2008年04月13日

冷凍庫本来の仕事

その後、電気はろくに供給されなくなりました。どう不便なのかは1回の記事ではとても書き切れないので、小出しにしていきます。

これは、通電より停電が多いような発展途上国の駐在員なら知っていて当然の知識です。また、停電が滅多にない国に住んでいる限り、必要のない知識です。結局、読んでトクするのは、これから初めてこんな国に住み始める方だけですね。すみません…。

常に1.5リットルのペットボトル入りミネラルウォーターを何本も冷凍庫にストックしておきます。完全に凍るのに時間がかかりますが、電気が来ていれば、そのうち凍ります。完全に凍ったペットボトルは、常温の時とは別物になります。中身が膨張しますので、いびつにふくらみます。底が平らでなくなるため、フタを開けたままだと放置できません。相当な時間が経過しないと、たとえ熱帯の常温の中に置いても冷たいままです。

通電が期待出来た頃、冷蔵庫の中にはバターを入れていました。冷凍庫には多めに買ってすぐに小分けした肉が入っていました。停電すると、傷む恐れがあります。

停電は突然来ます(予告どおりの時刻にされた記憶がありません)。まず、完全に凍ったペットボトルをペットボトルばかり入っている冷凍庫から取り出して、お肉を取り出しやすく入れている冷凍室に入れます。冷凍庫の内部を完全に凍ったものでいっぱいにしておくと、お互いを保冷し合う効果があるので、相当時間が稼げます。

我が家には冷蔵室のある冷蔵庫が2台あるのですが、台所にある冷蔵庫は、本来は冷やさなくても良い開封済み調味料類が虫避け対策で在庫されています。一緒にマヨネーズやケチャップ等、冷やしておくべき調味料も入っております。

変圧器を配線する関係で廊下に置いている冷蔵庫の方は、ちょっとした振動で扉がパカパカ開きます。だから、メイドさんが調理で使わないような、あまり使わない物を入れています。私の食べかけお菓子とか…。そこへ、すぐには使わない、冷やしておくべき調味料を避難させて、凍ったペットボトルを上段に入れておきます。当分扉を開けないことを誓います(お菓子はガマン)。

通電というありがたいイベントも、突然来ます。冷凍ペットボトルで食材対策が出来たら、次の通電に備えて、コンセントからプラグを抜いて回ります。停電明けの通電は、異常な電圧だったか電流だったかが流れてくるそうです。精密機械が壊れる恐れがあるそうです。精密でなくてもアフリカで貴重な電化製品が壊れては大変!再生途中だったテレビデオは、通電した途端に、『ガー!』と言うことになるので、忘れずに切ります。

心の余裕がなくなった訳ではありませんが、電力の余裕がなくなったため、冷凍庫に氷を入れたマグカップを在庫しておく習慣はやめました。製氷皿も使いません。変わりに、電気が来るたびにペットボトルを1本ずつ増やして凍らせて在庫していきました。当時は『不便極まりない暮らし!』と、嘆いてみたものですが、自宅でペットボトルをまるまる1本凍らせるぐらいの電力供給量があっただけ、まだマシだったのかも。
posted by サウンジャ at 07:00| 発展途上国アフリカ駐在の小道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする