2008年06月21日

居眠りの代償

だいたい、そういう男なんです。勤勉さというものが全くない。昼でも夜でもよく寝てる。イビキが特にうるさい。接待で遅くなっている主人の帰りを待つために夜中2時3時まで起きていると聞こえてくるイビキ、ムカつきます!寝てるクセに『俺は日曜礼拝を犠牲にしてでも仕事を休まず来てるんだ!』ってエラそう。

うちは奥まった道の終点で逃げ場がないし、家の前の道が舗装されていないから何か通ればものすごくうるさいし、強盗が来るリスクは低い家のはず。万一来て、子供のお守りと犬のお守りだけやたら得意な門番に何かあっても、自業自得、知りません!だから、私は彼が居眠りしていても起こしたことがありません。

でも、主人は違うのです。マダム(奥様、のつもりの私)が甘すぎる分、ちょっと厳しめキャラを作ってバランスをとっています。居眠りを目撃すれば、ものすごく怒ります。怒り方が怖いってやめた門番も居たようです。勤務時間中に寝てたことを棚に上げて?

その日も、主人が午後の出勤をしようとしたら、車の前で門番は堂々とイビキをかいていました。主人が足元に石ころを投げてやると…寝が浅かったんでしょうね、大した音が鳴った訳でもないのに、飛び起きました。主人と私が玄関に並んで立って見ていることに気付き、慌てて門を開けに行こうと、いきなり駆け出しました。

やはり、寝ぼけていたようです。スッテンコロリ!派手に転びました。私はケタケタ笑って見ていたのですが、主人は『おい、大丈夫か?』と、起こしにいきました(キャラ設定はさておき、本当は主人の方がいい人です)。痛みをこらえ、門番は慌てて門を開けに行きました。主人は車で出勤しました。

しばらく離れて様子を見ていましたが、ものすごく膝が痛そうです。見に行くと、血が出ています。『水道で砂を流しなさい』と言ったつもりで水道を指差し、フランス語で『洗え』と言いました。

私は家に戻り、ボックスティッシュと救急箱を持ってきました。医者でも看護師でもないけれど、エラそうにしてみたかったのです。『見せてごらん』彼は黒人なのですが、真っ白な肉が見えています。結構、傷が深いかも。

消毒して絆創膏を切り貼りしてガーゼ部分に軟膏を塗り、貼ってみました。『大丈夫?』『なんとか…』お土産サイズのジャムが入っていた小さな瓶に軟膏を移し入れた物と、絆創膏何枚かを渡しました。『しばらく足、洗わない方がいいよ。』

それはそれでありがたく貰った彼ですが、心配になって帰りに病院に寄ったそうです。お尻に注射を打ってもらったと言っていました。意外にキッチリしてるみたいです。ちゃんと州立病院で手当してもらったのだから安心。治るのに何日かかかりましたけど。
posted by サウンジャ at 22:50| 発展途上国アフリカ駐在員と家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする