帰任後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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