2009年03月31日

痛い逮捕

笑えない話ですみません。会社が被害届を出して、容疑者を逮捕して欲しいと警察に訴えてみた時です。『何らかのおかしな力』の作用らしく、容疑者は逮捕されませんでした。その代わり、全然関係ないのに第三国から来ている駐在員に、裁判所から逮捕状が出たとのことで、金曜の夕方、会社まで銃を持った警官と思しき人々が押し寄せました。

『絶対に渡さないぞ!お前ら帰れ!』と、勇敢に躍り出て仲間を守ろうとした主人(本人談)。…に向かって、銃を突き付けられました。本当にごめんなさい!命までは懸けられません…誰も抵抗できなくて、無理矢理連れて行かれてしまいました。ま、日本人が警官によって射殺されでもしたら、莫大な金額援助がストップすること間違いなしだと思いますが…繰り返しになりますが、ごめんなさい!命だけは…。

言っちゃ悪いけど向こうが悪いんだから言ってしまいます。発展途上国の司法の制度はメチャクチャです!不当に誤認逮捕された直後、そのまま刑務所に入れられたそうです。ハリウッド映画のごとく、『お前には権利がある。弁護士を呼ぶ権利、裁判を受ける権利…』みたいな場面はありません。発展途上国の刑事手続法なんか知りませんけど。

正攻法、奥の手、あの手、この手、色々試してみようということになりました。アクション映画じゃないので、日系企業が刑務所にバズーカ打ち込んで壁を砕くとか、床に穴掘って脱出経路を作るとか、そういうことはしませんが。知り合いの知り合いが有力者…という人にも頼り、良いと思われる策を何種類も使ってみることにしました。

が…バズーカ(兵器なんて持ってないけど)以外の手は、平日の昼間しか使えないらしいんです。さすがに刑務所には悪い人もいっぱい入っているらしく、お小遣いもらったぐらいで通してくれる門番は居ないのでしょう。味方の中に、妙な動きをして射殺されたい者は居ません(ごめんなさい)。

正攻法としては、この国の刑事手続法に則って手続きの間違っていたことを正してもらう…期待薄。国際的な組織に頼んで、この国の司法制度の腐った(向こうが悪いんだから平気で言います)部分を叱ってもらう…日数がかかる。っていう手が考えられます。

第三国から来ている外国人の身柄が不当に拘束されているという事態は深刻なので、首都にある第三国の大使館に連絡をしました。普通、大使館の方にご足労願うとなると、交通費やら宿泊費やら全て用意するのが当たり前だと思うのですが、第三国にとって重大なことなので、職員さんたちが先方の費用ですぐに来て下さることになりました。
タグ:発展途上国
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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