2009年07月01日

託送品

海外駐在員は、日本からの荷物が届くのを楽しみに生活しています。現地では面白い物が調達出来ません。物資が無いのです。アフリカの場合、3〜5ヵ月に1回程度(不定期)の船便が頼みの綱となります。会社が出すコンテナの隙間に、個人用の荷物も載せてくれるそうです。この日程が比較的突然に決まり、受付期間も短いため、送ってくれる人(だいたい実家)に迅速かつ正確な対応を求めることになります。

サービスで余計な仕事をしてくれているのですから、当然、着払いで送るのはご法度です。送料を立て替えてもらうことになるので、やはり実家に頼ります。私は引っ越し作業のため主人が出国したあとも日本に残っていましたが、バタバタと忙しく命令調で細かい注文をされるものです(駐在員は毎日多忙)。同じことを友達にしてはいけないと思ったものです。

いつまでも実家に頼れない方の場合は、海外向けサービスに特化した企業にお金を払って依頼すると良いと思います。先進国限定と言われるかも知れませんが、アフリカ直送ではなく日本国内の港に送るだけなら、例え発展途上国用の荷物であっても、特別に引き受けてもらえる気がします。

インボイスも作ってもらいます。託送品の受付は東京の本社ですが、業務上船便を送る必要になった時にサービスでするついでの業務なので、まぁ、残業代ぐらいは出ているはずですが、本社担当者の負担になっているみたいです。

実家からは、『説明がわかりづらい』などのクレームが来ることもあり、板挟みになります。本社と実家の両方の協力なくして日本からの荷物を受け取ることは出来ないので、期限内になだめすかさなければなりません。電話やメールがなかなか通じない、アフリカ側が双方を特にイラ立たせている存在みたいですが。

海外向けの荷物には、インボイスが必要です。これは英語で書くのが決まりですが、駐在員向けに送る荷物のインボイスは、日本語のものを本社が英訳してくれます(本業で忙しいのに、ありがたいことです)。日本語の部分は、実家に書いてもらうことになります。内容と量と値段。荷物を送る時に全部の内容をリストにするのは結構面倒なことです。

肉類の輸出入は控えたいものらしく、ただ、『カップラーメン』(首都はどうか知りませんが、全く買えないのです)って書くのではなく、『肉の入ってないカップラーメン』というアピールをするのがコツみたいです。そこは本社の担当者がうまく訳して下さっている模様。

実際より高めに値段をつけると、本社から嫌がられます(関税の関係?)。主人の実家が丁寧に焼き増ししてくれた姪の写真が1枚100円と書かれていたりします。何十枚も入ってませんが、『1枚1万円以上の価値があることは私たちもよくわかってますが、こういう書類では50円未満と書くルールなので、よろしくお願いしますネ』…と、嫌がられないように念押ししてきました。毎回、突然リストアップしたものを締切厳守でインボイスをつけてココに送って!ってお願いするのですから、それだけで十分嫌がられそうな話ですが。

近所のコンビニに一回買い物に行けば済む範囲内のお願いリストとも限りませんし、買い物でも負担をかけています。インボイスも急いで作ってもらいます。そして、かなり雑に扱われるらしいので、壊れないように梱包しなくてはなりません。箱に隙間があると中身が動いて壊れやすいので、詰める作業が大変そう。箱の用意も必要ですよね。かなり面倒臭い負担を強いております。
posted by サウンジャ at 22:50| 発展途上国アフリカ駐在の小道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする