2009年11月06日

大家さんじゃないです

白人と呼ばれる我々外国人は目立つ存在で、このアフリカの片田舎に到着した日から注目されて噂の種となります。私が来た時もそうだったのでしょうが、外国人の噂が聞こえてきました。

『日本人っぽい顔だけど、絶対に日本人じゃあないだろう。』って言われるアジア人がやってきたようです。なぜ日本人じゃなさそうなのか?それは、日本人は外国語が苦手だから。

最初に見かけた時は、我が家より家賃がずっと高い隣の空き家を現地人に案内されて見に来ているのを、窓から見ていました。日本人の顔をしていますが、動きが日本人らしくありません。オドオドしてませんし、単独行動をとりつつも柔和な応対。そして、現地人と会話がはずんでいる模様。

中国人にしては愛想が良いし?しばらくすると、二人で我が家にやってきました。門番のチェックを通ったようなので、怪しい人ではないようです。門番が私を呼んで説明しました。『この家にパトロンが住み始めた頃の…人が来てます』(←意味のわかる範囲に限定して翻訳)

住み始めた頃のナニカのおじさんは、実に流暢なフランス語で話しかけてきました。『こんにちは、マダム。私はあなたのご主人がこの家を…の時の者です。』『?あなたはベルナルドさんですか?』門番とおじさんが同時に言いました。『ベルナルドさんは先日亡くなりました!』

大家さんが亡くなったのは知ってますが、フランス語の『大家さん』がわかりませんので、私の頭の中では、『大家さん=ベルナルドさん』だったのです。もしかしたら相続した息子さんの名前がベルナルドJrとかいう名前かも知れませんし(違ったみたいですが)。

流暢なフランス語で、『〜(おそらく大家)のベルナルドさんではなくて、私は…です。今日はこちらの日本人女性を〜』って話し出すので、私は話の途中で一緒に居た女性に日本語で言いました。『あの…彼が何て言ってるのか訳して下さいますか?』私がフランス語を全く理解出来ないことにおじさんは驚いた様子でしたが、直接のコミュニケーションを諦めて通訳を頼ることにしたようです。

『こちらは不動産屋さん。そちらが入居する時にお世話したのだそうです。私は今、自分の住む所を探しています。』おじさんは日本語による通訳の横で、にこにこしながらウンウン頷いていました。

『家以外にもこれから生活するに当たって色々探さなくっちゃいけないんです。結構親切な不動産屋さんで、色々世話してくれるんですよ。』『何か忙しそうですね…うちでお茶でも飲んで行く余裕はありませんか?』『このあともっと行かなきゃいけない所があるから…』『ここは住みやすい町ですよ。是非また来て下さいね。』

実際、後日またお会いすることになります。それが良いことだったのかどうか…。
タグ:アフリカ
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカ駐在での出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする