2009年11月05日

経費精算

時代はだんだん便利になっていると実感出来ます。発展途上国でさえ携帯電話は普及しています。外国人駐在員なら持ってて当然でしょう。先進国の子女も携帯電話をアフリカで持ち歩いています。

その昔、携帯電話も普及していなくて電子メールも使われなかった時代、テレックスという伝達手段があったそうです(私は見たことがありません)。文字数が増えると通信費がかさむとかで、ビジネスの世界で略語が流行していたそうです。『ヨロオネ』と言えば、『よろしくお願いいたします』って丁寧に言っていることとみなされたそうです。

主人が入社した頃は、テレックスの名残で略語だけが残っていました。まだ個人宅で電子メールを使う人が少なかった時代、遠距離恋愛中の若いカップルの通信手段は国際電話。彼氏が海外駐在すると大変な時代でした(通信費の問題は電子メールやらスカイプやらで解決出来るようになったとは言え、今も大変は大変ですが)。

当時はまだ私と出会っていなくて、(本人いわく)遠距離恋愛の経験がなかった主人は、そういう意味では青二才だったのでしょう。『アフリカ駐在地から、やたら発信されている会社でもないこの電話番号って何なんでしょうね?』って大きな声で言ってしまっていたのだそうです。のちに奥様となる彼女さん宅への電話だったと思われます(失礼しました…)。

因果応報と言うか何と言うか。時が過ぎて元青二才にもかわいい後輩が出来、先輩として仕事を教える立場になりました。『金券ショップでチケット買ってきた時の旅費精算書の書き方は、俺の真似して覚えろよ。』親切丁寧に教えたつもりでしたが、それがあだになりました。『この欄って、さっき教えてもらった通りに、実際払った額と違う額を書き込むんですよねー』『…あってるけど、もうちょっと小さい声で言ってくれないかな?』

電子メールのない時代の国際電話代の精算をどうしてたのかについては触れてはいけません。相変わらずエアメールの到着率は50%と頼りないですが、電子メールは(電話回線がつながりさえすれば)ほぼ確実に届きます。いい時代です。ところで、アフリカではアナログのダイヤルアップ接続が当たり前なので、重たいメールの送受信だとかなりの電話代がかかります。その電話代は会社の経費で負担してもらっているようですが、あまり触れないで下さいね。
posted by サウンジャ at 22:50| 発展途上国アフリカ駐在員と家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする