2011年04月29日

買い貯め依存症

こちら首都圏では、だいたいの物が平常通り買えるようになりました。食パンも豆腐も牛乳もヨーグルトも納豆もトイレットペーパーも女性用品も。国産タバコは、『よっぽど重たい』(?)から売れ残っているとかいう銘柄しか置いてないらしいですけど。あと、『ビールが品切れ多くてすみません』って貼紙もしてありますが、品切れしていない銘柄はあります。お酒とタバコは買わないので、私にとっては有っても無くてもどっちでもいいです(ひとごとですみません…発泡酒とビールの違いも、銘柄見ただけでは判断出来ません)。

私にとって生活必需品でもない物が今なお入手困難なのは、工場が被災したのが原因みたいです。ちょっと前まで私にとっても必要だった物が入手困難だったのは、物流が止まっていたことも原因の一つだったそうですが。買占めも原因の一つだったそうです。私のように朝早くから通勤電車に乗り遅い時間に帰ってくる主婦にとって、地元の専業主婦の皆さんが日中一斉に買い占めに走られると、兼業主婦ならではの手抜き料理を作ろうにも材料の入手が難しくて、少し不快に感じたものです。

備え有れば憂い無しって言っていいのは有事の前に備えておいた人だけであって、有事の後から買い占めるのは反則です!…みたいなことを言う資格が私には無いと思います。昔のことを思い出すと、買い貯めに走った専業主婦の皆さんの気持ちも理解出来ますから。

ご主人ほどの稼ぎが無くてあまりお金を持っていない主婦の場合、お稽古に通ってストレス発散することもままなりません。独身の時みたいにファッション雑誌に載ってる服を買いまくることも出来ません。それで…百円ショップで大人買いとかでストレス発散してしまいません?大していい物は入ってないけど、買物かごが重たく感じるぐらいの買物をすると気分良くなったものです。発展途上国駐在中は生活必需品の供給がよく途絶えて、日本の百円ショップで買物しまくりたい!ってよく思ったものです(これは違う理由からですけど)。

初めての海外駐在、不安なことだらけでした。日本で当たり前に入手出来る生活必需品がアフリカに来ると売ってないことが多いと聞いて、駐在準備の一環として買物しまくることが必要でした。今、思えば、お店とか(或いはメーカーさんでもいいのかも)と交渉して箱で自宅に直送してもらうとか、そういう買い方をすれば早く片付いたのかも知れません。でも、自分でレジに持ち込んで車に積んで、『私は今しなくちゃいけないことを一生懸命やっている』っていう充足感を求めてしまいました。それはそれで満たされたし、元々買物することでストレス発散される習慣だったから、いいことも多かったものです。

生活必需品欠品中に海外駐在の準備をしなくちゃいけなかった奥様もおられたと思います。『お一人様2個まで』とか書かれているのに大人買いもままなりませんよね。『私は買占めてるんじゃないのよ』って顔をしながら別の店に行くとか別の日にまた来るとかしなくちゃいかなかったかも知れませんね。お疲れ様でした。

そもそも買占めてる人が居たから本当に買いまくらなくちゃいけない人まで肩身の狭い思いをすることになったのですが。不要不急の買物をしてしまいたい心理状態の人にオススメなのは、被災地支援につながる買物をすることでした。それで、震災の被害が甚大だった県の方から是非にと紹介するように言われていたサイトがありました。

http://www.youtube.com/watch?v=UY0FtSqrMBc
(↑クリックすると、いきなり動画が再生されるサイト)
モタモタしている間に、都内にある岩手県のアンテナショップではスグに売り切れてますとかいうニュースを見て、ますますモタモタしてしまいました。要は不要不急の買物するお金と時間があるなら、被災者支援につながるような使い方をして下さいってことだったんですが。

直接被災地支援している気分にならない買物でも、消費が増えることで経済が活発化します。迷惑にならない程度で、飲んだり食べたり大きな買物をしまくりたいものですよね。なんだか説教臭い口調になってしまいましたが。私は仕事をしているので、夕食の準備に必要な物が買えなかったけど仕事が忙しかったんだから仕方ないでしょ!って言い切れました。専業主婦の皆さんはそれが出来ないために自宅内欠品を許されず(節電で電車の本数が減ってるから通勤するご主人の機嫌が悪いはず)、日中は色んなスーパーを東奔西走されていたのだと思います。それはそれで、お疲れ様でした。
posted by サウンジャ at 22:42| 発展途上国アフリカ駐在の準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

退去、秒読み

駐在に行くための引越し荷造りは大変でした。国内で温度湿度の管理された倉庫へ預けておく分は別に分けておいて、一応、衣類だとか雛人形だとか、温度湿度の参考にして頂けるように中身のリストを作っていました。狭い社宅の1室に住みながらしていた作業で、押入れの天袋にまでその荷物をあげて、荷造り作業をするためのスペースを作りましたが、赤字になってでも人を雇って力仕事を避けた方が良かったと思います。

先に出発した主人がまだかまだかとメールしてきますので、航空便で送って頂く急ぎの箱の中身も充実させる必要がありました。『これも急ぎで必要』ってメールが入るたびに買いに走りました。海外へ出す荷物なのでインボイスを作る必要があります。会社のサービスで、その英訳は社内の方が代行して下さるのですが。

自家用車のほか預金通帳など、実家で預かってもらうことになる荷物もありました。そういうのは最後の最後に運転して持っていくものなので荷造りする必要はありません。

多くの家財道具は、船便引越し荷物となりました。発展途上国では当たり前の物資の調達もままならないと聞いていたので、買出しに行きながら荷造りして、インボイスを作りました。もともと狭い社宅がますます狭くなってくるし、作業がしづらくて大変でした。

…と、国境を越える引越しは大変なものだという思い出が出来ていました。ところが、帰国するための荷造りは、あっけないほど簡単でした。何と言っても有利なのは、作業の出来る家が広かったことです。男手があるので力仕事をする必要が全くありませんでした。メイドさんが居るので電子レンジなども言う前からキレイに掃除してもらえました。

たくさんの荷物を広い家の中に平置きして、あっさり片付いてしまいました。引越しって何て簡単なんだろう(認識の変化、早すぎ?)!帰国のための引越しは、日本へ船便で送る分、日本へ航空便で送る分、メイドさんたちに寄付する分(すでに配り終えました)、飛行機に持ち込む分と大別出来ました。

船便で送る分については、あと何日か締め切りを延ばせるそうです。借り上げて頂いている広い家の賃貸借期限が先に来るので私たちは退去しますが、あと何日かホテル住まいをします。その間ホテルに持ち込んだ物を、出国ギリギリに船便荷物として追加する計画を立てました。自宅から車で3分とかからない所にあるホテルへの引越し。やっぱり引越しって簡単です。
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2010年02月13日

アタリ講座

みなさまの受信料で成り立っているんでしたっけ?費用対効果とか考えずに惜しみなく良い講座を作るというコンセプトが感じられ、NHKのラジオ講座はいずれも質の高いものばかりです。…ですが、『特に今回はいいな!』って思うことがあります。それも、真面目に勉強せずに何年も同じレベルの講座を聞き流し続けているからこそ持てる感想というものですが。

不景気が原因だと思いますが、主人が『今度こそ海外駐在員になる社員』…で居続ける期間が予定よりも何年も長くなってしまいました(日本人が一番コストが高いので、違う国の人を派遣することでコストを抑えていたようです)。その待機期間、私はフランス語圏以外の国での駐在もありうるな〜と思い、(マスター出来てもいないのに)フランス語から浮気しました。中国語講座を聞いてみることにしたのです。世界の人口の4人に1人と会話出来る計算です!

挿絵にパンダの絵が時々入っていた年(毎年?)ですが、楽しく積極的に勉強していきたくなるような、かなりのアタリ年講座でした。やる気マンマンで聞いていましたが、始めて1ヶ月ぐらいの時に突然アフリカ行きの辞令が出ました。やっぱり駐在先はフランス語圏だったということです。楽しい講座だったのに聞くのを辞めるのは残念でした。主人はさっさと単身赴任してしまいましたので、女手一つの引越し作業に難航し、新しく語学を学習している場合でもなくなってしまいました。

結局、『あなたは中国人ですか』『私は日本人です』『あなたは中国語を話すのが上手ですね』『たいしたことありませんよ』…という例文を覚えただけでした。後半2つを使う機会は、まず無いでしょう。『私は日本人です』だけ、覚えていて損はなかった…と思える機会が1回だけありました。

『意外に便利な物を置いてある』っていう噂の雑貨店に行ってみた時です。そんなに日本人とか来ないらしいです。経営者も従業員も中国人。ふふーん♪と主人と一緒に来店し、『これもこれも売ってて便利ねー!』ってはしゃぎながらたくさん買い物しました。すると、小声で中国語で話しているのが聞こえました。『…日本人…?』って言ってますね。『私は日本人です。』自信がないので、面と向かってではなく、つぶやくにしては少し大きめの声で言ってみました。…それだけ!
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2010年02月09日

英語の本

海外駐在中ずっと日本の倉庫に預けていても仕方ないと思ったので、手持ちの英語参考書や辞書は船便引越荷物の中に入れることにしました。アフリカへの直行便ではなく乗り換えで入国するので、途中は英会話する必要があるのが不安でしたが、まぁ何とかなると思って和英辞典の類は持ち歩かないことに決めました(私が海外行くにあたって初めての試みだったかも)。

一年に一回程度は英文の手紙を書くので、英和辞典、和英辞典、英文法の参考書は持っていました。それをもちろん船便で送ったのですが。駐在準備中の私は少々貪欲になっていました。『娯楽の多い日本でさえ専業主婦は暇なんだから、メイドさんの居る生活ならもっと暇だろう。だから…英語の資格を取るぞー!』フランス語圏アフリカで英語の勉強をしようと思っていたのです(笑)。

首都で駐在していると英語を使う機会は多いそうです。何と言っても世界に通用する言葉ですから…。地方では英語を使う機会がありません。幼稚園ママ友達などの付き合いは英会話が重要になりますが、私の場合、そういう付き合いもありません。かろうじてカタコトのフランス語でコミュニケーション出来ていますが(出来てるつもり?)、現場で使えない英語の勉強してる余裕があったら現地語を早く覚えた方が良いという環境です。

地方に住んでいても、たまに夫人同伴で接待する相手が、フランス語より英語が得意…という場合は英語で話します。でも、私は『語学が苦手』ってことで認められているようなので、愛想よくしているだけで十分みたいです。今まで覚えた英語で十分足りる程度のことしか話しません。

欲張って買い込んだ、英語の資格取得のための参考書やCDは全くの手付かずです。わざわざ新品を買ってくるんじゃなかったと思います。※もともと持っていた辞書や参考書は、主人の英語の仕事を手伝ったり、私個人で英語の手紙を書いたり、大活躍しています。

【追伸】
本日の予定だったSeesaaブログのメンテナンスが日程延期されたそうです。日本時間2月23日(火曜日)午前2時〜12時までブログの閲覧が出来なくなります。
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2009年12月27日

パソコンのメーカー選び

私が駐在中に使うノートパソコンを買うにあたり、買う街を厳選しました。プリンターの経験を踏まえて…。予防接種を受けるたびに上京していたので、プリンターを買うついでに繁華街に出て大型家電店に入ってみると…店員さんが何もわかっていない方で驚いたものです。

『インクはどういうタイプですか?』って質問すると、何と答えられたと思います?『トナーだと思います。』あの、会社でたくさんコピーとる時に使うような黒い粉?『店内にある、出せる資料全部出してちょうだい!』って言って出された物で確認して、カラーまるごとインクと黒インクの2種類だけ補充するタイプであることが確認出来ました。あと、他のメーカーのと比べて非常に安価なこともわかりました。

プリンタぐらい私レベルでも理解出来ると思い、そこまで来た交通費がもったいないという思いと、残された時間ももったいないという思いと、予防接種で体力を使って早く帰宅したいという思いがあり、結局そこで買いましたけど。あんなに不勉強な店員に成績を付けてやらなくても良かったとは思いますが、あの時私に残された体力と時間を考えると、そうも言ってられなかったような。

パソコンは特に大切だと思い、電化製品の聖地とも言うべき街までくりだしました。いかにもパソコンに強くて自分で何でもカスタマイズ出来そうな人(…いわゆるヲタクさんたちかも?)がウヨウヨ居て、独りで歩くと心細くなったものです。パーツ専門店…みたいなのは敷居が高くて入れませんでした。そして、やっと見つけた敷居の低そうな量販店に足を踏み入れました。

色白でぽっちゃりして若干早口の店員さんに声を掛けられ、勇気を出して質問してみました。『海外駐在に持って行くためにお勧めのノートパソコンとかありますか?』だいたいのノートパソコンは海外でも使えるように出来ていて、プラグの形状さえあわせれば、電圧もACアダプターでうまく調整してくれるものなのだそうです。そして、海外サポートの充実している大手メーカーさんを2社教えて頂きました。1社はとても高めの価格設定だったので、日本で有名な大手の物を買うことに決めました。

本当にパソコンに詳しい店員さんで、色々とためになることを教えて頂きました。話してみると私が素人ということもわかるみたいで、素人にもわかるような説明を受けました。ここで買って良かったと思います。駐在の準備で後悔していない、数少ない部分ですね。

結局、発展途上国でサポートを受けられる国は限られていて、私の駐在する所は圏外だったのですが。圏内に入っていれば、修理のための移送にも対応、日本語サポート電話番号が使えたり、便利だったかも知れません。壊れないと関係ないけど。

無名のメーカーだと、サポートセンターと通話するのに通話料プラスのお金がかかったり、そもそもサポートセンターに電話がなかなかつながらないなど、イラッとくる機会が多くあります。説明書がやっつけ気味で意味わからないことも多いです。大手の場合は、サポートセンターはつながりやすいし、オペレーターのレベルも高くて(素人の私が評価するのもなんですが…)、頼りになります。

友達の出来ない国に行く場合、パソコンへの依存度が上がりますので(停電頻度にもよりますが)、メーカー選びではケチケチしない方が良いと思います。ノートパソコンは決して安くない買い物でしたが、充分な説明を受けて即日買って帰ったのは大正解だったと思います。
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2009年12月25日

輸送リスク

駐在経験者情報によると、『発展途上国に持ってくためにわざわざいい物を買うべきではない』ということと、『そもそも、いい物は持って行かないこと』をベースに、引越し荷物に何を入れるべきか考えると良い…ということを教わりました。クリーニング店なんてありませんから、いい服は持って行くべきではありません。海外駐在員の場合、物が盗まれるリスクも高いですから。

私はもともと、デスクトップパソコンを持っていました。突然電源が切れると壊れやすいため、停電する所で使うべきではありません。なので、ノートパソコンを買いました。これは買って正解だったと思います。通電しない日すらある環境なので、デスクトップパソコンだったら使えないと思います。とっても貴重な精密機械なので、これはタオルで何重にもくるんで手荷物として機内に持ち込みました。そのお陰?壊れずに済んでいます。

パソコンを使うなら、プリンターも欲しいもの。私がもともと使っていたプリンターは、新しいノートパソコンには使えませんでした。古いパソコンの場合、USBケーブルを差し込めるだけでもありがたいと思え…っぽい感じで、プリンタはピンがたくさん飛び出ている、シリアルポートって言うの?指を突っ込んだら感電しちゃいそうな穴にネジをぐるぐる回して留めるような仕様が当たり前の時代のものでした。

それで仕方なく、USBポートしかないノートパソコンでも使えるプリンターを買いました。色々迷いましたが、安い複合機にしました。スキャナはさておき、コピー機があると便利です(停電していると使えないけど)。有名なメーカーのだとアフリカでもインクが買えますが、無名のだと売ってませんね(日本でも売っている店を探すのが難しいぐらい)。

無名メーカーとは言え、箱にはちゃんと梱包財も入っていて、船便でも無事に到着しました。海外駐在の引越し荷物は、基本、船便で送りますが、箱にどれだけ、『割れ物注意』とか書いても、あまり意味がありません。まとめてコンテナに入れられて、大きな貨物船の上で炎天下潮風にさらされて、海を渡ります。時化の日は揺れると思います。プリンターは無事でしたが、割れ物じゃない中身の入っていた箱は、大きくへこんで届きました。

私のプリンターは運が良かっただけかも知れません。有名メーカーのを買っていれば、インクを好きなだけ現地調達出来たかも知れませんし、性能も安いのより良かったかも知れません。ただし、ほぼ新品の高いプリンターが運搬中に壊れていたらショックを受けそうです。

今後は、海外駐在があるかも知れないという仕事をしている以上、プライベートで所有するパソコンはノートパソコンにしておくべきだと思います。あんまり古いとHDDの寿命(早くて3年ぐらいとか?)が来るかも知れませんので、古すぎる場合は補充用の部品も用意した方が良いかも知れません。無事だったとは言え、ほぼ新品のノートパソコンやプリンタをアフリカに持ち込んだのは大きな賭けだったと思います。
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2009年11月27日

強力粉を大人買い

日本の台所では、普通の薄力粉しか在庫しておりませんでした。天婦羅とかシチューとか、小麦粉を使うようなお料理の時に出して使っていました。凝った料理を作りたい人向けの本には、中力粉とか強力粉とかについての説明があると思いますので、読んでみて下さい(ネットで検索しても解説してくれているサイトが見つかりそうですね)。

主人がご飯好きでパンは苦手というので、私はパンを焼く気にはなれませんでした。私はパン好きですが、社宅徒歩圏内にパンを安く買えるお店はいくらでもあったので、そこで買えばいいかなという程度の認識でした。確か、実家で母が時々パンを焼いていたように記憶しております。専用の材料がいろいろ必要なので面倒臭そうだなぁと思って遠巻きに見てました。

たまには薄力粉でも焼けるパンもあるそうですが、強力粉を使うのが普通なのだそうです。事前情報として、『現地で売っているパンはイマイチなので、パン焼き機があると便利』って聞いていたので、私は生まれて初めてのパン作りをアフリカで経験することにしました。日本のホームセンターの特売品で安いのを買えましたので、その説明書を読みながら、必要な材料を用意しました。

強力粉は現地で売ってないと聞いていたので、大量に買って船便で送りました。パンの材料の大半は強力粉と水ですから、結構な量です。強力粉は見かけませんが、現地スーパーでは何種類かの小麦粉を見かけます。おそらく全部薄力粉と思われますが、私は一番高い、『製菓専用』って書いてあるのがお気に入りです。

駐在したての頃に先輩マダムが事前に買って台所に置いておいて下さったもので、日本の薄力粉を使う感じと比べても違和感がなく、現地で普通に買う塩や砂糖と違って小石等の不純物も入っていたことがなくて、安心して使えます。他の小麦粉を試したことはありません。

日本のご家庭にある小麦粉と大差ないように感じる薄力粉…なら現地調達出来ますが、強力粉は現地調達出来ないというお話。…ですが、結果だけ見ると、そんなに強力粉を買っておかなくて良かったとも言えます。長くなってきたので、続きはまた明日。
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2009年11月02日

自費検診の勧め

これまたご主人の勤務先によります。勤務先が同じでも、時代によっては景気の良し悪しで待遇が違ってきます。妻となって久しい今、夫の勤務先を選ぶ(…深い意味はありません)ことなど出来ないので、与えられた環境で出来る最大のことを考えるほかありません。

例えば主人の勤務先の場合ですと、海外駐在員には、人間ドックに近い丁寧な検診を駐在前と駐在後に費用会社負担で受けさせてもらえます。とてもありがたいことですね。これが、駐在員の家族となると、受けられる検査項目が減ります(…なんで?)。

海外駐在があろうとなかろうと、社員に健康診断を受けさせてくれる企業があります。主人の勤務先もそうです。景気の良い頃は、配偶者にも健康診断を受けさせてくれたものですが、いつのまにか状況が変わってしまったようです。こういう制度は、『あればラッキー』程度に思っておけば良いものであり、なくなっても文句を言うべきではありません。

また、日本ではお住まいの自治体によっては、無料で検診を受けさせてくれる制度というのがあります。歯科検診だったり胃がんだったり婦人科だったり、さまざま。だいたい婦人科の検診はあまり若い人は対象とされておらず、ある程度の年齢になってから、そのお知らせが初めて来ます。

貴女が海外駐在している間に貴女の同級生が婦人科検診を受けていたとしても、わざわざ、『私は受けてきたわよ。』って言わないものです。『どんな検査なの?』って聞かれるのがイヤでしょうから。検査の結果が悪ければ余計に他人に言わないような気がします。

本来なら、受けておいた方が良かったかも知れない検診のお知らせを、海外に住んでいるからとか、会社の景気が悪くなったからとかの理由で、受けられなくなることがあります。日本に居るなら不調を感じてから受診しても大事に至らない可能性はありますが、発展途上国だと厳しいですね(そう簡単に出国できないから)。

『海外駐在しているとお金が貯まる』って神話を疑っても良いかも知れません。赤字覚悟してでも、日本に居る間に健康のために身銭を切ってみることをお勧めします。私自身がアフリカの救急病棟でお世話になった先生が居て、パリ留学経験があるとかいうその腕は信用出来るものでしたが(どこから目線?!)、言葉がろくに通じない国で病院に行くのは不安なものです。
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2009年10月30日

じゃあ、買ったマイホームはどうするの?

意外に何とかなるような気がします。海外駐在中は、もちろん国によりますが、日本の銀行口座からお金が引き出せません。東京本社からのお給料は口座に振り込まれ続けており、そこからクレジットカードの年会費や生命保険や何やかんやが引かれて、残ります。発展途上国でなければ、クレジットカードの使いすぎで口座の残高が…とか気にしていたのかも知れませんが、カードを全く使えない地域なのでその心配がありません。

仮に日本で住宅ローンを組んでいた場合、自動引き落としされるのでしょうが、月給を超える額のローンは組まないでしょうから、海外駐在中であっても返済が自動的にされて残高がマイナスにならないと思います。だから何とかなりますね。

せっかく部屋があいているのだから生かそう!と、マイホームを賃貸に出すのも一つの手です。自分が住んでいない間だけ、誰かに住んでもらって家賃収入を得るという方法があります。通常の契約の場合、解約の申し入れは、大家さん側からは6ヶ月前に事前予告、店子(読み方は、たなこです)さんからは1ヶ月前に事前予告することになっていることが多いです。帰国の6ヶ月前までに辞令が出ていなかった場合は、店子さんが居る間、マイホームに戻れないことになります。

リロケーション物件を管理するのが得意な不動産会社さんに任せると、一定期間経過後はもうちょっと唐突でも出て行ってもらえるという定期借家契約で管理してくれることがあります。駐在の辞令が決まってバタバタしている時に自宅を売却する手間を考えると、お任せで貸してしまえばいいかな?と思えますね。

様々な経験者から様々な体験談を聞くことが出来ました。マイホームを賃貸に出して帰国後に戻ってきて…『こんなの我が家じゃない!』って思って、もう一度マイホームを買った方。思いのほか駐在期間が長くなってしまったのでリロケーション物件として唐突に出て行ってもらうことが可能になり、突然の帰任の辞令でもスンナリ戻れた方。買ったばかりの新築マンションに他人を入れる気がせずにそのまま置いておいたら、駐在先で治安が悪化して妻子だけ帰国することになり、スムーズに母子家庭生活をスタート出来た方。

色々なパターンがありますが、海外駐在の辞令が出たからって住んでいるマイホームを売ったという話は聞きません。普通の国内引越しでも大変なのに、海外への引越しの準備の本拠地がなくなると困りそうです。駐在前に売れたとしたら自分たちの住む所がなくて困りますし、自分たちの住む所が(海外に)出来てから売れたら、契約が面倒そうです。どうしても売りたいなら、信用出来る代理人をたてると良いのでしょうが、何となく売却以外の方法を勧めたくなります。
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2009年10月29日

家を買っておくメリット

社宅住まいのメリットとデメリットについてお話ししたので、社宅に住まずにマイホームを買ってしまう場合についてもお話しします。もちろん、社宅に住まずにマイホームも買わずに賃貸住宅を見つけて住むことも可能ですが、そういう少数派の方々の意見はカットさせて頂きます(ごめんなさい)。

社宅のデメリットがすなわちマイホームのメリットとなりますね。お子さんの教育問題が主な理由だと思いますが、ご主人が単身赴任してもご家族が平穏に暮らせそうです。企業により差があるとは思いますが、社宅は男性社員が住んでいることが前提のルールがあることが多く、男手の無い母子留守番家庭に力仕事の『当番』が回ってくると苦労します。持ち家で男手が無くて苦労するかしないかも、その地域によるところが大きいとは思いますが、一般的に、分譲マンションなら管理会社に全部お任せで楽に住めそうな気がします。

発展途上国の場合、駐在の途中で治安が急に悪くなることがあります。ご主人はギリギリまで残って働きますから(企業によっては事業を投げ出して男性も逃げ出す…のかしら?)、女子供だけが帰国します。そんな時、戻るべき『マイホーム』があれば、ちょっと安心出来るかも知れません。

海外駐在員のお引越しは、原則船便で荷物を送ります。アフリカに無いと思ったから日本から出荷した炊飯器やトースターなどは、自分が帰国してから何ヶ月もたたないと手元に戻ってきません。私は電子レンジやアイロンまで送ってしまいましたよ。アフリカで余って日本で少し困る方が、アフリカで一つも無くて駐在中ずっと困るより、ずっといいのは確かです。しかし、日本で待ち続けるのもしばらく不便だし、諦めて置いて帰って帰国後すぐに買い直すのも悔しいですね。

そんな不便な数ヶ月間を、ご主人のご実家に居候という形で過ごしていた若いご夫婦がおられました。そのお陰で家電を買い直す必要はなかったはずですが、その後、近々2度目の駐在があることがわかっているけどマイホームを購入されていました。
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2009年10月27日

社宅のメリット

ご主人の勤務先が社宅を用意してくれる会社なら、可能な限りそこに住み続けるのが賢明という気がします。ヨソで借りるより家賃が安いでしょうから、住宅費を節約出来ます。それでコツコツお金を貯めて、マイホームを買う時の頭金にでもあてれば良いのでしょう。

主人の勤務先も社宅を用意してくれる会社なので、ギリギリまで住み続けました。バタバタと出国して行く主人を力ずくでも引き止めて、空き部屋を駐在準備用に使わせてもらう交渉をしてもらうべきだったと、深く後悔しております。発展途上国では物資の調達が難しいため国内で準備する荷物が大量になり、狭い社宅だと荷造りに苦労します。

社宅に住むメリットとして一般的にあげられるのは、『転勤があまり怖くない』ということでしょうか。お子さんの転校や奥様の退職など、突然の辞令に振り回されるということには変わりありませんが、『マイホームに住みながら住宅ローン減税受けつつ返済する計画が狂った!』ってことにならずに済みます。それを大きなメリットととるのか小さなメリットととるかは人それぞれですね。

海外駐在のありうる部署に居る場合、誰か先輩が帰ってくる気配があれば、『そろそろ俺?』みたいな空気を読める場合があります。どうせそのうち海外に行くと確信しているなら、家を買う気も失せるというものです。例外もありますが、今日のテーマはメリットなので、例外には触れません。社宅に住むことが住宅費の節約につながるということは確かな真実だと思います。
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2009年10月17日

人それぞれのお餞別形態

貯金わずかからスタートした結婚生活とは違い、定期預金ぐらいは作ってからの駐在生活。全くお金がなかった訳でもありません。でも、お金のいる時期には違いないので(準備でいっぱいお金を使ったため、最初のうちは赤字が続きました)、お金が足りないとは感じていました。親戚からは現金を頂きました。ありがたかったです。

とは言え、『餞別に何が欲しい?』って言ってくれてる友達に、『現金。』とは言えません。現金を渡す側もイヤでしょうし、受け取るのも気まずいですよね。駐在を終えて帰ってきた人とか、留学経験のある人とか、海外生活の準備の何たるかをわかっている人は、だいたい察してくれたようです。『必要な物はひととおり買ったんでしょう?コレで疲れを癒してね。』って、高級な食べ物を送ってくれました。残さず頂き、大変癒されました。

『何かまだ買ってないもので私に買えるものがあったらお餞別にしたいわ。』って言ってくれた友達に、『家庭用医学書。ちゃんとした病院がないらしいから、自分で調べたりしなくちゃいけないらしいのよ。』って言うと、『わかった!絶対に買ってあげるから、それだけは買わないで準備しといてね。』って請け負ってくれました。大型書店では何種類も売られていたそうですが、症状からひけば病名の察しがつくというひきかたの出来るものを選んでくれました。かなり役立っています(停電にも強そうな電池式の電子辞書でも、その手のコンテンツがあるかも知れません…そもそも電子辞書、持ってきてないけど)。

『いつもあなたの役に立つような物をプレゼントしたい。』と、やや高度なお申し出に対しては、『停電の夜は寝苦しいらしいから、電池で動く扇風機が欲しい。』ってお願いしました。意外に売ってなくて苦労をかけました。また、趣旨から察して、冷蔵庫で冷やしておいて繰り返し使える氷枕みたいな化学的な製品を2人分、一緒に送ってくれました。そういう製品を生かすことを思いつきもしなったのですが、とても役立ちました。『こんなの役立ちますよー』って宣伝しまくった結果の、別な発展途上国駐在員から感謝の声も頂いております。

『私の家族の厄払いとか受験とか、そういうことのある時にいつもお世話になっている神社で、お守り買ってきたから、是非持ってって!』ってくれた友達も居ました。とてもありがたいですね。常に携帯していた所、それを目にした契約社員さんに声をかけられたことがあります。『サウンジャ、意外に迷信深いんだな。俺もお守りいつも持ってるんだ。』日本の家族からもらったものだそうで、こういう気持ちってありがたいですよねーって話で盛り上がりました。

あとは、荷造りを手伝ってくれたり(近所に身寄りがなくて男手不足している私にはありがたい話でした)。母が地方から出てきて社宅引き上げの立会いを一緒にしてくれたり(退去する時は引越し業者が来たりガス屋さんが来たり、バタバタして大変ですから)。

変り種では、クリーニング屋さんから家まで送ってくれたり…。アフリカで絶対に使わない冬物の服なんかは、日本の倉庫業者に長期間預けておきますが、虫食いが怖いので、クリーニングに一気に出しておきました。それが大量で、自力で持ち帰るのは大変だったのですが、車でクリーニング荷物と一緒に送ってもらったことがあります。

色んな形で色んな人のお世話になっていますね(もっといっぱいあったけど記事が長くなってきたので、駐在準備をしながら情報収集しているすべての人にだいたい喜ばれそうな物だけ特にピックアップしました)。みなさん、ありがとうございます。
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2009年10月16日

浅はかながら、餞別心理学

人に言わせると、私のナメられやすいキャラクターに問題があるのだそうです。ハッキリ品名を指定して、『コレが欲しい!』って言っても、全く違う物を頂く率が軽く70%を超えます。

結婚するのが同級生の中では早い方でした。私が結婚生活を現実としてとらえていた頃、友達の中ではそれがまだ夢の中の世界だったようで。『お祝いに何が欲しい?』って聞いてくれたので、思ったまま答えました。『土鍋かたこ焼き器。それ以外はひととおり揃ったの。』

包みを開けて出てきたのは、大きな熊のぬいぐるみ。『あ…?ありがとう。』『良かったぁ!サウンジャが喜んでくれて。土鍋とかたこやき器なんて夢のない物を贈るのもどうかと思ったから、ぬいぐるみにしたの。』若い二人が物入りの時期に足りない物を手に入れるのは難しく、その後、土鍋とたこやき器の両方を入手するのに若干時間がかかりました。

海外出張に行くたび、いらないと言っているのに主人はご当地キーホルダーをたくさん買ってきました。発展途上国ではアナログな鍵の重要性を痛感する…ということを、駐在してみて私も知ったのですが、当時の私は違う物が欲しいと予告していました。

主人いわく、欲しい物をもらうのにも、コツがあるのだそうです。プレゼントする側が、『何て自分はいいことをしてやったんだろう!』って酔えること。『こんな物で喜んでもらえるなんて、かえってラッキー』って得した気持ちを抱かせること(難しい?)。『自分が居ないとこの人ってダメなんだよね。これからも面倒みてやるしかないな。』って次につながる献身的な気持ちを抱かせること。

日本国内に居れば、お金さえ用意すればだいたい何でも買えます。発展途上国では物資の入手が出来ないのですから、何が何でも事前に準備しておかければなりません。それなら自分で買い集めれば良いのですが、『ぜひ、餞別を贈らせて』って言ってきてくれた自分の親や親しい友人には、『いいことをしてやった』『かえってラッキー』『これからも面倒みてやるか』って思える何かを頼んでおくべき?

それを頼むのに頭を使わなければ、ただでさえ不便な発展途上国駐在生活が、当然用意出来たはずの必要な物まで欠如してますます不便なものになってしまいかねません。申し出を断るならそれもうまくしないと、『せっかく面倒見てやろうと思ったのに、海外駐在するからってお高く止まっちゃって、やーね!』って言われかねません。準備で心身共にクタクタになっている時期ですが、今後のためにも、気配りは忘れないようにすべきです。
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2009年09月30日

家電の梱包

日本では丸いターンテーブルが回転するような古いタイプの電子レンジなら安く買えることでしょう。新婚の時にそういうのを安く買って使ってきました。温めるだけでなく、オーブン機能もあるので便利なはず。宿舎への差し入れ料理が重要だという事前情報を先輩マダムから頂いていたので、船便で送ってお菓子作りに役立てることにしました。

結婚したての時は、アフリカに引っ越す荷物を自分で作らなければならないなんてことは考えていなかったので、家電の外箱は全て処分していました。国内の引越しなら、業者さんが使い古しの毛布なんかにくるんで下さるのですが、到着まで何ヶ月もかかるような船便荷物に毛布なんてかけて頂けません。

かと言って、家電の入るような大きくて丈夫な箱はなかなか入手出来ないものです。困っていると、引越し業者の方が手早く小さくて丈夫なダンボール箱を解体してくっつけて、上手に作って下さいました。帰りは引越し業者皆無の国から自力(+勤務先の男手多数)で送るのですから、誰もダンボール箱を作ってくれません。箱は大事に大事にとっておかなければ。

駐在に行くために買った大きな物って電子ピアノだけだったように思います。それはもちろん、一旦開封して新品でないことをアピールし、箱は引越し荷物として出荷する時にそのまま使いました。こうして、帰国することを思えば決して捨ててはならない大きなダンボール箱(たいていは、畳むことすらはばかられる)が、たくさん在庫されることになります。

幸い、天井の高い家が二人で住むには無駄に広いので、寝室と家事室の間にある一部屋(7.5畳程度)を物置として使えます。畳めない箱と貴重な日本のレトルト食品などの在庫でいっぱいです。これまたラッキーなことに、我が家で雨漏りする場所は、テラスと家事室とリビングの一部だけで済んでいます。貴重な特注ダンボールがカビだらけになったらショックでしょうね。
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2009年09月12日

妻の防御策

結婚してみたら、『こんなハズじゃなかった!』と思うことは多々あります。女性に対して男性が思うこともあるのでしょうが、それはさておき(私は女性の味方ですから)、妻が夫に失望することはたくさんありますね。お互いに理解し得ない存在だということがわかれば、理解されない相手と生活するために必要な策も見えてくるというものですが。

例え夫の実家滞在中であっても、毎朝洗面所で顔を洗いたい!これが私の願いですが、その必要性が理解されないようです。実際、トイレの手洗い場の水で洗顔したからって命にかかわるような損害は生じません。凍てつく冬の帰省がつらいだけのことです。いっそ顔を洗わなければいいじゃないかと思うのが男性のようですが、何がなんでも朝晩顔を洗いたいのが女性というものなのです(納得してもらえる理由は無いけど)。

歯磨きや化粧をするのに足る大きさの鏡があるのに、なぜ姿見が必要なのだ?と、男性は首を傾げるようですよ。そもそも、結婚相手を見つけた時点でオシャレをする気が失せることはなく、女性は一生涯かけてオシャレし続けたい生き物なのです(これまた男性に理解してもらえるような理由は無いけど)。つま先から頭のてっぺんまでのトータルコーディネイトの確認はしたいものですし、痩せたか太ったか、体重計の数字だけでなくて自分の体型を目視で確認したいものなのです。

発展途上国でいくらお金を積んでも、姿見が入手出来ないことがあります。無い所には無いものなのです。なので、駐在前に引越しの準備をする段階で、姿見を船便引越し荷物に入れておくことをお勧めします。引越し荷物の条件等、会社との交渉窓口は夫を通すことになるので難しいですが、物資の入手出来る国で頑張っておかないと、後悔ばかりしながら駐在する生活になります。

私の時はダンボール箱に入らない物は原則置いていくと理解して荷造りしました。姿見の入る箱なんて無いので、現地調達すれば良いと思ったのです。プチプチと呼ばれるロール状の緩衝材などを使えば箱に入らない割れ物だって安全に運搬出来るはずです(コンテナに入らないほど巨大な物だと厳しいですが)。引き取りに来る業者さんは引越しのプロでしょうから、自分で包めなければ上手に包んでくれるような気もします。

私は三面鏡を使う習慣はなかったので(女性にしてはオシャレ意識が低いのでしょうか?)、三面鏡がないことには不満はありません。三面鏡がどうしても必要というプレ駐在妻さんは、三面鏡を持参する方向で頑張って下さい。アフリカで三面鏡は見かけてません。
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2009年07月15日

入国する時

よっぽどの特権を使わない限り、誰もが一人で受けることになるはずの儀式があります。日本人は滅多に警戒されないし、先進国なら、『サイトシーイング』しか言えなくても大丈夫かも知れませんね。ツアー旅行でない場合は、もうちょっと英単語を知っている方が便利だと思いますが。

友達(女の子)がド定番のビーチリゾート地に入国する際には、スーツケースを開けさせられたのだそうです。彼女はごくごく普通のOLさん。警戒されたというより、ナメられたのでしょうね。制服を着たノリのいいおじさんが、荷物の中から彼女の三角ビキニを見つけて、びよ〜んと伸ばして、『すごいねー!こんなの着て泳ぐんだ♪』…されるがまま!

発展途上国への入国なら、スーツケースはほぼ確実に地べたで開けさせられると思います。日本人なら特に。怪しいからではありません。ナメられているし、カモにされているのです。一人だけ別室に連れて行かれることもあります。そこで身体に危害を加えられるとかいうことではありませんが、相手が盗む気マンマンであることは確実です。現地語に自信があるなら、『なぜ別室に移動しなくちゃいけないのか理解できない。私が誰だか知っているのか?』って言うと良いかも知れませんが…咄嗟には出ないかも知れませんね。

人目に触れる場所の場合でも、油断してはいけません。なぜ開けさせるのかと言うと、盗みたいからです。先進国の人間から見ると、『他人の使い古しの、そんな物を欲しがる人なんて居るはずないだろう』って物でも盗まれます。ベテラン駐在員でさえ、被害に遭います。

簡単な予防策として考えられる方法は、長旅でどんなに疲れていたとしても、監視の目を光らせ続けることでしょう。プロの手品師ほど器用には袖の中に隠したり出来ないと思います。『疲れてなくてシッカリ見張り続けている人』をカモにせずに次の人のを狙おう!って思ってくれることが期待出来ます。その方が、お互い時間の無駄がなくていいと思います。
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2009年06月16日

夫婦仲

主人が宣伝してくれたおかげで、主人の知り合いがこのブログを見ることもあるみたいです。主人がいつもお世話になっております。こんなブログですみません…。素人が道楽で書いているものなので、多めに見てやって下さいね。

そういうこともあって(これでも)控え目に書いているので、夫婦喧嘩をしている場面が滅多にありません。ブログだけ読んでいると、結婚してからずっとおしどり夫婦だったかのような印象を受けられるかも知れません。私は『模範的な妻』像からかけ離れているので、言いたいことはスグ口に出してしまいます。当然、喧嘩にもなります。

夫婦ごとに特別の理由があるのでしょうが、ほとんどの夫婦に言える、『夫婦喧嘩の原因』は、夫婦が男と女だからということに尽きると思います。男性にも女性にもそれぞれ(比較的)良い部分があり、それぞれに(比較的)足りないものを補い合いながら生活していくのですが、異質の存在同士が生計を共にすることには犠牲が伴うものです。

男性の悪い部分。気が利かない!女性なら当然に相手の気持ちになって考えるべき状態になっていても、考えてくれません。相手の気持ちを考える能力の欠如した、女性とは全く別の生物だと最初から諦めておかないと、喧嘩の原因となります。

女性の悪い部分。気が利かない!男性なら当然に論理的に結論を出して解決済みであるはずの話題を、百万回ぐらい蒸し返します。無駄にリピート再生する機能を外すことが出来ない、男性とは全く別の生物だと最初から諦めておかないと、喧嘩の原因となります。

男性の場合は、後遺症となるようなケガをした場合でも、心のトラウマにならないことが多いそうですが、女性は違います。肉体的苦痛を受けたという記憶は一生消えません。男性には理解できないでしょうが、そういう生き物なのです。

私の場合、結婚を機に初めて離れることとなった故郷が新居からかなり遠く、ほぼ孤立無援状態で駐在の準備をしました。他の経験者に聞いてみると、奥さんだけ置いて行かれた場合の力仕事は、そう遠くない所に住むお父さんが引きうけてくれるのが普通みたいです。そりゃあ、自分の娘が、『重たい物を狭い社宅で積み上げていたら腰を痛めてつらいよー』って言えば、飛んでくるのが普通でしょう。

バカだった私は、自分がハンディを背負っていることに気付いてませんでした。父が亡くなっているとか、かなり遠い所へお嫁に行ったせいで今までの付き合いが一瞬にしてプツンと切れてしまったので父親に代わる男手を招集出来ないとか、そういうハンディを背負っているのに、定期預金を解約してお金で解決するという簡単なことが出来ませんでした。ごくごく普通の主婦である近場の友達に、さすがに腰を痛めるほどの力仕事は任せられませんが、色々と助けてもらいました。今思えば、申し訳なかったです。私がバカだったばかりに…。

慣れない肉体労働で体のどこそこが痛いという愚痴メールばかり毎日送りつける私と、タイクツだから本ばかり読んでるというメールしか送ってこない主人が大喧嘩したのは当然のこと。『もう口もきかない!』と、最高潮に達していたのが、一番肝心の、私の出国間際の時でした(なんでそれでもアフリカなんかに行こうと思ったのか理解できませんよね)。情報戦で大敗して散々なスタートを切ることになったのも、そもそもは私がバカだったからです。

発展途上国への引っ越しなんて、人生に1回あれば充分と言えるぐらいの珍しい経験、トラブルは大金払ってでも回避すべきです。海外駐在も、当然ご主人の勤める会社の出して下さる額にもよりますが、最初の半年ぐらいはずっと赤字経済が続きます。それでも、夫婦仲に亀裂が入るような原因はお金で解決出来るなら、取り除いておくべきです。お金があっても、夫婦仲が良くても、どうしようもない理由で苦労することだらけの生活が待っているのですから。

1,000,001回目の、孤立無援で力仕事を強いられたという愚痴を書いて、また夫婦喧嘩の原因となるかも知れません。この広い地球上に、私と同じぐらいバカで、私と同じようなハンディを背負っているプレ駐在妻さんがお一人ぐらいおられるかも知れません。無駄な夫婦喧嘩をしてますますハンディを大きくしないように、事前に警告させて頂きました。みなさん、賢く生きて下さい。夫婦円満のコツは、力仕事をする能力のない側が賢くなることだと思います。
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2008年11月01日

砂の町へ出張

滅多にないことですが、ごくまれに、主人が国内出張します。残念ながら、海外出張はありませんね。でも、珍しいし面白そうなので、私は必ずついて行きます。遊びじゃないから、なかなか観光名所には行けませんけど。どこに行っても驚きの発見が待ち受けている国ですから、行かなきゃ損です、きっと。

同じ国でも、地方によって大きな格差があるのが発展途上国の特徴なのでしょうか?首都のスーパーには、舗装されて線までひいてある広い駐車場があって、事前に切り分けられたお肉がパック詰めされて売られているそうです。私は不潔そうな机の上の真っ二つになった豚を見ながら指さして『このフィレちょうだい』…って言う生活なのに。

このたび行くことになった砂の町は、もっと遅れているイメージの町でした。発展すればするほど治安は心配になっていくものですが、遅れている町で過ごすってのも、色々と不便があるみたいです。日本で駐在の準備をする時は、自分が住む町についての情報を熱心に収集しようとしたものですが、出張先との国内格差が大きいのだから、アフリカ全般に共通する情報を仕入れる努力をした方がよかったのかも知れません。

いい思いと悪い思い、どっちをたくさんしたんでしたっけ?離れてみてますます、『私の住む町っていいなぁ』…って思うようになれましたし、全く違う生活習慣を経験してみることって、たぶん、大切なこと(負け惜しみ?)。出張に同行して良かったとは思います。

今回の出張を、ちょっとナメてましたね。せめて、砂の町に行ったことのある日本人から積極的に情報収集しておくべきでした。防犯上、使用人には絶対に事前に聞けませんけど。
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2008年09月20日

ターミナルアダプタ(T.A.)

アフリカは日本と比べて数十年遅れている感じもありますが、普及しているインターネットはアナログ回線(ピーピーピーガーガーガーブッブッブッ…って鳴る、遅いやつ)です。そう言うと遅れている感じがしますが、今から10年前の日本では、アナログ回線は今ほど珍しくなかったのでは?すでに携帯電話も普及しておりますし、日本が発展していったのと同じ順番で発展していく訳ではないようです。『通信』という分野は発展がたやすいのでしょうか?

この前置きは、駐在に行くまでターミナルアダプタ(T.A.)を持っていたことの言い訳です。日本では、ごく一部の人の間でアナログ回線のみ浸透したあと、ISDN回線が登場して、それを『高速回線』と呼んでいた時代がごく短い間ですが、ありました。その後、ADSL回線が安価で導入出来るようになり(ブロードバンド時代の幕開け?)、ケーブル回線や光回線がどんどん普及していったことで、ISDN回線は、たちまち、『遅い』と言われるようになりました。

見た目にカワイイT.A.を電気屋さんで購入したため、ISDN回線時代に『レンタル』という選択肢を選ばなかったのです。後悔しています。世間よりだいぶ遅ればせながら、安価で常時接続の出来るADSL回線を導入した結果、T.A.が余ってしまいました。それに懲りて、モデムはレンタルでした。全然かわいくなかったけど。

なんとなく持っていたのですが、海外へ引っ越すということになり、処分を決めました。もうすぐゴミ出しルールが厳しくなると言われていたので、有料で引き取ってもらうようになる前に、普通に捨てました。別に壊れている訳じゃなかったのですが。

不要な物は何でも送ればよかったと思っています。発展途上国には、こちらの固定観念をひっくり返すような上手な使い方をしてくれる人が多いので、何かの役に立ったかも知れません。国内限定の転勤族もそうだと思いますが、特に海外に転勤する可能性のある人は、極力、『所有しない』生活を送るべきですね。

日本のインターネット回線が今後どうなっていくのか、予想出来ません。ハブとかモデムとかルーターとか、或いはそれらに変わる何か必要な物を使うことになるとしても、仮に『割高ですよ』って言われても、レンタルという選択をしていきたいと思います。

ISDNの時もADSLの時も、線をつなぐ作業は自分でしました。そこは自力でやってみて良かったと思います。何でも業者任せにするクセがついていると、発展途上国に来てもっと困ったと思います。私が初めてインターネットをしてみた時は、しばらくアナログ回線でした。まさかまた戻るとは思っていませんでしたが、アナログ回線でつなぐのは2度目だったので、そんなに困りませんでした。名前のまんま、一番シンプルな接続ですからね。
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2008年09月12日

住所の届出

主人の生命保険については、住所変更の届けでちょっと面倒でしたが、私の加入している生命保険の分については、簡単でした。こんな遠い所で何かあったとしたら、請求する手続きがものすごく費用がかかるので、実質請求する意味がないから一旦解約することをお勧めします…とのことです。実にシンプルでした。

私の場合は、社宅の家財道具一式を全部出してからしばらく自分の実家に居たので、手続きが簡単になった部分も多かったです。金融機関等、届け出る住所地は日本国内でないといけないって決まりのあるものが多かったです。ほとんどの金融商品は海外に引っ越さない人を対象に出来ているのかも知れません。

たいてい、Web上の手続き等で私の実家の住所を知らせるだけで変更手続きは済みました。ここで新しい住所を証明する書類を出せとか言われると、解約するか放置するかの二択になってしまいます。非常に残念だったのが、ネットバンキングの申し込みをしていた銀行の書類到着が、私が社宅を引き払うより遅かったことで、取引出来なくなってしまった点です。もっと早めにネットバンキングの手続きを進めておくべきでしたね。

郵便物は全部転送するようにしているのですが、ネットバンキング用の書類は、『転送不可』って書かれています。転送は出来ないけど、その住所はすでに無人…ということで、銀行に書類は差し戻されたようです。そこは住所証明書を求める銀行だったので、実家に送ってもらう手続きも出来ませんでした。

別に保険をかけていたつもりではなかったのですが、証明書なしに住所変更手続きが出来た銀行でネットバンキングの手続きを進めていたので、なんとかなっています。日本では滅多に人が使わないような時間にメンテナンスをするようですが、アフリカとは数時間の時差があるため、ものすごくネットバンキングしたい時間帯にログイン出来なくなることがよくあります。日本に居るのと比べて不便な点です。

クレジットカードの期限が駐在の途中で切れても海外までは新しいカードを送ってもらえないので、可能な限りクレジットカードは複数、別々に作っておいた方が良いと思います。首都では使えるそうですが、地方ではクレジットカードの出番はありません。ありませんが、帰国する時にカードがないのは不安なので、有効期限内のカードを手元に置いておきたいものです。クレジットカードに加入する時は身分証明書で住所確認されたものですが、住所の変更は証明書が不要だったので、Web上で実家宛に書類を送ってもらうように届出しておけば大丈夫でした。

日本からの直行便がなくて第三国の空港で乗換え、その時に乗換空港隣接のホテルに1泊しなくてはいけない…というルートで私は入国してきました。そのホテルでは、宿泊料は航空会社都合だから無料扱いだった(英語の説明ではそう聞こえた)のですが、身分証明書としてクレジットカードを出すように言われました。海外に行くならクレジットカードは必需品だと思います。もっとも、発展途上国の辺境に住むなら出る時と入る時しか使う機会はありませんが。
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2008年09月11日

番地捏造

その制度がないのか、制度があっても周知徹底されていないだけなのかは知りませんが、住所に番地がついておりません。郵便の配達も来てくれないのですが、主人の勤務先が地元では有名な会社なので、会社のある集落の名前と社名で郵便物は届けてもらえます。発展途上国の生活はそれで何とでもなります。

問題は、杓子定規な先進国への対応です。特に海外出張等に慣れているご主人たちは、不親切な説明が多いですね。電話番号は…って教えるにも、ゼロで始まらず、なぜか#から。それだけ言われて国際電話をかけることの出来る人、ご両親世代には少ないように思いますけど。郵便物は、『このまま貼付ければ大丈夫』状態の宛名をお渡しするぐらいが良いかと思います。『日本語の【様】に相当する言葉をどこに入れたらいいんだろう?』とか思うと、日本からお手紙をくれるのを躊躇するかも知れませんから。

祖国からの手紙や電話が来ないことは、さびしいですが、発展途上国に限っては、たいした問題ではありません。郵便事情もよくありませんし、電話が不通になることも多いので。私が一番困ったのは、保険会社への連絡です。

その時、既に主人はアフリカで働いていました。住民票は転居先の州の名前を告げるだけで済みましたが、主人の入っている生命保険の担当者は融通が利きませんでした。『必ず、転居先のきちんとした住所を届けて下さい。』って。きちんとした住所として教えられたのが、地名で終わってしまいます。『これで郵便物も届きますので。』って説明したのですが、『必ず数字で終わる住所でないといけません。』…日本のルールですか?

アフリカへメールを打ち、主人に、『どうしても番地を調べて教えないといけないらしい。』って伝えました。主人は、一見住所風な数字で終わるものを書いて返信してくれました。『番地なんて最初からないのだから、ないものはない。…では保険会社が納得しないなら、コレでいこう!』

地名のあとにつけた数字は、郵便番号です。パッと見た感じ、杓子定規な日本でも納得いく住所に見えたはずです。一度も日本の保険会社から郵便物が届いたことはありませんし、多分、日本の出向元を連絡先として伝えておりますので、何か用があればそちらへ連絡してくるのでしょう。とりあえず、保険会社からはOKがもらえました。…なんでそこまで杓子定規なんですか?…ってモメるのは無意味です。
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2008年07月17日

新車なのに、ポロリ

車のエンブレムってわかります?スポーツ車の後ろなんかに、

TR
…とか、何気にその車の等級なんかをアピールしているロゴがついている、アレのことを言っています。よっぽどのこだわりがあるなら別ですが、普通、わざわざ剥がさないで、付けたまま乗りますよね?

先輩マダムのお車が、状態のいいAT車なのです。その前の代の駐在員さんが、買ったばかりのほぼ新車のマイカーを駐在生活用に持ってくる決心をなさったそう。でも、とっても残念なことに、『なかなかうまく輸出できなくて』、帰任ぎりぎりになってようやく手元に届いたのだとか。…で、後任の駐在員夫人が、そのほぼ新車を譲り受けて乗っているとのこと。先代駐在員さん、気の毒ですよね。

車の輸出って、普通はお金がかかるのです。ただ、引越しに伴う場合は関税が安くなるんだったか免税になるんだったか、自分で払ったことがないから知りませんが、そういうメリットがあるため、会社の方針で、車を輸出するのは誰かの引越しの機会に限定します。最近は不景気だから、自腹とか寄付とかで入手した車に限定されてもいます。通関手続きとか納税は会社が負担して下さいます。

主人が先に出国したあと、私は1人残って荷造りをしていたのですが、会社から言われました。『引越し証明書を至急送って下さい』…って。『引越し証明書って何ですか?』って聞くと、『役所で発行される書類です。』…とのこと。何度も何度も役所に行きましたが、『そんな書類はない。』って言われ続けました。会社の担当者も、前任者から詳しいことを聞いてなくて、実物を知らないのだそうです。役所に事情を説明すると、住民票で用が足りるし、役所としては他の書類は出せない、とのことで、住民票を買って会社に送りました。それでうまくいった模様です。

世帯主だった主人が海外に引っ越して私が残っている…という世帯全員の【住民票】が、主人が海外へ引っ越したことの証明になるため、『引越し証明書』として使われます。世帯全体が海外へ引っ越してしまった場合、住民票はカラになり、『かつてこんな世帯が居ましたが全員が海外へ引っ越しました』っていう証明書は、【住民票の除票】と、役所では呼ばれております。会社が指定する『引越し証明書』は、役所では、(家族が残っている場合、世帯全員の)【住民票】または、(世帯全員が出国したあとの)【住民票の除票】と呼ばれるので、注意が必要です。

私の予想ですが、先輩駐在員の先代駐在員の除票の日付が時間切れなどになってしまって車の輸出の減税又は免税措置に使えず、次の引越し証明書が来る時すなわち交代駐在員の到着まで、輸出を見合わせていたのではないでしょうか。私の入国後しばらくしてから、会社にご縁があった方の遺志で乗用車一台寄付して頂いたとかで、状態の良い社用車が届きました。おそらく、私の除票がお役に立ったのではないかと想像しております。

…と、理由は私の想像ですが、色々あったけどほぼ新車を自腹で送ったのにご自分ではほとんど使えなかったというお車の話です。(冒頭から随分長く引っ張ってすみません、)早いうちにエンブレムがポロリと取れてしまったそうです。別に乱暴な使い方なんてしておりません(日本で乱暴に乗っててもエンブレムなんか取れたことありませんし)。ただ、熱帯の日差しが強過ぎるだけなんです。外で使う車のみならず、家電でも何でも、持ってくると調子が悪くなります。日本のメーカーが想定するより過酷な環境なのでしょう。
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2008年06月20日

昔のリスト、最終章

本当に、仕事の遅さを申し訳なく思っております。ご出発まで日がないのに、リストとしてアップした過去ログの整理も出来ておりません。とりあえず、残っているリストを全て載せておきますので、取り急ぎのご準備の参考になさって下さい。

あと出しでこんな所に書いてすみません。『家庭の医学』っぽい本又は電子辞書版が自宅にあれば安らげます。日本語の通じるお医者さんおりませんので。あと、気休めに『キムコ』『ノンスメル』類があれば冷蔵庫が安らげます。

無事に再び日本の土を踏めますよう、お祈りしております。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年06月19日

昔のリスト、衣類について

どういう訳か、このテーマだけ、リストらしからぬリストになっております。そして、長い説明文が書いてあります。いっぱい書いていると、途中で芸風を変えてみたくなるものかも知れませんね。原文に忠実に再現してみます。

大ざっぱに私の見解を書くと、『いい物は絶対に持っていかない』ということと、『捨ててもいいやと思っている物は持っていく』というテーマに従えば良いと思います。過酷な環境はいい物の保管に向きませんし、何でも貰えたら喜んでくれる国ですから。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年06月18日

昔のリスト、調理器具編

食器不足は料理を作ってからの問題ですが、調理器具不足は料理を作れるか作れないかの大問題です。男の人に理解を求めることは諦めておりますが、よろしければ、△主人と▲私の感想のギャップもお楽しみ下さい。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント

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2008年06月17日

昔のリスト、食器編

非常〜に重要です。奥様方には意味がわかるでしょうが、ご主人様方にこそ、特に気をつけて頂きたいところです。重要なんです!!

衣食住の中でもとりわけ、食料供給は重要です。命にかかわりますから。発展途上国にはコンビニも出前もありません。言い訳無用でお腹をすかせた家族のために毎日食事を用意する義務があります。家族の命を預かっているのは駐在員夫人なのだという無言のプレッシャーを感じる環境です。

また、娯楽らしい娯楽が何もないため、家族は食事を唯一のストレス解消法と認識するようになってきて、食事にかかる期待が大きくなります。…本当に伝染病にかかって救急病棟に運ばれる事態になれば義務は免除されますが、コンビニも出前も無い環境、免除期間は思いのほか、短いですよ!

日本ではシステムキッチンで高度なお料理を作ってきた奥様。日本では電子レンジやオーブンで手際よくお料理を用意できた奥様。日本では高級でオシャレな食器を用いて、自慢のお料理を並べてきた奥様。無理に決まっている環境でも、同じ物を期待されるのです。期待そのものがストレスになります。日本では考えられなかったようなストレスを受けている者同士がストレスを与えある負のスパイラルが待ち受けています。

よくあるケースですが、駐在が決まるとご主人が『出張』に行くか『先発』するかして、下調べをしてくることがあります。住む家を決めたり仕事を引き継いだり、慌しい中、奥様に頼まれた『下調べ』もこなさなくてはなりません。

お料理が全く出来ないご主人に至っては完全にアウトですが、奥様が『主人はお料理が私より得意なんですよ〜♪』と立てているご主人もアウト気味です。そのお料理、たまにしかしていないのでは?盛り付けや食器洗いは責任の範囲外だと認識しているのでは?

『食材を調達して調理して盛り付けて。食器を下げて、調理用具も全部洗って、乾かして、もとの場所に片付ける。食材の在庫管理・衛生管理も責任を持って担当。やりくりも上手にする。』…工程全てが出来ないと、主婦はダメの烙印を押されるんです。

それが理解出来ていないということは、主婦の仕事を軽視してきたということです。…的なことを、私は主人に言ったことがありません。主人に『主婦並みの完璧な食事担当が出来るまで、料理が得意なんて言わせない』…と、ケンカを売っても誰のトクにもならないからです。

恐らく、過酷な環境で生き抜いた食事担当のエキスパート、『先輩マダム』が、ご主人に正確に伝えることでしょう。『○○と○○しかなくて、△△と△△は日本から持って来なくちゃダメ。□□の類似品なら見つかるけど、私は日本製の□□を持ってくることを薦めるわ。』

話を聞かないのが男性の性分?冒頭の『○○と○○…』から後ろは聞いていませんね。『ええ〜っと、食器はだいたいあったよ』…って日本の奥様に伝えます。長旅でグッタリ疲れ、入管で発展途上国の洗礼を受け(検査と称してスーツケースを開けさせて中身をこそ泥されるのはよくある話)、ヨロヨロと家にたどり着いた奥様は『騙された!』と、思うのです。

余計な衝突を避けるため、主人が引き継いだ申し送り事項は、次のとおりです。『台所関係は、何もかも無いって言え。俺たちがあると思っても嫁さんから見たら何も無いんだ。あるって言ったら怒られるから。』…下見の意味、ありませんケド。

食事担当者による情報は、『続きを読む』をクリックしてご覧下さい。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年06月16日

昔のリスト、文具編

受験生みたいに勉強するような年齢はとっくに過ぎたから関係ない…って思われます?意外に、赴任直後から文房具は必要です。赴任直後の方が特に必要…かな?国内の引越しなら、最後に積んだダンボールを最初に開けるから、道具箱も筆記用具もすぐに取り出せて困らないんですけどね。スタメンにも筆記用具を忍ばせて下さい。


※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年06月15日

昔のリスト、虫対策編

国にもよると思いますが、蚊は怖い病気を媒介するので、特に気を付けた方が良いと思います。断水に備えて風呂桶よりも大きな容器を室内に持ち込んで水道水を貯蔵していたことがありましたが、ボウフラが来ないように食品用ラップを使ってフタをしておりました。

地域にもよると思いますが、我が家には虫がいっぱい出ます。キャンプ場にテント張って住んでいるんだと自分で自分を言い聞かせ、抵抗するのを諦め気味です。日本の虫より強いみたいですし。

とは言え、危険な虫は避けたいもの。結局一番効くのは、熱湯です。大きめ(太さ2センチ以上長さ30センチ以上)ムカデも熱湯をかければ死にます。あわせ技として、食器洗い洗剤で気孔をふさぐという方法も聞いたことがありますが、熱湯かけて死なない生物ってあまり居ないのでは?

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年06月14日

昔のリスト、家電編

家電に限らず言えることは、発展途上国駐在が決まった場合、とりあえず、家にある物は送ってしまえば良い、ということです。ただし、『いいもの』は、送らないこと。日本より過酷な環境なので、調子が悪くなります。日本と違って『物がない!』…って叫びたくなる機会が多いので、迷うんなら送れば良いです。日本で捨てれば粗大ごみ代を支払うことになりますが、発展途上国では何でも『ありがたいプレゼント』になりえます。壊れて使えない家電であってもです。

日本と電圧が違うので、そのままでは使えないと思います。パソコンとかシェーバーとか、海外で使える仕様のものもありますが。日本から送った家電は、大げさな変圧器を通して使うことになるはずです(旅行用に売ってる小さいのではテレビデオさえ動かせません)。現地で買えるものは現地で調達する方が使いやすいかも知れません。

ガスコンロは日本でしか使えないので送らないように!テレビも、国によるのでしょうが、日本の物では受信できません。ビデオの再生とかには役立ちますけど…。全自動洗濯機も、使い物にならない可能性が高いですよ、停電する国なら。『全自動』と名がつくものが役立つのは、通電が当たり前の国だけです…世界のほとんどがそうですか?失礼!

デスクトップパソコンは、持ってこない方が良いと思います。停電が多いので壊れる可能性が高いと思います。ただ、倉庫に預けている間に古いバージョンのウィンドウズがサポート対象外になってしまうこともあります。1年も電源を抜いていると、時計も全部リセットされるかも。帰国してから使うとなると、あれこれ設定し直しですね。私は愛用のデスクトップを、パソコン持ってない友達にあげてきました。今後パソコンを買う場合はノートをお勧めします。

もったいつけましたが、リストは、この続きに。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年06月13日

昔のリスト、医薬品編

現地で医薬品を買おうとは思わない方が良いです。日本で用意できるものは日本で買って送るべきです。衛生管理の問題もありますが、それだけではありません。

ここは、『世界の工場』で作られた物の『吹き溜まり』です。悪い物ばかりが集まる場所です。大変残念なことに、今は、精巧に作られた偽物の薬が出回っているそうです。常用していない素人の我々も、薬局の人も、見分けがつかないのです。命が惜しければ、ニセモノかも知れない薬は飲まないように努めることです。…私が病院で処方されて買った薬は、本物でしたけどね。ニセモノを作られるほどメジャーな薬でもないと思いますし。

あと、持病がある人は、主治医に事情を話して多めにお薬を出してもらわないといけません。当然、最大限の日数分の処方箋を出してもらうことになりますが、同じ名前の薬でも、病名によって1日何錠が上限かとか違ってきます。そういう詳しい事情は、日本の主治医の先生がよくご存知かと思います。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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pour FEMME

男子禁制です。駐在妻予定者は必見。

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pour HOMME

よくわかりませんが、主人からの伝言ですので、書いておきます。コレってそんなに大事なことなんでしょうかね???

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2008年06月12日

昔のリスト、日用雑貨編

昨日の続きです。会社のカラーなのか、手料理持込の義務による圧力が強いため、逆境の中でも和食を作るための食材の準備が大変でしたが、国や地域が変わると、そこは重要視されないかも知れません。

まだまだ昨日の『食材』部分は追加していかなくてはならないのですが、情報が偏ってしまうので、取り急ぎ、今日は日用雑貨の準備について書きます。これまた国や地域、時代などによって異なるはずですが。一番良いのは現地の現在の声を聞くことですが、日々のサバイバルに必死でなかなかニーズに添えないかも知れません。

匿名で地域も『アフリカ』としか明かしていない私からの情報でも、足りない部分を埋めることが出来れば幸いです。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年06月11日

昔のリスト、食料品編

海外駐在員の引継ぎが行われていくのと並行して、駐在員夫人間でも引継ぎが行われていきます。特に、発展途上国という特殊な環境、『何を持っていくべきなのか』という情報って重要です。

本当は、ちゃっちゃと記事を書き進め、今頃はブログ左側の『カテゴリ』上から2番目の『発展途上国駐在の準備』という所をクリックして頂ければ、『それがすなわち、必要な物リスト』になっている予定でした。仕事が遅くて申し訳ありません。まだ使い物に出来ておりません。

とても、『メルマガ版/発展途上国駐在妻奮闘記』で配信できる体裁にはなっておりませんが、ブログということで、取り急ぎの投稿、お許し下さい。

発展途上国駐在間近の読者様のため、とりあえず見つかったのが(あ…なくしたんじゃないんですヨ!大事にしまいこんでいるだけですから!)相当昔のリストだったので、それをアップします。徐々に増やしていく予定です。余裕が出来れば体裁も整えます。

※◎昔の駐在員夫人のコメント
※●先代駐在員夫人のコメント
※△現地入りしたてだった主人のコメント
※▲私のコメント
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2008年03月29日

海外駐在員の覚悟

一生に一度のことです。覚悟が必要です。海外駐在員になるぐらいの年齢の方なら駐在中、祖父母はもちろん、両親の身に、もしものことがあるかも知れません。次に日本の土を踏むことが出来るのは、1年〜1年半後のことです。

主人の辞令は特別に急だったので、2週間ほどしかありませんでした。そこで引越しの支度を急ピッチでするなどせずに、旅行してきました。地方の特急列車を乗り継いで、田舎の祖母にも会ってきました。

仮に先進国の駐在員でも、ものすごく急いでも到着に24時間以上かかると思います。ご高齢の方の中には、国際線出発時刻の2時間前にチェックインしておかないといけないとか、そもそも成田空港に着くのに数時間かかるとかいうことを説明してもわかって頂けない方もいらっしゃるかも知れませんね。

発展途上国への入国は、まぁ国にもよるのでしょうが…アフリカで24時間かからない国は珍しいのでは?乗り換えするために第三国で一泊しましたし。特にうちは首都から車で(道の状態の良い乾季で)12時間の地方都市に駐在です(運よく飛行機が飛べば飛行時間2時間以内ですが)。これも、ビザと航空チケットが取れていればの話。毎日なんて飛行機飛んでいませんからね。最短何時間かと急に聞かれても…。

つまり、海外駐在員は、親の死に目に会えないという覚悟が必要なのです。『御通夜には出られないから、今のうちにね』…なんて祖母には言えませんでしたが。

祖父母や両親がご病気じゃない場合、1年〜1年半に一度の休暇の過ごし方に迷いますね。『何かあった時には間に合わないから今のうちに会っておきます』旅行をその都度するのか、駐在の疲れをリフレッシュすべくレジャーしてくるのか。

会社の規定では、歴代契約社員さん(結構年上です)の親御さんに不幸があったから帰国させて欲しいと言われても、一切認められたことがありませんでした。規定では、正社員の場合は自費でなら帰国できたんですけど、自制しましょうねということを言っていました。

それでも、『みんなには理由をナイショにしておいてね』…と、帰国された駐在員がいらっしゃいました。色んな契約社員さんから理由を聞かれました。正社員とその家族は全員知っていますが、共通の<納得いく答え>を作っていなかったので、あちこちでほころびが出ました。『海外からすごいクレームが来たから謝りに行った』…とか、『緊急に海外へ調査しに行った』…とか…。

契約社員さんの方が、人生経験長いですからね。気づかれたようです。ほかの契約社員さんが『なんでアイツ居ないの?』と、質問攻撃してくると、『色々と家庭の事情で帰国してるらしいよ。』と、代わりに答えておいて下さいました。

さすがに、『出国する前に葬儀も済むように段取り頼むよ。』とは言えませんでしたが、お父様とお話しすることが出来たそうです。理由あいまいな(聞いてはいけないということだけは確実にわかって頂けた模様)緊急帰国から戻ってきて間もなく、訃報が入りました。…理由もバレバレですね。正社員の特権で赴任途中に緊急帰国したことを責める人は誰も居ませんでしたが。

死因にもよりますが、緊急帰国でもう一度お話出来るケースはまれです。たいていは、告別式すら間に合いません。メールはもちろん、電話がその日のうちにつながるとも限りません。親族の暮らす日本と隔絶された別世界へ行くという覚悟が必要です。
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2008年03月26日

スーツケースとベルト

急にショボい話になってスミマセン。どうしても言っておきたくて…。

海外旅行によく行かれる方なら、スーツケースとスーツケースベルトはお持ちのことと思います。主人が3ヶ月間の海外出張などを経験しておりましたので、主人の分はございましたが、私一人であとから行くための物も買うことになりました。

私の場合、日本を出てすぐに戻ってくるのではないので、極力多くの荷物を持ち出したいと考えておりました。また、ターンテーブルですぐに見つけられるように、目立つものが良いとも思いました。ついでに、社宅から荷物を出荷してから出国するまでの約1ヶ月間身を寄せていた地方の実家から上京し、東京の本社に挨拶して成田に行くまでの間、みっともなくないビジュアルであることも願いました。

上限は20キロです。エコノミークラスですから。女性が一人で持ち上げられるギリギリの重さに近いと思います。この範囲で収めるために、スーツケースは軽い方が好ましいでしょう。そのため、高級ブランドより薄いものを選びました。迷いましたが、現地では金庫代わりに使えると思ったので、軽さが魅力のソフトな素材ではなく、固い素材を選びました。

大きさについては、極力大きな物を選びました。スーツケースに内臓された棒を引き出して引っ張るタイプも移動時には便利かも知れませんが、内側の収納量を確保したいので、私が選んだ物は違います。

目立つことに関しては問題ありませんでした。珍しい色のスーツケースと、それに映える色のベルトを購入しました。ベルトの柄もかわいかったんですけどね…。

私が出国した頃は、外務省の『渡航の是非を検討して下さい』から警戒レベルが下げられた直後ぐらいだったように思います。とにかく入国する人が少なくて、東南アジアで一泊してから乗り込んだ直行便がガラガラにすいていました。3分の1も座席が埋まっていなかったように記憶しております。いちいち数えておりませんが。そんな状態ですから、スーツケースを探す苦労はありませんでした。

一応女性ですからね、ビジュアルも重視したくて。主人が持っていったスーツケースベルトは、極彩色が3色ほど混ざったもので、あまり趣味が良いとは言えないものですが(私が高校生の時に選んだものです、すみません)、とにかく派手で、何色のスーツケースに巻いても目立ちました。

今回はオシャレなベルトにしたかったのです。かれこれ10年ほど(←サバ読んでいるかも知れませんが)使い込まれた極彩色のベルトは、金属製の輪が2つほどついていて、その中に端を通して巻きつけるタイプです。それよりオシャレなのがいいなぁと思い、プラスチック製の『カチッ』と鳴る部品で着脱できるものを選んでしまったのです。

スーツケースベルトの仕事は二つあります。【目立つこと】と、【スーツケースのダイヤル部分を守ること】です。

私はオシャレなどという余計なオプションに目がくらみ、ダイヤル部分を守る役目を軽視してしまいました。まぁダイヤル部分は一応守れましたが。東南アジアで一泊してホテルで開けてみた時には、プラスチックの部品が壊れていました。部品が壊れているスーツケースベルトを巻きつけるのには苦労しましたね。【目立つ】という仕事はしてくれましたが、なんだかぶら下がっているだけの状態。

Gパンがずり落ちないためにするベルトじゃなくて、ロングスカートの上からだらーんと垂らすようなおしゃれベルト程度の役割でした。スーツケースベルトのプラスチック製部品が壊れたぐらいで渡航そのものは大事に至りませんが、構造が複雑なだけに、自力で修理できません。ちょっとブルー入りました。

やはり、スーツケースベルトは、つくりがシンプルな物が望ましいです。ちゃんと10年以上もちますから。スーツケースベルトの選択は完全に失敗でしたね。見た目はかわいかったんですけど。

高級ブランドじゃないスーツケースを海外駐在に持ち込む人は少数派だったかも知れません。お陰で重さは軽減できました。ちょっと壊れて歪みました。一応、カギはかかるのですが、両膝で挟んで力を入れないといけません。高級ブランドにすることで若干荷物が入らなくなった方が良かったのか、多少のことは目をつぶって歪んだスーツケースを使いこなすので正解だったのか、わかりません。スーツケースの選択については後悔しておりません。

家の中に、カギのかかるタンスが複数あります。その中の一つに二人のスーツケースを入れております。スーツケースにカギをかけて、大事な物をしまっております。

タンスのカギは、常に携帯します。入浴中はバスルームに持ち込みます。腕時計は昼寝中でも付けっぱなしです。手首がいい加減かぶれますけど。高級な物をぞんざいに扱うことは、メイドさんにも失礼に当るかと思い、そこだけはちゃんとしておくべきだと思っています。

もっともっと大事な物は、スーツケースの中に隠してあるカギで他のタンスを開けないと出せません。どこにどのカギがあるのか知っている私でさえ出すのに数分かかります。だから盗難に遭わないのか、運が良いから盗難に遭わないのか、わかりません。

最低限、スーツケースベルトをノリで選んでしまった時以上の警戒心をもって生活するのが、発展途上国駐在員の務めだと思います。
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2008年03月24日

機中での奇襲?!

先日は、龍太郎のママさんに、ためになるコメントを頂けました。どうもありがとうございました。そこで思い出したお話があるので書いておきます。

一通りの準備を終え(…ることが出来なかったが時間切れ)、あとは体を現地に持っていくだけになりました。私は単身、夫を数ヶ月遅れで追って現地入りしなければならなかったのですが…。

あまりにも頼りないため、一時帰国を終えて再度渡航される他社の首都在住日本人駐在員一家が一緒に入国して下さることになりました。フランス語はおろか、英語もろくに出来ない私にとって、アメリカンスクールに通う小学生のお子さんはとても頼もしかったです。パパさんもママさんも、とっても頼りになりましたけど…。

現地で英語が通じる場所は本当に限られていますが(英語を使わなくてもフランス語が話せれば言葉の上で生活に不自由しない)、飛行機の中では英語が出来れば問題なく過ごせます。私にはスチュワーデスさんの英語も理解できなかったため、小学生のお子さんに『お肉とお魚のどっちがいいか聞いてるんだよ。』などと通訳をお願いしっぱなしで、ラクに渡航できました。小学生のお子さんの隣だと、エコノミーでも席が広く感じました♪あの時はありがとうございました!

搭乗が済んだ飛行機の中で突然、『あっ!口をふさいで伏せた方がいいよ!』と、促され、その通りにしました。間もなく、機内に白い煙が充満。スチュワーデスさんが両手にスプレー缶を持って白い煙を発射しながら通路を往来してきます。私一人で乗っていたら、犯罪とか事件かと思ってパニックになっているところでした。

『ほぼ無菌状態(自称)の日本人に向かって失礼な!』という感じです。海外から自国に入る飛行機は、そうやって人間ごと消毒するのだそうです。

先日頂いたコメントによると、キューバでは、デング熱対策で家の中に白い煙をプシューッとされるそうですが、こちらの飛行機の白い煙は何だったんでしょう?

国内であんな目に遭ったことはありません。誰に聞いても『飛行機の中では、自国の汚さはさておいて外国人をバイキン扱いして消毒するものらしい』…的あいまいな説明しかされません。よくわかりませんが、臭かったです。体に悪いと思います。知らずに搭乗した人の心臓にも悪かったと思います。
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2008年03月20日

石の床

日本では庶民ですので、贅沢なおうちに住んだことがないのですが、大理石の床っていいんでしょうか?大理石って柔らかい石なんでしょうか?

こちらでは、床が石で出来ています。大理石とか御影石とか名前のわかる石ではないのですが、平らに研磨された、石又は岩で出来ております。衛生上、家中の床を塩素系消毒薬で毎日水拭きしてもらっています。だから赤絨毯なんか敷けません。

乳液・マニュキュア・ネイルリムーバー…ガラス製容器にお宝入っていませんか?石の床に落とすと百発百中割れます。在庫は若干余分めに持っておきたいもの。ネイルリムーバーは、こんな田舎町、店舗で全く見かけませんでした(探し方が悪いのかも知れません)。

時折、サーカス団のように国中を渡り歩く隊商がやってきます。明らかに先進国駐在員家庭宅から盗んできたもの?みたいなお宝中古品ばかり売っている露天で、リムーバーを見つけました。いるとしたら被害者の方、ごめんなさい。ありがたく使わせて頂きました。
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2008年03月19日

選別して荷造り

3月です。日本では転勤族の皆様が一生懸命荷造りしている時期ですね。海外駐在員の場合、3月1日辞令4月1日から赴任というパターンは珍しいです。飛行機が到着してくれないことには赴任できませんし、毎日就航している訳でもありませんし。日本のカレンダーに合わせてられません。

時期は別にいいんですけど。荷造りが大変でした。エアコン、雛人形、ピアノ、冬物コートなどなど。熱帯に持っていく必要がない或いは持っていくことが不可能な物は、海外駐在員御用達のトランクルームに預けます。

主人の勤務先の規定では、ピアノやエアコンは贅沢品に付き、自腹です。エアコンの場合は物が小さいので置場所は他の家財道具と混在させても問題ないので毎月の費用の個人負担はありませんが、電気工事士さんにお願いする工事代は自腹です。

ピアノは運搬も月々の預り代も自腹です。ものすごーく維持費の安い物件を持っている場合、エアコンやピアノを置いてきた方が安くついたかも?トランクルームには通常保険がついておりますし、温度湿度も、衣類・ピアノ・雛人形・普通の家財等に合わせて調節してくれますので、預けておけば安心ですけど。こうしてトランクルームに預ける荷物を、リストを作って倉庫業者に渡します。

ほとんどの荷物は、船便になるでしょう。船便用のインボイス(箱の中身と数量、単価などを英語で書いた物)を作り、他の荷物と混じらないように荷造りしていきます。

少量ながら、航空便で送ってもらえる箱(主人が出国する時に2ケース認められました)も用意するので、航空便用のインボイスを作ります。かなり少量ながら、自分で持ち込む荷物。これは精鋭ですね。インボイスはいりません。入国する時に検査と称して空港で盗まれまくる可能性があるので、気をつけて荷造りします。

通常、車は処分してくるのでしょうが、我が家の車は結婚祝いに実家が買ってくれたもので処分する気にならず、実家に預ってもらうことにしました。車に積んで実家に預けに行く荷物もいくらかありました。荷物というか、預金通帳など、倉庫に預けてはいけないと言われる書類ですね。

