全ての国…特に発展途上国に、日本の大使館があるとは限りませんが、たまたま(?)、首都には日本大使館があります。大使ご一家のほか、大使専用の調理師さんや大使専用の医師など、日本人スタッフが何人か働いています。駐在日本人の数が少ない国だと、首都に住んでいれば大使館で働いている日本人スタッフと親しくなることは可能です。
私は先進国の海外駐在員になったことがないので、あくまで聞いた噂ですが、首都在住の日本人の数が多い国の場合、財閥系とか立派なイメージの会社の駐在員夫人でないと、大使館の方にお近づき出来ないのだそうです。立派なイメージの会社の駐在員夫人は、大使のご家族の趣味を踏まえて、それなりに色々とたしなめないといけないのだそうです。
こちらは、大使館のある首都から遠く離れておりますし、高尚な趣味はありませんが、契約社員のおっちゃんたちのたしなむ麻雀が出来るか出来ないかということだけが重要で(主人が出来ない場合でも、その妻が出来ないことは問題ではない)、気楽に過ごせます。
時々、大使になりかわって領事さんが、遠隔地の日本人の様子を見に来て下さいます。立派でない会社の人ですら気付くぐらいにものすごく人物の優れた方で、いらっしゃるとなると、みなさんワクワクしています。もちろん、日本料理でおもてなしします。
3ヶ月以上海外に住む日本人は在留届という書類を出すことになりますが、領事が預かって下さいます。また、3ヶ月以上海外に住むと、在外選挙人名簿に登録できるようになります。そういう案内もして頂きました。…投票するために上京するかどうかは本人の自由です。
『「あなたの息子さんが発展途上国でトラブルに遭ったので振込みが必要です」…的な振り込め詐欺があるから気をつけるように、日本にお住まいの親族に伝えておいて下さい』ってお話をされることもあります。『来月お祭りがありますが、去年はこのお祭りで爆弾テロがあったので注意して下さい』…とか。『最近首都の治安がかなり悪化してきて先進国から来た、主に観光客(スキの見せ方も段違いだから?)が被害に遭っています。注意しましょう』…とか、そういう情報を頂けます。
首都在住の日本人が犯罪被害に遭われた直後は、こんな僻地にまで出向く余裕はなかったようですが、一応、メールで危険な情報は頂けます。急に治安が悪化してきたようなので、『最近こんな犯罪がありました』っていうリストを添付ファイルで頂きました。…すごい量でした。




