2008年06月29日

巡回医師団

あまり期待しないで下さい。『だいたい』年に1回ぐらいのペースで、『だいたい』の発展途上国に、政府から要請された日本人医師が、こんな所にまで巡回してきてくれる『みたい』です。本物の、日本語の通じる医師です。しかも、どうやらえらい先生が来られたようです。

発展途上国の在留邦人が『具合が悪いから来て欲しい』って言っても来てくれません。健康相談のために巡回しているだけです。過去の実績で、たまたま健康相談のために巡回していた医師が駐在員の肝炎罹患に気付き、駐在員が任期途中で帰国して命拾いしたということがあり、大変ありがたいことです。…日本人医師の居ない環境で生活するというのは、とても危険なことという証明でもあります。

絶対に期待してはいけません。『大使専属医師のはからいで、ちゃんと効く薬を持ってきてくれるに違いない』…というのはデマです。先生方が手ぶらで来られても、ガッカリした顔をしてはいけません。

首都から遠く離れたこんな田舎にまで日本から医師団が来て下さるのは、主人の勤務先がまとまった単位で日本人を集めているからです。せっかくこんな所にまでお越し頂いたので放っておいたりせず、滞在中は会社が責任を持ってアテンドします。…とは言え、日中はみなさんお仕事中です。片道30分以上車でかかる道のりを、1日4回通って幼稚園の送り迎えする先輩マダムも手があいておりません。当然のなりゆきで、一日中ヒマな私がアテンド役になるのですが、あまりに頼りないため、働いている人が昼間交代で抜けました。

普段過ごす所は特に見るようなものは何もありませんので、遠出もしました。結構ガソリン代かかったかも知れません。先輩駐在員のお車でガソリン代自腹でした。便乗してすみません…。四駆じゃないと通れない悪路なので、私の車では無理なのです。取引先や本社の別部署の方などの接待にもヒマな私は参加したことがありますが、さすが医師!ぬかりなかったです。危険な所でこそ、知恵を使って生き延びていかないといけないなぁ、と、勉強になりました。

『英語の通じない国なんか初めて』っておっしゃっていた医師も、発展途上国に滞在するための準備とか心構えとか、旅行慣れした観光客よりも上をいっていました。海外へ行く方すべてがこれだけ慎重に対策していれば、病気や事故はずいぶん減るのになぁと思ったものです。
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする