2009年10月30日

じゃあ、買ったマイホームはどうするの?

意外に何とかなるような気がします。海外駐在中は、もちろん国によりますが、日本の銀行口座からお金が引き出せません。東京本社からのお給料は口座に振り込まれ続けており、そこからクレジットカードの年会費や生命保険や何やかんやが引かれて、残ります。発展途上国でなければ、クレジットカードの使いすぎで口座の残高が…とか気にしていたのかも知れませんが、カードを全く使えない地域なのでその心配がありません。

仮に日本で住宅ローンを組んでいた場合、自動引き落としされるのでしょうが、月給を超える額のローンは組まないでしょうから、海外駐在中であっても返済が自動的にされて残高がマイナスにならないと思います。だから何とかなりますね。

せっかく部屋があいているのだから生かそう!と、マイホームを賃貸に出すのも一つの手です。自分が住んでいない間だけ、誰かに住んでもらって家賃収入を得るという方法があります。通常の契約の場合、解約の申し入れは、大家さん側からは6ヶ月前に事前予告、店子(読み方は、たなこです)さんからは1ヶ月前に事前予告することになっていることが多いです。帰国の6ヶ月前までに辞令が出ていなかった場合は、店子さんが居る間、マイホームに戻れないことになります。

リロケーション物件を管理するのが得意な不動産会社さんに任せると、一定期間経過後はもうちょっと唐突でも出て行ってもらえるという定期借家契約で管理してくれることがあります。駐在の辞令が決まってバタバタしている時に自宅を売却する手間を考えると、お任せで貸してしまえばいいかな?と思えますね。

様々な経験者から様々な体験談を聞くことが出来ました。マイホームを賃貸に出して帰国後に戻ってきて…『こんなの我が家じゃない!』って思って、もう一度マイホームを買った方。思いのほか駐在期間が長くなってしまったのでリロケーション物件として唐突に出て行ってもらうことが可能になり、突然の帰任の辞令でもスンナリ戻れた方。買ったばかりの新築マンションに他人を入れる気がせずにそのまま置いておいたら、駐在先で治安が悪化して妻子だけ帰国することになり、スムーズに母子家庭生活をスタート出来た方。

色々なパターンがありますが、海外駐在の辞令が出たからって住んでいるマイホームを売ったという話は聞きません。普通の国内引越しでも大変なのに、海外への引越しの準備の本拠地がなくなると困りそうです。駐在前に売れたとしたら自分たちの住む所がなくて困りますし、自分たちの住む所が(海外に)出来てから売れたら、契約が面倒そうです。どうしても売りたいなら、信用出来る代理人をたてると良いのでしょうが、何となく売却以外の方法を勧めたくなります。
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカ駐在の準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする