2011年10月05日

ハラールが無かった

色々な海外駐在妻関連サイト様から当ブログにお越し頂きながら、3か月ほど放置されていると知って引き返されたことを申し訳なく思います。なんと言うか…アフリカから帰ってきて結構時間もたっているので更新意欲が低下しております。主人も私も生きて帰ってきたという意味ではハッピーエンドだったと思うのですが、見方によっては暗い結末のブログです(現在はあとがき段階)。最初〜2年以上は明るめに毎日更新してきたと思うので、暇つぶしをお探しの方は、最初から順番に読んで頂ければそれなりに目的達成できます。…それだけで終わると投げやりな感じなので、新規に記事を書きます。


その後、ご縁があって色んなムスリム(イスラム教徒)に出会いました。最近よく会う人たちは、私の感覚では、そんなに厳しくない宗派だなという印象です。私自身はエセ『敬虔な仏教徒』ですが、アフリカで出会ったムスリム女性は顔と手の先以外は無地(色は自由)の布で隠す人ばかりだったので、それに比べると、甘いように見えます。余計なお世話だけど、お祈りしなくちゃいけない時刻になってもしている気配がありません。

牛肉の名産地でお世話になったムスリムは、毎日何度もお祈りしていたし、国で留守番している奥様の写真は顔以外を真っ黒な布で覆っていて、もっと厳しい宗派のように見えます。出稼ぎにきたアフリカでは、幹部が日本人(=エセ敬虔な仏教徒)、従業員の大多数がクリスチャンという環境。イスラム教徒はマイナーな存在でした。

国籍や宗教に関わらず何か食べてもらわないと死んでしまいますから、宿舎の食堂で一緒にご飯を食べてきた仲間です。この出張中にご一緒した方はフランス語が堪能なので意思の疎通が出来ましたが、マイナーな存在のムスリムたちのほとんどが外国語が苦手。それでも同じ釜の飯を食ってきた仲間という意識は持っていました。だから、お世辞にも上手とは言えない私の差し入れ手料理も一緒に食べてもらったりしてきたのです。

豚肉は出したらダメよというお触れだけは意識しつつ、日本人が食べるようなものを出されて食べているうちに、覚えなくても良い味を覚えてしまったようです。彼には特別申し訳ないと思いつつ、この手の『事故』って容易に再発し得ないかと心配していました。それに対する回答を数年後に得ることになりました。

本来は、『ハラール』というイスラム教のお墨付きのものしかムスリムは食べてはならないのだそうです。もちろん、豚肉はハラールではありません。それ以外の肉にしても殺し方によっては食べてはいけないことになります。調理方法にも宗教的なルールがあるらしく、私のような雑食主義者が料理した物を食べてはいけなかったのでした。愛用のフライパン、豚肉を炒めるのに使っています。ごめんなさい…。

豚肉の混じった料理は出さない、勤務時間中であろうとお祈りすることは認める、ラマダーン中にご飯食べにおいでとか呼ばない。これで十分気を遣ってきたつもりでした。過去に豚肉を切ったであろう包丁で調理された料理をクリスチャンが給仕してきたのを、どんな気持ちで食べてきたのでしょう。マイナーな宗教と言われる海外に出稼ぎに来なくてはならない経済的事情があったのでしょうが、私はだいぶ理解が足りなかったなと思います。
posted by サウンジャ at 15:48| 発展途上国アフリカでの食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

緩衝材=だし

いりこ(小魚)、こんぶ、かつおぶし…。粉末のお手軽なのを使わない場合、各種天然素材で和風のだしをとるものです。先日の伝説の駐在員夫人の場合はいりこ一辺倒だったようです。私の実家でもそんなだしをとっているのを見かけたような気はします。

一応、料理教室に通っておりまして、料理の基本はそこで教わりました。最初にこんぶを底に入れておいて、仕上がり際にかつおぶしをドサッと入れてスグに引き上げるとアクが出なくて美味しいだしに仕上がるとかいう話だったように思います。未熟な主婦なので、華やかな技はただ見てるだけ、もっぱら洗い物担当でしたが。

粉末は無いし、今更いりこなんて作れない。半端に開いた食材は船便のコンテナの中でカビとか生えそうなので捨てるつもりでいました。『捨てることになりそう』荷物の中に乾燥こんぶの切れ端を発見。そして、私には秘密兵器がありました。

お好み焼きが大好きなので、ホットプレートと一緒にかつおぶしを大量に送っていました。故郷の味はかつおぶし無しでは語れない…みたいなことを父が言っていて(母は、『今時何言ってるの?』って言ってましたが)、私は過剰にかつおぶしを持ち込んでいたのです。停電続きでホットプレートが使えないなんてことを考えずに…。

かつおぶしを大量に持ってきたのには、もう一つの理由があります。必ず密封されていて、軽くて、柔らかいじゃないですか。だから、割れ物を入れる時に隙間に入れたらちょうどいいと考えました。最後の食事をメイドさんに作ってもらう段階でも、荷造りは完璧には終えていなかったので、まだ手元に緩衝材としてのかつおぶしが残っていました。

かつおぶしのあった所にはタオル類を代わりに入れることにしました。捨てようとしていたこんぶの端切れと緩衝材として持ち帰る予定だったかつおぶしを使って、私は無事に(最初で)最後の和風だしをとることに成功しました。久しぶりに主婦らしい仕事をしたという充実感を味わいました。
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2010年05月30日

伝説のだし

日本では当たり前に入手出来た物も、発展途上国ではいくらお金を積んだ所で絶対に買えない…というのはよくある話です。私の発想では、『買えないんなら日本で大人買いして大量に送るしかないなぁ。』っていうのが普通だと思うのですが。

そもそも私レベルの主婦だと、顆粒の和風だしの素を目分量でふりかけるだけで、『だしを取った』気分になって料理出来ます。もっとレベルの高い主婦は、自力で天然のだしをとるのだそうです。その駐在員夫人が愛用されていたのはいりこでした。

いりこ(小魚を煮干したもの)でだしをとる習慣のある国を私は日本以外に知りません。少なくともアフリカには無いでしょう。当然、いりこなんて売ってません。だから、小さな生魚を買いまくって自宅で干していりこにして使っていたのだそうです。

その駐在員夫人はそれが当然のことだと思い込んでいたのだそうです。それにしては他の駐在員夫人が小魚を買う様子がないので聞いてみたのだとか。『和食のだしはどうやってとってますか?』聞かれた方は私レベルの主婦だったのか、当然に顆粒のを使っていると答えたそうです。伝説の駐在員夫人は、その時初めて、そんな手抜き食材が市販されていたことを知ったのだとか。

私も乾めんなんて便利な保存食の存在を知ったのがアフリカに来てからです。駐在準備中に、日本のスーパーの端から端までくまなく見てみると、世間の常識的な便利食材が見つかるのかも知れませんね。
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2010年05月26日

和風だしの素

ほとんどの荷物を借家から出してホテル住まいを始めてから、かさばる土産物が届けられても、問題ありませんでした。そういうこともあろうかと(…たまたま?)箱を余分に持ってきてますし。プリンターが手元にあるからいくらでもインボイスを追加出来ます。

結構、計算通りに帰任の引越し準備が出来ているつもりでした。特に家事はメイドさん任せとは言うものの、献立作りだけは私の責任。食材の使い切りとか、最後に食べておきたいアフリカならではのメニューとか、計算ずくで考えました。

最初の誤算。日本人なら誰もが敬遠する現地の生卵なんかを平気で食べてしまう主人が、何に当たったんだったか、退去間際にお腹を壊したそうです。嘔吐等の激しい症状がないので、特別な処置はせずに塩分と水分を補給する程度で普通に過ごしてきました。それはよくあることだったのですが。

私は最後に、メイドさんの手作りミートスパゲッティを食べたかったのです。うどんみたいな太い麺にされたり、色々と思い入れのある献立でした。意外に下痢が続いているようなので、食べさせる訳にはいきません。無難な和食とお味噌汁というメニューに変更しました。

次の誤算。和風だしの素は、常にいっぱいありました。絶対に現地調達出来ないと聞いていたので、日本からたくさん送っていました。半端に余った小袋は既に船便引越し荷物のダンボールの底に入っています。密封されていて未開封なので、帰国後も使えることでしょう。駐在中、切らしたことの無かった和風だしの素でしたが…。

『マダム、DASHIがもう有りません!』いつも食材が切れそうな時には事前に教えてくれていたものですが、帰国するから補充する必要もないと思って最後には言わないことにしていたようです。だしが無いとお味噌汁に味が付きません。主人の体調、スカスカの冷蔵庫に残った計算され尽くした食材。どれを取っても、お味噌汁を作るしかない状況でした。

自分で掃除してない駐在妻歴1年以上とは言うものの、元は日本の料理教室に通う主婦です。『了解。DASHIは私が作るから、MISOを入れるところから続きをお願いね。』最後の最後に、専業主婦らしい炊事を自らすることになったのでした。まさかこんな所でだしを取ることになるとは…。
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2010年05月03日

お庭ランチ

駐在員家庭2世帯体制。よく言われます。『ちょうどいい』って。人間関係での気遣いって人が3人以上になると難易度が上がりますが、マダム2人だと普通に接しているだけで大丈夫です。特に私の先輩マダムは人格者なので、3人体制でも4人体制でも大丈夫そうな方ではありますが…。

ご主人が出張中なんて時は、家族総出でディナーをご一緒してみたりしました。家事の大半をメイドさんに任せている間におうちでジュースを飲んだりしながらくつろいだりもしました。お誕生日会に呼んで頂いてケーキを食べたこともありました。半分(以上)義務ですが、宿舎で夕食をみんなで食べた日もありました。

退去が近付いて食材のストックをやめる頃、『うちの庭でのランチっていいものなのよ。』と、昼食に呼んで頂きました。乾季は雨が降らないので天気は当然晴れでした。大きな道に面しているおうちで、海がよく見えます。時々不審な現地人が進入しているのが発見されたりというデメリットもありますが、自宅の芝生で海を見下ろしながらくつろげる生活もいいものだと思いました。

我が家は、舗装されていない入り組んだ道の突き当たりにあって、防犯上の効果はありますが、眺望は隣の家と向かいの家しかありません。庭も虫とかヘビとか出るので、じっくり座ってご飯食べたい気分にはならない所です。その分、網戸の内側のテラスに置いたテーブルセットでくつろぐのですが…。

ご実家から送ってもらったという『チヂミの素』(そんなのあるんですね!)、アフリカでは貴重品に当たります。それを使って先輩マダム自ら作ったというチヂミ、(○○の素を使った料理を褒めるのもなんですが…)美味しかったです!あと、子供たちも大好きなかにグラタンとかコロッケとか、私も大好きで、好物だらけの大満足のランチでした。

我が家のようにテラスでくつろぐ派の駐在員家庭では、重たいテーブルセットをテラスに出しっぱなしにしておいても大丈夫です。雨季でも屋根があるので一応濡れないことになっております。実際は雨漏りがひどくて、メイドさんが濡れないポイントまでずらしてくれましたが…。

先輩マダムの所みたいにお庭の芝生で食事する派の場合は、もうちょっと軽い、アウトドア用テーブルを使うことになりますね。私は自宅でどう過ごすかなんて全く考えずに準備してました。私が到着する直前に二人で住む家が決まったという連絡が入りましたが、どんな家か確認してませんでした。

眺望の良い庭でくつろぎたい方ならアウトドア用テーブルセットを持って行けば役立ちそうですし、そうしたい旨をご主人に伝えておけば、家探しの基準として考慮してくれるでしょう。私は安全な場所にある自宅を気にいってましたが、芝生で海を見下ろせるおうちに住むのもいいものかも知れないなぁ…と、遅ればせながら思ったのでした。
タグ:駐在員
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2010年04月30日

マングローブ・クラブ

クラブっていうのはカニのことですね。マングローブってわかりますか?日本にも一応あるのですが(沖縄とか行けば…)。泥沼みたいな所に茂っている低木ですが、満潮時には海の底になってしまうような所、そんな所でも平気でいられる、強そうな植物のことを言います。

アフリカの熱帯に生息しているぐらいなので、寒い所は苦手なのかも知れません(弱いってことかも?)。常夏ではいつも元気そうで、根っこのところにエビやらカニやらが棲みついているそうです。わざわざ日本人がそんな取りにくそうな所にまで行って採集することはありませんが、現地の人は、マングローブのそばのカニをとってきます。

私のメイドさんの親戚も漁師で、よくマングローブクラブを採るようです。タダでかにをもらっておきながら調子に乗った私が、『カニクリームコロッケが食べたい』などとわがままを言ったことで、二度ともらえなくなってしまいました(自業自得)。先輩マダムのお子さんたちも好物らしく、お庭での昼食会に招いて頂いた時にたらふく食べたり、宿舎でも時々出てくるので、二度と食べられなくなった訳ではありません。

ただ、メイドさんは私がカニを美味しそうに食べていたことをずっと覚えてくれていたようです。『アフリカの美味しいカニ、いっぱいあげますよ。日本で食べて下さいね。』え?どういうこと?『日本に行く飛行機に乗せるために、出発ギリギリに新鮮なのを泥付きで持って来ますから。』ええー?

発展途上国では庶民階級が上京するとしたら当然、1時間で着く飛行機に乗るのではなく、半日かけて乗り合いバスに乗ります。メイドさんは一生飛行機に乗らない人生を送るのではないでしょうか。だから、生き物を勝手に持ち込んではいけないとか、生の食べ物を密輸してはならないとか、そういうことは知らなかったのでしょう。

『私はアフリカのカニが大好きだし、気持ちはとっても嬉しいけど、飛行機にカニを持ち込むことは禁止されているのよ。ごめんなさいね。』フランス語会話力が足りないせいで上手く説明出来ず、ただメイドさんがとても残念がっていたのが印象に残りました。せっかくの善意、せっかくのマングローブ・クラブ、もったいない話でした。
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2010年04月27日

ラスト・マンゴー

出国の日が決まり、首都で1泊するホテルの手配、上京するための飛行機の手配(欠航すると車で半日かけるコースになる可能性もあり)、日本に帰る飛行機の手配などが済んだようです。こういう日程はなかなかくつがえらないでしょう。

まだ雨季に入る前で、やや暑くなりかけの時期。良いタイミングで熱帯を離れることになります。ただ、一つ懸念がありました。私がアフリカで一番好きな食べ物、マンゴーの旬は雨季で、マンゴーが市場に並ぶ前に去らなければなりません。未練…。

ヤミなら買えるんじゃないか?ふとそんな思いが頭をよぎりました。何らかの条件を満たしていないが故に市場に店を構えることの出来ない果物売りたちが、市場の外に駐車する車めがけて営業をかけてきます。結構珍しい物が入手出来ることもあり、特にハシリの時期の果物に強いのです。

いかにもカモがネギ背負った感じでふら〜っと車を降りてみると、やはりいつものメロン売りたちがやってきました。『えー?ここで買う気はなかったんだけどね〜。』という素振りで興味なさそうに見渡してみると…マンゴーがありました!コレを逃したら私は一生アフリカのマンゴーを食べることが出来ないかも知れません。

『私、マンゴーが欲しいわ。』3個100円、6個でも180円とお高めの値段を言われました。普通は10個180円にしろとか8個170円ならどうだとか多めの数で交渉してみるものですが、私は少なめ少なめの交渉。『悪いけど2個にしてくれない?』自分で切れない果物を過剰に買っても困る訳です。『もう日本に帰らないといけないから。』ってフランス語で言ったつもりだけど、通じてなかった気はしました。そんなの慣れてるから平気☆

メイドさんは、『ほら、簡単ですよ。』って見せてくれましたが、マンゴーの切り方って何か独特なのです。真ん中に大きな大きな種があって、スパッと叩き割ることは出来ません。サイコロ状の切れ目を入れて種を上手に避けて身だけ取り出します。ホテル住まいになるとメイドさんに世話を焼いてもらえないので、一人じゃ何も出来ないマダムはマンゴーを食べることが出来なくなるのでした。

メイドさんは慣れた手つきでハシリのマンゴーを切って出してくれました。これ以上に美味しい果物なんてこの世にないんじゃないかと思いました。ごちそうさまでした♪
タグ:アフリカ
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2010年03月01日

マナー向上の動機

私から見て、主人の食事のマナーは、お箸の持ち方がちょっと怪しいこと以外は特に嫌な所がありません。こういう人となら、どこでご一緒しても恥ずかしい思いをせずに済みます。気取ったお店に居ても違和感ありませんし、大衆食堂っぽいお店に入るのも好きみたいで、そこに入ったら入ったで、うまく馴染んでいます。

カメレオンのように臨機応変に溶け込める食事のマナーが身に付いている、その訳は?両親がマナーにうるさい家庭だった…からではありません。よく、『ご両親がしっかり教育されてるんだね。』って目上の人に誉められる子供だったそうですが、よく言って『教育熱心』悪く言うと『お躾に神経質』…には全然見えないご両親です(おおらかに育てられています)。

主人が食事のマナーを身に付けようと思った動機は、会社の先輩にマナーの悪さを指摘されたからなのだそうです。『今、俺とこうして食べているだけだからいいかも知れないけど、海外駐在員になりたいなら、マナーは覚えろ。普通のサラリーマンが、駐在員になったら各国の位の高い人と会食する機会がいくらでもあるからな。』

そんなこともあって、どこでご一緒しても恥ずかしくない紳士へと成長をとげたのでした。食事のマナーについて少々えらそうに言っている私が、どうしてマナーを知っているのかと言うと…。主人の影響です。

何度かデートをしているうち、『あのさぁ、恥ずかしいから、そういう時はこう食べてくれないかなぁ?』と、ダメ出しを繰り替えされて、私も覚えていきました。主人に出会うまでどんなにひどい食べ方をしてきたかなんて、恥ずかしくて書けません。主人及び主人を叱って下さった先輩に感謝しております。
タグ:海外駐在員
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2010年02月08日

うなぎ

新しく赴任してきた日本人駐在員さんからの日本土産で『即席鰻の蒲焼セット』を頂いた時は、嬉しかったです(成田空港で売っているそうです)。ちゃんと日本の和食屋さんで注文して食べる時みたいな味がしました(ご無沙汰しているのでそんな気がしただけかも知れませんが)。お湯を用意するだけで簡単に出来ました。病気でご飯の支度をするのも大変な時なんかもあれば助かりそうです。

もともと和食党ではなかったのっで、『あなたの好物を10種書いて下さい』って言われて絶対にウナギ料理は書かないはずでした。でも、たまに和食でご無沙汰しているものが懐かしくなります。肉じゃがみたいな、調味料さえ持って来てれば現地調達出来るような献立はしょっちゅう食べてるので全然懐かしくなりませんが。

こんなに嬉しがっておりますが、アフリカにもうなぎが居ます。ニョロニョロしてそうなので探しに行ったことはないけど、宿舎で食べたことがあります。そう遠くない川で捕れるのだそうです。生きているのをマジマジと見た訳じゃないけど、日本人が『うなぎ』って呼んでいるし、『イール』とも呼ばれているし、アレはウナギでしょう。ちょっと日本で見慣れたものとは違います。

なんか臭い気がする…。川で捕れるものだからそういうこともありそうですが。そして、日本で食べる時より美味しくなくて(臭いのせい?)、あまりありがたみを感じません(ごめんなさい)。あと、日本で見かけるものよりグロテスクです。顔は確認してませんが、胴が2〜3倍の太さで、『普通』サイズがかなり大型です。大ぶりなせいで味に繊細さが無いのかも?

私が安心して行ける(徒歩30分圏内)市場では、魚介類の取引は出来ません。大きなストッカー(日本の駄菓子屋さんでアイスクリームを入れてあるぐらいのサイズの大きな冷凍庫)には魚介類のストックが大量にありますが、主人の勤務先経由で分けて頂いたものばかりで、お金を払って入手したものは一つもありません。頂けるものがあるから買わなくてもいいかな?と思い、買いに行ったことがないのです。

市場に行けばウナギが買えるかも知れません。でも、調理方法に自信が無いし(グロテスクだし)、にょろにょろしてそうな物を買って帰りたいとも思いません。私はどこに住んでいても、鰻を買って自分で調理するということをしないのだと思います。
posted by サウンジャ at 22:50| 発展途上国アフリカでの食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

本物のクレームブリュレ

フランス語表記してある『クレームブリュレの素』を使っても、我が家のいまいちオーブン(熱は出るけど炎があがらないらしい)では作れませんでした。ちょっと工夫すれば、オーブントースターでも作れるかも知れません。でも、半分諦めていました(そこまで食べたい訳でもなかったか?)。

旧宗主国がフランスという国がアフリカにはいくつかありますが、フランス人がバカンスに来るような所には、オシャレなカフェがあることが多いようです。残念ながら、私の駐在地は観光客の来るような町ではないので、オシャレなカフェは見かけません。オシャレな分?とっても高いのですが、そういう所ではフランスのありがちデザートであるクレームブリュレを頼めることがあります。

上京した時にはそれがカフェのメニューに載っていたので、迷わず注文しました。我が家のオーブンだと、全く焦げ目が付かなくて中身が煮えくり返っているという、全く別の食べ物になってしまうのですが、首都のカフェで出てきたものは違いました。全体的に冷えていて、表面に焦げ目がついています。なんて懐かしいのでしょう!(日本に居る間、そんなにフランス菓子ばかり食べていた訳でもありませんが)

特に懐かしいコゲの部分をスプーンでガリッととって、パクリ!『……。』私が複雑な顔をしていると、同席していた日本人マダムたちがそれぞれのスプーンで味見すると申し出てきました。『…クレームブリュレの味じゃないわ。』ハッキリ言うなら美味しいと思えないってことなのですが、うまく表現出来ずに居ました。

どなただったか、『うなぎ!コレ、うなぎの蒲焼みたいな味がするわ!』っておっしゃった時、味見したみんなで納得しました。コゲが強く付き過ぎたのでしょうか?ただ、焦げた味だけしたのでした。…炭の味には洋風も和風もないってこと?!
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2010年01月31日

ドレッシング不要説

別に議論を戦わせる場がある訳ではありませんが、発展途上国に野菜サラダ用ドレッシングなんて持ってこなくていいと私は主張します(何でも買いそろえられる日本に居るのにドレッシングは自作する人でした)。駐在してから、『あー、アレも持って来れば良かった〜!』って後悔して、慌てて実家に泣きついて送ってもらったこと数知れず…ですが、ドレッシングは欲しいと思ったことがありません。

産業としての農業は存在しているようです。野菜なんてわざわざ輸入していないように見えます。でも、ビニールハウスで野菜育ててるのは見たことがありません。一年中が夏ですから、ハウスに閉じ込めて温める必要はないとは思いますが。

人参とかたまねぎとか、必要最低限の野菜は年中売ってます。年中とれるのでしょう。サニーレタスっぽいものを見かける時期は短いです。日本でも『夏野菜』『冬野菜』と呼んでいる物の値段が季節によって変動していますが、年中買えますよね?でも、アフリカではレタスが買えない時期というのがあるようです(この時点で、野菜サラダに依存する気が失せます)。

あと、発展途上国では葉物の野菜を煮沸又は自分で塩素消毒しない場合、高確率で当たります(例え高級ホテルの中であっても)。宿舎ではキュウリにマヨネーズやお酢をかけたものを出してもらえますが、これもよく当たります。食べ物に当たっても語呂合わせっぽくカジノ運がよくなるとかいう効果はありません。

生野菜を食べようと思うと塩素で洗うしかないのですが、ヒラヒラした野菜をくまなく洗うのって結構面倒です。それに、ヒラヒラした野菜の産地から駐在地が遠いらしく、一年中、そんなにいい状態のは来ません。野菜サラダを食べたい欲求も下がります。野菜サラダを食べない結果、それ用のドレッシングは必要なくなります。

もともと私は野菜サラダを毎日食べなきゃ落ち着かない!って人ではなかったから大丈夫ですが。どうしても野菜サラダを食べないけどレタスが年中入手出来ない国に来てしまった駐在妻さんなら…温野菜サラダなんてどうでしょうね?キャベツを柔らかく茹でて、マヨネーズとケチャップ(日本からチューブ入りのを持ち込んでおくと安心)を混ぜたソース(オーロラソースと呼びます)をかけても、一応サラダです!
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2010年01月30日

めんつゆに習ったこと

日本では二人暮らしで主婦としての余裕がありました。特に私はドレッシングとか麺つゆとかは買わない主義でした。特にドレッシングなんかは2人で使いきる前に味に飽きそうですし、自分で『調合』して作る方が美味しいし、安上がりです。

めんつゆについては、主人が頻繁にそうめんをゆがくことで、常時冷蔵庫に入れておくことにしました。鍋に基本的な和食の調味料を入れて火にかければいつでも作れるはずですが、主人はそういう部分は手作りしたくないのだそうです。

あまりに準備の悪い状態で、必要な物資よりも先に私が到着して駐在生活を始めてしまいました。慈悲深い先輩マダムがそんな私のために色んな生活必需品を分けて下さいました。和食を作るための調味料は現地調達出来ず、日本から送っておいたものを消耗しながらのサバイバルゲームです。日本の10倍以上の価値があると思います。

みりんは、ミネラルウォーターの入っていたペットボトルの空き瓶にメイドさんが『milline』と書いた物に入れて分けて下さいました。船便引越し荷物が到着するまで十分にもつ量でした。『ごめんね、めんつゆは分けてあげられないのよ。』そうめんを美味しく頂けるアフリカで家族4人お住まいですからね。『平気です、私、めんつゆ自分で作れますから。』

おそらく先輩マダムは心の中で首をかしげておられたことでしょう。さんざん、めんつゆを大量に持って来るように言っておられました。普通の主婦並みの繊細さがあれば、最初に高級麺つゆ(高級おそばとかに添付されているようなイメージ)でも手荷物として持ち込んで、ご挨拶代わりに手渡しするぐらいのことが出来たはずなのに。

魚を煮付けたり、和風の料理をするのに麺つゆは便利です。プロの考えたバランスで和風調味料がうまく混ざっているので、味を調えることなくスピーディーに和食を作ることが出来ます。そういうテクニックがあることは、主婦向け雑誌の愛読者であった私は知っていました。でも、なんか手抜き=悪い主婦ってイメージがあって、そういう贅沢はしちゃいけない気がしていたのです。

誰でも元気さえあれば、限られた材料を使って料理を作ることが出来ます。発展途上国の駐在妻は暇もありますから、作る時間に困る心配もありません。ただ、元気のない時でも料理を用意する義務があります。コンビニや出前のない国なので、病気になった主婦の逃げ場がないのです。

立っているのもつらいような時、めんつゆ等の便利食材を駆使すれば、短時間にパパッと美味しい料理を用意出来ます。絶対に病気しないという自信があるなら別ですが、今まで『主婦が手抜きして!』って見下していた物を大量に買い込んで、有事に備えておくべきだったのでした。
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2010年01月29日

そうめんと冷麦

我が家では、駐在前から夏にはそうめんを大量に食べる習慣がありました。主人が麺類好きらしく、積極的にゆがいてくれました(一回ぐらい自分でやっていれば、鯛麺の失敗もなかったものと思われますが)。エアコン代が惜しくて滅多に冷房を使わない家庭なりの、涼しい習慣です。

一応、雨季と乾季の違いはありますが、アフリカは常夏の国、年中暑いと言えます(乾季も半袖ですが、その時期の暑さはだいぶマシです)。メイドさんの居る平日及び土曜日は昼食を作ってもらうので、だいたい(現地調達出来る材料限定の)普通の献立になりますが、日曜日は時々主人がそうめんを茹でてくれます。

日本では山芋をおろしたり、うずらの生卵を入れたりして楽しめました。発展途上国では生卵を食べるなと言われており、おなかの弱い私にはそんな冒険は出来ません(おなかの丈夫な主人は、鶏の卵を素麺の時だけ生で食べています)。あと、山芋は入手出来ません。素人が手を出すと毒に当たりそうなキャッサバとかいう芋っぽい食べ物が怖いので、芋系の食材探しは怖いので自制します。

アレコレ恐れていると、めんつゆと錦糸卵(日本のスーパーで長期保存出来るタイプのも売ってるみたいですが、私は卵焼き器に卵液…に片栗粉少量を混ぜておくと破れにくい…を流してその都度作ります)ぐらいしか楽しめなさげですね。あまりに寂しいので、生の細ネギのみじん切りで自分で塩素消毒したもの(大量に用意して冷凍保存したものを小出しに使う)で彩りよく頂きます。

主人の実家が、『お中元の時期の終わりにデパートで高級贈答品が安売りされてたわよ!』って送って下さった素麺は最高に美味しかったです。添付のめんつゆも高級なお味でした。せっかく日本に住んでいながら粗食に慣れてしまっていたのか、『そうめんなんて夏なら百円ショップで買えるわよ。』って、安いのを何度も大量に買って送っていました。それでも美味しいのですが…デパートのとは味が違います。

ところで、百円ショップでも一丁前に、そうめんレパートリーがありました。同じぐらいに見えるけど、『そうめん』か、『冷麦』かを選べます。違いがよくわからないので、両方送ることにしました。太さが違うだけなのだから、素麺に統一しておけば良かったような気がします。

麺の太さが違うと、茹で時間も違ってきます。『普段は2パック茹でるけど、今日はそんなにおなかすいてないから1パック半だけ茹でよう!』なんて思って時に余りが出来てしまいがち。それで茹で時間の違うものを混ぜると…タイマーを何度も鳴らすことになり、面倒です(主人のしてくれることではありますが)。

暑い国に引っ越す方、特に停電が頻繁に起こってエアコンを使わない生活になる予感のする方には、素麺もしくはひやむぎのどちらかに統一したものをまとまった量、持ち込むことをオススメしておきます。個人的には、茹で時間の短くて済む細いそうめんの方が便利そうで特にお勧め。そうめんとひやむぎの味の違いはわかりません。高級な素麺と百円のそうめんの味が違うのはわかります。

【追伸】
日本時間2月9日(火曜日)午前2時〜12時まで、Seesaaブログがメンテナンス予定で、当ブログの閲覧が出来なくなるそうです。ご不便かけますが、よろしくお含みおき下さい。
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2010年01月28日

乾麺

おそらくベテラン主婦から見れば相当世間知らずだったのでしょうが、私は人並みにものごとを知っている主婦のつもりでした。常識的と思われる知識量をもってして買い物出来る範囲の物を買って送るのがせいいっぱいで、物資の欠乏した発展途上国で駐在して不便な思いをするのは仕方ないのだと…。

1玉百円もしないうどんを買ってきて、冷蔵庫で冷やしていたものです。日本のスーパーなら置いてない所は無いように思います(地域にもよるのかも?)。アフリカではうどんを売っているのを見かけません。うどんを食べる習慣が現地ではないからです。私は自分で製麺したことがないけど、薄力粉ではなくて強力粉を使っているという話は聞いたことがあります。国内に強力粉は存在しないという噂も聞いており(確かに、売っているのを全く見かけません)、パンを自作するために大量の強力粉を送っております。

そんな環境なので、うどんを駐在中に食べることは諦めていました。でも、料理上手な契約社員さんは食べさせてくれました。食べてみるとうどん。要冷蔵の生物をアフリカまで空輸することなんて出来ないでしょう?どういうこと?

宿舎の台所の裏側で見せて頂きました。すごく熱い上に量が多いから、庭の洗い場を使うのが良いのだそうです。茹でたうどんを洗っていました。絶対に洗わないといけないのだそうです(たぶん、私が取り除くことに失敗したアクか何か余計なものを落とすため)。

冷蔵庫が停電しないという環境では1玉百円もしない生のうどんを買うのが当たり前だったので気付かなかったのですが、日本のスーパーのどこかに、乾麺と呼ばれる、パスタとか素麺みたいにカラカラに乾いたうどんも、普通に売られているのだそうです。

珍しがる(=ありがたがる?)私に、貴重な乾麺を分けて下さいました。それをありがたがりながら頂きつつ、実家に、『こんな感じでカリカリに固まってて常温保存出来るうどんを大量に買って送って下さい』…と、メールを送りました。正方形の透明の袋に入っている要冷蔵のものだけがうどんではなかったんだ!と、アフリカまできて嬉しい発見をしたものでした。
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2010年01月27日

麺の常識

統計をとっている訳ではありませんが、読者の大半は主婦だと想像して書いております(主婦の目線のブログなので、共感しやすいのではないかと)。なので、みなさんは料理の基本ぐらいご存知でしょう。

芋とか人参とか、土の中にあるべき野菜は、水から茹でることが出来ます。カレーとかシチューとか野菜を煮込むようなメニューの場合は、いもやらにんじんやらを鍋の中で炒めてからそのまま水を足して煮込むと良いのだそうです(結婚する前から一人暮らしして自炊もしていたという主人に教えてもらいました)。

ほうれん草とか白菜とか、土の上にあるべき野菜は、水から茹でてはいけません。お湯が沸騰してからでないと入れてはいけないのだそうです。又、麺類も水からではなく、お湯が沸騰してから入れなければいけません。他人の失敗談から学習した私は、その手の失敗を自分でしたことがありません(自慢…か?)。

だから、素麺をゆがくことには自信がありました。主人は得体の知れない不安を抱いていたそうですが、そうめんぐらい私はゆがける気でいました。私は一人の時に麺類を茹でることがほとんどありません。何らかの事情で主人と一緒にご飯を食べることが出来ない場合、麺類でない物を作って一人で食べてきました。二人で麺類を食べる時は、いつも主人がゆでてくれました。お恥ずかしながら、私はアフリカに来るまで素麺をゆがいたことがなかったようです。

麺の基本にのっとり、お湯が沸いてからそうめんを入れ、アルデンテっぽい茹で具合になってから麺をあげて水でしめました。ミネラルウォーターで作った氷で冷やします。しっかり冷えたらのびないような気がします。そのそうめんと、熱を通した鯛のコラボレーションで、鯛麺は美味しく出来上がるはず…。

レシピ本には、そうめんを冷水でしめたら湯を用意してタイに火を通すように書いてありました。書いてある通りにすれば良かったのですが、私は横着してしまいました。『お湯ならここにあるじゃない。』そうめんをゆがいたあとの茹で汁の中に鯛を泳がせ、更にそのお湯にしょうゆ味を付けて、『タイ入りにゅうめん』を完成させてみたつもりでした。

『微妙に美味しくない!?』その理由がしばらくわかりませんでした。そうめんを茹でたあとの汁は白濁しています。アクなのか何なのか知りませんが(知ってたら使わなかったでしょう)、余計なものが茹でる段階で落とされていたようです。それを捨てずにタイに染みこませ、更には味をつけて素麺を入れたために、麺の中にも余計な何かが戻ってしまったようです。

鯛をさばく所以外に何ら難しいコツのない献立でした。味の失敗は、茹で汁の再利用にあったものと思われます。『そうめんを茹でた汁を料理に使ってはいけない』ってことを私は学習しましたが、その後、タイを頂く機会もなかったため鯛麺でリベンジすることは出来ませんでした。また、普通の素麺はやっぱり主人がゆでてくれます。学習の成果を発揮する機会がありませんが、また大きなタイを頂く機会があれば、必ずや、美味しい鯛麺を作ります!…お待ちしております。
タグ:アフリカ
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2010年01月26日

鯛と素麺

私が自力でおろしたタイのお刺身を生で頂くことを躊躇している主人は、『タイならしゃぶしゃぶをしても豪華で美味しそう!』と、主張しました。タイのエキスの染みこむおじやも美味しいかも知れません。宿舎で鯛の湯引きは食べましたが、そのお汁は頂けませんでした。

しかしながら、私は主張しました。『鯛は素麺と合うのよ!』そんな贅沢なそうめんなんて食べたことありませんが、自信がありました。私がタイをさばくのに参考にした冊子で、さばき方の次に載っていたのが、鯛の素麺レシピだったのです。贅沢品で、お祝いの席とか特別な時に出すものなのだそうです(日本の一部地域に独特の料理らしい)。

使い慣れていない食材で創作料理するのは一種の賭けになりますが、正々堂々と本に書いてあるのなら、鯛とそうめんは相性が良いに違いありません。魚介類の場合、産地によって味が違うことが多いですが、アフリカで獲れたらしいタイは、日本で食べてきたものより美味しい気がします。シンプルな味の素麺と合わせれば、より美味しさもひきたつことでしょう。

だから、タイのそうめんは絶対に美味しく出来るはずだから私にまかせてちょうだい!と、主人に主張しました。主人は、『なんかいい予感がしない』って反対しましたが。熱帯の常温放置時間が長過ぎたとは言え、ギリギリ大丈夫そうなお刺身をきちんと加熱。日本から船便で大量に送っておいたいつものそうめん。不安要素なんてありません。私は主人の反対意見を無視することにしました。
タグ:アフリカ
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2010年01月25日

刺身にはならず

とっても貴重な鯛ですが、一尾しかない物を私一人が頂いてさばいた訳ではありません。仮に一尾しかなかったなら、宿舎用として持ち帰った物を料理上手なおじさんに代表してさばいて頂くことになったでしょう。たくさん頂いたらしく、各駐在員家庭に配られただけに終わらず、宿舎には何尾も届いたそうです。

宿舎では、タイづくしメニューが振舞われました。何度も注意されたのは、尻尾を持ち上げて綺麗に盛られた鯛が二種類あることです。一つはお刺身としてそのままわさび醤油で頂くためのもの。もう一つは(当然鱗を取ったあとの)皮がついたままなので、それは湯引きして食べるようにとのことでした。

二人世帯ではお刺身だらけで食べ飽きるだろうから覚えておくといいよ、と、振舞われたタイのカルパッチョのレシピも教えて頂きました。とんでもなく大量の醤油を使うみたいです。特に鮮度の怪しい物でもこうすれば生で安全に食べられる(かも)とのことでした。

こうやって宿舎で久しぶりの鯛をたくさん生食し尽しました。なので、主人は言いました。『そもそも冷凍されていたものだし、ちょっと日も経ってるし、生も食べ飽きたし、家では火を通して食べた方がいいと思う。』って。私が三枚におろすのに(熱帯の常温で)格闘していた時間も長いですし、生で食べない意見に大賛成です。
タグ:駐在員
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2010年01月24日

刺身とアラ

魚の背骨部分、『魚』という漢字のなりたち図解…っぽい絵になりそうな形の、魚らしい骨のことですが、その骨ギリギリの所に尻尾側から刺身包丁を入れてスルーッと頭部に向かって身を切り離す様子を、私は何度も見せて頂いてました。

魚を三枚におろした経験のある方なら想像出来るでしょうが、初心者の私がスルーッと簡単におろせたはずがありません。まず、刺身包丁が簡単には骨ギリギリのスタート地点に入りませんでした。尻尾に対して垂直方向に出刃包丁を入れて、スタートラインを確保しました。

今度こそスルーッ…っていかないんですよね。魚の身もさばかれるためについている訳じゃないらしく(よく考えたら当たり前?)、なんか言うことを聞いてくれないんです。力を入れないとつっかかります。あんまり力を入れて勢いよく飛び出したら手を切りそうで怖いですし。

頭部まで到達した時には、せっかくの鯛の身がためらい傷だらけになってしまいました。表面はボロボロです。周囲には食べたら美味しいに違いないタイの身のかけらがいっぱいあります。包丁の切れ味のせいにする気はありませんでした。かなり高度の技術を要する行為だったはずです。

おじさんが綺麗に三枚におろした魚を見て、いつもみなさんおっしゃってました。『あーあ、こんなにしたら猫が怒るぞ。』って。頭部と尻尾と背びれだけの残った、魚らしい骨には、食べられそうな部分なんて残ってないじゃないかってこと。最上級の誉め言葉だったみたいです。

そういう訳で、ネコちゃん大喜びのさばき方をしてしまった初心者の私ですが、残骸をそのまま猫に寄付する訳にはいきません。ボロボロになりながらも、猫が喜ばない程度にかき出しました。『刺身として使える身』と『申し訳ないからあとからかき出して集めた身』とを比較すると、刺身部分は3分の1以下という悲しい結果に。

アラだって美味しい鯛には違いないのですから、全部お料理に活かしましたけど。せっかくまるごとのタイだったのに、もったいない食べ方をしてしまって、やっぱり申し訳なかったです。でも、まるごと料理上手な契約社員さんに持ってって、『三枚におろしてから私に返して下さい』って言うよりは、駐在妻としての誠意を見せた(←誰に?)つもりなんです。

とても他人には見せられないさばき方でしたが、主人には激戦の結果を伝えました。『ちゃんと取れた身はこれだけ。で、アラになったのがこっち。全部ありがたく頂くからね。』あんなに大きかったタイから、これだけしか刺身が取れないのか?と、驚かれました。私も自分で驚きましたからねぇ。ほんと、三枚におろすのって難しいんですってば。
タグ:駐在妻
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2010年01月23日

おさかなですもの

何度も何度も実演して頂いたから知ってまーす!頭部を出刃包丁でぶった切って身と切り離し(その下の魚らしい形の骨は、とんでもなく硬いのでちぎれる心配ご無用です)、それから身の下に刺身包丁をスルーっと入れて身を綺麗に取り出すのです!おじさんは毎回簡単にさばいていました。

都合の良いことに、解説本は鯛をさばいている写真入りでした。私の持っているタイの方が大きいぐらいですが、小さいのをチマチマさばくよりは、大きい方がわかりやすそう。前向きに受け止めました。アフリカでこんな立派なタイを食べることが出来るなんて、贅沢な話ですから。貴重な経験をさせて頂いていることにも感謝!

頭部をぶった切るのは力仕事でした。おなか部分は内臓ばかりでにがいので取り出して捨てます。哺乳類ほどではないけど、内臓ってグロテスクですね…文句を言ってはいけません!黙々とかき出します。途中で壁にぶち当たりました。エラのあたりから引っ張り出すと、勢いよく色んな臓器っぽい物がくっついて出てきました。なんだか顔の裏側の筋肉みたいなものまで…。アレは哺乳類レベルのグロさでした。ちょっとめげました。

一生懸命格闘していて気付いたのですが、台所がウロコだらけです。そう、魚には鱗がついているものらしいのです。切り身ばっかり触ってきたから忘れていました。うろこを食べる習慣は無いし、全部捨てて、食べる身と混ざらないようにしたいものですね。そう言えば…と、思い出しました。

主婦向けの月刊誌で家事のコツなど書いてある本は、実家に居た時に母が読み終えた物を何となく見ていたので、ちょっと古い情報も頭に入っております。『魚のうろこの取り方のコツ』って載ってましたね。野菜の皮をむくためのピーラーで一気に逆向きにはがしてしまえばいいとか何とか。うろこの付いた魚をさばくのは今回が初めてで、忘れてましたが。

どうやっても、まな板の上だけにはおさまらず、流し台から台所の床から、あちこちに跳んだウロコだらけになってしまいました。さばく前に庭でウロコ全部をはがしてから室内に持ち込むべきだったかも。生臭いのが飛び散って、またアリを召集してしまいそうです。もうアリには慣れましたけど。
タグ:アフリカ
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2010年01月22日

鯛を頂いた

私には魚を三枚におろすという技術がありませんでした。日本では主婦として炊事もこなしていましたが、魚は切り身を買っていました。家庭科の授業でも、魚のさばき方なんて習わなかった気がします。ちゃんと自炊していても必要ない技術…でした。アフリカに来るまでは。

主人が、何らかのコネで大きなタイを頂いてきました。お食い初めの写真に写っていた大きなタイよりも大きかったです。全皿百円のお寿司屋さんに行った時ぐらいしか食べない食材ですが、多分、鯛は高いんですよね。あんまり滅茶苦茶なさばき方してはいけない気がします。

アフリカ駐在が決まってから引っ越すまでの期間が短くて、荷造りはやっつけ気味にしていました。持っている本はひととおり送りました。その中に、新聞屋さんが毎月くれるカラーの冊子も入っていて、凝った料理をする人向けの特集があったのです。その中に、魚のおろし方が書いてありました(若い主婦向けの簡単な料理本では切り身を買ってくることが前提なので書いてありません)。

そうそう、料理の得意な契約社員さんが時々お刺身を披露して下さってました。頭部と背びれと尻尾はそのまま真ん中の魚の骨らしい形の骨とつながった状態で、表側と裏側の肉をゴッソリ取って、裏側が透けるような状態にするのが正しいさばき方のようです。ピチピチ感を漂わせるために尻尾の下に爪楊枝を入れていて、躍動感溢れる素晴らしい出来栄えでした。

見た感じ、そう難しいとは思わず、私も気軽にチャレンジすることにしました。難しいと思わなかったのが良かったのかも知れません。実は(初めての人にはとても)難しいのですが、駐在妻という立場上、こういうのを頂いたら料理しない訳にはいきませんから。

精神的な敷居が低かったのは結構ですが、写真入りのおろし方解説本を持っていたのが良かったと思います。何度も料理好きのおじさんに見せてもらってきたけど、まな板からはみ出る巨大な鯛を前にして、いざさばいて見ろって言われたら、何から始めたら良いのかわからず、途方にくれてしまいそうです。

初心者ならではの悪戦苦闘ぶりは日を改めて書きますが、これから発展途上国もしくは、魚の切り身が当たり前に売られていない国に行かれる方、今時入手しづらそうですが、さばき方の解説本を持ち込むことをお勧めします。メイドさんを雇える身分なら、メイドさんがさばき方を教えてくれるかも知れませんが(保証は出来ません)。
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2010年01月21日

所変われば研ぎ方変わる

偏見ですが、中華料理ってまずい物がほとんどないように思います。辛すぎて食べきれないってのはありますが(四川風の麻婆豆腐とか)、どれも美味しいです。かなりの偏見ですが、中国人は舌が肥えていて、まずい物を食べることにガマン出来ないのではないかと…。

(私の行く範囲で)どこの国に行っても中華料理屋を見かけるのは、美味しい物好きな中国人の皆さんが、『この土地に求める味がないなら自分で好きな料理を作ろう!』と、お店を開くせいではないかと思います。※もともと中国人の世界に占める割合が多いせいで見かけがちなだけという説もありますが。

私の(包丁が?)お世話になっている料理好きな契約社員さんは、得意分野は日本料理みたいですが、カルパッチョとか国境を越えたお料理も美味しく作って下さいます。いつもの駐在地だけでなく、(アフリカ)国内の別の地方都市にも会社が拠点を置くことになった時、滞在する宿が決まったら、そこの厨房に彼は入っていったのだそうです。

そして、自分の好きな料理を現地人シェフに徹底的に教え込んだのだそうです。なるほど、そのホテルで出されるお料理はいずれも美味しかったです。『ここのお料理は美味しいですね!』って言うと、得意気に、『全部俺が一から教えてやったからな♪』っておっしゃっていました。面倒臭いお客さんかも知れませんけど、他の宿泊客にもお料理が好評みたいですし、教えてもらうメリットの方が多いでしょう?

気をよくしたおじさんは、『そうだ、見せてもらうといいよ。』と、ホテルのママさんに私を厨房に連れて行かせました(やっぱり面倒臭い客か?)。現地語で、『包丁研ぐの見せてやれ』って言ったみたいです。ママさんが、初めて見る道具を包丁と一緒に出してくれました。

鉄製の、左手で握るように出来ているらしい、小さな刀みたいな道具。その、刃にあたる部分(直径3センチ程度の円柱形で根元にツバとツカがついている)にママさんは包丁の刃を擦りあわせました。しのぎを削るような感じで、西洋では包丁を研ぐのだそうです。砥石ほどは減らないみたいなので、便利かも知れません。持ち上げながら使うと両腕が疲れそうですが。

…と、色んな研ぎ方を見せて頂きましたが、私は瀬戸物の裏側を使うばかりです。和風の砥石も、洋風の刀みたいな形のも持っていません。仮に持っていたとしても、使わない気がします。

頻繁には使わないものって奥にしまいこんでしまいますよね。奥にしまいこむことで、ますます使わなくなってしまいます。実は、結婚する時に電化製品をまとめ買いすると、電動の包丁研ぎ機を電気屋さんで頂きました。最近引っ張り出して調べてみると…一度も使わないまま、サビて動かなくなっていました。せっかくのプレゼントなのに、すみません…。
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2010年01月14日

自宅でジュース

本来、先進国からやって来た駐在員夫人なら、果物をジューサーにかけて自宅でフレッシュジュースを作るべきなのかも知れません(…そう聞いていたので、ジューサーを買って送っておきましたが)。意外に美味しいジュースがいくらでも買えるので、私は買って済ませる派です。美味しくて1リットル100円ぐらいなら安い?

発展途上国の物価の安さを無視した私の金払いの良さが、メイドさんの主婦としての感覚を刺激していたようです。『今日はマダムにいいものを持ってきました。この国、便利で安いものがあるんです。見ていて下さい!』駄菓子屋さんで売ってたような、水で溶くジュースの素でした。

『あのっ、私、水道水は飲めないからね!』しつこいほどクドクドと主張し続けているポイントですが、メイドさんには聞き飽きられたようです。『はいはい、わかってますとも。』手作り豆腐を漬けておく水も、買ってきたミネラルウォーターですから。慣れた手つきでミネラルウォーターの入ったペットボトルを開け、ジュースを溶いてくれました。

思ったまんまでしたが…駄菓子屋さんで売ってたような、安い味がしました。『ね?ちゃんとジュースでしょ?コレが1包み10円で1リットル出来るんです。今日は私からプレゼントします。安いのでお代は結構です。マダムの買ってるジュースよりずっと安いんです。』『いいことを教えてくれてありがとう。』

主人にも飲んでもらいましたが、『まずくて飲みたくない味』…とのことでした。義理堅く、粉状のジュースを少しずつ買ってみて一人で味を試しました(主人は嫌がるので)。オレンジジュースは美味しいのがいくらでも買える環境だとまずさが際立ちます。私の味覚では、レモンスカッシュっぽいシトロン系の粉ジュースはギリギリセーフでした。

たまに溶いて使い、『ジュースの在庫がなくなったらいつでも使えるように出しているのよ』っぽいアピールとして、ジュース在庫を入れてある冷蔵庫の中の、かなり目立つ所にシトロン系粉ジュースの袋を置くことにしました。安いのは確かですが、せっかく物価の安いアフリカに来たのだから、普通の値段で美味しい物を飲むのが普通の感覚のような気もします。…せっかく教えてくれたメイドさんにそんな反抗的な意見は出来ませんが。
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2010年01月13日

ボトルのお作法

礼儀知らずな私は、大人になってもしばらく知りませんでした。きちんとしたお店に食べに行く時に知っておくべきルール。まだまだ知らないことだらけだけだとは思いますが、その一部だけ知りました。

何らかの飲み物を注文しなくてはならないようです。スープが汁物だから水分はもういらない!なんて言うのは反則みたいです。また、飲み物はボトルで頼まないとボトル入りの水を注文しろとかしつこく言われるみたいです。アフリカだけのルールかも知れませんが、せっかく高いフレッシュオレンジジュースをグラスで頼んでやったのに水なんている訳ないでしょ!気分悪い!って最初は思いました。

発展途上国では気にしなくても良いと思います。開栓するのも恐れ多いような、希少で高級なワインボトルを頼んだ時は、グラス1杯分ぐらい残しておくと気の利く人だと思われます。修行中の料理人が味を覚えるのに使ってもらえそうだからです。先輩の作ったソースの味を覚えようとしても、味見されないために?お客さん用のを出したあとは鍋にすかさず洗剤を入れられたり、料理の修業は厳しいそうです。

私はアルコールが苦手なので、レモネードなどのジュース類をボトルで注文します。2人でボトル1本は飲みきらないのが普通です。お母さんが焼いている屋台の焼き鳥屋を小学生ぐらいの女の子が手伝っていたりするので、帰る前に呼んで、『コレあげる』ってジュースの残った瓶を渡したりします。レモネードが小学生好みの味かどうかはわかりませんが、結構甘いと思うし、何だか喜んでもらえるみたいなので、私も嬉しくなります。

以上のことは、義務ではありません。最低限、ボトルは注文しないとしつこく言われて気分悪くなるとは思いますが。料金があまりに高くてそのわりに…って納得いかないお店だった時は、飲み残したジュースの入った瓶を自分で持って帰ったりします(首都の高級レストランではご法度かも?)。自宅で残りを飲んだあと、その瓶をメイドさんにあげると喜ばれます。
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2009年12月31日

万能ラーメン

もともとラーメンはあまり好きではなくて、日本人にしては食べない方だったと思います。コンビニが1軒もなく、当然、出前の制度もない発展途上国に駐在してみて初めて気付きましたが、ラーメンっていい食べ物だったのですね!食糧を買出しに行けなくても長期保存出来るタイプの物があれば、お湯を使うだけで食事が出来ます。何てありがたい食べ物なのでしょう。

そんな日本製の長期保存食材の一部(しょうゆ、インスタントラーメン、米などなど)は、会社が取りまとめて船便で送る手配をして下さいます。最初のうちは、『ラーメンなんて欲しくない』って言っていましたが、宿舎にも在庫されているインスタントラーメンで救われる機会があり(食べ物がなくなってしまっても、メイドさんがパパッと作ってくれます)、私もラーメンに頼るようになりました。病気で買い物に行けない時なんかも、主人が自分で自分のご飯を用意するのに役立ちます。

選択肢は、みそラーメン、とんこつラーメン、塩ラーメン…だったかな?何と言っても美味しいのはとんこつだと思うので、我が家ではとんこつ以外のラーメンを発注したことがありません。豚肉ってどう調理してもだいたい美味しいじゃないですか。

宿舎には、絶対にとんこつラーメンを在庫しておりません。日本人駐在員にムスリムは居ませんが、第三国から来ている駐在員の多くがムスリムで、何かの間違いでとんこつラーメンを出してしまったら大変だから(個人的には日本製カレールーにも気を遣うべきとは思いますが)。

日本人にとっては無難で慣れた味のはずのお味噌。二日酔いの朝にお味噌汁を飲むと落ち着く…なんて話も聞きますが、そんなことを思うのは日本人だけかも知れません。私のメイドさんにお味噌汁を試食してもらうと、『べえぇぇぇ!』と、本当に気持ち悪そうにしていました(ごめんね)。日本の料理番組だったかな?フランス人シェフにインスタントラーメンを試食してもらうと、『味噌の味はまずい!』って言われてました。

無難なのは塩とかしょうゆみたいですね。味がそんなに個性的でないので、入れる具や追加する調味料によって、中華風にも和風にも洋風にもアレンジ出来るようです。特に小細工しなければ、人種・国籍・宗教を問わず、誰でも食べることが出来ます。…と言っても、我が家が買うのは美味しい美味しいとんこつラーメンなんですけど。

年末の最後が安いお話ですみません。良いお年を!
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2009年11月30日

期限切れ食材

発展途上国では商店主が何食わぬ顔で賞味期限の切れた物を売りつけてくることがあります。日本企業の城下町のような所では、日本人だと認識されていると大丈夫みたいですが、私のように日本人に見られない人の場合は、相手を疑うことから始めなくてはなりません。

古い物や傷んだ物をつかまされてキーキー怒ることは何度かありました。とは言うものの、もともと小さなことにはこだわらない主義なので、賞味期限切れでも気にしないことがあります。缶詰ならもともと2〜3年もつことが前提なのかな?と思い、2〜3ヶ月過ぎても問題ないような気がします。2〜3日しかもたないものが2〜3ヶ月過ぎてたらダメだとは思いますが。

駐在してくるまでは、いくらなんでも1年以上の期限切れはダメだと思ってましたが、私を日本から連れてきて下さった一家のお子さんたち(小学生)に言われました。『知ってる?食品って古くても全然平気なんだよ。ウチで使ってるわさびチューブなんて期限1年以上過ぎてるけど、普通に使えるよ。』

正直、百円そこそこで買えるものでそんなことするのが驚きでしたが、暮らしてみてわかりました。わさびは現地で買えないので、日本に居るうちに多めに買い貯めして送ります。その消費量が計算より少なかった場合、在庫が古くなっていきます。日本でなら古い物は捨てても問題なさそうですが、入手出来ない国でそんなバチ当たりなことしていいのか?って思うと、捨てられません。

それが海外駐在員として当たり前の共通認識なのですが、当たり前に認識出来るようになるについれて、日本在住の日本人との感覚が大きくずれていくことになってしまいます。
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2009年11月29日

異臭のする小麦粉

旧宗主国(フランス)から偉い人が来るとかいう日には絶対に停電しないと確約されて電気使い放題(料金は従量制)。そんな日こそパンを焼かねば!と、奥から取り出しました。予定していたよりも消費するペースが遅くなり、在庫過多となってきた強力粉。『?!』ニオイが変でした。

控えめに言うならば、懐かしいにおい。昔住んでいた家の押入れの中のにおい?習字道具のニオイ、酸っぱく湿った臭い、カビ臭い感じ…。虫に見つからないように隠していたせいで、通気性が悪くなって変質してしまったようです。うーん、またメイドさん家の豚のエサになるのか?

パン焼き機の説明書を読み返してみました。『材料となる強力粉は新鮮なものをお使い下さい。異臭のし始めたものは変質していますので、使うと、ふくらみが悪くなることがあります。』どこにも、『お腹こわしますよ』って書いてありませんでした。

しつこく書きますが、アフリカまで来ると容易に強力粉は入手出来ません。また、電気は滅多に来ないのです。なんか…もったいないじゃないですか。発展途上国まで来たことで蓄積した下痢の経験値は、自慢出来るほどになっています。下痢が怖くて駐在妻やってられるか!と、開き直り、カビ臭い強力粉でパンを焼いてみることにしました。

見た目はまあまあ。気温が非常に高い時期だと、はみ出てしまいそうな勢いでパンがふくらみますが、乾季で特に涼しい時期だとおとなしい焼き上がりになります。おとなしい焼き上がりでしたが、ふくらみの足りなさは特に気になりませんでした。

偏見があってはいけないと思い、主人には何も言わずにシレッと出しました。当然、私も同時に食べました。味は美味しかったし、特にコレが原因と思われるような体調不良もありませんでした。物資の入手が容易な所にお住まいの方にまではお勧めしませんが、ヤバそうに見えても大丈夫なことって時々あるってことは知っておいて損しないかも知れません(得もしませんけど?)。
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2009年11月28日

停電とパン焼き機

停電が続くと冷蔵庫がただの虫除け箱に成り下がりますので、開封後は要冷蔵とされるドライイースト(発展途上国での入手は困難)は、小分けパックが便利です。使いさしは過剰に買い貯めしてきた小さなタッパーに入れて、冷蔵保存です。塩とか砂糖とかバターも製パン材料として欠かせませんが、現地調達出来ます。

朝起きてすぐに焼けたての食パンを食べるためには、寝る前にパン焼き機のタイマーをかけておく必要があります。それが途中に停電するとアウトです。機種によっては停電しても復旧出来る高級パン焼き機もあるそうですが、普通は途中で停電していると今までこねてきたのが水の泡となります。寝の浅い時に停電して、すぐに復旧した場合は、タイマーが作動する前だったからセットボタンを押すだけでパンがいつも通りに焼けるということもあります。夜通し停電するとアウト。

最初は炊飯器の横に(日本製電化製品用電圧のプラグを差込みやすい場所なので)パン焼き機を置いていましたが、アリの大群に見つけられてしまい、タイマーが作動するずっと前にたかられてアウトになったことがありました。それ以降は延長コードを使って置き場所を変えて、アリに見つからないように気をつけるように工夫しました。作動すると高温になるのでアリも近寄れないでしょう。それまでの時間を稼ぐために、毎回、場所を変えました。

水に浸って混ぜられている途中で停電でアウトになった小麦粉(不潔ではない)とか、アリにたかられてアウトになった小麦粉(キタナクないですか?)とかは、メイドさんが『仕方ないので豚のエサにしまーす♪』と、喜んで持って帰ってくれます。

停電が『たまに起こる不運なイベント』だと思われていた頃はそうしていたのですが、通電こそが『たまに起こる幸運のイベント』と思えるようになった頃、私はパン焼き機を使うことを諦めました。何時間も通電し続けないと焼き上げることが出来ないので、発展途上国では朝から焼きたてパンを食べられる可能性が低いのです。
タグ:発展途上国
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2009年11月15日

焼けなくても手作るクッキー

アフリカでさえ、リアルたこ焼きは老若男女に好評でした。そして、国籍を問わず、たこ焼き器で作った甘いお菓子はお子様に好評でした。やはり、たこ焼き器は持って来て大正解でしたね。…とは言うものの、毎回たこ焼き系の手料理しか持って来ないという訳にはいきません。

先進国の駐在員夫人たちは舌が肥えているものと思われ、砂糖とバターと卵を惜しみなく使っただけのクレープなどではごまかしが効きません。そこで私は、幼稚園ママたちの集まりに呼んで頂いた時に、手作りクッキーを持参することにしました。

諸事情が絡み合い、オーブンが使えません。でも、私のやり方ではちょっと停電している間であっても手作りクッキーが作れます。オーブントースターすら使いません。旧宗主国がフランスなので、フランス人が好みそうな食材が輸入されているお陰です。

【必要な道具】
大きなボウル
すりこぎ
クッキングシート又はアルミホイル又はラップ
包丁
まな板

【必要な材料】
クリームチーズ…8p入り三角形のを1つ分
チョコレート…60g
市販のビスケット…50g

1) 砕く
フランス製の美味しいビスケットをボウルの中で粉状になるまですりこぎ等使って砕く。

2) 溶かす
チョコレートとクリームチーズをレンジを使ったり湯煎したりして溶かす。熱帯の場合は常温でもいい感じに溶けるので、長らく放置したあと手の熱だけでも何とかなるかも。

3) 包む
1,2の材料を混ぜてホイル等に包んで海苔巻きを作るようにまとめる。

4) 切る
常温がそんなに暑くない場合は硬くなってくるので、すみやかに切り分ける。

5) 冷やす
冷蔵庫で冷やし固める。持ち込む直前まで冷やしておき、到着後早めに配る。

うまく混ぜないと市販品を砕いて混ぜて固めただけだということがバレそうですが、砕く作業を根気よくすれば、お菓子作り上手だと思ってもらえるはずです。私の場合は、『どうやって作ったの?美味しかったわ!』って言われたので、多分、バレてません。
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2009年11月13日

アフリカでもハム(気分)

発展途上国に住んでいると、ハムを入手出来ないことはよくあります。買えないなら作れば良いと思います!多分、燻製にするのが正式のやり方でしょうが、民間人の家でそこまで出来ないので、気持ちだけハムを食べている気分になれるような物を作ります。

【必要な材料】
豚バラかたまり肉…500g
A・細かくちぎったローリエ…2枚分
A・塩…小さじ2杯
A・砂糖…小さじ1杯
A・こしょう…小さじ1/2杯
サラダ油…大さじ2杯

【必要な道具】
まな板、包丁、バット2枚、フライパン、1リットルのジュース又は水、通電している冷蔵庫

1) 豚肉に調味料をすり込む。
4つに切った豚肉をバットに載せ、Aをふりかけ、指の腹ですり込む。この上にもう1枚バットを載せ、約1kgの重しを載せて冷蔵保存する。

2) 豚肉の4面を焼く。
フライパンに油を熱し、豚肉の4面をキツネ色に焼き、中まで火を通す。薄く切って器に盛る。

日本で入手出来るものに例えるなら、お歳暮に送られてくるハムのような味で、とても美味しいです。ロースハムを買えないことなんて全然悔しくなくなります。

そうそう、大事なことを書き忘れるところでした!

【必要な時間】
24時間

お暇な時にどうぞ♪ 2)で焼く前に、1晩冷蔵庫で寝かせて下さいね。
タグ:発展途上国
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2009年11月12日

アフリカのハム

これがまた美味しかったのです。どこで何を買って何を食べれば良いのかわからない状態だった駐在間もない頃、先輩マダムが連れてきて下さった雑貨屋さんが、多分、町で唯一ハムを売っているお店です。

よく言われます。『社長が首都から出張して来る時は、宿舎の和食じゃなくてここで買ったハムでサンドイッチ作ってもらって昼食にするんだって。』って。ハムでも卵でもチーズでも、日本と変わりないクオリティの物が買えそう(なイメージ)な首都在住の方が、連日召し上がるのだから、その美味しさは折り紙付きと言えます。

私も買ってみることにしました。お店の方に、『ハムが欲しい』って言うと、スライスしてもらえる仕組みですが、『どっちにする?』と、選択を迫られます。2種類あるようです。私には違いがわかりません。毎回、何となくで選びます。

味は、日本で売れるぐらいの美味しさでした。賞味期限とかお構いなしに売るお店なので、賞味期限を聞く気はありません。日本で買った主婦向けの本には、『ハムは冷凍しちゃダメです!』って書いてあったはずですが、発展途上国で細かいことは言ってられません。若干風味が落ちるかも知れませんが、買ってすぐ冷凍しておけば、しばらくしてから取り出して食べることが出来ます(食べることが出来るかどうかってのが最重要課題ですから)。

最初のうちは、スライスしてもらいたてハムを買って食べることが出来て、ロースハム(と思われる)事情に全く問題はありませんでした。ところが、連続何日間とかいう停電が起こるようになり、食糧事情がガラッと変わりました。

ハムは、カビ付きバターの入っていた透明な冷蔵ケースに一緒に入っていたものです。カビ事件直後はハムが入っているのを見かけましたが、取り扱いをやめてしまったようです。バターは紙箱の中に入っているのでカビても見苦しくはなりませんが、ラップにくるまれて丸見えのハムが傷んだら、ものすごいビジュアルになりそうです。あまり想像したくありませんが。
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2009年11月11日

回し飲みジュース

アフリカの果物は(外れパパイヤを除いて)だいたい美味しいです。この味に日本の土はよっぽどのお金を使わないと追いつけないでしょう。トロピカルフルーツ限定の話ですが…。ジューサーを持ってきたのに作るのが面倒だからって私はパック入り市販品を買って飲んでますが、絞りたてジュースは当然美味しいです。

コーヒーだけでなく手作りジュースでも、洗っている気配のないコップで回し飲みさせて若干の料金を取るという商売があるようです。確実にお腹をこわすと思われるため、自分で試す気はありません。そのジュースの色が果物の汁にしては薄いのです。当然、水(煮沸していないに違いない!)で薄められているのでしょう。水道水は無色透明無臭で、煮沸すれば日本人にさえ飲めるぐらいに清潔ですが、他人の用意した水は信用しないことにしています。

話がジュースから逸れますが、首都の老舗高級ホテルの場合、ボイラーの錆が出てきたまま補修工事をしていないため、水道水が赤く濁っています。臭いはさほど気になりませんが、強いて言うなら鉄臭い?お腹の弱い私がポットで沸かして紅茶を飲むなどしても、深刻にお腹を壊すことはありませんでした。それが気持ち悪いと思う方には、水なりジュースなりのペットボトル入りを買って飲むことをお勧めします。

日本人で、回し飲みジュースを飲んでみた人が居るので感想を聞いてみました。『味は薄かった。お腹の弱い人が飲んだらしばらくピーピーで大変。』もちろん安価で飲めますが、発展途上国での回し飲みを日本人にはお勧めしません。

かなり安価で移動出来る交通手段は乗り合いバスです(乗車する時に行き先を告げて料金交渉してから乗る仕組み)。途中下車して待たせておいて再度乗るとかいうのは反則のはずですが、お腹の弱い日本人はトイレ(山道とは言え道端…)のためにたびたび止めてもらったそうで、到着まで苦労したそうです。情報元は、一緒に飲んで大丈夫だった若き日の主人なので、この情報は確かです!
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2009年11月10日

アフリカのコーヒー

旧宗主国がフランスだから?そう言えばアフリカ産の豆を日本で取り寄せたりもしてますし?外国人も地元の人も、よくコーヒーを飲むようです。現地産と思われるコーヒーは香りが良くて駐在員には人気。主人が東京で勤めていた頃からお土産に頂いてました。お恥ずかしながら、お湯をかければ溶けるインスタントしか知らなかった私は、全然溶けない粉に首をかしげてしまいました。

コツを教わると、フィルターを使わなければならないのだそうです。残念ながら薄くしか出ないらしく、別の産地の物と混ぜて飲むと美味しいのだとか。これまた勘違いした私は、フィルターの上に溶けないアフリカ産の豆を挽いた粉と日本で売ってるインスタントコーヒーの粉を一緒に入れてからお湯をかけて飲んでいました。豚に真珠状態でした。

フランス人は熱いコーヒーをブラックで飲んでいるのでしょう。外食した時のシメで小さなコーヒーカップに入れて出されるコーヒーには何も入っていません。どちらかと言うとカフェオレが好きな私は『ミルクをちょうだい』って言うのですが、現地の牛乳事情はかなり悪いので、安定品質で安定供給されている、缶入り練乳の使いかけを渡されます。アフリカ生活を満喫したいなら、コーヒーをブラックで飲めるようにしておくべきでした。

現地の人は極度に薄味嗜好のようです。いつもよく行くスーパーの近辺で、コーヒーを飲んでいる人をよく見かけます。泥水遊びで作ったような、薄〜い色の液体で、最初は何を飲んでいるのかわかりませんでした。不純物が浮いているようにも見えて清潔感を感じません。

このコーヒー、カフェがあるとかではなくて、ウロウロ歩き回っているおじさんに現地の人が声を掛けて、おじさんの持ち歩いているコップを受け取ってついでもらい、飲み終わったらそのコップを返すシステムのようです。そして、おじさんはそのコップを洗っている気配はありません。お腹の弱い日本人は参加出来ない衛生状態と思われます。発展途上国では現地の人と同じ物を飲もうとか思わない方が良いと思います。
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2009年11月08日

おあいそ

日本に居る時は極力クレジットカード決済してポイントをかなり貯めていたのに、アフリカの地方都市ではカードを使える場所が一つもないことにガッカリしたものです。いつもニコニコ現金決済ですが、レストランのお会計は私の好きな精算方法です。

旧宗主国がフランスだからフランスのやり方をそっくり真似ているのだそうですが、両手に荷物持った状態でレジに行って財布をガサゴソ探すことを強いられることはありません。そう言えばアフリカの飲食店でレジに近づいたこともありませんね。停電の多い町なのでPOSレジに頼るお店は発電機完備のスーパー1軒を除いて無いものと思われます。

主人の場合は、ジェスチャーでサインを書く真似をします。私は物真似が苦手なのでフランス語で言います。『ラディション(勘定書)シルブプレ(下さい)』って。そうすると、荷物は椅子の上に置いたまま会計出来ます。日本ではレジの前に荷物を置く台を用意しているお店があったりもしますが、それでも財布をかばんの奥の方に入れておく癖のある私は、そこでモタモタするのが嫌でした。

フランスではお茶しただけでなくて料理も頂いたら合わせてチップを支払うのが礼儀…っぽい話を聞いたことがありますが、何か特別なことをしてもらわない限り、アフリカでチップを払った記憶がありません。物価を考えれば飲食代はぼったくりと言えるほど高いので、払う必要もないように思うのですが…自信なくなってきました…誰も払ってないから良しとしておきましょう!

追加注文したくてメニューを持ってきて欲しい時、『メニュー・シルブプレ』って言うのは間違い。なぜかフランス語で『メニュ』って言うと、『コース料理』を意味します。何を食べるか決めたかったのに突然コースが始まったら大変!『カード』や『かるた』と語源が同じと思われる『カルテ』…みたいなスペルで、『カルト』って単語がありますが、女性名詞なので『ラ』を付けて、『ラ・カルト、シルブプレ』って言うのが正解です。

目が合った店員さんに見えるように、メニューを開くという実に簡単なジェスチャーをすれば確実に持ってきてもらえるので、私は言ったことがありませんが。フランス語学習CDの中でもご飯を食べる部分の章は特に繰り返し聴いたのに、使っていないフレーズです。
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2009年11月07日

アフリカで緑茶

煎茶かほうじ茶か玉露か…(よく知らないけど)茶葉によってはかけるお湯の温度も変えるのが正解なのだとか。何かの機会で茶葉を頂くことがあれば、その都度、袋に書いてある説明を読みながら、『ちょっとだけ冷ました熱湯』だの、『60度ぐらいのお湯』だのを入れて飲んでみたものです。…日本では。

海外で新たに茶葉を入手する機会は無いものと思われ、これは持って来なくてはならないと思いました。私が駐在したての時のお土産として日本人駐在員の皆さんに配ったのがお茶のセットでした。ほらほら、懐かしいでしょ?って気持ちの押し付けでした。

しかしまあ、長いこと日本を離れて、それでいて緑茶を飲みたいなどと全く思わないとは想像しておりませんでした。我が家の場合は水やビールを飲むのが好きではないので、水分補給は麦茶(又は炭酸飲料)でしてますが、麦茶がなければ(…耐えられないかも?!)、緑茶を飲みたくなったのかも知れません。

暑いのにお湯をわかすのが、まず面倒(麦茶は昼食を作りながらメイドさんが作ってくれます)。熱い飲み物を飲みたいと思えないぐらい、熱帯は暑いです。たまにお腹を壊した時なんかは温かくて刺激の少ない物を飲みたくなるものですが、そういう時は紅茶を飲みます。紅茶は首都まで出ると美味しい輸入物が何種類も入手出来るらしく、首都在住の社長から頂いたのをありがたく頂戴しています(茶葉の選択肢は減りますが、地方でもひととおりの紅茶は買えます)。

水質とか空気もあるのか?アフリカには緑茶より紅茶がよく似合う気がします。とは言うものの暑いので、基本は冷やした麦茶かペットボトル入り炭酸飲料を飲みますね。麦茶は日本から大量に送ったもので(海外では買えないかも?)、追加購入はしてません。紅茶を飲みたいタイミング(=お腹こわした時など)よりも多めにティーバッグを頂いているので、紅茶を買うこともほとんどありません。

しかしながら、一番もらえる機会が多いのは緑茶かも知れません。契約社員のおじさんたちが、細長い銀色の袋に入った茶葉を時々下さいます。一度、『なんで緑茶なんて持ってるんですか?』って聞いたことがありました。『派遣元の規定で、世界中の日本人駐在員にこういうのを送る決まりになっているから』…熱帯では余るのだそうです。そして、我が家では自分が多めに持ってきたご挨拶用のお茶セットも含めて、緑茶が余っています。

わざわざ不要になるような緑茶を皆さんに配ってしまいました。現地の事情を知らなかったとは言え、ごめんなさーい!と、謝りたいものです。
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2009年11月03日

誰でも取り放題の木

海外駐在全般に共通するような、ちょっとボヤけた話を書き続けましたが、アフリカ臭さが抜けてしまったので、久しぶりに私の大好きなトロピカルフルーツのお話を挟んでおこうと思います。私の中ではマンゴーが王様です!人によっては別なフルーツが王様なのだと思いますが。

日本で熱帯の物を入手しようとすると、送料がかかるため、或いは、気候が違うのに国内で育てようとして設備投資がいったりして、かなり高額になりそうです。アフリカだと国内に産地があるので、安く入手出来ます。既存の果物同士を掛け合わせて人工的に作り出したものではなく、太古の昔からずっと自然に出来ていたものでしょうから、都会を離れると勝手に生えています。

外国人駐在員が住むような市街地だと、土地は(そこそこ)きれいに区画して大きな家を建ててお金持ちを住ませるのが最も有効な使い方だと思われているので、おいしいフルーツのなる木が勝手に生えているのは見かけません。近所の家の庭にたわわに実るのはよく見かけますが、今から苗を植えても収穫の頃まで駐在しているとは思えないので指をくわえて見るのみです。

主人が、『嫁さんもマンゴー大好き』って会社でアピールしておくと、遠くから来ている人が、『会社に来る途中で誰でも取り放題の木があるからいっぱい持ってきます!』って言って、本当にいっぱい持ってきてもらえたことがありました。近所なら自分でも取りに行きたかったけど、遠いのだそうです。社内の方がいっぱい取ってもまだ余りあるみたいなので、かなりの量のマンゴーが勝手に生えているのでしょう。羨ましい…。

残念ながらマンゴーの旬は限られていて、乾季の終盤から雨季の初めまでです。マンゴーの入手が難しくなってくる頃は、大雨に冷やされるほどでもない初期の雨季なので気温が下がらず、一番蒸し暑く感じます。マンゴーが終わると雨季たけなわが旬のライチが出てくるので、寂しがる必要はありませんが(産地直送ライチも、かなり美味しいです!)。

お腹に優しいのはパパイヤらしいですが、私が初めて買ってみたパパイヤがはずれパパイヤで、冬瓜みたいな味しかしませんでした。当たりパパイヤは甘くて美味しいのですが、はずれがトラウマになってしまって二度と買う気になりません。下痢しやすいって言われても、見た目よければ必ず美味しいマンゴーが、やっぱり王様です。

なぜか一般的に王様呼ばわりされるのがドリアンらしいですが、私は好きじゃありません。美味しくない以前に強烈に臭いので。遠くまで車を出してもらったことがありますが、ドリアンがたわわに実る木を私でも目につくような所で見つけたことがあります。誰も取らないようで、木の周りには落ちて無残な姿をさらすドリアンが大量にありました。

びわの実のように無臭にして甘酸っぱい物は、本気で競争しなくては取れませんが、ドリアンだと誰でも取れます。ドリアンが好きな人には、熱帯生活をお勧めしたいです。誰も実を取らないからどんどん発芽して木が増えて、ますます周辺がドリアンだらけになりそうです。…臭いですけど。
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2009年10月20日

しそ(紫蘇)を懐かしむ

梅干しの瓶の中にぎっしり埋まっているのが赤じそ。手料理のアクセントや手巻き寿司のお供に役立つのが青じそ(大葉)。…っぽい情報は、おいしねっと〜紫蘇(しそ)というサイトで学べます。世界中のしそファンの皆様は、ここで勉強させてもらって下さい。

安く買えるから私はしそが好きでした。和製ハーブというか、日本ならではの涼しい味がするし、体に良さそうだし、とてもありがたい存在。それがアフリカでは生息していないようです。気候が合わないのでしょうから、諦めていました。旧宗主国であるフランスが食通の国なせいか、香辛料のバジル(バジリコ)なら、ふりかけみたいにスーパーで売られていますが、シソ科とは言え、シソと全く同じではありません。残念です。

ある日、私はお腹を壊して寝込んでいました(発展途上国ではありがちな食あたりです)。少々調子が悪い時でも無理して宿舎に手料理持参で顔を出していましたが、来るべき日に私は行けませんでした。主人が、『妻が病気で寝込んでおりまして、手ぶらで来てしまってすみません』って言うと、料理上手な契約社員さんが、逆に主人に料理を持たせて下さいました。

お腹の調子が悪い私にピッタリ!うどん(乾燥麺を日本の家族からの託送品で送ってもらっているそうです)でした。ちゃんと茹でてあって、卵とじ状態になっている鍋ごとでした。そのまま火にかけて頂くことが出来ました。温かくて消化もよくて美味しくて、嬉しかったです。

それと一緒に、貴重な日本の食料品をたくさん頂きました。レトルト食品とかふりかけとか。男の人にはそのありがたみがわかりにくいかも知れませんね。病人だったらおかゆでも食べて寝てたらいいでしょって感覚になりがちでしょう。でも、病人と言えども主婦であることには変わりなく、それでいて国内に一軒もコンビニがないのです。宅配ピザもラーメンも来ません。家族の食事はどうするの?!ってプレッシャーが、発展途上国の主婦の場合はより重たくかかります。

『私、病気だからご飯作れないの。』こう言うしかありませんが、そんな時に、『ちょうど貴重な日本のレトルト食品頂いたことだし、ありがたく頂きましょう。』って言えます。家族の食事の心配をしなくてすみます。何てありがたいのでしょう!使うのが難しい現地製コンロではお湯も沸かせない駐在員さんもおられるそうですが、私の主人は現地製コンロでも料理出来ますけど、そこはおいておいて…。

たくさん頂いた中に、聞いたことのない名前のふりかけを見つけました。『ゆかり』って。女の人の名前みたい。どんな味がするのか楽しみにかけてみると…シソがここにあった!赤じその味がしました!(記事の最初の方でリンク貼ったしそのサイトの下の方に、『ゆかり』の説明が書いてあります)

日本のスーパーには、10枚100円の大葉だけでなく、赤じそが長期保存できる粉末状で売られていたのですね!なんで私はそんなことを日本に住んでいる時に知らなかったのでしょう。知っていれば絶対に送っていましたね。この感動をメールにしたため、主人のお母さんにおねだりして、次の託送品で『ゆかり』をタップリ送って頂きました。何ヶ月も日本を離れているのに堪能できる、赤じその味。最高です!
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2009年10月19日

アフリカの梅干し

アフリカで梅の木は見たことがありません。どこかにあるかも知れませんが、近所にはありません。なので、梅酒とか梅干とか、湿った梅は日本からの託送品でしか見かけません。

どちらかと言うと酸っぱい物が好きなので、梅干があると嬉しいです。貴重な物だから大事に食べるようにと主人に言われ、梅干をまるごと一個食べるということはしません。主人の実家から送られてきた梅干を、まず主人が半分かじり、残り半分を私がかじってます。

…お金に困って食費を削る貧しい夫婦みたいなことを、真面目に主人のお母さんにメールで報告しました。『お陰様でこんなに喜んで頂いてます』って趣旨だったのですが、次に送られてきた梅干の量は激増していました。貧乏臭いことはしないで欲しいという趣旨なのかも知れません。

一軒だけですが、乾燥梅干を売っているスーパーを知っています。メーカー品ではなくて、何も印刷されていない透明の袋に10個ぐらい入れられていて、その袋の上に値札が貼ってあります。商品名も成分表示も無し。沖縄土産の乾燥梅干とよく似ているので試しに買って食べてみると、乾燥梅干だった訳です。

長時間ドライブ(車で上京する場合、10時間以上かかります)とかしていて気持ち悪くなってきた時に、乾燥梅干を食べるとラクになれるような気がします。軽い食あたりで何も食べられないような時も、乾燥梅干なら大丈夫な気がして食べます。

日本の湿った梅干は、船便が届く時(だいたい3ヶ月以上先の話)にしか増えませんが、乾燥梅干は、在庫のある日なら近所のスーパーで買えます。いくらでも買えるので、気分が悪いとか食欲がないとかいう時には、乾燥している方を食べます。

一人1個丸ごと湿った梅干を食べると申し訳ないような気がして、主人のお母さんのお陰で在庫梅干の量が増えても、結局主人と半分こ。1週間に一度だけ半分こで頂いてきたのを、在庫が増えてからは、『3日に一個(を二人で半分こ)』という贅沢を楽しめるようになりました。

みみっちい話ですが、そんな小さなことを、発展途上国での駐在生活における『贅沢なイベント』としてありがたがり、『我ながら何やってるんだか』って思いつつも楽しんでいます。小さな疑問ですが、スーパーで買える梅干は、どこから来たのでしょうね?アジアから大量に輸入してきたのを小分けにしているのか、アフリカのどこかで梅干を食べる文化があるのか。……こんな酸っぱいもの、薄味好きな現地の人が食べる訳ないか!
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2009年10月14日

2000円オーブン

結婚してからアフリカ駐在に来るまでずっと、私は料理教室に通っていました。おかず中心でお菓子はほとんど習わなかったので、私の手作りデザートはイマイチなのですが…おかずもイマイチですね。人の入れ替わりはありますが、だいたいいつも最年少で能力の低い初心者主婦だったので、主な仕事が洗い物担当、時々煮物の見張り番という役目しかしておりませんでした。腕が上がらないのは、きっとそのせい!

それでも通う意義はありました。毎回違うレシピを持って帰れるので、おかずのレパートリーが増える一方です。ベテラン主婦が作る様子を見てから試食出来るので、トライ&エラーすることなく、最初から、『こんな大物は私には無理だな。』って諦めておくことも出来ました。だから日本で献立に悩むことがあまりありませんでした。

当然、駐在してからは料理教室なんてないので通えません。新鮮な情報も入ってこないので、手持ちの料理本をめくって色々考えることにしました。『こんな面倒臭い料理を作りたくないな。』ってパスしてきた日本料理も、外食で和食を食べられなくなってからは、一生懸命フランス語訳して、メイドさんに作ってもらうようになりました(訳する方が面倒な時は、自分で作ります)。

そんなふうに料理本を見てきたところ、かなり良さげなレシピを見つけました。(例えアフリカであっても)簡単に入手出来る食材で、短時間で調理出来て、とっても美味しそう!でも、『オーブンで10分焼く』って書いてあるのです。晩御飯を作る時にも直面してしまった、『オーブン使えない』問題…。

冷静に考えてみると、余熱なんて高度な機能がないとは言え、焦げ目をつけるのなら、オーブントースターでも出来るじゃないですか。試してみると、トースターがいい仕事をしてくれました。とりあえず焦げ目をトースターでつけておいて、温度が物足りない時は電子レンジでチンするなど、併用すれば何でも作れるような気がします。
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2009年10月11日

ぐらぐら煮えた

私の大好きなおやつ、クレーム・ブリュレとは、柔らかいプリンみたいなカスタードっぽい味の物体の表面に、飴状になっていて茶色く焦げて硬くなった物が載っている、柔らかさと硬さのギャップも楽しめるフランス菓子です。冷蔵庫で冷やしておいてもらったものを頂くのが普通です。

私がアフリカのスーパーで買ってきた、フランス製『クレーム・ブリュレの素』には、おそらく、卵とか乳製品を原材料とする粉末を耐熱性の容器の上で水なり牛乳なりで溶いて、ある程度硬くなった所に砂糖(水)をかけて焦げ目をつけるように説明してあるものと思われます(私は作ったことがないけど)。

フランス語堪能なメイドさんには、今まで一度も使ったことのないプロパンガス(電気併用)オーブン付コンロの説明書と、『クレーム・ブリュレの素』の箱を渡しました。ちゃんと読んでちゃんと使いこなしてちゃんと作ってくれているハズ…ですが、『マダム、ちょっと来て下さい。』って呼ばれました。どの器に入れるべきか、悩んでいるのかな?どれどれ?

『コレで本当にあっているのでしょうか?』何やらホカホカするオーブンの中で、ちょうど良い大きさの器に入った黄色っぽい物が…煮えたぎってます!ぐつぐつと泡立つ様子は地獄の釜のよう。表面にまぶされた砂糖も底の方に沈んでいた物体も、ごった煮になっています。私の知っているクレーム・ブリュレは、もっと違ったような気がする…。

『ちょっと見せてね。』オーブンの説明書は、もちろん横文字で書かれていて、文字の部分は理解出来ないでしょうから私は読み解きませんが、詳細な図がたくさん載っているので、何が言いたいのかだいたいわかります。『ココをひねってココを押して何分待ってココを押したのよね。』『はい、でも、箱に書いてあるとおりにはなっていません。』『ちょっと違うような気がするけど、それでもいいわ。ありがとう。』

異様に甘いけど美味しい、生暖かいおやつを食べながら、問題点を考えました。私も説明書を見ながら電子レンジ付属機能のオーブンを使ったことがありました。最初に何分か余熱しておくと、温度が達した時点でピピピピ…と鳴ります。クッキーを焼くなら、それに間に合うように天板に並べておかなくてはなりません。そうして余熱完了に間に合ったところに材料を放り込み、所定の時間そのままにして、焼き付けます。

ガスオーブンの場合、余熱までは出来たようですが(熱かったので)、砂糖に焦げ目が一つも付かないまま、材料が煮えたぎっているということは、炎を出す機能に問題があるのでしょう。目詰まり?どこに原因があるのかは、説明書を熟読してみないといけませんね。日本の電化製品なら、最後の方に、『こんな時は故障ではありません』とか、『お困りの時は』とかいう特集があったはずです。面倒臭がらずにフランス語と格闘してみることにしました。
タグ:アフリカ
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2009年10月10日

フランス菓子の素

アフリカのスーパーでは、『ホットケーキの素』を見つけた覚えがありません。言葉がよくわからないので、該当する粉が置いてあっても気付いていないだけかも知れませんが。ホットケーキの素を使った応用おやつの作り方を書いてある日本語の料理本が家にあるので頼もしい存在ですが、既に日本製の粉がたくさんあるので敢えて探しません。

それより気になる商品がありました。日本で売られているシリアル(コーンフレーク類)の箱よりちょっと小さいぐらいの大きさの箱で、美味しそうなおやつの写真が載ってるものが並んでいます。旧宗主国がフランスなので、食いしん坊のフランスマダムたちの胃袋を満たすべく、美味しいフランス菓子を簡単に作れる便利な物を輸入しているのでしょう。

私の大好きなクレームブリュレの写真が載っている箱を購入しました。もちろん、フランス語表記。パッと見てもよくわかりません。すぐ近くに並んでいる板ゼラチンを買ったことがありますが(とても便利な粉ゼラチンは発展途上国では入手出来ないのか?売ってませんでした)、解説がフランス語なので理解するのに苦労しました。要は水にひたしてから使うってだけの説明だったのですが。

クレームブリュレぐらいの大掛かりなおやつとなると、当然、解説ももっと複雑になっているはずですが、私は理解出来なくても良いのです。家に帰ったらフランス語の得意なメイドさんが居ます。この箱を渡しておいて、メイドさんに、『今日のデザートはコレでお願いね!』って言うだけで済みます。

オーブンの絵のついた説明書らしき物が、なぜか寝室の棚の中から出てきました。この説明書とお菓子の素の解説をメイドさんに読んでもらって、作ってもらえば良いのです。その日の昼ごはんは特に楽しみでした。初めて作るフランス菓子に力を注いでもらうため、おかずは簡単な物にしておきました。
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2009年10月09日

おやつの素

育児ノイローゼ気味な主婦や、一人暮らし派遣社員などしている女性に、『お菓子作りが趣味なんですー。』って言うと、高確率で反感を買います。よっぽど暇だからこそ出来る趣味であり(これが上手なら商売につなげられるのでしょうが、私の場合は誰も喜ばないような物しか出来ません)、生活するのに必死な人がそんな言葉を聞くと面白くないようです。

私は結婚することによって故郷を離れて来たものですが、何度か主人が海外出張3ヶ月という期間がありました。必死で働いている訳でもなく、近所に友達も居なくて、暇を持て余します。そんな時に何時間もかけてお菓子を作っていると、楽しいし時間は潰れるし、良いものでした。時間が余ってるなら勉強して資格とって稼げば?とか、もっともなご意見は多々ありますが、したくないことまではしたくない!ま、誰に迷惑をかける訳でもないからいいじゃないですか。

私が船便で大量に送ったのは、そんな暇つぶし対策のお菓子作り用の小道具と製菓材料でした。よくよく考えると、ちゃんと電気が来ていて(=停電することがないので通電状態が続いているという仮定)、病気になって寝込むことがなくて、時間に余裕が十分あるということが前提でした。

宿舎にお菓子を持ち込むタイミングは、私の都合を完全に無視されます。コンビニはアフリカで見かけませんし、夜間や日曜日はお店が閉まります。テイクアウトの飲食物もほとんど見かけません。体調その他の都合はお構いなしに、持ち込む義務のある日が不定期にやってきます。手間のかかるお菓子を毎回作っていられる訳ではなかったのです。

日本から送ってもらった主婦向け雑誌に書いてありました。子育て中の専業主婦が読むような本でしたが、小さいお子さんがチョロチョロしている中でもお母さんの手作りおやつを食べさせましょう!みたいな特集で色んな便利な物が登場しました。ホットケーキの素とか、レアチーズケーキの素とか、応用が利いてかなり便利そう!

書いてあるとおりに作っている限り無難な味にしかならない仕組みです。実家から私のリクエストしたお菓子の素が届いて以来、貴重な『素』を使った時に限っては、私の持ち込み料理も宿舎で大好評。100%手作りの時だけ不評というのも面白くないので、時々一発逆転を狙って完全手料理を持ち込むなど、気の強いところをつい主張してしまうのですが…。
タグ:アフリカ
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2009年09月26日

米騒動の警告

会社から船便で送ってもらえるのを待つだけの身の私でも、お米の在庫には気を遣っています。家の中にネズミもヘビも出ますし、我が家を縦横無尽に闊歩するアリの大群が容器を破壊してでも食料を襲うことも経験として知っています。…と言っても、大きなプラスティック製のフタ付きゴミ箱(新品)に米袋を入れているだけですが、効果はあるようです。

アフリカ米の価格が急騰していると聞いたことがあります。不作だったのでしょうか、仲買人が示し合わせて値上げでもしたのでしょうか。援助なのか買っているのか、東南アジアから古い古い古いお米も入ってくるようですが、現地の新米が一番美味しいのだそうです。その現地米が値上げしているとかで、私が記憶している20世紀末の米騒動を思い出しました。

会社から無料で支給されている物を横流しするなと主人に言われておりますので(よく考えたら当たり前のことですよね?)、自分で持てるサイズに小分けされている現地米を買ってきて、使用人たちへのプレゼントにしたことがあります。山盛り食べるのならあっという間になくなる量ですが、何というか、流行りの贈り物ですから(単に流行に敏感だとアピールしてみたかっただけ?)。

そんな時期に、現地情報に詳しい日本人から警告を頂きました。『最近、米の値段が上がり続けています。暴動のきっかけにもなりえますから、注意して下さい。』発展途上国には火種がいっぱいですが、食糧の問題は特に深刻です。日本のように豊かな国なら、『タイ米に粘りを出すために寒天を買ってきて一緒に炊いてみよう!』って話も出たものですが、恒常的に物資不足の国では、そんな話題は出ません。
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2009年09月25日

アフリカ米の難点

アフリカではお米を使っておかゆにすることもありますが、おかずほとんど無しで山盛りのお米ばかりを食べまくる食事というのが、現地では普通らしいです。日本米のような良い匂いが食欲を刺激する訳でもありませんし、日本米のように美味しい訳ではありません。あまり真似してみたい献立とは思いません。

特筆すべき現地米の特徴は、不純物が多いことでしょう。砂糖にしても塩にしても、特に安いものはそうですが、小石が混じっています。混じったまま炊いてしまうと、やわらかいお米を咀嚼している最中にガリゴリ…と、イヤな歯ざわりを味わいます。小石が混じっているのが当たり前ですが、イヤな歯ざわりは味わいたくないという考えも当たり前で、米を炊く前にザルにあけて小石を取り除くのが普通です。

日本大使館の領事さん(えらい人です)が、『お米を広げて石を探すっていうのも、現地の方の生活を体験出来ていいことですよね。』っておっしゃった時、返事に詰まってしまいました。企業から来た駐在員夫人の場合、『日本じゃ普通やらないような家事はメイドさんに任せよう』っていう認識があるので(そのために自腹で雇っているのですし)、石探し経験がないのが普通でしょう。

ええーっと、領事さんより楽させて頂いてすみません。私、そういうことはしたことがありません。大使さんには専属の日本人コックさんがついているはずなので、絶対に石探し経験は無いはずなのですが…万が一、あったらすみません。大使さんに限っては、無いと思います(地方に住んでいるとお会いする機会もないので、確かめようがありません)。
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2009年09月24日

お米の問題

20世紀末の話ですが、日本の庶民の食卓から、いつもの美味しいお米が消えるという騒動がありました。何かの原因で不作だったからだと聞いたように思います。毎日毎食必ずパンが食べられると思ってパンの好きな私は期待しておりましたが、実家はパン食主義ではなかったようで、細いタイ米とかカリフォルニア米などを混ぜた物を毎日食べることになってしまい、これならいつものご飯の方が良かったなぁと思ったものです。

あまり備蓄していると、古米とか古古米とか言われますし、お米を食べる国は、急に食べ物に困るリスクを抱えています。アフリカでも、お米を食べる文化はあります(お箸とかお茶碗は使いませんが)。発展途上国の場合は、日本の時のように各国のお米を買い集める資金もない場合があるので、より深刻です。

日本人駐在員の特権としてオーストラリア米(あまり日本米との違いを感じない品種)を会社から船便で送ってもらっているうちは、特に何も感じませんでした。船の中でネズミだかゴキブリだかにお米を食い荒らされた時は私たちの手元に貴重なお米が届かず、ちょっと不自由しました。当時は中国人の経営する食料雑貨店で中国米(見た目がまんまるだけど、味は日本米と大差ない)を買うことが出来たので、ちょっとお金がかかった程度で済みました。

国内でも高地まで行けば田んぼがあるらしいので、船便の供給がなくても中国米が買えなくても、米食を諦めなければならない訳ではありません。アフリカ米が買えますが、現地のお米は日本米とはだいぶ違います。食べ慣れたせいか、日本米が一番美味しいような気がします。お米を食べ飽きたから毎日パンばっかり食べる生活にしたいって言うのは、贅沢な発言だったのかも知れません。
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2009年09月23日

しょうゆのススメ

美味しいレアステーキを焼ける唯一の店を紹介して下さった方に、主人は聞いてみたことがありました。『やっぱり、現地の人用のお店のアフリカ料理って、日本人の口には合いませんよね?』って。うどんみたいに太く伸びた、水っぽいスパゲッティナポリタンを山盛り食べて満足する食文化、合わない気がします。

『あまり合わないかも知れないけど、現地料理で一番美味しいお店は、あの目立つ所にあるお店』って情報を持っていました。外国人のお客さんが入っているのを一度も見たことがなく、入るのに勇気がいったそうですが、私を誘って試してみることにしたそうです。

なるほど、現地の人用なので、どれも安いです。しかし、メニューが現地語なので、今一つピンと来ません。『牛』とか『米』とか、知ってる単語を類推して、注文してみました。安いのに一品一品の量が多いです。大きなドンブリに大量のおかゆが入っていました。

『まずい』ってことではありません。ただ、味が無いのです。漬物っぽい野菜が(韓国料理屋のキムチみたいな感じで)置いてあるので、とりあえず入れまくってみましたが、全体の量が多いので、それでも味を感じないイメージ。なぜ、テーブルの上に塩やコショウが無いのでしょう?塩さえあれば、おかゆとして成立したはずなのに…。

現地人向け現地人料理のレストランだとわかって入っておきながら、料理の味にケチを付けるのは失礼だと思いました。万一、『まずい』って日本語を知っていては気まずいので、『困ったことに味がないねー』って笑顔のまま感想を言い合いながら、食べることにしました。常識的に半分以上食べないと失礼でしょう?頑張りました。

たまに海外旅行に行こうとすると、空港で小さな容器に入った醤油をプレゼントされることがありません(ごめんなさい、どこの企業さんが下さったのか、忘れてしまいました)?なんで今から海外に行くのに和の味付けを持って行けって言うんだろうと疑問に思ったものですが、こういう時のためだったのですね。

突然、隠し持って来た真っ黒な液体を皿の上にかけられたら、お店の人はけげんに思うこと間違いなしです。それでもあの時、醤油を持ってきていれば、かなり機嫌よくご飯を食べることが出来ただろうに…って思います。海外で、イタリアンでもフレンチでも中華でもない、謎の料理店に入る時には、小分けした醤油を持っておくべきだと思います。
タグ:アフリカ
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2009年09月20日

口コミステーキ店

夕食はガツン!と食べようという話になりました。接待用の豪華そうに見えるレストランは何軒か知っていますが、相手は主人よりも前からアフリカに来ている人で、カエルが出て来てもウサギが出てきても(フランス料理店では普通の食材)驚いてくれそうにありません。

共通の知り合いである研究者がお気に入りというレストランに行くことにしました。その人は、『この州で本物のレアステーキを焼ける、唯一の店!』って絶賛しています。主人の勤務先関連の評判は、良くはないのですが、共通の知り合いを(見られてないのに)持ち上げるような形でお店が決まりました。

産地から遠いせいか?牛肉が硬くてイマイチです。だから、フォアグラなどを塗りたくったロッシーニなんて名前のついた、工夫されたステーキしか食べてきませんでした。共通の知り合いお勧めは、小細工無しのレアステーキだと言うので、レアで注文しました。

まあ、まずくはないのですが…。州内には別に美味しいお店はありますよ?主人の勤務先でそのお店の評判が悪い最大の理由は、『ほぼ必ず、お腹を壊すから!』です。お腹の弱さに定評のある私はもちろん、発展途上国滞在歴の長い研究者さんも、お腹を壊したのだそうです。日本人離れして丈夫な主人は別ですが。

衛生状態が微妙ながら、ここでは高級レストランと呼ばれるお店です。さて、お支払いは…。『私もようやく給料をもらう身分になったので!』と、先方は主張します。しかし、あのホテルを利用するような経済状態では支払いがキツイかも?『いえいえ、私も当然給料もらってますから!』と、主人も譲りません。私が居なければワリカンになっていたのでしょうか?

『早く財布を出して!』と、促され、私が主人のお金で支払いました。相手の方がちょっとだけ年上だったかも知れませんが、一年に一度も会わないお方。主人は毎日会う相手。払うったら払うって言って聞かないのを否定して機嫌を損ねて損するのは結局私だと思ったので、言う通りにしました。
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2009年09月07日

カニクリームコロッケ

ある日曜日に主人と一緒に出掛けた帰り、自宅ガレージで車から降りると、持ち手のついた白いビニール袋(日本ではスーパーでもらえますね)を持った門番が私に寄ってきました。『さっきまでメイドさん待ってたんだけど、マダムに渡してって。』何だろうと思って覗き込むと、泥と蟹が入っていました。時間がたちすぎたせいでしょうか?かには死んで動かないようです。

『家に入れておいてってさ。』鮮度は落ちてしまいましたが、泥まみれで夜中に徘徊されても困りますし、カニが死んでいたのは私にとって都合よかったかも知れません。美味しいらしいので楽しみです。重たいし、泥まみれで動いていたのだから、持ってくるのは大変だったでしょう。ありがたいことです。

さて、このかにはどうしてくれようか?ちょっといいことを思いつきました。私、カニクリームコロッケが食べたいです!難しそうだから自分で作ったことないけど。日本から持ってきた料理本のレシピを慌ててフランス語訳しました。難しいというか、面倒くさい献立です。書くのも面倒でしたが、食べたいので頑張りました。

翌朝やってきたメイドさんに、『昨日はかにをありがとう!』って言うと、『親戚が漁師だから、時々こういうのがもらえるんです。アフリカのカニ、美味しいんですよ!』とのこと。『どうさばいたら良いのかわからないから、よろしくね。今日は新しいレシピよ。』カニコロが楽しみです。

どろどろ(泥じゃなくてもっと綺麗な成分ですが)の塊に衣を付けたりで悪戦苦闘している様子でしたが、お陰でとても美味しいコロッケが出来上がりました。この国にはクリームコロッケなどという献立はないらしく、『本当にこんなに柔らかいまま揚げて大丈夫なんですか?』って不審そうに聞かれました。

私たちが、『美味しい!』を連呼しているのは喜んでくれていたようですが、不思議と、カニの差し入れは二度とありません。自分ではかにを売ってる市場に行けないし、お代はいりませんって言ってるメイドさんに、『また蟹持ってきてね!』なんて言えません。たぶん、作るのが面倒だったから、二度とカニコロは作りたくないと思われたのでしょう。…甘えてしまってごめんなさい。本当はもう一度食べたいのですが。
タグ:アフリカ
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2009年09月06日

逃げる泥んこ

私が普段使う市場は、真っ二つになった牛が木製の台の上にじか置きされている『牛肉屋』やら、半殺しにされたニワトリたちの足首につないだ紐を持って背負って歩いている『鶏肉屋』が居たりする所ですが、まだまだ駐在初心者向きです。通路は広いし敷地が狭く、欲しいと思った物を買う時の難易度が低いです。

徒歩で行くにはちょっと遠めの市場は、上級者向きだと思います。駐車しづらく、通路が狭いのでスリも多いらしく、広いので道に迷いそう。なぜか、いつもの小規模な市場は現地語で、『大きな市場』という名前で呼ばれており、上級者向きの市場が、『小さな市場』と呼ばれています。

その、『小さな市場』に一人でも(メイドさん同伴で)行けるようになった先輩マダムが、『色々と珍しい物も買えるのよ。』と、一緒に連れて行って下さいました。道中、市場のおばちゃんに、『ちょっと!ポケット狙われてるわよ、気をつけなさいよ!』なんて声を掛けられながら(悪い人も多いらしいけどいい人も居るようです)、普段の市場では買えない物を色々と見ることが出来ました。

『おいしいカニが買える所が市場のはずれにあるのよ!』と、案内して頂きました。ドロドロの塊の前におばちゃん達が座り込んでいます。先輩マダムが何か言うと、泥でいっぱいのバケツの中に手を突っ込んで袋に入れ始めました。ドロがもぞもぞ動いている…と思ったら、カニでした。

うごめくカニにバケツの中のドロを塗りたくってから、計量して値段を言います。『泥なんか付けられて損してません?』って聞いてみると、カニは泥の中に居る方が長生きできるから鮮度を保てるのだそうです。これで子供たちの大好きなカニの甲羅を使ったグラタンが作れるそうです。

『サウンジャちゃんも買うんなら言ったげるけど?』って言われましたが、泥まみれで動くカニを持って帰るのは怖いし、生きているカニをさばいたこともないので…遠慮しておきました。先輩マダムとお金のやりとりをしている隙に、バケツの中からカニが逃げ出しています。『どこまで逃げるつもりなんだろう?』と思って見ていると、おばちゃんは慣れた感じでカニを掴んでバケツの中に戻しました。
タグ:駐在
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2009年08月12日

お酢

英語のビネガーに似てちょっと違うスペルを書いて、ビネーグル。『e』で終わる単語にしては珍しく、男性名詞のようです。日本人慣れしているせいか、アフリカの一部地域では冠詞をつけなくてもフランス語を理解してもらえるので、あまり名詞の性にこだわらなくても何とかなりますが。

日本では、臭いはキツイけど掃除にも使えてエコな一品!っぽい評判を確立しつつあるようですね。石の床に酢をぶちまける人はなかなか居ないようです。塩素も安く買えますし、その方が強烈に消毒してくれそうです。私も生野菜を食べたい時は塩素で洗いますが、漬けた塩素は洗い流します。最後にミネラルウォーターで流せば、大丈夫…なはず。

生野菜を酢に漬けておけば、酢ごとお腹こわさずに食べられるって噂はあります(水道水だって飲める現地の人にはどうでもいい話ですが)。多少の殺菌効果は期待できそうですが…やはり自分のお腹を実験台にする気にはなりません。

そう欠品するものでもないので(日本人ほど酢の物が好きな人は居ないせい?)、いつでも買えると思います。別に高くもないです。でも、駐在するのなら日本から持ってくることを勧められます。日本の物の方が味が良いとかよく言います。私はお酢の味までわかりませんが、色がドぎついオレンジってのが、ちょっと気持ち悪いです(使うけど)。

買いに行くので、お酢のことをビネーグルっていうことは知っていました。私がフランス語を使う機会って買い物をする時がメインで、買うものは食材ばかり。なので、『料理の単語ならサウンジャも知ってる』というイメージが出来ていたようです。

メイドさんに、『このおかず、酸っぱ過ぎるぞ!』って言いたかった契約社員さんが、ほかに居ないので私に聞いてきました。『酸っぱいって何て言うんだっけ?』さぁ?『お酢はビネーグルですよ。』指差しながら、『あまりにビネーグル!』って言うと、笑われましたが、メイドさんには通じました。

acide…英語とほとんど一緒じゃないですか。多分、『酸っぱい』は、基本単語です。
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2009年08月11日

コンコンブル

何かの化粧水の成分表示に書いてありました。『キューカンバーエキス』って。英語の得意な方ならおわかりでしょう。キューカンバーとは…語感が似てません?キュウカンバー…。きゅうりのことです。子供の頃は冷蔵庫の中にストックされていたきゅうり揉みを日焼けで火照った顔に並べてみたりしたものです。肌に良いのかも!

私がアフリカにやってきて最初に覚えた野菜のフランス語は、『コンコンブル』でした。主人の大嫌いな食べ物なので。青臭いとか、キリギリスかカッパしか食べないハズの物をなんで人間が食べなきゃいけないんだとか言われてしまう、キューリのことです。

首都の空港から非常に遠い州に駐在するため、首都のホテルに1泊しました。ホテルの朝食はビュッフェスタイルで、特に目玉はオムレツ。注文を聞いてから好きな具を入れて焼いてくれます。『全部混ぜて入れといてね、きゅうり抜きで!』って主人がフランス語で言ってました。『サン コンコンブル』のうち、『サン』(〜抜きで)だけ聞き落とされたら困るので、用心のため、現地語でも言い直し、更には、『きゅうり嫌いだから入れないでね。』と、念押し。

私は結婚してからきゅうりを買う機会に恵まれません(臭いもダメなのだとかで、食卓に並べられません)。結婚する前は実家に居たので野菜なんて買いませんでした。…ってことは、私は一生きゅうりを買わないのかも?

宿舎には出てくるから見たことはありますが。アフリカのきゅうりは、日本にある、普通のキュウリとは全然違う外見ですが、味は大差ないと言われています。大きさがへちまよりちょっと小さいぐらい。直径8センチぐらい。皮の色は薄い黄緑色。皮は硬いので、必ず剥いて使います(調理が面倒臭そう)。内側はほぼ白色。お酢に漬けておけば生で食べられるということで、宿舎ではサラダとして出されています。

宿舎のご飯、時々当たります。『日本人のお腹はヤワだから気を付けてね』って特にお願いしている自分のメイドさんにだって、生で頂く野菜の塩素消毒は任せないで自分でします。生で頂くものにはナーバスです。宿舎のサラダは消毒してから出しているそうですが、マヨネーズ何時間常温に出してた?疑い始めると怖くなり…実は、宿舎のサラダを食べたことがありません。

宿舎のある場所が街の中ではかなり不衛生な場所で(ペスト発生地点)、お皿の上にハエがよく飛んできたりしてますし、ネズミもよく出ますし、お腹を壊す原因が野菜の消毒の仕方だけにあるとは限らないのですが。宿舎でご飯を食べるとお腹を壊しやすい気がするので、選べる限りは口に入れる物を厳選します。…無駄な抵抗かも知れません。
posted by サウンジャ at 23:00| 発展途上国アフリカでの食生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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