2011年01月03日

今更、便利グッズ発見のお知らせ

『発展途上国駐在妻奮闘記』管理人のサウンジャです。ブログ更新怠慢でご心配かけているとしたらすみません。なんとか帰省費用を捻出して実家に帰ることが出来ました…ことのご報告なんていらない?報告してしまいましたが、無事に本日帰宅出来ました。

アフリカの熱帯で、停電続きでエアコンが使えない夜でも蚊帳の中(自然風が入らない)でガーガー眠れるぐらい、私は暑さには強いようです。ただ、寒さには弱いのです。きっと、慣れていないせいでしょう。

親孝行の真似事すら出来ない私たちを、双方の実家は温かく迎えてくれました。先方は慣れているようですが…寒かったです。可能ならば熱帯へ帰りたい(笑)。部屋着に着替えるためにって主人のお母さんは寝室のエアコンを付けて待っていて下さいました。とてもありがたかったです。

発展途上国では新月の夜に停電すると、真っ暗でした。真っ暗なバスルームで洗顔する際には、暑くなるのを我慢してロウソクに火を付けて、それで蛇口の位置など確認しながら顔を洗いました。主人の実家は日本にあるので常時通電していて明るさに問題はありません。

それでも、熱帯慣れした私には広い洗面所で何分も過ごす気にはなりませんでした(洗面所の無い狭い社宅では調理した暖気の残る台所の流し台で顔を洗っていたものです^^)。せっかく掃除の行き届いた清潔な実家なのにもったいない話ですが…。そんな私が今回頼ったのは、旅行などに便利な2泊3日のスキンケアセット、たまたまた近所の薬局で見つけたものです。

昔、先進国のコンビニでも、『お泊りスキンケアセット』と言えば、水が使えることが前提の使い切り洗顔フォームなどを含むセットだけが売られていたものですが。私が最近見つけた物は、水をジャージャー流すのがはばかられる飛行機の中でも洗顔した気分になれるという便利なものです。ふき取るタイプのメイク落としがいい仕事をしてくれます。

私が駐在していた家はたまたま断水することが滅多になくて、常に温かくて(むしろ暑くて)、洗顔にだけは困りませんでした。洗顔に困るような所にお住まいの方には、拭き取るタイプのクレンジングが重宝することでしょう。ただ、毎日のこととなると湯水のように使うと大変そうですから、現地に合わせたうまい対処法を見つけることが大切かも知れませんね。

結局、寒さに弱いお嫁さんが寒冷地に帰省する時にしか役立たない情報だったかも知れませんが。しかも、正月休みが終わる時なんかにお知らせしても意味ありませんよね。せめて来年の帰省の役にでも立てて下さい。
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2010年06月28日

海外駐在員=へなちょこ日本人?

(アフリカ)国内出張なら、一人で移動出来て当たり前、飛行機が故障等で飛ばない(よくある)場合には陸路で半日かけて出張出来て当たり前という扱いです。いつもの(国内)出張の要領で自分で上京してソツなく手続き出来て当たり前とも言えます。

直近の駐在員夫人のご不幸が帰国目前だったこともあってか関係なかったか、やたら手厚く送り出されました。滞在中のホテルでは駐車場に会社から貸与されている車を停めて主人は仕事に出ていましたが、チェックアウト前日には会社の駐車場に車を返していました。それで、早朝の便で上京する手段がなくなってしまうので(タクシーは使わないとして)、会社で雇っている運転手さんに朝早くから迎えに来て頂いて送ってもらいました。

首都では会社関係の首都在住駐在員とその家族に全員集合して頂き、最後のお食事会を開いて頂きました。首都から出国する飛行機は昼間の便で、特に難しい訳でもありませんが、通訳代わりに首都の事務所の秘書か助手らしき方(フランス人みたいにフランス語がペラペラでした)が空港での搭乗手続きを代行して下さいました。

私が日本を出た時に外務省は『渡航の是非を警戒して下さい』と言っていたはずで、治安の悪い国という認識でしたが、帰りの飛行機は日本人がちらほら見えました。治安が悪いと観光客なんて来ないはずなのに、観光客が戻ってきているようです。バックパッカーらしい格好をした一人旅の女の子まで居ます。彼女から見れば、いい年したおじさんおばさんがフランス語の通訳なんて雇わないと飛行機にも乗れないのか…って話になりそうですね。

さて、長時間フライトに必須の旅の友、おやつですが、いい年したおじさんおばさんは日本のお菓子を持ち込んでいました。『そんなに日本の味から離れられないんなら海外なんて来なくていいよ』って言われてる観光客のようです。

違うんです!長い間祖国を離れていた駐在員にとって、現地で入手出来ない日本のお菓子は宝物なんです。あまりにもったいなくて大事に大事に少しずつ食べてきた結果…海外駐在最終日にまで持ち越してしまったのです。まだ帰国していない私たちにとって、それはあまりに大切でもったいないおやつなのでした。…なんて言い訳、10日程度の観光旅行で来た若者にしても仕方なし、情けない大人だな〜って思われていたのでしょう。
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2010年06月20日

アフリカのお風呂

そんなにお風呂にこだわる主義主張を持っていた訳ではありませんが、お嫁に行くまでは実家暮らしで、いわゆる24時間風呂を使っていました。お湯が減ると勝手に追い炊きしてくれるタイプです。お風呂の仕組みとしては完成形というか、これで十分だと思います。あとは、バスタブ(風呂桶)がどれだけ広いかとか、浴室乾燥機能やミストシャワー機能の有無だとかテレビを付けるとかのオプションで、どんどん贅沢なお風呂になるのでしょう。

結婚してから住んだ社宅は古くて狭いので、24時間風呂ではありませんでした。洗面所のない間取りで、ユニットバスみたいな感じ。洗面台に流す水の向きを90度ほど回転させることで、バスタブに水又はお湯を注ぐことが出来ます。追い炊き機能がないので水を張ることは無いと思います。竣工当時は共同の大浴場を使うために個人の風呂場は無かったそうです。あとで無理矢理入れたお風呂なので、そのバスタブも狭いのでした。

アフリカ駐在中に借り上げて頂いた外国人用の家は、広かったです。洗濯機置き場として使っていたスペース(6畳弱のタイル貼りの部屋)には、洗面台(蛇口に洗濯機のホースを直結していました)や鏡のほか、畳半分程度のスペースに(お約束ですがシャワーカーテン無しの)水シャワーもありました。メイドさんは仕事が終わってからそこで髪を洗って帰っていました。

私たちは寝室隣接の浴室を使ってきました。せっかくのバスタブが少し残念な出来で、お湯を貯めることは出来ませんでした。シャワーはお湯がいくらでも使えましたが、シャワーカーテンがないためにしゃがんで浴びていました。熱帯は暑いので湯船に浸かれないことを不幸と思ったことはありません。

砂の町に主人が出張に行くのに同行した時も、シャワーカーテンがないシャワーで、それどころかチョロチョロ水が出るだけだったので、しゃがんで使っていました。首都で一泊する時に利用する高級路線ホテル(国内二番目?)はサービスに不満は大してありませんが、水道は赤水でした。古いボイラーのサビが出ているそうです。

アフリカに来てから、『あ〜極楽♪』って言えるようなお風呂に入れたのは、首都在住の駐在員夫人のおうちにホームステイさせて頂いた時だけでした。私が入国して以来イマイチなお風呂しか使ったことがないと愚痴を言うと、泡風呂の作り方を教えて下さったり、極上の外国人向けアロマ石鹸を買えるお店を教えて下さったり、お子さんたち翌朝から学校があるのに一番風呂に入れて頂いたり、極楽でした。当時は治安も良かったので、もっと住みたかったです。

借家を出てから住んでいるホテルは高級め路線。お風呂にちょっと期待していました。残念ながら、首都の高級ホテルと違ってシャンプーはありません。そうでなくても国内でリンスを入手するのは困難で、自宅で使いさしだったリンスインシャンプーを持ち込んでいました。

4人家族の場合はベッドが4つ入る部屋と言えばスイートしかないらしく、良いお風呂にありつけるそうですが、私たちは2人なのでそのホテルの中では普通のクオリティのお部屋に滞在しています。お風呂に浴槽は無く、半畳ほどの電話ボックスのようなスペースでシャワーを立って浴びる仕組みになっていました。このスペース、防水で半透明のドアなので、部屋が水浸しになるとかいう気遣いをせずに豪快にシャワーを浴びることが出来るようになっています。

それで大いに期待してシャワーを出してみました。…チョロチョロ。結局、しゃがんで髪を洗う生活になりました。慣れているとは言え、毎日使うものだけに…。満足いくお風呂の少ない国だなぁと思います。別にそんなにこだわる主義主張を持っていなかったから構わないのですが。
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2010年05月23日

ニオイが強烈なワニ革

無理矢理作った感のある観光地で一応私たちもワニを見てきましたが、特に心を打たれるものは何もなく、単純に休暇を楽しんできました。当然、それに関連する土産物を買う気にはなりませんでした。

ところが、主人の仕事関係の方が大量にお餞別として下さったのが、ワニづくしとでも言うべき、ワニ革製品盛り合わせでした。きっと高かったんだろうなぁ…と思うとありがたいのですが。カバンとか財布とか、日本じゃ製品化されないようなグロテスクなデザインで、きっと使えません。それでも、捨てる訳にはいかないので持って帰ることにします。

革を剥いでから乾燥するまでの時間が短かったのでしょうか?強烈な生臭いニオイを放っています。こんなクサイ物を飛行機の中に持ちこんだら異臭騒ぎが起きるかも知れません。…って言うか、スーツケースと手荷物と1年以上預けておいたトランクルームの家具だけで新生活を始めなければいけない私たち。貴重なスペースをワニ革で占領されるのは不満です。

それでも、余裕がありました。船便出荷用のコンテナは融通が利くので、首都に上がるまでのホテル滞在中に使った衣類やら何やら、まだあとから足せるのです。追加荷物のインボイスを作るためのプリンターもホテルに持ち込みました。このプリンターも、追加荷物になります。

借家を出る時にまとめてトラックで出荷してもらって身軽になったつもりでしたが、何やかやとお餞別を何度も頂きました。そんな追加荷物を箱にまとめて船便用に出せば済みます。そんなことをしていたので、私はホテル滞在中もノートパソコン(これは預ける気にならないのでバスタオルでぐるぐる巻きにして大事に抱えて帰ります)を打ち続けました。

ホテル滞在中のわずかな期間に、一時期回復したかに見えた停電地獄はますますひどくなりました。市内には滅多に電気が来なくなってしまいました。ホテルに居て良かった…と思ったのはこの点で。州の市街地内最高級クラスを自称しようとしているだけあって(中身は普通ですが…)、発電機完備のホテルです。突然停電しても1分としないうちに電気が来ました。

何度も停電しましたが、私はホテルの照明を使って手元のノートを見ながら、パソコンでデータを入力してインボイスを印刷するという作業を続けることが出来ました。まだ帰任出来ない駐在員一家のおうちは停電続きで大変とのことです。自分たちだけラクなホテル暮らしをし、間もなく常に通電している日本で暮らすということが、とても申し訳ない気持ちになりました。

【追伸】
Seesaaブログがメンテナンスのため、日本時間5月25日(火)午前2時から午前10時までの間、当ブログの閲覧が出来なくなります。ご面倒をおかけしますが、よろしくご承知下さい。
タグ:駐在員
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2010年05月15日

手渡し

主人の部下に当たる人が、『妻も滞在先のホテルに連れて行って挨拶したい』っておっしゃったそうで、それでは…と、私も同席することになりました。立場上、ディナー時間帯にご一緒して何かごちそうを食べさせてあげると喜ばれそうな気がします。そういう時間にお招きしました。

…が、なかなかホテルに現れませんでした。お腹ぺこぺこ…。そう言えば携帯電話の番号とか教えてなかったし、何か来れない事情でもあったのかな?と、レストランで軽食を食べてみました。そうしているうちに、ご夫婦で現れました。

多分、手土産を選ぶのに時間がかかり過ぎたんじゃないでしょうか?外国人が買うのに相当の覚悟を要する…というほどの高額商品ではないけれど、おそらく土産物屋さんで高く売られていそうな置物を頂きました。

高級な宝石ではない鉱石(土産物屋さんで宝石を使った高級品を見たことがあります)を、国の形に並べて敷き詰めたものです。州ごとに色分け出来ているのか?美しい出来栄えです。小学校低学年の児童が夏休みの宿題として持ってきたものレベル…より不器用なものが平気で売られていることもある国で、よく見つけてきてくれたものだと思います。

『この州の思い出を忘れないように、是非ともこれを受け取って下さい!』この州…国内ではベスト5に入る大きな州ですが、アフリカでも他の国の方はその名前を知らないと思います。別にコレと言って特別有名なものがありません(だから観光地でもありません)。その州の部分に、ちゃんと州の名前が入っていました。

『なかなか州の名前が入っていないものが多かったんですけど、これはちゃんと入っていたんです!』私が見たことのある、『国の地図再現宝石バージョン』では確かに駐在地の名前が入ってませんでした。首都とか観光名所は当然目立つようにされていたのですが。

お土産も頂いたことだし、『そのお礼も兼ねて…』と、食事に誘いやすくなりました。ただ、私も主人も軽く食べた直後で、あまりお腹はすいてませんでした。『俺たちはあまり食べない体質だから気にしないで、遠慮なく食べて。』…バレバレの言い訳ですが、何とかご夫婦に遠慮なくご馳走を食べてもらえました。
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2010年05月12日

アフリカ名品

主人の取引先の人、袖の下を渡そうとしたのを拒否するに当たり、まずい発言をしてしまった方から連絡があったそうです。ホテルまでは来なくていいからって言うと、会社で会うことになり、主人は客室におみやげをいっぱい持って帰ってきました。

アフリカの小国に外国人が喜ぶような気のきいた土産物は無いはずですが、強いて言うならば、刺繍のほどこされた土産物は、時々良い物があります。多くはただの真っ白い綿布に、小学校5年生が初めて施してみました!って感じで、ただ刺繍がしてあるものです。30cm×30cmサイズなら、ランチョンマット、2m×3mならテーブルクロスという感じ(防水加工なし)。えんぴつで下書きした跡がそのままで売られています。

時々、プロとして評価されうる腕のお針子さんもおられるそうです。私のメイドさんは何か縫う仕事に就いていたことがあると言っていましたし、繕い物が上手でした。

そういうのと比べると…そんなに上手でなかったかも知れません。刺繍の出来栄えは小学校6年生レベルかな?全体のイメージから察するに、魚とか魚介類のモチーフらしいのですが…。そんな、ランチョンマットとテーブルクロスのセットをどっさり頂きました。多くて驚きました(ちゃぶ台1個置くのがやっと、2Kの社宅に引っ越すのに…)。

そんな物を貰って帰ってきて、量の多さに私が驚きました。主人は、くれると言ってるのに汚いお金なんていらない!なんて感じ悪いことを感じ悪く言ったので、取引先から好かれているとは思ってなかったそうです。餞別の品を持って来られるなんて夢にも思ってなくて、驚いていました。
タグ:アフリカ
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2010年04月22日

御絵(ごえ)など

テレビのフランス語教室では言ってました。お店の人にご進物用の包装を頼むのではなく、自分でかわいい包みに入れてラッピングするのがフランス流のプレゼントなのだとか。その方が心がこもっていて嬉しいですよね。アフリカでも旧宗主国の例にならうみたいです。

うなぎの空き箱を開けると、中からアルミ箔みたいにキラキラした包装紙が出てきました。心をこめてラッピングしてくれたみたいです(うなぎの箱、意味がないのでは?)。『まあ、何かしら?』もう、このラッピングだけでも嬉しいのですが。

青い服をまとった聖母マリア様が幼子イエズス様を抱いている御絵(ごえ)でした。私はもともと、ごくごく平均的な日本人で、一応仏教徒だけど宗教活動もお祈りも全くしてきませんでした。ひょんなことから短期間ミッション系の学校に通うことになり、信仰心の厚い方に出会ったことで、ある種の『免疫』はついています。『まあ、素晴らしい!』敬虔な信者の前ですから、それなりに肯定的な感想を述べました。

『ウラも見て下さい!』メイドさんが言うので御絵をひっくり返すと、フランス語で書いてありました。仏検3級レベルを超えているはずの構文ですが、私は学校で習ったので意味がわかります♪『どうか、私たちのこの友情が永遠に続きますように。神様のご加護がございますように。』…っぽいことが、ダンボール紙の裏紙の灰色の所に緑色のボールペンで書かれていました。

『嬉しいわ。どうもありがとう!』『コレもみんなからです。』写真立てに私のデジカメで撮ったみんなの集合写真が入っていました。忘れないでねって意味でしょうか。嬉しいですね。だから1枚多く焼き増しして欲しいなんて言ってきたのでしょうね。やっと意味がわかりました。

実は、事前にセンスの良いメイドさんが見立ててくれたキレイな油絵をもらっていたのですが、『今度はみんなからです。』と、また油絵をもらいました。メイドさんのは、よく通る道の風景でしたが、みんなからのは、あまり通らない市役所の絵?しかも、遠近法がオカシイ?『なんかヘンな絵』を道端でよく売っているこの町のことを思い出せそうです。それも有り難く頂きました。
タグ:アフリカ
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2010年04月17日

タンスの防虫剤

常夏ですから、年中半袖です。アフリカの大半はそうでしょうけど。一応、雨季と乾季という二つの季節がありますが、日本語で言い換えるなら、真夏と夏という感じでしょうか。衣替えなんてイベントもありません。ただ毎日が暑いのです。

四季のある日本では当然せざるを得ない衣替えの折、しまいこむ衣類の上に防虫剤を置くのが普通だと思います。使ってなかった服を久しぶりに出してみて虫に食われてたらショックですからね。

これを、海外駐在員も持ち込んでおくべきだと主張しておきます。仮に全部で3年、11ヶ月働いて1ヶ月休暇をもらえる駐在生活だとします。1ヶ月家を留守にしている間、灼熱のタンスの中の衣類は大丈夫でしょうか?ちょっと心配ですよね。発展途上国で現地調達するのは難しいでしょうし。

一時帰国休暇になると、どうしてもウキウキしてしまうのが人情というもの。正直、羨ましいですね。まだ十分に『おつとめ』していないこちらの事情ですが、『私はまだ帰れないのに嬉しそうにしちゃって!』って思ってしまうものです。(…人による?)

ちょうどこちらが疲れのピークの時に、ウキウキと一時帰国支度をしている方に、言われた瞬間がなぜか忘れられません?『タンスに○ン○ン、余ってたらくれない?』一時帰国の時に確かに必要だなぁと思いましたが、持ってきてないものは渡せません。

その時の心が穏やかだったら、『普段から全然お役に立ててないのに、こんなことですらお役に立てなくて申し訳ない…』って気持ちになれたのかも知れません。たまたま心がささくれていたので、『何十年ここで海外駐在員やってるんだ!毎年必要な物なら当然自分で用意するだろう?』と、思ってしまいました。お世話になりっぱなしだったのに…。

言い訳がましいですが、普段は、『申し訳ない』気持ちと『ありがたい』気持ち、合計99%以上で周囲の方に接してきたつもりです。たまたまこちらの事情で優しい気持ちを他者へ向けられなくなることもあります。人間の心は弱いものですから。

全然悪いことでもありませんが、『おつとめ』がまだまだ残っている私たちの前で、やたらウキウキしていたことは、優しい気持ちを消してしまう一因になっていたと思います。自分が一時帰国する番が来たら、ウキウキする気持ちは胸に秘めて普段通りに過ごし続けようと、心に誓ったものでした。
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2010年04月13日

宝石のルース(裸石)

国際結婚の経験があればお気づきのことと思います(無いのが普通?)。海外でジュエリーを買おうとしたら、『全然ない!』って驚くことでしょう。日本人の大好きなプラチナ…って言うか、基本、宝石ってプラチナの台に収まってなくちゃいけないと思いません?その、プラチナがなかなか見当たらないのです。

違う金属で妥協したとして、デザインがイマイチなことが多いのです。私は四六時中婚約指輪をする人ではありませんが、婚約指輪で妥協したくないなら、ご主人になる人の祖国に義理堅く、イヤイヤ買った妥協指輪を一生身に付けるのではなく、サラッと日本の宝石店で買う方が気分いいかも知れません。

アフリカのセンスですから、当然、プラチナも無ければデザインもたいして…。で、宝石をルース(裸石)で買って帰って、帰国してから良い台に収める駐在妻さんが多いのだそうです。日本で買うよりも、とても質の良い物がお買い得なのだそうです。

…という情報を持っていた日本の友達に言われました。『私の分も買ってきて欲しい。』って。ええーっと。もちろん、ピンからキリまであると思いますが、日本人が身につけるアクセサリーに使えるような石で、だいたい10万円からスタートです。お世話になってはいるものの、10万円以上の物をプレゼントすることは出来ません(ケチですみません)。そして、目利きでもないのに他人から預かった(預かってないけど)大金で買い物代行してきて良いものかどうか。

宝石ジャラジャラのイメージのない友達だったので意外でしたが、何か期待されているようなので、それに近いお土産は買うべきだと判断しました。アクセサリーに使うような宝石は無理ですが、産地が近いので、アクセサリーに使うレベルでない石のクズは安く取引されているはずです。

『そんなに宝石が好きなら…礼はいらないわよ。』っていう意味で、1万円以内という控えめ予算で、宝石のクズでアフリカっぽさを主張した(アフリカに来たことのない日本人にとってはありがた迷惑な装飾)芸術作品?の額縁入りみたいなのを買いました。全然喜ばれないことは承知の上ですが、シャレで買えるほど宝石は安い物ではありません。

私の場合、目利きである首都在住の駐在員夫人と一緒に、日本で立派に通用するレベルのルースを売っている市場に行ってみたことはあります。確かに高級そうでした。ご夫人も、本物だと言っています。…が、私には買えませんでした。値交渉しても高い買い物です。その勇気がありませんでした。

『せっかく安く買える所に来たのにもったいない!』っておっしゃる方は、自分でアフリカまで買い付けに来て下さい。売っている人は信用出来る人か。売っている物は本物か。紛失することなく持ち帰れるか。持っていることで強盗につけ狙われたりしないか。自分はそんな高い買い物を出来るほどの身分なのか。…色々と真剣に考えると、買えません。
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2010年04月02日

山盛りダンボール

駐在中の国内出張の際は、使用人に事前情報を漏らさない主義を貫きましたので、荷造りは夜逃げのようにコソコソとスピーディーにしたものです。今回の帰任については、町中でもはや知らない人など居ない状態。堂々とボチボチ荷造りすることにしました。

梱包資材なんて発展途上国ではなかなか買えません。日本でならホームセンターとか百円ショップとかでたいての物が買えたような気がしますが。日本から送ったダンボールを畳んでおいたのを出してきて、日本から多めに送ったガムテープを使って組み立て、日本から持ってきた家財道具を次々を詰めます。

入れるべき社宅の部屋は狭いので、緩衝材でかさを増やしたくないという気持ちもあり、割れやすい物は衣類やハンカチ類で包むなどしました。それで、衝撃に耐えられるように丁寧に隙間なく詰め込んでダンボールをいっぱいにしたあと、綴じて部屋の隅に積み上げました。

そんな中、大きなダンボール3箱だけは、乱雑に物を放り込まれた状態で置いてありました。徐々に荷物は増えていきます。その多くは衣類。私と主人がわかっていれば良いので特に何も書いてませんでしたが、その3箱は日本に送らない荷物です。自宅のメイドさんと宿舎のメイドさんと自宅の門番へのプレゼント…と称して処分してしまう物でした。

もう一つ、大きくないけど乱雑な箱もありました。台所とダイニングの間にあるカウンター部分に置いてある、カレンダーとレシピ本(私のへんてこなフランス語によるもの)。これはメイドさんに使ってもらってきたものです。コピーをとってから、大きくない乱雑な箱に入れました。

それを見つけたメイドさんは、怒った顔をして言いました。『この料理の本は、次の仕事で使うものだから、私が持って帰ります!』『…ウィ(わかりました)』気迫に驚いて、そうとしか言えませんでした。その乱雑な箱も、メイドさんにあとでまとめて渡す物だけを入れてあったのですが。

私が新卒で就職した会社を、結婚前に辞めたのですが、そこは学生の時からお世話になっていた方の経営する会社で、とても居心地が良かったのです。辞めると決めたのも私の一方的な都合でしたが、退職の直前は社内でずっとイライラしていました。メイドさんを見ていると、その時の私を思い出しました。

退職金は本当に出るのか?とか、失業保険が受け取れなかったら計算が狂うなぁ…とか、色々不安なこともありました。それも踏まえて、退職金の額を提示して、最後の勤務日の朝に一括支払うということを、最初に伝えました。次の職を見つけようと、それなりに頑張りました。一応、不安材料は極力取り除いたつもりだったのですが…完璧ではなかったようです。もうすぐ急に生活が変わるのですから、やっぱり不安ですよね。
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2010年04月01日

今更特注するソファ

駐在中、両実家にはとてもお世話になりました。託送品を送ってもらったり、帰国時にはクレジットカードの有効期限が過ぎるので新しいカードを東京の本社に送ってもらってそれを届けてもらうようにお願いしたり…。特に主人の実家には、『梅干しの数が足りないから私はいつも主人が食べた残りの種をしゃぶって有難がって過ごしております。』ってメールを送るや否や、空輸で送って頂きました。

そんな色々の感謝の気持ちとして、贈り物がしたいと主人が言います。発展途上国に気の利いた土産物なんて売ってません。『膝が痛くならない椅子をいっぱい作ろう!』実家から遠く離れた田舎に古い日本家屋があり、時々主人の両親はそこに滞在するのですが、正座してテレビを見ると足が痛いだろうと思っていたのだそうです。息子がこんなの送ってくれたんだから仕方ないなぁ…と、使ってもらいたいのだとか。

地味に竹細工みたいな家具が流行っております。微妙に歪んでいますが、女性でも軽々と動かせるのが魅力。竹製のフレームを使ってソファー(チェアーって言うのかも?)をたくさん作ってもらうことにしました。いつもの市場に竹細工の家具を売りに来ている人が居るので聞いてみました。『急いで特注お願いしたいんだけど?』

すぐについて来いと言われ、普通の人の住んでいる小さな家に案内されました。狭い室内にはたくさんの布地が並んでいました。そこから好きな模様を選んでお金を払ってくれたら、すぐに作り始めるとのこと。日本家屋に西洋風のソファというのもおかしな感じですが…開き直って、トロピカルな派手柄を選びました。

自分たち用には作りませんでした。一人あたり直径1メートルぐらいのスペースを要する椅子なんて、狭い社宅には置けません。駐在中は現地製ではなさそうな(多分ヨーロッパ製の)高級(そう)なソファを使わせて頂いたので、椅子の不満はありませんでした。高級で重たい物は送れませんが、ひざの痛くならない椅子での生活がとても快適だったので、それが出来る広さの田舎の家にはぜひ置いて欲しいと思いました。

高級(そうな)ソファを置いてもまだ余りある部屋での生活…のあと戻るのは、ちゃぶ台を囲んで座る狭い社宅生活です。大きな家具など持ち帰れませんが、せっかくなので、自腹で買って愛用してきた竹製の棚2つは無理矢理社宅に押し込めて使うことにしました。1台1980円ぐらいで売ってるカラーボックスよりだいぶオシャレですし…軽いから何とかなるはず!(そもそも、『捨てられない人』なのでした)
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2010年03月31日

木製のほうきの柄

フランス料理の本(スグに役立つ料理のフランス語)に書いてあった調理道具の単語は、意外にアフリカでは通じませんでした。正しいフランス語のはずなのですが…。日本でフランス料理用語を知らない人が多いのと同じでしょうか?例えばホワイトシチューをルーから自作する時に鍋の中でこねくり回す道具、アレは『木べら』でしょう?

それを(なんちゃって)フランス語でメイドさんに説明すると、『木べらって何ですか?』って言われたものです。『木製のヘラ』なんてコレ以外に無いし、本で調べて書いたからあってるはずなのに。『あっ、だーぶるって言うのが木製ってことなんですね?…ふーん…』またまた日本人独自の造語だと思われたようです。

ある朝、『マダム、買い物に行くなら木製のほうき、安いのでいいから買ってきて下さい。』って言われました。車もあてがってもらって自力で買い物に行けるようになったので、時間にも心にも余裕があります。『え?ほうきなら家にあるでしょう?どういうこと?』

『ほうきそのものが欲しい訳じゃないんです。この掃除道具(モップみたいな長いもの)の柄が割れたので、木製の柄がいるんです。』だーぶる(木製)って言い回しが何度も聞き取れました。何軒か行き着けの雑貨商を見て回りましたが、なかなか見つかりません。

スーパーで、雑巾をパチンと挟んで使うための長い掃除道具を買ってきました。それをメイドさんに見せると、『マダム…。確かにそれは高級な掃除道具ですが、金属製(アルミか?)です。これでは力が入らず、壊れてしまうんです。だーぶるの柄が必要なんです。ま、これはこれで使うことにしますけど。』

何日たっても私が目的の物を買って来ないので、メイドさんに言われました。『私の出勤してくる時刻だと、お店はまだ開いてません。今日、仕事の帰りに木製のほうきを買って帰って、明日の朝持って来ます。それでいいですか?』お金を事前に渡すと言うと、明日領収証を持参するからそれと引き換えで良いと言われました。

長い柄のほうきを自宅に持ち帰って、通勤ラッシュかも知れない朝のバスにそれを持って乗って来るのは申し訳ないと思ったのですが、もう私に任せる気にならなかったようです。翌朝、拍子抜けするほど安い領収証と共に、得意顔でほうきを持ったメイドさんがやって来ました。

『ほら!これが木製の柄のついたほうきです!』それを外して、アルミ製の柄のついていた掃除道具に工夫して差込み、ブラシっぽい道具なのにその全体を雑巾でくるんで、床の水拭きに使っていました。それが一番、力が入って掃除しやすいのだそうです。水拭きするのにそんなに力なんて入れなくてもいいのでは?と、掃除の苦手な私は思ってしまうのですが、プロ意識の高いメイドさんは、ベストな条件で一番力の入る方法でピカピカに磨きあげたかったようです。

スグに役立つ料理のフランス語について。道具のフランス語は通じないことが多かったけど、『煮詰める』とか微妙なニュアンスの例文が多く載っていて、レシピを作るのには役立つ本でした。楽しいストーリー仕立てで仏検3級合格レベルの文法まで網羅されているので(単語は料理用語中心なので、仏検3・4級必須単語集―petits poisのような本でのサポートが必要)、勉強しやすくて、良い本だったと思います。
タグ:アフリカ
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2010年03月30日

スポンジの思い出

スポンジのことを思い出すと、今でも泣きそうになります。スポンジそのものというより、当時の気持ちとか風景とか全部含めて同時に思い出してしまうのでしょう。

ベッドの上に敷く大きなもの、日本ではマットとかもっと大げさな名前を付けて呼ぶのだと思いますが、アフリカでは、『スポンジ』で構わないと思います。素材がただのスポンジと変わりなく、柔らか過ぎて頼りないのです。腰が痛くなるのでベッドには不向き。

そういう皮肉めいたスポンジではなくて、今回は台所で使う普通のスポンジの話がしたいのでした。生活必需品なので、当然スターティングメンバーとして空輸しておけば良かったものですが、私は用意してませんでした。そこは先輩マダムが気を利かせて新品を一つ譲って下さっていたので新生活のスタートを無事に切ることが出来たのですが。

なぜかガスコンロを使うとすすだらけになります。神経質な外国人駐在員夫人は、それを毎回、滅多に使わない飯ごうを洗うのと同様、鍋の底をピカピカに磨いてきれいにしておくように、最初のうちはお願いしていました。メイドさんは、最初のうちは言うとおりに、ちょっと火にかけただけで真っ黒になる鍋の底、やかんの底、フライパンの底、すべてのススを毎回スポンジでこすって洗ってくれていました。

そんなことをしていたので、スポンジはすぐにボロボロになるのでした。メイドさんにお金を預けて『買い物に行ってきてちょうだい』って言うことはまずないので(マダムの仕事の9割は、食料品中心に物資を調達してくることという、平和な時代でした)、私が買います。

最初のうちは一人で買い物に行けませんでした。車が無かったですし(冷静になって思い出してみれば、日本でプライベートで使ってきた自家用車をアフリカに持ってくるように会社から言われていたのを私が断ったせいです)。先輩マダムが毎日のように、幼稚園の送り迎えでご多忙な所、車で送り迎えして下さっていました。また、時々首都からいらっしゃる奥様がタクシーをチャーターして連れて来て下さったりもしました。

そのタクシーが、道の舗装されていない奥の小道の付き辺りの方にある我が家にまでは来てもらえず、舗装された大きな道で、先輩マダムたちを乗せた状態で私を待つような格好になります。あらかじめ、何時何分にその道に来ると予告してもらっていたので、それに十分に間に合う時刻に出られるように、私は徒歩5分で着くのに30分前から玄関先でそわそわと待っていたりしました。

待ち合わせの5分前、靴を履いて出ようとする時、家事をしていたメイドさんが飛び出してきてフランス語で何かを言います。在庫が切れそうな何かを買ってくるように言われているらしいのですが、言葉のわからなかった私はその意味を理解するのに当初は時間を要しました。ちなみに、フランス語でスポンジをカタカナ発音すると、『エポンジュ』になります。

発音のイメージと、欠品しそうな物は何なのかということを想像しつつ、極力簡単なフランス語で言い換え続けてくれるメイドさんの言葉をヒントに正解が見つかった時、必死でダッシュしても待ち合わせ時刻に間に合わない時間になっていることもありました。当然、先輩マダムたちにもタクシーの運転手さんにも平謝りですが、車内は大変気まずい雰囲気です。便乗して値段を吊り上げようとする運転手と抵抗するベテランマダムがフランス語で言い合いをしているようでもありました。

夫の会社の先輩の奥様を待たせるなんてことは絶対にしてはならないことなのだ。そうだ、買うべきものがあるなら事前に紙に書いておいて欲しい(…気付くのに日数を要しましたが、そのメモがあればお店の人にメモを見せるだけで買えるので便利です)。…そういうことがうまくフランス語で言えないもどかしさ。

慣れない外国での生活(慣れてしまえば、『第2の祖国』)。重くのしかかる『物資調達』の責任(唯一の生きがい?)。決して愚痴を聞いてくれる人の居ない孤立感(そのうち慣れます)。慣れない水(私のお腹は永久に慣れません)による体調不良(平たく言えば下痢)。そんな周辺の事情もあり、疲れもピークに達し、昼寝の時間に寝室で号泣しました。今でも思い出すだけで泣けます。色んなものに慣れてしまった今は、スポンジごときで号泣は出来ませんが…涙を流しながらこの文章を打ちました。
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2010年03月29日

収納法に頼りすぎ

海外駐在から帰任して戻る場所は2Kの社宅です。また、海外駐在前に住んでいたのも2Kの社宅でした。狭い狭い、社宅。当然、物は少なめで生活すべきでしたが、身の程知らずにギュウギュウ押し込んで生活してきました。

駐在員の家として借り上げてもらった一戸建てがかなり広く、別に広さにこだわった訳ではなく、熱帯で外国人が住むのなら広い家しかないでしょう?って感じで高級め住宅は全て広めに作られているのだから、他に選択肢がなかっただけでした。実際に住んでみると、広い家の良さというのがわかります。

物を広げてもまだスペースが余ります。家の中でずいぶん歩かされるなぁと思うこともしばしばありましたが、何かを探すのも、荷造りするのも、広さがあるって素晴らしいことだと思いました。

駐在は主人が単身で出てから、物資の調達と荷造りと引越しを留守番役みたいになった私がしたのですが、引越し作業の時に、『意外に収納スペースの多い部屋だったんだなぁ』と、驚いたものです。身の程知らずに多すぎる家財道具を、収納法を駆使して押し込んでいたので、人間の生活するスペースが狭くなってしまっていたのでした。

やはり物は少ないにこしたことはない!そこで、手元にある物を全部持って帰るのではなく、極力減らしていくべきだと思いました。前述のとおり、食品を包むラップのような物は100円とか値段を付けて、先輩マダムに買い取って頂きました。ベッドの上に敷く大きなスポンジ(柔らか過ぎると却って腰が痛くなります)なんかは値段を付けずに会社の施設に無理矢理押し込むことにしました。

小説とかマンガもたくさん持ってました。駐在中は、本さえ開けば(日中なら例え停電している中にあっても)日本で生活している気分になってのめりこめる、『どこでもドア』のようにありがたいアイテムでした。帰国後に古本屋に売れなくもありませんが、それも手間なので、宿舎に置いて帰ることにしました。

宿舎の本棚は、帰任する駐在員の残した本でいっぱいです。それを日中時間に余裕のある私が片付けながら、さりげなく自分のいらない本も置いて行くという作業をしました。バラバラに押し込んである本も、大きさを揃えて並べてみると、整然としました。

通常、1段に付き本が1列並ぶものですが、それを真面目にしていたのではスペースが足りません。そこで、1段の一番奥に背の高い本を立てて並べ、その手前に背の低い本を立てて並べ、その手前に本を後ろに倒して(真上から見れば本のタイトルが読める状態)並べました。こうして3倍に使えるようになったスペースに本をいっぱい並べて、ちょっとだけ荷物を減らすことに成功しました。

何だったか忘れましたが、主婦向けの本の中に書いてありました。『収納法に頼らない!』って。スッキリ暮らすコツは、物を上手に押し込める力を見に付けるのではなく、極力物を減らして生活するクセを付けることです。

宿舎の本も、あんまり古いのは処分すれば良かったかも知れませんね。アフリカでも先進気味な国では日本語の古本が1ドルとかで買えるみたいですが、この国では日本語の古本には価値がありません。それでも、あんまり多くてみんな読み飽きたような物は、捨てるなりちり紙にするなり、すれば良かったのかも知れません。
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2010年03月27日

ポケットの札束

もともと物価が安いのに加えてインフレし続けているので、紙幣1枚の価値も非常に低いのが発展途上国にありがちな状態です。異臭を放ってますし、見た目も臭いも価値が低そうです(ゼロはいっぱいついてるけど、ボロボロ)。銀行の窓口でおろしてくると、お札をまとめてホッチキスでとめてあったりもします。日本人同士、それを『1ホチキス、2ホチキス…』って数えることもあるそうです。

ホチキス留めのお札、札束とでも呼ぶべきものを、主人は日常的に業務上扱っています。それをズボンのポケットに突っ込んでウロウロするらしいのですが、時々、洗濯してもらうために脱いだ物を入れておくべきかごに、札束入りのまま入れてしまうことがあります。真面目なメイドさんは、『マダム!大変!来て下さい!』と言って、スグに私にその札束が入れっぱなしのズボンのポケットを見せて、お金を渡してくれます。『まー大変!ありがとうね。』

あとで主人に文句を言います。札束と言っても現地の通貨は価値が低いので、日本円に換算すると大したお金ではありません。それでも、メイドさんの年収ぐらいになることもあります。そういう大金を、自分にとっては大した額じゃないからと言ってぞんざいに扱うのは、失礼な行為です。あと、恨まれるほど厳しくすべきとは思わないけど、パトロンは使用人にナメられてもいけません。そういう隙を見せてはいけないのです。

『マダム!またです!』…を、10回ぐらいは繰り返したでしょうか。メイドさんは最初ほど慌てなくなりましたが、賢い彼女のことだから気付いたことでしょう。私たちにとってはそれが大金という認識がないということ。大事だと思っているのなら、もっと慎重に扱っているはずですから。

昼食をとりに戻ってきた主人が、ポケットから札束をむき出しで私に渡すことが何度もありました。その都度、私が慌てて、『大変、大変、こんな大金!』と言って奥にしまいこむのですが、主人はそれを見て笑います。食事が終わってから、また私が文句を言います。

内容は同じ感じですね。大金を使用人の目の前でそういう扱いをするのは、大金を大事だと思っていないことの証明であり、失礼であること。いくら信用しているからと言って、スキを見せ過ぎてはいけないということ。

『日本人にとってはたいしたことないお金』で、私が慌てたり怒ったりするのを見るのが面白くてやってる感が無きにしもあらずですが。よくない習慣だったと思います。
タグ:発展途上国
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2010年03月25日

卒業した語学学校の…

『勝手に大学と名乗ってますが、日本では大学と認められていないので大卒の資格は得られません。ご承知おき下さい。』…みたいなことを言う、キャンパス風の語学学校が話題になったのはだいぶ昔のことでした。そんなにまぎらわしくもない寺子屋みたいなアフリカの語学学校で、主人と一緒にフランス語を習ってきました。

合計何回という契約書を交わしておいて、予定では主人の仕事の閑散期に集中して勉強出来たはずなのですが。先生が筋肉痛になって病院で見てもらえるのが土曜の午後しかないから(平日は本物の学校の先生をしているためご多忙)延期になったり。主人に突然の出張などが入ったり、どんどん授業を延期してしまいました。延期があんまり続いて、ついに繁忙期に入ってしまいました。

毎週土曜の夕方を私たちのために空けて下さっている先生に申し訳ないので、私だけでも受けられる日は一人で授業を受けに行きました。1対1の授業は家庭教師みたいな感じで、予習復習はきちんとせざるを得ません(どうせ暇なんですが)。こちらで数えていたところの最後の授業の日に、『いよいよ来週が最後の授業です。』と、言われ、こちらの数え間違いかも知れないので、数え直しもせず、でも、多分1回余分に授業を受けて終わりました。

手持ちのフランス語参考書(フランス語検定3級合格を目指すレベル)を超えたレベルの文法(意外に辞書にも文法の解説があって参考にしていました)まで習得出来、実りのある授業でした。おしりの痛くなる硬い椅子、停電したら電気が消えてノートの字が若干読みづらくなる教室、降りかかるチョークの粉、などなど、抜群の環境とは呼べませんが、通って良かったと思います。

クールで真面目な先生に感謝。良い先生を斡旋してくれた語学学校にも感謝。感慨深く、家に帰ってからさっそく最後の授業を復習しようとして気付きました。借りたままの本、返すの忘れてました!語学学校指定じゃないテキストを使ったことを語学学校に知らせては迷惑かも知れません。勝手に持ち出した本業の中学か高校に返しに行くと先生がクビになりそうです。そして、お互いの個人的な連絡先は知りません。…記念にそのまま頂くことにしました(またまた借りパク)。
タグ:アフリカ
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2010年03月24日

身辺整理にも時間がかかる

帰国すれば狭い社宅に住むことになります。それをわかっていながら、発展途上国の駐在員だからって広い家に見合った物資をたくさん買っていました。素人目にも、このままでは物理的に社宅に収まらないということがわかりました。

減らすほかありません。広い家での物資貯め込み生活に慣れてしまったので、色んな物を手放すのは不安ではありますが。日本人なら大喜びするはずの、日本でしか買えない物資の在庫については、先輩マダムが日本円で買い取って下さると申し出て下さいました。好きな値段を付けてくれたら言い値で買うとおっしゃいますが、そこで大儲けする気は毛頭ありません(当たり前です!)。

前から思っていたのですが、我が家、本が多いんですよね。宿舎の本棚に置いてあった古い本を借りて読むのも楽しかったので、アフリカでのみなさんの駐在生活が楽しくなるように、宿舎に大量に勝手に置いていくことにしました。推理小説とかパズルとか、読みやすいのが人気かも知れませんが、それ以外のも勝手に押し込みました。

フランス語の教材は、数を減らすために、持って帰らない分の要点をまとめました。持って帰る分は帰国してから受けるフランス語検定の勉強に使う予定です。帰国が決まってからの、このまとめの作業が意外にフランス語能力を向上させてくれたような気もします。置いて帰ると決めた教材は…やっぱり宿舎へ(誰の許可もとってないけど)。

夏服の安いのを大量に持ってきました。毎日汗をかき、毎日現地の洗剤で洗濯してもらい、毎日(雨季のぞく)炎天下で干してもらったものです。かなり色褪せています。量の多さと品質の劣化具合からして、日本に持ち帰る必要のないものが多い気がします。日本人の古着は大喜びされるので、自宅の使用人及び宿舎のメイドさんにプレゼントすることにしました。

日本でもたまにすることですが、雑誌の特に気にいった部分だけスクラップして、それ以外の部分を捨てます。海外駐在中は、広告のページですら貴重な日本の情報であり、何度も繰り返し読んだものですが…そういう部分は捨てました。もっとも、引越し屋さんに梱包資材を持ってきてもらうような贅沢荷造りはしません。全部自分で用意する必要があるため、捨てる予定だった雑誌の『いらないページ』のほとんどが、引越し荷物のダンボールの中で緩衝材として再利用されることになります。

何度も海外駐在を繰り返しておられる方から貴重な情報メールを頂きました。『荷物は「こんなに少なくていいの?」っていうぐらいがちょうどいいと思いますよ〜!』確かに、日本で入手出来ない物なんてほとんどありませんからね。欲張って狭い社宅を荷物だらけにすると、必要な物も取り出しづらくなります。気を付けなくては。

売るのか捨てるのかプレゼントするのか持って帰るのか。そんな仕分けを家の中ですることになります(広い家では引越し作業がとってもラク!)。その一方で、習い事を辞めなきゃいけないことも伝える必要があります。黙って帰っても追いかけては来ないでしょうが、人として。単に休むんじゃなくてこの先ずっと来ないということが正確に伝わるように、間違いのないフランス語の作文を事前に仕込んでおきました。
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2010年03月20日

うるさい車

駐在前には会社から勧められていました。『今使ってる車、アフリカに持ってったらどう?ちゃんと値段付けて会社で買い取る形にするから。』今、思えば、現地に車が足りないことについての最善の対策だったのですが…。私は結構自分の車を大事にしていたので、断りました。舗装もされていない悪路を走らせるなんてカワイソウ過ぎます。

海外駐在に行く人が普通とらない選択肢ですが、私は愛車を自分の実家に預かってもらうことにしました。ガソリン入れるなりそれなりに痛んできたらそれなりの部品交換するなり、良きにはからえ…という感じで。普通は、売ってくるものだと思います。預かってくれる所はなかなか見つからないでしょうし。それを、自分で使い続けることが出来て、尚且つ会社が買い取る形にしてくれるなら、普通は承諾するのでしょう。

そういう普通の形で承諾した方がおられました。…が、それが少々うるさい車だったそうです。一応、日本でも車検に通る状態の車だったはずです。少々ヤンチャな町の国道沿いあたりに行くと、うなりながら走る車を見ることがあると思いますが…意外に一般人がうるさいと感じるような音を出すマフラーでも車検に通るみたいです。私は実際にその音は聞かなかったのですが、そういう種類の音で、見た目もそっちっぽい改造を加えた車だったのだとか。

現地の人たちは車の状態が悪いことなんて気にとめないと思いますが、日本人駐在員は気にします。サラリーマンとしてちょっと…という車に乗っていると、『ちょっと…』と、噂されるようです。突然アフリカに転勤の辞令が出て愛車を持って行く可能性があるのがサラリーマン。もう社会に出ることになったら、ノーマルな車にしか乗らない主義にするのが良いかも知れません。私はサラリーマンの妻となるにあたり、うるさい車は卒業しておきました(笑)。

主人が海外駐在員本人用として用意してもらった車は、うるさいです。それは改造しているからではなく、舗装されていない悪路を四駆のスピードを上げて走ってくるからです。私の駐在員夫人用として用意された車は全然うるさくありません。オートマチックのセダンをソロソロと走らせるだけなので、悪い道でも大した音が鳴りません。

主人は、音がうるさいお陰で、帰宅する時には完全に門を開けてもらえるという特典があります。私の車は静かなので、『今すぐ開けますので少々お待ちを…』っぽいタイミングで門の前に来ます。主人の車が夜間静かにやってきて突然、門の前に現れた時は、門番が大慌てで出てきました。おそらく、『いつもの音が聞こえないぐらいに爆睡してたっけ?』なんて顔をしながら。

運転手の顔を見て、彼らの目は覚めたかも知れません。たまには私もマニュアルの四駆を運転します。日本で免許とってましたから。私の車が走行ほぼ不可能状態に壊れて運転する自信がなくなった日は怖くなって運転を代わってもらったこともあります。宿舎で酔っ払った契約社員さんに主人がからまれて数時間解放してもらえなさそうな時に私だけ逃がされた時も、主人が後ろ手で渡してくれた車の鍵を使いました(主人は一緒にからまれた先輩駐在員の車で送ってもらいました)。
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2010年03月02日

聞きづらい、トイレットペーパーの疑問

面と向かっては聞けません。でも、聞きたくて仕方がないことがあります。子供の頃からそうしつけられてきたのでそれが当たり前だと思ってきました。女の子はトイレを使ったら最後に必ずトイレットペーパーを使います。間違いないはずです。

男性用トイレでは、紙が用意されておらず、使わないのが当たり前?特に日本なんて紙の無い国でもないのに、なぜ拭かないのか不思議です(でも、説明不要!)。ヘンな習慣だと思います(女性にとっては)。

道端に、或いは自宅のへいの前に、湿ったトイレットペーパーだけ落ちてたら、それはそれで、どう掃除して良いのか困り果ててしまいそうですよね。マナー違反のはずだけど、トイレが見つからないからって出先で立って用を足す男性が紙で拭かないのは少し理解出来ます。

アフリカでは、確かに公衆トイレを見かけないのですが、道端で(一応、通行量少なめの場所を選んで)用を足している人を見る割合が高いです。もちろん、治安の良い時限定の話ですが(治安が悪いと私が出歩けませんが、命が惜しければ無防備な姿をさらさない気がします)。

躾の良くない男性が大人なのに外で堂々と用を足す。発展途上国では全く違和感のない姿です。女性なのに(長いスカートを履いているけど)しゃがんでいるかと思ったら用を足している…という人がたまに居ます。小道の奥の我が家から出てきた私と目が合うと気まずそうに笑うので、それが恥ずかしいことだと認識しているようですが。

聞きたくなります。『紙で拭かなくていいんですか?』って。男性が拭かないのに女性が拭かなくちゃいけないという私の考え方は間違っていたのでしょうか?(答えを求めてはいません。)或いは、この国では女性でも拭かなくて平気なの?そう思って合点してみたこともありました。

ただ、トイレットペーパーが硬い時、メイドさんも硬いと言ってましたから、メイドさんも使っていたということですよね。やっぱり、少なくとも女性は普通は紙で拭くんじゃないか。…或いは、特別な時だけ拭いて通常は拭かないのか?『普通は拭くわよ、何を失礼な誤解してくれてるのよ!』って思われる可能性も否定出来ず、質問出来ないまま残っている疑問です。
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2010年02月20日

コンタクトレンズ

海外に行かれる全てのコンタクトレンズ常用者に言っておきたいことがあります。紛失・破損という不測の事態に備えて、予備のレンズを用意しておくことです。検診を受けずに処方してもらえることは滅多に考えられませんし、外国でお医者さんのお世話になるのは不安要素も多いので、極力控えたいものです。

失礼ながら、不安要素…。日本のお医者さんよりも医師のレベルが低いかも知れない不安。たいていは先進国になればなるほど何でもレベルが高いような気がするので。もう一つの不安要素…。発展途上国ではニセ薬をつかまされる機会が多い(日本国内で保険を使って処方してもらった物にニセ物は無いと信じてますが…発展途上国では充分ありえます)こと。ちゃんと治してもらったから良かったものの、清潔であるべき病院が何だか汚い気がしたのも不安。

もともと私は使い捨てコンタクトレンズ常用者でした。あまりメガネが好きではなくて。ただ、熱帯の日差しが強いので、運転するのに危険だからサングラスは必需品。なので、度付きのサングラスを常用することにしました。目の健康のためにはコンタクトレンズの装用時間は少なくする方が良いと聞いてますし、全然使わないようにすることで、コンタクトレンズ代の節約になっています。

テニスのレッスンで度付きサングラスを使っていますが、レッスン中、突然耳にかける部分(つる)の小さなねじがどこかへ行ってしまいました。広いコートのどこかに落ちたのでしょうけど…。前から、ネジが緩んでいるなぁと思っていたのですが。日本から持ってきている細密ねじ用ドライバーセットを奥から引っ張り出すのが面倒で、放置していたのがいけなかったようです。

度付きサングラスをかけないと運転が不安です。一旦、長く伸びた髪の毛を一本抜いて糸の代わりにして、つるを仮止めしましたが、このままでは不便だし不恰好です。こんな細いねじ、どこで入手出来るでしょうか?街の中をよく見てみると、メガネ屋さんがありました。恐る恐る聞いてみると、ねじ留め修理ならすぐに出来るとのことでした。私が髪の毛なんかで補修しているので驚かれましたが。

そこで待っている間、お店に置いてあったパンフレットが目にとまりました。私の使っているのと同じ、使い捨てコンタクトレンズのパンフレットです。世界中で売られているのは知っていましたが、アフリカでも見かけるとは。輸入物のはずですし、性能に不安もありませんね。高いのか安いのか知らないけど(先進国からの輸入品だから絶対に高いと思いますが)。

お店の人は、私が使い捨てコンタクトレンズに興味を持ったと思い、説明してくれました。『すみませんね、これはちょっと時間と手間がかかりますが、当店でレンズのお取り扱いしてますよ。』暇だったらしいので、時間をかけてゆっくり目に話して下さいました。まず、町内の救急病院の眼科まで行って診察を受け、そこで処方箋を書いてもらわないといけません。眼科はそこしか無いそうです。その処方箋を眼鏡店に持って帰ると、首都の病院に発注をかけてくれるそうです。それが陸路にて到着するのに1週間ぐらいは見なくてはならない…と。

ひょっとすると、首都では日帰りでレンズを持って帰ることが出来るのかも知れません。首都ってすごいなーって思いました。かなりの量のコンタクトレンズをまとめて買って持ってきた上に、それを全然使っていない私には、関係ない話ではありますが。

これまた余談ですが、1日で使い捨てるタイプのコンタクトしか持っていない私には無関係とはいうものの、コンタクトレンズ用のケア用品も色々(日本で見かけるのと同じ銘柄でした)お店にありました。歴代マダムからの引継書には、コンタクトレンズ用のケア用品も忘れずに持ってくることって書いてあって、その意見に私も賛成です。万一、瓶ごとひっくり返して全部こぼしちゃった等のトラブルが発生した場合は、メガネ屋さんで聞いてみると買えるかも知れません。
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2010年02月01日

No.5

おそらくフランス語ではそう読まないのでしょうが、日本人は、『ナンバーファイブ』と読みます。ひと昔前に流行ったシャネルの香水の名前です。大人っぽいオンナが使います。…ということを、子供の頃に聞いたチェッカーズ(若い人にはわからない?とても流行った音楽バンドなんですが…)のアルバムの中に入っていた曲で学習しました。

たぶん、日本のデパートに入っているシャネルでは買えるかも知れません。流行ってないから探しに行ったことはありませんが。そもそも私はケチなので定価で買うことは極力避けていて、ブランド品を買うなら海外に行った時に免税で買おうと心がけております。

私の駐在地には輸入品はもちろん、国産品(あるのかどうかは不明)の香水も売っているのを見かけません。観光客のよく来る、オシャレなカフェまであって物価の高い町では、その手の物を売っているのを見かけました。主人の出張に同行する前に契約社員さんたちから、『あの町ではフランスの化粧品とか買えるみたいだから期待しとくといいよ。』って言われました。なので、一応お店に入って見てみましたが、なんか定価より高かったような気がします…。

普段は香水の類を使わない駐在員夫人と何となくそういう話題になった時のことです。日本に居る期間より海外に居る期間の方が長いというベテランさんなのですが、『私は香水を使いませんが、母はコレと決めた銘柄だけを使っています。だからいつもそれをおみやげにしています。』っておっしゃいました。その銘柄を聞いてみると、『ナンバーファイブ!』って言われました。うーん、お母様は普段は現在流行ってる香りをまとっておられるかも知れません。でも、母親の好みを覚えておいてくれた娘のおみやげなら、受け取って嫌な気はしないはず。

香水とは関係ない話ですが、フランス語圏アフリカで、『No55』とか『No45』とかいう名前の小麦粉が売られているのなら要チェックです。55番は強力粉に近い感じで、45番は薄力粉に近い感じ、それらをブレンドすれば中力粉(っぽいもの)だって作れるそうです。…って情報を、読者様からちょうだいしました。レスポンスが遅くてすみません。厚く御礼申し上げます。
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2010年01月20日

砥石

私は包丁の切れ味が悪くなって困るということがないようです。若い頃、飲食店でアルバイトしていて、そこの先輩が教えてくれました。包丁の切れ味が悪くなると、瀬戸物の裏側の高台の部分を刃でこすってやると良いのだそうです。言われたとおりにすると、切れ味が復活しているような気がしました。ところが、そういう小手先のテクニックでは、文字通り、『はがたたない』事態にアフリカでは陥りました。

魚を三枚におろす訳でもないのに出刃包丁を所有している私ですが、これはアフリカでは大活躍です。骨のついた状態で買ってきた肉をメイドさんに調理しやすくさばいてもらいますが、ぶった切るのに出刃包丁が役立ちます。

現地でも、クトー(フランス語で、『包丁』の意)と呼ばれる刃物らしき物は売っています。が、『ままごと用のおもちゃか?!』と疑ってしまうほど、全然切れないものばかりです。なぜあれが包丁の形をしているのか不思議で仕方ないものですが…オノとかナタの小型版として叩き割るための道具なのかも知れません。それが調理する上で全然役立たないので、現地の道具に慣れていたはずのメイドさんも出刃包丁愛用者です。

最初のうちは、メイドさんは私がなぜ包丁を何種類も使い分けているのか知らなかったようです。いかにも頼りないルックスの柳刃(刺身)包丁や果物ナイフは難を逃れたようですが…。

普通の包丁が発展途上国の洗礼とも言うべき受難を受けてしまいました。現地のクトーのような使い方でもって、普通の日本製包丁で豚のあばら骨を叩き割ろうとしたのでしょう。あっと言う間に歯ブラシのようにでこぼこに刃こぼれしてしまいました。

契約社員さんが宿舎で砥石を使っているのを見つけました。私には使い方がよくわかりませんが、大きな黒っぽい石に水をかけて、その上で包丁の刃を前後させるようです。『私の包丁もお願いしていいですか?』と、強引にお願いしてしまいました。

徐々にメイドさんも、切れ味の良い包丁は、力を入れたり重力をかけたりせずに、単に引くだけで物が切れるということを理解してくれたようですが、最初は傷み方がひどかったです。それをなめらかにして頂きました。

その欠け方には驚かれました。『サウンジャ、一体、何を切ったらこうなるんだ?!』豚の骨です♪驚かれたというより非難されたというニュアンスでしたが、『ここまでするのも大変だったんだぞ!』って言いながらも、綺麗に研いで頂きました。瀬戸物の高台ではどうにもならないレベルの刃こぼれでも、砥石ならなんとかなるみたいです。
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2010年01月19日

ボックスティッシュ

先日、『ラップ、そんなに買わなくても良いのでは?』っぽいことを書いてしまいましたが、今回は、『ボックスティッシュだって、そんなに買わなくても良いのでは?』って書いてしまいます。

このブログを始めたばかりの頃は、『色んなメーカーさんが、広告載せて下さいよ〜』っぽくスポンサーを名乗り出てくれたりして♪と、淡い期待を抱いていました。だから、最初は、ラップのメーカーさんとかティッシュのメーカーさんとかに、遠慮していたのです。ところが、そんな濡れ手で粟っぽい儲け話は全く来ませんでした。誘って下さらなかったので、遠慮なんてもうしません!

もともと住んでいた社宅が、少々不便な所にありまして。都会だから、近所のスーパーに駐車場がなかったり、あっても90分で2000円以上の買い物をしないと使えなかったり(2000円もノルマがあれば、全然お買い得でもない物を買わざるを得なくなる)、車での買い物には向かないエリアでした。

大物でなければ徒歩でスーパーに買い物に行ったものですが、歩くには遠いんです。生鮮食料品は欠かせませんから、頻繁に買いますよね。そうすると、ボクスティッシュとかトイレットペーパーとか、かさばる物を買うと両手がふさがって帰りが大変。…なので、ボックスティッシュを買うのは嫌だったんです(背に腹を変えられないからトイレットペーパーは仕方なくかかえて帰りました)。

駅前に出れば、ポケットティッシュをたくさん無料でもらえました。持って帰りやすいサイズで助かりました。それを使うようにしていたので、ボックスティッシュが減らなかったのです。駐在前の私がボックスティッシュをあまり買わずに済んだのは、ポケットティッシュ配りバイトの人たちのお陰です。

さて、発展途上国で無料で清潔なティッシュが配布されるとは夢でも思えません。むしろ、清潔なティッシュが町中から欠品して消えてしまう心配の方が現実的です。ポケットティッシュがもらえないなら現地でボックスティッシュを買うしかないなぁ…と、思いましたが、私より先に現地入りした主人から相場を聞いて驚きました。日本の倍以上の値段で、とても買う気になりません。

それで、あんなに買うのが嫌だったボックスティッシュを大量に買出しして船便で送ることにしたのでした。でも、私がポケットティッシュを使っていたような感覚で湯水のように使ってしまうと、あっという間になくなりそう。そうなれば、日本の倍以上の値段のを買うしかありませんが。

冷静になってみれば、ティッシュっていらないんですよね(あーあ、これでティッシュのメーカーさんは永遠にスポンサーになってくれなさそう!)。温暖ないし猛暑という気候で、風邪をひきません。花粉らしきものも飛んでいないようで、鼻水も出ません。幸い、鼻血も出ませんから鼻栓も不要です。

それ以外にティッシュが必要な場面ってありますか?汚い物をつかまないといけない時?手づかみしてからあとで手を洗えば良いのです。液体をこぼした時?台拭きか雑巾で拭けば良いでしょう。日本にお住まいの方も、試してみて下さい。繰り返し洗って使える物で、消耗品の代用が出来る機会は多いですから。
タグ:発展途上国
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2010年01月17日

捨てない生活

発展途上国での物資現地調達は難しいものです。たいていの駐在妻はリサーチしてそういう情報は仕入れているものです。どのように手を打つか?ですが、事前に日本から大量に送っておくのが普通でしょう。私も色んな物資を大人買いしてまとめて送ったりしました。

現地で買えなくもない食品を包むラップ。噂を超越するクオリティの低さでした。一応、日本から10本ほど船便で送りましたが、私はラップにあまり頼らない生活を目指してみることにしました。

お皿に載せた食材をレンジでチンする時にかぶせるラップ…は、もったいないので、100円ショップでそれ専用のプラスティック製フタをサイズを色々揃えて購入しておきました。繰り返し使えます。

こま切れ肉なんて入手出来ない環境で、半身になった豚を見ながら、『ココの部分ちょうだい』って言って切り分けてもらう生活です。骨のついた肉を持ち帰りメイドさんに渡し、出刃包丁で使いやすいサイズのブロックに切り分けてもらいます。それを小分けして冷凍保存しますが、ラップではなく、繰り返し洗う、ジッパーの付いた袋に入れてもらいます。

この袋、初めて見たメイドさんは、『日本人はなんて便利な物を贅沢に使うんだ!』って驚いたようで、使用済みの物を持ち帰ったようなのです。1袋減っています。私もたまには洗い物をします。そして、私の洗ったジッパーの付いた中古袋が干してあるのを見て何かを悟ったようです。以後、ちゃんと洗って再利用出来るようにしてくれました。

それはありがたいことですが、ぺらぺらに薄いラップもそうすべき物だと思っているらしいです。なんか期待されているみたいなので、中古ラップを使ってみます。お陰で日本で持ってきたラップはなかなか減らず、追加購入する必要はないようです。
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2010年01月05日

虫以外の図鑑も

都会から田舎に引っ越してきた経験のある方ならお気づきでしょうが、珍しい物は虫だけではありません。植物も鳥も、珍しい物だらけです。形のバリエーションの多いのが虫だと思うので、昆虫図鑑はどうしようもなくボロボロでした。最初に買った図鑑ということもあって、珍しくて特に使い込まれた感じもあります。

都会から越してきたばかりで昆虫図鑑を買った勢いで、植物図鑑と昆虫図鑑も買いました。植物図鑑もいい感じで傷んでいます。植物って逃げないじゃないですか?だから、ゆっくり観察出来ます。鳥の図鑑は綺麗です。丁寧に使っているというより、空中に逃げてしまう鳥を観察するのは大変で、図鑑と照らし合わせる機会が少なかったのです。

ついでなので、実家には植物も鳥もまとめて図鑑を送ってもらいました。広い庭にたまに舞い降りる鳥の名は?やっぱり載ってませんでした。アフリカと日本の生態系は違うので仕方ないですね。

しばらく、懐かしく図鑑を堪能してきましたが、それらを宿舎の本棚に寄付することにしました。…しようとしていたのですが、先輩駐在員のお子さんが欲しいと言うので、お母さんには、『本当に申し訳ないぐらい汚いですよ!』って断ってから、差し上げました。カブトムシの中で一番強いのがコレ!とか言って、図鑑を見る前から特定の昆虫には詳しかったのですが、知らない虫がいっぱいなので新鮮だったみたいです。

昆虫図鑑ってどんなにボロボロになっても、いつまでも(のべ)何人もの好奇心を満たしてくれますね。男の子さんがおられる家庭には必ず一冊必要だと思います(偏見?)。

植物図鑑を大人になってから見直して、一つ気付いたことがあります。幼稚園で読んだ植物図鑑には絶対に載ってたと言って譲らなかったのが、『コレがタテワリ』って主張する、りんごの実。ちゃんとひらがなで、『たてわり』って書いてありました。りんごの実を縦に切った断面図を載せていただけなのですが、幼くて頑固だった私は、りんごの正式名称がタテワリだと思い込んでいたのでした。いくら母が、『コレはりんごよ。』って言っても聞かなかった私が間違っていたことに、今更ながら気付きました。
タグ:アフリカ
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2010年01月04日

昆虫図鑑

生態系が違うみたいです。私が子供の頃に見たような虫…とは違う虫をアフリカでよく見かけます。カバーしていない範囲の虫も、あの図鑑には載っているような気がしました。託送品の中に、使い古しの昆虫図鑑を入れてくれるように、実家に頼みました。

何ヶ月かたって、アフリカに届きました。母の予告通り、『どうしようもないぐらい、汚れている、ボロボロの』図鑑でした。本の虫って言うのか?長らく放置されていた本に挟まっていがちな白いダニも棲みついていました(灼熱のコンテナの中にあっても生きたまま!)。汚らしい図鑑でしたが、ページをめくるごとに、懐かしい記憶が蘇りました。

昆虫図鑑ですが、昆虫でない虫も後ろのページに載っています。体が3つのパーツに分かれていて足が6本…でないものは、虫は虫でも昆虫とは呼べないそうです。クモとかシロアリとかは、後ろの方です。そして、私がウンチクを傾けたムカデもゲジもついでにゴカイも、後ろのページです。見た目も、決して図鑑の表紙になれない程、グロテスクです。

そんな懐かしい図鑑を熟読しましたが、私がわからなかった虫は結局、わからずじまいでした。やっぱり生態系が違うらしく、日本の子供たち用に編纂された昆虫図鑑では、熱帯の虫の詳細まではカバーされていなかったようです。

ええーっと、アフリカでちょくちょく見かける虫で、日本の図鑑に載っていたのは、図鑑を見なくても理解出来ていた…という自慢でした。子供の頃の記憶力ってすごいですね。あの時点でフランス語も勉強していたら、今頃…。言っても仕方ないですけど。
タグ:アフリカ
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2010年01月03日

虫に詳しい(元)女の子

環境の変化が家族に大きなストレスを与えることになるかも知れませんが、家族が環境の変化を楽しめるようになると良いですね。一家の大黒柱が海外駐在の可能性のあるお仕事をしている場合、家族が予想も出来ない環境にさらされることになりますが、そのプラス面にも気付けるようになると良いと思います。

私は徒歩圏に田んぼのあるような郊外で育ちましたが、都会からそこへ引っ越してきた子供の頃の記憶が今も鮮明に残っています。田んぼや竹やぶなど黄緑色の多い景色は、コンクリート色の多い都会とは別世界でした。『絵本に出てきた昔の日本みたい。』

都会で見かける虫って、ゴキブリか蚊かアリぐらいしか居ないじゃないですか。田舎に住んでみると、そのどれにも当てはまらない虫らしきものをたくさん見かけました。子供の好奇心と言うより、専業主婦で時間に余裕のあった母の好奇心のためかも知れません(笑)。引っ越してきてすぐに、図鑑を買ってもらいました。母と一緒に昆虫図鑑を見て、たくさんの虫の名前を覚えました。

お嫁入りして再び、ゴキブリか蚊かアリぐらいしか虫らしい虫を見かけない都会に引っ越しましたが、主人の海外駐在についていくことで、またとんでもない田舎に住むことになりました。そこで主人より私の方が虫に詳しいことがわかりました(田舎育ち自慢?)。

ムカデ(百足と書いてもムカデと読めます)が危険な虫であることは、主人も知っていました。ミミズみたいに長い体に、百まではいかないまでも、たくさんの足の生えた虫です。日本の昔話にも巨大むかでが出てきたので、私は都会に住んでいた頃からその姿を知っていましたが、田舎育ちなために知識は都会の子より深いです。

主人が、『ムカデ!ムカデ!』って騒いでいた時に、私が落ち着いていたことがあります。『あれはゲジよ。』俗にゲジゲジと呼ばれる虫ですが、ムカデみたいに危険ではありません。ムカデは太めの足が均一に生えていますが、ゲジは細い足が、体の中心は長め、先端は短めに生えていることが多いです。ムカデと違って人を攻撃しようとしません。人が近付くと、とんでもない速度で逃げます。

見た目はムカデに負けないぐらいグロテスクなのに、女性である私は慌てることなく、どちらかと言えば懐かしがっています。そんな妻を見て主人は…より一層不気味がりました!『こんな田舎は嫌だ!』って騒ぐより、よっぽどいい奥さんだと思うんですけどね。正月から虫の話ですみません。新年会の準備で宿舎に来た時に、宿舎にゲジが出没したんです。
タグ:海外駐在
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2010年01月02日

得意分野でプレゼント

発展途上国に来るまでは、そういう分野がちょっと得意でした。パソコンとかデジカメとか使って人と違うことをするのが。1年前の情報なんて古過ぎると言われるぐらい、進化の早い分野です。帰国後は、『ただ遅れてる人』に成り下がることは必至。

そんな、時の止まった発展途上国に、先進国からパソコンの得意な私がやってきました。新人駐在員夫人ということは、先進国の最新情報を肌で感じてきたということ。もしかしたら、町で一番新しい人かも知れません。

どうも小さなお子さんのおられる方は、お子さんの写真を使ったオリジナルな物が嬉しいのだそうです。今頃日本ではもしかして当たり前に、各家庭にデジタルフォトフレームとかいう物が飾られているのかも知れませんけど(生で見たことありません)、町では私だけが唯一、お子さんの写真を使って何か作れる人かも知れません。

ちょくちょく楽しいイベントに誘って頂いてましたし、先輩駐在員さんのお子さんの写真は結構撮り貯めていました。暇とデジカメ画像とパソコンとプリンタを活かして、ベストショットを加工してオリジナル冊子を作成し、お子さんたちの誕生日会(日が近いのでまとめて開催されました)で、プレゼントしました。

フランス語の勉強が他の子供達より遅れ気味で苦労しているらしく(ヨーロッパの子供ともアフリカの子供とも全然違う言葉を普段話しているので不利です)、年齢にしては日本語の習得が遅れ気味なのが気になっていました。勉強ばかりで疲れているでしょうけど、日本語も自然に覚えていかないと、帰国してから学校で苦労しそう(何となく)。

私がフランス語の勉強をするために買った、フランスの幼稚園児がフランス語を楽しく覚えるためのイラストたっぷりの本を参照に、『漢数字とアラビア数字を一致させるために、果物の数を数えて同じ物を線でつないでみましょう』…っぽいページも盛り込んでみました(我ながら、暇なマダムです)。

学習ページがお子さんたちにウケたかどうかは微妙ですが(多分、私の自己満足)、お子さんのベストショットを星形で囲んだカラー刷り表紙など、先輩マダムが喜んでくださいました。当事者ではないけど、幼稚園ママさんの中には、『いいなぁ、私もこんなの作りたいわ』って言って下さる方もおられました。

現地の人が喜ぶプレゼントを考えるのは非常に難しいことですが、先進国から来た奥さんの喜ぶ物を作るのは得意みたいです。数少ない特技、パソコンが活かせて良かったです。アフリカでは特技と堂々と言えても、常に先進し続ける日本では、『遅れてる人』…なんでしょうけど。帰国してから猛勉強して遅れを取り返すしかありませんね。日本語の遅れを取り返さないといけない帰国子女と同じ状態?
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2009年12月30日

大掃除的に

荷物整理をしていると、いらない物が次から次へと出てきます(人によるでしょうが、私の場合は大量に)。発展途上国の人は、一部のお金持ちを除いて何でも欲しがるもの…と、聞きます。もちろん、古着でも何でもプレゼントしたら喜ばれるでしょう。

ただ、むやみやたらと理由もないのに、こちらにとっては不用品でも相手にとっては豪華かも知れないプレゼントを渡しまくるのはよくないと思います。相手は欲しい物は何でももらえて当然…と思ってしまうかも知れません。そういう生活に慣れてしまうと、他の人の下で働けない、ダメな人になってしまいます。

アフリカで使用人に大量に物をプレゼントする機会は、それなりにイベント名があるはずです。クリスマス(ノエル)、お正月(ボナネ)、誕生日(お子さんのやらペットの出産やらを含むことも)などなど。誕生日は知ったことじゃないので自己申告制ですが、ノエルとボナネは雇用主として責任を持って用意しておきます(普段整理してしまっておいた物を引っ張り出してくるだけですが)。

メイドさんのお子さんの一人が誕生日…という最初の機会に、私はそれなりに心を込めたバースデーカードを作り、特技の折り紙(日本人らしくて西洋人にはウケていると自負)を挟み、買ってきたお菓子若干量をプレゼントしたことがあります。メイドさんはすぐに顔に出してしまう人なのですが、いかにも期待はずれ…という残念な結果でした。

別のお子さんが誕生日の時に、中古不要品をドサッとあげたら、大して心もこもっていないのに、メイドさんにかなり感謝されました。発展途上国の人が外国人駐在員に求めているのは、有り余る富のおすそ分けなのかも知れません。お手製のカードを作るとか、難しそうな折り紙を折るとか、そういうロマンティックな趣味は、ロマンティックな者同士で楽しんでいれば良いのかも。
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2009年12月29日

広い家だからこそのシール

もったいながりと言うか、貧乏性と言うか。私は物を捨てるのが苦手です。片付け上手な知人から不用品を何度ももらっては…使わないのに捨てられません。狭い社宅に不用品が次から次へと貯まり、貯まったものが邪魔で奥にある必要な物が取り出せなくなります。…で、見つからないので仕方なく、家にあったような気のする物を買いに出かけたりして、物は増える一方です。

いらない物、滅多に使わない物は、処分代払ってでも捨ててしまうと良いですね。自宅に不要な物を在庫していても仕方ないですから。発展途上国駐在生活の(数少ない?)メリットの一つは、広い家に住めることです。そこまで広くなくても2人で住めるはずなのですが、外国人駐在員が住むような安全な家となると、どうしても広くなるみたいです。家が広いと物の出し入れがしやすいので、整理しやすくなります。

そういうことで整理していて出てきたのが、大量のシールでした。小学生がノートに貼ったりする物です。幼稚園卒園までに入手した物は使い切っていたはずですが、小学生になってから、ストックするのが趣味になってしまい、ストックが毎年増えていって、とんでもない量のシールコレクションになってしまいました。

面白いシールもありました。しばらく光に当てておいてから電気を消すと、ガイコツの形に光るのとか。こすったらフルーツの香りがするのとか。切手の形をしていたりとか。小学生はだいたいシールが大好きなはずで、1シート50円とかするキャラクターのシール含む文房具総額300円ぐらいが誕生日プレゼントだったりしました。そんなかわいいシートももったいながって使わずに…おばさんになるまで在庫していたのです。

いい年になってもうシールなんて貯めなくていいでしょう…と、今更ながら気付き、在庫吐き出ししてみることにしました。先輩マダムのところに幼稚園児のお子さんがおられます。男の子さんなので趣味が合うかどうかは微妙ですが、『古くてすみません、もらって下さい。』と、まとめて差し上げました。小学生の頃から貯めていたという私の証言を裏付ける量だったので、かなり驚かれました。

永遠に広い家に住める訳ではないので、社宅に戻る前にこの調子で、どんどん不用品を処分していかなくっちゃ!と、私は張り切って在庫整理に励みました。普通の奥さんが家の整理をするにはこれほど労力を使わないと思いますが、捨てられない体質の私の私物を整理するには骨が折れます。誰のせいでもなく、今まで片付けられなかった自分のせいですが。
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2009年12月28日

エプロン

お嫁入り前に持っていたエプロンは、結婚を機に捨てました。お出かけ用の服を汚さないためだけにエプロンを着用していて(家事はほぼ全くしない子でした)、食べこぼしの染みが汚いと思ったからです。自分で選んだかわいいエプロンだったので、結構お気に入りだったのですが、新生活にくたびれたエプロンはいらないでしょう。

結婚する直前に主人のお母さんが、新品のエプロンを下さいました。『人から頂いた、スチュワーデスさん仕様のエプロンだけど、サイズが合わなくて着られないのよ。良かったら使ってちょうだい。』せっかくの機内限定販売をお土産にして頂いたのに、全く使っていないとは、もったいない!

結婚してからしばらくの間は、エプロンの出番がありませんでした。家事を全部することになったので、汚れても良い服を家の中で着ます。すると、独身の時みたいにエプロンで服を保護しなくてもよくなります。しばらくはせっかくの機内限定販売エプロンの出番がなかったのですが、料理教室に通うことになって、ようやく日の目を見ることになりました。

若かった私のスレンダーな体によく似合い、その姿はきっと本物のスチュワーデスのように見えたことでしょう(言われたことなかったけど)。野暮ったくない柄に防水仕様、マジックテープでサイズの微調整が出来て体によくフィットするデザイン。とても良いエプロンだということが実感出来ました。

旅行好きな主人の両親からは、その後、細かい刺繍のほどこされた民芸品エプロンなどをお土産に頂きましたが、ガンガン洗えるスチュワーデス仕様エプロンの使い勝手が良かったために、そればっかり使ってきました。民芸品の方はほぼ新品同様のまま。

駐在したての私に、『アフリカでは使用人には新品を渡さないもの。おさがりで充分だから。』って主人が言うので、エプロンはヘビーローテーションで使ってきた私のおさがり、スチュワーデス仕様のをメイドさん用にしました。長身で引き締まったメイドさんの体によく似合います。※靴の余りはなかったので、安い新品を買ってあげました。

主人のお母さんが、『サイズが合わない』っておっしゃってた意味が、太ってきた私も実感出来るようになりました。主人のお母さんは小柄なので、身長の問題だけだと思っていました。実は、スチュワーデスさん仕様のエプロンってウエストがかなり細かったのです。太ってしまった私のウエストだと、マジックテープが悲鳴をあげてつらそうです(悲)。

高身長にして細身であることが着こなしの条件となる難しいエプロン。似合う体型で良かったわねー…って思いながら眺めていると、メイドさんが間違った着こなしをしています。注意してみると、防水エプロンは熱帯では暑い…と。確かにそうかも?

長身でスレンダーな人が、暑すぎない所で着用するに限るエプロン。結局、一番似合うのは空の上で制服を着たキャビンアテンダント(最近は、スチュワーデスさんのことを、CAって呼ぶのだそうです。スッチーなどと呼んではオッサンおばはん扱いされます)さんってことなのでしょう。涼しい所では便利だったのですが、アフリカでは能力が発揮出来ず、残念です。
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2009年12月26日

プリンター複合機

安いけどスキャナーやコピーの機能もあるプリンターを買い、壊れることなく無事に受け取れたのは、良かったことです。ただ、その機種を選んだことが『完璧な正解』なのかどうかは、よくわかりません。

頭を悩ますのはインクの問題です。メーカーがマイナーなので、当然、発展途上国にまでインクを卸してないようです。日本でも地方では入手が難しいかも知れません。日本ほか先進国ならネットで配送の手配が出来るとは思いますが、アフリカまでは送ってもらえません。

インク代も高めという感覚がありました。今まで使ってきたのが、色ごとにインクを補充するタイプで、年賀状の準備をする季節、まだストックがあるから大丈夫…と思って印刷し始めたら用意していたのと違う色がなくなったから買いに走る…なんて経験がありました。これは在庫管理のうまく出来てない私の問題で、色ごとに補充するのはムダがなくて良かったのだと、手放して始めて気付きました。青だけなくなったのにカラー全体のインクを交換するのはもったいないことです。

あとは、せっかくの複合機能について。色々ついているのは嬉しいですが、そのせいで若干、コピーをとることしか出来ないプリンターより割高なはずです。私の感覚では、自宅でコピーをとれると、便利だし、使用人たちがIDカードをコピーしてもらって喜ぶし、コピー機能は必須ですが。

ノートパソコンの寿命って5年もあれば良い方だと思います。寿命が来てデータを取り出せなくなる前に新しいパソコンを買うべきだと思います。寿命とは無関係に、Windowsの新しいバージョンが出たから新しいパソコンを買おうと言う方もおられることでしょう。日本で買わないと、キーボードや変換機能が日本語対応していないかも知れませんが…。

色んな事情があって新しいパソコンに買い換えた時、プリンターで問題が生じることがあります。私は古いタイプのプリンターを持っていたので、新しいパソコンにつなぐことが出来ず、プリンターを買い替えました。プリンターもぼちぼち寿命だったから仕方ないですが。

複合機の場合、Windowsのバージョンがアップすると、プリンターとコピー(これはパソコンにつながなくても使える)の機能は使えるけど、スキャナー(これはパソコンにつながないと使えない)の機能が全く使えなくなる…という事態に陥ることがあります。大手メーカーの場合はどうかわかりませんが、マイナーなメーカーではそうです。

プリンターが故障した訳ではない、けれど、機能の一部が完全に使えなくなってしまった…という時に、買い換えるかどうかは、悩むところです。もし必要性を感じていないなら、無理してまで多機能のプリンターを買わなくて良いと思います。これまた私の感覚ですが、プリンターってパソコンより長く使える商品のはずなのに、寿命の短いパソコンを買い換えたら使えなくなって困る…ということが多いような気がします。プリンター本体もインク同様消耗品と思って割り切るには、まだ高いと思うのですが。
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2009年12月23日

著作権無視の世界

日本でも頼める所があるのでしょうか?多分、頼んでも聞かれると思うのですが。『許可は取ってるんですか?』って(…何となく)。発展途上国は色んなところで滅茶苦茶ですが、著作権も完全に無視しているみたいです。3つしか写らないテレビのチャンネルのうち2つが、ハリウッド映画のDVDを無断で放送しています。1つは国営放送で、そういう面白い番組はないみたいですが。

アフリカでは簡単に頼めました。『この本と同じ内容の本を3冊作って下さい』って言うと、すぐに作ってくれます。フランス語学校の先生にお借りした、動詞の活用一覧表の本(厚さ1センチぐらい)を綺麗にコピーして穴を開けて、プラスティック製の丸い停め具を付けて製本してくれました。我が家のプリンタ複合機でコピーはとれますが、こういうプロに頼むと早くて安くて綺麗に出来ます。

同じお店だと思いますが、私が現地語辞書っぽいのを持っている…というお話をすると、契約社員さんの一人が、『すぐに印刷してもらってくるから、貸して欲しい』っておっしゃいました。元の本が大きくて、なかなかカバンに入れっぱなしに出来るサイズではありません(A4判)。私が宿舎にそれを持ってくるのをよく忘れて…1週間以上待たせてしまいました。

そのお礼かも?映画のDVDを何枚も貸して頂いたり、宿舎全体にということで、大量のカキをメイドさんに仕入れてきてもらったり、他人の行為で頂いた冊子で、ちょっと儲けてしまいました。どうやら便利なお店です(複製禁止とは書いてなかったけど、著作権が泣いている?)。

残念ながら、その製本をしてくれるお店のサービスは、単にコピーをとって形を整えてくれるだけみたいです。スキャナとか使って編集し直してくれたら、途中段階である辞書の編纂作業を効率良く手伝ってくれたでしょうに、惜しいです。日本語を認識出来るスキャナーなんてアフリカに期待する方が間違っているのかも知れませんが。

私はスキャナー機能のある複合機を持ってきましたが、写真をスキャンする以外にスキャナーを使ったことがありません。文字を認識するためのソフトをCDでインストールする必要があったのかも?せっかく便利な物がありながら、使いこなせないまま駐在を始めてしまったのは、もったいないことをしていると思います。
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2009年12月22日

辞書配布

今のところ製品版を見たことのない、『現地語-日本語』辞書の編纂にチャレンジしていました。もともと、『現地語→日本語』の辞書みたいな冊子は頂いてましたが、その逆のも欲しかったのです。…で、砂の町に出張に行った時に、エアコンや扇風機が停電で止まっても平気で過ごせる涼しい時期だったこともあって張り切って作業していました。

aから順に始めて、mの途中で挫折しました。暑くてやる気が出ないのと、停電がひどくなって、暇だからと言ってパソコンで遊んでいられなくなったのと…言い訳ですね。集中力が切れてしまいました。挫折しただけで終わってしまっては何にもならないので、中途段階ですが、製本してみることにしました。

エクセルで、『現地語の単語』『日本語の単語』『日本語の単語のふりがな』という順に入力していったデータが途中まであります。『現地語の単語』をabc順に並べたものが、『現地語→日本語』の辞書になります(最初から持ってます)。『日本語の単語のふりがな』をあいうえお順に並べたものが、待望の、『日本語→現地語』辞書になります。これをプリンタの割付印刷機能やら両面印刷機能やらを駆使してA5サイズの冊子にしてみました。

おそらく、語学の得意なメイドさん(フランス語が上手なだけでなく、現地語の文法を私にレクチャーしてくれたりもしました)は、日本語にも興味を持ったのでしょう。『私も日本語の辞書が欲しいです』って言うので、2冊セットで刷ってあげました。文法がわからないと日本語会話は難しいと思うけど、『コレって日本語で何て言うのかな?』って思った時にひけると面白いかも知れません。興味を持ってもらえたのが嬉しかったです。

私がメイドさんに何かしてあげると、門番たちも、『俺も俺も』…と、言ってきます。IDカードのカラーコピーは全員分しています(個人情報なのにいいのかしら?)。辞書の件でも、門番たちに頼まれてその都度印刷しました。一応、『ごめんね、aからmの途中までしか出来てないの。』って言っておいたけど、意味が通じたかどうかはわかりません。

アフリカでも日本語の辞書を欲しい人が…多分、10人は居ると思います。隙間産業的な商売を考えているなら、発展途上国で辞書を作ってみることをお勧めします。物価の安い国で採算が取れるかどうかはわかりませんが、『現地語→日本語』辞書と、『日本語→現地語』辞書を配布されたら必ず喜ばれます。こんなに人気があるのなら、電気の来ている間に全部入力しておけば良かったな…と、思います。
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2009年11月16日

ピーラー

駐在前から使ってきたのがセラミック製の良質な皮むき器で、何年たっても切れ味が良いです。じゃが芋とかにんじんの皮を早く剥くことが出来ます。これは出国ギリギリまで使ってきたため、スタメン入りしてませんでした。現地調達したピーラーでも問題なく使えたものですが。

切れ味に特に不便を感じませんでしたが、耐久性に問題があったようです。ある朝突然メイドさんが、『マダム、私は皮むき器を壊してしまったので、中国製のを買いました。こっちと交換してもいいですか?』と、自慢気に自前のピーラーを見せてくれました。乱暴に扱ってきた訳じゃないから壊れたならこっちで替えを用意するのに、安いものだし自前で構わないと言ってききません。

実はピーラーはたくさんありました。引越し荷物と共に船便で遅れてやってきたセラミック製の良質の物は、わざわざ新品を買ってきてくれたメイドさんに申し訳なくて出せません。あと、日本で入手した別な新品も持ってきていました。

深夜でも営業している激安ショップの入り口前に、『持ってけ泥棒!』っぽく並べられていた、30円の安物。コレを試しに使ってみると、切れ味が悪くて使い物になりませんでした。こんなので料理しろと言われたらつらいものがありますね。包丁で皮を剥く方がマシです。もちろん、現地製の『叩きつぶすだけの鉄の塊』みたいな切れ味の悪い包丁は論外ですが。

メイドさんは、中国製であることを、『オーダーメイドで職人さんに作ってもらいました』…に相当するぐらい、得意気に言いました。日本ではだいたい何でも日本製ならしっかり出来てそうで、中国製は100円ショップに並んでいる=安物?ってイメージですが、アフリカでは違うみたいです。実際、30円の安物と違って、きちんと仕事してくれました。

発展途上国ではマトモに切れる包丁を探すことが困難ですが、なぜか、マトモに剥けるピーラーは簡単に買えるみたいです。そして、中国製であることが品質の証みたいです。
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2009年11月14日

クッキングシート

例えば、魚のホイル焼きを作る時。アルミホイルで材料全体をくるんで焼けば良いのですが、クッキングシートを使う方がレモン汁等かけても変質しなくて済みます。だから、クッキングシートを駐在地に持ってくる価値はあります。

私はアフリカで専業主婦すれば暇で仕方なくなるという計算で、手作りお菓子をたくさん作る気でいました。日本から送った電子レンジには、オーブン機能や、『おまかせケーキ』ボタンや、『おまかせクッキー』ボタンが付いています。クッキーを焼くのにクッキングシートが必要なはずです。

決して安くはないクッキングシートを大人買いしてきました。多少押し潰されても問題なく使えますし、軽いし細長い紙箱(アルミホイルより細め)に入っているので、収納にも困りません。これでどんどんクッキーを焼けば、どんどん消費する…はずでした。

実際にはトースター以外のオーブンを使えないため、クッキーを焼く機会がありませんでした。そんなにホイル焼きばかり作ることもないので滅多に使いません。全然使わないこともないし、アフリカで売ってるのを見かけたことはありません。だから、持って来るべきでなかったとは言いません。

オーブンをいくらでも使える日本に持ち帰ってから使い切ることになるのでしょう。クッキングシートの在庫を見るたびに、『初めての海外駐在って失敗も多いよね!』って思ってしまいます。軽いし省スペースですし、お金を払って買ったものですから、捨てる気にもならないんですよね。

クッキングシート大人買いについては失敗でしたが、現地で使える日本製の持ち物が余った場合は、帰任時に現地に残っている日本人駐在員に買い取ってもらうという方法が考えられます。常識的に考えて、物を入手しづらい仲間の足元を見て高値を付けることは出来ませんし、ドサクサに紛れて絶対にいらないであろう物を押し付けることも出来ません。

ただ、狭い社宅に戻るから荷物は少ない方が良いという帰任者と、日本製の物が入手出来ない所に残る人とがお互いにプラスになる話ですし、残る駐在員に買い取ってもらうという習慣は続けたいものです。いらない物を引き取ってもらうのですから破格の値付けをしておいて、お互いに、『ありがとう』って言えるようにしたいですね。
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2009年11月09日

携帯蚊取り

(アフリカから見た)海外からは、『マラリア流行国』と認識されているようですが、私は罹患したことがありません。どうやら、マラリアを媒介するハマダラ蚊が、市街地には居ないからというのがその理由のようです。首都からレクレーションに来る団体が郊外のキャンプ場に来て罹患して行くようなので、流行地域と言われても仕方ないとは思いますが。

残念ながら、普通の蚊は市街地にいっぱい居ます。不衛生な所には特に多いようにも見えます。刺されてもかゆいだけで済みますが、極力刺されたくないものです。耳無し芳一さながら…とまでは行きませんが、極力虫よけスプレー(日本製の敏感肌用)や虫よけクリーム(現地性の敏感肌用)を使って保護します。…夜間は(地元の蚊は夜行性らしいので)。

それだけでなく、単三とか単四とかの小さな電池で動く、身に付けて歩き回れる携帯蚊取りを2種類持ち込みました。どのメーカーのものにすれば良いのか判断出来ずに2種類にしたのですが、替えのカートリッジを2種類も用意しなくてはならなくなったのですから、やはり1種類に絞るべきだったような気が。

最初のうちはとても効果がありました。夜間レストランに行くと、まず冷房が無いので風のよくあたるテラス部分に座ることになりますが、当然、蚊に狙われます。それが、携帯蚊取りを持っている私の周りだけ弱った蚊がどんどん落下してくるのです。

説明書には、『お知らせランプが光らなくなったら取替え時です』って書いてありました。夜間に外食する時しか使わないので、電池の消耗は少ないはず。なかなか取替え時と言われないのですが、効果はすぐになくなりました。

バカな私は、効果を感じられなくなった理由を、『最近はこの辺の蚊も鍛えられて強くなったんだろう。』と合点しておりました。それで、効果を感じられない携帯蚊取りのスイッチをオンにしながら蚊に刺され続けました。

携帯蚊取りは日本のじめじめした夏に使用されることを想定して作られた商品のはずです。私はアフリカの乾季にやってきました。カートリッジの封を開けた途端、日本では想定されないぐらいのスピードで成分が蒸発してしまったのではないでしょうか。

類似商品を熱帯に持ち込んでいる方には、効果を感じなくなってきたら変な理由を付けて合点せずに、カートリッジを交換してみることをお勧めします。…普通、他人から指摘されなくても気付きますよね。発展途上国では首都ですら売られてませんが、効き始めの頃は本当に持ってきて良かった!って思いましたよ。お勧めの商品です(替えのカートリッジがたくさんいるかも知れませんが)。
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2009年10月22日

祝日

日本は祝日の多い国なのだそうです。何かがきっかけで祝日が増えることがあっても、減ることがないから?バカンスの習慣がないから祝日で分割して休むため?よくわかりませんが。

アフリカの中にあって、どちらかと言うとクリスチャンが多い感じなので、キリスト教国が祝日になるような日は祝日になるようです。クリスマス(フランス語で、ノエル)以外は、フランス語で言われてもわかりませんが。日本にはないけど外国にはありがちな大切な日が、『独立記念日』ですね。これはもちろん祝日です。

唐突に前日に、政府が、『明日は祝日にします!』って発表することがありますが、それを数に入れないとしたら、祝日のほとんどない国ということになります。現地のカレンダーは平日はたいてい黒色です。祝日のない月の方が多いと思います。

主人が仕事で東京本社と連絡をとろうとして、『しまったぁ!』となることがたまにあるそうです。日本は祝日なので、誰もメールや電話に出てくれない時とか。手元にある現地製カレンダーは平日ということになっているので、誰も電話に出てくれなくて初めて気付くということもよくあります。

私が業務として日本と連絡をとる機会もないはずですが、それでも祝日には気を遣います。私の子供の頃は、成人の日が1月15日で体育の日が10月10日で…って決まっていたので覚えやすかったものですが、今は祝日の日付がコロコロ変わるので、日本を離れていると気付きにくいものです。

携帯電話でしかメールチェックをしない友達にメールを送る時には、時差を考えて気を遣いながら送ってきました。主婦の場合、祝日は1日中家族にサービスすべき日になるので、友達からメールなんて来たら迷惑でしょう。時刻ヨーシ!平日ヨーシ!…って感じで確認してから、ネット環境の良い会社に出向く主人に、USBメモリに入れた私のメールを託します。

駐在したての頃は、日本で使ってきた手帳の中に、日本の祝日が赤くなっているカレンダーがあったので、見やすかったです。年が明けると、その資料がなくなってしまいます。日本に居るうちに翌年の年間カレンダーが入手出来れば、是非とも持って来るべきだったと思います(本屋さんのカウンターにしおり代わりにどうぞって感じで置いてあったような記憶も…)。

日本に居ながら『海外仕様』という最新式携帯電話を入手した友人が言ってました。『標準の内臓カレンダーに祝日が載ってなくて使いづらいから、オプション代数百円払って日本用カレンダーをダウンロードして使ってる』って。日本で暮らすには、或いは、日本在住の日本人と付き合うには、結構たくさんある日本の祝日を把握出来ないのは不便なことです。
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2009年10月15日

善意のカタチと大きさ

主人の先輩のせっかくの善意に甘えておけば良かったものを、『面倒』という理由だけで、無駄にしてしまったのが私たち。辞書を買ったのなら、そう言って下さっていれば、無駄にはしなかったのですが。申し訳ないことをしました。

別な形の『善意』は、私がアフリカに着く直前に見ることが出来ました。私が特別頼りないから…という理由だけでなく、駐在員夫人が夫より遅れて来る場合は、一人で来ることのないように、会社が何らかの気遣いをして下さいます。私が来た時は、一時帰国していた他社の駐在員一家に連れてきて頂く段取りをつけて頂きました。

発展途上国の首都という厳しい土地(治安が非常に悪い)での駐在を経験しているだけあって、大人も子供もとてもしっかりしていらっしゃいました。小学生のお子さんが、大人全員が大荷物を入れるまでの間、ずっとエレベーターの『開』ボタンを押しておくなど、連携もよく出来ていて感動しました。でも…なんで旅慣れていらっしゃるのに、手荷物がそんなに大きいのでしょう?

最初は遠慮していたのですが、聞きたい気持ちには勝てず、つい聞いてしまいました。『その大きな袋、何ですか?』何が入っていたと思います?…たぶん、はずれていると思います。正解は、和凧でした!『アフリカでもお正月に凧を揚げる文化があるんですか?』無いはずです。雨季真っ只中のお正月なんて特に。そもそも駐在してから凧を全く見かけませんし。

一時帰国している間に、ご友人と会っていたそうですが、何か気を回して、『これぞニッポン!』と思えそうなものをその人なりに考えた結果が、凧だったようです。西洋ならカイトはあるかも知れませんが、アフリカでは見ません。そういう意味では正解かも。でも…かなりかさばっています。

『ごめんね、かさばるお土産で。捨てても構わないから受け取ってね…って言われたのよ。でも、捨てられる訳ないでしょ?だからこうやって持ってきたの。』スーツケースに押し込めることも出来ないので、手荷物で…お疲れ様です。ちょっと善意が裏目に出てしまったかも知れません。気持ちは十分伝わってますが。

別にリクエストしている訳ではありませんが、海外駐在員が喜ぶおみやげと言えば、何でしょう?『これぞニッポン!』をどうしてもアピールするとしたら、扇子とか紙風船とかが、軽くてかさばらなくて良いかも(外国人交流ツールに役立ちます)。実用的なものだと、『お湯かければ食べられるウナギの蒲焼』保存食(成田空港で売ってるみたいです)とか、ウニとか使ってて高級路線のお菓子(するめとかみりん風味せんべいとか)とか。…誰もくれるなんて言ってないのに、想像するだけでお腹すいてきました(笑)。
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2009年10月13日

優しい先輩の善意に…

主人によると、『イタリア語の説明書をちゃんと和訳してやるから、全部メールに書いて送ってくれたらいいよ。』って先輩が言って下さったのだそうです。何種類かの言語が出来る方とは聞いてましたが、イタリアでしか使えないと思われるイタリア語まで出来るとは初耳でした。頼りになりますね!

…で、最初の2文を打ってみました。当然、スペルミスのないように。意味の全然わからない言語の模写って疲れますね。我が家で使っているプリンタは複合機で、パソコンにつながなくてもコピー機として使えます。パソコンにつなげばスキャナーとしても使えるようで、付属のCDから専用ソフトをインストールすることで、文字を読み取ってテキストデータとして認識してくれる機能もあった…はず。

コツコツ打つのは疲れるし、スキャナーもうまく使いこなせないし、何か疲れました。主人に、『イタリア語を打つのが面倒だから、もういいよ。』って言うと、『もういいです。』っぽく伝えてくれたようです。常時接続環境だと、日本でスタンバイしている先輩にメールを送って返事を待たなくても、翻訳サイトにつなぎながら自分で理解していけたはずですが、発展途上国でそんな贅沢は望めません。

その昔、買ってまもないトースターを、海外駐在が決まったからって日本に残る主人に下さった優しい先輩。イタリア語を翻訳してくれるって言うぐらいだから、もともとイタリア語が得意だったのだと勝手に思っていたのですが、そうではなかったのだそうです。かなりあとになって知った事実ですが、先輩は、我が家のコンロの取扱説明書がイタリア語で書かれているということを、メールされた単語をネット検索するなどして知り、すぐにイタリア語の辞書を自腹で買いに行って下さっていたのだそうです(涙)。

下に、ネット環境がよくてお金を節約したくて外国語がわからなくて苦労している方にお勧めなサイトにリンクを貼っておきました。こなれてない和訳に、くすっと笑えて癒されるかも知れません。
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2009年10月12日

何らかの横文字

メイドさんが帰ったあと、説明書を(読みながら)見ながらオーブンをつけてみました。確かに余熱は出来ました。余熱時間が過ぎていよいよオーブンに一番期待される仕事、『炎で焼き付ける』のを試してみましたが、押すべきボタンを押しても炎らしきものが出てきません。ただ温めているだけですね。

いやいやながら説明書を辞書で調べながら読み解いていくことにしました。出てくる、出てくる、知らない単語。どれをとっても知らない活用…。フランス語でこの冠詞の後ろにこんな単語は来ないでしょう?……。今回もまた、フランス語じゃなかったようです。

メイドさんは頑張り屋さんなので、滅多なことでは、『無理です。』とは言いません。何とかして解決してくれる率がとても高いのです。首都で買ってきたアイロンをそのまま渡しても、英語の取り扱い説明書などを読みながら、だいたいの趣旨を理解して、使いこなしてくれました。今回も何かよくわからない言語を頑張って読んでくれていたようでした。

ラテン系の言語で基本は普通のアルファベットを使う文字のようですが、辞書を使っても私が理解出来るのは英語とフランス語のみ。やはり英語とフランス語のみわかる主人に言うと、『ポルトガル語かも知れないなぁ。ポルトガル語のわかる先輩にメールで聞いてみよう!』って言ってくれました。

親切な先輩はすぐに返事を下さいました。『さわりだけでいいから、その説明書に使われている文を書いてみてくれない?』大喜びで最初の1文をスペルミスのないように確認しながら返信すると、『どうやらイタリア語みたい。』とのことでした。先輩すごーい!って言うか、なんでイタリア語でしか解説されていないコンロがアフリカで売られていたのでしょうね?
タグ:アフリカ
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2009年10月08日

立派なオーブン

メイドさんが使い方を熟知しているというので教えてもらうような形で室内プロパンガスコンロで調理してきました。これにはプラグがあって、コンセントに差し込んで使うことが出来ます。ボタンを押すと電気で火花が出てくるので、そこにマッチなりチャッカマンなり突っ込むと点火されます。炎を出さなくても、ガス欠チャッカマンがカチカチと火花を出しているものを突っ込みさえすれば、点火出来ます。

日本で使ってきた(都市)ガスコンロと言えば、幅60cm程度、高さ20cm程度の物を専用の台の上に置いて使う物でした。電池を入れておく所があって、そのお陰でカチカチと火花を出してくれて、点火出来る仕組みだったように理解しております(専門家でないのでよく知りませんが)。

アフリカ駐在員家庭で使われるコンロは、台の上に置いて使うことはありません。プロパンガスボンベの高さが約30cm又は約50cm。ボンベを隣に置いた時に炎がもっと高い位置に来るように作られるのが当然であると思われます。コンロの高さは1mぐらいあります。一番上が炎の出る部分ですが、その下にはしばらく興味がありませんでした。どうせ台なんでしょ?って思っていたので。

よく見ると、コンロの下のふたが開いて、七面鳥の丸焼きが2つ以上入るぐらいの大きなスペースを持ったオーブンになっているみたいです。電子レンジ付属のオーブンより立派なオーブンが我が家にあるじゃありませんか。私が大好きな料理できっとフランス人も好きそうなものを、このオーブンで試してみることにしました。オーブンがないと作れないものなので、今までずっと食べることが出来なかったのです。

オーブンを発見した翌日には材料を買ってきていたのですが、その時は1分1秒が長く感じられました。ずっと頭の中で、翌朝あの店に行ってあのへんの棚にあるあれを買って家に持ち帰り…ということをイメージしていました。食べたかったのは、クレームブリュレ。フランス映画の中にも出てきたはずのおやつです。甘くて柔らかいグラタンみたいなおやつの表面が飴状に硬くなっていて、それをスプーンでつついて砕きながら柔らかい部分と一緒に食べる、楽しい食べ物です♪
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2009年10月07日

マニュアルが無いと…

さて、一通りの引越し荷物が届きました。主人とメイドさんの活躍で素早く設置された上に梱包物の片付けも速やかに済みました。あとは私が使うだけ。

呆れるほどたくさん送りましたね。もともとお菓子作りは好きだったので、実家に居た時はよく作っていました(それ以外の家事はしなかったけど…お菓子作りは家事ではない?)。結婚すると色んな家事をしなくちゃいけないし、なかなか好きなお菓子作りが出来なかったのです。さて、専業主婦(駐在員夫人)という立場にして道具も揃いました。精一杯腕をふるいますか(宿舎に差し入れるという大義名分もありますし)。

実家では色んな大きさのケーキを焼いてきましたが、母も使うらしいので、嫁入り道具には全てを持って来た訳ではありませんでした。きっと暇になるに違いなくて、食べ物を差し入れるのが義務になるらしいから仕方ないなぁ(嬉しそう?)…と、駐在を機に、お菓子作りの道具を新たに買い揃えました。

