たまに、社風の違う社員さんが、管理職の中に混じっていました。純朴というより、お上品って感じ。『なんでココで働くことになったんですか?』って聞きたくなるぐらい、浮いた存在でした。会社の飲み会で席が隣になって、そのいきさつを知ることになりました。
社風と違うお上品な社員さんは、最近まで○○銀行に勤めていたのだそうです。海外駐在をしていた所、支店が廃止になり、帰国するように言われたそう。で、もともと居た国内の支店に戻るのではなく、融資先の社員になったのだそうです。
ビジネスの世界ではよくある話なのかも知れませんが、私はあまりそういうことに関心がありませんでした。会社の都合で転勤したのに会社の都合で呼び戻されたあとに別の会社の社員になるように言われる制度があるなんて知って、ショックを受けました。なんか、ツイてない気がしてしまいます。
海外駐在員は、国内人事みたいに一斉に4月1日付けで入れ替わることはありません。現地で引き継ぎをする期間が必要なので、しばらく前任者と一緒に居ます。複数の駐在員が居る所では、一時帰国を同時にしないように気を使うので、ますます出入国の時期はバラバラにするものです。駐在が終わるのも、国内人事とかなりずれた時期となります。4月1日を基準に動いている日本に途中で入ってくるタイミングが、あまり歓迎されない時期になってしまうこともありえます。
海外転勤することのリスクを、私は深く考えておりませんでした。主人に、○○銀行の元駐在員さんのことを話すと、別に驚いた様子もなく、『海外駐在して帰ると、そんなこともあるだろうね。』って言われました。知らなかったのって、私だけ?妻の立場では会社の人事をどうこう出来ませんし、無難に過ごして無事に帰ることしか目標に出来ませんけど。
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