私は特に、『誕生日を祝わない』っていう信条がある訳ではありません。でも、結婚してから人の誕生日を祝うという習慣がなくなりました。独身の時は、友達にプレゼントをあげたりもらったりはしました。特に彼氏募集中の友達の誕生日を忘れないというのが、女のたしなみだと思っていました。
結婚してからふるさとを離れまして、それから出会う人は主婦ばかり。誕生日に予定を入れたいなどと申し入れること自体がヤボなことです。もっとも、主人の転勤が多いので、出会う人々の苗字と顔はわかっても、誕生日を知らないことが多くなりました。短いサイクルで、『新人です、よろしくお願いします。』から出直し続ける生活なので、人間関係で深入りする機会に恵まれません。ある意味、恵まれていたりして?
そんなに派手にイベントをこなすカップルでもなかったので、夫婦となっても、誕生日は地味にしか祝ったことがありません。いくつになっても自分の誕生日を忘れられたら悲しいものですが、覚えてくれていたらそれでヨシという感覚です。
アフリカの中でもキリスト教国の影響を強く受けている地域です。クリスチャンの多い幼稚園ママたちだって、お誕生日会をしていますし。その延長だと思うのですが、この国では、大人でも誕生日はとても大切らしいです。…って言っても、『みなさん勝手に祝っといて下さい』って気分で傍観してきましたが。
私の誕生日の時は、何となくやり過ごされてしまって、夫婦で地味に外食した程度でした。が、経済的に余裕のある雇用者として、メイドさんの誕生日にプレゼントをあげたら、感激して私たちの誕生日を聞かれました。私の誕生日が過ぎたことが残念そうに見えました(自意識過剰?)が、主人の誕生日が近いことを喜んでいたようです。
バースデーカードぐらい作ってきてくれるつもりなのかと思ってましたが、当日は立派な置物を持ってきてくれました。帰国したら狭い社宅で生活する身とは言え、その気持ちが嬉しかったです。海外にでも行かない限り、いい歳して大きな誕生日プレゼントをもらう機会なんてないような気がします。
しかし、普通は使用人から誕生日プレゼントってもらうものなんでしょうか?これまた自意識過剰かも知れませんが、『うちだけ特別かも』って思っております。あまり『何月何日が私の誕生日なんです』って言わないので、そもそもそういう話題になったことがありませんが、『昨日誕生日だったからメイドさんがプレゼントくれた』って話を他の駐在員さんから聞いたことがありませんので。