倉庫預け荷物と船便荷物がすごい量で、どちらも内容のリストが必要です。特にインボイスは開封検査を受けるため、ウソを書けません。かなり面倒くさい作業でしたし、2Kの社宅で選別しながら荷造りするのは大変でした。重たい荷物を押入れの天袋まであげて、腰も痛めましたが、狭いのでそうするほかなかったのです。

あとで気付いたことですが、社宅に空き部屋がある場合、交渉すれば『海外駐在に向けて1人で荷造りしなければならないから、一室物置として使わせて欲しい』というワガママを聞いてもらえたかも知れません。自腹でアパート一室借りてでも、保管場所は確保して損はなかったと思います。

発展途上国では物資がものすごく不足しますので、ものすごい量を日本で買い込んで送ります。1人で普通に住むなら2Kも狭くありませんが、1年分以上の物資を買い足しながら2人分の荷造りをするには狭かったです。

海外駐在をする可能性が高い方に限って持ち家を取得される方も多いようですが(管理会社に任せて賃貸に出すなどの方法を取られます)、発展途上国駐在員候補の方には、何はなくとも広めの物件をお勧めいたします。

発展途上国から帰る時の荷造りは、楽勝です。家がものすご〜く広いから。

狭い社宅での孤独な荷造り経験は、引越しの多い人生できっと役立つことになるでしょう。日本を何年も離れてブランクが出来たとしても、引越し屋さんへの再就職ならしやすいかも知れません。
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2008年03月05日

シャンプーとシャンプー

私が入国してきた時点で、主人は生活の基盤を固めていました。浴室も主人が雇っておいたメイドさんがきれいに掃除してくれています。

浴槽に浸かることなくシャワーのみの生活ですが、髪を洗うことが出来るのはありがたいことです。成田を出てから入国する前に、東南アジアで一泊するので、携帯サイズのシャンプー・リンスはスーツケースに入れてきましたが、もちろん小さいサイズです。あらかじめ、通常サイズのシャンプー・リンスを送っておいたのが届いているそうです。

が、主人が一人で使っていた浴室に、横文字の書いてあるプラスチック製容器が二つあるので、それを使えば良いかと思い、日本製の物はしばらく使わないことにしました。容器が二つとも似ていますが、色違いです。どちらかがシャンプーでどちらかがリンスかな?

2〜3日使い続けてみましたが、どちらを使っても髪がさらさらになりません。『お風呂に置いてあるリンス、全然さらさらにならないんだけど?』と、主人に聞いてみました。『リンス?そんなの置いてないけど?』…そう言えば、主人にリンスとかトリートメントをする習慣はありません。

駐在生活を始めてとりあえずシャンプーを買って使っているが、日本から上司が出張で来ている間にホテルで使っていたのを貰ったシャンプーがあり、たまたま同じメーカーの色違いだけど、両方とも同じ場所に置いていただけとのこと。

私は2〜3日リンスしていなかったのでした。ショック!

町を見渡したところ、髪がサラサラの人って見かけません。どうもリンスをする習慣がないようで、巷のスーパーではリンスを置いておりません(首都では買えるらしいけど…)。リンスを置いていないという情報は聞いていたので、ちゃんと送ってあります。だから、リンスを探し求めて苦労することはないのですが。

シャンプーと色違いの物が浴室に並んでいたら、リンスだと思いません?自宅と言えども、油断できません。
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2008年02月28日

発展途上国駐在のスターティングメンバー

ハッキリ言って、発展途上国の駐在をなめていました。これから自分がどんな生活をするのか、想像力が欠けていたのかも知れません。コンビニがないとか、生活必需品が町中から欠品するとか、停電するとか、色々聞いていたのに…。

会社の好意で、出国に先立って航空便2ケース送って良いと言われました。また、船積み締め切り間近の便があるから急ぐ分だけその締め切りに間に合わせるように言われました。

特に深く考えずに…なんとなく送りました。転勤も本当に急で、心の準備も出来ていなかったし…。インボイスなんか見たことなかったし(関税とかの関係で?送る荷物の内容と数量と単価を表にして申請しなければいけません)。…とは言え、ちょっと考えればわかる話ですよね。どちらかと言うと、夫婦揃って楽天家すぎるきらいがあります。

マンガ、テレビデオ、辞書、ホットプレートなど、日本で準備する間になくても困らない…というか、あっても邪魔になる物かつ数日でパッキングできる物を、とりあえず船便用に送りました(私は一人で引越し作業にあたるため、何ヶ月かたってからの出国。引越し作業をしながらもマイペースに自炊を続けていました)。

航空便には、少量の医薬品や衛生用品など、日本でなければ入手できない必需品を少々。あとは主人が現地から『大至急詰めてほしい』と連絡してきた文房具などを同封しました。

この選択には、とても重大な意味があったのです。…いえ、普通に考えればわかりそうな話だったのです。

私が発展途上国で生活し始めてから何ヶ月間か、辞令が出て一ヶ月たたないうちに送ったこの荷物だけで、『無難かつ無事に』過ごさないといけなかったのです。船便は入港するだけでタップリ1ヶ月以上かかります。会社の費用で運搬してくれる資材船は、何ヶ月かに一度しか出ません。なかなか本当に必要な物を受け取ることが出来なくて、とても苦労いたしました。スターティングメンバーの選出に慎重にならなかった自分のせいですが。

とりわけ困ったのは、調理道具です。初日はお土産持参なので、何か作って持っていく必要はないのです。それ以降は、宿舎に手料理を持っていかないといけないのです。

私が赴任した当時、どういう訳か町中からラップ(サランラップの足元にも及ばないおそまつな物しか取り扱っていない)が欠品している時で、食べ物を差し入れするのに不利な状態でした。現地で入手できる包丁は、およそ刃物とは言えないような、切れ味の悪いものばかり。

フォークとボウルとタッパーは買えました。ホットプレートと、現地で購入した変圧器(旅行用のではなくて、ホットプレートとか冷蔵庫とかが動かせるような大きなもの)は使えます。小麦粉と卵と砂糖は欠品していませんでした。

結局、私はクレープばっかり作って持って行っていました。

人生のどこからやり直したい?と聞かれると、真っ先に思い浮かぶのが、この、スターティングメンバー選出シーンです。
posted by サウンジャ at 07:00| 発展途上国アフリカ駐在の準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

振り込め詐欺にご用心

信用できるのは現金です。手段は指定しません。多目に持ってくるべきです。日本円でもパスポートを提示すれば銀行で両替できます。

「必要と思われる現金」が、思ったより高くて、実はお金がなくて焦りました。メイドさんのお給料や食費、ガソリン代のほか、「先進国から来た駐在員」としての出費が色々あります。物価は高騰中。一時帰国される方に無理を言って、多めの現金を持ってきて頂いたりで、何とかしのいでおります。

日本大使館からの通達がございまして、「海外駐在員の親族を狙った振り込め詐欺があるので注意するようお伝え下さい」とのことでした。特に、日本以外の国で起きた事件が全て「うちの息子が住んでいる近くかも知れない」と思うタイプの親御さんには注意して頂かないといけませんね。「海外でトラブルを起こされたので、解決のため、この口座に振り込みを…」とか言うのかな?

発展途上国の地方ではありがちな話ですが、日本からの送金を受け取る手段はありませんので、私のためによかれと思って送金頂いても全く私のためになりませんのでご注意下さい。

首都ではクレジットカードでキャッシングが出来るそうです。羨ましい…。地方では、クレジットカードを使える場所がありません。
ATMもありません
銀行口座を開いておりません

しっかりした会社なので、日本人駐在員が餓死するのを黙って見ているようなことはありません。政治的混乱で駐在員家族を海外脱出させる際も、企業の政治力等裏技を使って第三国経由でヨーロッパに逃がして無事帰国させたという実績があります。何百万か費用がかかったのでしょうが、それぐらいは何とかしてくれます。心配いりません。緊急避難にかかった費用を会社が親族に請求してくるはずもございません。…違う心配、してしまいましたか?海外脱出劇は、そんなにしょっちゅうありません。緊急避難前に家族だけ通常手段で逃がすように努めていますから。もちろん、費用は会社負担です。

発展途上国駐在中は、領収証のもらえない出費が色々とあります。物価があがったとしても、気軽にキャッシングできる環境でない場合もあります。お金は、あるにこしたことがありません。せめて、持ち込める上限ぐらいは持参すべきだと思います。…あればあるで、保管・管理に気を遣うのですが。気を緩めることなく、力強く生きていきましょう。
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posted by サウンジャ at 07:00| Comment(3) | 発展途上国アフリカ駐在の準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月17日

運転免許証

発展途上国に駐在が決まったら、「国際運転免許証」の取得をするのが望ましいです。車の免許のある方なら、発行してもらうのは簡単ですが、忘れないうちに発行してもらいましょう。有効期限が1年と短いですが、それさえあれば運転できるという国が多いです。治安の関係で徒歩での外出を控えるべき環境である場合、運転手を雇うのが困難である場合、自分で運転することになるので、私は「必要」だと思っています。主人の会社がらみの駐在員夫人はみなさん運転しています。

出来ればAT限定ではなくマニュアル車を運転できる方が便利です。日本ではほとんどの乗用車がAT車ですが、現地で見かけるAT車は日本から持ってきた車ばかりです。一応、駐在員夫人を優先的に状態のいいAT車に乗せようという風習になっていますが、景気が悪くなってからは日本から車が来なくなっています(日本で使ってきた愛車を持ってくるように何度か勧められましたが、新車でもすぐに調子が悪くなるという環境に愛車をさらす気にならず、断りました)。私の場合はマニュアル車も運転できますし、自宅が市場から徒歩30分以内で治安のマシな所なので、AT車がなくてもなんとかなりますが…やっぱりある方がだいぶいいです。

国際運転免許証の期限が切れる前に(駐在期間が1年以内ということがまずないので、駐在中に失効するのが普通)、その免許証を持って現地での運転免許証を発行してもらいます。国にもよりますが、「無期限」だと、一生物なので重宝します。運転免許証は無期限が当たり前だと思っている国のおまわりさんは、先進国の人間が運転する車をみつけると無理矢理進路をふさいで誘導して停車させ、検問をする習慣がありますが、車検証と国際免許証の存在だけ確認して「行ってヨシ」と言います。期限が切れていることに気付いていないようです。それは構わないのですが、一方通行の道に無理矢理誘導されて検問を受けさせられると目的地に着くのに余計な時間がかかるため、私は検問ポイントを極力避ける裏道を走るようになりました。

発展途上国の警察を信用してはいけません。単なるカツアゲ目的の人ばかりです。こっちが悪くなくても「罰金を払え」と言って一歩も譲らない…という話をよく聞きます。私は発音が悪いのともともと言葉が苦手なのを利用して「ぜーんぜん意味わかりませんけど?こんにちはー!お元気ですか〜?」と、とことんバカになって、話し合い不可能であることをアピールします。一方通行の道を逆走した時は私が悪かったのですが、それで諦めてもらいました。逆走は、もうしません…。
posted by サウンジャ at 07:00| Comment(2) | 発展途上国アフリカ駐在の準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月03日

予防接種

発展途上国の衛生状態は、日本より悪いことが多いです。
日本では滅多に罹患しないような病気にかかることも多々あります。

…という訳で、駐在が決まり次第、様々な病気の予防接種のプログラムを組みます。結構キツイのが多いので、一回でまとめて打つことができません。

まずは、抗体検査のための採血です。
破傷風・A型肝炎・B型肝炎・狂犬病など。
今思えば、B型肝炎の予防接種が一番つらかったです。

「安心」をタダで買うことは出来ません。
でも、予防接種にかかる費用のほとんどは主人の会社が出して下さいました。
ありがたいことです。
posted by サウンジャ at 07:00| 発展途上国アフリカ駐在の準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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