ようやく電子レンジのオーブン機能や『おまかせケーキ』ボタンを試してみることが出来ます。日本に居る間に取り扱い説明書を熟読して、電子レンジの求めるサイズのケーキ型を新たに買い足して送っておきました!ケーキ型とレンジは届きました。アフリカでも何とか入手出来る材料プラス日本で多めに買っておいた製菓材料を使えば、美味しいケーキをいっぱい焼けるはずです。

じゃ、さっそく作ってみましょうか。?!……。取り扱い説明書が見当たりません。主人に聞いても、『見覚えがない』って言われました。思い当たるところを色々探してみましたが、見つかりません。家の中は荷物が多いので探すのも大変。焦らずゆっくり探しながら日々を過ごし、とりあえずはチン!するだけの機能を堪能しておくことに決めました。
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2009年10月05日

トースターの後悔

日本に1人残って引越しの荷造りをしている間、毎朝トーストを食べていました。トースターは新婚よりもっと前、主人が持っていたものを引き続き使っています。海外駐在する先輩が、買ったばかりなのに使わなくなるからって下さったのだそうです。

ギリギリまで持っていたので、船便で送り、到着がアフリカ生活が始まってだいぶたってからになります。『それじゃあ不便でしょう。』と、先輩マダムが持ってきて下さいました。『ちょうど日本製をもらったのがあるけど、うちには既に1台あって使ってるから、余ってるのよ。』そういう訳で、パン好きな私には大変重宝する1台を駐在生活直後から使えることになったのです。

そして、私が日本で使ってきたトースターが遅ればせながら届きました。でも、我が家には既に1台あって使ってるから(どっかで聞いたフレーズ?)余ります。ひょっとしてひょっとすると先輩マダムの家のトースターが故障して困るかも知れないし、そんな時に備えて置いておきましょうか。スペースもとらないので、家事室の中にある作りつけの棚(鍵はなし)の奥に片付けておきました。

コレって、帰国する時にまさかスーツケースに入れようなどと思いませんから、船便で送り返すことになりません?しかし、受け取るのは日本についてから数ヵ月後。毎朝トーストを食べたい私にはつらい話ですね。特価で二千円しないぐらいで買えるような物を待つために何ヶ月も我慢するのは馬鹿馬鹿しいかも。…ってことは、トースターは船便にせずに日本の倉庫会社さんに預けておくのが正解でした。後悔先に立たず。
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2009年10月04日

船便到着直後

料理本に書かれた時間だけチンして温める方法も、ストッカーと呼ばれる大きな業務用冷凍庫から出してきた食材をボタン一つで解凍する方法も、覚えていました。日本では電子レンジをほとんどその2つの機能に絞って毎日使ってきたのですから。

電子レンジには、おまかせクッキーボタンだの、おまかせケーキボタンだの、数え上げたらキリがないぐらいのボタンがありますが、遊びでも押したことがありませんでした。暇な専業主婦となったこれからは大いに役立てるぞー!と、気合を入れてみたのでした。

船便は、特に最初の引越し荷物はスーツケースに入らなかった物以外の全ての家財道具が一度に来るので、急にたくさんのダンボールが来るものです。到着当時は忙しくしています。『コレがなくてどんなに不便な思いをしてきたことか…』って楽しく嘆きながらなので、大忙し(笑)。一人で荷造りした出国前とは違って、受け取るアフリカでは主人が居るので、力仕事はせずに済みます。『電子レンジはここに置きたい。』って言うと、アッサリ置いてもらえました。お礼の言葉もそこそこに、私は化粧品や服を収納するのに楽しく忙しくしていました。

化粧品や衛生用品など、アフリカで絶対に入手出来ない貴重な貴重な日本製の必需品は、紛失等あったら相当心理的なダメージを受けそうです。作りつけの鍵付き戸棚の中に入れて、その鍵をスーツケースの中に入れて、それを別の作りつけ鍵付き戸棚の中に入れて、その鍵をまた別の…と、誰も知らない所で一生懸命小細工していました。

私がそんなチマチマした作業をしている間に、主人はダイナミックに片付けをしてくれました。帰国する時の荷造りに欠かせないダンボール箱は極力解体しないように気を遣い、駐在中はずっと使わないのでどんどん奥へ片付けて行ってくれました。天井が高いので、そんなに場所を取らずに済みました。楽しいことでバタバタするのって忙しいけどいいものですよね。しかし、今こうして書いてみて気付きましたが、力仕事と箱の片付けばかりしていた主人って楽しんでいたのでしょうか?

よくわかりませんが、私にとっては、力仕事はしなくて済んでいるのに今後の生活を便利にしてくれること間違いなしの物資が大量に届いて、とても楽しく過ごしたものです。一人の荷造りと二人の荷解きには、天と地ほどの差がありました。
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2009年10月03日

使い慣れてるはずのレンジ

駐在生活スタートに遅れること数ヶ月、船便で私が新婚の時から使ってきた日本製の電子レンジが届きました。チンするだけでなく、付属の天板とオーブン機能を使えばクッキーだって焼けてしまう、多機能なものです。日本では働きながら主婦してきたので、そんな機能は使いこなせず、毎日使ってきたのは、チンする機能だけでしたが。

風水では、冷蔵庫の上に電子レンジを置いてはいけないと聞いたことがあります。そんなに小型の冷蔵庫を使っている訳ではないので置く気になりません(私の身長でもレンジに手が届きません)。電子レンジの上に電子レンジを置いて良いかどうか。そんな質問は見たことも聞いたこともありませんが、なんか良くない気がします。電子レンジの横に電子レンジを置くことは問題なさそうですが、調理スペースがなくなってしまうのでダメです。

そもそも、日本製なので変圧器経由のコンセントしか使えません。変圧器は電源をとる位置の関係で、台所でなくリビングで使う電化製品専用みたいになっています。やはり台所にふさわしいスペースがなかったため、リビングに置いた背の低いタンスの上が、既に日本製炊飯器と日本製トースターの定位置になっています(不便ですが、慣れれば平気)。その横に日本製電子レンジを置くことにしました。

メイドさんは昼食を毎日手作りしてくれるので、シュウマイとか特殊なメニューでないとレンジを使う用事がありません。今更日本製の方の使い方とかボタンの意味を説明する必要もないでしょう。私専用の電子レンジとなりました。温め直すだけでなく、お菓子作りにも挑戦したい。そう思って、製菓用の材料やら道具やらをたくさん船便で送っておきました。私の頼もしい相棒になってくれるはずでした。
タグ:駐在
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2009年10月02日

電子レンジって一体・・・

現地で購入したと思われる、電圧の合った電子レンジは、台所の流し台横にある調理スペースの端に置くことになりました。ちょうどそこにコンセントがあるのと、私が日本から送った物に比べてかなり重たいので丈夫な台の上に置きたかったのとが原因で、最もふさわしい場所だったはずです。アースみたいな部品はなく、使ってない状態でもコンセント挿しっぱなしの電子レンジの一部に触れると、電気ビリビリを感じることが出来ます。電圧が大きいせいか、ちょっとダメージを感じますが、慣れれば平気です。

メイドさんにせっかく使い方を説明したので、シュウマイを作る時に使ってもらうことにしました。お料理の失敗は食べる自分に100%帰ってくるものなので、間違いのないよう、全てノートに書いて説明しておきます。しゃべる時と違って辞書をひきながら書くため、動詞の活用も全て正しいはずです。書いたのを丸投げするのではなく、初回は実演しながら説明します。

フードプロセッサーを使うのがイヤだから手で叩く方がいいと言うので、豚肉の塊を包丁でミンチにしてもらいます(その方がきっと美味しいはず)。それを手作りの皮でこうやって包んで、水を張った(プラスチック製レンジ専用の)蒸し器に入るだけ入れて、タイマーセットしてチンして出来上がりです。…って説明をすると、怪訝な顔をされました。

『マダム!豚肉は焼かないと絶対に食べられません!』うーん、電子レンジが何のためにあるのか理解してもらえていなかったようです。フランスではマイクロと書いてフランス語読みすれば電子レンジだと理解される…と、フランス語の先生に習ったことがあったものですが、アフリカでは電子レンジそのものが理解されていないようです。庶民の家にはコンセントとかプラグがありませんから。

うまく説明出来そうにないので、『やってみればわかる!』と、強引にスタートボタンを押しました。全然信じてもらえていない顔のまま見守ること数分。ドアを開けると湯気のたったシュウマイが出てきました。『ほら!中がちゃんと料理されてるでしょう?』ようやく電子レンジの存在意義を理解してもらえたようです。
タグ:アフリカ
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2009年09月28日

カーテンの正体

タンスの上に乱雑に放り込まれたレースのカーテンらしき物、引っ張り出してみようとすると、何かが絡まっているらしく、出せませんでした。一辺が3cm程度の木製の角材が引っかかります。柄の違う別なカーテンを引っ張ってみても、やはり引っかかります。なぜ、カーテンと角材が寝室のタンスなんかに放り込まれているのでしょう?

作りつけの棚は、寝室だけでなく、メイドさんが使っている家事室にもあります。そこでは、過去にアフリカ駐在していて時々出張に来る主人の先輩の私物の入ったダンボールを、うちで預かって保存しています。会社に借り上げてもらっている家ですし、そういうこともあるので、別に自分の家の中に誰の何かわからない物があっても気にしていなかったのです。

マンガを読んだり雑誌を読んだりパソコンを打ったり…出来る私と違って、仕事に慣れてきたメイドさんは実に暇そうです。常におもちゃを散らかす小さなお子さんの居る家庭ではメイドさんも忙しそうですが、メイドさんが退屈しないために大人の私がわざと家を散らかす気にはなりません。

それで、メイドさんは家の中をよく調べているようです。ある日、聞かれました。『マダム、なんで使わない物をあんな所に放置しているのですか?』何のことかと思って見に行くと、寝室のタンスの上段でした。『ここにあるのは全部蚊帳です。』

私たちが寝室で使っているのは、日本で12,600円出して購入した、4畳半の部屋用の蚊帳です。セミダブルのベッドを囲むように、部屋の4隅から吊るして、布団の下に織り込んで使います。一方、カーテンだと思っていた現地製の蚊帳は、ベッドの真上1箇所から吊り下げ、布団の下に織り込んで使うものです。たまに殺虫剤を外側に塗っている物もあるようですが、我が家に放置されていたのは、ノーマルな蚊帳でした。

私が角材が引っかかっていると思っていた部分は、蚊帳の部品だったようです。4本の角材を組み合わせた物が一辺40cm前後の四角形の枠になっていて、そのすぐ上から吊るすことになります。ちょっとは蚊帳が広がるように作られているようです。ベッドの端近くに来ても腕が網に接触しない、部屋の4方から(=ベッドよりも外側から)吊っている私たちの蚊帳の方が、網越しに血を吸われるリスクが低いので良いと思いますが。
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2009年09月27日

作りつけのタンス

駐在する前に住んでいたのは古い社宅で、当然洋室はありませんでした。押入れの中に引き出しのような箱をたくさん並べて置き、吊るすしかない洋服は玄関入ってすぐの所に(そこしか置き場がなかったので)ガラガラと動かせるタイプのハンガー掛けを置いて収納していました。アフリカに来て寝室に作りつけのタンスがあるのがありがたかく感じました。天井が高いので、収納スペースにも高さがあり、たくさんの洋服が入ります。

私が渡航してきた時点で既に主人が住んでおり、主人のセンスで部屋割りもされていたので、主人が寝室と決めた部屋が寝室でした(もっとも、バスルームが隣接しているので最も適していたはずですが)。そのタンスの中身も主人が配置していました。私はだいたいTシャツと半端な長さのズボン姿で過ごすので、滅多にハンガーを使いません。Tシャツとズボンは畳んで作りつけの棚の部分に重ねて置かれています。私が滅多に使わない、ハンガーを掛ける部分だけイマイチなタンスです。

前の居住者が(壊して?)工夫してくれたようで、ハンガーを掛けるべきパイプが全くない、がらんどうのそのスペースに、釘を打ち付けてくれています。そこにほうきの柄をちょうど良い長さに切り取ったものを細い紐でしばりつけています。重たい冬物のスーツなんか掛けたら崩壊しそうです(使うはずないから持ってきてないけど)。

そのスペースの上部に、日本の押入れなら天袋とも言うべきスペースがあります。天井が高すぎるせいで、ハンガーより上は、背の高い私でもなかなか手が届きません。椅子を近くに持ってきて覗き込むと、白いレースのカーテンのようなものが乱雑に放り込まれているのが見えました。もう全ての窓に取り付けるべきカーテンは主人が特注で作らせてくれたあとなので、必要ありませんね。そもそも手が届かないし、使う用事もないので、見なかったことにして、椅子を戻しました。
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2009年09月13日

写真って残酷?!

いずれバレることとは思いますが、自らバラしてしまって良かったのでしょうか?家の中に、パソコンやプリンタやデジカメがあることは、使用人全員が知っております。プリンタはコピー機を兼ねた複合機なので可能だった訳ですが、使用人の全員が写真入りIDカード(紙製)を持ってきて自分の顔をコピーして欲しいって言うので、カラーコピーしまくったこともありました。

ある日、非番の者までが、わざわざよそ行きのオシャレ着姿で庭に集合していたことがあります。みんなで仲良く並んで何してるんだろう?って思って見ていると、私が呼ばれました。集合写真を撮って欲しいのだそうです。我が家って職場の雰囲気がいいってことなのでしょうか?どうしても集合したいのだそうです。

日本人なら、『チーズ!』って言えば、今写すよって意味として通じるはずですが、フランス語で乳製品のチーズは、フロマージュです。フランス人が、『フロマージュ!』って言いながら記念撮影するとは考えられません。苦肉の策ですが、シンプルに意味が通じる言葉はコレしかないと思って言いました。『1,2,3!』パシャ。(プロレスの選手みたいな、『ダー!』じゃありません。アン、ドゥー、トロワですよ!)

庭の中で逆光にならない場所を選んで、縦にも横にも集合写真を撮ってみたら、『今度はマダムと一緒に写りたい』…だなんて、嬉しいことを言ってくれるではありませんか。『じゃあ、誰かココ押してね。』みんなカメラ持ってないクセに、カメラの基本機能は知っているようです。『どっかで設定したらタイマー撮影出来るんじゃないの?』門番に言われました。『出来るはずなんだけど、やり方がわからない。』機械音痴でごめんね!

仕方ないので私が混じって交代で写し合いです。こんなこともあろうかと、写真サイズの光沢紙を大量に持ってきております。印刷してみんなに配ることにしました。そして、私は恐ろしい事実に気付きました。自分の写真を撮られる機会は全くと言っていいほどなかったのですが…。

駐在の準備でグッタリ疲れて痩せていた記憶の中の私とは全く別人の、でっぷり太った東洋人が、贅肉のないアフリカ人たちに囲まれて満面の笑みで写っておりました。使用人たちは私が見えている通りの縮尺なので、何かの間違いで横に引き伸ばされて写っている訳ではないようです。こんなに太ってしまったとは…。

一瞬、姿見の無いせいだと言い切りたくなりましたが、甘い物ばかり食べて運動をしてこなかったのを誰かのせいにする気にはなりません。突然プリンタの排出口から突きつけられた現実は、熱帯ボケしてしまった私に大きなショックを与えてくれました。
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